JPS62144303A - 静電気吸収器 - Google Patents

静電気吸収器

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JPS62144303A
JPS62144303A JP60286105A JP28610585A JPS62144303A JP S62144303 A JPS62144303 A JP S62144303A JP 60286105 A JP60286105 A JP 60286105A JP 28610585 A JP28610585 A JP 28610585A JP S62144303 A JPS62144303 A JP S62144303A
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varistor
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住吉 幹夫
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はIC(集積回路)を始めとする半導体素子を静
電気放電から保護するための静電気吸収器に関するもの
である。
従来の技術 近年、電子機器の多機能化に伴ない、家電機器。
情報通信機器、産業機器分野などにおいて電子化が推進
されつつある。この電子化に用いられるIC。
LSI  (大規模集積回路)などは優れた機能をもつ
反面、静電気などの異常高電圧に対してきわめて敏感で
8I)、そのため電子機器の誤動作を招いたり、または
破損に至る場合も少なくない。一方、電卓やICカード
などに用いられる半導体素子のように人体などからの静
電気放電を回避できない場合も多くあり、その静電気対
策はきわめて重要である。
従来、この種の静電気吸収器は第7図、第8図に示すよ
うな構成であった。図において、1は通常チップ状をし
たICであり、ここでは静電気の被保護素子に当たる。
2はアルミナまたは樹脂などからなる基板で、各種の機
能部品は全てこの基板2の上に設けられる。3a 、3
b 、3c 、3d。
3e、3fは基板2の表面にプリント配線により形成さ
れた信号線路で、それぞれの一端は上記IC1に接続さ
れ、また信号線路3a〜3fのそれぞれの他端は基板2
のスルーホール4をそれぞれ通じて信号の入出力端子5
にそれぞれ接続されている。6は上記信号線路3a〜3
fと同様に基板20表面にプリント配線により形成され
たグランド線で、その一端が上記工C1のグランド端子
に接続されている。7a〜7fは酸化亜鉛またはチタン
酸ストロンチウムを主原料とするセラミックからなるチ
ップ状のバリスタで、これらバリスタ7a〜7fの表裏
には対向する電極8.9がそれぞれ形成されている。そ
して、一方の電極8は金線などを用いたワイヤーボンデ
ィング10によってそれぞれ上記信号線路3a〜3fに
接続されている。また、他方の電極9はそれぞれグラン
ド線4上に半田もしくは導電性接着剤などによって電気
的2機械的に接続されている。
以上のように構成された従来の静電気吸収器について、
以下その動作を説明する。
まず、人体などに蓄積された静電気はほとんどの場合、
手の指先を通じてIC1の入出力端子5などへ放電され
る。そのため、入出力端子6に侵入した静電気の異常高
電圧は、スルーホール4゜信号線路3a〜3fに現われ
、バリスタ7a〜7fがない場合にはその高電圧がその
まま工C1に印加され、−瞬にしてIC1は破壊される
ことになる。しかし、バリスタ7a〜7(が信号線路3
a〜3f、グランド線4間に接続されていることにより
、静電気はバリスタ7a〜7fによって吸収され、IC
1は保護されることとなる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の構成では、工C1の信
号線路の数だけバリスタが必要となり、工C1の保護と
してのバリスタのコストならびに組立コスト面で問題が
あると同時に、ICカードなどへの適用において最重要
点であるバリスタの厚みの制約があり、経剤面ならびに
適用面で問題があるものであった。
本発明はこのような問題点を解決しようとするもので、
バリスタの電気的特性を何ら阻害することなく、経剤的
で、且つ厚みの薄い静電気吸収器を提供しようとするこ
とを目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、プリント配線の信
号線路とグランド線の両者の表面を覆うようにバリスタ
膜を形成し、そのバリスタ膜の表面に設けられた電極を
介して信号線路とグランド線間にバリスタ特性をもたせ
たものである。
作  用 本発明は上記した構成により、信号の入出力端子に侵入
した静電気放電をバリスタ膜を通じてグランド線にバイ
パスし、半導体素子を保護することができることとなる
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図、第2図を参照
しながら説明する。
第1図、第2図において、11は通常チップ状をしたI
Cなどの半導体素子であり、ここでは静電気の被保護素
子に当たる。12は基板、13a〜13fは信号線路、
14はスルーホール、15は信号の入出力端子、16は
グランド線であり、これらはそれぞれ従来の基板2.信
号線路3a〜3f、スルーホール4.信号の入出力端子
5に対応するものである。17aは膜状をなしたるバリ
スタ膜で、例えば酸化亜鉛を主原料としたバリスタ粉に
ガラス粉末と有機ビヒクルを加えて混練し、それを信号
線路13aとグランド線16との両者を覆うように上記
基板12の上にスクリーン印刷後、焼成して形成される
ものである。また、バリスタ膜17aの厚みは数μm〜
数十μm程度である。18aはバリスタ膜17aの表面
に焼付けられた電極で、平面透視的に信号線路13aと
グランド線16の両者をバリスタ膜17aを通して覆う
ように形成されている。ここで、基板12には耐熱特性
が要求されるため、一般にはアルミナの薄板が用いられ
る。また、信号線路13aとグランド線16との極間距
離はバリスタ膜17aの厚みの2倍よりも十分広いもの
とする。このように構成することによって、信号線路1
3aとグランド線16間にサンドインチ型のバリスタが
構成されたことになり、そのバリスタ電圧(バリスタの
立上り電圧)はバリスタ膜17の厚みを制御することで
任意に設定することができる。また、静電気耐量(静電
気を吸収する能力)は、電極18aと信号線路13a、
グランド線16との平面透視的に重なる面積によって同
様に任意に設定することができる。
次に、以上のように構成された静電気吸収器の動作を説
明する。まず、従来例と同様に静電気が例えば信号の入
出力端子15から侵入した場合、静電気の高電気の高電
圧はスルーホール14.信号線路13aに現われる。そ
して、この高電圧はハIJスタ膜17→電極18a→バ
リスタ膜17a→グランド線16へと放電され、IC1
1には安全な電圧しか印加されず、工C11は静電気放
電から保護される。また、第1図および第2図では6本
の信号線路138〜13fを示しているが、その構成お
よび動作は他の信号線路13b〜13fにおいても同様
である。
以上のように本実施例によれば、バリスタの形成が印刷
並びに焼成によって行われるため、信号線路13a〜1
3fとグランド線16間のバリスタ単価並びに組込みコ
ストが大幅に削減され、さらにバリスタを膜状に形成す
るため、薄形化への対応が可能となり、ICカードなど
の厚みに制約のある分野への適用を実現することができ
る。寸た、バリスタ特性が電極18aを介して形成され
ているため、信号線路13aとグランド線16が大きく
離れていても、そのバリスタ電圧は単にバリスタ膜17
aの厚みのみで制御できるという効果をもつものである
次に、本発明の第2の実施例について第3図。
第4図と共に説明する。上記第1の実施例との違いは、
1枚のバリスタ膜と1個の電極で全ての信号線路をカバ
ーしようとした点である。図で19は6本の信号線路1
3a〜13fとグランド線16を覆うように形成された
バリスタ膜、20はバリスタ膜19の表面に焼付けられ
た電極で、平面透視的に各信号線路13a〜13fとグ
ランド線16をバリスタ膜19を通して覆うように形成
されている。
このように構成された静電気吸収器の作用は第1の実施
例と同様であるが、バリスタ膜形成のパターンが簡単に
なると同時にバリスタ特性が各信号線路間にも得られる
ことになり、信号線路〜信号線路間の静電気放電をも吸
収できる効果を有するものである。
次いで、本発明の第3の実施例について第5図。
第6図と共に説明する。上記第1の実施例との違いは第
2の実施例で示しだ点と同一であるが、これに加えてバ
リスタ膜の形成位置を信号線路の途中とした点である。
図において、21はグランド線、22はグランド線21
と各信号線路13a〜13fの工C11への途中の部分
を覆うように形成されたバリスタ膜、23は電極20に
相当する電極である。
このように構成された静電気吸収器の作用は第2の実施
例と同様であるが、バリスタ膜形成のパターン形状が任
意に選べ、また信号線経路にバリスタが形成されている
ため、静電気放電時の信号線路上での電圧降下による制
限電圧上昇という悪影響が除去できるといった効果をも
つものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、信号線路〜グランド線間
にバリスタ膜を設け、その表面に形成された電極を介し
て信号線路〜グランド線間にバリスタ特性を形成するこ
とによって、バリスタ単価並びに組込みコストが安く、
薄形対応が可能な静電気吸収器が提供できるという効果
をもつものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における静電気吸収器の一実施例を示す
平面図、第2図は同第1図のA−A’線の断面図、第3
図は本発明の第2の実施例における静電気吸収器の平面
図、第4図は同第3図のB−B’線の断面図、第5図は
本発明の第3の実施例における静電気吸収器の平面図、
第6図は同第5図のC−C’線の断面図、第7図は従来
例の静電気吸収器を示す平面図、第8図は同第7図のD
 −D’線の断面図である。 11・・・・・・半導体素子、12・・・・・・基板、
13a〜13f・・・・・・信号線路、14・・・・・
・スルーホール、15−・・・・・信号の入出力端子、
16.21・・・・・・グランド線、17 a 、 1
9 、22−−=バリスタ膜、18a。 20.23・・・・・・電極。 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  半導体素子に結線される複数の信号線路がプリント配
    線によって形成され、バリスタ膜が上記プリント配線の
    信号線路とグランド線の両者の表面を覆うように形成さ
    れ、上記バリスタ膜の表面に設けられた電極を介して上
    記信号線路とグランド線間にバリスタ特性が形成された
    ことを特徴とする静電気吸収器。
JP60286105A 1985-12-19 1985-12-19 静電気吸収器 Expired - Lifetime JP2636214B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008069190A1 (ja) * 2006-12-07 2008-06-12 Panasonic Corporation 静電気対策部品およびその製造方法
JP2011129324A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Yazaki Corp 回路モジュール

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