JPS6210579A - 真空断熱材 - Google Patents
真空断熱材Info
- Publication number
- JPS6210579A JPS6210579A JP14829185A JP14829185A JPS6210579A JP S6210579 A JPS6210579 A JP S6210579A JP 14829185 A JP14829185 A JP 14829185A JP 14829185 A JP14829185 A JP 14829185A JP S6210579 A JPS6210579 A JP S6210579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- metal film
- vacuum
- insulation material
- vacuum insulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、真空断熱材に係り、特にラミネートフィルム
を使用した平板状の真空断熱材に関する。
を使用した平板状の真空断熱材に関する。
平板状の真空断熱材は、スペーサと、外部真空気密容器
か主体に構成されている。従来、このスペーサには断熱
機能を高くするため熱抵抗が大となる粉末状、又は繊維
状の充填物が多く採用されている。一方、気密容器とし
ては、アルミ蒸着膜を有するプラスチックラミネートシ
ートが、熱損失、及び低原価の理由により使用されてい
る。
か主体に構成されている。従来、このスペーサには断熱
機能を高くするため熱抵抗が大となる粉末状、又は繊維
状の充填物が多く採用されている。一方、気密容器とし
ては、アルミ蒸着膜を有するプラスチックラミネートシ
ートが、熱損失、及び低原価の理由により使用されてい
る。
こ＼で、従来の平板状の真空断熱材のラミネートシート
を実開昭５８−１４５４８８により説明すると、ラミネ
ートシートは、アルミ蒸着膜の両面がプラスチックシー
トとなっているため、特に内面側となるプラスチックシ
ートは、ガスの発生や、周辺シール部のガス透過によっ
て真空劣化する場合もある。
を実開昭５８−１４５４８８により説明すると、ラミネ
ートシートは、アルミ蒸着膜の両面がプラスチックシー
トとなっているため、特に内面側となるプラスチックシ
ートは、ガスの発生や、周辺シール部のガス透過によっ
て真空劣化する場合もある。
この従来例を第４図により説明すると、１は真空断熱材
、２はパーライト等のスペーサとなる粉末、３はパーラ
イト等の粉末が飛散しないようにする通気性を有する中
袋である。５はラミネートフィルムで、金属膜４ａとプ
ラスチックフィルム４ｂとを積層して形成したものであ
る。
、２はパーライト等のスペーサとなる粉末、３はパーラ
イト等の粉末が飛散しないようにする通気性を有する中
袋である。５はラミネートフィルムで、金属膜４ａとプ
ラスチックフィルム４ｂとを積層して形成したものであ
る。
掛ルスペーサ２、中袋３、ラミネートフィルム５で真空
断熱材１を構成するには、粉末２を中袋に充填し、加熱
乾燥後、底辺、両側辺を熱融着したラミネートシート５
に挿入し、真空排気後桟る１辺を熱融着して完成させる
ものである。
断熱材１を構成するには、粉末２を中袋に充填し、加熱
乾燥後、底辺、両側辺を熱融着したラミネートシート５
に挿入し、真空排気後桟る１辺を熱融着して完成させる
ものである。
しかし、この様に構成した真空断熱材１は、真空排気し
た内面がプラスチックフィルム４ｂとなり、この面より
多大のガスか発生する。即ちプラスチックフィルム４ｂ
は特性上、一般金属面の数百倍の気体（例えば、Ｎ２．
０□、Ａｒ）を放出する。
た内面がプラスチックフィルム４ｂとなり、この面より
多大のガスか発生する。即ちプラスチックフィルム４ｂ
は特性上、一般金属面の数百倍の気体（例えば、Ｎ２．
０□、Ａｒ）を放出する。
又これと同時に熱融着した面と直角方向には、金属膜４
ａがな（直接外気側とプラスチックフィルム４ｂのみで
遮断されているので、ガスの分子がこの部分を大量に透
過し、前述のガス発生と併せて内部真空圧力を短時間で
劣化させ、断熱機能か激減する問題点があった。
ａがな（直接外気側とプラスチックフィルム４ｂのみで
遮断されているので、ガスの分子がこの部分を大量に透
過し、前述のガス発生と併せて内部真空圧力を短時間で
劣化させ、断熱機能か激減する問題点があった。
本発明の目的は、ガス発生と透過による真空劣化を防ぐ
ようにした真空断熱材を提供することにある。
ようにした真空断熱材を提供することにある。
かかる目的を達成する為に金属膜と、プラスチ１ ツク
フィルムを交互に積層し、真空側即ち内面側は金属膜で
、この金属膜の内面側の外周部のみを熱融着プラスチッ
クフィルムとしたラミネートシートで袋状とし、内部に
スペーサを設け、更に内部を真空としたことを特徴とし
たものである。
フィルムを交互に積層し、真空側即ち内面側は金属膜で
、この金属膜の内面側の外周部のみを熱融着プラスチッ
クフィルムとしたラミネートシートで袋状とし、内部に
スペーサを設け、更に内部を真空としたことを特徴とし
たものである。
以下、本発明の一実施例を第１図、第２図及び第３図に
より説明する。第１図は真空断熱材の要部断面図、第２
図は真空断熱材の斜視図、第３図は真空断熱材の断面図
である。６は本発明の平板状の真空断熱材、７は粉体、
又は繊維物からなるスペーサである。８は、スペーサ７
を包む中袋、９は、活性炭又は合成ゼオライト等のゲッ
ター材で、スペーサ７、及び中袋８より発生する微量ガ
スを吸着する。１０はラミネートシートで、上記中袋８
の外周に覆われた金属膜１０ａと、上記金属膜１０ａの
外周に覆われたプラスチックフィルムを積層して形成し
たものである。かかるラミネートシート１０を２重の積
層して形成している。
より説明する。第１図は真空断熱材の要部断面図、第２
図は真空断熱材の斜視図、第３図は真空断熱材の断面図
である。６は本発明の平板状の真空断熱材、７は粉体、
又は繊維物からなるスペーサである。８は、スペーサ７
を包む中袋、９は、活性炭又は合成ゼオライト等のゲッ
ター材で、スペーサ７、及び中袋８より発生する微量ガ
スを吸着する。１０はラミネートシートで、上記中袋８
の外周に覆われた金属膜１０ａと、上記金属膜１０ａの
外周に覆われたプラスチックフィルムを積層して形成し
たものである。かかるラミネートシート１０を２重の積
層して形成している。
上記ラミネートシート１０、金属膜１０ａ′は金属膜１
０ａの傷付等によるガスバリヤ−性の低下をカバーする
ために設け、金属膜は多層としている。
０ａの傷付等によるガスバリヤ−性の低下をカバーする
ために設け、金属膜は多層としている。
プラスチックフィルム１０ｂ′は金属膜１０ａ′の外面
側のプラスチックフィルムで、真空断熱材６の外表面と
なるものである。このプラスチックフィルム１０ｂ′は
金属膜１０ａ′の傷を防ぐものである。
側のプラスチックフィルムで、真空断熱材６の外表面と
なるものである。このプラスチックフィルム１０ｂ′は
金属膜１０ａ′の傷を防ぐものである。
１０ｃは熱融着フィルムで、上記金属膜１０ａどうし融
着するものである。
着するものである。
掛る金属膜１０ａ、１０ａ’とプラスチックフィルム１
０ｂ、１０ｂ’によって真空断熱材６を構成するには、
スペーサ７を加熱脱ガスし、中袋８に封入する。一方ラ
ミネートシー）１０は、熱融着フィルム１０ｃを内面側
になるよう２面を対向させ、底辺、左右両辺の外周を熱
融着させ袋状に構成シ、この内部に、中袋８に入ったス
ペーサ７、及びゲッター９を挿入し、真空排気後、ラミ
ネートシート１０の１辺を封止して構成するか、熱融着
フィルム１０ｃの内周部の相対する２面の金属膜１０ａ
は、全周に渡って直接々触している。
０ｂ、１０ｂ’によって真空断熱材６を構成するには、
スペーサ７を加熱脱ガスし、中袋８に封入する。一方ラ
ミネートシー）１０は、熱融着フィルム１０ｃを内面側
になるよう２面を対向させ、底辺、左右両辺の外周を熱
融着させ袋状に構成シ、この内部に、中袋８に入ったス
ペーサ７、及びゲッター９を挿入し、真空排気後、ラミ
ネートシート１０の１辺を封止して構成するか、熱融着
フィルム１０ｃの内周部の相対する２面の金属膜１０ａ
は、全周に渡って直接々触している。
以上の如く、真空断熱材６の真空面側にはガス透過、ガ
ス発生のない金属膜１０ａとなっているので、内部真空
圧力劣化の全（ない真空断熱材を提供できるものである
。一方金属膜１０ａどうしの接着にあたっては、熱融着
フィルム１０ｃか用いられているのでシール性の高い接
着かでさる。
ス発生のない金属膜１０ａとなっているので、内部真空
圧力劣化の全（ない真空断熱材を提供できるものである
。一方金属膜１０ａどうしの接着にあたっては、熱融着
フィルム１０ｃか用いられているのでシール性の高い接
着かでさる。
この様に構成された真空断熱材６は、真空側の内面かガ
ス透過、ガス発生のない金属膜１０ａによって構成され
ているので、金属膜１０ａより発生するガス量は従来の
プラスチックフィルム４ｂの数百分の１に減少する。又
、内面に露出する金属膜１０ａか傷によるガスバリヤ−
性を損ったとしても、他に金属膜１０ａ′が多層に構成
されているため、強化され、この面からのガス透過を防
止できる。一方、熱融着フィルム１００部のガス透過は
、この内側全周で金属膜１０ａが相互に接触し、大気圧
で加圧されているため、この接触面のコンダクタンスが
減少し、ガス透過の気密保持が確実となる。又、スペー
サ７、中袋８より若干のガス放出かあったとしてもガス
はゲッター９により吸着されるので真空度の劣化を完全
防止できる。
ス透過、ガス発生のない金属膜１０ａによって構成され
ているので、金属膜１０ａより発生するガス量は従来の
プラスチックフィルム４ｂの数百分の１に減少する。又
、内面に露出する金属膜１０ａか傷によるガスバリヤ−
性を損ったとしても、他に金属膜１０ａ′が多層に構成
されているため、強化され、この面からのガス透過を防
止できる。一方、熱融着フィルム１００部のガス透過は
、この内側全周で金属膜１０ａが相互に接触し、大気圧
で加圧されているため、この接触面のコンダクタンスが
減少し、ガス透過の気密保持が確実となる。又、スペー
サ７、中袋８より若干のガス放出かあったとしてもガス
はゲッター９により吸着されるので真空度の劣化を完全
防止できる。
本発明によれば、金属膜１０ａを真空断熱材６の内面側
に構成することにより、ガスの発生と透過を防止でき、
長期間目標真空圧を保持でさる効果かある。
に構成することにより、ガスの発生と透過を防止でき、
長期間目標真空圧を保持でさる効果かある。
第１図は、本発明を備えた真空断熱材の断面図、第２図
は、従来の真空断熱材の斜視図、第３図は従来の真空断
熱材の断面図、第４図は従来の真空断熱材の縦断面図で
ある。 ６・・・真空断熱材、７・・・スペーサ、８・・・中袋
、９・・・ゲッター、１０・・・ラミネートシー）、１
０ａ・・・金属膜、１０ｂ・・・熱融着プラスチックフ
ィルム、１０ｃ・・・プラスチックフィルム、１０ｄ・
・・金属膜、１０ｅ・・・プラスチックフィルム。 代理人 弁理士 小 川 勝 男 箒 １ 口
は、従来の真空断熱材の斜視図、第３図は従来の真空断
熱材の断面図、第４図は従来の真空断熱材の縦断面図で
ある。 ６・・・真空断熱材、７・・・スペーサ、８・・・中袋
、９・・・ゲッター、１０・・・ラミネートシー）、１
０ａ・・・金属膜、１０ｂ・・・熱融着プラスチックフ
ィルム、１０ｃ・・・プラスチックフィルム、１０ｄ・
・・金属膜、１０ｅ・・・プラスチックフィルム。 代理人 弁理士 小 川 勝 男 箒 １ 口
Claims (1)
- １、金属膜とプラスチックフィルムとを積層した積層膜
と、上記積層膜を重ね合せ外周をシールして形成した袋
と、上記袋内にスペーサを収納し内部を真空とした真空
断熱材において、上記スペーサの外表面を金属膜とし、
上記金属膜の外表面をプラスチックフィルムとするとと
もに、上記金属膜のシール部にプラスチックフィルムを
介在させたことを特徴とする真空断熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14829185A JPS6210579A (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 真空断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14829185A JPS6210579A (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 真空断熱材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6210579A true JPS6210579A (ja) | 1987-01-19 |
Family
ID=15449487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14829185A Pending JPS6210579A (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 真空断熱材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6210579A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0477549A (ja) * | 1990-07-13 | 1992-03-11 | Daicel Chem Ind Ltd | ポリカーボネートの製造法 |
| JP2007040386A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Air Water Inc | 液化ガス貯蔵タンクおよびそれに用いる密封袋体 |
-
1985
- 1985-07-08 JP JP14829185A patent/JPS6210579A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0477549A (ja) * | 1990-07-13 | 1992-03-11 | Daicel Chem Ind Ltd | ポリカーボネートの製造法 |
| JP2007040386A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Air Water Inc | 液化ガス貯蔵タンクおよびそれに用いる密封袋体 |
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