JPS62123200A - モノクロ−ナル抗体 - Google Patents
モノクロ−ナル抗体Info
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- JPS62123200A JPS62123200A JP60261541A JP26154185A JPS62123200A JP S62123200 A JPS62123200 A JP S62123200A JP 60261541 A JP60261541 A JP 60261541A JP 26154185 A JP26154185 A JP 26154185A JP S62123200 A JPS62123200 A JP S62123200A
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- JP
- Japan
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- cancer
- cells
- kato
- iii
- monoclonal antibody
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- Pending
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分骨〕
本発明は、印環型胃癌由来細胞株(KATO−■)を免
疫原として作製されたノ1イブリドーマの産生ずる特定
の特性を持つモノクローナル抗体に関する。
疫原として作製されたノ1イブリドーマの産生ずる特定
の特性を持つモノクローナル抗体に関する。
癌研究の究極の目標は、抗癌、制癌作用を示す物質の探
索と、癌の早期発見、即ら早期診断法の確立にあるとい
える。従来、癌に関して種々の薬剤、治療法、試薬が開
発されているが、これらはいずれも癌細胞ばかりでなく
、正常組織、正常細胞にも影響を与え、如何に有効な薬
剤とはいえ、その副作用のために使用が著しく制限され
ているのが現状である。
索と、癌の早期発見、即ら早期診断法の確立にあるとい
える。従来、癌に関して種々の薬剤、治療法、試薬が開
発されているが、これらはいずれも癌細胞ばかりでなく
、正常組織、正常細胞にも影響を与え、如何に有効な薬
剤とはいえ、その副作用のために使用が著しく制限され
ているのが現状である。
免疫反応(抗原−抗体反応) 1.t、非常に特異性が
高いものであるが、従来のポリクローナル抗体ではいか
に吸収操作を繰り返しても、例えばリンパ球間のサブセ
ットのような、非常にマイナーな抗原決定基によって区
別されろものを認識することは困難であった。ミルステ
ィン(Milstein)らによって開発されたモノク
ローナル抗体〔ケーラー、ジー、およびミルスティン、
シー、:ネーチャ(K″6hler、G、and Mi
lstein、C,+Nature、) 25B。
高いものであるが、従来のポリクローナル抗体ではいか
に吸収操作を繰り返しても、例えばリンパ球間のサブセ
ットのような、非常にマイナーな抗原決定基によって区
別されろものを認識することは困難であった。ミルステ
ィン(Milstein)らによって開発されたモノク
ローナル抗体〔ケーラー、ジー、およびミルスティン、
シー、:ネーチャ(K″6hler、G、and Mi
lstein、C,+Nature、) 25B。
495 (+975) )は、この壁を打ち破るもの
であり、癌細胞上の癌特異抗原、あるいは癌関連抗原を
特異的に認識するモノクローナル抗体を得ろ乙とにより
、正常Sfl織へのダメージを与えずに癌組織のみを特
異的に排除できろものと期待される。また、モノクロー
ナル抗体を用いた診断薬あるいは検査試薬は、正常血清
成分に対ずろ交叉反応がなく、感度良く、癌関連抗原、
癌特異抗原を検出できるものと思われろ。
であり、癌細胞上の癌特異抗原、あるいは癌関連抗原を
特異的に認識するモノクローナル抗体を得ろ乙とにより
、正常Sfl織へのダメージを与えずに癌組織のみを特
異的に排除できろものと期待される。また、モノクロー
ナル抗体を用いた診断薬あるいは検査試薬は、正常血清
成分に対ずろ交叉反応がなく、感度良く、癌関連抗原、
癌特異抗原を検出できるものと思われろ。
本発明の目的は、特定の癌抗原に対して特異的に反応す
るモノクローナル抗体を提供する乙とにある。さらには
、上記特定層に対する抗原検出用試薬を提供することに
ある。
るモノクローナル抗体を提供する乙とにある。さらには
、上記特定層に対する抗原検出用試薬を提供することに
ある。
本発明は、胃痛、特に胃癌の細胞膜表作型抗原に対して
特異的に反応するモノクローナル抗体よりなるものであ
る。
特異的に反応するモノクローナル抗体よりなるものであ
る。
本発明のモノクローナル抗体は印環型胃癌由来細胞株(
KATO−III)を免疫原として作製されたハイブリ
ドーマの産生ずるモノクローナル抗体であって、以下の
特性を持つ3種である。
KATO−III)を免疫原として作製されたハイブリ
ドーマの産生ずるモノクローナル抗体であって、以下の
特性を持つ3種である。
すなわち、第1の種類は、
■ 1gクラス(サブクラス):rgG1■ ・認識抗
原タイプ:細胞膜表作型抗原■ 癌細胞との反応性:肺
癌(PC−1) 、肺癌(PC−3) 、肺癌(PC−
9)、1lil′i癌(PC−10)、胃癌(KATO
−I) 、膀胱癌(NBT−2)、および喉頭癌(HE
p=2)に対して陽性を示すモノクローナル抗体であり
、第2の種類は、 ■ I gクラス(サブクラス):IgG3(2) 認
識抗原タイプ:細胞膜表作型抗原■ 癌細胞との反応性
:肺癌(、PC−1)、肺癌(PC−3)、肺1.%、
(PC−9)、肺癌(PC−10,)、胃癌(KATO
−1[) 、膀胱癌(NBT−2)、および喉頭癌(H
Ep、−2)に対して陽性を示すモノクローナル抗体で
あり、及び第3の種類は、 ■ Igクラス(サブクラス):IgA■・ 認識抗原
タイプ:細胞膜表作型抗原。
原タイプ:細胞膜表作型抗原■ 癌細胞との反応性:肺
癌(PC−1) 、肺癌(PC−3) 、肺癌(PC−
9)、1lil′i癌(PC−10)、胃癌(KATO
−I) 、膀胱癌(NBT−2)、および喉頭癌(HE
p=2)に対して陽性を示すモノクローナル抗体であり
、第2の種類は、 ■ I gクラス(サブクラス):IgG3(2) 認
識抗原タイプ:細胞膜表作型抗原■ 癌細胞との反応性
:肺癌(、PC−1)、肺癌(PC−3)、肺1.%、
(PC−9)、肺癌(PC−10,)、胃癌(KATO
−1[) 、膀胱癌(NBT−2)、および喉頭癌(H
Ep、−2)に対して陽性を示すモノクローナル抗体で
あり、及び第3の種類は、 ■ Igクラス(サブクラス):IgA■・ 認識抗原
タイプ:細胞膜表作型抗原。
■ 癌細胞との反応性;肺癌(PC−91、食道癌(T
E−])、食道癌(TE−2) 、食道癌(TE−3)
、胃癌(KATO−1[) 、胃癌(MKN−28)
、胃癌(MKN−45)、および結腸1i (COLO
−201)に対して陽性を示すモノクローナル抗体であ
る。
E−])、食道癌(TE−2) 、食道癌(TE−3)
、胃癌(KATO−1[) 、胃癌(MKN−28)
、胃癌(MKN−45)、および結腸1i (COLO
−201)に対して陽性を示すモノクローナル抗体であ
る。
本発明のモノクローナル抗体は、いわゆる細胞融合によ
って製造されろ。すなわち、抗体産生細胞と骨髄腫細胞
との間に、融& 、\イブリッドを形成させ、該ハイブ
リッドをクローン化し、上記癌細胞(即ち、上記特性を
有する特定抗原)に対し特異性を示す抗体を産生ずるク
ローンr!選択ずろことによって製造される。その操作
は、免疫用細胞として下記細胞を使用ずろ以外は、従来
既知の方法に準ずればよい。
って製造されろ。すなわち、抗体産生細胞と骨髄腫細胞
との間に、融& 、\イブリッドを形成させ、該ハイブ
リッドをクローン化し、上記癌細胞(即ち、上記特性を
有する特定抗原)に対し特異性を示す抗体を産生ずるク
ローンr!選択ずろことによって製造される。その操作
は、免疫用細胞として下記細胞を使用ずろ以外は、従来
既知の方法に準ずればよい。
抗体産生細胞は、例えば株化癌細胞より得られる抗原に
よって免疫されt二動物からの肺細胞、リンパ節細胞、
[3−’Jリンパ球ある。株化癌細胞としては、印環型
胃癌由来の株化癌細胞(KATO−M)が例示されろ。
よって免疫されt二動物からの肺細胞、リンパ節細胞、
[3−’Jリンパ球ある。株化癌細胞としては、印環型
胃癌由来の株化癌細胞(KATO−M)が例示されろ。
免疫されろ動物としては、tことえばマウス、うット、
馬、ヤギ、ウサギなどが例示される。
馬、ヤギ、ウサギなどが例示される。
抗体産生細胞は、例えば次のようにして製造されろ。即
ち、印環型胃癌由来細胞株(KATO−■)を超音波処
理等で破壊し、遠心分離(例、10、000〜20.0
OOG 、 10〜60分)を行って細胞抽出液を得、
この上清を分子量10万〜200万の物質の分離が可能
なゲル濾過担体(例、セファデックス、セファクリル、
セファロース、バイオゲル等)を使用して分子篩し、高
分子画分と低分子画分とに分離する。かくして得られた
分子量が約70万〜150万の高分子画分は、例えば、
完全フロインドアジュバント(Freund Con+
plete Adjuvant)と混和後、動物の免疫
用として使用する。
ち、印環型胃癌由来細胞株(KATO−■)を超音波処
理等で破壊し、遠心分離(例、10、000〜20.0
OOG 、 10〜60分)を行って細胞抽出液を得、
この上清を分子量10万〜200万の物質の分離が可能
なゲル濾過担体(例、セファデックス、セファクリル、
セファロース、バイオゲル等)を使用して分子篩し、高
分子画分と低分子画分とに分離する。かくして得られた
分子量が約70万〜150万の高分子画分は、例えば、
完全フロインドアジュバント(Freund Con+
plete Adjuvant)と混和後、動物の免疫
用として使用する。
免疫は動物の皮下、筋肉内或いは腹腔内に約1゜5 X
10s〜10’cell相当分/回を注射することに
より行われ、初回免疫より約3〜5週間ごとに2度免疫
を行い、さらに1〜3ケ月後に最終免疫を行う。最終免
疫より約3〜5日後、免疫動物から抗体産生細胞を分取
する。
10s〜10’cell相当分/回を注射することに
より行われ、初回免疫より約3〜5週間ごとに2度免疫
を行い、さらに1〜3ケ月後に最終免疫を行う。最終免
疫より約3〜5日後、免疫動物から抗体産生細胞を分取
する。
骨ffJ腫細胞としては、たとえば、マウス、ラッ1−
、ヒ1−等山来のものが使用される。抗体産生細胞と骨
髄肝細胞とは同種動物由来のものである乙とが好ましい
。
、ヒ1−等山来のものが使用される。抗体産生細胞と骨
髄肝細胞とは同種動物由来のものである乙とが好ましい
。
細胞融合は、例えばジー、ガルファ (G、Ga1fr
e)〔ネーチャ(Nature) 266、550 (
1977) )に記載の方法またはこれに準する方法に
よって行われる。この際、30〜50%ポリエチレング
リコール(平均分子量1. Goo〜4.000)を用
いて30〜40℃の2Fa度下、約1〜3分間程度反応
させることによって行われる。
e)〔ネーチャ(Nature) 266、550 (
1977) )に記載の方法またはこれに準する方法に
よって行われる。この際、30〜50%ポリエチレング
リコール(平均分子量1. Goo〜4.000)を用
いて30〜40℃の2Fa度下、約1〜3分間程度反応
させることによって行われる。
細胞融合によって得られた細胞は目的とするモノクロー
ナル抗体を産生ずるクローンのスクリーニングに付され
る。すなオ〕ら、当該細胞を、例丸ばマイクロプレート
中で培養し、増殖の見られたウェルの培養土清中の抗体
価を、例えば酵素抗体法などによって測定し、適切な抗
体を産生じているウェルを得る。このようなウェルから
さらに例えば限界希釈法によってクローニングを行って
クローンを得る。このクローンは、例丸ばあらかしめプ
リスタンを投与したBALB/Cマウスの腹腔内へ移植
し、10〜14日後にモノクローナル抗体を高濃度に含
む腹水を採取し、検定する。選ばれたクローンの産生ず
るモノクローナル抗体の回収は、免疫グロブリンの精製
法として従来既知の硫安分画法、PEG分画法、エタノ
ール分画法、陰イオン変換体を応用することで、容易に
達成すれる。
ナル抗体を産生ずるクローンのスクリーニングに付され
る。すなオ〕ら、当該細胞を、例丸ばマイクロプレート
中で培養し、増殖の見られたウェルの培養土清中の抗体
価を、例えば酵素抗体法などによって測定し、適切な抗
体を産生じているウェルを得る。このようなウェルから
さらに例えば限界希釈法によってクローニングを行って
クローンを得る。このクローンは、例丸ばあらかしめプ
リスタンを投与したBALB/Cマウスの腹腔内へ移植
し、10〜14日後にモノクローナル抗体を高濃度に含
む腹水を採取し、検定する。選ばれたクローンの産生ず
るモノクローナル抗体の回収は、免疫グロブリンの精製
法として従来既知の硫安分画法、PEG分画法、エタノ
ール分画法、陰イオン変換体を応用することで、容易に
達成すれる。
本発明によって得られtこモノクローナル抗体は、細胞
膜表作型抗原を認識し、かつ正常組織由来培養細胞、赤
血球、白血球及び正常組織とは反応せず、癌関連抗原、
癌特異抗原を認識するものと推定される。すなわち、本
発明のモノクローナル抗体は、癌の早期発見、予後の追
跡調査に有用な診断薬として、および腫瘍のイメージン
グあるいは制癌剤とコンジュゲートさせ、ターゲテイン
グ療法等への臨床応用が期待される。
膜表作型抗原を認識し、かつ正常組織由来培養細胞、赤
血球、白血球及び正常組織とは反応せず、癌関連抗原、
癌特異抗原を認識するものと推定される。すなわち、本
発明のモノクローナル抗体は、癌の早期発見、予後の追
跡調査に有用な診断薬として、および腫瘍のイメージン
グあるいは制癌剤とコンジュゲートさせ、ターゲテイン
グ療法等への臨床応用が期待される。
(1)免疫用癌関連抗原の調製:
株化胃癌細胞(KATO−II株)を超音波処理法で破
壊し、遠心分離(15,000G、 30分)を行い細
胞抽出液を得た。この上清をセファロース4Bのカラム
を用い、ゲル濾過し、高分子画分と低分子画分とに分離
した。
壊し、遠心分離(15,000G、 30分)を行い細
胞抽出液を得た。この上清をセファロース4Bのカラム
を用い、ゲル濾過し、高分子画分と低分子画分とに分離
した。
分子量が約70万〜150万の高分子画分を、完全フロ
インドアジュバントと混和後、マウスへ1ケ月毎に3回
免疫した。
インドアジュバントと混和後、マウスへ1ケ月毎に3回
免疫した。
最終免疫より4日後にマウス肺臓を取出し、以下の細胞
融合に用いた。
融合に用いた。
(2)細胞膜きおよびクローニング:
上記のマウス牌細胞と、マウスミエローマP3U1(カ
レント トビツク イン マイクロバイオロジー アン
ド イムノロジー(Curr、Top、Mierobi
ol、Immunol、 )、 8 1 、 1
(1978)) とを3;1の割合で混合し、ケー
ラー(K′6hler) らの方法〔イムノロジカル
メソッド(アカデミツク プレス)、ニューヨーク
(rmmunologieal Method(Aca
demic Press ) 、 New York)
、 391 、 (1979)、〕を一部改変して
、45%ポリエチレングリコール(平均分子i4.oo
O)を用いて2分間反応させることにより細胞融合を行
った。
レント トビツク イン マイクロバイオロジー アン
ド イムノロジー(Curr、Top、Mierobi
ol、Immunol、 )、 8 1 、 1
(1978)) とを3;1の割合で混合し、ケー
ラー(K′6hler) らの方法〔イムノロジカル
メソッド(アカデミツク プレス)、ニューヨーク
(rmmunologieal Method(Aca
demic Press ) 、 New York)
、 391 、 (1979)、〕を一部改変して
、45%ポリエチレングリコール(平均分子i4.oo
O)を用いて2分間反応させることにより細胞融合を行
った。
本細胞を96ウエルマイクロプレー1・に植え込み、H
A T培地(表1)で9〜14日間培養後、HT培地(
表1)に移行し、更にフラスコ(25cII+)に培養
できるようになってからD−MEM培養地(表1)で培
養した。増殖の見られたウェルの培養上清中の抗体価を
酵素抗体法により測定し、適切なウェルから限界希釈法
により、求めるハイブリドーマのクローニングを行った
。
A T培地(表1)で9〜14日間培養後、HT培地(
表1)に移行し、更にフラスコ(25cII+)に培養
できるようになってからD−MEM培養地(表1)で培
養した。増殖の見られたウェルの培養上清中の抗体価を
酵素抗体法により測定し、適切なウェルから限界希釈法
により、求めるハイブリドーマのクローニングを行った
。
すなわち、マイクロタイタープレー1・にウェル当たり
25.000個のマウス腹腔浸出細胞を植え込み、次に
D−MEM培地で、10.5.2.5.1個101+n
lとなるようにバイプリドーマを希釈し、これをマイク
ロタイタープレートに0.1mt’ずつ植え込み培養し
た。4日後にD−MEM培地を0.1rnl加え、以後
4〜7日に1度、培地の半量交換を行った。培養開始後
10〜20日で肉眼で認められるコロニーが形成され、
クローン株を得た。
25.000個のマウス腹腔浸出細胞を植え込み、次に
D−MEM培地で、10.5.2.5.1個101+n
lとなるようにバイプリドーマを希釈し、これをマイク
ロタイタープレートに0.1mt’ずつ植え込み培養し
た。4日後にD−MEM培地を0.1rnl加え、以後
4〜7日に1度、培地の半量交換を行った。培養開始後
10〜20日で肉眼で認められるコロニーが形成され、
クローン株を得た。
(以下余白)
表1
(3) スクリーニング法:
得られたハイブリドーマについて目的とするモノクロー
ナル抗体を産生ずるクローンのスフIJ −ニングを次
のように行った。
ナル抗体を産生ずるクローンのスフIJ −ニングを次
のように行った。
(イ)方法の説明
以下のようにして酵素抗体法を行った。
抗原(各種株化癌細胞、部分精製癌関連抗原または正常
細胞)をコー!・シたマイクロプレートに検体を加え、
37℃で1時間反応させ、洗浄後ベルオキンダーゼ標識
抗マウス免疫グロブリン(IgG+I gA+I gM
)ウサギ抗体を加え、さらに37℃で1時間反応させた
。未反応の標識抗体を洗浄除去後、0−フェニレンジア
ミン液を加え、室温にて30分間反応させた後、2M硫
酸を加えて反応を停止させ、490nmの吸光度を測定
した。
細胞)をコー!・シたマイクロプレートに検体を加え、
37℃で1時間反応させ、洗浄後ベルオキンダーゼ標識
抗マウス免疫グロブリン(IgG+I gA+I gM
)ウサギ抗体を加え、さらに37℃で1時間反応させた
。未反応の標識抗体を洗浄除去後、0−フェニレンジア
ミン液を加え、室温にて30分間反応させた後、2M硫
酸を加えて反応を停止させ、490nmの吸光度を測定
した。
この方法で各種細胞との反応生を調べた。癌胎児性抗原
(CEA)との交叉反応性は、CEA感作血球を用いP
HA法で行った。
(CEA)との交叉反応性は、CEA感作血球を用いP
HA法で行った。
モノクローナル抗体がKATO−1の分泌物抗原か或い
は細胞膜表花型抗原のどちらを認識しているかの検討の
ために、KATO−41の培養上清でモノクローナル抗
体とKATO−1[細胞そのものとの反応性が阻害され
るかどうかを調べた。
は細胞膜表花型抗原のどちらを認識しているかの検討の
ために、KATO−41の培養上清でモノクローナル抗
体とKATO−1[細胞そのものとの反応性が阻害され
るかどうかを調べた。
酵素抗体法を用いたインヒピションテス!・の具体的な
方法は、以下の通りである。即ち、ハイブリドーマの培
養上清を酵素抗体法でタイトレージリンを行い、それよ
り判断して適当な希釈倍率を決める。次にKATO−I
培養上清を5〜25培濃縮したものを原液として、1:
5,1: 521;5″希釈したものを適当に希
釈したハイプリドーマ培養上清にそれぞれ等承知え、1
時間、37℃でインキュベーションする。そして、通電
の酵素抗体法(target: K A T 0−11
[)の系で7ツセイを行った。
方法は、以下の通りである。即ち、ハイブリドーマの培
養上清を酵素抗体法でタイトレージリンを行い、それよ
り判断して適当な希釈倍率を決める。次にKATO−I
培養上清を5〜25培濃縮したものを原液として、1:
5,1: 521;5″希釈したものを適当に希
釈したハイプリドーマ培養上清にそれぞれ等承知え、1
時間、37℃でインキュベーションする。そして、通電
の酵素抗体法(target: K A T 0−11
[)の系で7ツセイを行った。
(ロ)スクリーニングの流れ
1次スクリーニング:ターゲラ1−セル(KATO−■
)および正常皮膚繊維芽細胞(CCD、、−3K)を用
いた酵素抗体法で、KATO−1[に対し゛C陽性でC
CD45−5Kに対して陰性なウェルを選抜する。
)および正常皮膚繊維芽細胞(CCD、、−3K)を用
いた酵素抗体法で、KATO−1[に対し゛C陽性でC
CD45−5Kに対して陰性なウェルを選抜する。
2次スクリーニング: 1次スクリーニングで選抜され
た細胞株を2〜3回クローニングし、その培養上清を多
くの痛山来の株化細胞(cell 1ine)や他の正
常組織由来細胞との反応性を検討するとともに、分泌型
或いは細胞膜表作型抗原のどちらを認識するかを、酵素
抗体法を用いたインヒビジョン テストで同定する。
た細胞株を2〜3回クローニングし、その培養上清を多
くの痛山来の株化細胞(cell 1ine)や他の正
常組織由来細胞との反応性を検討するとともに、分泌型
或いは細胞膜表作型抗原のどちらを認識するかを、酵素
抗体法を用いたインヒビジョン テストで同定する。
(4) モノクローナル抗体の回収、精製:(イ)上
記のスクリーニングによって得られたクローン株を予め
0.5mt’/匹ブリスタンを投与した4週令後のBA
LB/Cマウス(雄)の腹腔内へ2 、 O〜3 、
OX 107eell/匹移植し、10〜14日後にモ
ノクローナル抗体を高濃度に含む腹水を採取した。
記のスクリーニングによって得られたクローン株を予め
0.5mt’/匹ブリスタンを投与した4週令後のBA
LB/Cマウス(雄)の腹腔内へ2 、 O〜3 、
OX 107eell/匹移植し、10〜14日後にモ
ノクローナル抗体を高濃度に含む腹水を採取した。
この腹水に0.9%NaC1液を加丸5〜10倍希釈し
た後、硫酸アンモニウムを40%濃度となるように加え
、沈殿画分を分取した。この沈殿画分をなるへく少量の
0,9%NaC1液で溶解させた後、0.9%NaC1
液を外液として透析した。透析終了後、高速液体クロマ
トグラフィー(TSK−Gell G−30005W
)を行い、免疫グロブリン画分を得、精製モアツクロー
ナル抗体とした。
た後、硫酸アンモニウムを40%濃度となるように加え
、沈殿画分を分取した。この沈殿画分をなるへく少量の
0,9%NaC1液で溶解させた後、0.9%NaC1
液を外液として透析した。透析終了後、高速液体クロマ
トグラフィー(TSK−Gell G−30005W
)を行い、免疫グロブリン画分を得、精製モアツクロー
ナル抗体とした。
(ロ)本りローン株は、BSA含無血清培地中でも増殖
させろことができろ。すなわち、0.5%13SA含無
血清培地(RITC55−9培地)中で増殖させ、培養
上清を集めた。この上清に硫酸アンモニウムを40%濃
度となるように加え、沈殿両分を分取し、これに0.9
%NaC1液を加え、溶解させた後、さらに硫酸アンモ
ニウムを40%濃度となるように加え沈殿画分を分取し
た。
させろことができろ。すなわち、0.5%13SA含無
血清培地(RITC55−9培地)中で増殖させ、培養
上清を集めた。この上清に硫酸アンモニウムを40%濃
度となるように加え、沈殿両分を分取し、これに0.9
%NaC1液を加え、溶解させた後、さらに硫酸アンモ
ニウムを40%濃度となるように加え沈殿画分を分取し
た。
この沈殿画分をなるべく少量の0,9%NaC1液で溶
解させた後、0.02M生理的リン酸緩衝液を外液とし
て透析した。透析終了後、この溶液をDEAE−セルロ
ファインカラムに加え、カラムクロマトグラフィーを行
った。
解させた後、0.02M生理的リン酸緩衝液を外液とし
て透析した。透析終了後、この溶液をDEAE−セルロ
ファインカラムに加え、カラムクロマトグラフィーを行
った。
(5) モノクローナル抗体の特性:かくしてスクリ
ーニングされたクローンの産生ずるモノクローナル抗体
の性状は、表2および表3のとおりである。免疫グロブ
リンのクラスはオフタロニー法で検定しな。
ーニングされたクローンの産生ずるモノクローナル抗体
の性状は、表2および表3のとおりである。免疫グロブ
リンのクラスはオフタロニー法で検定しな。
なお、本発明で用いた酵素抗体法は、ケネッl、(Xe
nnett l らの方法〔モノクロナル アンチボデ
ィー(フレニウム プレス)ニューヨーク ロンドン、
37B、 (1980) 〕に準じて細胞をそのま
ま利用ずろELISA法〔セルラー エンザイムリンク
ト イムノソルベント アッセイ (Ce l Lu1
or Enzyme Linked Immunoso
rbent 八5say)以下、CEL I SAと略
す〕によった。
nnett l らの方法〔モノクロナル アンチボデ
ィー(フレニウム プレス)ニューヨーク ロンドン、
37B、 (1980) 〕に準じて細胞をそのま
ま利用ずろELISA法〔セルラー エンザイムリンク
ト イムノソルベント アッセイ (Ce l Lu1
or Enzyme Linked Immunoso
rbent 八5say)以下、CEL I SAと略
す〕によった。
(以下余白)
注、*)
CELISA反応性は、十は反応陽性と判定される測定
検体の程度を示した。−は陰性を示した。
検体の程度を示した。−は陰性を示した。
CELISA法ニP、 1.f ロOD値は、−:0,
05未満 十:0.1以上0.4未満 である。
05未満 十:0.1以上0.4未満 である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)印環型胃癌由来細胞株(KATO−III)を免疫
原として作製されたハイブリドーマの産生する、以下の
特性をもつモノクローナル抗体。 (1)Igクラス(サブクラス):IgG_1(2)認
識抗原タイプ:細胞膜表在型抗原 (3)癌細胞との反応性:肺癌(PC−1)、肺癌(P
C−3)、肺癌(PC−9)、肺癌(PC−10)、胃
癌(KATO−III)、膀胱癌(NBT−2)、および
喉頭癌(HEp−2)に対して陽性を示す。 (2)印環型胃癌由来細胞株(KATO−III)を免疫
原として作製されたハイブリドーマの産生する、以下の
特性をもつモノクローナル抗体。 (1)Igクラス(サブクラス):IgG_3(2)認
識抗原タイプ:細胞膜表在型抗原 (3)癌細胞との反応性:肺癌(PC−1)、肺癌(P
C−3)、肺癌(PC−9)、肺癌(PC−10)、胃
癌(KATO−III)、膀胱癌(NBT−2)、および
喉頭癌(HEp−2)に対して陽性を示す。 (3)印環型胃癌由来細胞株(KATO−III)を免疫
原として作製されたハイブリドーマの産生する、以下の
特性をもつモノクローナル抗体。 (1)Igクラス(サブクラス):IgA (2)認識抗原タイプ:細胞膜表在型抗原 (3)癌細胞との反応性:肺癌(PC−9)、食道癌(
TE−1)、食道癌(TE−2)、食道癌(TE−3)
、胃癌(KATO−III)、胃癌(MKN−28)、胃
癌(MKN−45)、および結腸癌(COLO−201
)に対して陽性を示す。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60261541A JPS62123200A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | モノクロ−ナル抗体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60261541A JPS62123200A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | モノクロ−ナル抗体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62123200A true JPS62123200A (ja) | 1987-06-04 |
Family
ID=17363328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60261541A Pending JPS62123200A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | モノクロ−ナル抗体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62123200A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6321562A (ja) * | 1986-07-15 | 1988-01-29 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 抗ヒト胃癌単クロ−ン性抗体amc−462 |
-
1985
- 1985-11-22 JP JP60261541A patent/JPS62123200A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6321562A (ja) * | 1986-07-15 | 1988-01-29 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 抗ヒト胃癌単クロ−ン性抗体amc−462 |
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