JP6214611B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
運転座席、操向レバーを有する操向操作部、及び、計器盤を備えた運転部と、
前記運転部の上方を覆う屋根部、前記屋根部を支持する複数の支柱、及び、前記運転部の前方を覆うフロントガラスを備えたキャビンと、
前記キャビンの機体前下側に配設された刈取り部と、が設けられ、
前記運転部において、前記操向操作部が機体左右方向の一方側に配設されると共に、前記計器盤が機体左右方向の他方側に配設され、
前記フロントガラスは、前記複数の支柱のうち機体最前側の左右一対の支柱の間に亘って支持されるとともに、前記運転部の上方部から前記運転座席の座面よりも下側にまで達しており、
前記フロントガラスと、前記操向操作部のうち前記計器盤側の端部と、前記計器盤のうち前記操向操作部側の端部との間に、前記運転座席に着座した運転者の前方の視界を阻害する障害物が存在しないように、空間が形成され、
前記フロントガラスは、前記支柱から機体前方側に離間した位置に設けられ、
前記操向操作部は、機体側面視で前記フロントガラスと前記支柱との間に形成された空間に位置する状態で、前記左右一対の支柱のうち前記一方側の支柱に支持されているコンバイン。
前記計器盤は、前記運転座席よりも前側に位置する状態で前記サイドパネルの前方に設けられている。
前記機体左右方向において、前記計器盤は、前記サイドパネルに対し、キャビン中央側に突出している。
前記計器盤は、前記サイドパネルの前部において、前記サイドフレームに支持され、
前記サイドパネルの前端側に変速レバーが備えられている。
前記サイドパネルが、前記運転座席の座面よりも高い位置に備えられている。
前記レバー支持台と前記計器盤とは、前記運転座席の座面よりも上側に設けられ、
前記レバー支持台の上面と前記計器盤の上面とは、略同じ高さ位置である。
本発明に係るコンバインは、稲、麦等を収穫する普通型のコンバインである。コンバインは、図1〜図3に示すように、走行機体1と、走行機体1を支持するクローラ式の左右一対の走行装置2と、刈取り部8と、刈取り穀稈搬送用のフィーダ7と、走行機体1の左側に配設された脱穀装置3と、脱穀装置3と並列に走行機体1の右側に配設され及び穀粒タンク4と、穀粒タンク4の前方の運転部5と、運転部5を覆うキャビン6と、を備えている。
運転部5は、図8〜図11に示すように、フレーム50、運転座席51、床部52、操向操作部53、計器盤54、及び、サイドパネル55を備えている。フレーム50は、基部フレーム50aと座席支持フレーム50bとサイドフレーム50cとを備えている。運転座席51は、前後にスライド可能となるよう、座席支持フレーム50bに支持されている。運転座席51は、座面51aとシートバック51bと肘掛け51cとを備えている。肘掛け51cは、座面51a及びシートバックの右横側に配設されている。床部52は、基部フレーム50aに支持されている。操向操作部53は、運転部5の右前部において後述する第一支柱62aに支持されている。計器盤54及びサイドパネル55は、運転部5の左側部においてサイドフレーム50cに支持されている。サイドパネル55は、計器盤54の他に、例えば、種々の操作ボタンや走行用の静油圧式無段変速装置用の変速レバー56等を備えている。サイドパネル55の高さは、座面51aよりも上側で肘掛け51cよりも下側の高さに設定されており、着座した運転者が変速レバー56等を操作し易い高さとなっている。
操向操作部53は、図5,図8,図9に示すように、操向レバー53aと、アームレスト53bと、レバー支持部(レバー支持台に相当)53cと、支持ブラケット53dとを備えている。支持ブラケット53dは幅広の側面視L字形状の部材であり、支持ブラケット53dの一方側が水平に片持ち支持されるよう、他方側を第一支柱62aにボルト等もしくは溶接で固定してある。第一支柱62aのうち、支持ブラケット53dを取付ける部分の強度確保のために、部分的に鋼板等によって裏打ち補強するのも良い。
計器盤54は、図8,図10,図11に示すように、サイドフレーム50cに備えられている。サイドフレーム50cは前方のフロントガラス63に達しており、計器盤54はサイドフレーム50cの前端付近の上面に配設してある。
キャビン6は、運転部5の上方及び四方を覆っている。キャビン6は、図8〜図11に示すように、屋根部61と、フレーム50から立設され、屋根部61を支持する四本の支柱62と、フロントガラス63と、右サイドガラス64と、左サイドガラス65と、出入用ドア66と、横窓67と、右後ガラス68と、後窓69とを備えている。図4,図5に示すように、屋根部61の前面には、刈取り部8及び刈取り部8の前方を照らす前照灯70が四基取り付けられている。また、屋根部61の右側面にはサイドミラー71が固定されている。
運転時を含めた通常時は、運転部5及びキャビン6は、図3に実線で示すごとく、機体前後方向に沿う姿勢で位置固定されている。具体的には、図5〜図7に示すごとく、走行機体1の主フレーム1aに立設された受け台1bによって運転部5及びキャビン6を下方から支持し、受け台1bに設けられた取付フランジ1cに基部フレーム50aをボルトで固定してある。
(1)上記実施形態では、フロントガラス63と右サイドガラス64とは、床部52に達しているがこれに限られるものではない。具体的には、例えば、フロントガラス63の下端が運転座席51の座面51aよりも下側にまで達していれば、フロントガラス63が着座した運転者の腰部付近にまでしか達していない場合と比べて、外部前下方の視界のうちキャビン6に十分近い側まで運転者は視線を落とすことができる。
6 キャビン
8 刈取り部
50c サイドフレーム
51 運転座席
51a 座面
52 床部
53 操向操作部
53a 操向レバー
53c レバー支持部(レバー支持台)
54 計器盤
55 サイドパネル
56 変速レバー
61 屋根部
62 支柱
62a 第一支柱(左右一対の支柱)
62b 第二支柱(左右一対の支柱)
63 フロントガラス
Claims (8)
- 運転座席、操向レバーを有する操向操作部、及び、計器盤を備えた運転部と、
前記運転部の上方を覆う屋根部、前記屋根部を支持する複数の支柱、及び、前記運転部の前方を覆うフロントガラスを備えたキャビンと、
前記キャビンの機体前下側に配設された刈取り部と、が設けられ、
前記運転部において、前記操向操作部が機体左右方向の一方側に配設されると共に、前記計器盤が機体左右方向の他方側に配設され、
前記フロントガラスは、前記複数の支柱のうち機体最前側の左右一対の支柱の間に亘って支持されるとともに、前記運転部の上方部から前記運転座席の座面よりも下側にまで達しており、
前記フロントガラスと、前記操向操作部のうち前記計器盤側の端部と、前記計器盤のうち前記操向操作部側の端部との間に、前記運転座席に着座した運転者の前方の視界を阻害する障害物が存在しないように、空間が形成され、
前記フロントガラスは、前記支柱から機体前方側に離間した位置に設けられ、
前記操向操作部は、機体側面視で前記フロントガラスと前記支柱との間に形成された空間に位置する状態で、前記左右一対の支柱のうち前記一方側の支柱に支持されているコンバイン。 - 前記計器盤の前端は、前記操向操作部の前端よりも前方に位置する請求項1に記載のコンバイン。
- サイドパネルが、前記運転座席に対して前記他方側に備えられ、
前記計器盤は、前記運転座席よりも前側に位置する状態で前記サイドパネルの前方に設けられている請求項1又は2に記載のコンバイン。 - サイドパネルが、前記運転座席に対して前記他方側に備えられ、
前記機体左右方向において、前記計器盤は、前記サイドパネルに対し、キャビン中央側に突出している請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンバイン。 - サイドパネルが、前記運転座席に対して前記他方側に備えられるとともに、前記運転部のサイドフレームに支持され、
前記計器盤は、前記サイドパネルの前部において、前記サイドフレームに支持され、
前記サイドパネルの前端側に変速レバーが備えられている請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンバイン。 - サイドパネルが、前記運転座席に対して前記他方側に備えられ、
前記サイドパネルが、前記運転座席の座面よりも高い位置に備えられている請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンバイン。 - 前記操向レバーの握り部が、前記運転座席の座面よりも高い位置に備えられている請求項1〜6のいずれか一項に記載のコンバイン。
- 前記操向レバーを支持するレバー支持台が備えられ、
前記レバー支持台と前記計器盤とは、前記運転座席の座面よりも上側に設けられ、
前記レバー支持台の上面と前記計器盤の上面とは、略同じ高さ位置である請求項1〜7のいずれか一項に記載のコンバイン。
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