JPS58165212A - 透明導電膜の形成方法 - Google Patents

透明導電膜の形成方法

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JPS58165212A
JPS58165212A JP4738782A JP4738782A JPS58165212A JP S58165212 A JPS58165212 A JP S58165212A JP 4738782 A JP4738782 A JP 4738782A JP 4738782 A JP4738782 A JP 4738782A JP S58165212 A JPS58165212 A JP S58165212A
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JP
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transparent conductive
conductive film
forming
sputtering
film
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JP4738782A
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英夫 田辺
熊田 政治
砂原 和雄
三角 明
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は透明導電膜の形成方法、特に耐熱性の奉べ乞い
基蓼上に低温匿でかつ高速度で透明導電膜の形成を可能
にした透明導電膜の形成方法に関するものである。
一般にスパッタリング法により基板上に透明導電膜を形
成する方法としては、ターゲラ)KIrv03−811
02酸化物を用いてムrガス中でスパッタする方法と、
In−8a合金をArと02との混合ガス中でスパッタ
する方法の211が提案されている。
そして前場はスパッタ直後で低電気抵抗、高光透過率の
龜が形成できるが、成膜速度を大きくすることが困難で
ある一方、後者の鳩舎、成膜速度は比較的大きいが、基
板加熱りしに低電気抵抗、高光透過率の−が得られる成
膜条件の範囲が極めて狭く、成−のコントロールが極端
に難しいという欠点があうた。
このような次点を改善したものとしては、第1図および
第2図に示すような透明導電膜の形成方法が提案されて
いる。すなわち、第1図は近年発v411等によって提
案された透明導電膜の形成方法の一例をW!明するため
のスパッタリング装置を示すll!郁断如輌成図であり
1第2図はそのスパッタリング条件を示す特性図である
。まず、第1図において、1祉スパッタ装置、1aはス
パッタ装置1内のプラズマ光L’を取ル出す石英ガラス
鈑からなる窓、1bFi透明導′I!膜を形成する基板
を保持させるホルダ、1cldホルダ1bに対向配置さ
れたIn−8nAr金からなるターゲット、2はホルダ
1bに装着された透明溝′に膜形成用基板、3はターゲ
ラ)1Cに高電圧を印加する%源、4は窓1aから取り
出されるプラズマ光りを集光する集光レンズ、Sitイ
yジウムのエミッションライン強度および酸素のエミッ
ションライン強度を検出する分光口、Sは上記両エミッ
ション強度ピーク値を増−させるアンプ、1はモニター
を兼ね−えたレコーダである。
このように構成されたスパッタリング装置において、ま
ず、スパッタ装置1内にArガスと十数囁瞭素ガスとの
混合ガス誓専入し、ターゲット1・に1 およびレンズ4を介して取ル出し、分光器5でプラズマ
分光を行ない、アンプ6で増幅し、レコーダTで観測す
ると、ターゲラ)lcに印加する電源3からの入カパワ
ー、WR素ガス分圧等の成膜パラメータ、例えば入力パ
ワーを上昇させると、第2図に示すように入力パワーの
約数百ワット近傍の領域ムでインジウムのエミッション
ライン強度(弔性I)か急増し、w!累ガスのエミッシ
ョンライン強度(%性■)が急減する。そして、この両
省のピーク強度が急激に変化が起る領域ムにおいて成膜
速J[が急激に上昇し、この成膜速度の急激力変化が起
る領域ムで低抵抗でかつ高光透過率を有する透明溝′#
L#が得られた。しかしながら、この急1な成展速度変
化領MAは、極めて狭く、ま九ターゲットICの銅面状
態によル大きく変動するため、予め最適化を行ない、成
膜条件を固定させてスパッタをl′iなっても良質の談
を再現性良く1: 形成することが1−一であった。そこで、分光器5.1
1.′ □ で測定したインー’i、ウムのエミッションラインit
(%性■)と酸素ガスのエミッションライン強度C特性
■)とから上記領域Aの条件が得られる最適な%aI/
特性■特性上求め、この値がスパッタリング時に常時一
定値を保持するようにアンプ6から電源3にフィードバ
ックをかけ、ターゲットICへの入力パワーをコントロ
ールさせ、レコーダTでモニタしながらスパッタリング
を行ない、成膜することによって、低温度で再現性良く
低電気抵抗、高光透過率を有する透明導電膜が得られる
しかし力から、上述した透明導電膜の形成方法によると
、良質の膜が得られる最適成膜条件の範囲が極めて狭い
ため、形成された膜の特性に偏差(バラツキ)が生じる
という問題が発生した。
し九がって本発明は、上述した問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、スパッタのプラ
ズマ中でのインジウムと酸素とのエミッションライン強
度を分光器で測定し、スパッタ時に両者のエミッション
ライン強度比t一定値Kli!持させることにょシ、正
確な成膜コントロールを行なうとともに、このスパッタ
槽中に10−5〜10  T@rr程度の酸化性ガスと
して例えば水蒸気を導入して一定値のエミッタ1フ24
2強度比が得られる成−パラメータ、例えば入力パワー
の幅を拡大させることによって基板温度を上昇させるこ
となく、良質の透明導電膜を高速度でしかも安定1良く
形成可能にした透明導電膜の形成方法を提供することに
ある。
以下@面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第3WAは本発明による透明溝tl!Iの形成方法の一
例を説明するためのスパッタリングの装置を示す!!部
断l1li構成図であル、第1図と同記号は同−費素と
なるのでその説明は省略する。同図において、8#iヒ
ータ、9はヒータ8で加熱される水蒸気発生婁、101
1水蒸気発生SSに収容された純水、1lFiマスフロ
ーコントローラテアル。
このようKm成された装置において、上述したように成
膜時にマスフローコントローラ11を介してスパッタ装
置1内に分圧で10〜IQ  Torr@lyO水蒸気
を導入し、上述したと同様にプラズマ分光を行なった結
果1j14図にボす。同図から明らか愈ように成IkI
IlFに10 〜10  Torr8度の水蒸気を導入
することによシ、入力/切−に対してのインジウムのエ
ミツシ′EIyライン強度の急増の度合と酸素のエミッ
ションライフ強度の急減の度合とが共に緩和され、これ
によって良質な躾が形成される特性l/特性■の比を与
える領域Bを、水蒸気を導入しない場合の′#X1図の
領域AK比べ3倍以上拡大させることが可能となった。
以上のようにIn−8n金金をムrと02とO温合ガス
中で反応スパッタさせる際、10″″’−10−〜rr
程度の水蒸気をスパッタ装置1内に導入し、分光器らで
測定したインジウムのエミッションライン831(4I
性I)と酸素のエミッションライフ強度(4I性■)と
から上記領域nの条件が得られる最適1に特!I/%性
■の比を求め、この値がスノ(ツタリング時に常時一定
値を森持するようにアンプ□ 6から電l13にフィードパラ、りをかけ、ターゲツビ ト 1Cへの入力パワーをコントローラサ4に、レコー
ダ1でモニタし表からスパッタリングを行ない、成膜す
ることによって、基1120温簾が約50℃以下、成膜
速度400A/win以上で良質のaWR導電哄が再現
性良く作製することができた。この場合、11%性は基
112の種類、@質等により、多少異なるか、例えば、
ソーダガラス上に上記5j!m例で形成した膜厚的30
OAの透明導電膜においては、シート抵抗約2000/
口、波長soonmにおいて約82嘩の光透過率が得ら
れた。
なお、上記笑施例においては、酸化性ガスとして水蒸気
を用い大場合について説明したが、本発明は水蒸気に限
定されるものではなく、酸素を含む全てのガス、例えば
CO2などを用いても前述と全く同様の効果が得られる
ことは勿論である。
以上説明したように本発明による透明導電膜の形成方法
によれに5基飯@罠を上げずにa明導電−を高速度でか
つ安定性良く形成することができ、また、基叛温tな高
一度に上げられない耐熱性の4−低い1飯、例えばオラ
スチック基板、偏光板に□・、1 も透明導電膜を低温度モかつ高速度でしかも安定性良く
容易に形成することができるなどの極めて優れた効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は近年発明者等によって提案されている透明導電
膜の形成方法の一例を説明するためのスパッタリング装
置を示す要部断面構成図、第2図はターゲットへの入力
パワーに対するエミッションビーク強度を示す特性図、
第3図は本発明による透明導電膜の形成方法の一例を説
明するためのスパッタリング装置を示す要部断面構成図
、第4図は水蒸気を導入した場合のターゲットへの入力
パワーに対するエミッションピーク強度を示す特性図で
ある。 1・・e・スパッタ装置k、1亀・・・・窓、1b・・
111Iホルダ、lc・・・・ターゲット、2・・e@
蓬職、3・−・・電源、4・e自・集光レンズ、5・・
・・分光器、6・・・・アンプ、T・O・・レコーダ、
8@@・・ヒータ、9・・・・水蒸気発生源、10・−
・・純水、11・・・・マスフローコントローラ。  
 ゛

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 I  Arと02 との混合ガス中でin−1a1m合
    金をスパッタリングして基板上に透明導電膜を成膜する
    透明導電膜の形成方法において、前記スパッタ槽内に1
    0−5〜10−3To r rの02より酸化性の弱い
    酸化性ガスを導入し、グツズi中のインジウムト酸素と
    の工ずツションライン強度の比が急激に変化する領域内
    で、その比を常に◆適止に保持させながらスパッタリン
    グし1成暎することを特徴とし九透明導電験の形成方法
    。 2、前記酸化性ガスを水蕉気としたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の透明導電膜の形成方法。
JP4738782A 1982-03-26 1982-03-26 透明導電膜の形成方法 Granted JPS58165212A (ja)

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JPH0338681B2 JPH0338681B2 (ja) 1991-06-11

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JPH02163363A (ja) * 1988-03-09 1990-06-22 Ulvac Corp 透明導電膜の製造方法
JP2013001991A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Ulvac Japan Ltd 成膜方法

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