JPS6169888A - ス−パ−ニ−ドルコ−クスの製造法 - Google Patents

ス−パ−ニ−ドルコ−クスの製造法

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JPS6169888A
JPS6169888A JP59189493A JP18949384A JPS6169888A JP S6169888 A JPS6169888 A JP S6169888A JP 59189493 A JP59189493 A JP 59189493A JP 18949384 A JP18949384 A JP 18949384A JP S6169888 A JPS6169888 A JP S6169888A
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coke
needle coke
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村上 惟司
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中庭 幹雄
Yorio Nakayama
中山 順夫
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    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B57/00Other carbonising or coking processes; Features of destructive distillation processes in general
    • C10B57/04Other carbonising or coking processes; Features of destructive distillation processes in general using charges of special composition
    • C10B57/045Other carbonising or coking processes; Features of destructive distillation processes in general using charges of special composition containing mineral oils, bitumen, tar or the like or mixtures thereof

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コールタール(CT) 、並びにCTから分
離されるコールタールピッチ(cp)、石炭系重質油そ
の地間等物質からいわゆる電気炉製鋼法で要求される超
高電力操業(UHP操業)において迅速溶解の使用条件
に耐える黒鉛電極の製造に適した高品質ニードルコーク
スの製造法に関するものであり、また近年脚光をあびて
いるLWG (Len−gsw+se graf+ti
zat+on)方式による黒鉛電極の製造にも適した高
品質ニードルコークスあるいはスーパーニードルコーク
スの製造法に関するものである。
〔従来の技術〕
電気炉のUHP操業による迅速溶解の使用条件に耐え良
好な実用成績を示す黒鉛電極を得るために必要とされて
いるコークスの品質特性としては、電気抵抗が小さく、
熱膨張係数(CTE)が小さく、黒鉛化品の高強度およ
び低弾性率などの性質も兼ねそなえていることが必要と
され、さらに電極の大型化指向の観点からみて均質なコ
ークス原料が要求されている。
このような要求に合致させるために、石油系ないしは石
炭系の原料から得られ一般にニードルコークス(N−c
oke)と呼ばれろものの品質の向上には最近顕著なも
のがあり、その好ましい特性を反映して易黒鉛化コーク
ス、高結晶コークスなどと呼ばれている。
コークス原料を通常およそ430〜470℃前後のコー
クス化温度で処理し調整した生ニードルコークスまたは
グリーンN−cokeと呼ばれる炭素体は、平均10A
程度の六角網目の黒鉛に類似した微結晶子が集積して構
成されており、前述のような良質の黒鉛電極を製造する
ためのN−cokeの特性はこれらの微結晶子間の結合
力および配向の状態により変化することが知られている
。また微結晶子の生成状況は、コークス化原料を加熱し
たとき生成するコークス前駆体で光学的に異方性のメゾ
フェーズ小球体ならびにこれら小球体の成長および合体
により生成するバルクメゾフェーズの生成状況により著
しく影響されることが知られている。
一方メゾフェーズ小球体に与える影響因子としてはコー
クス化原料の組成およびメゾフェーズ小球体の成長を妨
害する不純物およびコークス化条件などがあり、N−c
okeの構造を特定なものとすることは単純にはできな
い。しかしながら、CTEが生コークスの生成状態でき
まるN−cokeの独立した特性でありその履歴が黒鉛
化の状態まで維持されるものであることから、商業的に
は、CTEの大小でN−cokeの等級分けが行われて
いる。
一般的には、100〜400℃の温度範囲の平均値で示
したCTEの値が1. Go〜1.15X 10−67
 ℃のものをブレ之アム級ニードルコークx (PN−
coke)、1.15〜1.2SX 10−6/ ℃の
ものをレギュラーニードルコークス(RN−coke)
と分けられている。
勿論、N−cokeO等級はCTHのみにより決定され
るものでだはない。PN−eokeはRN−cokeに
比較して結晶子も大きく、その配向性もすぐれ真比重も
高くまた黒鉛化性の優れたものである。
CTやとのCTから得られるCPをそのままディレード
コーキング方式によりコークス化すると、得られるコー
クスは、RN−cokeよりさらに著しく品質が劣り全
く黒鉛電極の製造には使用出来ない。上記のようなυ■
P操業に使用できる黒鉛電極を製造するために必要とな
る高品位ニードルコークスの製造にはコークス化原料を
厳選すること、および精製することが必要である。
例えば、特公昭52−78201号公報には、CPに対
して混合する芳香族溶媒の比率を選択することによりC
P中に含まれるキノリンネ溶(Ql)成分を分離除去し
たものをディレードコーキング方式によりコークス化し
N−cokeを得る方法が、また特開昭52−2850
1号公報ではQl成分と縮合環状炭化°水素化合物を含
む炭化水素物質に対し、沸点の95容量%が330℃以
下でありそのBMCI値が5〜70の範囲にある溶媒を
使用しQI酸成分除去し、脱溶媒を行ったものをディレ
ードコーキングする方法によりN−cokeを得ること
も検討されている。
ところでこれら2件の方法は、何れもQIの除去を意図
したものでありそれぞれの方法によって得た原料からコ
ークスを製造した場合、CTEについてはPN−cok
e級のものを得ることが可能であるとしても、これを黒
鉛電極製造の原料としてLWG方式で作ると残留膨張(
puffing)が起こるため好ましくない。
このバッフィングは2石油系のコークス化i Uから得
られるのと同程度品質のN−cokeにも見られるが、
その原因は主としてコークス中に含まれる硫黄に起因す
るものであり、一般的にはバッフィング防止剤として酸
化鉄を添加することにより容易に抑制することができる
。石炭系コークス化原料の場合、酸化鉄によるバッフィ
ングの抑制はできない。また石炭系原料から製造したP
H−cokeからの黒鉛電極は強度はあるが、石油系の
ものに比べやや靭性が低いことも知られている。
これらの欠点の原因は必ずしも明確にされていないが、
電極の黒鉛化過程でcoke中に含まれているN、0お
よびSなどのへテロ原子からの脱離ガスおよび炭素体の
構造が関係するものと考えられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
石炭系あるいは石油系のいずれを問わずコークス化原料
中にQl成分が存在すると、コークス化の反応速度が非
常に早く、またコークス生成反応期間中においてメゾフ
ェーズ小球体の表面に付!してメゾフェーズの成長を阻
害し、微細モザイク構造のバルクメゾフェーズとなる。
このバルクメゾフェーズは、後のコークス化反応におけ
る熱処理によっても流れ構造に移行しないため結果的に
は黒鉛電極製造用の高品位N−cokeとはならない。
従ってQl成分は、コークス化原料より除去するか、コ
ークス化反応に無害な成分に転換する必要がある。しか
しながら、QI酸成分含まないコークス化原料であって
も必ず高品位N−coke級のものがえられるとも限ら
ない。そのような現象は、CTまたはCPなど石炭系原
料から得られたコークス化原料について特に顕著である
。例えば、CTあるいはCPから適当な方法によりQl
を除去した原料QIF−CT(QIFree−CT)あ
るいはQrF−CP (QIFree−CP)を−1デ
ィレードコーキング法により比較的低いコークス化温度
、例えば440℃、3kg/cjGの圧力下でコークス
化反応を実施したとき得られるコークスについてCTE
がPM−coke級のものであってもこれと同一コーク
ス化原料をコークス化温度がさらに高い条件例えば44
5℃、450℃または460℃とし、他の条件を同一コ
ークス化条件でコーキング反応を実施したとき、得られ
るコークスのCTEはRN−coke級あるいはさらに
RN−coke級より劣りコークス化温度の上昇により
CTEの値は急速に高くなりコークスの品質は著しく劣
化する。
すなわちQIF−CTまたはQIF−CP中には比較的
低いコークス化温度では良質なメゾフェーズの生成、生
長および流れ構造をもったバルクメゾフェーズへの発達
を阻害しないが、コークス化温度の上昇に伴いコークス
化原料中の他成分に対しコークス化反応速度が大きいた
め流れ構造をもったバルクメゾフェーズの生成を阻害す
る物質に変わる成分を含んでいる。
このような成分を識別することは難しいが本発明では、
この未確認物体をDRRC(lor*ant Rapi
dReaction Component Excit
ed Tea+perature)  と呼ぶ。DRR
Cを含む原料から良質のM−cokeを製造するために
は、DRRCをなんらかの方法によりコークス化反応に
無害な成分に変換するか、またはコークス化反応に関与
させないために系外に排除することが必要でこの処理が
行われて始めて高いコークス化温度でディレィトコ−キ
ングさせることが可能となる。
DRRCは、QIF−CTやQIF−CP中に本来含有
されている成分もあれば、コークス化反応ないしはその
中間の予備処理段階での熱処理などの際に2次的に生成
するものもあると推定される。
本発明は、CTやCPあるいはQIF−CTやQrF−
CPについてその組成、構造特性および改質方法を検討
した結果、コントロールされた条件下で水素分解し、得
られた水素化油をそのまま熱分解して原料を改質し、こ
こになお残存するアスファルテン(n−へブタン不溶解
物、以下単にnC7−1)およびトルエン不溶分(TI
)を殆ど含まない留分を熱分解油から分離してコークス
化原料とする場合には、ディレィトコ−キングして得ら
れるコークスのCTEのコークス化温度に対する依存性
が小さく実質的にDRRCをふくまないコークス化原料
となることと共にCTEがPN−cokeよりさらに小
さく、黒鉛化性がさらに改善され、LwG方式の黒鉛化
工程でバッフィングを実質的に無視することの可能な程
度にまで低減したN−coke1即ちスーパーニードル
コークス(5N−coke)を製造することが可能であ
ることを見出したのである。
QIF−CTあるいはQIF−CP中には、それぞれお
よそ10および20重量%のnC?−Iを含んでいる。
nC7−1は石炭の化学構造を継承しており高分子多官
能基、多環芳香族性の複雑な化学構造をもった混合物で
ある。ざらにnC7−1はトルエン可溶成分(TS)と
TIに分離できその量はそれぞれ8.5.10%および
3,5.10%である。アスファルテンのTI成分は、
キノリンに可溶でありプリアスファルテンともよばれて
いるが酸素を主とするヘテロ原子を約4%含有している
高分子量体である。
またTS成分もヘテロアトムを約4%含有しているのに
対し石油系のnC7−1の場合はTS成分が殆どであり
、主としてC,Hから構成されている点で異なっている
これらのいずれもは、水素化分解や熱゛分解によりその
化学的構造は徐々にを変化するが、熱分解油から得られ
るnc7−1あるいはTI成分を殆ど含まないコークス
化原料が、コークス化反応においてDRRCにより誘起
されろ現象を示さないこと、また−aにコークス化原料
中に含まれるヘテロアトムは高品位N−cokeの生成
を阻害するという事実から、QIF−CTあるいはQI
F−CP中に含まれるこれらの成分はDRRCとして主
たる役割をもつものと推測される。
ところが、コークス化反応は、分子間相互作用の強い多
数の他の成分とのかかわりあいの中で進行すものである
ことから、その個々のものについては未だに極められて
いない。
DRRCの原因物質を改質するとか、排除して5N−c
okeを形成させる条件を検討してみると、水素化油中
の脱N率(%)が15%である比較的温和な水素化分解
条件下では、nC7−1およびTIのQIF−CP中の
夫々の成分に対する転化率(減少率)は、21.4およ
び386%であった。この値は、脱N率が80%という
苛酷な条件の場合であってもそれぞれ627および74
.5%というものであった。
以上の結果から明らかなことは、nc7−1およびTI
の量は水素化分解により減少させることは可能であると
しても、水素化分解だけではこれらを他のものに転化す
ることは困難であることが明確になった。
Q I F−CPより得られる水素化油中におけるnC
7−1およびTI成分の分布は、脱N率が15%のとき
その350〜521℃留分に痕跡のnc7−Iが認めら
れ、脱N率がそれ以上の領域ではnC7−1およびTI
は521℃以上のヘビーエンド(Heavy end)
までの留分に分布している。
一方、同様の水素化油に含まれる521℃以上のヘビー
エンドの量は脱N率の増加に伴い減少する。
即ち脱N率が15〜80%の範囲では、QIF−CPに
対する同じヘビーエンドに対する分解率(減少率)ハ4
4〜60%であった。また同時に水素化油の同じヘビー
エンドに含まれるnc7−1およびTIの含有率はそれ
ぞれ40〜30%、16〜10%となっているが、まだ
大量に残存していることになる。
特公昭49−11442号公報によれば、石炭タールピ
ッチを水素化分解することにより、易黒鉛化性ニードル
コークスを生成しやすい化学構造をもつ原料ピッチに改
質する方法が記されているが、このものから得られるも
のをそのままコークス化原料としても5N−cokeを
得ることはできない。
また特公昭5B−41129号公報には、石油系および
石炭系タールピッチからピッチコークスを製造するとき
原料タールピッチを先ずアルキル化したのち水素化触媒
の存在下で改質させる方法について記載している しかしながら、これらの方法によってもQl成分は依然
としてコークス化原料中に含まれており、本発明が意図
しているような5N−coke用のコークス化原料とは
ならない。
本発明によれば、脱N率15%以上の適当な水素化分解
条件で得られた水素化油を更に480〜520℃の最終
温度に加熱し加圧下で温和な条件で熱分解を行うことに
より水素化油中の重質部分をさらに分解して軽質化し、
さらにこのものをフラッシャ−に導入して、軽質留分と
500ないし538℃以上の不揮発物質とを除去した中
間留分としてDRRCが事実上除去された5N−cok
e用のコークス化原料を高収率で得ることができるもの
である。
水素化分解につずく熱分解により水素化油の重質部分に
対する分解率はさらに増加する。水素化分解および熱分
解によるオーバーオールのQIF−CPの重質部分に対
して求めた分解率は、脱N率15〜80%で675〜7
5.2%にも達し水素化分解の場合よりさらに23.5
〜15%増加したことになる。
一方、同様にnC7−1およびTIについてのオーバー
オールの転化率(減少率)は、それぞれ20.3〜60
5%および26.9〜75.3%でnC7−1について
は見掛は上水素化処理のみのときと殆ど変わらず、また
T[成分は脱N率が15%の場合水素化処理のときより
約10%程度減少するが、脱N率が80%の場合には殆
ど変化していない。
これに対し、QIF−CTあるいはQIF−CPに水素
化処理をまったくおこなわず直接熱分解を実施した場合
に得られる521℃以上のヘビーエンドの分解率は約5
0%が限度であり、またnC7−IおよびTIの転化率
(減少率)は前者で僅かに7%であるが、後者では逆に
2倍以上にも増加しており、このようにしてP4だ熱分
解油を上述のように処理しても中間留分としてnC7−
1およびTIまたはDRRCを含まないコークス化原料
を得ることは全(不可能であった。
従ってQIF−CTやQIF−CPを処理して5N−c
oke用のコークス化原料を採取するためには、水素化
分解とこれにつずく熱分解とは不即不離の関係にあり。
水素化分解処理だけを行うとき説N率を適当に選べばD
RRCを分離することはできても、水素化油をそのまま
フラッシャ−にかけて得た中間留分をコークス化原料と
したときそのコークス収率は非常に低く実際的な価値は
低い。また熱分解だけでは、DRRCの分離が不完全で
この発明の目的にはそぐわない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前述のような解決しなければならない問題点
に鑑み、CTやCPあるいはQIF−CTやQIF−C
Pについての組成、構造特性と改質方法との関係につき
検討を加えた結果、CT%CPにドライスラッジまたは
キノリン不溶分含有量が0.1重量%以下の炭素含有物
質から選ばれた原料に水添触媒の存在下で水素化分解し
て水素化油を作り、乙の水素化油を圧力下で最終温度4
70〜520℃以下で熱分解させて熱分解油を作りここ
から軽質分および不揮発性物質を除去したのち残留物を
圧力下で445〜470℃の条件下でディレードコーキ
ングすることによるコークスの製造法に到達したもので
ある。
よりくわしく述べると、脱N率15%息上の適当な水素
化分解率で得た水素化油を更に40kg / crj 
G以下の圧力下で470〜520℃の最終温度に加熱し
温和な熱分解をすることにより水素化油中の重質部分を
さらに熱分解して軽質化し、このものをフラッシャ−に
導入して軽質留分と不揮発性物質を除去した中間留分か
らDRRCが実質的に除去されたコークス化原料を高収
率で得ることが可能となったものである。
乙のようにして得たコークス化原料は、コークス化ドラ
ムに導いて445〜470℃の温度でコークス化すると
5N−eoke級のコークスを得ろことができる。
水素化分解につずく熱分解により水素化油のヘビーエン
ドの分解率は、更に増加し水素化分解および熱分解にお
けるオーバーオールのQIF−CPのヘビーエンドに対
する分解率は、脱N率15〜80%の合、67.5〜7
5.2%にも達し水素化分解の場合よりもさらに23.
5〜15%増加したことになる。一方、同様にしてnC
7−1およびTIについての全体の転換率<g少率)に
ついて見ると、それぞれ20,3〜605%および26
.9〜753%でありnc7−1については見掛は上、
水素化処理のみの場合と殆ど変わらず、またTI成分に
ついては脱N率が15%のときは水素化処理をおこなっ
た場合より約10%程度転化率2よ減少する傾向が認め
られたが、説N率8o%の場合には水素化分解のときに
対しその転化率は殆ど変化していない。
脱N率が80%の苛酷な水素化分解条件を与えると、得
られた水素化油の芳香族性(fa)は、0.53と原料
(ど対し大幅に変化する。このような水素化油を前の場
合と同じように処理することにより熱分解油の不揮発性
物質の収率は原料に対して熱分解処理のみを実施したと
きに比較して約50%以下まで減少し、またQIフリー
のものが得られる。また同様に中間留分のディレードコ
ーキングにより得られるコークスのコークス化温度の上
昇によるCTEの増加率は極めて僅かであり、コークス
化原料中のDRRCは殆ど除去されたものと判断できる
さらにコークスの黒鉛化性もよく真比重も高くバッフィ
ングも実質的に無視できるものであるが、黒鉛化量のヤ
ング率が高すぎ、その強度も低いことが確認された。脱
N率が15〜80%において同様な予備検討をおこなっ
たところ、5N−cokeの特性を満足する水素化分解
条件は、脱N率が190%〜46.5%、さらに好まし
くは220%から37.4%の範囲にあり、これら最適
条件に対する水素化油の構造パラメーターは、fa  
0.79〜0.69および0.78〜0.72であった
水素化分解反応に使用する反応装置は、特別の様式を必
要とせず通常使用されている固定床式のものでも流動床
式のもであってもよい。
また本発明で使用する触媒は、通常の重質油分解触媒、
例えば周期律表第Vl−B族第■族のクロム、モリブデ
ン、タングステン、鉄、コバルト、ニッケル、ルテニウ
ム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、
プラチナ等の金属を含むものから選ばれた触媒の中から
適宜選択使用し、例えばアルミナに旧−MOあるいは旧
−COなどを担持させて形成させたものであってもよい
が、固定床触媒を使用するときは触媒の表面を閉塞して
しまい短時間で失活させるために、原料としてはQIF
−CTまたはQIF−CPを用いる方が好ましい。また
流動床方式を使用するときには、原料についてとくに制
限はなく、いずれの原料も問題なく使用することができ
る。
水素化反応を行うときの反応装置の温度条件は、通常3
50〜450℃、圧力(、t 40〜250kg / 
CIIG 、 L)[5V02〜2.Ohr  の範囲
のなかから必要に応じて適宜選択して使用する。以上の
ようにしてえられる水素化油は、温和な熱分解に処せら
れるが、具体的にはたとえば25〜40kg / cj
 G程度の圧力条件に保持されている管状加熱炉中で4
70〜520℃程度の出口温度に維持しておくことによ
り反応を達成させることができる。
通常この様な分解反応の滞留時間は、およそ60〜35
0秒である。このようにして取得した熱分解油は、直ち
にブラッシング塔にみちびき370〜510℃、01〜
3kg / crl A程度の条件に設定されたなかで
フラッシングされ不揮発性成分を塔底がら分離する一方
、塔頂からの留出物を凝縮して油状物を取得しこれから
コークス化原料を採取するのである。
前述のコークス化原料は、通常のディレードコーキング
法によりコークス化される。この時のニーキング温度は
、5N−cokeを得るために重要であり生コークスの
揮発分(VCM)およびその他の、例えばCTE、強度
、ヤング率などを考慮して決定する必要があり、その温
度範囲は445〜470℃、好ましくは450〜465
℃で実施する。コークス化の際の圧力は、通常2.0〜
10kg/cjG程度で充分であり、またその処理時間
はおよそ24時間であるが、場合により36時間程度に
わたることもある。
本発明のコークス製造に使用する原料は、石炭の乾留に
よりえられるCT、 CPならびにこれらを処理して得
たQIF−CT、 QIF−CP、石炭の直接水素化分
解液状生成物、SRCによる液状生成物など石炭より誘
導される石炭系重質油あるいはさらにタールサンドより
の液状生成物、シェルオイルなども対象となりうるが、
これらの組成はその来歴の条件によりその特性が大幅に
変化することが充分に予想されるので処理条件は一律に
はならない。
〔作  用〕
本発明の一実施態様としてQIF−CPを原料として用
いた場合について図面を用いて以下に説明する。
第1図においてQIF−CPは、管1を通り2で加熱さ
れたのち、管3を経てコンプレッサー4で昇圧され加熱
器5で加熱された水素ガス(純度999%)と管6を経
て合流氏、加熱炉7で水添反応器の条件まで加熱する。
加熱された原料油(QIF−CP)と水素ガス混合物は
、コイル8から管9にとりだされ水添反応器10の塔頂
に供給され触媒層間を流下する。反応は、発熱反応なの
で循環冷水素ガスを′w19および20を通して触媒層
間に供給してクエンチし反応器の温度を調節する。反応
器10の流出物は、管11より取出され予熱器2を経て
ホットフラッシュドラム12に導かれ気体成分と液体成
分とに分離する。加熱気体は官13を通り加熱器5を経
てエアークーラー14で冷却されコールドフラッシュド
ラム16に送られる。洗浄用水は、エアークーラー14
の上流に管15により供給する。コールドフラッシュド
ラム16では、炭化水素の蒸気と液体成分およびサワー
ウォーター (sour water)とを分離する。
リサイクルガスは、管17を経てリサイクルガスコンプ
レッサー18で圧縮され原料水素の一部と合流させたの
ち管19および20をとおして反応器の反応域に還流さ
せる。水素ガスの多いガス分のパージは、反応系の圧力
を調節するために管21を経て行われる。コールドフラ
ッシュドラム16とホットフラッシュドラム12からの
液状生成物はそれぞれ管22および管23から取出され
てさらに残存する軽沸物を除去するためにストリッパー
24に送られ、軽沸物が管25から排除される。ストリ
ッパー24の底部から取出された水素化油は、管26を
とおり27で加熱され熱分解炉28で前述の条件のもと
でクラッキングされる。熱分解油は、コイル29、管3
0および圧力調整弁31を経てフラッシュ塔32にフラ
ッシュされる。フラッシュ塔32の塔底からは管33に
より不揮発性物質を分離除去し、軽質成分は管34を経
てコンビネーションタワー35の塔底に供給されろ。コ
ーカードラム流出物は、管41を経てコンビネーション
タワー35の底部に供給される。この両成分は、分別さ
れてその重質成分は、コーカーフィードとして管36か
ら取出されコーカー加熱炉37でコーキング温度を維持
するに充分な温度までコイル38で加熱されIW39を
経てコークドラム40に供給されディレードコーキング
が行われる。コークドラム40は、24時間操業で交互
に切り替えられるようになっている。コンビネーション
タワー35の塔頂からは、凝縮器をへてオフガス(管4
3)、タール軽質油(管44)および廃水(管45)が
回収される。一方、′f46からは、軽沸点成分が回収
され、これは別のシステムにおいてさらにカルポル油、
ナフタレンオイルおよびウオシュオイルに分離される。
なお、カルポル油は、一部管47により熱分解油のクエ
ンチに使用される。また、重油は、管48からとりださ
れるが、その一部ば管49・をへてコークドラム塔頂の
エツフルエントラインに供給されクエンチとして使用さ
れる。
〔実 施 例〕
以下、本発明を具体的に行った実験例に基ずい、て説明
する。
実施例 1 比重(1574℃) : 1.2439、Ql (重量
%):(0,1、TI (重量%) : 8.9B、n
C7−1(重量%):19.1.8分(重量%) : 
0.49、N(重量%):1.13、fa:0.96の
性状を有するQ[F−CPを出発原料として、次の水素
化分解条件により水素化分解をおこなった。
水素/原料油 N l / l      1000反
応温度     ℃360 反応圧力   kg / cd G      180
LH3V     1hr−11,0 得られた水素化分解液状生成物の性状は、つぎのような
ものであった。
比@   (1574℃>       1.154Q
I    (重量%)       Onc?−I(重
量%)117 TI    (重量%)       3.89S  
      (ffiM %ン           
  0.1ON   (重量%)074 fa                       
    O,735これらの結果から、脱N率が345
%の水素化分解率のとき、水素化油には4Iは含まれて
いないが、nC7−1およびTIを含んでい−る。また
、その分布は、水素化油の約49重量%を占める459
℃以上の重質部分の中に全て含まれている(、nC77
1: 23.′S%、TI: 7.36%)。脱N率3
45%であるにも拘らずnC7−LおよびTI成分は水
素化分解では除去されていない。次いで、水素化油をそ
のまま熱分解チューブに導き25kg / cdGの圧
力下、500℃で熱分解しくこのときの滞留時間は24
0秒であった)、そノ後常圧で490℃に保持したフラ
ッシュタワーに導き、塔底より不揮発性成分を、また塔
頂から蒸気を冷却して得られる油から280℃以下の軽
沸点成分を除去して得られた油をコークス化原料とした
。このものの性状は次のとうりであった。
比重   (1574℃)      1.0925Q
l     (重量%)     0nC7−1(重量
%)005 TI     (重量%)     0この様にして得
たコークス化原料油から次の条件の下でディレードコー
キングをおこなった。
温度   ℃463 圧力   kglcdG     6.5時間    
      24.0 還流比         0.7 ディレードコーキングにおけろオイルチャージ終了後は
、通常の方法によりスチームパージを行いグリーンコー
クを採取した。グリーンコークの対原料収率は、21.
0@jk%で揮発分(VCM、  Vol−atile
 Com、bustible Matter)含有量は
8.5%であった。グリーンコークを通常の方法により
1400℃で1.0時間カルサインしたのち、粉砕しピ
ッチをバインダーとして押し出し成形し電極を製造し、
これを1ooo℃に焼成し、次いで270・0℃で黒鉛
化した。
このものの物性は、次のとうやであった。
比重   (1574℃)      2.154CT
E (W、 G、 )xlO=/℃0.89最大横磁気
抵抗(MR) 1%   13.3曲げ強さ     
 kg/cd    134″″グ率      kg
/ws283a上の結果から、比重が2.15以上であ
りCTEがはるかに低(MRは非常に大ぎくて黒鉛化性
能が良くヤング率の極めて小さい黒鉛を得ることができ
たことを示しているが、これは同じCTE値の程度であ
る石油系の原料から得た黒鉛のヤング率が880〜10
00kg / tma 2ないしはそれ以上の値を示し
ているのに比較して極めて優れているものであることが
理解できる。さらに、前記のようにしてカルサインした
コークスを粉砕して35〜65メツシユおよび200メ
ツシユ以下の粒度分布をもつ粒分を採取し、35〜6S
メツシュ分67重量部と200メツシュ以下33重量部
からなる混合試料に最適量のバインダーピッチを加えて
モールド成形しく879kg / cnrの圧力で加圧
した)4インチIDのモールドプラグを得たものから直
径1インチX長さ1インチのプラグを切り出しディラド
メーターにセットして1200〜2700℃の温度範囲
で14℃/ manの昇温速度で寸法変化を測定した。
DPの値(ΔL、 Dynamic Puf−fing
伸び変化率の最大値と最小値の差)は、本実施例の場合
+0.02%で実質的にノンパフィングといえるもので
あった。また、フラッシャ−から回収される不揮発分の
収率は、11゜6重量%でQlを含まないものであった
◎ 実施例 2 463℃のコーキング温度を使用する代わ9に440’
C(A)、450℃(B) 、455℃(C) 、 4
65℃(D)および47Q℃(E)としたほかは実施例
1を繰や返した。その結果を次の表に示した。
No    グリーン 黒 鉛 (2700℃ 焼成)
:7−りCTE  VCM      MRA    
16.7    0.78    13.8B    
12.0    0.83    13.6C10,5
0,861,3,4 *    8.5     G、 89    13.
3D    8.1    0.96    3.2E
    7.0    1.04    12.9*:
実施例1のデータ 表中A、BおよびCは実施例1におけるコークス化原料
に対しコークス化温度がそれぞれ440℃、450℃お
よび455℃の場合であるが、該コークス化原料のコー
クス化速度がおそいのでディレードコーキング方式によ
る24時間のコーキング時間では全体がグリーンコーク
の状態になりきることができない。そのためグリーンコ
ークのVCMはコークドラム中で大幅にばらついており
、かつその平均値は10%以上となりスーパーニードル
コークスを製造するためのVCMの要件、10%以下を
充足することができない。しかしながら、コークドラム
の高さで中央部およびそれ以下の部分は上記要件を満た
しグリーンコークも一部生成しているため、その部分を
切り出しCTEおよびMRの測定を行ったものである。
従ってA、B、Cについてはこれらのコーキング温度条
件により工業的に実施することはできない。
実施例  3 実施例1における水素化分解条件を、次表のとうりとし
たほかは実施例1をくりかえした。
水素/原料油    N l / 1  1000反応
温度       ℃360 反応圧力     kg/cdG     50LH5
V         hr−10,75としたほかは、
得られた水素化油およびコークス化原料の性状は次のと
うりであった。
比重 (1574℃)  1.1923    1.1
512Ql  (重量%)00 nC7−I  (重量%)  15.0−     0
.50TI   (重量%)   5.50   .0
S  (重量%)     0.19      −N
    (重量%)     0.96       
−グリーンコークの収率は、23.7%で黒鉛成形体(
2700℃)のCTE(WG)およびMRはそれぞれ1
.08xlO−”/ ℃および12.2%でありPN−
coke級でありまたDP(ΔL%)は+0.08であ
った。
実施例  4 実施例1における水素化分解条件のみを変化させ脱N率
の異なる水素化油F、G、HおよびIの4種の水素化油
を調整し、実施例1と同様にして最終的に2700℃で
黒鉛成形品を得たが、次のような特性を有するものであ
った。
No  説N率  CTE   MR曲げ ヤング率強
さ *  34.5   0.89 13.3  134 
  83.0G  37.6   0.84 13.4
  130   865H42,50,8514,01
309)5I  76.1   0.78 13.8 
 130   1120*:実施例1のデータ 試験例F〜■は、CTEおよびMRについてはいずれも
スーパーニードルコークスに属するもので脱N率が小さ
くなるほどCTEは小さくなり、またMRは逆に大きく
なる傾向があり好ましい。しかしながらヤング率は、異
常に多角なり好ましくない。
比較例 下記に示す物性を有する原料油を用いた。
比重   (]s/4℃)  1.1452QI   
  (重量%)〈01 TI      (重量%)348 nc7−■(重量%)11゜ S    (重量%)   0.44 N     (li景%)098 実施例1におけるような水素化処理は行わずに直接熱分
解装置に導き、25kg / cn? Gの圧力下、4
80℃で熱分解させた後常圧で480℃に保持したフラ
ッシャ−に導き、塔底より不揮発成分を、頂部より蒸気
を冷却してえられた油から軽質留分を除去して得られる
油をコークス化原料とした。なお、このものの物性は次
表のようなものである。このようにして得た原料油から
コーキング温度をJlに、LlMおよびNについてそれ
ぞれ、温度を440、450.455.460および4
65℃、圧力3kg / cdGの5種類の条件でディ
レードコーキングを行い後処理およびその他の処理を実
施例1に準じて行った。
コークス化条件 比重(1574℃)       1.1638Ql 
    (重量%)    0.1nC7−1(重量%
)3.2 TI     (重量%)0.2 5     (重量%)066 N    (重量%)     1.10温度    
 440  450 455  460  465VC
M、重量% 1B、4  10.0 9.7   g、
3  7.0CTE、xlo−p℃n、ss  1.0
66 1.17 1,20 1.43MR% 12.0
 11.1 10.7 1θ、1 19.8上の表のJ
およびKのCTEおよびMRについては実施例4の場合
と同様にVCM含有量が非常に高い部分を除去した試料
について測定したものである。L、MおよびNのVCM
含有量りよ1flli景%以下の範囲にあるが、Lおよ
びMのCTEはRN−coke級の領域にありまたMR
値も低い。Nは、CTEがRN−coke級に属さない
ものであることがわかる。CTE値の差は、JとNとで
は0.5と非常に大きく、このことはコールタールまた
は石炭系コークス化原料についてLよ単に熱分解および
それにっずくフラッシャ−による処理だけではDRRC
をコークス化原料中から除去することが不可能であるこ
とを示している。またコークス化原料中の3.Nも原料
中の含有量と殆ど変化していないことから、熱分解にょ
る脱S1脱Nの効果は期待できない。また、KのDP(
ΔL%)は、+0.24%であった。
実施例 5 実施例1におけろ水素化油から280℃以下の留分を除
去した水素化油(比重: 1.1219、Ql: o1
T1= 3.76、nC7−1: 12.0. S :
 0.11、N:0.75、)について、直接450℃
、3jcg / cliGの条件でデ4L/−ドコーキ
ングを実施し、そのあとは実施例1と同様に処理し次の
結果を得た。
グリーンコーク VCM%    90黒鉛成形品(2
700℃) CTE(WG)%     1゜11 MRxlO−67”Q      11.5〔発明の効
果〕 本発明を実施することにより、次のような効果を期待す
ることができる。
i コークスのCTEf?5N−coke級に維持し、
かつコークス化温度を通常のコールタール原料からPN
−cokeを得る温度よりもはるかに高い温度で操業す
ることが可能となり、この乙とヱよ生コークスの■C關
を好ましい状態にすることができる。
ii  説N率の低い範囲で水素化分解処理のみの場合
より、はるかに高いパフフイング防止効果を発現するこ
とが可能である。
i 上の事実は、全体のコークスの品質の均質性の向上
につながるものとなり、効率のよいコークス製造法を提
供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のスーパーニードルコークスの製造を
説明するための工程説明図である。 4 コンプレッサー、5・・加熱器、7−・・加熱炉、
8− コイル、10−・・水添反応器、12・・・ホッ
トフラッシュドラム、14・・エアークーラー、16・
・・コールドフラッシュドラム 241.ストリッパー、28・・熱分解炉31・・・圧
力調整弁、32・・フラッシュ塔35・・コンビネーシ
ョンタワー、 40・・コークドラム ゛

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コールタール系原料またはコールタール系原料中
    のドライスラッジまたはキノリン不溶分含有量が0.1
    重量%以下の原料を水添触媒の存在下で水素化分解して
    水素化油を作り、この水素化油を40kg/cm^2G
    以下の圧力と最終温度470〜520℃以下および滞留
    時間60〜350秒で熱分解させて熱分解油を作りこれ
    から不揮発性物質を除去した留分から得られるコークス
    化原料を450〜465℃、2〜10kg/Cm^2G
    の条件下でディレードコーキング方式によりコークス化
    を行うことを特徴とするスーパーニードルコークスの製
    造法。
  2. (2)水添反応を固定床または流動床のいずれかの方法
    で行う特許請求の範囲第1項記載のスーパーニードルコ
    ークスの製造法。
  3. (3)水素化油の脱窒素化率を19.0%以上とした特
    許請求の範囲第1項記載のスーパーニードルコークスの
    製造法。
  4. (4)水素化油の脱窒素化率を22.5%〜46.5%
    とした特許請求の範囲第1項記載のスーパーニードルコ
    ークスの製造法。
  5. (5)水素化油の脱窒素化率を23.7%〜37.4%
    とした特許請求の範囲第1項記載のスーパーニードルコ
    ークスの製造法。
  6. (6)不揮発性物質の除去をフラッシュ塔を用い、その
    塔底より抜き取ることにより行う特許請求の範囲第1項
    記載のスーパーニードルコークスの製造法。
  7. (7)455〜465℃のコークス化温度条件を使用す
    る特許請求の範囲第1項記載のスーパーニードルコーク
    スの製造法。
  8. (8)スーパーニードルコークスの真比重を2.15以
    上とする特許請求の範囲第1項記載のスーパーニードル
    コークスの製造法。
  9. (9)スーパーニードルコークスのダイナミックパッフ
    ィングΔL(%)が+0.05%以下である特許請求の
    範囲第1項記載のスーパーニードルコークスの製造法。
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