JPS6178317A

JPS6178317A - 刈取機における縦引起し装置

Info

Publication number: JPS6178317A
Application number: JP20075884A
Authority: JP
Inventors: 毅武方
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-09-25
Filing date: 1984-09-25
Publication date: 1986-04-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、コンバインあるいはバインダーの如き刈取
機の縦引起し装置に関するものである。

〔従来技術〕

従来のこの種装置にあっては、縦引起し装置の始端部分
の両側に二叉状に位置する分草杆にはゴム等の殻稈の侵
入を阻止する部材が設けられていなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述の従来装置においては、圃場の倒伏殻稈を引起す作
業を行なう場合、その殻稈糖部が分草杆と引起しケース
の間に侵入して脱粒や穀稈の損傷を受けることがあった
。

この発明は、上述のような従来型の欠陥を解消せんとす
るものである。

〔問題を解決するための手段〕

この発明は上述の如き従来型の欠陥を解決するため次の
如き技術的手段を講じたものである。

即ち、走行装置を有する車台の前部に刈取搬送枠を設け
、該刈取搬送枠の低部に刈取装置を設けると共に、その
前方に引起しラグが車台の進行方向に対して横方向に向
けて回動し上昇する横引起し装置を設け、該横引起し装
置の前側に引起しラグが車台の進行方向に向って突出し
ながら上昇する縦引起し装置（ｒ−設け、該縦引起し装
置の始端部分の両側に位置する分草杆に弾性ゴム材を張
り渡し、その弾性ゴム材に引起しラグが通過できる切欠
部を構成したものである。

〔実施例〕

１ずその構成について述べる。

車台（２）は、走行装置（１）を有し、上部には脱穀機
Ｏａや操縦席Ｑ３’（５［載して設け、前部には刈取搬
送枠（３）ｉ　Ｊ−下方向回動自由に取イス］けている
。

そして、横引起し装置（６）は低部に刈取装置（４）を
ぺけた刈取搬送枠（３）の前部に、車台（２）の進行方
向に対［７て横方向に引起しラグ（５）が回動して」ニ
ガに引起し作用を行なうように構成している。

次に、縦引起し装置（８）は、前記横引起し装置（６）
の前側にあって引起しラグ（７）が車台（２）の進行方
向に向けて突出するように構成している。

次に弾性ゴム材００は、前記縦引起し装置（８）の始端
部分の両側に位置する二叉状の分草杆（９）・（９）゛
に張り渡し、前記引起しラグ（７）が通過する位置に切
欠部Ｑｌｌ−ｊｉ設けて構成している。

次にその作用について説明する。

１ず、機体の回転各部を駆動しながら車台（２）を前進
させて刈取脱穀作業全開始する。

すると、圃場の穀稈は機体前部の縦引起し装置（８）に
よって引起された後、横引起し装置（６）によ−〕で確
実に引起され、枕元が刈取装置（４）に達して刈取られ
る。

そのようにして刈取られた殻稈は、搬送装置によって連
続的に脱穀機０３に供給されて脱穀される。

このような作業中において、圃場の穀稈が極端に倒伏し
ている場合、これ會向い刈りによって処理をするとき、
殻稈の糖部が弾性ゴム材００の部分にもたれかかる状態
となるが、その弾性ゴム拐（１０）によって受は止めら
れ分草杆（９）・（９）゛の間に侵入することがない。

そして、弾性ゴム材００の近くに位置する倒伏殻稈は、
その切欠部０１）から出てくる引起しラグ（７）によっ
て１一方に持ち−１−げらねながら左右に分離きれるの
である。

〔効果〕

以上のように、この発明は縦引起し装置の始端部分の両
側に位置する分草杆に弾性ゴム材を張り渡し、その弾性
ゴム材に引起しラグが通過できる切欠部を構成したもの
であるから、倒伏殻稈を向い刈りによって処理する場合
においても分草杆と分草杆の間あるいは、分草杆と縦引
起し装置との間に殻稈（糖部）が侵入するのを未然に防
止して脱粒とか稈切れをなくして確実な殻稈分草、引起
゛シラ行なうことができる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示すものであって、第１図は
要部の正面図、第２図は側面図、第３図は側面図である
。（１）・・・走行装置　　　　　（２）・・・車台（３
）・・・刈取搬送枠　　　　（４）・・・刈取装置（５
）・・・引起しラグ　　　　（６）・・・横引起し装置
（７）・・・引起しラグ　　　　（８）・・・縦引起し
装置（９）・（９）゛・・・分草杆　　　　００・・・
弾性ゴム材αｎ・・・切欠部　　　　　　αＦ・・脱穀
機０３・・・操縦席茅１図プ、−”ｔ　　Ｉ　　１）　、　　Ｉ　　。Ｘ　ｌｌ／＼曽ｌ＼　　　　ｌ＼　　　ｌ＼　　ｌ　　ｌ＼２．／

Claims

【特許請求の範囲】

走行装置（１）を有する車台（２）の前部に刈取搬送枠
（３）を設け、該刈取搬送枠（３）の低部に刈取装置（
４）を設けると共に、その前方に引起しラグ（５）が車
台の進行方向に対して横方向に向けて回動し上昇する横
引起し装置（６）を設け、該横引起し装置（６）の前側
に引起しラグ（７）が車台（２）の進行方向に向って突
出しながら上昇する縦引起し装置（８）を設け、該縦引
起し装置（８）の始端部分の両側に位置する分草杆（９
）（９）′に弾性ゴム材（１０）を張り渡し、その弾性
ゴム材（１０）に引起しラグ（７）が通過できる切欠部
（１１）を構成してなる刈取機における縦引起し装置。