JPH0637386B2 - 口腔用滞留型基剤 - Google Patents

口腔用滞留型基剤

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JPH0637386B2
JPH0637386B2 JP28069785A JP28069785A JPH0637386B2 JP H0637386 B2 JPH0637386 B2 JP H0637386B2 JP 28069785 A JP28069785 A JP 28069785A JP 28069785 A JP28069785 A JP 28069785A JP H0637386 B2 JPH0637386 B2 JP H0637386B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、口腔内に適用した場合に、唾液により粘着性
の被膜を形成し、唾液で流されることなく長時間に亘っ
て確実に患部に滞留する口腔用滞留型基剤に関するもの
である。
従来の技術 従来、口腔内に薬剤を滞留させる基剤としては、下記の
ものが公知である。
プラスチベースにCMC−Naを分散させた基剤。
プラスチベースにポリアクリル酸塩を分散させた基
剤。
特開51-38412,特開53-86011 ポリアクリル酸又はその塩とヒドロキシプロピルセ
ルロースを混合した錠剤。
特開54-431320,特開54-431321,特開55-62012 スポンジ状高分子膜(オーラルバンド)。
実開55-92334,特開55-83715,特開55-84166 特開55-84167,特開55-83709,特開55-83710 特開56-18912,特開56-68608,特開58-213709 特開59-48409,特開59-186913,特開60-215622 発明が解決しようとする問題点 しかし、これらの基剤は、滞留時間が比較的短い上、口
腔の狭い部位、例えば歯間、歯周ポケットなどに適用し
難く、また使用に際して違和感がなるなどの問題があ
る。このため、このような欠点のない口腔用滞留型基剤
が望まれていた。
本発明は、上記要望に応えるためになされたもので、口
腔内に適用した際に被膜を形成して患部に容易に接着
し、滞留性が良好で、飲食、会話などの通常の行動に際
しても剥離せず、また異物感がなく、使用感に優れ、し
かも薬物を含有させた場合に薬物の組織への放出が長時
間に亘って持続する新しいタイプの口腔用滞留型基剤を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明者らは、上記目的を達成するため、鋭意工夫を積
み重ねた結果、低級アルコールに可溶で水に不溶もしく
は難溶の造膜性高分子物質と粘着付与樹脂とを同時に配
合したアルコール性の液剤又はペーストとすることによ
り、適用したときに唾液によって非常に滞留性のよい粘
着性の被膜(薄膜)が形成され、使用に際して違和感の
ない基剤が得られ、上述した目的が効果的に達成される
ことを知見し、本発明に到達した。
従って、本発明は、低級アルコールに可溶で水に不溶も
しくは難溶の造膜性高分子物質と粘着付与樹脂とをアル
コール溶剤に溶解して液状又はペースト状に形成したこ
とを特徴とする粘着性被膜形成可能な口腔用滞留型基剤
を提供するものである。
本発明で提供される基剤の第一の特徴は、口腔内の患部
に容易に接着し、その接着性が長時間にも亘り持続する
ことである。しかも、この接着性は飲食、喫茶、喫煙、
会話などの口腔内運動に何ら影響されることがない。ま
た、本発明で提供される基剤の第二の特徴は、液剤又は
ペースト剤で投与したものが口腔内において薄い膜の状
態で接着するために、違和感がほとんどないことであ
る。更に、本発明で提供される基剤の第三の特徴は、液
剤又はペースト剤であるために、従来の基剤では投与し
にくかった歯間部や歯周ポケットなどへ容易に投与でき
る点である。
本発明の基剤のこれらの特徴は、低級アルコールに可溶
で水に不溶又は難溶の造膜性高分子物質と粘着付与樹脂
を配合したアルコール液剤又はペースト剤とすることに
より賦与されるものであり、造膜性高分子物質単独、粘
着付与樹脂単独では十分な接着性が得られず、本発明の
目的が達成し得ないものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に使用される造膜性高分子物質としては、低級ア
ルコールに可溶で水に不溶もしくは水に難溶な高分子物
質であればいずれのものでも使用できるが、特にエチル
セルロース、ポリ酢酸ビニル、硝酸セルロースなどが好
ましい。
これら高分子物質としては必ずしも制限されないが、エ
チルセルロースの場合はエトキシ基含有量45〜50
%、粘度4〜200cp(トルエン:エタノール=80:
20(重量比)の溶液にエチルセルロースを5%濃度で
溶解したものの粘度,(25℃)、特にエトキシ基4
7.5〜49.5%、粘度10〜100cpのものが好ま
しい。また、ポリ酢酸ビニルの場合は重合度200〜20
00、粘度1000〜30000 cp(メタノールに50%濃度で溶
解したものの粘度,25℃)、特に重合度800〜1500、
粘度7000〜20000 cpのものが好ましい。
なお、これらの高分子物質はその1種を単独で用いても
よく、2種以上を併用するようにしてもよい。
造膜性高分子物質の配合量は、高分子物質の種類、重合
度、使用目的等により異なるが、基剤全体の0.5〜5
0%(重量%、以下特記しない限り同じ)が好ましく、
更に好ましくは1〜30%である。
また、粘着付与樹脂は、低級エタノールに可溶で、配合
する造膜性高分子物質と相溶性の良いものであればいず
れのものでも良いが、特にロジン系樹脂、セラック系樹
脂又はこれらの誘導体が好ましい、ロジン系樹脂、ロジ
ン誘導体としてはガムロジン、ウッドロジン、トール油
ロジン、不均化ロジン、水添ロジン、マレイン化ロジン
などがある。また、セラック系樹脂としては、セラッ
ク、白色透明セラックなどがある。なお、本発明におい
てはこれらの1種又は2種以上を使用することができ
る。
これらの粘着付与樹脂の配合量は、基剤全体の1〜70
%、特に5〜50%とすることが好ましい。
また、造膜性高分子物質と粘着付与樹脂とは、重量比と
して1:0.5〜1:50、特に、1:2〜1:20の
割合で使用することが効果的である。
本発明の基剤は、上述した造膜性高分子物質と粘着付与
樹脂とをアルコール性液剤又はペーストとするが、この
場合アルコール溶剤としてはエタノール、イソプロパノ
ール等が好適に用いられる。また、本発明基剤には、こ
れらのアルコール性溶剤に加えて、造膜性高分子物質、
粘着付与樹脂のアルコールへの溶解を妨げない範囲で水
を配合しても差支えない。
更に、本発明基剤には前記成分に加え、他の適宜な成分
を配合できる。例えば、口腔内で形成される粘着性被膜
に柔軟性を与えるため、植物油、脂肪族アルコール、脂
肪酸、アマイド類、エステル類などの可塑剤を配合する
ことができる。
また、本発明基剤には、薬物を配合することが有効であ
り、本発明基剤によって形成される粘着性被膜は配合さ
れた薬物を長時間に亘って徐々に放出するため、薬物の
効果が長時間持続する。薬物としては、使用目的等によ
り適宜選択されるが、例示すると 鎮痛消炎剤:(配合量)0.1〜5% アセトアミノフェン、アスピリン、サリチル酸、サリチ
ル酸メチル、サリチル酸グリコール、メフェナム酸、フ
ルフェナム酸、インドメタシン、ジクロフェナック、ア
ルクロフェナック、ジクロフェナックナトリウム、イブ
プロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセン、プラノプ
ロフェン、フェヲプロフェン、サリンダック、フェンブ
ロフェン、クリダック、フルルビブロフェン、フェンチ
アザック、ブフェキサマック、チアプロフェン酸、ベン
ザダック、ピロキシカム、フェニルブタゾン、オキシフ
ェンブタゾン、クロフェゾン、ペンタゾシン、メピリゾ
ールなど、 ステロイド系消炎剤 0.002〜0.2% ハイドロコーチゾン、プエドニゾロン、デキサメサゾ
ン、トリアムシノロンアセトニド、フルオシノロンアセ
トニド、酢酸ヒドロコルチゾン、酢酸プレドニゾロン、
メチルプレドニゾロン、酢酸デキサメタゾン、ベタメタ
ゾン、吉草酸ベタメタゾン、フルメタゾン、フルオロメ
ソロン、プロピオン酸ベクロメタゾンなど、 抗ヒスタミン剤: 0.1〜2% 塩酸ジフェンヒドラミン、サリチル酸ジフェンヒドラミ
ン、ジフェンヒドラミン、塩酸クロルフェニラミン、マ
レイン酸クロルフェニラミン、クロルフェニラミン、塩
酸イソチペンジル、塩酸トリペレナミン、塩酸プロメタ
ジン、塩酸メトジラジンなど、 局所麻酔剤: 0.05〜2% 塩酸ジブカイン、ジブカイン、塩酸リドカイン、リドカ
イン、ベンゾカイン、テー・カイン、塩酸プロカイン、
塩酸テトラカイン、塩酸クロロプロカイン、塩酸オキシ
プロカイン、メピバカイン、塩酸コカイン、塩酸ピペロ
カインなど、 殺菌消毒剤: 0.01〜10% チメロサール、フェノール、チモール、塩化ベンザルコ
ニウム、塩化ベンゼトニウムクロルヘキシジン、ポンピ
ドンヨード、セチルピリジニウムクロライド、オイゲノ
ール、塩化ベンゼトニウム、臭化セチルトリメチルアン
モニウムなど、 血管収縮剤: 0.05〜1% 硝酸ナファゾリン、塩酸テトラハイドロゾリン、塩酸オ
キシメタゾリン、塩酸フェニレクリン、 塩酸トラマゾリンなど、 止血剤: 0.05〜1% トロンビン、フィトナジオン、硫酸プロタミン、ε−ア
ミノカプロン酸、トラネキサム酸、カルバゾクロム、カ
ルバゾクロムスルホン酸ナトリウム、ルチン、ヘスペリ
ジン、ノスカノールなど、 化学療法剤: 0.05〜1% スルファミン、スルファチアゾール、スルファジアジ
ン、ホモスルファミン、スルファイソキサゾール、スル
ファイソミジン、スルファメチゾール、スルファメトキ
シピリダジン、スルファイソメゾール、スルファモノメ
トキシン、スルファジメトキシン、スルファフェナゾー
ル、スルファメトピラジン、ニトロフラゾン、グアノフ
ラジンなど、 が挙げられる。なお、薬物の配合量は上記の通りその種
類により適宜選定されるが、一般的には基剤全体の0.00
1〜20%、特に0.002〜10%とすることができる。こ
の場合、基剤から薬物の放出性をコントロールする目的
で各種の界面活性剤、オイル類、水溶性高分子物質、多
価アルコール類を配合することができる。
本発明の基剤は、口腔内の患部に滴下、塗布などの適宜
な手段で適用することによって使用するものであるが、
本発明基剤は、低級アルコールに可溶で水に不溶もしく
は難溶の造膜性高分子物質と粘着付与樹脂とを含有する
アルコール性の液剤又はペースト剤であるため、口腔内
への適用によりアルコール性溶剤が唾液と混ざり、造膜
性高分子物質と粘着付与樹脂とを主体とした被膜が形成
されると共に、この被膜が適用患部に接着するものであ
る。この被膜は粘着性を有し、唾液で流されることなく
長時間に亘って確実に滞留するので、患部を保護し或い
は患部に対する薬物の長時間安定した作用を保障する。
なお、この被膜を取り去る場合は、ピンセットなどを用
いることにより除去できる。また、経時的に自然に剥れ
る。
発明の効果 本発明の口腔用滞留型基剤によれば、口腔内の狭い部位
に対しても簡単に投与でき、使用性が優れていると共
に、粘着性で滞留性に優れ、しかも違和感がなく、口腔
内運動で自由で、使用感の良好な被膜を形成でき、従っ
て本発明基剤は口腔内患部の保護、薬物の安定した持続
的な放出、薬効の持続化のために有効に使用されるもの
である。
次に実験例を示し、本発明の効果を具体的に説明する。
なお、下記の例において、%は重量%を示す。また、下
記の例において、粘度はトルエン80重量%:エタノー
ル20重量%の5%溶液における25℃のときの値であ
る。
〔実験例1〕ヒトの歯牙を用いた滞留性実験 ヒトの臼歯に歯科用のドリルで径3cmの穴をあけ、人工
的にう窩を作成した。このう窩に下記処方の液剤(本発
明品A,比較品B,C)を1滴(約30mg)滴下した。
次に、この歯牙を人工唾液を入れた50mlの遠沈管に入
れて水平にして振盪し、う窩から試料が消失するまでの
時間を測定した。結果を第1表に示す。
各成分をエタノールに溶かし、粘性の液を得る。
各成分をエタノールに溶かし、粘性の液を得る。
各成分のエタノールに溶かし、粘性の液を得る。
本発明品(A)は造膜性高分子物質だけを配合した比較品
(B)、粘着付与樹脂だけを配合した比較品(C)よりもはる
かに長い滞留時間を示した。
なお、本発明品(A)及び比較品(B)はその適用により被膜
を形成したが、比較品(C)は独立膜を作らず、粘着性の
油状膜状物を形成した。
〔実験例2〕ハムスター頬袋粘膜を用いた滞留性実験 ハムスター頬袋粘膜を切り取り、直径15mmのゴム板に
固定し、粘膜表面を潤した後、表面に下記処方のペース
ト剤(本発明品D,比較品E,F)を塗布した。この表
面に一定量の人工唾液をスプレーした後、人工唾液の入
ったビーカー内に固定し、ビーカー内を一定の速度で撹
拌し、粘膜表面から試料が消失する時間を測定した。結
果を第2表に示す。
各成分をエタノールに溶かし、ペーストとする。
各成分をエタノールに溶かし、ペーストとする。
各成分をエタノールに溶かし、ペースト状とする。
*日曹HPC(L)〔日本曹達(株)製〕 本発明品(D)は、造膜性高分子物質だけの比較品(E)、水
溶性の造膜性高分子物質と粘着付与樹脂を配合した比較
品(F)よりもはるかに長い滞留性を示した。
なお、上記の実験において、造膜性高分子物質をポリ酢
酸ビニルに変えても同様の結果が得られた。
〔実験例3〕in vitroでの薬物放出実験 実験例1で用いた本発明品(A)に塩酸ジブカイン0.5
%を配合した製剤を用い、in vitroでの薬物放出実験を
行なった。
実験は、水100mlを入れたビーカー内に一定面積にな
るように前記製剤2gを滴下し、一定時間毎に水中の塩
酸ジブカイン量を定量することにより行なった。
結果を図面に示す。
図面の結果から明らかなように、塩酸ジブカインは30
分から6時間にかけて一定速度で放出されており、従っ
てこのことから本発明の基剤が口腔内において薬物の効
果を長時間に亘って持続させるものであることが認めら
れた。
以下、実施例を示すが、本発明は下記の実施例に制限さ
れるものではない。
〔実施例1〕 各々をエタノールにとかして液剤を得る。
この製剤は、歯牙に投与した時、う窩に長時間接着する
ため、持続性の歯痛薬として使用される。
〔実施例2〕 各々とエタノールに溶かし、液剤を得る。
この製剤は、歯周ポケットに滴下し、歯槽膿漏及び歯肉
炎の症状の緩和に用いられる。
*電気化学工業(株)製 **幡磨化成(株)製 〔実施例3〕 各成分をエタノールに溶かし、ペーストを得る。
本製剤は、難治性の口内炎、アクタ性口内炎、舌炎など
口腔粘膜の炎症性疾患に塗布剤として用いられる。
***荒川化学(株)製 〔実施例4〕 各成分をエタノールに溶かし、液剤を得る。
この製剤は、口腔内の傷に滴下又はスプレーして鎮痛、
殺菌などの目的で用いられる。
【図面の簡単な説明】
図面は塩酸ジガカインを配合した本発明基剤からの塩酸
ジブカインの水中への経時的な放出率を示すグラフであ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低級アルコールに可溶で水に不溶もしくは
    難溶の造膜性高分子物質と粘着付与樹脂とをアルコール
    溶剤に溶解して液状又はペースト状に形成したことを特
    徴とする粘着性被膜形成可能な口腔用滞留型基剤。
  2. 【請求項2】造膜性高分子物質がエチルセルロース又は
    ポリ酢酸ビニルである特許請求の範囲第1項記載の基
    剤。
  3. 【請求項3】粘着付与樹脂がロジン系樹脂もしくはセラ
    ック系樹脂又はこれらの誘導体である特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載の基剤。
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