JPH077786Y2 - 机等の天板の配線装置 - Google Patents

机等の天板の配線装置

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JPH077786Y2
JPH077786Y2 JP1425593U JP1425593U JPH077786Y2 JP H077786 Y2 JPH077786 Y2 JP H077786Y2 JP 1425593 U JP1425593 U JP 1425593U JP 1425593 U JP1425593 U JP 1425593U JP H077786 Y2 JPH077786 Y2 JP H077786Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】本考案は、配線装置に関し、特に机等の天
板に載置された電気機器の配線コード類を簡単に収納し
たり、自由に送り配線したりし得るようにした、机等の
天板に取り付けられる配線装置に関する。
【0002】
【従来技術】OA機器の普及に伴い、机の天板上に種々
の電子機器を置くことが多く、かかる電子機器の配線コ
ードを収納するための配線装置がこれまで種々提案され
ている。例えば、実開平2−112123号公報および
実開平1−154834号公報にかかる従来技術が開示
されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら前者の実
開平2−112123号の配線装置によれば、コードは
机の天板の後方に収納され、送り配線は天板の後方の収
納部から脚の側面後方の開口部を通して使用される。こ
のため天板と脚の配線路が机の組立時に構成されるた
め、組立てに精度と手間を必要とし、組立てコストが高
くなるという欠点がある。
【0004】更に、後者の実開平1−154834号で
は袖側に送り配線とコードとを収納するための受樋と段
部とを構成している。この装置はそれぞれ天板、袖は完
成された物で、机として天板に袖を組み立てる場合も特
に精度等が必要でなく通常の机の組み立て技術で十分で
ある。しかしながら配線についてはコードは机の後方か
ら袖の段部を通過させて受樋に収納し受樋の左右端部よ
り連続して配置されている机間に送り配線をするため、
机の配置によってはコードを収納することができなかっ
たり、収納するために机をずらせてコードを収納してか
ら再度机の配置を行わなければならない等、配線作業が
煩わしい欠点を有するとともに、天板の後部は袖と離れ
ているため天板の後部に上方から力が掛かった時天板が
曲がる恐れがあるなどの欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、かかる課題を
解決するためなされたもので、本考案によれば天板の後
縁部に取り付けられる後端縁材と、この後端縁材に取り
付けられ、上方に開口したU字溝を有する配線ダクト
と、天板側面に取り付けられ、上記配線ダクトの左右端
部にて上記配線ダクトのU字溝内に嵌合する嵌合部およ
び着脱自在な側面カバーにより開閉される切り欠き部を
有する天板後部側面縁材と、上記配線ダクトの後方およ
び上方開口をそれぞれ覆う着脱自在な後方および上方化
粧カバーとから成ることを特徴とする机等の天板の配線
装置が提供される。
【0006】また、本配線装置は天板の左右側面部に設
けられた溝にネジ止めされ、上記配線ダクトのU字溝内
で延長して配線ダクトを支持する左右補強材と、配線ダ
クト中間部にて配線ダクト内方に立設され、上方に開口
する中間補強材とを更に含むことが好ましい。
【0007】
【作用】U字溝状の配線ダクトは、天板の後端縁材に取
り付けられ、配線ダクトの左右端部には、天板側面に取
り付けられた天板後部側面縁材の嵌合部が嵌合して一体
に固着するので、配線ダクトは天板と一体となる。また
左右補強材および中間補強材により、配線ダクトの強度
が向上する。
【0008】
【実施例】図1〜図3は、本考案の第1実施例を示す。
図1には、脇机2と本考案に係わる配線装置10との取
付関係を示す側面図が示されている。
【0009】図2には、本考案に係わる配線装置の分解
斜視図が示されている。配線装置10は図示するように
天板2の後部4に取り付けられる後端縁材20と、この
後端縁材20に取り付けられ上方に開口したU字溝32
を有する配線ダクト30と、天板側面3に取り付けら
れ、上記配線ダクト30の左右端部にて上記配線ダクト
30のU字溝32内に嵌合する嵌合部42および着脱自
在な側面カバー(図示せず)により開閉される切り欠き部
44を有する天板後端縁材40と、上記配線ダクト30
の後方および上方開口をそれぞれ覆う着脱自在な後方お
よび上方化粧カバー50および60(図3参照)とから成
る。
【0010】後端縁材20は、図2および図3に示すよ
うに全体が細長い平らな部材であるが、天板2の後部上
方縁部に載るよう上端部より天板2側に延びたリブ22
を有し、この上端部より下方にて天板2と反対側に延び
た断面がT字形をした係合突起24が本体部に一体的に
設けられている。この係合突起24は、後述するように
上方化粧カバー60を係合するためのものである。
【0011】U字溝状配線ダクト30は、図示するよう
に内部にU字溝32が形成されるよう断面がほぼU字状
をしており、後端縁材20に取り付けられる前方の垂直
側面部33と、底面部34と、この底面部34より湾曲
しその後上方に垂直に延びる後方垂直側面部35と、こ
の後方垂直側面部34より内側に水平に延び更に下方に
曲がった折返部36とから主に成る。この配線ダクト3
0の底面部34には、後方垂直側面部35の近くにて上
方にコの字に突出した係合溝37が設けられている。こ
の溝37は、図3に示すように後方化粧カバー50を係
合するためのものである。
【0012】天板後部側面縁材40は、ネジ41により
天板2の側面に取り付けられる長方形をした支持板43
と、その支持板43の後方に一体的に設けられ側面カバ
ー(図示せず)により開閉される切り欠き部44を有する
ダクト側面終端部材45と、この終端部材45よりダク
ト側に延びる嵌合部42とから主として成る。終端部材
45は、切り欠き44が設けられているので上部に開口
したコの字形をしており、必要な場合側面カバー(図示
せず)を切り欠き44から外し、この切り欠き44を配
線が通過できるようになっている。嵌合部42は配線ダ
クト30のU字溝32の形状に対応した断面を有してい
る。天板後部側面縁材40の支持板43と終端部材45
との接続部から内側に支持板43と直角に取付片46が
一体に設けられている。この取付片46と後端縁材20
との間に配線ダクト30の前方垂直側面部33を挟持し
た状態でビス47により上記構成部品、すなわち後端縁
材と配線ダクト30と、天板後部側面縁材40が天板2
の後端面に取り付けられている。
【0013】上記のような組立て状態において、配線ダ
クト30の後方には着脱自在な後方化粧カバー50が嵌
合されている。この後方化粧カバー50の下方端には、
上述の配線ダクト30の底面部34に設けられた係合溝
37に係合するための突片52が設けられ、上端部内側
には上方化粧カバー60を係合するためのT字状係合用
突起53が設けられ、さらにこれより下方の内側には、
配線ダクト30の水平な折返部36の一部を前上方に斜
めに切起したスプリング状舌片38にスナップ状に係合
するフック54が設けられている。
【0014】上方化粧カバー60は、ほぼコの字形の断
面を有する細長い部材であり、水平部62の両端部から
下方に延びる垂直リブ64の先端には後端縁材20のT
字状係合部24に係合するためのフック66と、後方化
粧カバー50のT字状係合用突起53に係合するフック
68が設けられている。上方化粧カバー60と後方化粧
カバー50は、いずれも弾性材料から構成され、上記の
ように係合されているので配線が必要なときには配線装
置から自由に取り外すことができる。
【0015】図4は、本考案の第2実施例を示す。な
お、第2実施例において、第1実施例のものと同一の部
材には同一の符号を付して図示し、その詳細な説明は省
略する。
【0016】第2実施例においては、左右方向に長い配
線ダクト30のほぼ中央部の内面に、ほぼ上向きコ字状
の補強材70を固着するとともに、補強材70の後部の
立上り片71を、配線ダクト30の折返部36に形成し
た切欠き39を通して上方に突出させ、その上端に前上
方に傾斜する舌片72を設け、この舌片72に化粧カバ
ー50のフック54が係合するようにしてある。
【0017】80は、配線ダクト30の両端近傍部を補
強する補強材で、2個のねじ孔81を設けた前後方向を
向く基片82の後端に、上向きコ字状をなして配線ダク
ト30の内側に内接するように溶接等をもって固着され
たダクト受け部83を連設したものよりなり、基片82
を天板2の両側部に形成した差し込み孔84に後方より
嵌合し、かつ天板2の外側面に当接した天板後部側面縁
材40の支持板43に穿設した前後方に長い長孔48
と、天板2の外側面とを貫通する止めねじ85を上記各
ねじ孔81に螺締することにより、天板後部側面縁材4
0とともに天板2に固着されている。
【0018】第2実施例のような構成とすると、配線ダ
クト30の支持強度を第1実施例のものより高めること
ができるという利点がある。
【0019】
【考案の効果】本考案によれば、配線ダクトと天板とは
一体的になっているので、従来のように配線ダクトと送
り配線の出入口を机の組立て時に構成する必要がない。
このため机の組立てに手間がかからず、組立コストのか
からない外観のよい机を提供できる。
【0020】また配線ダクトは上部へ開口し、かつ側面
も上部に開口するので、机を配置した後机を移動させる
事なく配線作業が行え、色々な机の配置でも配置を乱す
事なくコードの収納、送り配線作業が行え、机の納入レ
イアウト変更作業の軽減ができる。また袖の後方上部に
コード収納のための段部がないので天板が曲がることも
なく、机の強度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の配線装置と脇机の天板と
の取付関係を示す側面図である。
【図2】同じく要部の分解斜視図である。
【図3】同じく要部の横断面図である。
【図4】本考案の第2実施例の配線装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 天板 4 天板後部 20 後端縁材 30 配線ダクト 32 U字溝 40 天板後部側面縁材 42 嵌合部 44 切り欠き部 50 後方化粧カバー 60 上方化粧カバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の後縁部に取り付けられる後端縁材
    と、この後端縁材に取り付けられ、上方に開口したU字
    溝を有する配線ダクトと、天板側面に取り付けられ、上
    記配線ダクトの左右端部にて上記配線ダクトのU字溝内
    に嵌合する嵌合部および着脱自在な側面カバーにより開
    閉される切り欠き部を有する天板後部側面縁材と、上記
    配線ダクトの後方および上方開口をそれぞれ覆う着脱自
    在な後方および上方化粧カバーとから成ることを特徴と
    する机等の天板の配線装置。
  2. 【請求項2】 天板の左右側面部に設けられた溝にネジ
    止めされ、上記配線ダクトのU字溝内で延長して配線ダ
    クトを支持する左右補強材と、配線ダクト中間部にて配
    線ダクト内方に立設され、上方に開口する中間補強材と
    を更に含む請求項1記載の机等の天板の配線装置。
JP1425593U 1993-03-04 1993-03-04 机等の天板の配線装置 Expired - Fee Related JPH077786Y2 (ja)

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JPH0666372U JPH0666372U (ja) 1994-09-20
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JP3673710B2 (ja) * 2000-11-17 2005-07-20 株式会社イトーキクレビオ 天板の後端縁における配線受け樋装置

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