JP2910081B2 - コンバインのリール装置 - Google Patents
コンバインのリール装置Info
- Publication number
- JP2910081B2 JP2910081B2 JP22350689A JP22350689A JP2910081B2 JP 2910081 B2 JP2910081 B2 JP 2910081B2 JP 22350689 A JP22350689 A JP 22350689A JP 22350689 A JP22350689 A JP 22350689A JP 2910081 B2 JP2910081 B2 JP 2910081B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stalk
- reel
- squeezing
- weeding
- weeding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンバイン、特に普通型のコンバインに
設けたリール装置に関するものである。
設けたリール装置に関するものである。
従来のこの種、リール装置は、例えば、実開昭63−66
430号公報に示されているように、リール装置を構成す
る掻込杆の取付角度(作用角度)を変更調節できる構成
にはなっていた。
430号公報に示されているように、リール装置を構成す
る掻込杆の取付角度(作用角度)を変更調節できる構成
にはなっていた。
しかし、この従来装置は、一連の掻込杆全部の角度を
変更するものであって、特定の位置の掻込杆のみの掻込
み能力を高めることはできない構成であった。
変更するものであって、特定の位置の掻込杆のみの掻込
み能力を高めることはできない構成であった。
圃場の穀稈は、刈取作業に先立って、車台の最前部の
分草装置で分草された後、リール装置で掻き込まれ、刈
取作用を受ける。
分草装置で分草された後、リール装置で掻き込まれ、刈
取作用を受ける。
このような一連の作用中において、分草装置で分草さ
れた穀稈は、その分草装置上に倒れかかった状態にあ
り、通常のリール作用では、直立状態になりにくく刈取
装置ないし、搬送オーガー側に掻き込むことが困難であ
る。
れた穀稈は、その分草装置上に倒れかかった状態にあ
り、通常のリール作用では、直立状態になりにくく刈取
装置ないし、搬送オーガー側に掻き込むことが困難であ
る。
そこで、リール装置は、上述の穀稈の掻込能力を高め
るために、従来型のように、全体の掻込杆の角度調節を
すれば、中間部分の穀稈が必要以上に強力な掻込作用に
なるために穀稈の脱粒が問題となる。
るために、従来型のように、全体の掻込杆の角度調節を
すれば、中間部分の穀稈が必要以上に強力な掻込作用に
なるために穀稈の脱粒が問題となる。
この発明は、上述のような課題を解決するために、つ
ぎのような技術的手段を用いる。
ぎのような技術的手段を用いる。
すなわち、車台1の前方低位置に設けた刈取装置2の
両側機枠3から前方へ突出させて分草装置4を設け、該
刈取装置2の上方前方に穀稈掻込杆6・6′・6″を取
付けた穀稈掻込リール5を回転可能に設け、前記分草装
置4に近い側には他の掻込杆6′・6″よりも掻込作用
域が低い掻込杆6を設ける構成としたコンバインのリー
ル装置である。
両側機枠3から前方へ突出させて分草装置4を設け、該
刈取装置2の上方前方に穀稈掻込杆6・6′・6″を取
付けた穀稈掻込リール5を回転可能に設け、前記分草装
置4に近い側には他の掻込杆6′・6″よりも掻込作用
域が低い掻込杆6を設ける構成としたコンバインのリー
ル装置である。
車台1を前進させて刈取作業を開始する。すると、圃
場の穀稈は、まず、分草装置4によって分草され、つづ
いて、穀稈掻込リール5の穀稈掻込杆6・6′・6″に
よって掻き込み作用を受ける。
場の穀稈は、まず、分草装置4によって分草され、つづ
いて、穀稈掻込リール5の穀稈掻込杆6・6′・6″に
よって掻き込み作用を受ける。
そのとき、分草装置4のすぐ近く内側にある穀稈は、
すぐ上方の掻込杆6によって他の部分の穀稈より強く掻
き込まれると共に、圃場面に接近して穀稈を掻き込む。
即ち、穀稈のより株元側から掻き込まれて、分草装置4
から離れ刈取装置2側に送り込まれる。
すぐ上方の掻込杆6によって他の部分の穀稈より強く掻
き込まれると共に、圃場面に接近して穀稈を掻き込む。
即ち、穀稈のより株元側から掻き込まれて、分草装置4
から離れ刈取装置2側に送り込まれる。
この発明は、穀稈掻込リールに設けた穀稈掻込杆のう
ち、分草装置に近い掻込杆を他の掻込杆よりも掻込作用
域が低くする構成としたものであるから、分草作用を受
けてその分草装置側にもたれかかった状態にある穀稈に
対して大きな掻込作用が働くと共に、圃場面に接近して
穀稈のより株元側から掻き込まれるので、分草後の穀稈
を掻き込み切断性能を高め、作業能率の向上を図れる。
ち、分草装置に近い掻込杆を他の掻込杆よりも掻込作用
域が低くする構成としたものであるから、分草作用を受
けてその分草装置側にもたれかかった状態にある穀稈に
対して大きな掻込作用が働くと共に、圃場面に接近して
穀稈のより株元側から掻き込まれるので、分草後の穀稈
を掻き込み切断性能を高め、作業能率の向上を図れる。
車台1は、クローラ7を有し、扱胴8を持つ脱穀機9
を搭載し、前部には、分草装置4、刈取装置2、穀稈掻
込リール5、搬送オーガー10、搬送コンベア11からなる
前処理装置12を設けている。
を搭載し、前部には、分草装置4、刈取装置2、穀稈掻
込リール5、搬送オーガー10、搬送コンベア11からなる
前処理装置12を設けている。
そして、分草装置4は、最前部に位置させて左右一対
から構成し、その後部低位置に刈取装置2を設けてい
る。
から構成し、その後部低位置に刈取装置2を設けてい
る。
穀稈掻込リール5は、多数の穀稈掻込杆6・6′・
6″からなり、最も外側で分草装置4の上方の掻込杆6
を長く構成している。
6″からなり、最も外側で分草装置4の上方の掻込杆6
を長く構成している。
また、他の実施例にあっては、掻込杆6は、その取付
角度を回転方向に対して前進角を保たせて構成してい
る。
角度を回転方向に対して前進角を保たせて構成してい
る。
以上のように構成した穀稈掻込リールは、刈取装置2
の前方、上方に回転伝動されるように設けられている。
の前方、上方に回転伝動されるように設けられている。
このように、穀稈掻込リール5は、分草装置4の上方
に位置する最外側の掻込杆6を他の掻込杆6′・6″よ
り長くしたり、掻込角度を大きくすることで掻込能力を
高くした。
に位置する最外側の掻込杆6を他の掻込杆6′・6″よ
り長くしたり、掻込角度を大きくすることで掻込能力を
高くした。
したがって、圃場の穀稈は、分草直後のものでその分
草装置4にもたれかかっている穀稈を適確に引起し掻き
込み後方へ送り込むことができる。
草装置4にもたれかかっている穀稈を適確に引起し掻き
込み後方へ送り込むことができる。
図面はこの発明の実施例を示すものであって、第1図は
平面図、第2図は別実施例の側面図、第3図は一部破断
して示す側面図である。 符号の説明 1……車台、2……刈取装置、3……機枠 4……分草装置、5……穀稈掻込リール、6・6′・
6″……穀稈掻込杆 7……クローラ、8……扱胴、9……脱穀機 10……搬送オーガー、11……搬送コンベア装置、12……
前処理装置
平面図、第2図は別実施例の側面図、第3図は一部破断
して示す側面図である。 符号の説明 1……車台、2……刈取装置、3……機枠 4……分草装置、5……穀稈掻込リール、6・6′・
6″……穀稈掻込杆 7……クローラ、8……扱胴、9……脱穀機 10……搬送オーガー、11……搬送コンベア装置、12……
前処理装置
Claims (1)
- 【請求項1】車台1の前方低位置に設けた刈取装置2の
両側機枠3から前方へ突出させて分草装置4を設け、該
刈取装置2の上方前方に穀稈掻込杆6・6′・6″を取
付けた穀稈掻込リール5を回転可能に設け、前記分草装
置4に近い側には他の掻込杆6′・6″よりも掻込作用
域が低い掻込杆6を設ける構成としたコンバインのリー
ル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22350689A JP2910081B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | コンバインのリール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22350689A JP2910081B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | コンバインのリール装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0383512A JPH0383512A (ja) | 1991-04-09 |
JP2910081B2 true JP2910081B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=16799214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22350689A Expired - Lifetime JP2910081B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | コンバインのリール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2910081B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009039026A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Kubota Corp | コンバイン |
CN101940104B (zh) * | 2007-07-31 | 2014-05-07 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
CN108283049A (zh) * | 2007-07-31 | 2018-07-17 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP22350689A patent/JP2910081B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101940104B (zh) * | 2007-07-31 | 2014-05-07 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
CN108283049A (zh) * | 2007-07-31 | 2018-07-17 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
CN108283049B (zh) * | 2007-07-31 | 2021-07-23 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
JP2009039026A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Kubota Corp | コンバイン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0383512A (ja) | 1991-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2910081B2 (ja) | コンバインのリール装置 | |
JPH0339001Y2 (ja) | ||
JP2506212Y2 (ja) | コンバインにおける穀稈掻込み案内装置 | |
JPH0356182Y2 (ja) | ||
JP2906574B2 (ja) | コンバインの刈取部 | |
JP2001161145A (ja) | コンバインにおける分草引起し装置 | |
JPH01257410A (ja) | 全稈投入型コンバイン | |
JPH114614A (ja) | 汎用形コンバイン | |
JPS6231882B2 (ja) | ||
JPH0623231Y2 (ja) | コンバインの刈取部前方処理装置 | |
JP2935978B2 (ja) | コンバインの刈刃駆動装置 | |
JPS5936987Y2 (ja) | 収穫機の穀稈分草装置 | |
WO2022137776A1 (ja) | 収穫機 | |
JP3359803B2 (ja) | コンバインの前処理部 | |
JPS603714Y2 (ja) | 収穫機の穀稈分草装置 | |
JP3250226B2 (ja) | コンバインにおける前処理装置 | |
JPS5913786Y2 (ja) | 収穫機の穀稈分草装置 | |
RU2150814C1 (ru) | Способ уборки полеглых и стелющихся сельскохозяйственных культур | |
JP2606272B2 (ja) | 全稈投入型コンバイン | |
JPS602748Y2 (ja) | 収穫機の穀稈分草装置 | |
JPH0739394Y2 (ja) | 刈取収穫機 | |
JP3504686B2 (ja) | コンバインの刈取部 | |
JP2540653Y2 (ja) | 刈取穀稈株元側掻込装置 | |
JP2528241Y2 (ja) | コンバインの刈刄駆動装置 | |
JPS6019543Y2 (ja) | 刈取機における分草引起し装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409 Year of fee payment: 11 |