JPS6164009A - 透明導電膜の製造方法 - Google Patents
透明導電膜の製造方法Info
- Publication number
- JPS6164009A JPS6164009A JP18455484A JP18455484A JPS6164009A JP S6164009 A JPS6164009 A JP S6164009A JP 18455484 A JP18455484 A JP 18455484A JP 18455484 A JP18455484 A JP 18455484A JP S6164009 A JPS6164009 A JP S6164009A
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- JP
- Japan
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- film
- substrate
- transparent conductive
- sputtering
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は透明導電膜の製造方法に係わり、特に耐熱性の
小さい基板上に低温度でかつ高速度で透明導電膜を形成
可能にした透明導電膜の製造方法に関するものである。
小さい基板上に低温度でかつ高速度で透明導電膜を形成
可能にした透明導電膜の製造方法に関するものである。
一般にスパッタリング法により基板上に透明導電膜を形
成する方法としては、ターゲットにlH40sSnOs
酸化物を用いてArガス中でスパッタする方法と、In
−Sb合金をArとO!との混合ガス中でスパッタする
方法との2穏類が提案されている(前者はり、B、F7
aser and H,D−COoK−HigMy C
onductiYe、Transparent Fit
ms of 5puttered 1m1−X5nxO
s−y J、Etectrochem、soc、 11
9.1369(1972)、後者は特開昭46−786
7号公報)。そして、前者はスパッタ直後で低電気抵抗
、高光透過率の膜が形成できるが、成膜速度を大きくす
ることが困難である一万、後者の場合、成膜速度は比較
的大きいが、基板を加熱することなく低電気抵抗、高光
透過率の膜が(8られる成膜条件の範囲が極めて狭く、
成膜のコントロールが極端に難かしいという欠点があっ
た。
成する方法としては、ターゲットにlH40sSnOs
酸化物を用いてArガス中でスパッタする方法と、In
−Sb合金をArとO!との混合ガス中でスパッタする
方法との2穏類が提案されている(前者はり、B、F7
aser and H,D−COoK−HigMy C
onductiYe、Transparent Fit
ms of 5puttered 1m1−X5nxO
s−y J、Etectrochem、soc、 11
9.1369(1972)、後者は特開昭46−786
7号公報)。そして、前者はスパッタ直後で低電気抵抗
、高光透過率の膜が形成できるが、成膜速度を大きくす
ることが困難である一万、後者の場合、成膜速度は比較
的大きいが、基板を加熱することなく低電気抵抗、高光
透過率の膜が(8られる成膜条件の範囲が極めて狭く、
成膜のコントロールが極端に難かしいという欠点があっ
た。
したがって本発明は、前述した従来の欠点に録みてなさ
れたものでおり、その目的とするところは、基板温度を
上げずに透明導電膜を高速度で再現性良く得ることがで
きる透明導電膜の製造方法を提供することにある。
れたものでおり、その目的とするところは、基板温度を
上げずに透明導電膜を高速度で再現性良く得ることがで
きる透明導電膜の製造方法を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明による透明導電
膜のム造方法は、スパッタ時に、アースに対して基板に
正のバイアスを印加しながら、In−8内合金ターゲッ
トをArとO2との混合ガス中でスパッタリングさせる
ものである。
膜のム造方法は、スパッタ時に、アースに対して基板に
正のバイアスを印加しながら、In−8内合金ターゲッ
トをArとO2との混合ガス中でスパッタリングさせる
ものである。
一般にIn Sn合金をArとO3との混合ガス中で
スパッタする、いわゆる反応スパッタでは、基板加熱な
しに良質の膜が得られる成膜条件の範囲は極めて狭い。
スパッタする、いわゆる反応スパッタでは、基板加熱な
しに良質の膜が得られる成膜条件の範囲は極めて狭い。
これは良質の膜はターゲット表面に酸化物が急速に形成
される成膜条件においてのみ得られ、この酸化物層の形
成は極めて急激であることに起因している。例えばスパ
ッタ槽中へ00!ガス流量が少ないと、ターゲット表面
は金属となり、このような条件では、光透過率の低い膜
が形成される。一方、01ガス流量が多いと、ターゲッ
ト表面に酸化物層が形成され、底膜速度は極度に小さく
なり、得られた膜は絶縁膜となってしまう。
される成膜条件においてのみ得られ、この酸化物層の形
成は極めて急激であることに起因している。例えばスパ
ッタ槽中へ00!ガス流量が少ないと、ターゲット表面
は金属となり、このような条件では、光透過率の低い膜
が形成される。一方、01ガス流量が多いと、ターゲッ
ト表面に酸化物層が形成され、底膜速度は極度に小さく
なり、得られた膜は絶縁膜となってしまう。
この丁度境界にあたる極めて狭い領域で成膜を行なった
場合にのみ、低低抗、高光透過率の膜が得られる。
場合にのみ、低低抗、高光透過率の膜が得られる。
したがって本発明は、スパッタ時にアースに対して基板
(ζ正のバイアスを印加することによム基根上での;の
’r−1化のみを促進させ、ターゲット表面に急速に酸
化物層が形成される条件と基板上に良質の膜が得られる
条件とをずらすことによシ、良質の膜が得られる最道成
仄条件の範囲を拡大させたものである。
(ζ正のバイアスを印加することによム基根上での;の
’r−1化のみを促進させ、ターゲット表面に急速に酸
化物層が形成される条件と基板上に良質の膜が得られる
条件とをずらすことによシ、良質の膜が得られる最道成
仄条件の範囲を拡大させたものである。
〔発明の実施テ1〕
次に図面を用いて本発明の実施レリを詳細に説明する。
第1図は本発明による透明導電膜の製造方法の一的を説
明するためのスパッタリング装置を示す要部断面構成図
である。同図において、1はスパッタ装置、2は透明導
電膜を形成する基板を保持させるホルダ、3はホルダ2
に装着され71c基板、4はホルダ2に対向配置された
rn−sn合金からなるターゲット、5はターゲット4
に高電圧を印加する直流電源、6は基板3に正のバイア
スを印加する直流電源である。
明するためのスパッタリング装置を示す要部断面構成図
である。同図において、1はスパッタ装置、2は透明導
電膜を形成する基板を保持させるホルダ、3はホルダ2
に装着され71c基板、4はホルダ2に対向配置された
rn−sn合金からなるターゲット、5はターゲット4
に高電圧を印加する直流電源、6は基板3に正のバイア
スを印加する直流電源である。
このように構成されたスパッタ装置において、まず、ス
パッタ装置1内にArガスと適量の03ガスとの混合ガ
スを導入する。次に基板ホルダ2および基板3に約20
V程度の正のバイアス電圧を印加し、一方、ターゲット
4に高電圧を印加してスパッタリングさせる。
パッタ装置1内にArガスと適量の03ガスとの混合ガ
スを導入する。次に基板ホルダ2および基板3に約20
V程度の正のバイアス電圧を印加し、一方、ターゲット
4に高電圧を印加してスパッタリングさせる。
このような方法によると、基板バイアスを行なわない場
合に比べて大きな裕度をもって良質の膜が得られる。例
えば、他の成膜条件を一定とし、Ozガス流量のみを変
化させた場合の膜のシート抵抗の変化を第2図忙示す、
図中、実線で示す曲線工はアースに対して前述の基板3
に+20vのバイアスを印加した場合、破線で示す曲線
■はバイアスを印加しない場合の結果を示したものであ
る。
合に比べて大きな裕度をもって良質の膜が得られる。例
えば、他の成膜条件を一定とし、Ozガス流量のみを変
化させた場合の膜のシート抵抗の変化を第2図忙示す、
図中、実線で示す曲線工はアースに対して前述の基板3
に+20vのバイアスを印加した場合、破線で示す曲線
■はバイアスを印加しない場合の結果を示したものであ
る。
同図から明らかなように基板3に正のバイアスを印加す
ることにより、基板3上での膜の酸化が促進され、良質
の膜が得られる0!ガス流量が低03ガス流量側にシフ
トし、同時に良質の膜が得られる範囲が広くなることが
わかる。
ることにより、基板3上での膜の酸化が促進され、良質
の膜が得られる0!ガス流量が低03ガス流量側にシフ
トし、同時に良質の膜が得られる範囲が広くなることが
わかる。
このようにアースに対して基板3に正のバイアスを印加
しながら、反応スパッタすることにより、低温度で再現
性良く、低抵抗、高光透過率を有する透明導T′:L膜
が得られた。−例として基板3の温度が100℃以下、
成膜速度600A/min以上で良質の透明導電膜が再
現性良く製作することができた。この場合、膜特性は基
板3の棚類、材質等により、多少異なるが、νりえばン
ーダガラス上に前述した実施例で形成した膜厚的300
Xの透明導電膜においては、シート抵抗約100Ω/口
、波長500nmにおいて約f37%の光透過率が得ら
れた。
しながら、反応スパッタすることにより、低温度で再現
性良く、低抵抗、高光透過率を有する透明導T′:L膜
が得られた。−例として基板3の温度が100℃以下、
成膜速度600A/min以上で良質の透明導電膜が再
現性良く製作することができた。この場合、膜特性は基
板3の棚類、材質等により、多少異なるが、νりえばン
ーダガラス上に前述した実施例で形成した膜厚的300
Xの透明導電膜においては、シート抵抗約100Ω/口
、波長500nmにおいて約f37%の光透過率が得ら
れた。
なお、前述した実施例においては、基板3に印加する電
圧は+20Vの場合について説明したが、この値は装置
の形状や他の成膜パラメータ、飼えばターゲットへの入
力パワー、スパッタガス圧力。
圧は+20Vの場合について説明したが、この値は装置
の形状や他の成膜パラメータ、飼えばターゲットへの入
力パワー、スパッタガス圧力。
Olガス濃度等により異なり、適当に設定する必要があ
る。この値を大きくすると、良質の膜が得られる条件の
範囲は広がる傾向を示すが、ある値(前述した実施的で
は+50■)で頭打ちとなり、単に電子衝撃により基板
温度の上昇をきたすだけとなり適当でない。
る。この値を大きくすると、良質の膜が得られる条件の
範囲は広がる傾向を示すが、ある値(前述した実施的で
は+50■)で頭打ちとなり、単に電子衝撃により基板
温度の上昇をきたすだけとなり適当でない。
また、1)il述した実施列においては、基板に正の直
流バイアスを印加し′fci′、I、合についてのみ説
明したが、父流でらっても屑仔の効果だ叫jられt0址
た、ターゲット−・の電力O供給tゴ流−汀を、用いて
も、高周波電源を用いても全く式しつかえない。
流バイアスを印加し′fci′、I、合についてのみ説
明したが、父流でらっても屑仔の効果だ叫jられt0址
た、ターゲット−・の電力O供給tゴ流−汀を、用いて
も、高周波電源を用いても全く式しつかえない。
また、前述した×施し1」においては、ターゲットにI
n−5n合金全用い北場合について説明したが、Inタ
ーゲットt Zllターゲットあるいは5n−8b合金
ターゲットを用いた透明4電膜の製造にも全く同様の効
果を発註する。
n−5n合金全用い北場合について説明したが、Inタ
ーゲットt Zllターゲットあるいは5n−8b合金
ターゲットを用いた透明4電膜の製造にも全く同様の効
果を発註する。
以上説明したように本発明による透明導電膜の製造方法
によれば、基板温度を上げずに透明導電膜を高速度で形
成することができ、また、基板温度を高温度に上げられ
ない耐熱性の小さい基板、飼えばプラスチック基板、偏
光板等ごても透明導電膜を低温就でかつ高速度でしかも
再現性良く容易に形成できるなどの極めて優れた効果が
得られる。
によれば、基板温度を上げずに透明導電膜を高速度で形
成することができ、また、基板温度を高温度に上げられ
ない耐熱性の小さい基板、飼えばプラスチック基板、偏
光板等ごても透明導電膜を低温就でかつ高速度でしかも
再現性良く容易に形成できるなどの極めて優れた効果が
得られる。
第4図は本発明による透明導電膜の製造方法の一列を説
明するためのスパッタリング装置の要部断面構成図、第
2図は基板に正のバイアスを印加した場合と印加しない
場合のヌパッタガス中のOsガス流量に対するシート抵
抗O変化を示すq″FF惟図る。 1・@e−スパンタ装置、2φ・・争基板ホルタ、 3
−−・・基板、4働・嗜・ターゲット、5・・・eター
ゲットへの電力供給用直流電源、6・・・・基板バイア
ス用直流寛源。 、((″・
明するためのスパッタリング装置の要部断面構成図、第
2図は基板に正のバイアスを印加した場合と印加しない
場合のヌパッタガス中のOsガス流量に対するシート抵
抗O変化を示すq″FF惟図る。 1・@e−スパンタ装置、2φ・・争基板ホルタ、 3
−−・・基板、4働・嗜・ターゲット、5・・・eター
ゲットへの電力供給用直流電源、6・・・・基板バイア
ス用直流寛源。 、((″・
Claims (1)
- ArとO_2との混合ガス中でIn、Zn、Sn−Sb
合金あるいはIn−Sn合金をスパッタリングして基板
上に透明導電膜を形成する透明導電膜の製造方法におい
て、アースに対して基板に正のバイアスを印加しながら
ターゲットをスパッタリングすることを特徴とした透明
導電膜の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18455484A JPS6164009A (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 | 透明導電膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18455484A JPS6164009A (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 | 透明導電膜の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6164009A true JPS6164009A (ja) | 1986-04-02 |
Family
ID=16155231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18455484A Pending JPS6164009A (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 | 透明導電膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6164009A (ja) |
-
1984
- 1984-09-05 JP JP18455484A patent/JPS6164009A/ja active Pending
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