JP3471037B2 - 耐熱性熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
耐熱性熱可塑性樹脂組成物Info
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Description
良された熱可塑性樹脂組成物に関する。さらに詳しく
は、芳香族ビニル、不飽和ニトリル、N置換マレイミド
誘導体単位からなる共重合体、芳香族ビニル、N置換マ
レイミド誘導体単位からなる共重合体、芳香族ビニル、
不飽和ニトリル単位からなる共重合体および、ゴム質重
合体存在下に不飽和ニトリル、芳香族ビニルおよび、ま
たはN置換マレイミド誘導体からなる単量体を重合した
グラフト共重合体からなる樹脂組成物に関する。
分野において、軽量化、省エネルギー化の目的で特に板
金製の部品の一部を樹脂化することが試みられている。
たとえばポリカーボネートとABS樹脂とのアロイや変
性PPEなどの耐熱耐衝撃性樹脂が使用されている。
重合体(AS樹脂)は、耐薬品性に優れ、かつ高い機械
的強度を有する透明な熱可塑性樹脂であって,ABS樹
脂などと混和性も良好で、成形加工材料として広く使用
されているが、耐熱性に劣るため、高温で使用する用途
には不適当であるという欠点があった。このAS樹脂の
耐熱性を向上させる方法としては、例えば分子鎖中にα
−メチルスチレン単位あるいは無水マレイン酸単位を導
入する方法が知られているが、これらの方法では耐熱性
向上に限界があり、得られた樹脂が高温で分解し、物性
の低下を生じる上、ブロー成形法を採用して大型成形品
を製造する場合には、該α−メチルスチレンの熱分解に
起因するドローダウンが激しく、採用できないなどの欠
点があった。
欠点を改良する目的で、アクリロニトリルとスチレンと
の共重合体の分子鎖中に,N−アリルマレイミド単位を
導入することにより、耐熱性を改良する方法が提案され
ている。(米国特許第3,652726号、米国特許第3,766,14
2 号、特公昭62-50357号、特開昭63-14740、特公平1-34
961 )。
ル,N−アリルマレイミドの三元共重合体においては共
重合反応性比に強く支配され,共重合体中のN−アリル
マレイミドの割合を増加するには限界があり、耐熱性不
足の問題が生じる。また、スチレンとN−アリルマレイ
ミド共重合体によって耐熱性を向上する試みも行われて
いる(高分子論文集36、447(1979)、特開昭57-98536)。
この二元共重合体の場合には耐熱性は向上するが機械的
強度の低下が大きい。
含有する三元共重合体とスチレン−アクリロニトリル共
重合体(AS樹脂)の樹脂組成物、N−アリルマレイミ
ド単位を含有する二元共重合体とスチレン−アクリロニ
トリル共重合体(AS樹脂)の樹脂組成物がしられてい
るがそれぞれ耐熱不足、および機械的強度不足が問題と
なっている。
含有する三元共重合体とABS樹脂からなる樹脂組成
物、N−アリルマレイミド単位を含有する二元共重合体
とABS樹脂組成物からなる樹脂組成物がしられている
がそれぞれ耐熱不足、および機械的強度不足が問題とな
っている。
事情の下で、耐熱性、耐衝撃性に優れた主としてN置換
マレイミド誘導体単位からなる共重合体を含む樹脂組成
物を提供することを目的とするものである。
の改良を鋭意検討した結果、芳香族ビニル、不飽和ニト
リル、N置換マレイミド誘導体単位からなる三元共重合
体、芳香族ビニル、N置換マレイミド誘導体単位からな
る二元共重合体、芳香族ビニル、不飽和ニトリル単位か
らなるAS共重合体および、ゴム質重合体の存在下に不
飽和ニトリル、芳香族ビニルおよび、またはN置換マレ
イミド誘導体からなる単量体を重合したグラフト共重合
体を用いた場合に耐熱性、耐衝撃性共に優れた樹脂組成
物が得られることを見いだし本発明に至った。
ニトリル、N置換マレイミド誘導体単位からなる三元共
重合体と芳香族ビニル、N置換マレイミド誘導体単位
からなる二元共重合体からなる熱可塑性樹脂組成物、
芳香族ビニル、不飽和ニトリル、N置換マレイミド誘導
体単位からなる三元共重合体と、芳香族ビニル、N置
換マレイミド誘導体単位からなる二元共重合体および
芳香族ビニル、不飽和ニトリルからなるAS共重合体と
からなる熱可塑性樹脂組成物、芳香族ビニル、不飽和
ニトリル、N置換マレイミド誘導体単位からなる三元共
重合体と、芳香族ビニル、N置換マレイミド誘導体単
位からなる二元共重合体と芳香族ビニル、不飽和ニト
リルからなるAS共重合体および/またはゴム質重合
体の存在下、芳香族ビニル、不飽和ニトリルおよび/ま
たはN置換マレイミド誘導体単位からなる単量体を重合
したグラフト共重合体とからなる熱可塑性樹脂組成物で
ある。
和ニトリル,N−置換マレイミド誘導体単位からなる三
元共重合体を用いる。共重合体を形成する芳香族ビニル
化合物としてはスチレン、オルトメチルスチレン、ジメ
チルスチレン、パラメチルスチレン、αメチルスチレン
などまたはその混合物が用いられる。不飽和ニトリル化
合物としてはアクリロニトリル、メタアクリロニトリル
などが用いられる。N置換マレイミド誘導体としてはN
メチルマレイミド、Nエチルマレイミド、Nフェニルマ
レイミド、Nオルソクロロマレイミド、Nシクロヘキシ
ルマレイミド、Nメチルフェニルマレイミドなどがもち
いられる。共重合体中に含まれる各構成単位の割合は芳
香族ビニルが40−60wt%、不飽和ニトリル15−
25wt%,N−置換マレイミド誘導体10−40wt
%が好ましく、GPCで測定した共重合体の重量平均分
子量(Mw)は5−20万が好ましい。本発明の三元共
重合体は過酸化物の存在下、乳化重合、懸濁重合、塊状
重合等、通常のラジカル重合によって得られるが特に連
続塊状重合法によるのが好ましい。 [二元共重合体]本発明においては芳香族ビニル、N−
置換マレイミド誘導体単位からなる二元共重合体を用い
る。共重合体を形成する芳香族ビニル化合物としてはス
チレン、オルトメチルスチレン、ジメチルスチレン、パ
ラメチルスチレン、αメチルスチレンなどまたはその混
合物が用いられる。N置換マレイミド誘導体としてはN
メチルマレイミド、Nエチルマレイミド、Nフェニルマ
レイミド、Nオルソクロロマレイミド、Nシクロヘキシ
ルマレイミド、Nメチルフェニルマレイミドなどがもち
いられる。共重合体中に含まれる各構成単位の割合は芳
香族ビニルが60−40wt%、N−置換マレイミド誘
導体40−60wt%が好ましく、GPCで測定した共
重合体の分子量は5−20万が好ましい。本発明の二元
共重合体は過酸化物の存在下、乳化重合、懸濁重合、塊
状重合等、通常のラジカル重合によって得られるが特に
連続塊状重合法によるのが好ましい。 [AS共重合体]本発明においては芳香族ビニルと不飽
和ニトリルからなるAS共重合体をもちいる。芳香族ビ
ニルとしてはスチレン、オルトメチルスチレン、ジメチ
ルスチレン、パラメチルスチレン、αメチルスチレンな
どまたはその混合物が用いられる。不飽和ニトリル化合
物としてはアクリロニトリル、メタアクリロニトリルな
どが用いられる。共重合体中に含まれる芳香族ビニル単
位がが75−55wt%、不飽和ニトリル単位が25−
45wt%が好ましい。GPCで測定した共重合体の重
量平均分子量(Mw)は5−20万が好ましい。本発明
のAS共重合体は過酸化物の存在下、乳化重合、懸濁重
合、塊状重合等、通常のラジカル重合によって得られる
が特に連続塊状重合法によるのが好ましい。 [耐衝撃性ゴム補強共重合体]本発明においてはゴム質
重合体の存在下、芳香族ビニル、不飽和ニトリル、N置
換マレイミド誘導体からなる単量体単独、または二種以
上を重合して得られるゴム補強共重合体が用いられる。
ゴム補強共重合体の組成は、ゴム質重合体30−50重
量%、芳香族ビニル単位20−40重量%、不飽和ニト
リル単位10−20重量%、N−置換マレイミド単位0
−10重量%が好ましい。
続溶液重合、連続塊状重合、懸濁重合、乳化重合により
製造することが出来る。(USP3652726 ,特開平3-20
5411)共重合体を形成する芳香族ビニル化合物としては
スチレン、オルトメチルスチレン、ジメチルスチレン、
パラメチルスチレン、αメチルスチレンなどまたはその
混合物が用いられる。不飽和ニトリル化合物としてはア
クリロニトリル、メタアクリロニトリルなどが用いられ
る。N置換マレイミドとしてはNメチルマレイミド、N
エチルマレイミド、Nフェニルマレイミド、Nオルソク
ロロマレイミド、Nシクロヘキシルマレイミド、Nメチ
ルフェニルマレイミドなどがもちいられる。
スチレン−ブタジエンゴム、アクリル酸エステルを主成
分とする共重合体、エチレン−プロピレンゴム、等を耐
衝撃改良剤として用いる事が出来る。本願発明の熱可塑
性樹脂組成物は、三元共重合体5−95重量%、好まし
くは60−90重量%、二元共重合体5−95重量%、
好ましくは10−40重量%からなる熱可塑性樹脂組成
物,三元共重合体20−75重量%、二元共重合体5−
30重量%,AS共重合体20−75重量%からなる熱
可塑性樹脂組成物、及び三元共重合体20−60重量
%、二元共重合体5−30重量%,AS共重合体0−6
0重量%、耐衝撃性ゴム補強共重合体10−40重量%
からなる熱可塑性樹脂組成物である。
上記三元共重合体、二元共重合体,AS共重合体、耐衝
撃性ゴム補強共重合体の相溶性が良く、各々の共重合体
が熱可塑性樹脂中に均一分散することが重要である。本
願発明の共重合体の最適共重合体組成範囲は三元共重合
体においては芳香族ビニル単位40−60wt%、不飽
和ニトリル単位15−25wt%、N置換マレイミド誘
導体単位10−40wt%からなる共重合体であり、二
元共重合体においては芳香族ビニル単位60−40wt
%、N置換マレイミド誘導体単位40−60wt%から
なる共重合体であり、AS共重合体においては芳香族ビ
ニル単位75−55wt%、不飽和ニトリル単位25−
45wt%からなる共重合体であり、耐衝撃性ゴム補強
共重合体においてはゴム質重合体30−50wt%、芳
香族ビニル単位20−40wt%、不飽和ニトリル単位
10−20wt%およびまたは、N置換マレイミド誘導
体単位0−10wt%からなるグラフト共重合体が好ま
しい。
は、上記三元共重合体、二元共重合体,AS共重合体、
耐衝撃性ゴム補強共重合体を特定の割合で、一軸押出
機、二軸押出機、ニーダー、バンバリーミキサー等熱可
塑性樹脂の従来の溶融混練、配合装置を用いて溶融混練
することにより得ることができる。加熱溶融温度はポリ
マー温度で260−300℃の範囲が好ましい。混練時
間は共重合体の混合分散が十分であるように設定する必
要があるが通常30秒−30分で十分である。
様について説明する。実施例中に記載した物性の測定法
は 耐熱変形温度(VSP(ビカット軟化点)、HDT):
ASTM−D1525に準拠した方法で測定した。 耐衝撃強度:ASTM−D256に準拠した方法で23
℃で測定した。(Vノッチ、1/4インチ試験片) 引張強度、引張伸び:ASTM−D638に準拠した方
法で測定した。 下記条件にて射出成形を行い、物性測定試験片を得た。
部、スチレン36重量部、N−フェニルマレイミド20
重量部、エチルベンゼン30重量部,t−ブチルパーオ
キシイソプロピルカーボネート0.02重量部からなる
単量体混合物を空気と接触を断った状態で調合し連続的
に1.26L/hrの速度で反応容積1.9Lの完全混
合反応機と0.5Lの層流反応器三機を直列に並べた重
合層に供給した。重合温度は完全混合反応機で108℃
層流反応機で110−140℃の条件である。なお第ニ
層流反応機の上流にスチレン10重量部を添加混合し
た。ついで固形分50重量%の重合体溶液を265℃に
加熱すると同時に20トールの減圧室に導き脱気を行
い、溶融重合体を取り出し冷却固化し共重合体A−1を
得た。 [二元共重合体:A−2]撹拌機付きオートクレーブに
脱イオン水120重量部、乳化剤としてラウリル硫酸ナ
トリウム2重量部、および開始剤として過硫酸カリウム
2.8重量部を仕込み60℃に昇温した。つぎにスチレ
ン49.6重量部、N−フェニルマレイミド50重量
部、t−ドデシルメルカプタン0.4重量部からなる単
量体溶液を連続的に7時間添加し60℃で反応した。添
加終了後さらに二時間反応した。単量体の重合添加率は
98%であった。重合後塩析、乾燥処理し共重合体A−
2を得た。 [AS共重合体:A−3]アクリロニトリル33.4
部、スチレン42.5部、エチルベンゼン24.1部,
αメチルスチレンダイマー0.3部、t−ブチルパーオ
キシイソプロピルカーボネート0.01部からなる単量
体混合物を空気と接触を断った状態で調合し連続的に完
全混合反応器に供給した。重合温度は142℃に調整し
た。平均滞留時間は1.65時間とした。重合率60%
ポリマー濃度50%の溶液を連続的に反応器から抜き出
し、熱交換器にて160℃に加熱し、真空度60トール
で脱揮し反応混合物中のポリマー濃度を65%にし第一
分離槽から排出した。次に第二分離槽へ移送した。熱交
換器にて260℃に反応混合物を加熱し、真空度32ト
ールで脱揮し反応混合物中の揮発性成分の含有量を0.
7%、ポリマー成分99.4%にし排出しペレット状の
製品を得た。揮発性成分はスチレン480ppm、アク
リロニトリル80ppm、エチルベンゼン150pp
m、アクリロニトリル−スチレンの二量体、三量体から
なるオリゴマー5000ppm、共重合体のアクリロニ
トリル単位は37.3重量%、スチレン単位は62.7
重量%、からなる共重合体A−3を得た。 [耐衝撃性ゴム補強共重合体:B−1]ブタジエンゴム
(日本ゼオン製ポリブタジエンラテックス、粒子径30
00A)40重量部、ジヘキシルコハク酸ナトリユウム
0.05重量部、過硫酸アンモニュウム0.02重量
部、水200重量部からなる水溶液30Lを6L反応機
に仕込、内温を70℃にコントロールした。ついでアク
リロニトリル30重量%、スチレン70重量%、からな
る単量体混合物をこの反応機に連続的に2時間添加し添
加終了後さらに6時間反応を継続した。反応率は97%
であった。(共重合体B−1) [耐衝撃性ゴム補強共重合体:B−2]第一段の重合と
してメチルメタクリレート80重量%とブチルアクリレ
ート20重量%とからなる単量体混合物10重量部を、
第二段の反応としてブチルアクレート99重量%、トリ
アリルイソシアアヌレート1.0重量%からなる単量体
混合物63重量部を、第三の重合としてアクリロニトリ
ル40重量%、とスチレン60重量%からなる単量体混
合物27重量部を用い、75℃で通常の乳化重合を行い
反応率98%で共重合体B−2を得た。
重合体,AS共重合体、耐衝撃性ゴム補強共重合体を表
1,2に記載する特定の割合で配合し、ブレンダーで予
備ブレンドした後、二軸押出機(中谷機械,AS30)
を用いてシリンダー温度260℃で溶融混練した。結果
を表に示す。
どの分野において、有用な耐熱、耐衝撃性樹脂組成物を
提供する。
Claims (3)
- 【請求項1】芳香族ビニル、不飽和ニトリル、N置換
マレイミド誘導体単位からなる共重合体と芳香族ビニ
ル、N置換マレイミド誘導体単位からなる共重合体から
なる熱可塑性樹脂組成物 - 【請求項2】芳香族ビニル、不飽和ニトリル、N置換
マレイミド誘導体単位からなる共重合体と、芳香族ビ
ニル、N置換マレイミド誘導体単位からなる共重合体お
よび芳香族ビニル、不飽和ニトリルからなる共重合体
とからなる熱可塑性樹脂組成物 - 【請求項3】 芳香族ビニル、不飽和ニトリル、N置
換マレイミド誘導体単位からなる共重合体と、芳香族
ビニル、N置換マレイミド誘導体単位からなる共重合体
と芳香族ビニル、不飽和ニトリルからなる共重合体お
よび/または ゴム質重合体の存在下、芳香族ビニル、不飽和ニトリ
ルおよび/またはN置換マレイミド誘導体からなる単量
体を重合したグラフト共重合体とからなる熱可塑性樹脂
組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24082192A JP3471037B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 耐熱性熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24082192A JP3471037B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 耐熱性熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0693154A JPH0693154A (ja) | 1994-04-05 |
JP3471037B2 true JP3471037B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=17065202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24082192A Expired - Lifetime JP3471037B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 耐熱性熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3471037B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001142335A (ja) | 1999-11-12 | 2001-05-25 | Hitachi Koki Co Ltd | 画像形成装置の定着装置および定着ローラ |
CN106366427B (zh) * | 2016-08-31 | 2019-11-22 | 天津市环宇橡塑股份有限公司 | 汽车传动轴防尘罩用胶料 |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP24082192A patent/JP3471037B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0693154A (ja) | 1994-04-05 |
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