JPS62129685A - クリンカク−ラ内部水スプレ冷却装置 - Google Patents

クリンカク−ラ内部水スプレ冷却装置

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JPS62129685A
JPS62129685A JP26820885A JP26820885A JPS62129685A JP S62129685 A JPS62129685 A JP S62129685A JP 26820885 A JP26820885 A JP 26820885A JP 26820885 A JP26820885 A JP 26820885A JP S62129685 A JPS62129685 A JP S62129685A
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JP
Japan
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clinker
water
water spray
cooler
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP26820885A
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English (en)
Inventor
土屋 捷造
岡 龍樹
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセメント等の製造工程に於て、クリンカクーラ
の中温部又は低温部におけるクリンカを水スプレに、よ
り設一定温1度迄コントロール方式で冷却し、併せて排
ガスの調湿を行うことを特徴とするクリンカクーラ内部
の水スプレー冷却装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、クリンカクーラの内部の中温部又は低温部で、ク
リンカクーラ天井部、側壁又はグレートの隙間から水を
水滴状又は霧状にスプレし、クーラ出口におけるクリン
カ温度が過度に高くならないようにすると共に、この水
を用いることによって吹込冷却風量を低減し、省エネを
計り、併せてクリンカクーラ後続の電気集塵機の除塵効
率を上昇させるようにしている例がある。例えば、第5
図及び第6図に示すものがその例であるグレートクーラ
で、内部を水によるスプレ冷却を行っている。
同図中、01はロータリキルン、02はキルンフード、
03はカルサイナーへの油気口、04は前段グレー)、
05は後段グレート、06は余剰空気排気口、07は複
数のスプレノズル、08はホッパ、o9はクリンカコン
ベヤ、010はハンマクラッシャであり、実線矢印01
1方向を進む赤熱クリンカは次第に冷却されて矢印01
2で示す如く排出される。ここで、スプレノズル07は
無コントロール方式で中温部及び又は低温部のクーラ天
井部又は側壁等に配置されている。
セメント焼成では、クリンカは細粒と塊状とが混在する
上に、量的にも温度的にも安定せず、特に細粒はクーラ
側壁に近いところを、所謂、赤い河と称する赤熱状態で
流れる現象等も発生する。
ところが、上記した従来方法によると、そのときどきの
より高温のクリンカ部に対し、必ずしも適量でかつ適所
に水をスプレできないので、クリンカ内部のスプレ冷却
が最適状態で実施されないという問題点がある。
つまり、従来は水量を無コントロール式で設定された水
量が常時撒布される状態にあった。そのため十分な水の
供給ができなかったりして一部クリンカの冷却不良を生
じ、クリンカ品質にも、又後続仕上ミルに対しても悪い
影響を及ぼすこととなっていた。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来のクリンカクーラにおける冷却方式に
よると、撒布される水量が常時一定であるため、より冷
却を必要な高温のクリンカ部に適切な量の撒布が行われ
ないこともあって、そのためクリンカの冷却不良が生じ
てクリンカ品質及び後続の仕上ミルに対して夫々悪影響
を及ぼすという問題点があった。
本発明は、これらの問題点を解決すべ(開発されたもの
で、クリンカクーラ内部の所定の部位でクリンカの温度
分布を検出し、この検出値を基にして水撒布量を自動的
に調整し、もって最適な冷却を行うと共に排ガスの調湿
をも同時に行えるクリンカクーラ内部の水スプレ冷却装
置を゛提4JEA。
ようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このため、本発明はクリンカクーラ内部水スプレ冷却装
置において、クリンカクーラ内部の中温部又は低温部に
あってクリンカクーラの天井部にクリンカの流れ方向に
直交する如く1列に配設された複数の輻射高温計と、同
輻射高温計の下流側にあって同輻射高温計と同数で同方
向に並設された複数の冷却水スプレノズルと、前記各輻
射高温計により検出された温度を電気信号に変換する変
換器と、この電気信号により温度分布を把握するスキャ
ニング装置と、同スキャニング装置により把握された検
出値と予め設定された設定値と比較する比較器と、同比
較器からの指令を受けて前記冷却水スプレノズルの水量
を調節するために水量調節バルブを作動させるコントロ
ーラを具備することを構成とし、これを上記問題点の解
決手段とするものである。
(作 用) 複数個の冷却水ノズル列の前段列に位置する同数の輻射
高温計により変化するクリンカの温度分布を検出し、こ
の検出値を設定値と比較してコントロールボックスのコ
ントローラにより冷却水の調整バルブを調節し、冷却ノ
ズルからの水量をクリンカ温度分布に追従させ、クリン
カ温度の均一化を図る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第4図は本発明の実施例に係るクリンカクー
ラ内部水スプレ冷却装置の説明図である。
第1図はグレートクーラの断面図、第2図は同平面図、
第3図及び第4図は第1図のA−A矢視図で、第4図の
例は側方壁面からもスプレする場合を示す図である。本
実施例におけるクリンカクーラ外形は第5図に示した従
来例と大差なく、仮焼炉性抽気口を持つものも含まれる
。即ち、ロータリキルン13クリンカ落口端のクリンカ
は実線矢印16で示す如く落下し、前段グレート14、
後段グレート15上を矢印23で示す方向に搬送され、
ハンマクラッシャ22で約25mri以下に破砕されて
矢印18の如く排出される。破線矢印で示すグレー)1
4.15下部から吹上げる冷却空気はグレー)14.1
5の細孔(孔径約10朋〕より吹上げられ、クリンカを
冷却しながら破線矢印19の如くロータリキルン13に
誘引されるもの、同じく破線矢印20で示す如く図示せ
ぬカルサイナへ抽気されるもの、更には余剰排気21と
して排出されるものに分れてゆく。
次に、クリンカの内部水スプレ冷却装置を説明すると、
第2図に示す如(1はクリンカ進行方向23に対し直角
方向に1列にクリンカクーラの中温部又は低温部に配置
される複数個の輻射高温計、2は同輻射高温計1と同数
の変換器、3はスキャニング装置、4は比較器、5は設
定器、6はコントローラ、7は前記輻射高温計1の後段
に配置され同輻射高温計1と同数で同じくクリンカ進行
方向23に対して直角方向に配設された冷却水スプレノ
ズル、8は同数の水量調節バルブ、9は流量計、10は
元バルブ、11は水ポンプ、12は冷却水配管で以上に
よって構成されて(・る。
以下、その作用について説明すると、ロータリキルン内
のクリンカは輻射高温計1の直下に至ると、横1列に配
設される複数個の輻射高温計1(例えば、本図示例の場
合5個)によって温度が検出され、その温度が変換器2
によって電気信号に変換され、スキャニング装置3でそ
の温度の分布状態が把握される。次に比較器4は設定器
5によって予め設定された値と前記輻射高温計1により
検出された検出値とを比較する。
一方、水ポンプ11かも給水される冷却水は、途中元バ
ルブ10.流量計9を経て更に水量調節バルブ8を経て
スプレノズル7に至る。中低温部に存在するクリンカ1
7の温度分布は比較器4によって比較され、そのときど
きの設定値との過不足信号がコントローラ6に送られ、
コントローラ6を経て水量調節バルブ8の開閉が行われ
、スプレ上流クリンカの不均一温度分布はスプレ下流以
降に於けるクリンカ温度を均一低下の方向で調節される
こととなる。
(発明の効果) 以上、詳細に説明した如く、上記構成からなる本発明に
よれば、従来の無コントロール方式と異なり、きめ細い
コントロールにより吹込水量を水蒸気に変える最大限界
まで増加することが可能となり、水による冷却効果がよ
り高くなって、クーラ出口におけるクリンカ温度を低(
保つことができ、クーラに後続する輸送機の高温クリン
カによるトラブルがより減少し、更に水のスプレ量の増
加は、結果として吹込み空気量の減少に繋がり、省エネ
となるものである。例えば、1t/h余分に水スプレが
可能となると、200 Nm/minの吹込冷却空気量
が低減され、約18KIlhの電力が低減出来ることに
なる。また、冷却水は水蒸気として排気中に含まれて排
出されるので、電気集塵機が使用される場合には、その
調湿効果により電気集塵機の効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す水スプレ冷却装置を組込
んだグレートクーラの断面図、第2図は同平面図、第3
図及び第4図は夫々異なる実施例を示す第1図のA−A
矢視図、第5図は従来のクリンカクーラ水スプレ冷却装
置を組込んだグレートクーラの断面図、第6図は第5図
のB−B矢視図である。 図の主要部分の説明 1・・・輻射高温計    2・・・温度変換器3・・
・スキャニング装置 4・・・比較器6・・・コントロ
ーラ   7・・・スプレノズル17・・・中低温部ク
リンカ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クリンカクーラ内部の中温部又は低温部にあってクリン
    カクーラの天井部にクリンカの流れ方向に直交する如く
    1列に配設された複数の輻射高温計と、同輻射高温計の
    下流側にあって同輻射高温計と同数で同方向に並設され
    た複数の冷却水スプレノズルと、前記各輻射高温計によ
    り検出された温度を電気信号に変換する変換器と、この
    電気信号により温度分布を把握するスキャニング装置と
    、同スキャニング装置により把握された検出値と予め設
    定された設定値と比較する比較器と、同比較器からの指
    令を受けて前記冷却水スプレノズルの水量を調節するた
    めに水量調節バルブを作動させるコントローラを具備す
    ることを特徴とするクリンカクーラ内部水スプレ冷却装
    置。
JP26820885A 1985-11-28 1985-11-28 クリンカク−ラ内部水スプレ冷却装置 Pending JPS62129685A (ja)

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Cited By (5)

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