JPH1129246A - 自動原稿搬送装置および原稿搬送方法 - Google Patents

自動原稿搬送装置および原稿搬送方法

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JPH1129246A
JPH1129246A JP24798997A JP24798997A JPH1129246A JP H1129246 A JPH1129246 A JP H1129246A JP 24798997 A JP24798997 A JP 24798997A JP 24798997 A JP24798997 A JP 24798997A JP H1129246 A JPH1129246 A JP H1129246A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の搬送動作が中断して原稿が搬送路上に
滞留したときに、規制手段によって原稿が傷付いてしま
うのを防止することができる上に、原稿の取り出し時に
規制手段に原稿が引っ掛かるのを防止して原稿の取り出
しを容易に行なうことができる自動原稿搬送装置および
原稿搬送方法を提供するものである。 【解決手段】 原稿の搬送が中断されて原稿の搬送路上
に原稿が滞留した際に、分離・給紙手段5から原稿が除
去されるまでの間はストッパ爪14を退避位置に位置さ
せ、分離・給紙手段5以外の搬送路上で原稿が滞留した
際に、ストッパ爪14を退避位置に位置させるとともに、
給紙スタート信号が入力したときに原稿の分離・給紙動
作を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ装置等の画像形成装置に具備される自動原稿搬送装
置に関し、詳しくは、原稿載置台上に載置された原稿束
から最上位に位置する原稿を1枚ずつ分離して露光位置
に向かって搬送する分離・給紙手段を有する自動原稿搬
送装置およびこのような自動原稿搬送装置による原稿搬
送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、複写機、ファクシミリ装置等の画
像形成装置にあっては、高速化、多機能化するととも
に、より一層の省スペース化が要求されており、それに
従ってこの画像処理装置に具備される自動原稿搬送装置
の省スペース化もより一層要求されるようになってい
る。
【0003】このような要求を満足するために、自動原
稿搬送装置にあっては、原稿載置台上に載置された複数
の原稿からなる原稿束から最上位に位置する原稿を分離
した後、反転経路を介して露光位置に搬送するターン給
紙を行なう構造を採用しており、このようにすること
で、省スペース化を実現している。ところで、このよう
なADFにあっては、原稿載置台に当接するホームポジ
ション位置と原稿載置台から退避する退避位置の間で移
動可能に設けられた原稿ストッパ爪を備えており、この
ストッパ爪は、ホームポジション位置に位置したときに
原稿束の先端部に当接して原稿束が原稿載置台よりも原
稿の搬送方向下流側に移動するのを規制するとともに、
原稿束のセット時に原稿束の先端部を揃えるようになっ
ている。そして、コピースタートスイッチが操作される
と、原稿ストッパ爪が退避位置に退避するとともに、原
稿の分離・給紙が行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動原稿搬送装置にあっては、原稿の搬送中
に、ジャム等によって原稿が搬送路上で滞留した場合
に、原稿載置台を含んだ搬送路から全ての原稿を除去し
た後に、原稿の頁順を揃えて原稿束を原稿載置台に再セ
ットする必要があるため、その使用性が悪かった。
【0005】また、搬送路上で原稿が滞留したときに、
原稿ストッパ爪を退避位置からホームポジション位置に
復帰させるようになっていたため、原稿ストッパ爪が原
稿載置台上にセットされた原稿に衝突してしまい、薄紙
原稿等の場合には原稿が傷付いてしまう上に、ジャム原
稿の除去時に原稿ストッパ爪に原稿が引っ掛かって自動
原稿搬送装置から原稿を容易に除去することができなか
った。
【0006】そこで請求項1、2記載の発明は、原稿の
搬送動作が中断して原稿が搬送路上に滞留したときに、
規制手段によって原稿が傷付いてしまうのを防止するこ
とができる上に、原稿の取り出し時に規制手段に原稿が
引っ掛かるのを防止して原稿の取り出しを容易に行なう
ことができる自動原稿搬送装置を提供することを目的と
している。
【0007】また、請求項3、4記載の発明は、原稿の
搬送動作が中断して原稿が分離・給紙手段以外の搬送路
上に原稿が滞留したときに、滞留した原稿を原稿載置台
上に載置された原稿に付足すのみで全ての原稿を原稿載
置台に再セットするのを不要にするとともに、この状態
で原稿の再給紙を行なうことができる原稿搬送方法を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、画像形成装置に搭載された
自動原稿搬送装置であって、複数の原稿からなる原稿束
を載置可能な原稿載置台と、該原稿載置台上に載置され
た原稿束から最上位に位置する原稿を1枚ずつ分離して
露光位置に向かって搬送する分離・給紙手段と、前記原
稿載置台に当接するホームポジション位置と原稿載置台
から退避する退避位置の間で移動可能に設けられ、ホー
ムポジション位置に位置したときに原稿束の先端部に当
接して原稿束が所定位置よりも原稿の搬送方向下流側に
移動するのを規制する規制手段と、前記原稿載置台を含
んだ原稿の搬送路上での原稿の有無を検出する検出手段
と、を備えた自動原稿搬送装置において、前記検出手段
からの検出情報に基づいて規制手段の移動を制御する制
御手段を設け、該制御手段は、原稿の搬送中に原稿の搬
送が中断され、少なくとも前記分離・給紙手段の搬送路
上に原稿が滞留した際に、前記分離・給紙手段から原稿
が除去されるまでの間は前記検出手段からの検出情報に
基づいて前記規制手段を退避位置に位置させ、原稿の滞
留箇所が前記分離・給紙手段の搬送路上でないときに、
前記規制手段を退避位置に位置させるとともに、給紙ス
タート信号が入力したときに原稿の分離・給紙動作を再
開することを特徴としている。
【0009】その場合、原稿の搬送が中断されて原稿の
搬送路上に原稿が滞留した際に、分離・給紙手段から原
稿が除去されるまでの間は規制手段を退避位置に位置さ
せているため、規制手段が原稿に衝突するのを防止する
ことができ、規制手段によって原稿が傷付いてしまうの
を防止することができる。また、分離・給紙手段上から
滞留した原稿を取り出す際に規制手段に原稿が引っ掛か
ることがないため、原稿の取り出しを容易に行なうこと
ができる。
【0010】さらに、原稿の搬送動作が中断して分離・
給紙手段以外の搬送路上(例えば、コンタクトガラス上
や排紙手段上)に原稿が滞留したときに、滞留した原稿
を原稿載置台上に載置された原稿に付足すのみで全ての
原稿を原稿載置台に再セットするのを不要にするととも
に、この状態で原稿の再給紙を行なうことができ、自動
原稿搬送装置の使用性を向上させることができる。
【0011】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記滞留箇所
に滞留された原稿が露光位置で露光が行なわれていない
場合に、この滞留原稿の数を表示する表示手段を有する
ことを特徴している。その場合、原稿載置台上に載置さ
れた原稿に露光が行なわれていない原稿を付足すのみで
良いため、既に露光が行なわれた原稿の再セットおよび
再露光が行なわれるのを防止することができ、原稿の搬
送時間を短縮することができる。
【0012】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の自動原稿搬送装置による原稿
搬送方法であって、前記分離・給紙手段以外の搬送路上
に原稿が滞留したときに、前記規制手段を退避位置に位
置させ、前記原稿載置台上の原稿束に前記滞留原稿を継
足した後に、給紙スタート信号が入力したときに原稿の
分離・給紙動作を再開して最上位に位置する原稿から分
離することを特徴としている。
【0013】その場合、滞留した原稿を原稿載置台上に
載置された原稿に付足すのみで全ての原稿を原稿載置台
に再セットするのを不要にするとともに、この状態で原
稿の再給紙を行なうことができ、自動原稿搬送装置の使
用性を向上させることができる。請求項4記載の発明
は、上記課題を解決するために、請求項2記載の自動原
稿搬送装置による原稿搬送方法であって、前記分離・給
紙手段以外の搬送路上に原稿が滞留したときに、前記規
制手段を退避位置に位置させるとともに、滞留原稿の数
を表示手段によって表示し、前記原稿載置台上の原稿束
に表示手段によって表示された前記滞留原稿を継足した
後に、給紙スタート信号が入力したときに原稿の分離・
給紙動作を再開して最上位に位置する原稿から分離する
ことを特徴としている。
【0014】その場合、予め露光されていない滞留原稿
の数を知った上で原稿載置台上に載置された原稿に滞留
原稿を付足すのみで良いため、既に露光が行なわれた原
稿の再セットおよび再露光が行なわれるのを防止するこ
とができ、原稿の搬送時間を短縮することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜5は本発明に係る自動原稿搬
送装置および原稿搬送方法の一実施形態を示す図であ
り、本発明の自動原稿搬送装置を画像形成装置としての
複写機に搭載した例を示している。なお、画像成形装置
としては、複写機の他にファクシミリ装置等に適用する
ことができる。また、本実施形態では、ジャムとなった
原稿を滞留原稿という。
【0016】まず、構成を説明する。図1、2におい
て、1は複写機であり、この複写機1の上面にはコンタ
クトガラス2が設けられている。また、複写機1の上部
には自動原稿搬送装置(以下、単にADFという)3が
設けられており、このADF3はコンタクトガラス2を
開閉するように複写機1に図示しないヒンジ等を介して
連結されている。
【0017】このADF3は、複数の原稿からなる原稿
束Pを載置可能な原稿載置台としての原稿トレイ4と、
原稿トレイ4に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分
離した後、分離された原稿をコンタクトガラス2に向か
って搬送する分離・給紙手段5と、分離・給紙手段5に
よってコンタクトガラス2に向かって搬送された原稿を
コンタクトガラス2上の露光位置に搬送・停止させると
ともに、コンタクトガラス2の下方に配設された複写機
1の読取手段(公知の露光ランプ、ミラー、レンズ、C
CD等)により読取りが終了した原稿をコンタクトガラ
ス2から搬出する搬入・搬出手段6と、搬入・搬出手段
6によってコンタクトガラス2の露光位置から搬出され
た原稿を複写機1の側方から突出する第1排紙トレイ8
または原稿トレイ4の下方に配設された第2排紙トレイ
9の何れか一方に排紙する排紙手段7と、から構成され
ている。なお、第1排紙トレイ8はADF3の側方から
突出するように設けても良い。
【0018】分離・給紙手段5は、呼出しコロ10、給紙
コロ11、リバースコロ12、プルアウト駆動コロ13、プル
アウト従動コロ13a、ストップ爪(規制手段)14、レジ
ストセンサ15a、および原稿検出センサ(検出手段)15
bから構成されている。これら呼出しコロ10、給紙コロ
11、リバースコロ12、プルアウト駆動コロ13は給紙モー
タ100によって駆動され、この給紙モータ100との間に歯
車機構等の駆動系を介して接続されている。
【0019】給紙モータ100はコントローラ(制御手
段)101からの出力信号によって駆動されるようになっ
ており、コントローラ101は複写機1のメインコントロ
ーラ111から給紙スタート信号が入力されると、給紙モ
ータ100を正・逆転駆動するようになっている。給紙モ
ータ100が正転駆動されると、呼出しコロ10が時計方向
に回転して原稿束Pから上層に位置する原稿が給紙され
るとともに、給紙コロ11およびリバースコロ12が時計方
向に回転されて原稿束Pから最上位の原稿のみが分離さ
れる。この分離された原稿は反時計方向に回転するプル
アウト駆動コロ13とこれに連れ回りするプルアウト従動
コロ13aに挟持されて給紙コロ11およびリバースコロ12
から引抜かれてコンタクトガラス2に向かって搬送され
る。
【0020】この原稿の先端がレジストセンサ15aによ
って検出されると、コントローラ101はレジストセンサ1
5aからの出力信号に基づいて給紙モータ100を逆転駆動
させる。このとき、給紙モータ100と呼出しコロ10、給
紙コロ11、リバースコロ12およびプルアウト駆動コロ13
の間に介装された駆動系により呼出しコロ10と給紙コロ
11が停止され、プルアウト駆動コロ13が反時計方向に継
続して回転されるとともにリバースコロ12が時計方向に
継続して回転されることにより、後続する原稿が給紙コ
ロ12とリバースコロ12のニップ部に進入するのを防止し
て分離されないようになっている。
【0021】また、呼出しコロ10は、図3に示すように
ベルト41を介して給紙コロ11の駆動軸に接続されてお
り、呼出しコロ10には給紙モータ100の駆動により給紙
コロ11からの駆動力がベルト41を介して伝達されるよう
になっている。また、呼出しコロ10は駆動ソレノイド10
4によって給紙コロ11の回転軸を中心にして図4に示す
実線位置と破線位置の間で移動することにより、原稿束
Pに対して当接、退避するようになっている。
【0022】また、ストッパ爪14は給紙コロ11に対して
原稿の搬送方向上流側に設けられており、このストッパ
爪14は原稿束Pの先端に当接して原稿束Pが原稿の搬送
方向下流側である給紙コロ11側に進入するのを防止する
ものである。このストッパ爪14は揺動ソレノイド105に
よって駆動されるようになっており、この揺動ソレノイ
ド105はコントローラ101からの出力信号に基づいてON
/OFFされ、ストッパ爪14を原稿載置台4に当接する
ことにより原稿束Pの先端に当接するホームポジション
位置とこの位置から上方に退避する退避位置の間で移動
させるようになっている。
【0023】具体的には、ストッパ爪14は図3に示すよ
うに駆動軸44に取付けられており、この駆動軸44の一端
部にはリンク45が取付けられている。このリンク45の上
部にはスプリング46が取付けられており、このスプリン
グ46はリンクを時計方向に付勢している。また、このリ
ンク45の下部には揺動ソレノイド105が取付けられてお
り、この揺動ソレノイド105はコントローラ101からの信
号によってONすると、リンク45をスプリング46の付勢
力に抗して反時計方向に揺動させることにより、ストッ
パ爪14をホームポジション位置に移動させるようになっ
ている。
【0024】また、原稿検出センサ15bはストッパ爪14
近傍に設けられており、ストッパ爪14の移動範囲内での
原稿の有無を検出してコントローラ101に信号を出力す
るようになっている。また、給紙コロ11とリバースコロ
12とコンタクトガラス2の間には湾曲した一対のガイド
板42a、42bからなる反転経路42が設けられており、給
紙コロ11およびリバースコロ12によって分離された原稿
はガイド板42a、42bによって上下面が反転されてコン
タクトとガラス2に向かって搬送される。
【0025】一方、搬入・搬出手段6は、搬送ベルト16
と、この搬送ベルト16の両端部に設けられた搬送ベルト
駆動コロ17および搬送ベルト従動コロ18と、搬送ベルト
16の内部に設けられ、搬送ベルト16をコンタクトガラス
2に加圧する複数の加圧コロ19と、から構成されてい
る。搬送ベルト駆動コロ17は搬送ベルトモータ102によ
って駆動されるようになっており、このモータ102はレ
ジストセンサ15aによって上述したように原稿の先端が
検出されたとき、コントローラ101からの信号に基づい
て正転駆動することにより、駆動コロ17を介して搬送ベ
ルト16を駆動して原稿をコンタクトガラス2上に搬送す
るようになっている。
【0026】また、コントローラ101はレジストセンサ1
5aが原稿の後端を検出したとき、この検出時点からの
搬送ベルトモータ102の回転パルスを計数し、回転パル
スが所定値に達したときに、駆動コロ17の駆動を停止し
て搬送ベルト16を停止することにより、原稿をコンタク
トガラス2上の露光位置に停止させる。また、コントロ
ーラ101はレジストセンサ15aによって原稿の後端が検
出された時点で、給紙モータ100を再び駆動し、後続す
る原稿を上述したように分離してコンタクトガラス2に
向かって搬送し、この原稿がレジストセンサ15aによっ
て検出された時点で給紙モータ100を停止させて次原稿
を先出し待機させる。
【0027】そして、原稿がコンタクトガラス2の露光
位置に停止したとき、複写機1によって原稿の読取りお
よび露光が行なわれる。この読取りおよび露光が終了す
ると、コントローラ101には複写機1から信号が入力さ
れるため、コントローラ101はこの信号が入力すると、
搬送ベルトモータ102を正転駆動して、搬送ベルト16に
よって原稿をコンタクトガラス2から排紙手段7に搬出
する。
【0028】排紙手段7は、反転駆動コロ20、排紙従動
コロ21、反転ガイドコロ22、反転従動コロ23、第1切換
爪24、第2切換爪25、排紙駆動コロ26、排紙従動コロ2
7、排紙センサ28および反転センサ29から構成され、反
転駆動コロ20、反転ガイドコロ22および排紙駆動コロ26
は排紙モータ103によって駆動されるようになってい
る。
【0029】第1切換爪24は第1ソレノイド106によっ
て切換駆動されるようになっており、片面原稿の排紙時
には、コンタクトガラス2と第1排紙トレイ8を連通す
るホームボジション位置(切換爪24の下面が原稿の搬送
路の一部を構成する)に待機したままの状態となってい
る。コントローラ101は、通常の片面原稿を搬送する片
面モードのとき(複写機1に設けられた操作部108によ
って片面モードを指定しなくても初期設定は片面モード
に設定されている)、第1ソレノイド106を駆動せずに
第1切換爪24をホームポジション位置に待機させるとと
もに、原稿の読取りおよび露光の終了後に搬送ベルトモ
ータ102を駆動するのと同時に排紙モータ103を駆動させ
る。このため、反転駆動コロ20および排紙従動コロ21に
よって挟持された原稿が第1排紙トレイ8に表裏面を反
転されずに直線的に排紙される。
【0030】一方、コントローラ101は複写機1に設け
られた操作部108によって両面モードが指定されたと
き、メインコントローラ111からの信号に基づいて第1
ソレノイド106を駆動して第1切換爪24をホームポジシ
ョン位置からコンタクトガラス2と反転経路30を連通す
る位置に移動させるとともに(図1に示すように切換爪
24の上面が原稿の搬送路の一部を構成する)、両面原稿
の片面の読取りおよび露光の終了後に搬送ベルトモータ
102を駆動するのと同時に排紙モータ103を駆動させる。
このため、原稿は反転駆動コロ20および排紙従動コロ21
によって挟持された反転経路30に案内され、反転ガイド
コロ22によって第2切換爪25に向かって搬送される。
【0031】第2切換爪25は第2ソレノイド107によっ
て駆動されるようになっており、片面の読取りが終了し
た原稿がコンタクトガラス2から搬出される際には、第
2ソレノイド107によって駆動されずに反転経路30とコ
ンタクトガラス2の間に設けられた返送経路31を開放す
るホームボジション位置(図1に示すように第2切換爪
25の下面が原稿の搬送路の一部を構成する)に切換られ
るようになっている。
【0032】このため、コンタクトガラス2から搬出さ
れる原稿は、第1切換爪24によって反転経路30に搬送さ
れた後、第2切換爪25によって返送経路31に表裏面が反
転された状態で反転駆動コロ20および反転従動コロ23に
挟持されてコンタクトガラス2に返送される。反転経路
30上に設けられた排紙センサ28によって原稿の先端が検
出されると、コントローラ101は搬送ベルトモータ102を
逆転駆動して搬送ベルト16を逆転駆動し、排紙センサ28
によって原稿の先端が検出された時点からの搬送ベルト
モータ102の回転パルスが所定値に到達したときに原稿
をコンタクトガラス2上の露光位置に搬送したものと判
断して搬送ベルトモータ102を停止させる。
【0033】露光位置で原稿の読取りおよび露光が終了
すると、コントローラ101には複写機1から信号が入力
されるため、コントローラ101はこの信号が入力する
と、搬送ベルトモータ102を正転駆動し、さらに、第1
ソレノイド106を駆動するとともに第2ソレノイド107の
駆動を停止し、第1切換爪24によってコンタクトガラス
2と反転経路30を連通させるとともに、第2切換爪25に
よって返送経路31と第2排紙トレイ9を連通させること
により(第2切換爪25の上部が原稿の搬送路の一部を構
成する)、コンタクトガラス2から搬出される原稿は反
転駆動コロ20および反転従動コロ21に挟持されて搬送さ
れた後、排紙駆動コロ26および排紙従動コロ27によって
挟持されて第2排紙トレイ9上に排紙される。
【0034】また、複写機1とADF3はインターフェ
ース109、110を介して接続されており、複写機1のメイ
ンコントローラ111からのコピースタート信号および再
スタート信号はインターフェース109、110を介してコン
トローラ101に入力されるようになっているとともに、
ADF3は複写機1から電源が供給されている。また、
コントローラ101は、レジストセンサ15a、排紙センサ2
8および反転センサ29からの検出情報に基づいて搬送路
上で原稿がジャム等によって滞留しているか否かを判別
するようになっている。例えば、レジストセンサ15aが
所定時間以上原稿を検出し続けた場合には、分離・給紙
手段5上で原稿がジャムしたものと判断し、レジストセ
ンサ15aが所定時間以上経過しても原稿を検出しない場
合には分離不良・給紙不良と判断する。
【0035】また、排紙センサ28または反転センサ29が
所定時間以上原稿を検出し続けた場合には、分離・給紙
手段5上で原稿がジャムしたものと判断し、さらに、原
稿の露光後に排紙センサ28または反転センサ29が所定時
間以上経過しても原稿を検出しない場合にはコンタクト
ガラス2上で原稿のジャムが発生したものと判断する。
【0036】また、コントローラ101は、原稿のジャム
が発生したり、または、複写機1側のクリア/ストップ
キーが操作されたりすること等によって原稿の搬送が中
断されて原稿の搬送路上に原稿が滞留した際に、分離・
給紙手段5から原稿が除去されるまでの間は、原稿検出
センサ15bからの検出情報に基づいてストッパ爪14を退
避位置に位置させるようになっている。
【0037】また、コントローラ101は原稿のジャム箇
所が分離・給紙手段5でないときに、ストッパ爪14を退
避位置に位置させるとともに、スタートスイッチの押下
に伴い原稿の分離・給紙動作を再開するようになってい
る。また、コントローラ101は、滞留箇所に滞留された
原稿がコンタクトガラス2上で露光が行なわれていない
場合、複写機1のメインコントローラ111からの露光信
号を監視することにより、この未露光の滞留原稿の数を
複写機1本体に設けられた表示パネル(表示手段)112
によって表示するようになっている。
【0038】また、本実施形態では、ADF3の本体の
一側面(図1中、左側)にはカバー3aが開閉自在に設
けられており、このカバー3aは分離・給紙手段5で原
稿のジャム等が発生した場合に開放されることにより、
分離・給紙手段5を外部に露出し、分離・給紙手段5か
ら滞留原稿を除去可能にしている。また、本実施形態で
は、ADF3の本体の他側面(図1中、右側)にはカバ
ー3bが開閉自在に設けられており、このカバー3bは
排紙手段7で原稿のジャム等が発生した場合に開放され
ることにより、排紙手段7を外部に露出し、排紙手段7
から滞留原稿を除去可能にしている。
【0039】次に、作用を説明する。本実施形態では、
上述したように片面および両面原稿の搬送が可能である
が、ここでは片面原稿の搬送について説明する。まず、
原稿束Pを原稿トレイ4上にセットすると、原稿束Pの
先端はストッパ爪14に当接して分離コロ11側に移動する
ことが規制される。
【0040】そして、片面原稿の搬送モードによって原
稿を搬送するには、オペレータが操作部108の選択スイ
ッチを押下しない状態で原稿トレイ4に複数の片面原稿
からなる原稿束Pを載置して複写機1の図示しないスタ
ートスイッチを押下すると、インターフェース109、110
を介して複写機1からADF3に給紙スタート信号が入
力される。
【0041】このとき、コントローラ101によって揺動
ソレノイド105の駆動が停止されてストッパ爪14が原稿
束Pの先端位置から上方に退避する。次いで、コントロ
ーラ101は駆動ソレノイド104を駆動して呼出しコロ10を
原稿束Pに当接させるとともに、給紙モータ100を正転
駆動して呼出しコロ10を時計方向に回転させて原稿束P
から上層に位置する原稿を給紙し、さらに、給紙コロ11
およびリバースコロ12を時計方向に回転させて原稿束P
から最上位の原稿のみを分離する。
【0042】この分離された原稿は反時計方向に回転す
るプルアウト駆動コロ13とこれに連れ回りするプルアウ
ト従動コロ13aに挟持されて給紙コロ11およびリバース
コロ12から引抜かれてコンタクトガラス2に向かって搬
送される。次いで、レジストセンサ15aが原稿の先端を
検出すると、コントローラ101が原稿検出センサ15bか
らの検出信号に基づいて次原稿があるか否かを判別す
る。
【0043】次原稿がある場合には、コントローラ101
は駆動ソレノイド104の駆動を停止して呼出しコロ10を
原稿束Pから退避させ、さらに給紙モータ100を逆転駆
動させるとともに搬送ベルトモータ102を正転駆動させ
る。このとき、給紙モータ100と呼出しコロ10、給紙コ
ロ11、リバースコロ12およびプルアウト駆動コロ13の間
に介装された駆動系により呼出しコロ10と給紙コロ11が
停止され、プルアウト駆動コロ13が反時計方向に継続し
て回転されるとともにリバースコロ12が時計方向に継続
して回転されることにより、後続する原稿が給紙コロ11
とリバースコロ12のニップ部に進入するのを防止して分
離されないようになっている。
【0044】この搬送に際してレジストセンサ15aが原
稿の後端を検出したとき、コントローラ101はこの検出
時点からの搬送ベルトモータ102の回転パルスを計数
し、回転パルスが所定値に達したときに、駆動コロ17の
駆動を停止して搬送ベルト16を停止することにより、原
稿をコンタクトガラス2上の露光位置に停止させる。一
方、コントローラ101はレジストセンサ15aによって原
稿の後端が検出された時点で、給紙モータ100を再び駆
動し、後続する原稿を上述したように分離してコンタク
トガラス2に向かって搬送し、この原稿がレジストセン
サ15aによって検出された時点で給紙モータ100を停止
させて次原稿を先出し待機させる。
【0045】また、原稿がコンタクトガラス2の露光位
置に停止したとき、複写機1によって原稿の読取りおよ
び露光が行なわれる。この読取りおよび露光が終了する
と、インターフェース109、110を介してコントローラ10
1には複写機1から再スタート信号が入力されるため、
コントローラ101はこの信号が入力すると、搬送ベルト
モータ102を正転駆動して、搬送ベルト16によって原稿
をコンタクトガラス2から排紙手段7に搬出する。
【0046】このとき、第1切換爪24がホームポジショ
ン位置に待機しているため、コントローラ101が原稿の
読取りおよび露光の終了後に搬送ベルトモータ102を駆
動するのと同時に排紙モータ103を駆動させる。このた
め、反転駆動コロ20および排紙従動コロ21によって挟持
された原稿が表裏面を反転されずに第1排紙トレイ8に
直線的に排紙される。
【0047】また、次原稿の給紙スタート信号が入力さ
れると、駆動ソレノイド104を駆動して呼出しコロ10を
原稿束Pに当接させるとともに給紙モータ100を再び駆
動して呼出しコロ10、給紙コロ11等を駆動して後続する
原稿を上述したように分離してコンタクトガラス2に向
かって搬送して上述した処理を継続する。次に、原稿の
搬送中に何等かの原因によって原稿の搬送が中断した場
合についての処理を図5のフローチャートに基づいて説
明する。なお、このフローはコントローラ101に備えら
れたROMに格納され、コントローラ101によって実行
されるプログラムである。
【0048】ここで、上記中断の原因としては以下のよ
うな場合が考えられる。 複写機1の記録紙ジャムが原因での中断 ADF3の分離・給紙手段5でのジャムが原因で中断 ADF3の排紙手段7でのジャムが原因で中断 まず、ステップS1で複写機1からスキップ排紙信号が
受信されたか否かを判別する。このスキップ排紙信号は
上記よる中断か、または複写機1の操作部108に備え
られたクリア/ストップキーが押下されたか否かを判別
するためのものであり、このスキップ排紙信号を受信し
たときには、ADF3の搬送路内にある全ての原稿を排
紙する。
【0049】次いで、レジストセンサ15a、排紙センサ
28および反転センサ29がOFFしているか否かを判別す
ることにより(ステップS2)、搬送路内に原稿が残留
しているか否かを判別し、OFFの場合には搬送路内の
原稿の全てが排紙されているものと判断して原稿検出セ
ンサ15bがOFFしているか否かを判別する(ステップ
S3)。
【0050】一方、ステップS1でスキップ排紙信号を
受信しない場合には、で示すように分離・給紙手段5
でジャムが発生したか否かをレジストセンサ15a、排紙
センサ28および反転センサ29からの検出情報に基づいて
判別し、ジャムが発生していない場合には、ステップS
2に移行する。また、ジャムが発生した場合には、カバ
ー1aを開放して分離・給紙手段5にある全ての原稿を
除去した後、反転経路42内の原稿の有無をレジストセン
サ15aによって判別し、滞留原稿が完全に除去され、カ
バー3aが閉塞されたものと判断した場合には、ADF
3をイニシャル状態にリセットする。
【0051】次いで、原稿検出センサ15bがOFFして
いるか否かを判別し(ステップS3)、原稿検出センサ1
5bがONの場合にはストッパ爪14の移動範囲内に原稿
があるものと判断して、揺動ソレノイド105をOFFに
してストッパ爪14を退避位置に移動させた状態を維持
し、駆動ソレノイド104の駆動を停止して呼出しコロ10
を原稿束Pから退避させる(ステップS7)。
【0052】一方、原稿検出センサ15bがOFFの場合
にはストッパ爪14の移動範囲内に原稿がないものと判断
して、この揺動ソレノイド105をONにしてストッパ爪1
4をホームポジション位置に移動させるとともに駆動ソ
レノイド104の駆動を停止して呼出しコロ10を原稿束P
から退避させる(ステップS6、S7)。このため、原稿
載置台4aに新たに原稿束を再セットすることができ
る。
【0053】次いで、ADF3をリフトアップした後、
リフトダウンし(ステップS8)、ADF3が複写機1
上に正しくセットされときにジャム解除処理を行なう
(ステップS9)。また、ステップS9において分離・給
紙手段5にジャムが発生せずにによるジャムの場合に
は、先出し原稿がなければ、原稿載置台4に載置された
原稿の先端部が給紙コロ11とリバースコロ12に挟持され
た状態にある。このとき、上述したように複写機1から
のスキップ排紙信号によって搬送路中の先出し原稿また
はコンタクトガラス2上の原稿が全て排紙される。この
とき、この原稿がコンタクトガラス2の露光位置で露光
が行なわれていない場合に、この原稿の数が複写機1の
表示パネル112によって表示される。
【0054】このとき、原稿検出センサ15bによってス
トッパ爪14の移動範囲内に原稿がある場合には、ストッ
パ爪14が退避位置に移動した状態にあるため、この未露
光の原稿を原稿載置台4の原稿に付足した後、コピース
タートスイッチを再操作すると原稿の給紙が再開され
る。また、によるジャムの場合もスキップ排紙信号を
受信したときの処理と同様であり、この場合には搬送路
上の原稿を全て除去したときに、コンタクトガラス2の
露光位置で露光が行なわれていない場合に、この原稿の
数が複写機1の表示パネル112によって表示される。ま
た、このときもストッパ爪14が退避位置に移動した状態
にあるため、この未露光の原稿を原稿載置台4の原稿に
付足した後、コピースタートスイッチを再操作すると原
稿の給紙が再開される。
【0055】このように本実施形態では、原稿の搬送が
中断されて原稿の搬送路上に原稿が滞留した際に、分離
・給紙手段5から原稿が除去されるまでの間はストッパ
爪14を退避位置に位置させているため、ストッパ爪14が
原稿に衝突するのを防止することができ、ストッパ爪14
によって原稿が傷付いてしまうのを防止することができ
る。
【0056】また、分離・給紙手段5上から滞留した原
稿を取り出す際にストッパ爪14に原稿が引っ掛かること
がないため、原稿の取り出しを容易に行なうことができ
る。また、原稿の滞留箇所が分離・給紙手段5でないと
きに、ストッパ爪を退避位置に位置させるとともに、原
稿の分離・給紙動作を再開するようにしたため、原稿の
搬送動作が中断して分離・給紙手段5以外の搬送路上に
原稿が滞留したときに、滞留した原稿を原稿載置台4上
に載置された原稿に付足すのみで全ての原稿を原稿載置
台4に再セットするのを不要にするとともに、この状態
で原稿の再給紙を行なうことができ、ADF3の使用性
を向上させることができる。
【0057】さらに、滞留箇所に滞留された原稿がコン
タクトガラス2の露光位置で露光が行なわれていない場
合に、この滞留原稿の数を複写機1に設けられた表示パ
ネル112によって表示するようにしたため、原稿載置台
4上に載置された原稿に露光が行なわれていない原稿を
付足すのみで良いため、既に露光が行なわれた原稿の再
セットおよび再露光が行なわれるのを防止することがで
き、原稿の搬送時間を短縮することができる。
【0058】なお、この表示パネル等の表示手段はAD
F3側に設けても良い。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、原稿の搬
送が中断されて原稿の搬送路上に原稿が滞留した際に、
分離・給紙手段から原稿が除去されるまでの間は規制手
段を退避位置に位置させているため、規制手段が原稿に
衝突するのを防止することができ、規制手段によって原
稿が傷付いてしまうのを防止することができる。
【0060】また、分離・給紙手段上から滞留した原稿
を取り出す際に規制手段に原稿が引っ掛かることがない
ため、原稿の取り出しを容易に行なうことができる。さ
らに、原稿の搬送動作が中断して分離・給紙手段以外の
搬送路上(例えば、コンタクトガラス上や排紙手段上)
に原稿が滞留したときに、滞留した原稿を原稿載置台上
に載置された原稿に付足すのみで全ての原稿を原稿載置
台に再セットするのを不要にするとともに、この状態で
原稿の再給紙を行なうことができ、自動原稿搬送装置の
使用性を向上させることができる。
【0061】請求項2記載の発明によれば、原稿載置台
上に載置された原稿に露光が行なわれていない原稿を付
足すのみで良いため、既に露光が行なわれた原稿の再セ
ットおよび再露光が行なわれるのを防止することがで
き、原稿の搬送時間を短縮することができる。請求項3
記載の発明によれば、滞留した原稿を原稿載置台上に載
置された原稿に付足すのみで全ての原稿を原稿載置台に
再セットするのを不要にするとともに、この状態で原稿
の再給紙を行なうことができ、自動原稿搬送装置の使用
性を向上させることができる。
【0062】請求項4記載の発明によれば、予め露光さ
れていない滞留原稿の数を知った上で原稿載置台上に載
置された原稿に滞留原稿を付足すのみで良いため、既に
露光が行なわれた原稿の再セットおよび再露光が行なわ
れるのを防止することができ、原稿の搬送時間を短縮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿搬送方法を達成する自動原稿
搬送装置の一実施形態を示す概略図である。
【図2】一実施形態の自動原稿搬送装置の駆動機構のブ
ロック図である。
【図3】一実施形態の分離・給紙手段の要部斜視図であ
る。
【図4】一実施形態のストッパ爪、給紙コロ、リバース
コロおよび呼出しコロの構成図である。
【図5】一実施形態の原稿の搬送が中断した場合の処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3 ADF(自動原稿搬送装置) 4 原稿トレイ(原稿載置台) 5 分離・給紙手段 14 ストッパ爪(規制手段) 15b 原稿検出センサ(検出手段) 101 コントローラ(制御手段) 112 表示パネル(表示手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置に搭載された自動原稿搬送装
    置であって、 複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原稿載置台と、 該原稿載置台上に載置された原稿束から最上位に位置す
    る原稿を1枚ずつ分離して露光位置に向かって搬送する
    分離・給紙手段と、 前記原稿載置台に当接するホームポジション位置と原稿
    載置台から退避する退避位置の間で移動可能に設けら
    れ、ホームポジション位置に位置したときに原稿束の先
    端部に当接して原稿束が所定位置よりも原稿の搬送方向
    下流側に移動するのを規制する規制手段と、 前記原稿載置台を含んだ原稿の搬送路上での原稿の有無
    を検出する検出手段と、を備えた自動原稿搬送装置にお
    いて、 前記検出手段からの検出情報に基づいて規制手段の移動
    を制御する制御手段を設け、 該制御手段は、原稿の搬送中に原稿の搬送が中断され、
    少なくとも前記分離・給紙手段の搬送路上に原稿が滞留
    した際に、前記分離・給紙手段から原稿が除去されるま
    での間は前記検出手段からの検出情報に基づいて前記規
    制手段を退避位置に位置させ、 原稿の滞留箇所が前記分離・給紙手段の搬送路上でない
    ときに、前記規制手段を退避位置に位置させるととも
    に、給紙スタート信号が入力したときに原稿の分離・給
    紙動作を再開することを特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】前記滞留箇所に滞留された原稿が露光位置
    で露光が行なわれていない場合に、この滞留原稿の数を
    表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1記
    載の自動原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の自動原稿搬送装置による原
    稿搬送方法であって、前記分離・給紙手段以外の搬送路
    上に原稿が滞留したときに、前記規制手段を退避位置に
    位置させ、前記原稿載置台上の原稿束に前記滞留原稿を
    継足した後に、給紙スタート信号が入力したときに原稿
    の分離・給紙動作を再開して最上位に位置する原稿から
    分離することを特徴とする原稿搬送方法。
  4. 【請求項4】請求項2記載の自動原稿搬送装置による原
    稿搬送方法であって、前記分離・給紙手段以外の搬送路
    上に原稿が滞留したときに、前記規制手段を退避位置に
    位置させるとともに、滞留原稿の数を表示手段によって
    表示し、前記原稿載置台上の原稿束に表示手段によって
    表示された前記滞留原稿を継足した後に、給紙スタート
    信号が入力したときに原稿の分離・給紙動作を再開して
    最上位に位置する原稿から分離することを特徴とする原
    稿搬送方法。
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