JPS62142112A - 口腔用滞留型基剤 - Google Patents

口腔用滞留型基剤

Info

Publication number
JPS62142112A
JPS62142112A JP28069785A JP28069785A JPS62142112A JP S62142112 A JPS62142112 A JP S62142112A JP 28069785 A JP28069785 A JP 28069785A JP 28069785 A JP28069785 A JP 28069785A JP S62142112 A JPS62142112 A JP S62142112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
oral cavity
base
drug
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28069785A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0637386B2 (ja
Inventor
Norio Yanagibashi
柳橋 憲夫
Fujio Ono
小野 富士夫
Tomiyuki Yanase
臣幸 矢那瀬
Hiroko Ito
伊東 裕子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP28069785A priority Critical patent/JPH0637386B2/ja
Publication of JPS62142112A publication Critical patent/JPS62142112A/ja
Publication of JPH0637386B2 publication Critical patent/JPH0637386B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り粘着件の被膜?形h又し、唾液で流されることなく長
時間に亘って確実に患部に滞留する口腔用滞留型基剤に
関するものである。
従来の技術 従来、口腔内に薬剤を滞留させる基剤としては、下記の
ものが公知である。
■ プラスチペースにCMC − Na 全分散させた
基剤。
■ プラスチペースにポリアクリル酸塩全分散させた基
剤。
特開51−38412.  特開53−86011■ 
ポリアクリル酸又はその塩とヒドロキシグロビルセルロ
ースを混合した錠剤。
特開54−431320 、%開54−431321 
、特開55−62012■ スポンジ状高分子@(オー
ラルバンド)。
実開55−92334  、特開55−83715  
、特開55−84166特開55−84167  、特
開55−83709  、P#開55−8371 0特
開56−18912  、特開56−68608  、
1!!f開5B−213709特開59−48409 
 、特開59−186913 、肪.開60ー2156
22発明が解決しようとする問題点 しかし、これらの基剤は、滞留時間が比較的短い上、口
腔の狭い部位、例えば歯間、歯周ポケ。
トなどに適用し難く、また使用に際して違和感があるな
どの問題がある。このため、このような欠点のない口腔
用滞留型基剤が望まれていた。
本発明は、上記要望に応えるためになされたもので、口
腔内に適用した際に被膜を形成して患部に容易に接着し
、滞留性が良好で、飲食、会話などの通常の行動に際し
ても剥離せず、また異物感がなく、使用感に優れ、しか
も薬物を含有させた場合rC薬物の組織への放出が長時
間に亘って持続する新しいタイ1の口腔用滞留型基剤を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明者らは、上記目的を達成するため、鋭意工夫を積
み重ねた結果、低級アルコールに可溶で水に不溶もしく
は難溶の造膜性高分子物質と粘着付与樹脂とを同時に配
合したアルコール性の液剤又はペーストとすることによ
り、適用したときに唾液によって非常に滞留性のよい粘
着性の被膜(薄@)が形成され、使用に際して違和感の
ない基剤が得られ、上述した目的が効果的に達成される
こと全知見し、本発明に到達した。
従って、本発明は、低級アルコールに可溶で水に不溶も
しくは難溶の造膜性高分子物質と粘着付与樹脂と全アル
コール溶剤に溶解して液状又はペースト状に形成したこ
とを特徴とする粘着性被膜形成可能な口腔用滞留型基剤
全提供するものである。
本発明で提供される基剤の第一の特徴は、口腔内の患部
に容易に接着し、その接着性が長時間にも亘)持続する
ことでめる。しかも、この接着性は飲食、喫茶、喫煙、
会話などの口腔内運動に何ら影響されることかがい。ま
九、本発明で提供される基剤の第二の特徴は、液剤又は
ペースト剤で投与したものが口腔内において薄い膜の状
態で接着するために、違和感がほとんど々いことである
更に、本発明で提供される基剤の第三の特徴は、液剤又
はイースト剤であるために、従来の基剤では投与しにく
かった歯間部や歯周ポケットなどへ容易に投与できる点
でおる。
本発明の基剤のこれらの特徴は、低級アルコ−な摺着性
が得られず、本発明の目的が達成し得ないものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に使用される造膜性高分子物質としては、低級ア
ルコールに可溶で水に不溶もしくは水に難溶な高分子物
質であればいずれのものでも使用でキルが、特にエチル
セルロース、ポ’JIfft[ビニル、硝酸セルロース
などが好ましい。
これら高分子物質としては必ずしも制限されないが、エ
チルセルロースの場合はエトキシ基含有i145〜50
%、粘ff4〜200 cp (トルエン:エタノール
=80:20(重量比〕の溶液にエチルセルロースを5
チ濃度で溶解したものの粘度。
25℃)、特にエトキシ基47.5〜49.5チ、粘度
10=100cpのものが好ましい。また、ポリ酢酸ビ
ニルの場合は重合度200〜2000、粘度1000〜
30000 cp (メタノールに501i9fで溶解
したものの粘度、25℃)、特に重合度800〜150
0、粘度7000〜20000 cpのものが好ましい
なお、これらの高分子物営はその1種を単独で用いても
よく、2種以上を併用するようにしてもよい。
造膜性高分子物質の配合量は、高分子物質の種類、重合
度、使用目的等によシ異なるが、基剤全体の0.5〜5
0%(重量係、以下特記しない限り同じ)が好ましく、
更に好ましくは1〜30係である。
また、粘着付与樹脂は、低級エタノールに可溶で、醒合
する造膜性高分子物質と相溶性の良いものであればいず
れのものでも良いが、符にロジン系樹脂、セラック系樹
脂又はこれらの誘4体が好ましい、ロジン系樹脂、ロジ
ン誘導体としては・ガムロジン、ウッVロジン、トール
油ロジン、不均化ロジン、水添ロジン、マレイン化ロジ
ンなどがある。また、セラック系樹脂としては、セラッ
ク、白色透明セラックなどがある。なお、本発明におい
てはこれらの1釉又は2糧以上を使用することができる
これらの粘着付与佼1脂の配合量は、基剤全体の1〜7
0%、特に5〜50%とすることが好ましい。
また、造膜性高分子物質と粘着付与樹脂とは、重量比と
して1:0.5〜】:50、特に1:2〜1:20の割
合で使用することが効果的である。
本発明の基剤は、上述した造膜性高分子物質と粘着付与
樹脂とをアルコール性液剤又はイーストとするが、この
場合アルコール溶剤としてはエタノール、インクロ・9
ノール等が好適に用いられる。
また、本発明基剤には、これらのアルコ−3剤に加え゛
C1造膜性高分子物質、粘着付与樹脂のアルコールへの
溶解を妨げ危い範囲で水を配合しても差支えない。
更に、本発明基剤には前記成分に加え、他の適宜な成分
全配合できる。例えば、口腔内で形成される粘着性被膜
に柔軟性を与えるため、植物油、脂肪族アルコール、脂
肪酸、アマイド類、エステル類などの可塑剤を配合する
ことができる。
また、本発明基剤には、薬物を配合することが有効でア
シ、本発明基剤によって形成される粘着性被膜は配合さ
れた薬物を長時間に亘って徐々に放出するため、薬物の
効果が長時間持続する。薬物としては、使用目的等によ
シ適宜選定されるが、例示すると ■ 鎮痛消炎剤: (配合量)0.1〜5%アセトアミ
ノフェン、アスピリン、サリチル酸、サリチル酸メチル
、サリチル酸グリコール、メフェナム酸、フルフェナム
酸、インドメタシン、ジクロフェナック、アルクロフェ
ナック、ジクロフェナックナトリウム、イプグロフェン
、ケトクロフェン、ナグロキセン、グラジクロフェン、
フェンプロフェン、サリンダック、フェンプロフェン、
クリダック、フルルビプロフェン、7エンチアデツク、
プフェキサマック、チアグロフェン酸、ベンゾダック、
ピロキシカム、フェニルブタシン、オキシフェンブタシ
ン、クロフェソン、ペタメシン、メピリゾールなど、■
 ステロイド系消炎剤 0.002〜0.2%ハイドロ
コーチシン、グレト9ニゾロン、デキサメサゾン、トリ
アムシノロンアセトニド、フルオシノロンアセトニド、
酢酸ヒrロコルチゾン、酢酸プレドニゾロン、メチルプ
レドニゾロン、酢酸デキサメタシン、ペタメタシン、吉
草酸ペタメタシン、フルメタシン、フルオロメソロン、
グロピオン酸ペクロメタゾンなど、 ■ 抗ヒスタミン剤:0.1〜2% 塩酸ノフェンヒPラミン、サリチル酸ジフェンヒト9ラ
ミン、ジフェンヒドラミン、塩酸クロルフェニラミン、
マレイン酸クロルフェニラミン、クロルフェニラミン、
塩酸インチペンツル、塩酸トリベレナミン、塩酸クロメ
タノン、塩酸メトシラノンなど、 ■ 局所麻酔剤二 005〜2チ 塩酸ノブ力イン、ノブ力イン、塩酸リドカイン、リドカ
イン、ペンシカイン、チー・カイン、塩酸プロ力イン、
塩酸テトラカイン、塩酸クロログロ力イン、塩酸オキシ
グロ力イン、メピパカイン、塩酸コカイン、塩酸ビイ0
カインなど、■ 殺菌消毒剤:0.01〜10% チメロサール、フェノール、チモール、塩化ペンデルコ
ニウム、塩化ベンゼトニウム、クロルヘキシノン、ポン
ピドンヨード、セチルピリノニウムクロライP、オイゲ
ノール、塩化ベンゼトニウム、臭化セチルトリメチルア
ンモニウム々ど、 ■ 血管収酪剤:0.05〜1% 硝酸ナツツゾリン、塩酸テトラノ・イドロゾリン、塩酸
オキシメタゾリン、塩酸フェニレフリン、塩酸ドラマゾ
リンなど、 ■ 止血剤:0.05〜1% トロンビン、フィトナジオン、硫ayロタミン、ε−ア
ミツカグロン酸、トラネキサム酸、カルハックロム、カ
ルバゾクロムスルホン酸ナトリウム、ルチン、ヘスベリ
ジン、ノスカノールなど、 ■ 化学療法剤:0.05〜1係 スルファミン、スルファチアゾール、スルファノアジン
、ホモスルファミン、スルファインキサソール、スルフ
ァインミジン、スルファメチゾール、スル7アメトキシ
ビリダジン、スルファチアゾール、スルファモノメトキ
シ/、スルファジメトキシン、スルファツェナゾール、
スルファメトピラジン、ニトロフラゾン、グアノ7ラジ
ンなど、 が挙げられる。なお、薬物の配合証は上記の通シそのf
!iU類によシ適宜選定されるが、一般的には基剤全体
の0.001〜20チ、特に0.002〜10%とする
ことができる。この場合、基剤から薬物の放出性をコン
トロールする目的で各種の界面活性剤、オイル類、水溶
性高分子物質、多価アルコール類を配合することができ
る。
のであるが1本発明基剤は、低級アルコールに可溶で水
に不溶もしくは難溶の造膜性高分子物質と粘着付与樹脂
とを含有するアルコール性の液剤スズと粘着付与樹脂と
を主体とした被膜が形成されると共に、この被膜が適用
患部に接着するものである。この被膜は粘着性を有し、
唾液で流されることなく長時間に亘って確実に滞留する
ので、患部を保護し或いは患部に対する薬物の長時間安
定した作用を保障する。なお、この被膜を取シ去る場合
は、ピンセットなどを用いることによシ除去できる。ま
た、経時的に自然に剥れる。
発明の効果 本発明の口腔用滞留型基剤によれば、口腔内の狭い部位
に対しても簡単に投与でき、使用性が浸れていると共K
、粘着性で滞留性に浸れ、しかも違和感がなく、口腔内
運動も自由で、使用感の良好な被膜を形成でき、従って
本発明基剤は口腔内患部の保護、薬物の安定した持続的
な数比、薬効の持続化のために有効に使用さnるもので
らる。
次に実験例全示し、本発明の効果を具体的に説明する。
なお、下記の例において、チは&!%?示す。また、下
記の例において、粘度はトルエン80重量%:エタノー
ル20重量%の5%溶液における25℃のときの値であ
る。
〔実験例1〕ヒトの歯牙を用いた滞留性実験ヒトの臼歯
に歯科用のFリルで径3C1llの穴をあけ、人工的に
う窩を作成した。このう窩に下記処方の液剤(本発明品
A、比較品B、C)を1滴(約30mg)滴下した。次
に、この歯牙を人工唾gを入れた50m/の遠沈管に入
れて水平にして振盪し、う窩から試料が消失するまでの
時間を測定し友。結果′t−第1表に示す。
本発明品(A) エチルセルロース (45cp)     5.0係が
ムロジン          25.Q#ヒマシ油  
         12.0#精密水        
     5.01100.0# 各成分をエタノールに溶かし、粘性のg!、を得る。
比較品CB) エチルセルロース (45cp)     5.0%ヒ
マシ油           12.0#精製水   
        5.01100、Ol 各成分をエタノールに溶かし、粘性の液を得る。
比較品(C) ガムロジン           25.0%ヒマシ油
            12.01精製水     
        5.0〃エタノール        
   5801100.0# 各成分をエタノールに溶かし、粘性の液を得る。
第1表 (単位二分) りもはるかに長い滞留時間を示した。
なお、本発明品(A)及び比較品(B)はその適用によ
り被膜を形成したが、比較品(C)は独立膜を作らず、
粘着性の油状膜状物を形成した。
〔実験例2〕ハムスター頬袋粘1114を用いた滞留性
実験 ハムスター頬袋粘膜全切り取り、直径15鴎のゴム板に
固定し、粘膜表面を潤した後、表面に下記処方のペース
ト剤(本発明品り、比較品E、F)を塗布した。この表
面に一足前の人工唾液をスプレーした後、人工唾砿の入
ったビーカー内に固定し、ビーカー内を一定の速度で攪
拌し、粘膜表面から試料が消失する時間を測定した。結
果を第2表に示す。
本発明品(DJ エチルセルロース(100cp)    3.0%(4
5cp)    I O,Ot がムロジン          20.0#ヒマシ油 
          1o、0%積製氷       
     501エタノール         52.
Ol]00.O# 各成分全エタノールに浴かし、ペーストとする。
比較品(E) エチルセルロース(100cp )   4.0%(4
scp)   I O,O# ヒマシ油           10.Ol精製水  
          5.01エタノール      
    7LO1100,0# 各成分をエタノールに浴かし、ペーストとする。
比較品(F) ヒドロキシグロビルセルロース*     15.0 
%がムロジン         200Iヒマシ油  
          5.Of精製水        
    5.0#エタノール         55.
01100、o# 各成分全エタノールに溶かし、ペースト状とする。
*日暮HPC(L) [:日本曹達@製〕第  2  
表 (単位:分) 合した比較品(F)よりもはるかに長い滞留性を示した
なお、上記の実験において、造膜性高分子物質をポリ酢
酸ビニルに変えても同様の結果が得られた。。
〔尖4験例3 ) in vitroでの薬物放出実験
実験例1で用いた本発明品囚に塩酸ノプヵイン0、5 
% f(配合した製剤を用い、In vitroでの薬
物放出実験を行なった。
実験は、水100m1を入nたビーカー内に一定面積に
なるように前記製剤2gを滴下し、一定時間毎に水中の
塩酸ノプカイン量を定量することにより行なった。
結果を図面に示す。
図面の結果から明らかなように、塩酸ノブ力インは30
分から6時間にかけて一定速度で放出されており、従っ
てこのことから本発明の基剤が口腔内において薬物の効
果全長時間に亘って待伏をせるものであることが認めら
れた。
以下、実施例を示すが、本発明に下記の実施例に制限さ
れるものではない。
〔実施例1〕 エチルセルロース(100cp)   3.0%がムロ
ジン        15.O#ヒマシ油      
    3.ON精製水           5.O
N塩酸ノブ力イン       0.5rエタノール 
        73.5%100.O# 各々をエタノールにとかして液剤を得る。
この製剤は、歯牙に投与した時、う窩に長時間接着する
ため、持続性の歯痛薬として使用される。
〔実施例2〕 ポリ酢酸ビニル(サク’ ”)”   5.0%N−1
ON β−グリチルレチン酸      0.3#精製水  
         30.01エタノール      
   53.9#不均化ロジン(ハリタックSX)**
   10.01各々とエタノールに浴かし、液剤を得
る。
この製剤は、歯周ポケットに滴下し、歯槽膿漏及び歯肉
炎の症状の緩和に用いられる。
*電気化学工業@裂 *木幡磨化成■製 〔実施例3〕 エチルセルロース<100p)   2.0チ(]0c
p)   10.Oを 水添ロジン(ハイ硬−ル)林*20.01ヒマシ/ll
l          10、OIトリアムシノロンア
セトニド    0.005%精製水        
   5.01100、O# 各成分をエタノールに浴かし、ペーストを得る。
本製剤は、難治性の口内炎、アクタ性口内炎、舌炎なと
口腔粘膜の炎症性疾患に塗布剤として用いられる。
*零*荒用化学■製 〔実施例4〕 エチルセルロース(45cpン   3.0%セラック
          10.(1#セチルピリジニウム
クロライド     0.II塩酸ジプカイン    
   0.5%β−グリチルレチン酸    0.31
ヒマシ油          2.OI精製水    
      10.Ofエタノール         
74.11100.0# 各成分をエタノールに溶かし、液剤を得る。
この製剤は、口腔内の傷に滴下又はスプレーして鎮痛、
殺菌などの目的で用いられる。
【図面の簡単な説明】
図面は塩酸ノガカインを配合した本発明基剤からの塩酸
ジブカインの水中への経時的な放出率を示すグラフであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、低級アルコールに可溶で水に不溶もしくは難溶の造
    膜性高分子物質と粘着付与樹脂とをアルコール溶剤に溶
    解して液状又はペースト状に形成したことを特徴とする
    粘着性被膜形成可能な口腔用滞留型基剤。 2、造膜性高分子物質がエチルセルロース又はポリ酢酸
    ビニルである特許請求の範囲第1項記載の基剤。 3、粘着付与樹脂がロジン系樹脂もしくはセラック系樹
    脂又はこれらの誘導体である特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の基剤。
JP28069785A 1985-12-13 1985-12-13 口腔用滞留型基剤 Expired - Fee Related JPH0637386B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28069785A JPH0637386B2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13 口腔用滞留型基剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28069785A JPH0637386B2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13 口腔用滞留型基剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62142112A true JPS62142112A (ja) 1987-06-25
JPH0637386B2 JPH0637386B2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=17628685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28069785A Expired - Fee Related JPH0637386B2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13 口腔用滞留型基剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0637386B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05244655A (ja) * 1992-03-02 1993-09-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 故障監視装置
KR20010027979A (ko) * 1999-09-17 2001-04-06 오석송 치주조직 재생막
WO2006018809A1 (en) * 2004-08-16 2006-02-23 Rheeder Christiaan Albertus Ja Orthodontic appliance shield composition
JP2010235471A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Nippon Kenko Kagaku Kenkyu Center:Kk 被膜形成型製剤
WO2012124214A1 (ja) * 2011-03-11 2012-09-20 アース・バイオケミカル株式会社 動物用口腔内滞留剤、動物用口腔内環境改善剤および動物用口腔内環境改善方法
WO2021125315A1 (ja) 2019-12-19 2021-06-24 株式会社ハニック・ホワイトラボ 口腔内粘膜被覆用抗炎症性液状組成物、およびこれを用いた口内炎の予防および/または治療用医薬組成物

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05244655A (ja) * 1992-03-02 1993-09-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 故障監視装置
KR20010027979A (ko) * 1999-09-17 2001-04-06 오석송 치주조직 재생막
WO2006018809A1 (en) * 2004-08-16 2006-02-23 Rheeder Christiaan Albertus Ja Orthodontic appliance shield composition
JP2010235471A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Nippon Kenko Kagaku Kenkyu Center:Kk 被膜形成型製剤
WO2012124214A1 (ja) * 2011-03-11 2012-09-20 アース・バイオケミカル株式会社 動物用口腔内滞留剤、動物用口腔内環境改善剤および動物用口腔内環境改善方法
JP5090578B2 (ja) * 2011-03-11 2012-12-05 アース・バイオケミカル株式会社 動物用口腔内滞留剤、動物用口腔内環境改善剤および動物用口腔内環境改善方法
WO2021125315A1 (ja) 2019-12-19 2021-06-24 株式会社ハニック・ホワイトラボ 口腔内粘膜被覆用抗炎症性液状組成物、およびこれを用いた口内炎の予防および/または治療用医薬組成物
CN114746082A (zh) * 2019-12-19 2022-07-12 株式会社哈妮克·白色研究室 口腔内黏膜涂覆用消炎性液态组合物、及采用该组合物的口腔炎预防和/或治疗用药物组合物
CN114746082B (zh) * 2019-12-19 2024-03-19 株式会社哈妮克·白色研究室 口腔内黏膜涂覆用消炎性液态组合物、及采用该组合物的口腔炎预防和/或治疗用药物组合物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0637386B2 (ja) 1994-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2268140C (en) Pharmaceutical gel preparation applicable to mucosal surfaces and body tissues
US6103266A (en) Pharmaceutical gel preparation applicable to mucosal surfaces and body tissues
RU2288698C2 (ru) Изделия для гигиены полости рта, имеющие эстетический слой
JPS63160649A (ja) 口腔貼付用基材
JPH03271219A (ja) 歯周疾患治療用徐放性組成物
MXPA05000022A (es) Dispositivo y metodo para administracion de un agente para el cuidado bucal.
JPS62123133A (ja) 制御された作用の長い調合製剤用の乾燥担体の調整方法及びその乾燥担体
ES2609909T3 (es) Composiciones adhesivas para dentadura postiza
CN112512486A (zh) 含碘的水性口腔护理组合物、方法和试剂盒
JPH059412B2 (ja)
EP2056787B1 (en) Denture care composition
JPS62142112A (ja) 口腔用滞留型基剤
CN114746082B (zh) 口腔内黏膜涂覆用消炎性液态组合物、及采用该组合物的口腔炎预防和/或治疗用药物组合物
JPH0645535B2 (ja) 歯槽骨代謝治療用組成物
KR20170106104A (ko) 구강용 제제
KR20170091988A (ko) 마우스밴드
CA2366411A1 (en) Topical medicated bioadhesive compositions and methods of use and preparation thereof
JPH01143829A (ja) 口腔鎮痛用組成物
KR20190048854A (ko) 필름형 치약
JPH02200624A (ja) 歯科用包帯剤
KR20200026869A (ko) 치아 또는 치아 주변부 부착용 제제
JPS63130540A (ja) 鎮痛用組成物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees