JPS6160705A - マレイミド系重合体の製造方法 - Google Patents
マレイミド系重合体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6160705A JPS6160705A JP18324584A JP18324584A JPS6160705A JP S6160705 A JPS6160705 A JP S6160705A JP 18324584 A JP18324584 A JP 18324584A JP 18324584 A JP18324584 A JP 18324584A JP S6160705 A JPS6160705 A JP S6160705A
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- Japan
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- polymer
- anhydride
- acid anhydride
- compounds
- ammonia
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■ 発明の目的
本発明は、高効率で7レイミド系重合体を得る新規な製
造方法に関する。
造方法に関する。
従来より無水マレイン酸と芳香族ビニル化合物とからな
る共重合体が耐熱性に優れるポリマーとして知られてお
り、共重合体単独あるいは他の樹脂と混合され九組成物
にて広く用いられているが、造粒又は成形時に熱分解を
起し易いといつ几欠点を有している。さらに、使用分野
においてはより耐熱性に優れるポリで−が求められてい
る。
る共重合体が耐熱性に優れるポリマーとして知られてお
り、共重合体単独あるいは他の樹脂と混合され九組成物
にて広く用いられているが、造粒又は成形時に熱分解を
起し易いといつ几欠点を有している。さらに、使用分野
においてはより耐熱性に優れるポリで−が求められてい
る。
近年、無水マレイン酸系重合体を製造後、アンモニア又
は第1級アミンを用いて高温下にて重合体の酸無水基を
イミド化することにより熱安定性ならびに耐熱性の改善
された7レイミド系重合体を製造する技術(開56−3
9651、開57−55901 、開57−10010
4 、開57−125242 、開58−180506
等)が提案されているが、酸無水基をイミド化するには
その反応に高温ならびに長時間を要し、さらに酸無水基
を100%でレイミド化することは非常に困難である。
は第1級アミンを用いて高温下にて重合体の酸無水基を
イミド化することにより熱安定性ならびに耐熱性の改善
された7レイミド系重合体を製造する技術(開56−3
9651、開57−55901 、開57−10010
4 、開57−125242 、開58−180506
等)が提案されているが、酸無水基をイミド化するには
その反応に高温ならびに長時間を要し、さらに酸無水基
を100%でレイミド化することは非常に困難である。
■ 発明の構成
本発明者等は、7レイミド系重合体の製造方法における
上述の問題点に鑑み鋭意研究し九結果、イミド化に際し
、従来より用いられているアンモニア及び/又は第1級
アミンに特定の化合物を共存させることにより、低温に
おいても高効率にてマレイミド系重合体を得る製造方法
を開発したものである。
上述の問題点に鑑み鋭意研究し九結果、イミド化に際し
、従来より用いられているアンモニア及び/又は第1級
アミンに特定の化合物を共存させることにより、低温に
おいても高効率にてマレイミド系重合体を得る製造方法
を開発したものである。
香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物および不飽和
カルボン酸アルキルエステル化合物からなる群より選択
された一種以上のビニル化合物(i+)とを重合してな
る酸無水物系重合体よりマレイミド系重合体全製造する
方法において、酸無水物系重合十−造前、製造途中5(
B) り金属塩eを添加し、イミド化することを特徴とするフ
レイミド系重合体の製造方法全提供するものである。
カルボン酸アルキルエステル化合物からなる群より選択
された一種以上のビニル化合物(i+)とを重合してな
る酸無水物系重合体よりマレイミド系重合体全製造する
方法において、酸無水物系重合十−造前、製造途中5(
B) り金属塩eを添加し、イミド化することを特徴とするフ
レイミド系重合体の製造方法全提供するものである。
また、第2の発明は、アンモニア及び/又は第1級アミ
ン(A)と炭素数1〜3のカルボン駿アルカリ金属塩(
B)のみならず、さらに無水酢酸(C) tも添加し、
よりイミド化を効率よく行うマレイミド系重合体の製造
方法を提供するものである。
ン(A)と炭素数1〜3のカルボン駿アルカリ金属塩(
B)のみならず、さらに無水酢酸(C) tも添加し、
よりイミド化を効率よく行うマレイミド系重合体の製造
方法を提供するものである。
本発明につき、さらに詳細に説明する。
0ゴ ム
本発明において用いることのできるゴムとしては、ポリ
ブタジェン、スチレン−ブタジェンゴム、アクリロニト
リル−ブタジェンゴムなどの共役ジエン系ゴム、エチレ
ン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジ
エンゴムなどのエチレン−プロピレン系ゴム、ブチルア
クリレートゴムなどのアクリル系ゴム、塩素化ポリエチ
レン、エチレン−酢酸ビニルゴム等が挙げられる。
ブタジェン、スチレン−ブタジェンゴム、アクリロニト
リル−ブタジェンゴムなどの共役ジエン系ゴム、エチレ
ン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジ
エンゴムなどのエチレン−プロピレン系ゴム、ブチルア
クリレートゴムなどのアクリル系ゴム、塩素化ポリエチ
レン、エチレン−酢酸ビニルゴム等が挙げられる。
0不飽和ジカルボン酸無水物(i)
不飽和ジカルボン識無水物としては、マレイン酸、シト
ラコン酸、アコニット酸等の無水物が挙げられ、特にマ
レイン酸無水物が好ましい。
ラコン酸、アコニット酸等の無水物が挙げられ、特にマ
レイン酸無水物が好ましい。
0ビニル化合物(i1)
不飽和ジカルボン酸無水物と共重合されるビニル化合物
は、芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物および
不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物からなる群よ
り選択され几一種以上の化合物である。
は、芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物および
不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物からなる群よ
り選択され几一種以上の化合物である。
芳香族ビニル化合物としては、スチレン、α−メチルス
チレン、α−クロルスチレン、p−をブチルスチレン、
P−メチルスチレン、0−クロルスチレン、P−クロル
スチレン、2.S−ジクロルスチレン、3.4−ジクロ
ルスチレンなどが挙げられ、特にスチレンが好ましい。
チレン、α−クロルスチレン、p−をブチルスチレン、
P−メチルスチレン、0−クロルスチレン、P−クロル
スチレン、2.S−ジクロルスチレン、3.4−ジクロ
ルスチレンなどが挙げられ、特にスチレンが好ましい。
シアン化ビニル化合物としては、アクリロニトリル、メ
タアクリロニトリルなどが挙げられ、特にアクリロニト
リルが好ましい。さらニ、不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル化合物としては、メチル、エチル、プロピル、ブ
チル、ベンジル、ヘキシルなどのアクリル酸エステル化
合物およびメタアクリル酸エステル化合物などが挙げら
れ、特にメクアクリル酸メチルが好ましい。
タアクリロニトリルなどが挙げられ、特にアクリロニト
リルが好ましい。さらニ、不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル化合物としては、メチル、エチル、プロピル、ブ
チル、ベンジル、ヘキシルなどのアクリル酸エステル化
合物およびメタアクリル酸エステル化合物などが挙げら
れ、特にメクアクリル酸メチルが好ましい。
不飽和ジカルボン酸無水物とビニル化合物との比率には
何ら制限はないが、不飽和ジカルボン酸無水物1〜50
重量%、ビニル化合物99〜50重量%であることが耐
熱性等の面より好ましい。なお、ゴムの存在下で重合さ
れる場合は、ゴムが不飽和ジカルボン酸無水物とビニル
化合物との合計ioo重量部当り5〜200重量部であ
ることが好ましい0不飽和ジカルボン酸無水物とビニル
化合物との重合は、公知の塊状重合法、溶液重合法、塊
状−懸濁重合法等により行うことができる。
何ら制限はないが、不飽和ジカルボン酸無水物1〜50
重量%、ビニル化合物99〜50重量%であることが耐
熱性等の面より好ましい。なお、ゴムの存在下で重合さ
れる場合は、ゴムが不飽和ジカルボン酸無水物とビニル
化合物との合計ioo重量部当り5〜200重量部であ
ることが好ましい0不飽和ジカルボン酸無水物とビニル
化合物との重合は、公知の塊状重合法、溶液重合法、塊
状−懸濁重合法等により行うことができる。
0アンモニア及び/又は第1級アミン(A)本発明にお
いてイミド化のために用いられるアンモニア及び/又は
第1級アミンとしては、アンモニア、メチルアミン、エ
チルアミン、n−グロビルアミン、インプロピルアミジ ン、ブチルアミン、イン■ルアミン、ドデシルアミン、
シクロヘキシルアミン、アニリン、O−クロロアニリン
、トリルアミン、ナフチルアミン等が挙げられ一種又は
二種以上用いることかできる。
いてイミド化のために用いられるアンモニア及び/又は
第1級アミンとしては、アンモニア、メチルアミン、エ
チルアミン、n−グロビルアミン、インプロピルアミジ ン、ブチルアミン、イン■ルアミン、ドデシルアミン、
シクロヘキシルアミン、アニリン、O−クロロアニリン
、トリルアミン、ナフチルアミン等が挙げられ一種又は
二種以上用いることかできる。
アンモニア及び/又は第1級アミンの添加量は、不飽和
ジカルボン酸無水物の使用量により変動するものであり
、特に制限はないが、不飽和ジカルボン酸無水物のモル
当量であることが好ましい。
ジカルボン酸無水物の使用量により変動するものであり
、特に制限はないが、不飽和ジカルボン酸無水物のモル
当量であることが好ましい。
0炭素数1〜.3のカルボン酸アルカv 金属塩ω)本
発明において用いられる01〜3のカルボン酸アルカリ
金属塩としては酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、ギ酸ナ
トリウム、プロピオン酸カリウムなどが挙げられ、一種
又は二種以上用いることができる。
発明において用いられる01〜3のカルボン酸アルカリ
金属塩としては酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、ギ酸ナ
トリウム、プロピオン酸カリウムなどが挙げられ、一種
又は二種以上用いることができる。
01〜3のカルボン酸アルカリ金属塩の添加量には特に
制限はないが、酸無水基のイミド化の面より、用いられ
る不飽和ジカルボン酸無水物の0.01〜0.5モル当
量であることが好ましい。
制限はないが、酸無水基のイミド化の面より、用いられ
る不飽和ジカルボン酸無水物の0.01〜0.5モル当
量であることが好ましい。
O無水酢酸(C)
本発明においては、アンモニア及び/又は第1級アミン
(A)およびC1〜3カルボン酸アルカリ金属塩(B)
と共に無水酢酸(c)を用いることにより、よりイミド
化を容易に行うことができる。
(A)およびC1〜3カルボン酸アルカリ金属塩(B)
と共に無水酢酸(c)を用いることにより、よりイミド
化を容易に行うことができる。
無水酢酸(C)の添加量にも特に制限はないが、不飽和
ジカルボン酸無水物のモル当量以上であることが特に好
ましい。
ジカルボン酸無水物のモル当量以上であることが特に好
ましい。
上述のアンモニア及び/又は第1級アミン(ト)および
01〜3カルボン酸アルカリ金属塩(B)、ま友はそれ
ら(A) (B)ならびに無水酢酸(Qは、酸無水物系
重合体の製造前、製造途中または製造後、重合槽又は反
応器へ添加する。もちろん重合体回収後に添加してもよ
い。
01〜3カルボン酸アルカリ金属塩(B)、ま友はそれ
ら(A) (B)ならびに無水酢酸(Qは、酸無水物系
重合体の製造前、製造途中または製造後、重合槽又は反
応器へ添加する。もちろん重合体回収後に添加してもよ
い。
これら化合獄(A)および(B)または囚、俤)および
C))は、それぞれ同時に添加しても、又、異なる時に
添加してもよい。
C))は、それぞれ同時に添加しても、又、異なる時に
添加してもよい。
0イミ ド化
酸無水物系重合体はアンモニア及び/又は第1級アミン
(A)及び01〜3カルボン酸アルカリ金属塩(B)又
はそれら(N、(B)及び無水酢酸(C)により容易に
イミド化され、マレイミド系重合体となる。
(A)及び01〜3カルボン酸アルカリ金属塩(B)又
はそれら(N、(B)及び無水酢酸(C)により容易に
イミド化され、マレイミド系重合体となる。
なお、イミド化は、従来のアンモニア及び/又は第1級
アミンcA)’を単独で用いる場合のような加熱処理を
行う必要はないが、加熱によジイミド化は促進される。
アミンcA)’を単独で用いる場合のような加熱処理を
行う必要はないが、加熱によジイミド化は促進される。
例えば、重合完了後、重合槽内の重合体をさらに加熱す
る方法、回収され比重合体を有イミド化温度としては、
特に制限はないが70℃以上であることが好ましい。
る方法、回収され比重合体を有イミド化温度としては、
特に制限はないが70℃以上であることが好ましい。
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明は、
それらによって何ら制限されるものでない。なお、部お
よび%は重量部および重量%を示す。
それらによって何ら制限されるものでない。なお、部お
よび%は重量部および重量%を示す。
実施例1〜3
タービン型攪拌機を備えた107オートクレープにメチ
ルエチルケトン100部、所定量のスチレン、ベンゾイ
ルパーオキサイド0.4部およびをドデシルメルカプタ
ン0.3部を仕込み、80℃に保持しながら所定量の無
水マレイン酸を100部のメチルエチルケトンに溶かし
た溶液t7時間かけて連続添加し几。その後、さらに9
0℃に昇温して1時間重合した。その際、第1表に示し
たように所定量のアニIJン全重合開始前、−重合中あ
るいは重合後に添加し友。重合後、反応液に所定量の酢
酸す) IJウムを添加し、180℃で5時間加熱し、
I醜厘膳閤■―■■■−1腸■膜イミド化し友。反応後
、重合体溶液をメタノール中に投入し、重合体を回収し
友。これらの結果を第1表に示す。
ルエチルケトン100部、所定量のスチレン、ベンゾイ
ルパーオキサイド0.4部およびをドデシルメルカプタ
ン0.3部を仕込み、80℃に保持しながら所定量の無
水マレイン酸を100部のメチルエチルケトンに溶かし
た溶液t7時間かけて連続添加し几。その後、さらに9
0℃に昇温して1時間重合した。その際、第1表に示し
たように所定量のアニIJン全重合開始前、−重合中あ
るいは重合後に添加し友。重合後、反応液に所定量の酢
酸す) IJウムを添加し、180℃で5時間加熱し、
I醜厘膳閤■―■■■−1腸■膜イミド化し友。反応後
、重合体溶液をメタノール中に投入し、重合体を回収し
友。これらの結果を第1表に示す。
比較例1
実施例1において、酢酸ナトリウムを添加しなかっ九以
外は実施例1の方法金繰り返し72:0この結果を第1
表に示す。
外は実施例1の方法金繰り返し72:0この結果を第1
表に示す。
第 1 表
実施例4
実施例1で用い次オートクレーブにメチルエチルケト7
100部、スチレン70部、ベンゾイルパーオキサイド
0.4部およびをドデシルメルカプタン0.4部金仕込
んだのち、80℃に保持しながら20部の無水マレイン
酸’1100部のメチルエチルケトンに溶がした溶液f
t、5時間かけて連続添加した。その後、アクリロニト
リル10部を加え90℃に昇温して1時間重合した。重
合後、ア二lJン20部を30分間で添加し几のち酢酸
ナトリウム1.5部および無水酢酸30部を加え90℃
で7時間加熱した。反応後、重合体溶液上メタ、ノール
中に投入し、重合体を回収した。この結果イミド化率9
8%の重合体を得之。
100部、スチレン70部、ベンゾイルパーオキサイド
0.4部およびをドデシルメルカプタン0.4部金仕込
んだのち、80℃に保持しながら20部の無水マレイン
酸’1100部のメチルエチルケトンに溶がした溶液f
t、5時間かけて連続添加した。その後、アクリロニト
リル10部を加え90℃に昇温して1時間重合した。重
合後、ア二lJン20部を30分間で添加し几のち酢酸
ナトリウム1.5部および無水酢酸30部を加え90℃
で7時間加熱した。反応後、重合体溶液上メタ、ノール
中に投入し、重合体を回収した。この結果イミド化率9
8%の重合体を得之。
比較例2
実施例4において、酢酸ナトリウムおよび無水酢酸全添
加しなかつ之以外は実施例4の方法を繰り返し九が重合
体はイミド化されなかつ、lt。
加しなかつ之以外は実施例4の方法を繰り返し九が重合
体はイミド化されなかつ、lt。
実施例5
スチレン−無水マレイン酸共重合体(米国アーコケミカ
ル社製 ダイラーク■332 )l出発原料として用い
几。これをサイドフィードラインおよびベントラインを
備え7’j40Wmφの2軸押出機に通す際に、雪素ガ
ス雰囲気下、サイドフィードラインより酢酸ナトリウム
′Jk2%含有するアニリンを供給し、ま友ベントライ
ンを真空で引きながら220℃で平均滞留時間40秒間
で押出してイミド化し友。この重合体のイミド化率は9
8チであった。
ル社製 ダイラーク■332 )l出発原料として用い
几。これをサイドフィードラインおよびベントラインを
備え7’j40Wmφの2軸押出機に通す際に、雪素ガ
ス雰囲気下、サイドフィードラインより酢酸ナトリウム
′Jk2%含有するアニリンを供給し、ま友ベントライ
ンを真空で引きながら220℃で平均滞留時間40秒間
で押出してイミド化し友。この重合体のイミド化率は9
8チであった。
比較例3
実施例5において、酢酸ナトリウムを添加しなかっt以
外は実施例5の方法を繰り返した。この結果、重合体の
イミド化率は12%であっ九。
外は実施例5の方法を繰り返した。この結果、重合体の
イミド化率は12%であっ九。
実施例6
塊状−懸濁重合法によジ、ポリブタジェン含有量10%
(グラフト率45%、ゲル含量98%、グラフトゴム粒
子径0.7μ)、無水マレイン酸含有量13%、スチレ
ン含有量31%、アクリロニトリル含有量6%、メタク
リル酸メチル含有量40%からなる重合体を得fcoこ
の重合体全実施例5の方法でイミド化した結果、イミド
化率97チの重合体金得た。
(グラフト率45%、ゲル含量98%、グラフトゴム粒
子径0.7μ)、無水マレイン酸含有量13%、スチレ
ン含有量31%、アクリロニトリル含有量6%、メタク
リル酸メチル含有量40%からなる重合体を得fcoこ
の重合体全実施例5の方法でイミド化した結果、イミド
化率97チの重合体金得た。
比較例4
実施例6において、イミド化に際して酢酸ナトリウム金
添加しなかっ友以外は実施例6の方法を繰り返した。こ
の結果、重合体のイミド化率は腸9%であっ念。
添加しなかっ友以外は実施例6の方法を繰り返した。こ
の結果、重合体のイミド化率は腸9%であっ念。
実施例7
メチルエチルケトン金溶媒とする溶液重合法により無水
7レイン酸25%、スチレン30%およびメタクリル酸
メチル45%からなる共重合体溶液(重合体濃度30%
)を得た。この共重合体溶液100部に対し、アンモエ
フ4部金加えたのち、酢酸ナトリウム1.5部および無
水酢酸50部全加え、90℃で5時間加熱し九0反応後
、重合体全回収メタノール中に投入して重合体全回収し
た。
7レイン酸25%、スチレン30%およびメタクリル酸
メチル45%からなる共重合体溶液(重合体濃度30%
)を得た。この共重合体溶液100部に対し、アンモエ
フ4部金加えたのち、酢酸ナトリウム1.5部および無
水酢酸50部全加え、90℃で5時間加熱し九0反応後
、重合体全回収メタノール中に投入して重合体全回収し
た。
この重合体のイミド化率は97%であった。
比較例5
実施例7において、酢酸ナトリウムおよび無水酢酸を添
加しなかっ之以外は実施例7の方法金繰り返したが重合
体はイミド化きれなかった。
加しなかっ之以外は実施例7の方法金繰り返したが重合
体はイミド化きれなかった。
厘 発明の効果
酸無水物系重合体のイミド化において、アンモニア及び
/又は第1級アミンとC1〜3のカルボン酸アルカリ金
属塩を、又はさらに、それらと無水酢酸全併用すること
により、低温においても容易に7レイミド系重合体金得
ることができる。
/又は第1級アミンとC1〜3のカルボン酸アルカリ金
属塩を、又はさらに、それらと無水酢酸全併用すること
により、低温においても容易に7レイミド系重合体金得
ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ゴムの存在下又は非存在下、不飽和ジカルボン酸無
水物(i)と芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合
物および不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物から
なる群より選択された一種以上のビニル化合物(ii)
とを重合してなる酸無水物系重合体よりマレイミド系重
合体を製造する方法において、酸無水物系重合体の製造
前、製造途中または製造後、アンモニア及び/又は第1
級アミン(A)と炭素数1〜3のカルボン酸アルカリ金
属塩(B)を添加し、イミド化することを特徴とするマ
レイミド系重合体の製造方法。 2)ゴムの存在下又は非存在下、不飽和ジカルボン酸無
水物(i)と芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合
物および不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物から
なる群より選択された一種以上のビニル化合物(ii)
とを重合してなる酸無水物系重合体よりマレイミド系重
合体を製造する方法において、酸無水物系重合体の製造
前、製造途中または製造後、アンモニア及び/又は第1
級アミン(A)、炭素数1〜3のカルボン酸アルカリ金
属塩(B)および無水酢酸(C)を添加し、イミド化す
ることを特徴とするマレイミド系重合体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18324584A JPS6160705A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | マレイミド系重合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18324584A JPS6160705A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | マレイミド系重合体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6160705A true JPS6160705A (ja) | 1986-03-28 |
JPH0471403B2 JPH0471403B2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=16132313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18324584A Granted JPS6160705A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | マレイミド系重合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6160705A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6479202A (en) * | 1987-09-22 | 1989-03-24 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Preparation of transparent heat-resistant resin |
KR100694459B1 (ko) | 2005-03-23 | 2007-03-12 | 주식회사 엘지화학 | 이미드 치환 공중합 수지의 제조방법 |
KR100708982B1 (ko) | 2005-04-20 | 2007-04-18 | 주식회사 엘지화학 | 이미드 치환 공중합 수지의 제조방법 |
KR100708990B1 (ko) | 2005-05-30 | 2007-04-18 | 주식회사 엘지화학 | 색상 및 열안정성이 우수한 말레이미드계 공중합 수지의제조방법 |
-
1984
- 1984-08-31 JP JP18324584A patent/JPS6160705A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6479202A (en) * | 1987-09-22 | 1989-03-24 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Preparation of transparent heat-resistant resin |
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Publication number | Publication date |
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JPH0471403B2 (ja) | 1992-11-13 |
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