JPS5943494B2 - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPS5943494B2
JPS5943494B2 JP56199720A JP19972081A JPS5943494B2 JP S5943494 B2 JPS5943494 B2 JP S5943494B2 JP 56199720 A JP56199720 A JP 56199720A JP 19972081 A JP19972081 A JP 19972081A JP S5943494 B2 JPS5943494 B2 JP S5943494B2
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清高 斉藤
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    • C08L2205/02Polymer mixtures characterised by other features containing two or more polymers of the same C08L -group

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱安定性、耐衝撃性及び耐熱水性にすぐれた熱
可塑性樹脂組成物、さらに詳しくはゴム状重合体に芳香
族ビニル単量体、不飽和ジカルボン酸無水物を含む単量
体混合物をグラフト重合させた共重合体にアンモニア及
び/又は第1級アミンを反応させたイミド基を有するゴ
ム変性イミド化重合体とゴム変性芳香族ビニル重合体と
の混合物を必須成分とする熱可塑性樹脂組成物に関する
従来からゴム状重合体に芳香族ビニル単量体、不飽和ジ
カルボン酸無水物およびその他のビニル単量体からなる
混合物をグラフト重合させた共重合体や、これにゴム変
性重合体をブレンドしたものが知られている。(特開昭
48−42091号、特開昭54−96555号)これ
ら不飽和ジカルボン酸無水物を共重合した共重合体は高
い熱変形温度を有しているが、共重合体連鎖中に不飽和
ジカルボン酸無水物に起因する酸無水物基が存在するた
めに高温時の水に対しては勿論のこと、熱に対しても化
学変化を起し分解しやすく射出又は押出加工する際に著
しい制約を受け、また加工品を水又は水蒸気に接触させ
たり高温下にさらしたりする場合、機械的物性、特に衝
撃強度の低下をひき起す欠点がある。また、USP3、
642、949号にはいわゆるABSに芳香族ビニル単
量体と不飽和ジカルボン酸無水物またはそのイミドとの
共重合体をブレンドしてなる組成物が開示されている。
しかしながらこのような組成物にあつては不飽和ジカル
ボン酸無水物を使用しても、また不飽和ジカルボン酸無
水物イミドを使用しても共に衝撃強度の低下が著しい。
本発明はゴム状重合体に芳香族ビニル単量体及び不飽和
ジカルボン酸無水物をグラフト共重合させてなる重合体
の酸無水物基をイミド化してなる重合体とゴム状重合体
に芳香族ビニル単量体及びシアン化ビニル単量体等をグ
ラフト共重合させてなる重合体とをブレンドすることに
より、耐衝撃性を低下させることなく、高い熱変形温度
を有し、かつ耐熱水性が改善された熱可塑性樹脂組成物
を得ることにはじめて成功したものである。本発明はA
成分、B成分及びC成分を配合してなる組成物であるが
、A成分、B成分ともゴム状重合体を含有したものであ
ることが必須要件であつて、これら両成分のいずれか一
方でもゴム状物質を含有しない場合は耐衝撃性が低下す
る。
本発明熱可塑性樹脂組成物はA成分とB成分のみからな
るものであつてもよいが、更にこれに芳香族ビニル単独
重合体又はこれとシアン化ビニル等との共重合体を80
重量%以下の範囲で混合しても、本発明熱可塑性樹脂組
成物のすぐれた諸特性が低下しないため、安耐な芳香族
ビニル系重合体をかなり大量に配合することができる利
点を有する。先ずA成分重合体及びその製法から説明す
る。
A成分重合体は3〜40重量?、好ましくは5〜30重
量%のゴム状重合体を含有する。ゴム状重合体としては
ブタジエン重合体、ブタジエンと共重合可能なビニル単
量体との共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エ
チレン−プロピレン−ジエン共重合体、ブタジエンと芳
香族ビニルとのプロツク共重合体、アクリル酸エステル
重合体及びアクリル酸エステルとこれと共重合可能なビ
ニル単量体との共重合体等が用いられる。A成分重合体
中のゴム成分が3重量?未満では耐衝撃性に劣り、40
重量%をこえると耐熱性及び成形加工性に劣るからであ
る。また、これらにグラフトさせる単量体は芳香族ビニ
ル単量体50〜90重量70、不飽和ジカルボン酸無水
物5〜40重量%及びこれらと共重合可能なビニル単量
体0〜30重量?からなるものであり、芳香族ビニルの
含有量が50重量%未満であると芳香族ビニル化合物の
特徴、特にスチレンの場合、成形性、寸法安定性が失な
われるからであり、不飽和ジカルボン酸無水物が5重量
70未満では耐熱性の向上がみられず、40重量?をこ
えると共重合体がもろくなり成形性が著しく悪くなる。
A成分を構成する茅香族ビニル単量体としてはスチレン
、a−メチルスチレン、ビニルトルエン、t−ブナルス
チレン、クロロスチレン等のスチレン単量体及びその置
換単量体であり、これらの中でスチレンおよびa−メチ
ルスチレンが特に好ましい。
不飽和ジカルボン酸無水物としてはマレイン酸、イタコ
ン酸、シトラコン酸、アコニツト酸等の無水物があり、
マレイン酸無水物が特に好ましい。
またこれらと共重合可能なビニル単量体としてはアクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、a−クロロアクリロ
ニトリル等のシアン化ビニル単量体、メチルアクリル酸
エステル、エチルアクリル酸エステル、ブチルアクリル
酸エステル等のアクリル酸エステル単量体、メチルメタ
クリル酸エステル、エチルメタクリル酸エステル等のメ
タクリル酸エステル単量体、アクリル酸、メタクリル酸
等のビニルカルボン酸単量体、アクリル酸アミド、メタ
クリル酸アミド、アセナフチレン及びN−ビニルカルバ
ゾール等であつてこれらの中でアクリロニトリル、アク
リル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリル酸、
メタクリル酸などの単量体が好適である。本発明のイミ
ド化反応に用いるアンモニアや第1級アミンは無水又は
水溶液のいずれの状態であつてもよく、また第1級アミ
ンの例としてメチルアミン、エチルアミン、n−プロピ
ルアミン、IsO−プロピルアミン、ブチルアミン、ペ
ンチルアミン、シクロヘキシルアミン等のアルキルアミ
ン、およびこれらのクロル又はプロム置換アルキルアミ
ン、アニリン、トリルアミン、ナフチルアミン等の芳香
族アミンおよびクロル又はプロム置換アニリン等のハロ
ゲン置換芳香族アミンがあげられる。
本発明においてゴム状重合体一芳香族ビニル一不飽和ジ
カルボン酸無水物系共重合体をアンモニア及び/又は第
1級アミンによりイミド化する際に触媒を存在させても
よい。
通常第3級アミンが用いられる。イミド化反応を溶液状
態又は懸濁状態で行なう場合は通常の反応容器、例えば
オートクレープなどを用いるのが好ましく、塊状溶融状
態で行なう場合は脱揮装置の付いた押出機を用いてもよ
い。
イミド化反応の温度は約80〜35『Cであり、好まし
くは100〜300℃である。80℃未満の場合には反
応速度が遅く、反応に長時間を要し実用的でない。
一方35『Cをこえる場合には重合体の熱分解による物
性低下をきたす。イミド化反応時に触媒を用いる場合、
第3級アミンとしてはトリメチルアミン、トリエチルア
ミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、N,N
ニジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン等があ
げられる。
不飽和ジカルボン酸共重合体を溶液状態でイミド化する
場合の溶剤としてはアセトン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン、アセトフエノン、シクロヘキサ
ノン、テトラヒドロフラン、トルエン、キシレン、クロ
ロベンゼン等がある。懸濁状態でイミド化する場合の媒
体としてはヘプタン、ヘキサン、ペンタン、オクタン、
2−メチルペンタン、シクロペンタン、シクロヘキサン
等の脂肪族炭素がある。次にB成分及びその製法につい
て説明する。
B成分において用いられるゴム状重合体はブタジエン単
独又はこれと共重合可能なビニル単量体よりなる重合体
、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体あるいはアク
リル酸エステル単独又はこれと共重合可能なビニル単量
体よりなる重合体がある。B成分の芳香族ビニル単量体
としてはスチレン、a−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、t−ブチルスチレン、クロロスチレン等のスチレン
単量体およびその置換単量体であり、これらの中でスチ
レン及びa−メチルスチレンなどの単量体が特に好まし
い。シアン化ビニル単量体としてはアクリロニトリル、
メタクリロニトリル、a−クロロアクリロニトリル等が
あり、特にアクリロホトリルが好ましい。
またこれらと共重合可能なビニル単量体としてはメチル
アクリル酸エステル、エチルアクリル酸エステル、ブチ
ルアクリル酸エステル等のアクリル酸エステル単量体、
メチルメタクリル酸エステル、エチルメタクリル酸エス
テル等のメタクリル酸エステル単量体、アクリル酸、メ
タクリル酸等のビニルカルボン酸単量体、アクリル酸ア
ミド、メタクリル酸アミド、アセナフチレンおよびN−
ビニルカルバゾール等があげられる。これらの中でメチ
ルメタクリル酸エステル、アクリル酸、メタクリル酸が
特に好ましい。B成分のグラフト共重合体の製法はゴム
状重合体3〜80重量?存在下に芳香族ビニル単量体4
0〜100重量%、シアン化ビニル単量体0〜40重量
%及び必要に応じ、これらと共重合体可能なビニル単量
体0〜40重量%からなる単量体混合物20〜97重量
?をグラフト共重合して得られる。
重合は公知のいずれの重合技術も採用可能であつて、例
えば懸濁重合、乳化重合の如き水性不均一重合、塊状重
合、溶液重合および生成重合体の非溶媒中での沈澱重合
等がある。次にC成分及びその製法について説明する。
C成分の芳香族ビニル単量体としてはスチレン、a−メ
チルスチレン、ビニルトルエン、t−ブチルスチレン、
クロロスチレン等のスチレン単量体及びその置換単量体
であり、これらの中でスチレンおよびa−メチルスチレ
ンが特に好ましい。シアン化ビニル単量体としてはアク
リロニトリル、メタクリロニトリル、a−クロロアクリ
ロニトリル等があり、特にアクリロニトリルが好ましい
〇これらと共重合可能なビニル単量体としてはメチルア
クリル酸エステル、エチルアクリル酸エステル、ブチル
アクリル酸エステル等のアクリル酸エステル単量体、メ
チルメタクリル酸エステル、エチルメタクリル酸エステ
ル等のメタクリル酸エステル単量体、アクリル酸、メタ
クリル酸等のビニルカルボン酸単量体、アクリル酸アミ
ド、メタクリル酸アミド、アセナフチレン、N−ビニル
カルバゾール、N−アルキル置換マレイミド、N−芳香
族置換マレイミド等があげられる。
本発明組成物は前記したA成分、B成分及びC成分を混
合したものであるが、その混合法に特に制限はなく、公
知の手段を使用することができる。
″その手段としては、例えばバンバリーミキサ一、タン
ブラーミキサ一、混合ロール、1軸又は2軸押出機等が
あげら彎。混合形態としては通常の溶融混合、マスター
ペレツト等を用いる多段階溶融混練、溶液のブレンド、
溶液、ラテツクスブレンドによる方法及び茅香族ビニル
を必須成分とする熱可塑性共重合体の存在下にグラフト
重合を行ない、組成物を得る方法等がある。A成分、B
成分、C成分の各成分をブレンドする割合はA成分が1
0〜90重量%、B成分が10〜90重量%、C成分が
0〜80重量?好ましくはO〜50重量eである。
このようにブレンド割合を限定した理由はA成分のすぐ
れた耐熱性、耐熱水性を保持しながら、成形性の低下を
防止し、さらに耐衝撃性を向上させ、他の物性もバラン
スよく保持するためにはB成分及びC成分を適正な配合
比でブレンドすることが必要である。また、本発明の組
成物にさらに安定剤、難燃剤、可塑剤、滑剤、ガラス繊
維や炭酸カルシウム等の充填剤、着色剤などを添力nす
ることも可能である。
本発明の組成物は熱安定性及び耐衝撃性を要求される用
途に使用され、例えば自動車部品、電気部品、家庭電気
機器等に好ましく用いることが出来る。さらに、耐熱水
性に優れているため、台所用品や飲食物用容器に使用す
るとよく、例えばシャーやポツトの材料として好適であ
る。以下、本発明をさらに実施例によつて説明する。
なお、実施例中の部、%はいずれも重量基準で表した。
実施例 1〜19 実験例 (1) ゴム状重合体に芳香族ビニル一無水マレイン酸系をグラ
フトさせた共重合体の製造攪拌器を備えたオートクレー
ブ中にスチレン(以下Stと略)75部、メチルエチル
ケトン(以下MEKと略)100部、小片状に切断した
ポリブタジエン10部を仕込み、系内を窒素ガスで置換
した後、室温で一昼夜撹拌しゴムを溶解させた。
温度を80′Cとした後、無水マレイン酸(以下MAH
と略)25部とベンゾイルパーオキサイド0.2部をM
EK3O部に溶解した溶液を6時間で連続的に添加した
。添加後さらに2時間温度を80℃に保つた。粘調な反
応液の一部をサンプリングしてガスクロマトグラフイ一
により未反応の単量体の定量を行ない重合率及び重合体
中のMAHの含有率を算出した。残りの反応液にMEK
l5O部を加え室温まで冷却し、これを激しく攪拌した
メタノール800部中に注ぎ、析出、淵別後乾燥し、白
色粉末状の重合体を得た。これを実験滝1とした。また
、第1表に示すように、原料種類及び仕込量を変えた以
外は実験/16.1と同様にしてグラフト共重合体を得
、実験滝2〜滝13とした。
実験例 (2) ゴム変性イミド化共重合体(A成分)の製造(1)の実
験滝1で得られた共重合体30部をオートクレープ中で
MEK7O部に溶解し、これに無水マレイン酸基に対し
1.02倍モル当量のアニリン7.12部、トリエチル
アミン0.1部を加え140℃で6時間反応させた。
反応溶液を室温まで冷却し、激しく撹拌したメタノール
300部に注ぎ析出、淵別、乾燥し、イミド化重合体A
成分を得た。C−13NMR分析より酸無水物基のイミ
ド基への転化率は99%であつた。同様に(1)の実験
滝2〜13で得られた共重合体もイミド化反応を行なつ
た。いずれの場合も酸無水物基のイミド基への転化率は
9870以上であつた。これらのゴム変性イミド化共重
体のそれぞれの符号を(1)の./161〜13に対応
して1〜@で表わす。実験例 (3) ゴム変性共重合体(B処分)の製造 実験屋9 ポリブタジエンラテツクス65部(固形分50%、平均
粒径0.35μ、ゲル含率90%)、ステアリン酸ソー
ダ1部、ソジウムホルムアルデヒドスルホキシレート0
.1部、テトラソジウムエチレンジアミンテトラアセチ
ツクアシツド0.03部、硫酸第1鉄0.003部及び
水200部を65゜Cに加熱し、これにAN3O%及び
St7O%よりなる単量体混合物35部、t−ドデシル
メルカプタン0.14部、キユメンハイドロパーオキサ
イド0.1部を4時間で連続添加し、さらに添加終了後
65゜Cで1.5時間重合した。
重合率は96%に達した。得られたフテツクスに酸化防
止剤を添加した後、塩化カルシウムで凝固し、水洗、乾
燥後白色粉末としてグラフト共重合体を得、実験滝Oと
した。実験/16[相] ポリブタジエンラテツクス65部とAN25%、St6
O%及びMMAl5%からなる単量体混合物35部とを
用いた以外は実験腐9と同様にしてグラフト共重合体を
得、実験腐@とした。
実1験./F6O ポリブタジエンラテツクス20部、ステアリン酸ソーダ
3部、ソジウムホルムアルデヒドスルホキシレート0.
3部、テトラソジウムエチレンジアミンテトラアセテイ
ツクアシツド0.1部、硫酸第1鉄0.01部及び水2
50部にAN3O%及びSt7O7Oよりなる単量体混
合物80部、t−ドデシルメルカプタン0.32部、キ
ユメンハイドロパーオキサイド0.3部を添加した以外
は実験滝9と同様にしてグラフト共重合体を得、実験/
169とした。
実験例 (4) 芳香族ビニルを必須成分とする熱可塑性共重合体(C成
分)の製造実験./160 AN25部、St75部、ステアリン酸ソーダ2,5部
、t−ドデシルメルカプタン0.6部及び250部を7
0′Cまで加熱し、これに過硫酸カリウム0.05部を
添加し重合を開始させた。
重合開始から5時間後にさらに過硫酸カリウム0.03
部添加し、温度を75゜Cに昇温して3時間保ち、重合
を完結させた。重合率は97%に達した。得られたラテ
ツクスを塩化カルシウムで凝固し、水洗、乾燥後白色粉
末の共重合体を得、実験./F6Oとした。実1験71
6@原料としてANl5部、MMAl5部及びSt7O
部を用いた以外は実験滝5と同様にして共重合体を得、
実験庸@とした。
実験7f6@ 原料としてAN28部及びa−MS72部を用いた以外
は実験屋Oと同様にして共重合体を得、実験滝[相]と
した。
実験例 (5) A成分、B成分及びC成分のブレンド A成分−B成分及びC成分を第2表に示した量比でブレ
ンドし、このブレンド物を30m7!Lφ脱揮装置スク
リユ一押出機により押出し、ペレツト化した。
ブレンド物にはそれぞれ0.2部のオクタデシル3−(
3,5−ジターシヤリブチル一4−ヒドロキシフエニル
)−プロピオネート(酸化防止剤)を含有させた。この
ようにして得られた組成物の物性を測定して第2表に示
した。
なお○で囲んだ数字はA成分、B成分、C成分のいずれ
かの製造例を示す実験滝である。比較例 1 実験例(1)の滝1で得られたイミド化処理されていな
いゴム変性無水マレイン酸共重合体50部、実験例(3
)のB成分の製造の実験7f60で得られたゴム変性共
重合体20部及び実験例(4)のC成分の製造の実験/
I6@で得られた芳香族ビニルを主成分とする共重合体
30部を実験例(5)に示す方法でブレンドし、得られ
た組成物の物性を測定し、第2表に示した。
比較例 2 ポリブタジエンを存在させない以外は実施例(1)と同
!にして得たSt−MAH共重合体を実験例(2)と同
様にしてイミド化共重合体を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 A成分:ゴム状重合体3〜40重量%に対し、芳香
    族ビニル単量体50〜90重量%、不飽和ジカルボン酸
    無水物5〜40重量%及びこれらと共重合可能なビニル
    単量体0〜30重量%からなる単量体混合物60〜97
    重量%をグラフト重合させた共重合体にアンモニア及び
    /又は第1級アミンを反応させたイミド基を有するゴム
    変性イミド化重合体:10〜90重量部と、B成物:ゴ
    ム状重合体3〜80重量%に対し、芳香族ビニル単量体
    40〜100重量%、シアン化ビニル単量体0〜40重
    量%及びこれらと共重合可能なビニル単量体0〜40重
    量%からなる単量体混合物20〜97重量%を共重合さ
    せたグラフト共重合体;10〜90重量部と、C成分:
    芳香族ビニル単量体40〜100重量%、シアン化ビニ
    ル単量体0〜40重量%及びこれらと共重合可能なビニ
    ル単量体0〜40重量%からなる共重合体;0〜80重
    量部とを含有してなる熱可塑性樹脂組成物。
JP56199720A 1981-12-11 1981-12-11 熱可塑性樹脂組成物 Expired JPS5943494B2 (ja)

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JP56199720A JPS5943494B2 (ja) 1981-12-11 1981-12-11 熱可塑性樹脂組成物
US06/385,203 US4504625A (en) 1981-12-11 1982-06-04 Thermoplastic resin composition containing iminated copolymer
GB08235057A GB2114574B (en) 1981-12-11 1982-12-08 Iminated graft copolymer and blends containing it
DE19823245852 DE3245852A1 (de) 1981-12-11 1982-12-10 Thermoplastische polymermasse, enthaltend ein imidgruppen aufweisendes copolymeres
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