JPS62106444A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録シートの紙詰まりについて対策を施した
画像形成装置に関する。

〔発明の背景〕

画像形成装置として一般的には昔１１１１紙を使用する
複写装置がある。これは、原稿の像を光源で走査して転
写ドラムに静電的に転写し、これをトナーで現像し、そ
の現像した像を記録用紙に転写する方式のものである。

よって、カラー原稿についても、この方式の原理を利用
してカラー複写を行なうことでき、既に製品も出荷され
ている。しかし、これは画質があまり良好ではなかった
。

そこで、記録シー１へにカラー感光シートを使用し、こ
のシートを原稿の画像で直接的に露光して、その後に写
真プロセスと同様に現像・定着させて、画質の優れた画
像を得るようにしたカラー複写装置が提案されている。

ところが、この感光シートを使用した複写袋；６では、
その現像・定着等のプロセス処理部分でかなりの長い時
間がかかるために、複数枚の複写画像を得るような場合
にシ５１、次々と連続して現像・定着の処理を行なわ・
１！゛（、処理能率の向上を図る必要がある。

従って、このように複数枚の感光シートを連続処理して
いる現像・定着の処理部分て紙詰りが発生した場合には
、その詰った感光シートを取り外すために蓋を明Ｌ）る
と、その処理部分に存在するすべでの正常な記録シート
までが外光で露光されて、複写画像を得ることができな
くなるという問題がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、紙詰りが発生しても、その発生箇所よ
りも下流側のシートを正常に処理できるようにして、下
流側の処理中のシートを救済できるようにした画像形成
装置を捉供することである。

〔発明の＋１４成〕 このために本発明の画像形成装置は、記録シートの詰り
が発生することにより、該詰った箇所よりも下流側の搬
送路上に存在する記録シートを排出した２に＆こ作動を
停止させるように構成した。

〔実施例〕

以下、本発明の詳細な説明する。第１図はその一実施例
を示すカラー複写装置の全体の概略を模式的に示す図で
ある。本実施例のカラー複写装置もよ、露光走査部Ａ、
カラー感光シートの給送部Ｉ３、及びプロセス処理部Ｃ
を具備している。

露光走査部Ａは、通常の普通紙複写装置と同様に構成さ
れている。■は原稿を載せるプラテンガラスであり、そ
の下方には、矢印ａ方１ｉ＋Ｊ　に露光走査移動を行な
う光源２が配置され、その光源２により照射された原稿
の像をカラー感光シート露光用の窓３に導くように露光
用光学系４が設けられている。この露光用光学系４は、
光源２と一体のミラー４ａ、そのミラー４ａの移動速度
の２の速度で同方向に移動する　・体のミラー４ｂ、４
ｃ、及び集光レンズ、色調整用のカラーフィルタ、絞り
機構等を有するレンス糸４ｄより構成されている。

シート給送部Ｂは、ロール状に巻き取られたカラー感光
シート（印画紙或いはＯＩ−Ｉ　Ｐフィルム等）を装填
するマガジン５を有し、そのマガジン５から繰り出され
たシーＩ・は、カッタ６によって所定の長さに裁断され
た後に、ガイド部材７によって露光窓３から上部退避ガ
イド８まで後記する工程で案内され、露光されるように
なっている。

このガイド部材７の途中には、シー１−を下方に退避さ
せる穴７ａ、シートの進行方向を変更するためのゲート
９、ニアコーントセンザ１０が配置され、更に祇詰り監
視装置を構成すべく、第１紙詰りセンサ１】、第２紙詰
りセンサ１２、及びシートザイズセンザ１３が配置され
ている。そして、前記した露光用の窓３はザイズセンザ
１３と第２紙詰りセンサ１２との間に位置している。

プロセス処理部Ｃでは、発色現像槽１４．１５、漂白・
定着槽１６、安定槽１７．１８が順次配置され、その後
段の安定槽１８の次にファンによる乾燥室１９が設けら
れ、最終部には受皿２０が設けられている。また、給送
部Ｂとこのプロセス処理部Ｃとの間のシート搬送路には
プロセス処理人口センサ２１が配置され、更に発色現像
槽１５〜乾燥室１９までの各種の境界部分、及び乾燥室
１９の出口には、そこを紙詰りの監視位置として、各々
第３〜第７紙詰りセンサ２２〜２６が設置されている。

各センサ２１〜２６は紙詰り監視装置を構成する。

上記した第１図において、光源２で露光された像光は一
点鎖線に沿って露光窓３に至り、またカッタ６で裁断さ
れた感光シートは、二点鎖線で示す経路を進んで露光や
プ「１セス処理が行なわれる。

第２図はこのカラー複′Ｉ）゛装置の；ｂｌ＋御回路を
示すものである。本装置てシ、ｌ、制御を一フィクロコ
ンピュータにより行なうよ・うに構成している。３０は
全体を制御するＣＰＵ、３１は全体のシステム制御用の
プログラム等を内蔵するＲＯＭ、３２は装置の状態に応
じた制御を行なうためのデータ格納用の不揮発性ＲＡ　
Ｍ、３３はタイマ、３４は発振器、３５はＩ１０ボート
、３６は操作部である。

ここで給送部Ｂの部分について、感光シートのカットか
ら露光、及びプロセス処理部Ｃへの送り出しについても
う少し詳細に説明する。

第３ａ図〜第３１図はその給送部Ｂにおりる処理工程を
示す図、第４図はそのタイミングチャートである。

マガジン５から繰り出された感光シートＤば、カッタ６
による前回の処理時の裁断により、第３ａ図に示すよう
に前端がカックロの部分まで繰り出されている。

時刻ｔ。で給送の指令が発せられると、シート搬送の駆
動源としての搬送モータが逆転すると共に高速クラッチ
が作動し、またマガジン５からのシート繰出し用の第一
搬送りラッチも作動して、感光シートＤが第３ｂ図に示
すように上方に送られて、サイズセンサ１３で上端が検
知された時点からカウント時間Ｔａだけ経過した時点で
、搬送モータが停止すると共に、高速クラッチも解除し
、更に第一１１送りラッチも解除される。そして、上記
サイズセンサ１３の検知時点からタイマ時間Ｔ１だけ経
過した時点で、カッタ６が移動して裁断を行なう。

−に記したカンウド時間Ｔａは、得るべき感光シーｌ−
Ｄのサイズによって異なり、予めサイズを操作部３６で
指定しておくことにより、そのサイズに対応した力うン
ト時間Ｔａとなる。

このシート裁断までの間に祇詰りが発生した場合したか
どうかの診断は次のタイミングで行なわれる。即ち、第
４図に示すタイミングチャートにおける時刻ｔ。、１．
．１２において、の条件が満足されていない場合に、紙
詰まりと判断する。

上記したカッタ６による感光シー１−Ｄの裁断が完了す
ると、カッタ６が奥まで進入した時点からタイマ時間Ｔ
２が経過した時点で、搬送モータが逆転を開始すると共
に高速クラッチが作動し、裁断されたシー１−　Ｄが第
３（１図に示すように北方向に上昇して退避ガイ１゛８
内に案内される。そして、シートＤの下３ｉｉｉがサイ
ズセンサ１３から離れた時点、つまりサイズセン°す１
３がオフとなった時点からのタイマ時間Ｔ　、がＲ＋Ｕ
した時点で、１般送モータが停止すると）１に高速クラ
ッチが解除される。

上記したタイマ時間′ｌ゛、は、裁断したシー）　Ｄの
サイズの如何に拘わらず一定であるが、複写画像の先端
タイミング調整用（機械のバラツキ調整用）であり、露
光開始時におけるシートの停止位置をこのタイマ時間Ｔ
３で微調する。ことにより、光学系とシート搬送系のタ
イミングをとることができる。

以上のような裁断から巻上げまでにおける紙詰りの診断
は次のタイミングで行なわれる。即ち、第４図に示すタ
イミングチャートにおける時刻ｔ３、ｔ４において、 の条件が満足されていない場合に、紙詰り或いはシート
裁断不良と判断する。

−Ｆ記したタイマ時間Ｔ、が経過すると、露光走査部Ａ
での露光走査が開始され、タイマ時間Ｔ４が経過した時
点で、搬送モータが正転を開始する。

また露光走査開始により光源２の矢印ａ方向への走査速
度が安定した時点で再スタート信号が出て、この再スタ
ート信号をトリガとして、タイマ時間Ｔ、が開始し、こ
のタイマ時間Ｔ、が終了する時点で高速クラッチが作動
し、第３ｄ図に示すように、感光シー１−　Ｄが窓３を
下方向に移動して、この間この窓３において、プラテン
ガラスＩ　Ｊ二の原稿の像でそのシートＤが露光される
。

また上記タイマ時間１゛、の終了時点から、カウント時
間Ｔｂが開始する。このカウント時間Ｔｂは感光シート
Ｄの・す゛イズに対応した時間であり、第３ｅ図に示す
ように、感光シートＤの上端が窓３よりも下方に降下し
た時点でその時間Ｔｂが終了するように設定されている
。

この露光動作時における紙詰りの診断は、次のタイミン
グで行なわれる。即ち、第４図に示すタイミングチャー
トにおける時刻１９．１６．１７において、 の条件が満足されていない場合に、紙詰りと判断する。

以上のようにして露光が完了すると、つまりカウント時
間Ｔｂが経過すると、高速クラッチが解除すると共に搬
送モータの止転も停止し、同時にタイマ時間１゛６が開
始する。そして、そのタイマ時間Ｔ６が終了する時点で
、搬送モータが高速逆転すると共に高速クラッチが作動
する。よって、露光された感光シー１−　Ｄは、第３ｆ
図に示すように、再度上方向に高速で巻き上げられる。

そして、次に第３ｇ図に示すように、シートＤの下端が
号イズセンザ１３から外れる時点で、１般送モータが停
止すると共に高速クラッチも解除され、更にタイマ時間
Ｔ７が開始して、同時にゲート９が切り換わる。

この再巻上げ時における祇詰りの診断は、次のタイミン
グで行なわれる。即ち、第４図に示すタイミングチャー
トにおける時刻ｊＩｌ−，ｊ９におい“て、 の条件が満足されていない場合に、祇詰りと判断する。

」１記したタイマｎ；’、　ｌｉｌ　Ｔ７が経過すると
、搬送モータが高速正転するとｊｌ、に高速クラッチが
動作して露光済み感光シ〜Ｉ・１〕が１・°降を開始し
、そのシートＤの下端がゲート９で針路を変更され、第
３ｈｐ）に示すように、給送部Ｂからプロセス部Ｃに向
うようになる。ごの後、シー１〜■〕の先端がブし！セ
ス部０の大ロセンリ゛２１で検知されると、タイマ時間
”Ｉ”、　、’ｒ、が開始（−７、（１；１者のタイマ
時間ＴＩＩの終了時点で高速クラ、千が解除されると共
に１般送モータの正転が高速らイ１（速に切り換わりる
。そして、後者のタイマ時間′Ｉ゛９が終了する時点で
、低速クラッチが作動し、露光済み感光シー１−Ｄが低
速の搬送速度となって、プロセス部Ｃに送られる。

このプロセス部Ｃへの搬送におけろ紙詰り診断は、次の
タイミングで行なわれる。即ち、第４図に示すタイミン
グチャートにおける時刻ｔ１０．．ｊ　ＩＩ、ｔｌ。、
ｔｌｌにおいて、 の条件が満足されていない場合に、祇詰りと判断する。

特に、第一紙詰りセンサ１１がオンしている場合は、ゲ
ート９の切り換えが異常であると判断される。

以上は特定の１種類のサイズの感光シー）Ｄについての
ものであるが、これと異なるサイズのシートの場合には
、前記したようにカウント時間Ｔ　ａ　−。

Ｔｂが異なってくる。また、紙詰まり診断のタイミング
時刻ｔ１〜ｔ１３も異なってくる。なお、タイマ時間Ｔ
、〜Ｔ、は同一である。

以上のように、給紙部ＩＮごおいては、所定のサイズに
裁断された感光シートＤの１枚毎に露光が行なわれ、ま
た紙詰りも１枚毎に診断される。そして、その露光済ゐ
のシート■）をプロセス処理部Ｃに送り、人ロセンリ°
２１がオフとなった時点で１枚のシートの給紙が完了し
、次のシートのカット・露光が開始される。

露光はかなりの高速（例えば１００　ｍｍ／ｓ）で行な
われ、露光完了からプｌ：Ｉ　１４ス処理部Ｃへの搬送
はそれよりも更に速い速度（例えば３００　ｍｍ／ｓ）
で行なわれるが、そのプロセス処理部Ｃに送られた後は
、かなりの低速（例えば７　ｍｍ／ｓ）でその処理が行
なわれる。

従って、プロセス処理部Ｃでは、複数枚のシートが続け
て同時に連Ｖε的に処理されるようになり、しかもそれ
らのシートのサイズが各々異なる場合もある。よって、
このプロセス処理部Ｃにおりろ紙詰り診断は、複数のシ
ートについて常時行なう必要がある。

次に、このプロセス処理部Ｃにおける紙詰り診断につい
て説明する。

第５図はこの紙詰り診断を説明するための図である。ま
ず、人口センサ２１において、そこを通過するシーＩ・
のサイズを順番に検知して、これを不揮発性ＲＡＭ３２
に格納しておく。即ち、次の表に示すように、センサオ
ンタイマ時刻、センサ」フタイマ時刻を検知して、セン
サオフのタイミングにより順番とサイズのフラッグを立
て、これを格納する。サイズはセンサ２１のオンからオ
フまでの時間により検知できる。

そして、ここを通過した複数のシートの以後の搬送経路
において、各シーＩ・について常時紙詰りを診断する。

このシートの搬送は一定速度（−上記したように例えば
７　ｍｍ　／　ｓ　）で行なわれるので、入口センサ２
１から各センサ２２〜２５までの距離は時間に置換する
ことができイ）。そこで、センサ−２１と２２の間をｌ
、冒！ｉｆ　Ｔ２、．１！ンリ２１と２３の間を時間１
゛２２、センサ２１と２４の間を時間１’　２４、セン
サ２１と２５の間を時間Ｔ　ｚ　ｓとして、管理する。

ここで、例えば最初に送られてきたシートがＡ４サイズ
のシー）ＤＭＡで、次に送られて来たシートがＢ４ザイ
ズのシートＤ１，４、更にその次がＡ３ザイズＤＡ３と
して、以後説明する。Ａ　４　’Ｊ−イズのシー）Ｄ□
の長さを上記同様な理由から時間Ｔ７４に、またＢ４ザ
イズのシートＤＲ４の長さを時間Ｔ　Ｒ４に置換し、更
にＡ３サイズのシートＤＡ３の長さを時間Ｔ７．に置換
し、連続するシートの前後の間隔を時間ＴＸとする。

よって、先頭を搬送されるＡ４サイズのシートＤＡ４に
ついては、その先端がセンサ２１で検知されてから時間
′ｒ２２を経過した時点より時間′Ｉ″Ａ４の間だけ、
センサ２２がオンしていれば、セン′９２１からセンサ
２２までの経路におけるそのΔ４′す゛イズのシートＤ
ｎ４の紙詰りＣ１１ないと判断される。センサ２２から
２３までの経ｉｌ′３については、時間′Ｆ２゜１に を経過した時点から時間］゛□の間だけセンサ２３がオ
ンしていれば、紙詰り無しと判断され、セン４Ｊ−２４
ト２３の間、センサ２５と２４の間についても、時間が
Ｔ２４、Ｔ２５と異なるのみで同様に診断される。

Ｂ４サイズのシートＤＢ４、Ａ３サイズのシートＩ）Ａ
、についても各センサ２３〜２５のオンすべきタイミン
グは同様であるが、そのオンを継続すべき時間が、ＴＢ
４、ＴＡ、と異なる。

以上のように、各監視位置に配置したセンサ２２〜２５
がシートサイズに応じたタイミングで、そのシートの到
達及び／又は通過を監視して祇詰りを診断する。つまり
、各センサにおいては、当該のセンサで検知されるべき
シート長さが予め割り当てられ、そのシート長さが検知
された場合に紙詰りなしと判断する。

以」−ばプロセス処理部Ｃにおりる発色現像槽１４〜安
定槽１８までの紙詰りについてであるが、これらを１個
のグループとして、紙詰りの管理を行なう。

次に乾燥室１９から下流の紙詰りについては次のように
行なう。即ち、まずセンサ２５において、前記センサ２
１における場合と同様に、オンするタイマ時間及びその
オン相続時間に、］、り順序とシートサイズを検知して
メモリに格納しておく。そして、センサ２５のオン時刻
から最後のセンサ２６がオンされるまでの１１．５間を
管理する。このセン→Ｊ゛２５から２６までの距＾１１
に対応する時間を］′２６とすると、この場合はシート
サイズに関係なく、センサ２５がオンした後に時間ｉ”
　２６経過時点でセンサ２６がオンすれば、乾燥室１９
内にお＋）ろ紙詰りはないと判断される。

排出部分については、上記したセンサ２５に、Ｌる検出
サイズデータとセンサ２６におりるオン時間を比較する
ことに、Ｉ、す、その排出部におＪｌるネ１（詰りを診
断する。例えば、Ａ３・す゛イスのシー１’Ｔ−）Ａ＋
＋については、センサ・２５においてライズに対応する
時間がＴＩ３と検出されるので、そのセンサ２５がシー
）ＤＡ３によりオンした時点より時間Ｔ２６だけ経過し
た時点から、時間ＴＡ３が経過する時点までの間、セン
サ２６がオンしていれば、Ａ３サイズのシー）ＤＡ３に
ついての紙詰りはないと判断される。

以上のプロセス処理部Ｃの紙詰り処理において、各サイ
ズのシートは、プロセス処理部搬送駆動信号により駆動
されるローラ等によりプロセス処理部Ｃを搬送され、そ
の搬送速度も一定であるが、その搬送にスベリが発生ず
る場合があり、この場合はスベリの生じたシートとその
後に続いているシートとが一部重なる場合が起る。この
ような場合は、上記した祇詰りの診断方法によれば、当
該センサのオンすべきタイミングがスベリ分だけ遅れ、
しかもオンしてからオフするまでの時間が正常な場合よ
りも長くなるので、当該センサの部分において紙詰まり
が発生していると判断される。

そこで、このように２枚のシートが重なって搬送される
場合には、祇詰りと判断しないようにした。即ち、当該
シートのサイズに対応する時間とその後段に続いている
シートのサイズに対応する時間との合計時間（最大で）
だけセンサがオンしても、紙詰りとは判断しないように
した。

これは、センサ２１或いはセンサ２５において検知した
シートのサイズ及び順序のデータを適宜処理することに
より容易に実現することができる。

即ち、そのサイズ及び順序のデータを利用して、搬送途
中の連続するシー１−２枚分の長さに対応する時間を、
最大検知■、５間として、重なった先頭のシートを検知
すべきセンサーに割り当てることにより、行なう。

従って、実際に紙詰りと判断されるのは、当該シートの
サイズに対応した時間とその後に続くシートのサイズに
対応した時間の和を越える時間だけ当該センサがオンす
る場合のみとなる。３枚シートが連続的に重なった場合
も紙詰りと判断される。

なお、上記のように紙詰りなしと判断されたシートの次
に重なっている後段シートの当該センサにおける紙詰り
診断については、その後段シートにスベリがなりＪれば
当該センサのオフのタイミングが正常となるので紙詰り
なしと判断され、スヘすがある場合でもその次に搬送さ
れているシートのサイズに対応した時間を合計した時間
よりも短くなるので、紙詰りなしと判断される。

以上説明したように給送部Ｂやプロセス処理部Ｃに紙詰
りが発生した場合には、次のように装置を動作させるよ
うにした。

まず、給送部Ｂにおいては、シートが１枚毎カット・露
光処理されるので、そこにおけるシートは１枚のみであ
る。よって、この給送部Ｂで祇詰りが発生した場合には
、その旨の表示を行わせ、給送部Ｂの部分のみの動作を
停止させる。従って装置の操作者は、その祇詰り表示に
従って、給送部Ｂの蓋を明けて詰まったシートを取り外
すことができる。この場合、プロセス処理部Ｃはその動
作を継続させるので、そのプロセス処理部Ｃにおける支
障は起らない。

次に、プロセス処理部Ｃにおいては、連続複写の場合に
は、前記したように、そこで複数枚のシートが連続的に
処理を続行される。このような時に、いずれかの部分で
紙詰りが発生すると、その旨を表示させるが、このプロ
セス処理部Ｃは停止させない。給送部Ｂしま次のシート
がプロセス処理部Ｃに入らないようにするために、停止
させる。

そして、この紙詰りが発生した場所は、前記した紙詰り
診断により検出されるので、その紙詰り箇所から、排出
までの処理時間を算出する。この処理時間は、紙詰り箇
所であるセンサが特定されれば、処理するシートのサイ
ズに拘わらず、一定となる。そこで、紙詰り発生からこ
の処理時間が経過した後に、装置を停止させるようにし
た。

この結果、紙詰りを起した箇所よりも下流側で処理途中
のシートは、その処理が続行されて排出され、この排出
後に装置が動作を停止するので、その処理途中だったシ
ーＩ−の救済を図ることができる。

従って操作者は、装置が停止した後に、つまり下流側の
シートの処理が完丁した後に、プロセス処理部Ｃの蓋を
明けて、わ（詰りしたシートを取り外すことができる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明の装置は、記録シートの紙詰りが発
生することにより、該詰った箇所よりも下流側に存在す
る別の記録シートを排出した後に作動を停止させるよう
に構成したので、その下流側の記録シートについて処理
を続行させ完全な複写を行わせることができるとうい特
徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のカラー複写装置を模式的に
表す説明図、第２図は全体の制御ブロック図、第３ａ図
〜第３１図は給送部における動作説明図、第４図は給送
部におけるタイミングチャート、第５図はプロセス処理
部におけろ紙詰り診断の説明図である。 八・・・露光走査部、Ｂ・・・シート給送部、Ｃ・・・
プロセス処理部。 代理人　弁理士　長　尾　常　明 第 ２図 第３ｂ図 第３ｄ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、内部を搬送される記録シートの紙詰りが発生す
   ることにより作動を停止させるように構成した画像形成
   装置において、 上記記録シートの詰りが発生することにより、該詰った
   箇所よりも下流側の搬送路上に存在する記録シートを排
   出した後に作動を停止させるように構成したことを特徴
   とする画像形成装置。