JPS6253930A - モノクロ−ナル抗体 - Google Patents
モノクロ−ナル抗体Info
- Publication number
- JPS6253930A JPS6253930A JP19560385A JP19560385A JPS6253930A JP S6253930 A JPS6253930 A JP S6253930A JP 19560385 A JP19560385 A JP 19560385A JP 19560385 A JP19560385 A JP 19560385A JP S6253930 A JPS6253930 A JP S6253930A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cancer
- esophageal
- antigen
- esophageal cancer
- antibody
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- Pending
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Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高分化型食道癌由来細胞株(TE−1)を免
疫原として作製されたハイブリドーマの産生ずる特定の
特性を持つモノクローナル抗体に関する。
疫原として作製されたハイブリドーマの産生ずる特定の
特性を持つモノクローナル抗体に関する。
癌研究の文種の目標は、抗癌、制癌作用を示す物質の探
索と、癌の早期発見、即ち早期診断法の確立にあるとい
える。従来、癌に関して種々の薬剤、治療法、試薬が開
発されているが、これらはいずれも癌細胞ばかりでなく
、正常組織、正常細胞にも影響を与え、如何に有効な薬
剤とはいえ、その副作用のために使用が著しく制限され
ているのが現状である。
索と、癌の早期発見、即ち早期診断法の確立にあるとい
える。従来、癌に関して種々の薬剤、治療法、試薬が開
発されているが、これらはいずれも癌細胞ばかりでなく
、正常組織、正常細胞にも影響を与え、如何に有効な薬
剤とはいえ、その副作用のために使用が著しく制限され
ているのが現状である。
免疫反応(抗原−抗体反応)は、非常に特異性が高いも
のであるが、従来のポリクローナル抗体ではいかに吸収
操作を繰り返しても、例えばリンパ球間のサブセットの
ような、非常にマイナーな抗原決定基によって区別され
るものを認識することは困難であった。ミルスティン(
Milstein )らによって開発されたモノクロー
ナル抗体〔ケーラー、ジーおよびミルスティン、シー:
ネーチャー(に;hler、 G、 and Mils
tein、 C,: Nature) 256+495
、 (1975) )は、この壁を打ち破るものであり
、癌゛細胞上の癌特異抗原、あるいは癌関連抗原を特異
的に認識するモノクローナル抗体を得ることにより、正
常組織へのダメージを与えずに癌細胞のみを特異的に排
除できるものと期待される。また、モノクローナル抗体
を用いた診断薬あるいは検査試薬は、正常血清成分に対
する交叉反応がなく、感度良く、癌関連抗原、癌特異抗
原を検出できるものと思われる。
のであるが、従来のポリクローナル抗体ではいかに吸収
操作を繰り返しても、例えばリンパ球間のサブセットの
ような、非常にマイナーな抗原決定基によって区別され
るものを認識することは困難であった。ミルスティン(
Milstein )らによって開発されたモノクロー
ナル抗体〔ケーラー、ジーおよびミルスティン、シー:
ネーチャー(に;hler、 G、 and Mils
tein、 C,: Nature) 256+495
、 (1975) )は、この壁を打ち破るものであり
、癌゛細胞上の癌特異抗原、あるいは癌関連抗原を特異
的に認識するモノクローナル抗体を得ることにより、正
常組織へのダメージを与えずに癌細胞のみを特異的に排
除できるものと期待される。また、モノクローナル抗体
を用いた診断薬あるいは検査試薬は、正常血清成分に対
する交叉反応がなく、感度良く、癌関連抗原、癌特異抗
原を検出できるものと思われる。
本発明は、特定の癌抗原に対して特異的に反応するモノ
クローナル抗体を提供するものである。
クローナル抗体を提供するものである。
さらに本グ4明は、上記特定癌に対する抗原検出用試薬
を提供するものである。
を提供するものである。
本発明は、食道癌、特に食道癌の分泌物抗原に対して特
異的に反応するモノクローナル抗体よりなるものである
。
異的に反応するモノクローナル抗体よりなるものである
。
本発明のモノクローナル抗体は、いわゆる細胞融合によ
って製造される。すなわち、抗体産生細胞と骨髄腫細胞
との間に、融合ハイブリッドを形成させ、該ハイブリッ
ドをクローン化し、上記癌細胞(即ち、上記特性を有す
る特定抗原)に対し特異性を示す抗体を産生ずるクロー
ンを選択することによって製造される。その操作は、免
疫用細胞として下記細胞を使用する以外は、従来既知の
方法に準ずればよい。
って製造される。すなわち、抗体産生細胞と骨髄腫細胞
との間に、融合ハイブリッドを形成させ、該ハイブリッ
ドをクローン化し、上記癌細胞(即ち、上記特性を有す
る特定抗原)に対し特異性を示す抗体を産生ずるクロー
ンを選択することによって製造される。その操作は、免
疫用細胞として下記細胞を使用する以外は、従来既知の
方法に準ずればよい。
抗体産生細胞は、例えば株化癌細胞より得られる抗原に
よって免疫された動物からの肺細胞、リンパ節細胞、B
−リンパ球である0株化癌細胞としては、高分化型食道
癌由来の株化癌細胞(TE−1)が例示される。
よって免疫された動物からの肺細胞、リンパ節細胞、B
−リンパ球である0株化癌細胞としては、高分化型食道
癌由来の株化癌細胞(TE−1)が例示される。
免疫させる動物としてはマウス、ラット、馬、ヤギ、ウ
サギなどが例示される。
サギなどが例示される。
抗体産生細胞は、例えば、次のようにして製造される。
即ち、食道癌由来細胞株TE−1(高分化型癌)を超音
波処理等で破壊し、遠心分離(例、10.000〜20
.000G、 10〜60分)を行って細胞抽出液を得
、この上清を分子量10万〜200万の物質の分離が可
能なゲル濾過担体(例、セファデックス、セファクリル
、セファロース、バイオゲル等)を使用して分子篩し、
高分子画分と低分子画分とに分離する。かくして得られ
た分子量が約70万〜150万の高分子画分は、たとえ
ば、完全ソロインドアジェバント (Freund C
ompleteAdjuvant)と混和後、動物の免
疫用として使用する。免疫は動物の皮下、筋肉内あるい
は腹腔内に約1.5 X 10’ =10’ cell
相当分/回を注射することにより行われ、初回免疫より
約3〜5週間毎に3度免疫を行い、更に約3ケ月後に最
終免疫を行う、最終免疫より約3〜5日後、免疫動物か
ら抗体産生細胞を分取する。
波処理等で破壊し、遠心分離(例、10.000〜20
.000G、 10〜60分)を行って細胞抽出液を得
、この上清を分子量10万〜200万の物質の分離が可
能なゲル濾過担体(例、セファデックス、セファクリル
、セファロース、バイオゲル等)を使用して分子篩し、
高分子画分と低分子画分とに分離する。かくして得られ
た分子量が約70万〜150万の高分子画分は、たとえ
ば、完全ソロインドアジェバント (Freund C
ompleteAdjuvant)と混和後、動物の免
疫用として使用する。免疫は動物の皮下、筋肉内あるい
は腹腔内に約1.5 X 10’ =10’ cell
相当分/回を注射することにより行われ、初回免疫より
約3〜5週間毎に3度免疫を行い、更に約3ケ月後に最
終免疫を行う、最終免疫より約3〜5日後、免疫動物か
ら抗体産生細胞を分取する。
骨髄腫細胞としてはマウス、ラット、ヒト等由来のもの
が使用される。抗体産生細胞と骨髄腫細胞とは同種動物
由来のものであることが好ましい。
が使用される。抗体産生細胞と骨髄腫細胞とは同種動物
由来のものであることが好ましい。
細胞融合は、たとえば、ジー ガルファー(G。
Ga14re) (ネーチ+−(Nature) 26
6、550. (1977))に記載の方法又はこれに
準する方法によって行われる。この際、30〜50%ポ
リエチレングリコール(平均分子量1 、000〜4,
000 )を用いて30〜40℃の温度下、約1〜3分
間程度反応させることによって行われる。
6、550. (1977))に記載の方法又はこれに
準する方法によって行われる。この際、30〜50%ポ
リエチレングリコール(平均分子量1 、000〜4,
000 )を用いて30〜40℃の温度下、約1〜3分
間程度反応させることによって行われる。
細胞融合によって得られた細胞は目的とするモノクロー
ナル抗体を産生ずるクローンのスクリーニングに付され
る。即ち、当該細胞を、例えばマイクロプレート中で培
養し、増殖の見られたウェルの培養上清中の抗体価を、
例えば酵素抗体法などによって測定し、適切な抗体を産
生しているウェルを得る。このようなウェルから更に例
えば限界希釈法によってクローニングを行ってクローン
を得る。このクローンは、例えばあらかじめプリスタン
を投与したBALB/Cマウスの腹腔内へ移植し、10
〜14日後にモノクローナル抗体を高濃度に含む腹水を
採取し、検定する6選ばれたクローンの産生ずるモノク
ローナル抗体の回収は、免疫グロブリンの精製法として
従来既知の硫安分画法、PEG分画法、エタノール分画
法、陰イオン変換体を応用することで、容易に達成され
る。
ナル抗体を産生ずるクローンのスクリーニングに付され
る。即ち、当該細胞を、例えばマイクロプレート中で培
養し、増殖の見られたウェルの培養上清中の抗体価を、
例えば酵素抗体法などによって測定し、適切な抗体を産
生しているウェルを得る。このようなウェルから更に例
えば限界希釈法によってクローニングを行ってクローン
を得る。このクローンは、例えばあらかじめプリスタン
を投与したBALB/Cマウスの腹腔内へ移植し、10
〜14日後にモノクローナル抗体を高濃度に含む腹水を
採取し、検定する6選ばれたクローンの産生ずるモノク
ローナル抗体の回収は、免疫グロブリンの精製法として
従来既知の硫安分画法、PEG分画法、エタノール分画
法、陰イオン変換体を応用することで、容易に達成され
る。
本発明によって得られたモノクローナル抗体は、食道癌
分泌物抗原を認識し、かつ正常組織培養細胞、正常組織
とは反応せず、癌特異的な抗原を認識するものと推測さ
れる。即ち、本発明からなるモノクローナル抗体は腫瘍
のイメージングあるいは制癌剤とコンジェゲートさせ、
ターゲティングセラビイ(targeting the
rapy )等への臨床応用、あるいは癌の早期発見、
予後の追跡調査に有用な診断薬としての応用が期待され
る。
分泌物抗原を認識し、かつ正常組織培養細胞、正常組織
とは反応せず、癌特異的な抗原を認識するものと推測さ
れる。即ち、本発明からなるモノクローナル抗体は腫瘍
のイメージングあるいは制癌剤とコンジェゲートさせ、
ターゲティングセラビイ(targeting the
rapy )等への臨床応用、あるいは癌の早期発見、
予後の追跡調査に有用な診断薬としての応用が期待され
る。
実施例
+11 免疫用癌関連抗原の調製:
株化食道癌細胞(TE−1株)を超音波処理法で破壊し
、遠心分離(15,000G、 30分)を行い細胞抽
出液を得た。この上清をセファロース4Bのカラムを用
い、ゲル濾過し、高分子画分と低分子画分とに分離した
。
、遠心分離(15,000G、 30分)を行い細胞抽
出液を得た。この上清をセファロース4Bのカラムを用
い、ゲル濾過し、高分子画分と低分子画分とに分離した
。
分子量が約70万〜150万の高分子画分を、完全ソロ
インドアジュバントと混和後、マウスへ約1ケ月毎に3
度免疫を行い、更に3ケ月後に最終免疫を行った。
インドアジュバントと混和後、マウスへ約1ケ月毎に3
度免疫を行い、更に3ケ月後に最終免疫を行った。
最終免疫より4日後にマウス肺臓を取り出し、以下の細
胞融合に用いた。
胞融合に用いた。
(2)細胞融合およびクローニング:
上記のマウス牌細胞と、マウスミエローマP3U1〔カ
レント トピックス イン マイクロバイオロジー゛ア
ンド イムノロジー(Curr、 Top、 Mic−
robiol、 l5nuno1.) 81.1. (
1978) )とを約3:1の割合で混合し、ケーラー
(K;hler ) らの方法〔イムノロジカル メソ
ッド(アカデミツクプレス)、 ニューヨーク (Im
+sunil)logical Method(Aca
demic Press)、 New York
)、 391+ 1979) ) を一部改変
して・、45%ポリエチレングリコール(平均分子量4
,000)を用いて2分間反応させることにより細胞融
合を行った。
レント トピックス イン マイクロバイオロジー゛ア
ンド イムノロジー(Curr、 Top、 Mic−
robiol、 l5nuno1.) 81.1. (
1978) )とを約3:1の割合で混合し、ケーラー
(K;hler ) らの方法〔イムノロジカル メソ
ッド(アカデミツクプレス)、 ニューヨーク (Im
+sunil)logical Method(Aca
demic Press)、 New York
)、 391+ 1979) ) を一部改変
して・、45%ポリエチレングリコール(平均分子量4
,000)を用いて2分間反応させることにより細胞融
合を行った。
本細胞を96ウエルマイクロプレートに植え込み、HA
T培地(表1)で9〜14日間培養後、HT培地(表1
)に移行し、更にフラスコ(25−)に培養できるよう
になってからD−MEM培地(表1)で培養した。増殖
の見られたウェルの培養上清中の抗体価を酵素抗体法に
より測定し、適切なウェルから限界希釈法により、求め
るハイブリドーマのクローニングを行った。
T培地(表1)で9〜14日間培養後、HT培地(表1
)に移行し、更にフラスコ(25−)に培養できるよう
になってからD−MEM培地(表1)で培養した。増殖
の見られたウェルの培養上清中の抗体価を酵素抗体法に
より測定し、適切なウェルから限界希釈法により、求め
るハイブリドーマのクローニングを行った。
即ち、マイクロタイクープレートにウェル当たり25,
000個のマウス腹腔浸出細胞を植え込み、次にD−M
EM培地で、10.5.2.5.1個10.1−となる
ようにハイプリドーマを希釈し、これをマイクロタイタ
ープレートに0.1−ずつ植え込み培養した。4日後に
D−MEM培地を0.1−加え、以後4〜7日に1度、
培地の半量交換を行った。培養開始後10〜20日で肉
眼で認められるコロニーが形成され、クローン株を得た
。
000個のマウス腹腔浸出細胞を植え込み、次にD−M
EM培地で、10.5.2.5.1個10.1−となる
ようにハイプリドーマを希釈し、これをマイクロタイタ
ープレートに0.1−ずつ植え込み培養した。4日後に
D−MEM培地を0.1−加え、以後4〜7日に1度、
培地の半量交換を行った。培養開始後10〜20日で肉
眼で認められるコロニーが形成され、クローン株を得た
。
(以下余白)
表1
(3) スクリーニング法:
得られたハイブリドーマについて目的とするモノクロー
ナル抗体を産生ずるクローンのスクリーニングを次のよ
うに行った。
ナル抗体を産生ずるクローンのスクリーニングを次のよ
うに行った。
(イ)方法の説明
以下のようにして酵素抗体法を行った。
抗原(各種株化癌細胞または部分精製癌関連抗腫または
正常細胞)をコートしたマイクロプレートに検体を加え
、37℃で1時間反応させ、洗浄後ペルオキシダーゼ標
識抗マウス免疫グロブリン(I gG+ I gA+
I gM)ウサギ抗体を加え、さらに37℃で1時間反
応させた。未反応の標識抗体を洗浄除去後、O−フェニ
レンジアミン液を加え、室温にて30分間反応させた後
、2M硫酸を加えて反応を停止させ、490nsの吸光
度を測定した。この方法で各種細胞との反応性を調べた
。
正常細胞)をコートしたマイクロプレートに検体を加え
、37℃で1時間反応させ、洗浄後ペルオキシダーゼ標
識抗マウス免疫グロブリン(I gG+ I gA+
I gM)ウサギ抗体を加え、さらに37℃で1時間反
応させた。未反応の標識抗体を洗浄除去後、O−フェニ
レンジアミン液を加え、室温にて30分間反応させた後
、2M硫酸を加えて反応を停止させ、490nsの吸光
度を測定した。この方法で各種細胞との反応性を調べた
。
癌胎児性抗原(CE A)との交叉反応性は、CEA感
作血球を用いPHA法で行った。
作血球を用いPHA法で行った。
モノクローナル抗体がTE−1の分泌物抗原か或いは細
胞膜抗原のどちらを認識しているかの検討のために、T
E−1の培養上清でモノクローナル抗体とTE−1細胞
そのものとの反応性が阻害されるかどうかを調べた。
胞膜抗原のどちらを認識しているかの検討のために、T
E−1の培養上清でモノクローナル抗体とTE−1細胞
そのものとの反応性が阻害されるかどうかを調べた。
酵素抗体法を用いたインヒビジョン テスト (Inh
ibition Te5t )の具体的な方法は、以下
の通りである。即ち、ハイプリドーマの培養上清を酵素
抗体法でタイトレージョン(titration)を行
い、それより判断して適当な希釈倍率を決める。次に、
TE−1培養上清を5〜25倍濃縮したものを原液とし
て、1:5,1:5z ・・・・l:511希釈したも
のを適当に希釈したハイプリドーマ培養上清にそれぞれ
等量加え、1時間、37℃でインキエベーシッンする。
ibition Te5t )の具体的な方法は、以下
の通りである。即ち、ハイプリドーマの培養上清を酵素
抗体法でタイトレージョン(titration)を行
い、それより判断して適当な希釈倍率を決める。次に、
TE−1培養上清を5〜25倍濃縮したものを原液とし
て、1:5,1:5z ・・・・l:511希釈したも
のを適当に希釈したハイプリドーマ培養上清にそれぞれ
等量加え、1時間、37℃でインキエベーシッンする。
そして、通常の酵素抗体法(ターゲット量’rE−t)
の系でアッセイ(assay)を行った。
の系でアッセイ(assay)を行った。
(ロ)スクリーニングの流れ
1次スクリーニング:ターゲットセル(T E −1)
および正常由来細胞(CC0as−5K )を用いた酵
素抗体法で、TE−1に対して陽性でCC[1,S−!
Vに対して陰性なウェルを選抜。
および正常由来細胞(CC0as−5K )を用いた酵
素抗体法で、TE−1に対して陽性でCC[1,S−!
Vに対して陰性なウェルを選抜。
2次スクリーニング:さらに他の正常由来細胞株を用い
たアッセイ(assay)系ですべてに陰性のウェルを
選抜。
たアッセイ(assay)系ですべてに陰性のウェルを
選抜。
3次スクリーニング:以上で選抜された細胞株を2〜3
回クローニングし、その培養上清を多くの癌由来の株化
細胞との反応性を検討するとともに、分泌型或いは細胞
膜型抗原のどちらを認識するかを、酵素抗体法を用いた
インヒビジョン テストで同定する。
回クローニングし、その培養上清を多くの癌由来の株化
細胞との反応性を検討するとともに、分泌型或いは細胞
膜型抗原のどちらを認識するかを、酵素抗体法を用いた
インヒビジョン テストで同定する。
(4)モノクローナル抗体の回収、精製:(イ)上記の
スクリーニングによって得られたクローン株を予め0.
5m/匹プリスタンを投与した4週令以後のBALB/
Cマウス(雄)の腹腔内へ2.0〜3. OXIO’
cell/匹移植し、10〜14日後にモノクローナル
抗体を高濃度に含む腹水を採取した。
スクリーニングによって得られたクローン株を予め0.
5m/匹プリスタンを投与した4週令以後のBALB/
Cマウス(雄)の腹腔内へ2.0〜3. OXIO’
cell/匹移植し、10〜14日後にモノクローナル
抗体を高濃度に含む腹水を採取した。
この腹水を0.9%NaCJ液を加え5〜10倍希釈し
た後、硫酸アンモニウムを40%濃度となるように加え
、沈澱画分を分取した。この沈澱画分をなるぺ(少量の
0.9%NaC1液で溶解させた後、0.9%NaCj
!液を外液として透析した。
た後、硫酸アンモニウムを40%濃度となるように加え
、沈澱画分を分取した。この沈澱画分をなるぺ(少量の
0.9%NaC1液で溶解させた後、0.9%NaCj
!液を外液として透析した。
透析終了後、高速液体クロマトグラフィー(TSK−G
ell G−30005W )を行い、IgM画分を得
、精製モノクローナル抗体とした。
ell G−30005W )を行い、IgM画分を得
、精製モノクローナル抗体とした。
(ロ)本りローン株は、BSA含無血清培地中でも増殖
させることができる。即ち、0.5%BSA含無血清培
地(RITC55−9培地)中で増殖させ、培養上清を
集めた。この上清に硫酸アンモニウムを40%濃度とな
るように加え、沈澱画分を分取し、これに0.9%Na
(1!液を加え、溶解させた後、更に硫酸アンモニウム
を40%濃度となるように加え沈澱画分を分取した。こ
の沈澱画分をなるべく少量の0.9・%NaC1液で溶
解させた後、0.02 M生理的リン、酸緩衝液を外液
として透析した。透析終了後、DEAE−セルロファイ
ンカラムに加え、カラムクロマトグラフィーを行った。
させることができる。即ち、0.5%BSA含無血清培
地(RITC55−9培地)中で増殖させ、培養上清を
集めた。この上清に硫酸アンモニウムを40%濃度とな
るように加え、沈澱画分を分取し、これに0.9%Na
(1!液を加え、溶解させた後、更に硫酸アンモニウム
を40%濃度となるように加え沈澱画分を分取した。こ
の沈澱画分をなるべく少量の0.9・%NaC1液で溶
解させた後、0.02 M生理的リン、酸緩衝液を外液
として透析した。透析終了後、DEAE−セルロファイ
ンカラムに加え、カラムクロマトグラフィーを行った。
DI!AH−セルロファインクロマトグラフィーの最初
のピーク部分を精製モノクローナル抗体とした。
のピーク部分を精製モノクローナル抗体とした。
(5)モノクローナル抗体の特性:
かくしてスクリーニングされたクローンの産生するモノ
クローナル抗体の性状は、表2及び表3のとおりである
。免疫グロブリンのクラスはオフタロニー法で検定した
。
クローナル抗体の性状は、表2及び表3のとおりである
。免疫グロブリンのクラスはオフタロニー法で検定した
。
なお、本発明で用いた酵素抗体法は、ケネ7ト(Ken
nett)らの方法〔モノクローナル アンチボディー
(ブレニウム プレス)ニューヨーク ロンドン、 3
76、 (1980) )に準じて細胞をそのまま利用
するエンザイム リンクド イムノソルベント アッセ
イ (Enzy+we−Linked Ims+uno
sorbentAssay) (エリザ(ELISA)
)法(以下、CELISAと略す)である。
nett)らの方法〔モノクローナル アンチボディー
(ブレニウム プレス)ニューヨーク ロンドン、 3
76、 (1980) )に準じて細胞をそのまま利用
するエンザイム リンクド イムノソルベント アッセ
イ (Enzy+we−Linked Ims+uno
sorbentAssay) (エリザ(ELISA)
)法(以下、CELISAと略す)である。
表2
表3:抗TE−1モノクロ一ナル抗体の反応特異性CE
L I SA反応性は、+は反応陽性と判定される測定
検体の程度で示した。−は陰性を示した。
L I SA反応性は、+は反応陽性と判定される測定
検体の程度で示した。−は陰性を示した。
CEL I SA法におけるOD4.。値−: 0 〜
0.049 ± : o、oso〜0.099+ :
0.100〜0.399++ : 0.400
〜0.699+++ 7 0.700〜 手 続 争甫 正 書1発) 昭和60年10月17日
0.049 ± : o、oso〜0.099+ :
0.100〜0.399++ : 0.400
〜0.699+++ 7 0.700〜 手 続 争甫 正 書1発) 昭和60年10月17日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 高分化型食道癌由来細胞株(TE−1)を免疫原として
作製されたハイブリドーマの産生する以下の特性を持つ
モノクローナル抗体。 [1]Igクラス:IgM [2]認識抗原タイプ:分泌物抗原 [3]癌細胞との反応性:次の癌細胞に対して陽性を示
す。 膀胱癌(NBT−2)、喉頭癌(HEp−2)、食道癌
(TE−5)、食道癌(TE−2)、食道癌(TE−1
)、食道癌(TE−7)、食道癌(TE−8)、食道癌
(TE−9)、食道癌(TE−10)、肺癌(PC−1
)、肺癌(PC−3)、肺癌(PC−9)、肺癌(PC
−10)、乳癌(ZR75−1)、胃癌(MKN−28
)、胃癌(KATO−III)、結腸癌(COLO−20
1)、胆のう癌(G−415)、腎細胞癌(NRC−1
2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19560385A JPS6253930A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | モノクロ−ナル抗体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19560385A JPS6253930A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | モノクロ−ナル抗体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6253930A true JPS6253930A (ja) | 1987-03-09 |
Family
ID=16343901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19560385A Pending JPS6253930A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | モノクロ−ナル抗体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS6253930A (ja) |
-
1985
- 1985-09-03 JP JP19560385A patent/JPS6253930A/ja active Pending
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