JPS6164962A - 増築耐震壁の溶接アンカ−設置工法 - Google Patents

増築耐震壁の溶接アンカ−設置工法

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JPS6164962A
JPS6164962A JP18773084A JP18773084A JPS6164962A JP S6164962 A JPS6164962 A JP S6164962A JP 18773084 A JP18773084 A JP 18773084A JP 18773084 A JP18773084 A JP 18773084A JP S6164962 A JPS6164962 A JP S6164962A
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JP
Japan
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concrete
anchor
welding
existing
steel flange
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JP18773084A
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宗一 木谷
田口 興一郎
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の技術分野 この発明は、耐震構造(設計)を採っていない現存SR
C造建物に耐震補強の目的で増築される耐震壁の溶接ア
ンカー設置工法に関する。
く田技術の背景 耐震構造を採っていない現存SRC造建物に耐震補強を
施す策として、耐震壁を増築する場合がある。このよう
な耐震壁はその鉄筋を現存SRC造建物側に設置される
アンカーと接続することで現存SRC造建物と構造的に
一体化される。前記アンカーにはコンクリート部分に設
置されるものと鉄骨フランジに設置されるものがある。
コンクリート部分に設置されるアンカーには、第9図に
示す彫込みアンカーaと第10図に示すケミカルアンカ
ーbがある。また、第11図は鉄骨フランジCに設置さ
れる溶接アンカーdを示している。
(ハ)従来技術と問題点 ところで、上記彫込みアンカーaやケミカルアンカーb
の場合では、既設のコンクリ−1−e部分に設置される
ため、アンカー強度はコンクリート、eの強度に影響さ
れる。従って、施工の際にはコンクリートeの品質、性
状等を十分に調査しておかねばならない。仮にコンクリ
−1−eが所定の強度を有していない場合や、仕上材を
除去した後にひびわれ、ジャンカ等が発見された場合に
は補修をせねばならない。また、そのために予定してい
たアンカーを使えなくなることもある。
一方、鉄骨フランジCに設置される溶接アンカーdの場
合では上記彫込みアンカーaやケミカルアンカーbの如
き問題はないが、コンクリートeによって被覆し得ない
部分が生じ、そのために耐食性が低下し、所定の耐震強
度が得られなくなる惧れがあった。すなわち、アンカー
dを鉄骨フランジCに溶接するには、コンクリートeの
所定部分を鉄骨フランジCの外表面が露出するように研
り除く必要がある。このようにして形成されたアンカ一
孔[は従来、アンカーdを溶接後そのままの状態とされ
て耐震壁のコンクリートgが打設されるので、図示のよ
うにアンカ一孔r内にはコンクリートgが充填され難(
、空隙りが残ったままとされる。従って、空隙り部分に
おいてはアンカーdは被覆されず、酸化環境下にある。
コンクリートgの打設前、空隙りを形成しないようにア
ンカ一孔rにモルタルを充填することが考えられるが、
このような場合、モルタルの充填に相当の手間がかかる
上、モルタルの乾燥収縮やダレ等があり、好ましい解決
策にはならない。第12図は柱璧例に設置される/8接
アンカーdを示しており、この場合も同様の問題が生ず
る。
仁)発明の目的 そこでこの発明は、上述の如き事情に鑑み、空隙部分を
形成せずに確実に被覆され、同時に既設コンクリートと
新設コンクリートの結合性が高められる溶接アンカー設
置工法を提供するものである。
け)発明の構成 この発明では上記目的を達成するため、現存SRC造建
物の所定コンクリート部分を鉄骨フランジの外表面が露
出するようにコアドリルでボーリングし、該ボーリング
部の鉄骨フランジにアンカーを溶接した後、ボーリング
部をコンクリートと同程度又はそれ以上の圧縮強度を有
し、かつ、一部が既設コンクリート部分から突出して新
設コンクリート内に埋設される成形コアで埋めるように
した。
(−)発明の実施例 以下、この発明を実施態様を示す第1図〜第5図に基づ
き具体的に説明する。
図において、1は現存SRC造建物の梁のコンクリート
部分、2はアンカー3によって前記束のコンクリート1
部分と構造的に一体とされた増築耐震壁である。
前記アンカー3を鉄骨フランジ4に溶接設置する場合、
先ず、第2図に示すようにコンクリート1の所定部分を
コアドリルによって鉄骨フランジの外表面5が露出する
ようにボーリング(6)すると共にガン式ワイヤブラシ
によって外表面5をクリーニングする0次に、第3図に
示すように鉄骨フランジ4にスタッド溶接又は抵抗溶接
によってアンカー3を溶接する。しかる後、第4図及び
第5図に示すようにボーリン部6に下部7がコンクリー
ト1から所定長l突出する第6図のストレート形又は第
7図のコーン形の成形コア8を埋め込んでボーリング部
6を閉塞する。成形コア8は軸心に貫通孔−9が穿設さ
れており、その貫通孔9をアンカー3に下端から通して
ボーリング部6に圧入嵌合する。この場合、成形コア8
の内filO。
外周面11及び貫通孔9には早強性のモルタル12が塗
布されてボーリング部6内に空隙が形成しないようにさ
れる。このようにしてボーリング部6を成形コア8で閉
塞した後、従来と同様に増築耐震壁2の鉄筋13をアン
カー3に接続して第1図のようにコンクリート14を打
設する。コンクリート14の打設は梁のコンクリート1
部分の下端15まで行なえないので、コンクリート14
の上端16と前記下端15の間の隙間にはグラウト材1
7が充填される。既設のコンクリート1がら突出する成
形コア8の下部7はこのグラウト材7中に埋設されてグ
ラウト材7と構造的に一体化される。なお、ボーリング
部6に埋め込まれた成形コア(特にストレート形の場合
)8は貫通孔9部分に打ち込まれる喫18によって固定
される。
前記成形コア8は、コンクリート1と同程度又はそれ以
上の圧縮強度を有し、不燃性のものであることが好まし
く、このため、通常はセメント系材料、例えばモルタル
にて構成される。また、成形コア8は第8図に示すよう
な複数の分割片19によって構成されることもある。
(ト)発明の効果 以上要するに、この発明に係る増築耐震壁の溶接アンカ
ー設置工法では現存SRC造建物の所定コンクリート部
分を鉄骨フランジの外表面が露出するようにコアドリル
でボーリングし、該ボーリング部の鉄骨フランジにアン
カーを溶接した後、ボーリング部をコンクリートと同程
度又はそれ以上の圧縮強度を有し、かつ、一部が既設コ
ンクリート部分から突出して新設コンクリート内に埋設
される成形コアで埋めるようにするので、その成形コア
によってボーリング部内に空隙が形成されることなく溶
接アンカーを完全に被覆することが可能となる上、成形
コアの一部が新設コンクリートと構造物に一体化される
ために新設コンクリートの水平方向の結合力が増大する
。このため、溶接アンカーの耐食性の面と新設コンクリ
ートの結合性の面から耐震強度の確保が可能となる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は夫々この発明の実施態様を示す断面図
、第6図及び第7図は夫々同成形コアの斜視図、第8図
は同成形コアの変形構造を示す平面図、第9図は彫込み
アンカーを示す断面図、第10図はケミカルアンカーを
示す断面図、第11図及び第12図は夫々従来の溶接ア
ンカーを示す断面図である。 図において、lは現存SRC造建物の梁のコンクリート
部分(既設コンクリート)、2は増築耐震壁、3は溶接
アンカー、4は鉄骨フランジ、5は鉄骨フランジの外表
面、6はボーリング部、7は成形コアの下部(一部)、
13は鉄筋、14はコンクリート(新設コンクリート)
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 現存SRC造建物の所定コンクリート部分を鉄骨フラン
    ジの外表面が露出するようにコアドリルでボーリングし
    、該ボーリング部の鉄骨フランジにアンカーを溶接した
    後、ボーリング部をコンクリートと同程度又はそれ以上
    の圧縮強度を有し、かつ、一部が既設コンクリート部分
    から突出して新設コンクリート内に埋設される成形コア
    で埋めることを特徴とする増築耐震壁の溶接アンカー設
    置工法。
JP18773084A 1984-09-07 1984-09-07 増築耐震壁の溶接アンカ−設置工法 Granted JPS6164962A (ja)

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JP18773084A JPS6164962A (ja) 1984-09-07 1984-09-07 増築耐震壁の溶接アンカ−設置工法

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JPS6164962A true JPS6164962A (ja) 1986-04-03
JPH041833B2 JPH041833B2 (ja) 1992-01-14

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JP18773084A Granted JPS6164962A (ja) 1984-09-07 1984-09-07 増築耐震壁の溶接アンカ−設置工法

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JP (1) JPS6164962A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297492A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Kai R & D Center Co Ltd 砥石台
JP2014005629A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Yahagi Construction Co Ltd 鉄骨鉄筋コンクリート造建物へのアンカー設置工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297492A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Kai R & D Center Co Ltd 砥石台
JP2014005629A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Yahagi Construction Co Ltd 鉄骨鉄筋コンクリート造建物へのアンカー設置工法

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JPH041833B2 (ja) 1992-01-14

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