JPS6060396A - 断熱構造体 - Google Patents
断熱構造体Info
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- JPS6060396A JPS6060396A JP58168609A JP16860983A JPS6060396A JP S6060396 A JPS6060396 A JP S6060396A JP 58168609 A JP58168609 A JP 58168609A JP 16860983 A JP16860983 A JP 16860983A JP S6060396 A JPS6060396 A JP S6060396A
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- JP
- Japan
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- film
- layer
- heat insulating
- container
- vacuum
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は断熱板、特に粉末真空断熱構造体に関するもの
である。
である。
従来例の構成とその問題点
従来、断熱板としては、ガラス繊維2石綿、珪酸カルシ
ウムなどの無機材料や、発泡ポリウレタン、発泡ポリス
チレンなどの有機材料が知られてお9、断熱性、耐熱性
2機械的強度2作業性、経2ぺ一7゛ 済性などの観点より各種用途に用いられている。
ウムなどの無機材料や、発泡ポリウレタン、発泡ポリス
チレンなどの有機材料が知られてお9、断熱性、耐熱性
2機械的強度2作業性、経2ぺ一7゛ 済性などの観点より各種用途に用いられている。
冷蔵庫などの低温用断熱材としては、硬質発泡ポリウレ
タンが一般に使用され、0.0157 /mh℃の熱伝
導率が達成されているが、省エネルギーのために、より
断熱効果を高める断熱材が望まれている。また、液化窒
素タンクなどの極低温用断熱材として、二重壁構造の容
器の間隙に発泡パーライトなどの断熱材を充填し、0.
01 torr以下の高真空に排気した粉末真空断熱法
が知られているが、高真空に耐える強固な容器を必要と
することが粉末真空断熱性利用の1つの問題点となって
いる。
タンが一般に使用され、0.0157 /mh℃の熱伝
導率が達成されているが、省エネルギーのために、より
断熱効果を高める断熱材が望まれている。また、液化窒
素タンクなどの極低温用断熱材として、二重壁構造の容
器の間隙に発泡パーライトなどの断熱材を充填し、0.
01 torr以下の高真空に排気した粉末真空断熱法
が知られているが、高真空に耐える強固な容器を必要と
することが粉末真空断熱性利用の1つの問題点となって
いる。
この対策として、真空容器としてラミネートフィルム容
器を用いることが提案されている。すなわち、ラミネー
トフィルム容器内に断熱材全充填し、真空に排気して後
、熱融着密封を行なってなる真空充填断熱板は0.01
17/mh ℃以下の熱伝導率金持ち、優れた断熱特性
を示す。
器を用いることが提案されている。すなわち、ラミネー
トフィルム容器内に断熱材全充填し、真空に排気して後
、熱融着密封を行なってなる真空充填断熱板は0.01
17/mh ℃以下の熱伝導率金持ち、優れた断熱特性
を示す。
一般に、ラミネートフィルムは内面層にポリエチレンや
ポリプロピレンなどの熱融着層、中間層31・−7′ にポリ塩化ビニリデンやポリビニルアルコールなどのガ
ス遮断層、外層にポリエチレンテレフタレートやポリア
ミドなどの保護層より構成されるが、湿気および空気遮
断性が十分でなく、徐々に湿気や空気が侵入し、ラミネ
ートフィルム容器内の圧力が上昇する結果、断熱特性は
時間の経過とともに劣化する。また空気遮断性の良好な
ピンホールの少ない厚さ20μm以上のアルミニウム箔
を中間層として使用した場合、アルミニウムの熱伝導率
が大きいために、真空充填断熱板の断熱特性が悪くなり
不適当である。
ポリプロピレンなどの熱融着層、中間層31・−7′ にポリ塩化ビニリデンやポリビニルアルコールなどのガ
ス遮断層、外層にポリエチレンテレフタレートやポリア
ミドなどの保護層より構成されるが、湿気および空気遮
断性が十分でなく、徐々に湿気や空気が侵入し、ラミネ
ートフィルム容器内の圧力が上昇する結果、断熱特性は
時間の経過とともに劣化する。また空気遮断性の良好な
ピンホールの少ない厚さ20μm以上のアルミニウム箔
を中間層として使用した場合、アルミニウムの熱伝導率
が大きいために、真空充填断熱板の断熱特性が悪くなり
不適当である。
発明の目的
本発明は上記欠点を除去するものであり、ラミネートフ
ィルム容器内に断熱材を充填し真空に排気してなる断熱
構造体において、断熱特性に悪影響を与えることなく、
断熱性能の経時劣化が少ない断熱構造体を提供すること
を目的とする。
ィルム容器内に断熱材を充填し真空に排気してなる断熱
構造体において、断熱特性に悪影響を与えることなく、
断熱性能の経時劣化が少ない断熱構造体を提供すること
を目的とする。
発明の構成
本発明の断熱構造体は、ラミネートフィルム容器内に断
熱材が充填され、真空に密封保持された特開昭GO−1
;039G(2) 構造を有し、前記ラミネートフィルム容器を構成するラ
ミネートフィルムが少なくとも、アルミニウム蒸着され
たポリニスデルフィルムと、その内側層として設けられ
た延伸ポリビニルアルコールフィルムi*はエチレン−
ポリビニルアルコール共重合体フィルムとを備えたこと
を特徴とする。
熱材が充填され、真空に密封保持された特開昭GO−1
;039G(2) 構造を有し、前記ラミネートフィルム容器を構成するラ
ミネートフィルムが少なくとも、アルミニウム蒸着され
たポリニスデルフィルムと、その内側層として設けられ
た延伸ポリビニルアルコールフィルムi*はエチレン−
ポリビニルアルコール共重合体フィルムとを備えたこと
を特徴とする。
本発明は、アルミニウム蒸着されたポリエステルと、そ
の内層として設けた延伸ポリビニルアルコールフィルム
またはエチレン・ポリビニルアルコール共重合体フィル
ムの組合せからなるラミネート構成フィルムは空気およ
び湿気の遮断性が小さいことを見出したことに基ずくも
のであり、真空充填断熱構造体内への空気や湿気の侵入
による断熱性能の劣化を有効に防ぐことができる。また
、蒸着されたアルミニウムの膜厚は非常に小さいために
、はとんど熱伝導率を悪化させることはない。
の内層として設けた延伸ポリビニルアルコールフィルム
またはエチレン・ポリビニルアルコール共重合体フィル
ムの組合せからなるラミネート構成フィルムは空気およ
び湿気の遮断性が小さいことを見出したことに基ずくも
のであり、真空充填断熱構造体内への空気や湿気の侵入
による断熱性能の劣化を有効に防ぐことができる。また
、蒸着されたアルミニウムの膜厚は非常に小さいために
、はとんど熱伝導率を悪化させることはない。
実施例の説明
以下に本発明を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の基本構成の断面図である。1は後述の
ように構成されたラミネートフィルム容5″−ゾ 器であり、内部に断熱材2が充填され、その断熱材間の
空隙は真空に排気されて、密封保持されている。
ように構成されたラミネートフィルム容5″−ゾ 器であり、内部に断熱材2が充填され、その断熱材間の
空隙は真空に排気されて、密封保持されている。
断熱材2は材質に特に制限はないが、シリカアエロジル
、珪藻土、パーライト、炭酸マグネシウムなどの粉末、
ガラス繊維、セラミック繊維、ポリエステル繊維などの
繊維集合体、珪酸カルシウム板1発泡プラスチック板な
どの連結気孔成形体。
、珪藻土、パーライト、炭酸マグネシウムなどの粉末、
ガラス繊維、セラミック繊維、ポリエステル繊維などの
繊維集合体、珪酸カルシウム板1発泡プラスチック板な
どの連結気孔成形体。
発泡パーライト、シリカマイクロバルーンなどの中空球
殻状粉末などが使用され、その断熱材の種類によって真
空断熱構造体の熱伝導率は異なってくる。
殻状粉末などが使用され、その断熱材の種類によって真
空断熱構造体の熱伝導率は異なってくる。
第2図は本発明の主要部であるラミネートフィルムの基
本構成の拡大断面図である。3は内層部の熱融着層で、
材質に特に制限はないが、ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレンなど
の10〜200μm厚のフィルム層である。4は延伸ポ
リビニルアルコールフィルムまタハエチレンeビニルア
ルコール共重合体フィルム層であり、厚さ6μm以上が
6ページ 望ましい。6μm以下のフィルムは空気、湿気などの気
体遮断性が不十分であり、又、機械的強度が弱く破損し
やすい傾向がある。6はポリエステルフィルムであり、
例えば延伸ポリエチレンテレフタレートや通常のポリエ
チレン7タレートを主成分とするフィルムを用いること
ができ、6μm以上の厚さが望ましい。6μm以下であ
ると、ピンホールがあったり、また、気体遮断性が不十
分である傾向がある。6はポリエステルフィルム6、C
蒸着されたアルミニウム膜であり、アルミニウノ蒸着層
の膜厚が厚くなるにしたがって、湿気および空気の透過
遮断性が向上し、2oOオングストロ一ム以上の厚さが
望ましい。これらの各フィルム層は接着剤7で接着積層
されてラミネートフィルムを構成する。
本構成の拡大断面図である。3は内層部の熱融着層で、
材質に特に制限はないが、ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレンなど
の10〜200μm厚のフィルム層である。4は延伸ポ
リビニルアルコールフィルムまタハエチレンeビニルア
ルコール共重合体フィルム層であり、厚さ6μm以上が
6ページ 望ましい。6μm以下のフィルムは空気、湿気などの気
体遮断性が不十分であり、又、機械的強度が弱く破損し
やすい傾向がある。6はポリエステルフィルムであり、
例えば延伸ポリエチレンテレフタレートや通常のポリエ
チレン7タレートを主成分とするフィルムを用いること
ができ、6μm以上の厚さが望ましい。6μm以下であ
ると、ピンホールがあったり、また、気体遮断性が不十
分である傾向がある。6はポリエステルフィルム6、C
蒸着されたアルミニウム膜であり、アルミニウノ蒸着層
の膜厚が厚くなるにしたがって、湿気および空気の透過
遮断性が向上し、2oOオングストロ一ム以上の厚さが
望ましい。これらの各フィルム層は接着剤7で接着積層
されてラミネートフィルムを構成する。
つぎに、具体的な実施例によってさらに詳しく説明する
。なお本実施例において、熱伝導率の測定はダイナチッ
ク社のに一マチック熱伝導率測定装置を用いて、AST
M−C518に準拠した方法で、13℃と36℃との温
度差における熱伝導7 ′−゛ 率を測定した。
。なお本実施例において、熱伝導率の測定はダイナチッ
ク社のに一マチック熱伝導率測定装置を用いて、AST
M−C518に準拠した方法で、13℃と36℃との温
度差における熱伝導7 ′−゛ 率を測定した。
実施例1
シリカアエロジル粉末(平均単粒子径0.05μm)を
通気性のある不織布袋に充填し、それを線状低密度ポリ
エチレン(厚さ5oμm)からなる内層と延伸ポリビニ
ルアルコール(厚さ15μm2日合フィルム社製商品名
ボブロン)からなる中間層と、アルミニウム蒸着(蒸着
厚さ600オングストローム)された延伸ポリエステル
(厚さ12μm)からなる表面層とをポリエチレン樹脂
で接着したラミネートフィルム(ア)レミニウム蒸着面
をラミネート内部に配する)容器に入れた。これを熱融
着密封装置を具備した真空用容器内に置いて、1Tor
rの真空度に排気した状態で、ラミネートフィルム容器
の開放部を加熱融着密封を行なって、厚さ2tyn、横
幅30Crn、縦幅30tMの真空断熱構造体を得た。
通気性のある不織布袋に充填し、それを線状低密度ポリ
エチレン(厚さ5oμm)からなる内層と延伸ポリビニ
ルアルコール(厚さ15μm2日合フィルム社製商品名
ボブロン)からなる中間層と、アルミニウム蒸着(蒸着
厚さ600オングストローム)された延伸ポリエステル
(厚さ12μm)からなる表面層とをポリエチレン樹脂
で接着したラミネートフィルム(ア)レミニウム蒸着面
をラミネート内部に配する)容器に入れた。これを熱融
着密封装置を具備した真空用容器内に置いて、1Tor
rの真空度に排気した状態で、ラミネートフィルム容器
の開放部を加熱融着密封を行なって、厚さ2tyn、横
幅30Crn、縦幅30tMの真空断熱構造体を得た。
得られた断熱構造体の初期の熱伝導率、60℃空気中に
60日間放置後の熱伝導率、45℃86%RH雰囲気中
に60日間放置後の熱伝導率を測定した結果を第1表に
示した。
60日間放置後の熱伝導率、45℃86%RH雰囲気中
に60日間放置後の熱伝導率を測定した結果を第1表に
示した。
断熱構造体の初期の熱伝導率はo、oo451cal/
mh℃であった。′!f、た、60℃空気中放置60日
後には0.00491eal/mh℃、 45℃85%
RH雰囲気中放置6Q日後にはo 、Oo152 ka
l/mh ℃であり、変化量は少ない。
mh℃であった。′!f、た、60℃空気中放置60日
後には0.00491eal/mh℃、 45℃85%
RH雰囲気中放置6Q日後にはo 、Oo152 ka
l/mh ℃であり、変化量は少ない。
比較例1
これに対し、アルミニウム蒸着層のないフィルム、すな
わち、内層が線状低密度ポリエチレン(厚さ50μm)
、中間層が延伸ポリビニルアルコール(厚さ16μm)
1表面層が延伸ポリエステル(厚さ12μm)よりなる
ラミネートフィルム容器を使用して、実施例1と同じ方
法で作製した断熱構造体の初期の熱伝導率はo、oo4
57/mh℃であるが、50’C空気中6o日経過後に
はQ、006517/mhr: 、 45℃85 %
RH雰囲気中60日後には○、○0731al/ mh
’Cに変化し、かなりの劣化が認められた。
わち、内層が線状低密度ポリエチレン(厚さ50μm)
、中間層が延伸ポリビニルアルコール(厚さ16μm)
1表面層が延伸ポリエステル(厚さ12μm)よりなる
ラミネートフィルム容器を使用して、実施例1と同じ方
法で作製した断熱構造体の初期の熱伝導率はo、oo4
57/mh℃であるが、50’C空気中6o日経過後に
はQ、006517/mhr: 、 45℃85 %
RH雰囲気中60日後には○、○0731al/ mh
’Cに変化し、かなりの劣化が認められた。
比較例2
実施例1のラミネートフィルム容器構成の表面9ペジ
層と中間層とを逆にして、すなわち、表面層として延伸
ポリビニルアルコール(厚さ16μm2日合フィルム社
製商品名ボブロン)を、中間層としてアルミニウム蒸着
(蒸着厚さ6o○オングストローム)された延伸ポリエ
ステル(厚さ12μm)を、内層として線状低密度ポリ
エチレン(厚さωμm)を用いてポリエチレン系接着剤
でラミネートしたラミネートフィルム容器を使用して、
実施例1と同様に断熱構造体を作製した。この場合の初
期の熱伝導率はo、oo457Ar1hr:であり、6
0℃空気中60日経過後はO、OO517/ mh ’
Cで、変化量が小さいが、46℃86%RH雰囲気中6
0日後にはo 、00651al /mh℃に変化し、
かなりの劣化が認められた。
ポリビニルアルコール(厚さ16μm2日合フィルム社
製商品名ボブロン)を、中間層としてアルミニウム蒸着
(蒸着厚さ6o○オングストローム)された延伸ポリエ
ステル(厚さ12μm)を、内層として線状低密度ポリ
エチレン(厚さωμm)を用いてポリエチレン系接着剤
でラミネートしたラミネートフィルム容器を使用して、
実施例1と同様に断熱構造体を作製した。この場合の初
期の熱伝導率はo、oo457Ar1hr:であり、6
0℃空気中60日経過後はO、OO517/ mh ’
Cで、変化量が小さいが、46℃86%RH雰囲気中6
0日後にはo 、00651al /mh℃に変化し、
かなりの劣化が認められた。
以下余白
10ページ
11 ″−パ
実施例2
発泡パーライト粉砕粉末(平均粒径26μm)をクラフ
ト紙袋に充填し、それを内層が高密度ポリエチレン(厚
さ60 ltm ) 、中間層がエチレン・ビニルアル
コール共重合体(厚さ1571m 、クラレ社製商品名
工バール)9表面層がアルミニウム蒸着(蒸着厚さ40
0オングストローム)されたポリエステル(厚さ25μ
m)からなり、ポリウレタン系接着剤で接着されたラミ
ネートフィルム(アルミニウム蒸着面をラミネート内面
に接着構成する)容器に入れた。これを真空用容器内に
置いて、0.1 Torrの真空度に排気した状態でラ
ミネートフィルム容器の開口部を融着密封を行ない、厚
さ2 crn、横幅30 tyn 、縦幅30cmの真
空断熱構造体を得た。得られた断熱構造体の性能を第2
表に示しだ。
ト紙袋に充填し、それを内層が高密度ポリエチレン(厚
さ60 ltm ) 、中間層がエチレン・ビニルアル
コール共重合体(厚さ1571m 、クラレ社製商品名
工バール)9表面層がアルミニウム蒸着(蒸着厚さ40
0オングストローム)されたポリエステル(厚さ25μ
m)からなり、ポリウレタン系接着剤で接着されたラミ
ネートフィルム(アルミニウム蒸着面をラミネート内面
に接着構成する)容器に入れた。これを真空用容器内に
置いて、0.1 Torrの真空度に排気した状態でラ
ミネートフィルム容器の開口部を融着密封を行ない、厚
さ2 crn、横幅30 tyn 、縦幅30cmの真
空断熱構造体を得た。得られた断熱構造体の性能を第2
表に示しだ。
断熱構造体の初期の熱伝導率はO、OO53laI/m
h tll:で、60℃空気中60日経過後の熱伝導率
は0.005617/mh’C、45℃ses%RH雰
囲気中60日経過後はO、OO591cal /mh℃
であり、変化量は少ない。
h tll:で、60℃空気中60日経過後の熱伝導率
は0.005617/mh’C、45℃ses%RH雰
囲気中60日経過後はO、OO591cal /mh℃
であり、変化量は少ない。
比較例3
これに対して、アルミニウム蒸着のないフィルム、すな
わち、内層が高密度ポリエチレン(60μ??1厚)、
中間層がエチレン自ビニルアルコール共重合体(15μ
m厚)1表面層がポリエステル(25μm厚)からなる
ラミネートフィルム容器を使用して、実施例2と同じ方
法で作製した断熱構造体の初期の熱伝導率は0.005
31aII/mh℃であるが、60℃空気中60日経過
後には0.0070圓Δ曲℃、45℃、85係RH雰囲
気中60日経過後には0.00了9圓/mh℃に変化し
、かなりの劣化が認められた。
わち、内層が高密度ポリエチレン(60μ??1厚)、
中間層がエチレン自ビニルアルコール共重合体(15μ
m厚)1表面層がポリエステル(25μm厚)からなる
ラミネートフィルム容器を使用して、実施例2と同じ方
法で作製した断熱構造体の初期の熱伝導率は0.005
31aII/mh℃であるが、60℃空気中60日経過
後には0.0070圓Δ曲℃、45℃、85係RH雰囲
気中60日経過後には0.00了9圓/mh℃に変化し
、かなりの劣化が認められた。
比較例4
実施例2のラミネートフィルム容器構成の表面層と中間
層とを逆にした場合、すなわち、表面層がエチレン・ポ
リビニルアルコール共重合体(16μm厚)、中間層が
アルミニウム蒸着(4oOオングストローム厚)された
ポリエステル(26μm厚)、内層が高密度ポリエチレ
ンよりなるラミネ13゛°−パ −トフィルム容器を使用して、実施例2と同様に作製し
た断熱構造体の初期の熱伝導率は0.00531all
Δi℃であり、また50℃空気中60日経過後はO、O
O587/fnh ℃で変化量は少ないが、45℃。
層とを逆にした場合、すなわち、表面層がエチレン・ポ
リビニルアルコール共重合体(16μm厚)、中間層が
アルミニウム蒸着(4oOオングストローム厚)された
ポリエステル(26μm厚)、内層が高密度ポリエチレ
ンよりなるラミネ13゛°−パ −トフィルム容器を使用して、実施例2と同様に作製し
た断熱構造体の初期の熱伝導率は0.00531all
Δi℃であり、また50℃空気中60日経過後はO、O
O587/fnh ℃で変化量は少ないが、45℃。
86%R)(雰囲気中eo日日経後後は0.0071d
/rnh℃に変化し、かなりの劣化が認“められた。
/rnh℃に変化し、かなりの劣化が認“められた。
以下余白
14ページ
15 \ ′
発明の効果
以上のように本発明の断熱構造体は、断熱材を充填し真
空に密封保持するだめのラミネートフィルム容器が少な
くとも、アルミニウム蒸着されたポリエステルフィルム
と、その内層として設けられた延伸ポリビニルアルコー
ル捷たはエチレン・ビニルアルコール共重合体フィルム
とを備えたラミネートフィルムで構成されているため、
ラミネートフィルム容器が初期の熱伝導率に悪影響を与
えることなく、さらに、酸素や窒素などの空気および湿
気が断熱構造体の内部に侵入することを抑えて、断熱性
能の劣化を防ぐことができるなど、その実用的価値は極
めて大きい。
空に密封保持するだめのラミネートフィルム容器が少な
くとも、アルミニウム蒸着されたポリエステルフィルム
と、その内層として設けられた延伸ポリビニルアルコー
ル捷たはエチレン・ビニルアルコール共重合体フィルム
とを備えたラミネートフィルムで構成されているため、
ラミネートフィルム容器が初期の熱伝導率に悪影響を与
えることなく、さらに、酸素や窒素などの空気および湿
気が断熱構造体の内部に侵入することを抑えて、断熱性
能の劣化を防ぐことができるなど、その実用的価値は極
めて大きい。
第1図は本発明の断熱構造体の基本構成を示す断面図、
第2図は本発明の主要部であるラミネートフィルムの基
本構成の断面図である。 1・・・・・・ラミネートフィルム容器、2・・・・・
・断熱材、3・・・・・・内層熱融着層、4・・・・・
・延伸ポリビニルアルコールまたはエチレン・ビニルア
ルコール共重合体フィルム層、5・・・・・・ポリエス
テルフィルム層、6・・・・・・アルミニウム蒸着層、
7・・・・・・接着剤。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図
第2図は本発明の主要部であるラミネートフィルムの基
本構成の断面図である。 1・・・・・・ラミネートフィルム容器、2・・・・・
・断熱材、3・・・・・・内層熱融着層、4・・・・・
・延伸ポリビニルアルコールまたはエチレン・ビニルア
ルコール共重合体フィルム層、5・・・・・・ポリエス
テルフィルム層、6・・・・・・アルミニウム蒸着層、
7・・・・・・接着剤。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図
Claims (1)
- ラミネートフィルム容器内に断熱材が充填され、真空に
密封保持された構造を有し、前記ラミネートフィルム容
器が少なくとも、アルミニウム蒸着されたポリエステル
フィルムと、その内側層として設けた延伸ポリビニール
アルコールまたはエチレン・ビニルアルコール共重合体
フィルムとを備えたラミネートフィルムで構成された断
熱構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58168609A JPS6060396A (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 断熱構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58168609A JPS6060396A (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 断熱構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6060396A true JPS6060396A (ja) | 1985-04-06 |
Family
ID=15871225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58168609A Pending JPS6060396A (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 断熱構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6060396A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62118190A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-05-29 | 大日本印刷株式会社 | 断熱材 |
JPS62102093U (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-29 | ||
JPS62188893A (ja) * | 1986-02-13 | 1987-08-18 | ニベツクス株式会社 | 配管等の保温層形成方法及び保温用シ−ト |
WO1995014881A1 (fr) * | 1993-11-22 | 1995-06-01 | Mitsubishi Chemical Corporation | Materiau thermo-isolant sous vide |
JPH07301390A (ja) * | 1994-05-02 | 1995-11-14 | Owens Corning Fiberglass Corp | 改良されたガラス繊維断熱構造体 |
JP2000266282A (ja) * | 1999-03-16 | 2000-09-26 | Kuraray Co Ltd | 積層断熱材およびその製造方法 |
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JP2007078176A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-29 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 真空断熱構造体 |
-
1983
- 1983-09-13 JP JP58168609A patent/JPS6060396A/ja active Pending
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