JPS62145435A - コンカレント処理命令を有するマイクロプロセツサ - Google Patents

コンカレント処理命令を有するマイクロプロセツサ

Info

Publication number
JPS62145435A
JPS62145435A JP28849585A JP28849585A JPS62145435A JP S62145435 A JPS62145435 A JP S62145435A JP 28849585 A JP28849585 A JP 28849585A JP 28849585 A JP28849585 A JP 28849585A JP S62145435 A JPS62145435 A JP S62145435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
processing
program
execution
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28849585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0642206B2 (ja
Inventor
Hiroshi Mizuguchi
博 水口
Tadashi Kunihira
国平 宰司
Toshihiko Sakai
堺 俊彦
Yutaka Oota
豊 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP60288495A priority Critical patent/JPH0642206B2/ja
Publication of JPS62145435A publication Critical patent/JPS62145435A/ja
Publication of JPH0642206B2 publication Critical patent/JPH0642206B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なマイクロプロセッサの命令セットの構成
に関し、特に、データ処理効率の高いマイクロプロセッ
サを実現するものである。
従来の技術 近年、ノイマン方式のマイクロプロセッサはあらゆる方
面で多用されており、その構成としては、順次実行され
る命令群からなるプログラムを格納するプログラム格納
手段と、ディジタルデータの読み書きが可能なデータ格
納手段と、ディジタルデータの演算を実行する演算手段
と、前記データ格納手段の入出力端子と前記演算手段の
入出力端子を接続するデータバスと、前記プログラム格
納手段から送出される命令に基づいて前記データ格納手
段と前記演算手段の動作をコントロールするコントロー
ル手段と、命令の実行タイミング信号を発生するタイミ
ングジェネレータと、前記タイミングジェネレータの出
力に基づいて前記プログラム格納手段に格納された特定
の命令を選択する命令選択手段を備えていることに特徴
づけられる。
また、その代表的な構成が特公昭5B−33584号公
報(以下、文献1と略記する。)に示されている。
発明が解決しようとする問題点 ところで、前記文献1に示されるようなノイマン方式の
マイクロプロセッサはあらかじめ定められた順序にした
がってデータの処理を実行していくために、プログラム
が膨大になるにつれて非同期で入力される外部データの
取り込みやそれに基づくデータの処理のサイクルが長く
なるという問題を有している。このような問題に対して
、従来は割り込みという手段を用いたり、データフロー
マシンに代表されるような非ノイマン方式のプロセッサ
が用いられてきた。しかしながら、割り込み手段を用い
る方法では、割り込みチャンネル数が増加するほどプロ
セッサ自身が割り込みサービスルーチンを開始するため
の手続き処理に多くの時間を費やすことになり、データ
の処理効率が悪化する。また、データフローマシンでは
、一般に、数値データに処理情報が付加されて巡回する
ためにシステムが大規模化する。
問題点を解決するための手段 前記した問題点を解決するために本発明のマイクロプロ
セッサは、命令の実行タイミング信号を発生するタイミ
ングジェネレータの出力に基づいてプログラム格納手段
に格納された特定の命令を選択する第1の命令選択手段
と、前記第1の命令選択手段による命令の選択に続いて
前記タイミングジェネレータの出力に基づいて前記プロ
グラム格納手段の命令を逐次選択して第1の処理ループ
を形成する第1の命令選択手段と、前記第1の命令選択
手段によって選択された命令によって指定さ祢た開始位
置から格納された命令を選択して前記第1の処理ループ
に対してコンカレントな関係にある第2の処理ループを
形成する第2の命令選択手段とを具備し、前記第1の処
理ループ内で実行され、前記第2の処理ループにおける
プログラムの実行開始アドレスを指定したのちにそのプ
ログラムの終了を待つことなく次の命令の実行を開始せ
しめる命令を有してなるコンカレント処理命令を有して
いる。
作用 本発明では前記した構成によって、データ処理効率の高
いマイクロプロセッサを得ることができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図Aは本発明の一実施例におけるマイクロプロセッ
サの構成図を示したものであり、順次実行される命令群
からなるプログラムが格納されるプログラマブルロジッ
クアレイ (図中においてPLAなる略記号で示されて
いる。以下、PLAと略記する。)100と、ディジタ
ルデータの読み書きを行うランダムアクセスメモリ (
図中においてRAMなる略記号で示されている。以下、
RAMと略記する。)200およびレジスタファイル2
50と、ディジタルデータの算術および論理演算を実行
する第1の演算器(一般にはALUなる略記号で示され
る。)300および第2の演算器350と、前記RAM
200および前記レジスタファイル250の共通の入出
力端子と前記演算器300. 350の入出力端子を接
続するデータバス400と、前記PLA 100から送
出される命令に基づいて前記RAM200、レジスタフ
ァイル250と前記演算器300゜350(7)e作ヲ
コントロールするコントロールバス450と、外部クロ
ック入力端子10に供給されるクロック信号をもとに命
令の実行タイミング信号を発生するタイミングジェネレ
ータ(図中においてTGなる略記号で示されている。)
500と、前記タイミングジェネレータ500の出力に
基づいて前記PLA100に格納された特定の命令を選
択する第1のプログラマブルカウンタ(図中においてP
CIなる略記号で示されている。)600と、前記第1
のプログラマブルカウンタ600による命令の選択に続
いて前記タイミングジェネレータ500の出力に基づい
て前記PLA100の特定の命令を選択する第2のプロ
グラマブルカウンタ(図中においてPO2なる略記号で
示されている。)650と、前記第2のプログラマブル
カウンタ650によって選択されて実行されるプログラ
ムの開始位置が前記第1のプログラマブルカウンタ60
0によって選択された命令によって格納されるウィンド
ウ700を備えている。また、前記タイミングジェネレ
ータ500の出力信号がクロック信号として供給される
16ビツトのカウンタ800と、前記カウンタ800の
カウント値を前記データバス400に送出するためのス
イッチ回路900と、前記カウンタ800の特定のビッ
ト出力信号と前記第1のプログラマブルカウンタ600
の特定のカウント値を示す出力信号(例えば、[000
・・・00]をデコードする出力信号、)の周波数比較
を行って、プログラムが無限ループに突入したときなど
に前記第1のプログラマブルカウンタ600と前記第2
のプログラマブルカウンタ650をリセットする周波数
比較器1000を備えている。さらに、前記タイミング
ジェネレータ500の出力信号をクロック信号とし、外
部信号入力端子20に印加される信号のエツジが到来し
たときもしくはプログラムによってスタートさせられた
ときに動作するタイマー1100と、前記タイマー11
00の出力信号によってマスターラッチ部のデータがス
レイプラッチ部に転送されるマスタースレイプ形式の出
力ポート1200と、前記データバス400に送出され
るデータを取り込んでアナログ電圧に変換スるD−Aコ
ンバータ1300と、前記コントロールバス450に送
出される指令にしたがって前記データバス400に特定
のデータを送出する読みだし専用メモリ (図中におい
てROMなる略記号で示されている。以下、ROMと略
記する。) 1400と、前記RAM200および前記
レジスタファイル250のアドレスを選択する(前記R
AM200および前記レジスタファイル250はたがい
に異なるアドレス上に配置されている。)アドレスデコ
ーダ1500ならびに前記ROM1400のアドレスを
選択するアドレスデコーダ1600を備えている。なお
、入力コントローラ1700は、外部信号入力端子30
.40.50゜60、70.80に印加される入力信号
のエツジが到来したときに、その時点のカウンタ800
のカウント値をレジスタファイル250の中の特定のレ
ジスタに転送させる(同時に複数の入力信号のエツジが
到来したときには、複数のレジスタが選択される。)と
ともに、図示されてはいない入力信号受は付はフラグを
セットする機能を有している。
つぎに、第1図Bは、PLAlooと第1のプログラマ
ブルカウンタ600および第2のプログラマブルカウン
タ650ならびにウィンドウ700の接続関係を示した
ブロック構成図で、PLAlooは第1のプログラマブ
ルカウンタ600と第2のプログラマブルカウンタ65
0によって交互にアドレッシングされ、前記PLA10
0からのコントロール信号とアドレス選択信号はローカ
ルバス150を介してウィンドウ700と前記第1のプ
ログラマブルカウンタ600および前記第2のプログラ
マブルカウンタ650に供給される。前記ウィンドウ7
00は第1および第2のアドレス格納エリア710.7
20(以後の説明ではこれらを総称してアドレス格納ブ
ロックという。)と、これらのいずれかを選択するポイ
ンタ730と、アドレス格納ブロックに空きエリアがな
くなったときにそれ以上のアドレスの格納を拒否するり
ジェクションフラグ740を有している。なお、前記ポ
インタ730によって選択されたアドレス格納エリアか
らのアドレス情報はウィンドウバス750を介して前記
第2のプログラマブルカウンタ650に供給される。
以上のように構成されたマイクロプロセッサについて、
第1図A、Bに示した構成図と、第2図に示した主要部
のタイミングチャートによりその動作を説明する。
まず、第2図Aは第1図への外部クロック入力端子lO
に供給されるクロック信号波形を示したものであり、第
2図Bはタイミングジェネレータ500を介してカウン
タ800およびタイマー1100.入力コントローラ1
700に供給されるクロック信号波形を示したものであ
り、第2図C,Dはそれぞれタイミングジェネレータ5
00を介して第1.第2のプログラマブルカウンタ60
0. 650に供給されるクロック信号波形を示したも
のである。また、第2図EはPLAlooからコントロ
ールバス450に送出される命令の実行サイクルを表し
ている。さらには、第2図Fはデータバス400に送出
されるデータの切り換えサイクルを表している。
つまり、第1のプログラマブルカウンタ600によって
PLAlooの特定の命令が選択されて、第2図EのM
記号を付したタイミングにおいてコントロールバス45
0にその命令が送出された後に、第2のプログラマブル
カウンタ650によって選択された命令が、第2図Eの
S記号を付したタイミングにおいてコントロールバス4
50に送出されることになる。第2図Fに示されたデー
タバス400の切り換え期間が第2図Eに示されたコン
トロールバス450のそれに比べて半分になっているの
は、第2図Bの信号波形がアクティブレベルにある期間
を入力コントローラ1700によるカウンタ800のカ
ウント値のレジスタファイル250への転送に割り当て
ているためである。なお、第1.第2のプログラマブル
カウンタはそれぞれ第2図C,Dの矢印を付したエツジ
においてカウント値を更新させられるが、第2図Eにお
いて、実際に命令がコントロールバス450に送出され
るタイミングが半周期遅らされているのは、PLAlo
oでの遅延マージンを考慮したためである。
さて、第2図のタイミングチャートは従来からも実施さ
れている2系統のコンカレントな処理ループ、つまり、
厳密な意味での並列処理ではないが、データバスを共用
するために時分割による異なるプログラムの同時処理を
示しているが、本発明の特徴は、第2のプログラマブル
カウンタ650によって選択されて実行されるプログラ
ムの開始位置、すなわち開始アドレスが第1のプログラ
マブルカウンタ600によって選択された命令によって
決定され、前記第1のプログラマブルカウンタ600は
前記第2のプログラマブルカウンタクロ50によって選
択されて実行されるプログラムの終了を待つことなく次
の命令を選択せしめる特別の命令を有している点にある
本発明によるマイクロプロセッサにおけるデータ処理の
概念を第3図に示したデータ処理フローに基゛づいて説
明する。
第3図は、第1のプログラマブルカウンタ600によっ
て選択されて実行される命令群と第2のプログラマブル
カウンタ650によって選択されて実行される命令群の
連鎖関係を図式化したものであり、ml、m2.m39
m4.ms、m6はそれぞれ第1のプログラマブルカウ
ンタ600によって実行される命令群であり、s2.s
4+  s5.s6はそれぞれ第2のプログラマブルカ
ウンタ650によって実行される命令群である。
さて、第1のプログラマブルカウンタ600によるプロ
グラムの実行が第3図のa点からスタートしたとすると
、まず、命令群m1が実行され、処理は命令群m2に移
行するが、命令群m2において、あたかも従来のサブル
ーチンコールのような形で第2のプログラマブルカウン
タ650によって命令群S2が起動される。ただ、従来
のサブルーチンコールと異なるのは、第1のプログラマ
ブルカウンタ600は命令群m2において命令群s2を
起動させた後に命令群32における処理の完了を待たず
に残りの命令を実行し、続く命令群m3での処理に移行
する点である。同様にして、命令群m4.m5.m5に
おいて命令群’94s  a 5+  36が呼び出さ
れるが、これらの命令群における処理を待つことなく第
1のプログラマブルカウンタ600による命令の実行は
一巡してa点に戻る。
これによって、比較的多くの処理時間を必要とする処理
を命令群32〜s6からなる外側のループに配置してお
けば、命令群m1〜m6からなる内側のループにおける
処理は短い時間で一巡する。
したがって、外部信号のエツジが到来したか否かのセン
ス処理などの即断性を要する処理を内側のループで行え
ば、短い巡回サイクルで判断処理が次々と実行できるこ
とになる。
ただ、このようなデータ処理フローでは必然的に外側の
ループの処理に多くの時間を要することになるので、外
側のループでのデータ処理速度が内側でのそれに比べて
十分に高くないと、全体としてのデータの処理効率は低
下する。例えば、外側のループでのデータ処理速度が内
側でのそれと同等であれば、命令群S2を実行している
間に内側のループでの処理が何回も繰り返されることに
なるが、内側のループにおいて命令群m6の実行が完了
した直後に命令群$2の実行が完了したとすると、命令
群m1の実行が行われている間は外側での処理は休止状
態となって処理効率が低下するだけでな(、命令群m2
において再び命令群$2が起動された場合には、命令群
s 4+  s 5+  s6を一度も実行することな
く命令群S2を続番すで2口実行してしまうことになる
第1図に示した本発明のマイクロプロセッサでは第2の
プログラマブルカウンタ650によって次に実行される
プログラムの開始位置をアドレス格納ブロックに格納し
ておくとともに、その空きエリアがなくなったときには
以後の新たなアドレスの格納を拒否するりジエクション
フラグ740を用意することによって前記した問題を解
決している。
すなわち、PLAlooにおいて無条件ジャンプ命令や
条件ブランチ命令が選択されたときには、ローカルバス
150を介して第1.第2のプログラマブルカウンタ6
00. 650に直接アドレス選択信号が送出されるが
、第3図の内側の処理ループを実行する第1のプログラ
マブルカウンタ600によって外側の処理ループの命令
群が起動されたとき、ローカルバス150を介してPL
Alooから送出されるアドレス選択信号はウィンドウ
700に導かれ、第2のプログラマブルカウンタ650
が動作中でなければ、そのままウィンドウ700を通過
して第2のプログラマブルカウンタ650のプリセット
データとなるが、第2のプログラマブルカウンタ650
が動作中の場合には、ポインタ730の指す側のアドレ
ス格納エリアにアドレス情報を格納したうえでポインタ
730の出力を反転させる。なお、このとき、ポインタ
730の指した側のアドレス格納エリアには既にアドレ
ス情報が格納されている場合にはリジェクションフラグ
740がセットされて以後のアドレス選択信号の受付が
拒否される。
一方、第3図の外側のループを構成する各命令群の最後
には終了命令が置かれるが、PLAlooからこの終了
、命令が送出されると、第2のプログラマブルカウンタ
650には第1.第2のアドレス格納エリア710. 
720のうち古い方のアドレス情報(ポインタ730と
リジェクションフラグ740の出力状態から判別できる
。)が転送され、そのデータが[OO・・・000]で
なければプリセットされたうえで、転送したアドレス情
報を格納していたアドレス格納エリアがクリアされ、さ
らに、リジェクションフラグ74Gはリセットされる。
このようにして、第3図の外側の処理ループにおける各
命令群の実行に多(の時間を要したとしても、第2のプ
ログラマブルカウンタ650は内側の処理ループから起
動された順序にしたがった各命令群を次々と実行してい
くことができる。なお、第1図Bに示した例ではウィン
ドウ700がアドレス格納エリアを2ケ所しか有してい
ないので、現在実行中の命令群も含めて3種類の命令群
のバッファリング能力しかないが、多くの場合、外側の
処理ループに配置される命令群は、一度処理が終われば
続いて起動されることは少なく (第3図のデータ処理
フローそのものが、リアルタイム性を要求される命令群
を内側の処理ループに配置することを示している。)、
あまり支障はない。また、バッファリング能力を高める
ために、ウィンドウ700のアドレス格納ブロックのエ
リアを増加させたり、第3図の外側の処理ループと同様
の第3゜第4の処理ループを増設することも可能である
さて、第1表は第1図に示したマイクロプロセッサに適
用される命令セットの一覧表を示したものであるが、こ
こでは、[NOP] 、  [LOOP] 。
[AND] 、  [OR] 、  [SHR] 、 
 [ADD] 、  [JMP] 。
[JZ] 、  [JNZ] 、  [JC] 、  
[JNC]などのスタンンダードな命令については最も
一般的な二−モニックの呼称(インテル社の16ビツト
マイクロプロセツサ8086の二一モニックに準じてい
る。)を用いている。
第1表において、[FCAL]命令が第2の処理ループ
、すなわち第3図の外側の処理ループに特定のプログラ
ムの実行を委託する命令であり、具体的にはこの命令が
選択されると、第1図のウィンドウ700を構成するア
ドレス格納ブロックに空きエリアがあれば命令コードの
第1のバイトの下位4ビツトと第2のバイトによって生
成されるアドレスを第1図Bのポインタ730の指す側
の空きエリアに格納し、空きエリアがなければリジェク
ションフラグ740をセットする。
これに対して[5CAL]命令は外側の処理ループに特
定のプログラムの実行を委託する点においては[FCA
L]命令と同じであるが、この命令が選択されると第1
図の内側の処理ループの進行はその時点で停止し、ウィ
ンドウ700を構成するアドレス格納ブロックに予約さ
れている全てのプログラムの実行が終了した時点でES
CAL]の命令コードの第1バイトの下位4ビツトと第
2バイトによって生成されるアドレスに配置されたプロ
グラムを実行し、[5CAL]命令によって開始された
プログラムが終了した時点に内側の処理ループの進行が
再開される。したがって、[5CAL]命令は一般のサ
ブルーチンコール命令と同等の扱いをすることができ、
また[5CAL]命令はアドレス格納ブロックの空きエ
リアの有無に関わらず必ず実行されるので内側の処理ル
ープと外側の処理ループの同期をとるために利用するこ
ともできる。
なお、[END]命令は[FCAL]あるいは[5CA
L]命令によって開始されるプログラムの最後に置かれ
る命令で、第2のプログラマブルカウンタ650によっ
てこの命令が選択されるとアドレス格納ブロックにその
開始アドレスが格納されている次のプログラムの実行に
移行するとともにポインタ730の出力状態を反転させ
る。
このように[FCAL]命令とその実行手段を備えるこ
とによって、それぞれがマスター、スレイプの関係にあ
る2系統の処理ループに配置された別々のプログラムを
コンカレントに実行させることができる。もちろん、第
1図に示されたシステムはワンチップICとして実現で
きるので、システムの規模を大きくすることなく容易に
コンカレント処理のできるプロセッサシステムを構築す
ることができる。
なお、第1図Aに示した構成図において、演算器300
と演算器350の2個の演算器が用意されているが、前
記演算器300は、第3図の内側の処理ループにおいて
主としてデータの加算および減算を行い、前記演算器3
50は外側の処理ループにおいて乗算を主体にした演算
を行う。内外の処理ループのためにそれぞれほぼ専用の
演算器を用意しているのは、加算器を用いた乗算などを
実行するときに外側の処理ループで頻繁に加算器を使用
した場合にデータのシフト操作やキャリーの処理が複雑
となり、それに伴ってハードウェアの負担が重くなるの
を回避するためである。
なお、実施例においては前記プログラム格納手段として
唯一のPLAlooを用い、前記第1.第2の命令選択
手段としてそれぞれ第1.第2のプログラマブルカウン
タ600. 650を用いているが、前記第1の命令選
択手段によって命令が選択される第1のプログラム格納
手段と、前期第2の命令選択手段によって命令が選択さ
れる第2のプログラム格納手段を用いてもよく、さらに
、命令選択手段は第1のプログラマブルカウンタ600
による方法ダけでなくアドレスラッチと加算器の組み合
わせなどによっても構成できる。
発明の効果 本発明のマイクロプロセッサは以上の説明からも明らか
なように、第1の処理ループ内で実行され、第2の処理
ループにおけるプログラムの実行開始アドレスを指定し
たのちにそのプログラムの終了を待つことなく次の命令
の実行を開始せしめる[FCAL]命令を有してなるコ
ンカレント処理命令を有したことを特徴とするもので、
データの処理効率の高いマイクロプロセッサを得ること
ができ、大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
の一実施例におけるマイクロプロセッサの構成図、第2
図は第1図の主要部のタイミングチャート、第3図は本
発明によるマイクロプロセッサでのデータ処理フローで
ある。 ioo・・・・・・PLA、  200・・・・・・R
AM、300.・・・演算器、350・・・・・・演算
器、400・・・・・・データバス、450・・・・・
・コントロールバス、500・・・・・・タイミングジ
ェネレータ、600・・・・・・第1のプログラマブル
カウンタ、650・・・・・・第2のプログラマブルカ
ウンタ、710・・・・・・アドレス格納エリア、72
0・・・・・・アドレス格納エリア。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名πθ・−・
PLA ωθ°−IIのブbクラ7プレカウ〉りに6o−・−1
色2Φプbグラマカレカウンタ700・−ウィンドウ 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)順次実行される命令群からなるプログラムを格納
    するプログラム格納手段と、ディジタルデータの読み書
    きが可能なデータ格納手段と、ディジタルデータの演算
    を実行する演算手段と、前記データ格納手段の入出力端
    子と前記演算手段の入出力端子を接続するデータバスと
    、前記プログラム格納手段から送出される命令に基づい
    て前記データ格納手段と前記演算手段の動作をコントロ
    ールするコントロール手段と、命令の実行タイミング信
    号を発生するタイミングジェネレータと、前記タイミン
    グジェネレータの出力に基づいて前記プログラム格納手
    段に格納された命令を逐次選択して第1の処理ループを
    形成する第1の命令選択手段と、前記第1の命令選択手
    段によって選択された命令によって指定された開始位置
    から格納された命令を選択して前記第1の処理ループに
    対してコンカレントな関係にある第2の処理ループを形
    成する第2の命令選択手段を具備し、前記第1の処理ル
    ープ内で実行され、前記第2の処理ループにおけるプロ
    グラムの実行開始アドレスを指定したのちにそのプログ
    ラムの終了を待つことなく次の命令の実行を開始せしめ
    る命令を有してなるコンカレント処理命令を有するマイ
    クロプロセッサ。
JP60288495A 1985-12-20 1985-12-20 コンカレント処理命令を有するマイクロプロセツサ Expired - Lifetime JPH0642206B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60288495A JPH0642206B2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20 コンカレント処理命令を有するマイクロプロセツサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60288495A JPH0642206B2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20 コンカレント処理命令を有するマイクロプロセツサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62145435A true JPS62145435A (ja) 1987-06-29
JPH0642206B2 JPH0642206B2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=17730952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60288495A Expired - Lifetime JPH0642206B2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20 コンカレント処理命令を有するマイクロプロセツサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0642206B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01169540A (ja) * 1987-12-24 1989-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 時分割マルチタスク実行装置
JPH02287658A (ja) * 1989-04-27 1990-11-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロプロセッサ
JPH02287629A (ja) * 1989-04-27 1990-11-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロプロセッサ
JPH03154933A (ja) * 1989-11-13 1991-07-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 並列処理プロセッサ

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09272289A (ja) * 1996-04-05 1997-10-21 Kokuyo Co Ltd バインダー類の背表紙構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4843461A (ja) * 1971-10-04 1973-06-23
JPS5014243A (ja) * 1973-06-06 1975-02-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4843461A (ja) * 1971-10-04 1973-06-23
JPS5014243A (ja) * 1973-06-06 1975-02-14

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01169540A (ja) * 1987-12-24 1989-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 時分割マルチタスク実行装置
JPH02287658A (ja) * 1989-04-27 1990-11-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロプロセッサ
JPH02287629A (ja) * 1989-04-27 1990-11-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロプロセッサ
JPH03154933A (ja) * 1989-11-13 1991-07-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 並列処理プロセッサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0642206B2 (ja) 1994-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0045634B1 (en) Programmable digital data processing apparatus arranged for the execution of instructions in overlap
JPS59133650A (ja) マイクロコンピユ−タおよびマイクロコンピユ−タのネツトワ−クならびにこれらを動作させる方法
CA1145478A (en) High speed synchronous computer
EP0355961B1 (en) Microprogrammed timer processor
US4837688A (en) Multi-channel shared resource processor
JPS62145435A (ja) コンカレント処理命令を有するマイクロプロセツサ
US5115513A (en) Microprogrammed timer processor
JPS62164138A (ja) コンカレントル−プを有するマイクロプロセツサ
JPS62145434A (ja) コンカレントル−プを有するマイクロプロセツサ
JP2826309B2 (ja) 情報処理装置
JPH0584546B2 (ja)
JPH0199132A (ja) マルチタスク実行装置
JPS6269352A (ja) マイクロプロセツサ
JPS6269350A (ja) マイクロプロセツサ
JPH0462093B2 (ja)
JPH02110739A (ja) マルチタスク用中央処理装置
EP0359823A1 (en) Method and apparatus for controlling the execution of microprogram
KR920005330B1 (ko) 마이크로컴퓨터 및 이와 상호 접속된 회로망
JPS6375833A (ja) 情報処理装置
JPS62296236A (ja) マイクロプロセツサの割り込み処理装置
JPS61182135A (ja) 処理選択方法
JPS6269317A (ja) マイクロプロセツサ
JPS62271022A (ja) マイクロプログラム制御装置
JPS61226839A (ja) イベント処理方式
JPS6288035A (ja) マイクロプログラム制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term