JPS6213412Y2 - - Google Patents

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JPS6213412Y2
JPS6213412Y2 JP12702980U JP12702980U JPS6213412Y2 JP S6213412 Y2 JPS6213412 Y2 JP S6213412Y2 JP 12702980 U JP12702980 U JP 12702980U JP 12702980 U JP12702980 U JP 12702980U JP S6213412 Y2 JPS6213412 Y2 JP S6213412Y2
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pump
generator
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stay
pulley
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JP12702980U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用発電機と各種の駆動源として用
いられる車両用ポンプとをエンジンに取付けるた
めの車両用発電機とポンプの取付構造の改良に関
するものである。
従来周知のこの種の発電機及びポンプは、第1
図と第2図に示した様に、発電機1とポンプ2は
一体となつており該発電機のプーリ1a、フアン
プーリ4、クランクプーリ3にベルト8をかける
ことにより、発電機1とポンプ2のロータが回転
する様になつていた。そして発電機1とポンプ2
本体は発電機1のステー1cをエンジン6に取付
けられたマウント5にボルト等により取付けるこ
とによりエンジン6に間接的に固定していた。一
方、プーリ1a,3,4間のベルト8の張力の調
整は発電機のもう一方のステー1bをエンジン6
に取付けられたアジヤストバー7の長穴7aに沿
つて動かすことにより行なつていた。
上記の様な構造のものはアジヤストバー7の鋼
性がないため発電機とポンプの重量の大部分をマ
ウント5のみで支えるため、片持ち支持の様な状
態となりエンジンを高速運転した場合、異常振動
してステー等が破損することや、またその対策の
ため肉盛をせねばならず重量アツプとなる欠点が
あつた。特にポンプがついているのでこの傾向が
大であつた。
また、従来デイーゼルエンジンに主に用いられ
ていた真空発生用の偏心型ポンプ付発電機は、ポ
ンプの最高回転数を通常のもので10000〔rpm〕
以上に上げることはできないため、必然的に発電
機の最高回転数も10000〔rpm〕におさえられて
いた。しかし近年、デイーゼルエンジンを乗用車
に搭載する傾向が出てきたが、その場合電気負荷
の増大、小型軽量化に対処するため発電機の高速
回転による小型軽量高出力化の必要が出てきた。
しかるに発電機の最高回転数は偏心型ポンプの最
高回転数に左右されるため、ポンプを少しでも高
速に回す工夫がなされてきたがこれにも限度があ
つた。
また真空ポンプはその配管抵抗等のためポンプ
性能としては通常5000〔rpm〕以上は飽和してし
まうこと、及び、真空使用時(通常はブレーキ使
用時)以外は摩擦抵抗負荷となつて発熱によりエ
ネルギーロスをしているだけであるので、ポンプ
の最高回転数を上げることはエネルギーロスをさ
らに増大させるという欠点もあつた。
さらに最高回転数を上げることは異常振動をさ
らに増大させるという欠点もあつた。
本考案は上記問題点に鑑み、発電機とポンプと
に対して、それぞれ最適な回転数で駆動できる様
にして、小型、軽量、高出力化、耐振性アツプを
計ることを目的とするものである。
そのため、本考案の一実施例では、従来のポン
プ付発電機(通常の大きさで発電機重量7Kg、ポ
ンプ重量1Kg)を発電機とポンプに各々分離し、
それぞれプーリを取付け、重量の大きな発電機部
をアジヤストバーを用いずにエンジンにしつかり
固定し、これにより異常振動を防止し、重量の小
さなポンプ側にアジヤストバーを用いることによ
りベルトの張力調整を行なう様にしている。
以下本考案の一実施例を示す図面について説明
する。
第3図および第4図において1は車両用発電
機、2は車両用ポンプとなる例えば偏心型真空ポ
ンプで、その各々の端面にはプーリ1a,2aが
適当な方法で取付けられており、該プーリ1a,
2aは図示していないラジエータフアンプーリと
いつしよにベルト8により図示していないクラン
クプーリにより駆動される。該発電機1のステー
1c,1c′をエンジンマウント5に一方のステー
1bをエンジン6に直接ボルト10により固定す
ることにより発電機1を強固にエンジン6に固定
している。
一方、該ポンプ2の第1ステー2cは発電機ス
テー1c,1c′といつしよにエンジンマウント5
に強固に固定されている。そしてポンプ2の第2
ステー2bはエンジン6に固定された取付手段と
なる例えばアジヤストバー7の長穴7aに挿入さ
れたボルトによりアジヤストバー7と一体的に固
定されている。そしてこの長穴7aを利用してポ
ンプ2を第1ステー2cのマウント取付け用ボル
ト11の中心部を中心として回転させることによ
りベルト8の張力の調整を行なう様にしている。
2dは空気吸入パイプ、2eは空気吐出パイプ、
2fは給油パイプでそれぞれ図示していない真空
タンク、オイルパン、オイルポンプに連結されて
いる。
なお、発電機1のステー1c,1c′は2個でな
くてもその一方だけであつてもよい。さらにステ
ー1c,1c′と第1ステー2cはエンジンマウン
ト5ではなく直接エンジン6に取付けられてよ
い。要はポンプ2の固定側の第1ステー2cが発
電機固定用のステー1c,1c′と同一箇所のエン
ジンに直接又は間接的に鋼性を持つて固定されて
いればよい。
また、取付手段7は長穴7aでなくラチエツト
等によりベルト8の調整ができる様な構造でもよ
い。要はポンプ2のプーリ2aを動かすことによ
りベルト8の張力調整ができる構造であればよ
い。
以上述べたように本考案においては発電機とポ
ンプを分離しているのでそれぞれ独立に適切なプ
ーリ比(回転数)に設定できるのでポンプを低速
で運転することも可能となりエネルギーロスがな
くなる。また発電機は高速で回すことができるの
で発電機の小型、軽量化、高出力化が可能とな
る。
次いに、発電機とポンプのマウントを共通に使
用しているのでスペースをとらずに作業性、サー
ビス性が良くなる。また、発電機とポンプのプー
リを近づけた状態にしておけるのでクランクプー
リ、フアンプーリ等とのプーリ配置が従来とほと
んど同じでよく、従つてエンジンのレイアウトを
変えなくてよい。又、重量の大きな発電機をエン
ジンに確実に固定しているので異常振動すること
がなく、この面でも高速化、軽量化が可能とな
る。
しかも、ベルト張力調整を重量の小さなポンプ
にて行なうこと及びポンプの回転数を低くできる
ことにより、ポンプの固定は第1ステーで確実に
行ない鋼性の比較的少ない取付手段7で補助する
だけで十分に耐振性を有する。
さらに発電機の構成部品を、一般的なポンプの
付かない発電機(通常ガソリン車用の発電機)と
共通使用できるので大幅なコストダウンになると
いつた種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のポンプ付発電機のエンジン取付
け状態を示す正面図、第2図は第1図の側面図、
第3図は本考案になる取付構造の一実施例を示す
正面図、第4図は第3図図示構造の側面図であ
る。 6……エンジン、10,11……ボルト、1
b,1c,1c′……発電機のステー、1a……発
電機用プーリ、1……車両用発電機、2c……第
1ステー、2b……第2ステー、2a……ポンプ
用プーリ、2……車両用ポンプ、7……取付手
段、8……ベルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン6にボルト10,11で強固に取付け
    られた少なくとも2つのステー1b,1c,1
    c′と発電機用プーリ1aとを有する車両用発電機
    1、 該車両用発電機1の一方の前記ステー1c,1
    c′を前記エンジン6に取付けた前記ボルト11を
    共通使用して前記エンジン6に取付けられた第1
    ステー2cと、該第1ステー2cより離れた位置
    に設けられた第2ステー2bと、自身を駆動する
    ポンプ用プーリ2aとを有する車両用ポンプ2、 一端が前記エンジン6に取付けられ他端が前記
    車両用ポンプ2の第2ステー2bに連結されて、
    前記エンジン6と前記第2ステー2b間の相対距
    離を調整可能な取付手段7、および 前記エンジン6によつて駆動され前記発電機用
    プーリ1aと前記ポンプ用プーリ2aに取付けら
    れ前記車両用ポンプ2の第2ステー2bの位置に
    応じて張力が調整されるベルト8を備えたことを
    特徴とする車両用発電機とポンプの取付構造。
JP12702980U 1980-09-05 1980-09-05 Expired JPS6213412Y2 (ja)

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JPS5751064U JPS5751064U (ja) 1982-03-24
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JPS62150031A (ja) * 1986-12-08 1987-07-04 Daihatsu Motor Co Ltd カ−ク−ラコンプレツサの設置方法

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JPS5751064U (ja) 1982-03-24

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