JPH09191751A - 全面刈りコンバインのフロントコラム - Google Patents

全面刈りコンバインのフロントコラム

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JPH09191751A
JPH09191751A JP2581296A JP2581296A JPH09191751A JP H09191751 A JPH09191751 A JP H09191751A JP 2581296 A JP2581296 A JP 2581296A JP 2581296 A JP2581296 A JP 2581296A JP H09191751 A JPH09191751 A JP H09191751A
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Hiroshi Furuya
博史 古谷
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Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 機体の前後長の圧縮により旋回性をよくし、
オペレ−タの刈取部越しの視界も良好にして刈取作業を
能率よくする。 【構成】 脱穀部から操縦部(C)の前方にかけて刈取
部(B)を設け、刈取部(B)は横方向に列設する数本
の引起しケ−ス(2)の上部に掛け渡した引起し駆動軸
(3)から各引起しケ−ス(2)に内装する引起しタイ
ン(4)回行用のチエンを回動させる全面刈りのもの
で、操縦部(C)のフロントコラム(5)を幅狭の柱状
のものにして運転席(6)の右側前方に偏位させ、フロ
ントコラム(5)を柱状にして偏位させることにより生
じる空間(P)に刈取部(B)を常時入り込ませるか、
または、刈取部(B)を上昇させることにより前記空間
(P)に入り込ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機台上の左側に脱
穀部を搭載し右側には前側から操縦部と穀粒収納部を配
置し、脱穀部から操縦部の前方にかけて刈取部を設け、
該刈取部は横方向に列設する数本の引起しケ−スの上部
に掛け渡した引起し駆動軸から各引起しケ−スに内装す
る引起しタイン回行用のチエンを回動させる全面刈りコ
ンバインのフロントコラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のように刈取部を構成し、そ
の刈取部を脱穀部と操縦部および穀粒収納部と上述せる
配置にして組成した全面刈りのコンバインにあっては、
運転席の前方に立設するフロントコラムはその運転席の
左側前方から右側前方にわたって幅広く設けられ、刈取
部の右側構成部分はフロントコラムの前面から一定の間
隔を保つように構成されている。そのためにコンバイン
の前後長が短縮されず狭い場所での旋回を困難にすると
ともに、操縦部に位置するオペレ−タは刈取部の上部に
よって視界が遮られて刈取状況を把握しにくいという欠
点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は上
記のような全面刈りコンバインにおける欠点を解決して
機体の前後長の圧縮により旋回性をよくし、オペレ−タ
の刈取部越しの視界も良好にすることによって刈取作業
を能率的に行えるものにするのを目的として発明するに
至ったものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前項に記載する
目的を遂行するために、走行機台上の左側に脱穀部を搭
載し右側には前側から操縦部と穀粒収納部を配置し、脱
穀部から操縦部の前方にかけて刈取部を設け、該刈取部
は横方向に列設する数本の引起しケ−スの上部に掛け渡
した引起し駆動軸から各引起しケ−スに内装する引起し
タイン回行用のチエンを回動させる全面刈りのもので、
操縦部のフロントコラムを幅狭の柱状のものにして運転
席の右側前方に偏位させ、該フロントコラムを柱状にし
て偏位させることにより生じる空間に前記刈取部を常時
入り込ませるか、または、刈取部を上昇させることによ
り前記空間に入り込ませる構成にしたことを特徴とする
ものである。
【0005】
【作用】これによって、横方向に列設する数本の引起し
ケ−スの上部に掛け渡した引起し駆動軸から各引起しケ
−スに内装する引起しタイン回行用のチエンを回動させ
て穀稈を引起し全面刈りをしながら、その刈取穀稈は脱
穀部に搬送されて脱穀処理されその処理された穀粒は穀
粒収納部に収納されるとともに、脱穀済の排藁は後方に
搬出されて刈取りが行われるのである。
【0006】そして、コンバインは操縦部のフロントコ
ラムが幅狭の柱状のものになって運転席の右側前方に偏
位し、従来の運転席の前方に幅広く立設されていたフロ
ントコラムの前面がわが大きく切欠がれた状態になり、
その切欠がれた状態の空間に刈取部の右側構成部分が常
時入り込むか、または、刈取部の上昇により入り込むよ
うになって機体の前後長は圧縮され、旋回性がよくなる
とともに操縦部に位置するオペレ−タも刈取部越しの視
界が良好になって刈取状況を把握でき能率よく刈取が行
えるのである。
【0007】
【実施例】以下、この発明について実施例図を参照し説
明すると、(1)はクロ−ラ式走行装置により支持され
た走行機台で、その走行機台(1)上の左側に脱穀部
(A)を搭載し、右側には前側から操縦部(C)と穀粒
タンクを備えた穀粒収納部(D)を配置し、運転席
(6)の下にエンジンル−ム(E)を設け、脱穀部
(A)から操縦部(C)の前方にかけては数本の引起し
ケ−ス(2)を横方向に列設し、その引起しケ−ス
(2)に内装する引起しタイン(4)を上昇下降させて
回行させるチエンを、列設する引起しケ−ス(2)の上
部に掛け渡した引起し駆動軸(3)から伝動させるよう
にした引起し装置を有する刈取部(B)が設けられて全
面刈りのコンバインを組成し、刈取部(B)での刈取穀
稈を脱穀部(A)に搬送して脱穀処理し、穀粒を穀粒収
納部(D)に収納しながら脱穀済の排藁は後方に搬出さ
れるようになっている。なお、(9)は引起し駆動軸
(3)等の駆動部材を覆うカバ−体、(10)は刈取部
(B)の側板である。
【0008】次に、(5)は操縦部(C)におけるフロ
ントコラムで、このフロントコラム(5)は幅狭の柱状
のもので運転席(6)の右側前方に偏位させて立設し、
その上面には操向用のステアリングレバ−(11)を備
え、右外側面には駐車ブレ−キレバ−(12)を装着
し、内部にオ−ルマイテイステアリングとその構成物等
が内装されている。
【0009】そして、前記フロントコラム(5)を柱状
にして右側に偏位させることにより生ずる空間(P)に
刈取部(B)の右側構成部分を入り込ませてあるが、そ
の右側構成部分は刈取部(B)の上昇によって入り込む
状態になるようにしてもよいのである。また、フロント
コラム(5)とサイドコラム(8)の間は鉄板或は樹脂
板からなる隔壁(13)によって刈取部(B)と仕切
り、サイドコラム(8)には従来から走行用の変速レバ
−(14)等を備えているがフロントコラム(5)が幅
狭になることによりフロントコラム(5)からコンビネ
−ションメ−タ(15)等が移設されている。
【0010】また、(7)はゲ−ト状に形成したフロン
トアシストバ−で、その右脚部(7a)はフロントコラ
ム(5)の外側面上部に固定され、左脚部(7b)はサ
イドコラム(8)の前部に上方から挿入されてステップ
部材(16)等の機体がわに連結してある。なお、(1
7)はフロントアシストバ−(7)のグリップである。
【0011】したがって、刈取部(B)は常時空間
(P)に入り込む状態になるか、または、刈取部(B)
の上昇によって入り込むようになって、機体の前後長は
圧縮され旋回がよくなるとともにオペレ−タは刈取部
(B)越しの視界が良好になって能率のよい刈取を行う
ことができ、また、フロントアシストバ−(7)の右脚
部(7a)をフロントコラム(5)に固定し、左脚部
(7b)をサイドコラム(8)に上方から挿入して機体
がわに連結することにより、フロントアシストバ−
(7)が補強部材を兼用しフロントコラム(5)の支持
が補強されて強固に保持されるのである。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、走行機台
(1)上の左側に脱穀部(A)を搭載し右側には前側か
ら操縦部(C)と穀粒収納部(D)を配置し、脱穀部
(A)から操縦部(C)の前方にかけて刈取部(B)を
設け、該刈取部(B)は横方向に列設する数本の引起し
ケ−ス(2)の上部に掛け渡した引起し駆動軸(3)か
ら各引起しケ−ス(2)に内装する引起しタイン(4)
回行用のチエンを回動させる全面刈りのもので、操縦部
(C)のフロントコラム(5)を幅狭の柱状のものにし
て運転席(6)の右側前方に偏位させ、該フロントコラ
ム(5)を柱状にして偏位させることにより生じる空間
(P)に前記刈取部(B)を常時入り込ませるか、また
は、刈取部(B)を上昇させることにより前記空間
(P)に入り込ませる構成にしたことを特徴とするもの
であるから、全面刈りコンバインで列設する引起しケ−
ス(2)の引起しタイン(4)回行用のチエンを引起し
ケ−ス(2)の上部に横方向に掛け渡した引起し駆動軸
(3)から回動させる構成のものにあっては、その引起
し駆動軸(3)やそのカバ−体(9)のために刈取部
(B)の上部は或る程度の前後幅を有するものになるけ
れども、フロントコラム(5)を幅狭の柱状のものにし
て運転席(6)の右側前方に偏位させ、フロントコラム
(5)を柱状にして偏位させることにより生じる空間
(P)に刈取部(B)を常時入り込ませるか、または、
刈取部(B)を上昇させることにより前記空間(P)に
入り込ませる構成にしたことにより、コンバインの前後
長が圧縮されて機体の旋回性がよくなるとともに、操縦
部(C)におけるオペレ−タは刈取部(B)越しの視界
が良好になって刈取作業が能率的に行えるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】操縦部と刈取部の関係を示す平面図である。
【図2】同操縦部と刈取部の関係を示す前方視図であ
る。
【図3】コンバイン全体の側面図である。
【符号の説明】
A 脱穀部 B 刈取部 C 操縦部 D 穀粒収納部 1 走行機台 2 引起しケ−ス 3 引起し駆動軸 4 引起しタイン 5 フロントコラム 6 運転席 7 フロントアシストバ− 7a 右脚部 7b 左脚部 8 サイドコラム P 空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機台(1)上の左側に脱穀部(A)
    を搭載し右側には前側から操縦部(C)と穀粒収納部
    (D)を配置し、脱穀部(A)から操縦部(C)の前方
    にかけて刈取部(B)を設け、該刈取部(B)は横方向
    に列設する数本の引起しケ−ス(2)の上部に掛け渡し
    た引起し駆動軸(3)から各引起しケ−ス(2)に内装
    する引起しタイン(4)回行用のチエンを回動させる全
    面刈りのもので、操縦部(C)のフロントコラム(5)
    を幅狭の柱状のものにして運転席(6)の右側前方に偏
    位させ、該フロントコラム(5)を柱状にして偏位させ
    ることにより生じる空間(P)に前記刈取部(B)を常
    時入り込ませるか、または、刈取部(B)を上昇させる
    ことにより前記空間(P)に入り込ませる構成にしたこ
    とを特徴とする全面刈りコンバインのフロントコラム。
  2. 【請求項2】 ゲ−ト状に形成したフロントアシストバ
    −(7)の右脚部(7a)をフロントコラム(5)に固
    定し、左脚部(7b)をサイドコラム(8)に上方から
    挿入して機体がわに連結したことを特徴とする請求項
    1.記載の全面刈りコンバインのフロントコラム。
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