JPS62147413A - レンズ保持装置 - Google Patents

レンズ保持装置

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JPS62147413A
JPS62147413A JP28728585A JP28728585A JPS62147413A JP S62147413 A JPS62147413 A JP S62147413A JP 28728585 A JP28728585 A JP 28728585A JP 28728585 A JP28728585 A JP 28728585A JP S62147413 A JPS62147413 A JP S62147413A
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JP
Japan
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lens
adjustment member
radial
thrust
radial adjustment
Prior art date
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Pending
Application number
JP28728585A
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English (en)
Inventor
Noboru Yamada
登 山田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPS62147413A publication Critical patent/JPS62147413A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はレンズ保持装置に係り、特に、温度変化が生じ
た場合であってもレンズ系の性能が変らないように構成
したレンズ保持装置に関する。
[従来の技術] 上記この種のレンズ保持装置は、従来、例えば特開昭5
7−208519号公報記載の技術のごとく構成されて
いた。かかる技術は、第6図にて示すごとく、レンズ本
体lの周囲に懸垂部2を設けるとともに懸垂部2の端部
にレンズ止め部3を形設し、レンズ止め部3を鏡枠4内
同面の胴材部5に当接ししめるとともに、鏡枠4に設け
たねじ部6と螺合する押え環7を介してレンズ8を鏡枠
4に固定保持しうるように構成したものである。
上記構成においては、レンズ本体1は懸垂部2を介して
自由支持状態に保持されるので、温度変化によりレンズ
本体1が半径方向(ラジアル方向)に寸法変化してもそ
の変化を吸収しうるちのである。又1.温度変化により
屈折率が変化することにより生ずるレンズ焦点の位置ず
れを、レンズ懸垂81!2の熱膨張、収縮によって調整
しうるちのであり、温度変化によっても常に焦点位置ず
れが生じないレンズ系が得られるものである。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来技術では、温度変化によって生ずるレンズ系の
焦点位置ずれを懸垂部2により補正しているが、充分な
補正を可能とするためには懸垂部2の長さを極力長く設
定する必要がある。しかし、実用面で考えると、他のレ
ンズとの間隔による制限やコンパクト化が推進されてい
る枠構造上からして懸垂部2を長くすることは困難であ
る。
そのために、上記従来技術においては、温度変化により
生ずる焦点の位置ずれやレンズ本体lのラジアル方向へ
の変形を充分補正、吸収することができず、レンズ系の
性能の低下を招来していた。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので
あって、コンパクトな構造であって、かつ温度変化時の
焦点ずれを確実に補正しうるとともに、レンズのラジア
ル方向への変形も確実に吸収しうるようにしたレンズ保
持装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、レンズを鏡枠に固定保持するためのレンズ保
持装置にiいて、鏡枠の内周面に円周方向に沿って複数
の凹部を形設し、前記各凹部内にレンズ保持部を有する
線膨張率小なる部材よりなるラジアル調整部材を内装配
備するとともに、前記ラジアル調整部材を前記凹部に形
設された傾斜面に沿ってラジアル方向に移動自在に構成
し、前記ラジアル調整部材を線膨張重大なる部材よりな
るスラスト調整部材を介して温度変化に応じてスラスト
方向に移動自在に構成するとともに、前記ラジアル調整
部材をスラスト方向に不勢力を有する弾性押圧部を介し
て前記凹部内に固定保持して構成したものである。
[作  用  ] 上記構成においては、温度変化に応じてラジアル調整部
材がレンズを保持した状態でラジアル方向に移動すると
ともに、スラスト調整部材がスラスト方向に移動する。
このスラスト調整部材の移動により、ラジアル調整部材
が弾性押圧部を介してレンズを保持した状態でスラスト
方向に移動する。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の実施例について詳細に説明
する。
(第1実施例) 第1図(a)、(b)は、本発明に係るレンズ保持装置
10の第1の実施例を示す説明図であり、第1図(a)
は一部を省略した正断面図であり、第1図(b)はモ断
面図である。
図に示すごとく、鏡枠itの内周面には四部12が形設
してあり、この凹部12は第1図(b)にて示すごとく
円周方向に沿って3個(3m′に限定されない)等配し
て形設しである。各凹部12内には、レンズ13を保持
するためのレンズ保持部14を有するラジアル調整部材
15が内装配備してあり、ラジアル調ffi部材15は
、線膨張率の小さな材料、例えばステンレス、真鍮等に
て。
構成しである。ラジアル調整部材15を凹部12との互
の接合面は傾斜面16.17に形設してあり、ラジアル
調整部材15のスラスト方向(レンズ13の光軸方向)
への移動に伴ってラジアル方向(レンズ13の半径方向
)へも移動可能な構成となっている。
各ラジアル調整部材15におけるスラスト方向の一端部
には、線膨張の大きな材料、例えばアクリル、ポリカー
ボのナチュラル、ナイロン等より構成されたスラスト調
整部材18を嵌着、固定するための凹部19が形設して
あり、凹部19には、スラスト調整部材18の一端部が
嵌着、固定されている。スラスト調整部材18の他端部
は。
凹部12のスラスト方向上面と当接しである。
又、各ラジアル調整部材15におけるスラスト方向の他
端部には、調整ばね20を受けるためのばね受は部21
が形設してあり、このばね受は部21と凹fi12のス
ラスト方向下面との間には圧縮コイルばねのごとき調整
ばね(弾機又は弾性押圧部)20が弾装しである。即ち
、ラジアル調整部材15は、温度変化に応じて伸縮する
スラスト調整部材18を介してスラスト方向に移動自在
に構成されるとともに、スラスト方向に付勢力を有する
調整ばね20を介して凹部12内に押圧固定保持される
構成となっている。
レンズ13は、各凹部12内に配備されたラジアル調整
部材15のレンズ保持部14に支持されるとともに、レ
ンズ13外周面とラジアル調整部材15におけるレンズ
外周面との間に介装される接着剤(図示省略)を介して
接着固定されるようになっている。
次に、上記構成にともづく作用について説明する。
レンズ系の使用環境の変化により温度が常温から高温に
変化した場合には、スラスト調整部材部材18が膨張し
、ラジアル調整部材15が第1図(a)において下方向
に移動せしめられる。又、レンズ13も半径方向に膨張
するために、ラジアル調整部材15が矢印23方向に移
動せしめられ、ラジアル調整部材15は傾斜面16.1
7を介して矢印23方向に移動するとともに下動せしめ
られる。従って、レンズ13の膨張時にレンズ13に不
当な力が作用することがなく、レンズ13内に歪が生ず
ることはない、又、レンズ13は、ラジアル調整部材1
5を介してスラスト方向にも移動するので、温度変化に
よる屈折率変化によって生ずる焦点の位置ずれを、レン
ズ13の前後に配置されたレンズ(図示省略)との間の
空気間隔を変えることにより補正することができるので
ある。
又、レンズ系の使用環境の変化により温度が常温から低
温に変化した場合には、スラスト調整部材18が収縮し
てラジアル調整部材15が第1図(a)において上動す
る。又、レンズ13も半径方向に収縮するので、ラジア
ル調整部材15が矢印23とは反対方向に移動するとと
もに、傾斜面16.17の作用により斜め上方向に上動
せしめられ、これにより焦点の位置ずれを補正しうるち
のである。
以上のように1本実施例によれば、極めてコンパクトな
構成にして温度変化時の焦点の位置ずれを確実に補正し
うるとともに、レンズのラジアル方向への変形を確実に
吸収して歪の発生を防止することができ、温度変化の際
にもレンズ系の性能が変らないように補正しうるちので
ある。
(第2実施例) 第2図は、本発明に係るレンズ保持装置10の第2の実
施例を示すものである0本実施例の特徴は、レンズ13
の外周部にレンズ縁部24を設け、このレンズ縁部24
をラジアル調整部材15に接着固定して構成した点であ
る。その他の構成は、第1図(a)、(b)に示したも
のと同一であるので、同一部材には同一符号を付して説
明を省略する。
上記構成によれば、第1実施例の作用、効果に加えて、
レンズ組付は時のレンズの保持をより容易にすることが
できるものである。
(第3実施例) 第3図は1本発明に係るレンズ保持袋′l1lOの第3
の実施例を示すものである0本実施例の特徴は、ラジア
ル調整部材15におけるばね受は部25をスラスト方向
に適宜深さに凹設し、このばね受は部25内に調整ばね
20と調整ポール26を内装して構成したものである。
調整ポール26は、鏡枠11の凹部12に形設された傾
斜面27に沿って転接しうるように構成してあり、ラジ
アル調整部材15のラジアル方向及びスラスト方向への
移動がスムーズに行なえるよづに構成しである。その他
の構成は、第1図(a)、(b)にて示したものと同様
であるので、同一部材には同一符号を付してその説明を
省略する。
上記構成によれば、第1実施例の作用、効果に加えて、
ラジアル調整部材15のラジアル方向及びスラスト方向
への移動がよりスムーズとなるものである。
(第4実施例) 第4図は、本発明に係るレンズ保持装置lOの第4の実
施例を示すものである0本実施例の特徴は、第1図(a
)にて示した構成において、ラジアル調整部材15にス
ラスト押え部28を付設構成し、レンズ13とラジアル
調整部材15間に自由度を持たせて構成した点にある。
スラスト押え部28は、ラジアル調整部材15への接着
、カシメつめの設置、押え環1弾性押え環(ラジアル調
整部材15に四部を設け、この四部に嵌合する凸部を押
え層側に設けて圧入することにより構成する)等に構成
する。その他の構成は、第1図(a) 、(b)にて示
したものと同一であるので、同一部材には同一符号を付
して説明を省略する。
上記構成においても、第1実施例と同様の作用、効果を
奏しうるものである。
(第5実施例) 第5図(a)、(b)は1本発明に係るレンズ保持装置
10の第′5の実施例を示すものである1本実施例の特
徴は、第2実施例と同様にレンズ13の外周部にレンズ
縁部24を全周もしくは3ケ所以上に等配して設けると
ともに、このレンズ縁部24の外周面部にアンダーカッ
ト部29を設け、ラジアル調整部材15を二色成形によ
って形成したり又は、接着して構成した点である。又、
他の特徴は、ラジアル調整部材15を調整部材本体30
とばね足部31とより構成し、前記第1実施例〜第4実
施例における調整ばね20を不要化とした点にある。そ
の他の構成は、第1図(a)、(b)又は、第2図にて
示したものと同様であるので、同一部材には同一符号を
付してその説明を省略する。
上記構成によれば、第1実施例の作用、効果に加えて、
部材の省略化、コンパクト化が図れるとともにレンズ組
付は作業の簡素化が図れる利点がある。
なお、上記各実施例においては、ラジアル調整部材15
と傾斜面17との間及びスラスト調整部材18と凹部1
2の上面との間に摩擦減衰部材(図示省略)を介装して
構成してもよいのは勿論である。摩擦減衰部材の介装手
段としては、塗布、シート挿入等によればよい。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、使用環境の温度変化によ
って生ずるレンズの形状変化(膨張、収縮)と材質的変
化(屈折率の変化)による焦点の位tずれを補正するこ
とができ、温度変化によってもレンズ系の性能が変らな
いレンズ保持装置を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明に係る装置の第1の実施
例を示す正断面図、平断面図、第2図は本発明に係る装
置に第2の実施例を示す正断面図。 第3図は本発明に係る装置の第3の実施例を示す正断面
図、第4図は本発明に係る装置の第4の実施例を示す正
断面図、第5図(a)、(b)は本発明に係る装置の第
5の実施例を示す正断面図、平断面図、第6図は従来技
術の説明図である。 11・・・鏡枠 12・・・四部 13・・・レンズ 14・・・レンズ保持部 15・・・ラジアル調整部材 16.17・・・傾斜面 18・・・スラスト調整部材 20・・・調整ばね 31・・・ばね足部 第1図 (a) (b) 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 レンズを鏡枠に固定保持するためのレンズ 保持装置において、前記鏡枠の内周面に円周方向に沿っ
    て複数の凹部を形設し、前記各凹部内にレンズ保持部を
    有する線膨張率小なる部材よりなるラジアル調整部材を
    内装配備するとともに、前記ラジアル調整部材を前記凹
    部に形設された傾斜面に沿ってラジアル方向に移動自在
    に構成し、前記ラジアル調整部材を線膨張率大なる部材
    よりなるスラスト調整部材を介して温度変化に応じてス
    ラスト方向に移動自在に構成するとともに、前記ラジア
    ル調整部材をスラスト方向に付勢力を有する弾性押圧部
    を介して前記凹部内に固定保持して構成したことを特徴
    とするレンズ保持装 置。
JP28728585A 1985-12-20 1985-12-20 レンズ保持装置 Pending JPS62147413A (ja)

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JP28728585A JPS62147413A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 レンズ保持装置

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JP28728585A JPS62147413A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 レンズ保持装置

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JPS62147413A true JPS62147413A (ja) 1987-07-01

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ID=17715413

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JP28728585A Pending JPS62147413A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 レンズ保持装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5517363A (en) * 1994-02-28 1996-05-14 Sigma Koki Co., Ltd. Triple engagement optical element holder
JP2006039319A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Sumitomo Heavy Ind Ltd レンズ保持機構、及びレンズ枠体
KR100628410B1 (ko) * 1999-02-27 2006-09-28 칼 짜이스 에스엠테 아게 조정 가능 어셈블리
US9910240B2 (en) 2014-05-20 2018-03-06 Denso Corporation Lens module for imaging apparatus

Cited By (5)

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JP2006039319A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Sumitomo Heavy Ind Ltd レンズ保持機構、及びレンズ枠体
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DE102015208276B4 (de) * 2014-05-20 2018-10-11 Denso Corporation Linsenmodul für einen abbildungsapparat

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