JPS6161124B2 - - Google Patents

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JPS6161124B2
JPS6161124B2 JP11953779A JP11953779A JPS6161124B2 JP S6161124 B2 JPS6161124 B2 JP S6161124B2 JP 11953779 A JP11953779 A JP 11953779A JP 11953779 A JP11953779 A JP 11953779A JP S6161124 B2 JPS6161124 B2 JP S6161124B2
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JP
Japan
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origin
output
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speed
coarse
Prior art date
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JP11953779A
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JPS5642807A (en
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Hiroshi Shoda
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はNC工作機械をすばやく原点に復帰
させる方法に関する。
従来のNC工作機械における原点復帰の方法
は、第1において操作盤上1の原点復帰押釦1a
を押すと信号がNC装置2に入力されて、NC装置
2はテーブル駆動モータ3がテーブル4を原点に
復帰する方向(矢印X)に回転させ、この回転が
カツプリング9を介してボールネジ5を回転させ
てテーブル4が原点方向Xに移動する。テーブル
4が原点方向Xに移動し原点に接近すると粗原点
検出リミツトスイツチ6が作動し、粗原点に到達
したことをNC装置2に入力する。粗原点検出リ
ミツトスイツチ6がオンすると、今まで高速で原
点方向Xに移動していたテーブル4は微速に減速
される。高速から微速に減速が行われる過程で完
全に微速に切換が完了した時点で粗原点検出リミ
ツトスイツチ6がオフとなるようにテーブル4に
取付けてあるドツク7を調整し設定しておく。こ
の粗原点検出リミツトスイツチ6がオフになつた
時点から一般的にモータ3の後に取付けられた位
置検出器8(ポジシヨンエンコーダ等)が1回転
ごとに1回出力する1回転信号を検出したときに
テーブル4を停止させることにより精度良くテー
ブル4を原点位置に停止させることができる。
上記の動作のシーケンスダイヤグラムを第2図
に示す。第2図において1は操作盤上1の原点復
帰押釦スイツチ1aを押した状態で、ここからテ
ーブル4は1aまで加速され、1aから2まで高
速Vhでテーブル4は原点方向Xに移動する。2
は粗原点検出リミツトスイツチ6がオンになつた
時点でここから微速送りVlに減速され、完全に
微速Vlになつた時点3で粗原点検出リミツトス
イツチ6がオフとなり、ここから4の位置検出器
8による1回転信号検出までVlの微速にてテー
ブル4は原点方向Xに移動し、1回転信号が検出
されるとテーブル4を停止させる。この位置が機
械の原点である。
しかし、上記のような方法では微速送りの速度
lはサーボ機構の定常偏差のバラツキ、制御回
路の応答のバラツキ等の要因により1.5mm/sec位
が限度となる。このため、従来においては第1図
においてボールネジ5のリードが10mmの場合最悪
時6秒以上の微送り時間が必要となり、また大形
機械のようにボールネジのリードが16mmのもので
は10秒以上の微送り時間が必要となつていた。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、
従来のNC工作機械の構成を変えることなく原点
復帰時間の短縮を図るようにしたNC工作機械の
原点復帰方法を提供しようとするものである。こ
の発明によれば粗原点が検出されても微速に落と
さずに原点方向に進み、位置検出器により精原点
が検出されたら(この位置で停止したとしても微
速でないので原点に正確に停止させることはでき
ない)、今度は逆方向に微速で位置検出器がオフ
になるまで進む。そして、位置検出器がオフにな
つたら更に原点方向に向きを変えて微速にて進
み、位置検出器がオンしたら停止するようにして
いる。
以下この発明を添付図面の一実施例にもとづい
て詳しく説明する。
この発明が適用されるNC工作機械は第1図に
示した従来のものと同じで、リミツトスイツチ6
により粗原点を検出し、位置検出器8により精原
点を検出するようになつている。
まず、この発明に係る原点復帰方法について第
3図にもとづいて説明する。
従来において原点復帰に時間がかかつたのは、
前述のように第2図の2の粗原点位置検出リミツ
トスイツチ6がオンしたときから微速にて進むよ
うにしていたからである。そこで本発明において
は第3図に示すように、粗原点位置検出リミツト
スイツチ6がオンし時点2でいきなり高速Vh
ら微速Vlに落とさずに一旦中速Vn(例えば微速
の10倍〜15倍の速度)に落として更に原点に向け
て進む。そして、位置検出器8から1回転検出信
号が出力されたらテーブル4を停止制御する。し
かし、中速Vnで移動していたためサーボ機構の
定常偏差のバラツキや制御回路の応答のバラツキ
等により精度良く精原点(4の位置)に停止させ
ることは困難であり、実際の停止位置は更に進ん
だ5の位置となる。このため今度は反対方向に進
む。この逆進は微速Vlにて行う。この戻し量は
位置検出器8の1回転検出信号がオフになるま
で、すなわち6の位置に達するまでとする。
6の位置に達したら再び進行方向を変えて、原
点方向に微速Vlにてテーブル4を移動させ、位
置検出器8の1回転信号がオンになつた位置で4
でテーブル4を停止制御する。
これによりテーブル4は精原点に正確に停止す
る。
前述の制御において、テーブル4の最終移動
(6→4方向)の直前に行なわれる5→4→6方
向への移動も微速Vlにて行なわれているが、当
該方向への移動中に前記テーブル4を精原点に停
止させることができないのは以下の理由による。
すなわち、一般にテーブル4は、位置検出器8
の出力(1回転信号)の立上りのタイミングで停
止制御されるが、6→4方向への移動時と5→4
→6方向への移動時とでは、前記位置検出器8の
出力の立上がりのタイミングは一到せず、しかも
6→4方向への移動時における前記出力の立上り
のタイミングのみがテーブル4の精原点への停止
位置に対応すべく設定されている。
このため5→4→6方向への移動中には、たと
え微速Vlでの移動であつてもテーブル4の精原
点への正確な停止制御は行なえず、6→4方向へ
の移動中における位置検出器8の出力の立上りの
タイミングに限つてのみ前記テーブル4の精原点
への正確な停止制御を行なうことができる。
上記の5→4→6→4の移動量は0.1mm以下で
あり所要時間は0.1秒以下である。すなわち、従
来の方法に比べて2→4の所要時間は1/10以下とな るにかかわらず、位置決め精度は従来と同じであ
る。
以上の原点復帰方法を実現するための制御装置
(NC装置)の一例を第4図に示す。
第4図においてフリツプフロツプ回路10は原
点復帰信号(前記原点復帰押釦1aを押すこ
とにより発生される)によりセツトされ、クリア
信号によりセツトされる。発振器13はその
発信パルスの周波数に応じてモータ3の速度を制
御するものである。カウンタ11はフリツプフロ
ツプ回路の出力Q、粗原点検出信号NZR、位置検
出器8の1回転信号ZP等によりカウントアツプ
される。デコーダ12はカウンタ11のカウント
値をデコードし、その値に応じてモータ3の回転
方向や発信器13の発信周波数(すなわちモータ
3の回転速度を制御する。
原点復帰を行う場合、第4図において、何んら
かの手段にてクリア信号を“0”にしてフリ
ツプフロツプ回路10ならびにカウンタ11をク
リア状態にしておく。このときデコーダ12の0
出力端子のみが“0”となり他のすべて“1”と
なつている。ここで、操作盤1上の原点復帰押釦
スイツチ1aを押すと原点復帰信号が“0”
となりフリツプフロツプ回路10の出力Qが
“1”となる。フリツプフロツプ回路10の出力
Qが“1”となるとこの信号がインバータゲート
G16でインバートされ0となる。すると、デコ
ーダ12の0端子出力が“0”であるからナンド
ゲートG1の各入力は“0”となり、ナンドゲー
トG1の出力は“1”となる。この信号がオアゲ
ートG8を通りカウンタ11のカウント端子Cに
加えられ、カウンタ11は1カウントカウントア
ツプする。すると、デコーダ12の1端子出力の
みが“0”となり他はすべて“1”となる。
デコーダ12の1端子出力が“0”となるとイ
ンバータゲートG9の入力端子は“0”となり、
このためインバータゲートG9の出力は“1”と
なり発信器13はテーブル4が高速Vhで移動す
べく高速指令パルスを発信する。なおここでテー
ブル4は1から1aまで加速するが、この加速は
発信器13の出力パルス密度が徐々に高くなる様
発信器13の回路を構成すればよい。他方デコー
ダ12の1端子が“0”になつた事によりノアゲ
ートG12の入力に信号“0”が入力されるため
ノアゲートG12の出力が“1”となり、発信器
13からの出力パルスはアンドゲートG14が開
かれ原点復帰方向モータ制御信号ZRPがアンドゲ
ートG14から出力され、これがテーブル駆動モ
ータ制御回路(図示せず)に送られテーブル4が
原点方向Xに移動する。
テーブル4が原点に接近すると粗原点検出リミ
ツトスイツチ6がオンとなり粗原点信号NZRが
“1”となる。この信号はインバータゲートG1
7に入力されインバータゲートG17の出力は
“0”となる。これによりナンドゲートG2の各
入力が“0”となるためこの信号がカウンタ11
に加えられ、カウンタ11は1カウントカウント
アツプされ、デコーダ12の2端子出力のみ
“0”となり他の出力端子はすべて“1”とな
る。デコーダ12の2端子出力が“0”となる
と、発信器13の制御入力端子は高速Vhpから中
速Vnpに切換えられ、発信器13はテーブル駆動
モータ3が中速Vnで移動すべく発信パルスを出
力する。粗原点検出リミツトスイツチ6がオフに
なると粗原点信号NZRが“0”となり、これによ
りナンドゲートG3の出力が“1”となりカウン
タ11が1カウントカウントアツプする。これに
よりデコーダ12の3端子出力のみが“0”とな
る。
この状態から位置検出器8の1回転信号ZPが
“1”になるまでテーブル4はVnの速度で原点方
向Xに向つて移動し、信号ZPが“1”になると
インバータゲートG18の出力が“0”となり、
ナンドゲートG4の出力が“1”となるからカウ
ンタ11はカウントカウントアツプし、デコーダ
12の4端子出力のみが“0”となり他は“1”
となる。ここで、発信器13は微速送りパルス出
力にノアゲートG11で切換られる。またテーブ
ル駆動モータ3も今までとは反対方向に回転す
る様ノアゲートG13、アンドゲートG15で切
換えられる。このため、テーブル4は微速送りで
今までとは反対方向に移動する様制御される。
位置検出器8の1回転信号が“1”から“0”に
切換つた状態では、前述のようにしてカウンタ1
1はカウントカウントアツプしデコーダ12の6
端子出力のみ“0”となり他は“1”となる。こ
こでモータ3は再び原点方向Xに微速Vlにて移
動し、位置検出器8の1回転信号が“1”となる
とテーブル4は精度よく原点位置に停止させる事
ができる。
位置検出器8の1回転信号ZPが“1”になつ
た状態でカウンタ11はカウントカウントアツプ
し、デコーダ12の7端子出力のみが“0”とな
る。これにより発信器13は停止させられるとと
もに原点復帰方向Xならびに反原点復帰方向の
モータ制御信号用ゲートG14,G15が閉じら
れるからテーブル4は原点に停止する。
尚、上記実施例においては粗原点リミツトスイ
ツチ6がオンした時点2で高速Vhから中速Vn
切換えるようにしたが、高速送りの速度が比較的
高速でないときは、高速→中速の切換を必要とし
ない場合もある。また、上記実施例においては逆
方向移動を微速で行うようにしたが中速のままで
行つてもよい。要は最終行程の原点方向移動を微
速で行えばよいのである。
以上説明したようにこの発明によれば粗原点位
置が検出されてもいきなり微速に落とさずに進
み、精原点に達したら一旦戻つてわずかな距離だ
け再び進んで精原点に停止するようにしたので、
従来の方法に比べて短時間で精度良い原点復帰を
行うことができる。しかも従来のNC工作機械の
構成に制御回路以外何等変更を加える必要もな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用されるNC工作機械の
構成例を示す図、第2図は従来の原点復帰方法を
示すグラフ、第3図はこの発明の原点復帰方法の
一例を示すグラフ、第4図は第3図の原点復帰方
法を実現するための制御回路の一例を示すブロツ
ク図である。 1…操作盤、1a…原点復帰押釦スイツチ、2
…NC装置、3…テーブル駆動モータ、4…テー
ブル、5…ボールネジ、6…粗原点検出リミツト
スイツチ、7…ドツク、8…位置検出器、9…カ
ツプリング、13…発信器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 精原点直前に設定された粗原点を検出する手
    段と、精原点を検出する手段とを具えたNC工作
    機械において、該NC工作機械の制御体を原点復
    帰操作で精原点に向けて移動させ、粗原点が検出
    された後もそのままの向きで移動させ、精原点が
    検出されたら逆方向に移動させ、精原点が検出さ
    れなくなつたら再び精原点方向に微速にて移動さ
    せ、精原点が再度検出されたら停止させるように
    したことを特徴とするNC工作機械の原点復帰方
    法。
JP11953779A 1979-09-17 1979-09-17 Original point resetting method of nc machine tool Granted JPS5642807A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11953779A JPS5642807A (en) 1979-09-17 1979-09-17 Original point resetting method of nc machine tool

Applications Claiming Priority (1)

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JP11953779A JPS5642807A (en) 1979-09-17 1979-09-17 Original point resetting method of nc machine tool

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5642807A JPS5642807A (en) 1981-04-21
JPS6161124B2 true JPS6161124B2 (ja) 1986-12-24

Family

ID=14763732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11953779A Granted JPS5642807A (en) 1979-09-17 1979-09-17 Original point resetting method of nc machine tool

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JPS5642807A (en) 1981-04-21

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