JPS6211038Y2 - - Google Patents

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JPS6211038Y2
JPS6211038Y2 JP13914381U JP13914381U JPS6211038Y2 JP S6211038 Y2 JPS6211038 Y2 JP S6211038Y2 JP 13914381 U JP13914381 U JP 13914381U JP 13914381 U JP13914381 U JP 13914381U JP S6211038 Y2 JPS6211038 Y2 JP S6211038Y2
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JP
Japan
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front panel
lower case
upper case
groove
case
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JP13914381U
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JPS5842970U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は前面パネルと下ケース及び上ケースか
ら構成される電気機器の筐体構造に関するもので
ある。
前面パネルに操作部品や表示用部品が配置され
るオーデイオタイマーのようなオーデイオ用電気
機器、あるいは他の種の電気機器の筐体は、一般
に第1図及び第2図に示すような構造となつてい
る。図中1はたとえばアルミニウムの引抜材で形
成した前面パネル、2はたとえば薄鉄板で形成し
た下ケースであり、下ケース2は背板4が一体に
設けられている。3は同様に薄鉄板で形成した上
ケースであり、両側板5,5が一体に設けられて
いる。この前面パネル1と下ケース2及び上ケー
ス3の3部材から構成される筐体は、前面パネル
1の背面下部を下ケース2の前端部にビス6で固
定し、そして前面パネル1の背面上部に設けたフ
ツク7に上ケース3の前端垂下片8を上方から係
止させて下ケース2と上ケース3とを適当な所で
ビス止めすることで組み立てる構造としていた。
9はゴム足である。ところで最近、第3図乃至第
6図に示すように、前面パネル1の厚みを厚く見
せるために、前面パネル1の上部に厚肉部10を
設けるのがほとんど常態となつてきた。このため
に次のような問題が生じている。すなわち、下ケ
ース2の両側面は、下ケース2への部品の組み付
け上、開放させておかなければならないために、
両側板5,6は上ケース3に設けている。また背
板4は入出端子を設ける関係上、下ケース2に一
体に設けている。従つて、前面パネル1の上部に
その全長にわたり背方に突出する厚肉部10を設
けると、第1図及び第2図に示した従前の組立構
造にならつて上ケース3を上方から組み付けると
すると、第3図及び第4図に示すように前面パネ
ル1の背面と上ケース3と一体の両側板5,5の
前縁との間に、両側板5,5の前縁から延出部を
設けると厚肉部10にあたつて組み付けられなく
なるために隙間16ができ、この隙間16を覆う
別部材が必要となつてしまう。上ケース3は背方
から組み付けるものとし、第5図及び第6図に示
すように前面パネル1の上部は下ケース2より立
設した支持部材17にビス18で固定するように
すれば、上ケース3の側板5前縁に延出部19を
設けても組み付けに支障が生じず、従つて隙間が
生じることもないものの、支持部材17が新たに
必要となり、しかもビス止め等に多くの工数がか
かつて高価になる。
本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは前面パネルの固定を
ビス止めなしで行なえるようにするとともに、前
面パネルの上部に厚肉部を設けた場合にも両側面
に隙間が生じることもなく、特に新たな他部材も
必要としない電気機器の筐体構造を提供するにあ
る。
以下本考案を図示実施例に基いて詳述する。第
7図以下において、1は引抜材よりなる前面パネ
ル、2は背板4が一体となつた下ケース、3は両
側板5が一体となつた上ケースであり、前面パネ
ル1の上部はこの前面パネル1の肉厚を厚く見せ
るために背方に突出した厚肉部10となつてい
る。前面パネル1の背面下部にはリブ15を背方
に突出させるとともに、このリブ15の基部に係
合孔13を穿孔してあり、また前面パネル1の背
面上部には厚肉部10よりも背方に位置して上方
に開口する凹溝11を略全長にわたり設けてあ
る。一方、下ケース2の前縁からは上方に突出す
る係止片14を一体に突設してあり、また両側板
5の前縁に延出部19を有する上ケース3の前縁
には下面背方側へと折り返したフツク12を設け
てある。このフツク12の全長Aは、第10図に
示すように凹溝11の開口Bよりも少し小さい。
しかして、下ケース2の係止片14を下方から
係合孔13に挿入係合させることで、下ケース2
に対して前面パネル1を組み付け、次いで上ケー
ス3は第9図に示すように前端が下つた傾斜状態
にてそのフツク12を凹溝11に挿入し、次いで
この上ケース3を回転させることで延出部19を
厚肉部10の下方に配置するのである。そしてこ
の後に、下ケース2と上ケース3とをビス20で
固定する。このように上ケース3を回転させるた
めに前述のようにフツク12の全長Aと凹溝11
の開口幅Bとの関係がA<Bでなければならない
のであるが、凹溝11が第11図に示すような形
状であると、上ケース3を組み付けた時点で、図
中Cで示す前後方向の隙間がフツク12の先端と
凹溝11の内壁との間に生ずるから、この凹溝1
の背方側の内壁に第10図に示すように適当な角
度αを設け、上ケース3の組み付け完了時にフツ
ク12の先端が凹溝11の内壁に当接するように
する。尚、フツク12の曲げ角度βは0≦β<90
℃の間であれば良い。
以上のように本考案にあつては、上ケースの前
縁に下方背面側へと折り返したフツクを設け、前
面パネルの背面上部にはこのフツクを回転自在に
受ける上方に開口した凹溝を設けて、上ケースの
取り付けを回転させておこなうようにしたもので
あるから、前面パネルの上部を厚肉として背面側
に突出させた場合にも、上ケースと一体の側板の
前縁に延出部を形成して両側面に隙間が生じない
ようにする組み立てを支障なくおこなうことがで
きるものであり、また前面パネルと下ケースとの
連結も下ケースより立設した係止片を前面パネル
に設けた係合孔に挿入係合することで行なうの
で、前面パネルの取り付け固定には、上ケースと
下ケースとを連結固定するためのビスを除けばビ
ス止めを何ら必要とせず、また他部材も必要とし
ないものである。ここで、凹溝内にフツクを回転
自在に支障するためには凹溝の上面の開口幅をフ
ツクの突出寸法よりも大きく形成する必要があ
り、この結果上ケースを組み付けた時点でフツク
の先端と凹溝の背方側の内壁との間に隙間が生
じ、前面パネルと上ケースとの結合に前後方向で
のがたつきが生じるおそれがあるが、本考案では
上方に開口する凹溝の背方の内壁を前方へ向けて
下り傾斜する傾斜壁に形成してあるので、上ケー
スを組み付けた時点でフツクの先端と凹溝の背方
側の内壁との間には内壁の傾斜によつて隙間が生
じないようにすることができ、前面パネルと上ケ
ースとの結合に前後方向でのがたつきが生じるこ
とを防止することができるものであり、しかもこ
のような傾斜壁の形成によつて凹溝を形成するこ
とができて凹溝にアンダーカツト部を設ける必要
がなく、凹溝の形成を容易におこなうことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例の断面図及び側面
図、第3図及び第4図は他の従来例の断面図及び
側面図、第5図及び第6図は更に他の従来例の断
面図及び側面図、第7図及び第8図は本考案一実
施例の断面図及び側面図、第9図は同上に組み立
て途中の側面図、第10図は同上の要部拡大断面
図、第11図は凹溝の形状を比較して説明するた
めの拡大断面図であつて、 1は前面パネル、2は下ケース、3は上ケー
ス、4は背板、5は側板、10は厚肉部、11は
凹溝、12はフツク、13は係合孔、14は係止
片、19は延出部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面パネルと、背板を一体に有する下ケース
    と、側板を一体に有する上ケースとから構成さ
    れ、前面パネルの背面上部には上方に開口し背方
    の内壁が前方へ向けて下り傾斜する傾斜壁となつ
    た凹溝が設けられ、前面パネルの背面下部には係
    合孔を有し、下ケースの前縁には係合孔に挿入係
    合される係止片を備え、下ケースに連結固定され
    る上ケースの前縁には下方背面側へ折り返されて
    前記凹溝内に回転自在に支承されるフツクが設け
    られている電気機器の筐体構造。
JP13914381U 1981-09-18 1981-09-18 電気機器の筐体構造 Granted JPS5842970U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13914381U JPS5842970U (ja) 1981-09-18 1981-09-18 電気機器の筐体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13914381U JPS5842970U (ja) 1981-09-18 1981-09-18 電気機器の筐体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5842970U JPS5842970U (ja) 1983-03-23
JPS6211038Y2 true JPS6211038Y2 (ja) 1987-03-16

Family

ID=29932345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13914381U Granted JPS5842970U (ja) 1981-09-18 1981-09-18 電気機器の筐体構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS5842970U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231809Y2 (ja) * 1985-08-31 1990-08-28
JPH0418145Y2 (ja) * 1985-11-13 1992-04-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5842970U (ja) 1983-03-23

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