JPS6160680A - 4−ヒドロキシ−7−イソプロピル−4−メチル−10−エチレンジオキシ−1,5(e)−ウンデカジエン - Google Patents

4−ヒドロキシ−7−イソプロピル−4−メチル−10−エチレンジオキシ−1,5(e)−ウンデカジエン

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JPS6160680A
JPS6160680A JP17939884A JP17939884A JPS6160680A JP S6160680 A JPS6160680 A JP S6160680A JP 17939884 A JP17939884 A JP 17939884A JP 17939884 A JP17939884 A JP 17939884A JP S6160680 A JPS6160680 A JP S6160680A
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Mine Fujimori
嶺 藤森
Yasuhiro Katsuta
泰裕 割田
Keiichi Takagi
恵一 高木
Minoru Iwamoto
実 岩本
Kunio Kojo
国雄 湖上
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T Hasegawa Co Ltd
Japan Tobacco Inc
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T Hasegawa Co Ltd
Japan Tobacco Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、BlLrtall(パーレイ)タバコから単
^1トされた公知7レーパー物質の合成中間体とじて又
、それ自体香料物質としても有用な従来文献未記載の新
規化合物である4−ヒドロキシ−7−インプロビル−4
−メチル−10−エチレンゾオキシーi、5(E)−ウ
ンデカンジエンに関する。
本発明は又、該化合物の製法及び利用にも関する。
更に詳しくは、本発明は下記式(、()で表わされる4
−ヒドロキシ−7−イソプロビル−4−メチル−10−
エチレンソオキシ−1,5(E)−ウンデカジエンに関
スル。
更に本発明は上記式(、()化合物を有効成分として含
有することを特徴とする持続性香気香味賦与乃至変調剤
にも関し、又、式(イ)化合物の製法にも関する。
本発明者ラバ、パーレータパコのフレーバー成分として
有用な公知化合物である下記式(1)で表わされる1、
4−エポキ7−7−インプロビルー4−メチル−5(E
)−ウンデセン−10−オンの新しい合成法を開発すべ
く研究を行った。
その結果、上記式CA)で表わされる従来文献未記載の
新規化合物4−ヒドロキシ−7−イソプロビル−4−メ
チル−10−エチレンソオキシ−1゜5(E)−ウンデ
カジエンが合成できることを発見し且つその合成に成功
した。更に鎖式(A)化合物が上記式(1)化合物の合
成中間体として有用であることを知った。
更に、本発明者らは、鎖式(A)化合物は、弱いウツデ
ィ系の匂いを伴った干し草を思わせる香気香味を有し且
つ優れた保留性を有すること、及び工業的に容易且つ安
価に製造できること、更に、鎖式(/i)化合物は各種
の香料組成物の持続性香気香味賦与乃至変調剤として有
用であることを発見した。
本発明の上記式(A)化合物は、各種の香料組成物、例
えば、ローストナツツ系、スパイ系、ローストビーフ系
、洋酒系、タバコ系、フラワー系、グリーン系、ムスク
系、ウッド系などの香料組成物に配合して、持続性の香
気香味賦与乃至変調剤として利用できる有用な化合物で
あり、又、上記式(A)化合物は、他の有様合成中間体
、特に例えば上述のタバコフレーバーとして有用な上記
式(11化合物の合成中間体としても有用な新規化合物
であることがわかった。
従って本発明の目的は、従来文献未記載の前記式(A)
化合物及びその製法を提供するにある。
本発明の他の目的は、前記式(、()化合物を、有効成
分として含有することをlrf徴とする持続性香気香味
賦与乃至変調剤ならびに上記式+11化合物の合成中間
体を提供するにある。
本発明の上記目的ならびに更に多くの他の目的ならびに
利点は以下の記載から一層明らかになるであろう。
本発明の下記式(/i) で表わされる4−ヒドロキシ−7−インプロビル−4−
メチル−10−二チレンツオキシ−1,5(E)−ウン
デカジエンは、例えば、以下のようにして合成すること
ができる。
5−インプロビル−3,8−ノナツエン−2゜8−ジオ
ンから容易に合成できる下記式(3)で表わされる5−
イソプロビル−8−エチレンソオキシー3−ノネン−2
−オンを、有機溶媒中、i\/MQX  (式中、Xは
ハロダン原子を示す)で表わされるハロゲン化マグネシ
ウムアリルと接触させて下記式(、() で表わされる本発明4−ヒドロキシ−7−イソプロビル
−4−メチル−10−エチレンソオキシー115 <E
)−ウンデカツエンを容易に合成することができる。
本発明の従来文献未記載の上記式(A)新規化合物を利
用して、パーレイタバコから単離されたフレーバー物質
として公知の上記式(111,4−エポキシ−7−イソ
プロビル−4−メチル−5(E)−ウンデセン−10−
オンを合成するKは、例えば、上記式(7)化合物を、
有機溶媒中、9−?ラービシクロ(3,3F1)ノナン
(9138N)と接触させた後、アルカリ及び過酸化水
素水と接触させて下記式(2) で表わされる5−インプロビル−8−メチル−2−エチ
レンソオキシー6−ウンデセン−8,11−ソオールを
合成し、得られた上記式(2)化合物を、有機溶媒中、
例えば無機酸と接触させることによシ容易に合成するこ
とができる。従来、上記式(1)化合物の合成法として
は、例えば、Ih1veticαChimイca  A
cta  Vol  5 8  、FasC,6(19
75)に記載の方法が知られているが、必らずしも満足
できる方法ではない。
本発明の式(7)化合物の製造例および上記式(11の
製造例を包含して工程図で示すと、以下のように表わす
ことができる。
(A) +l) 本発明によれば、上記式(1)4−ヒドロキシ−7−イ
ンプロビル−4−メチル−10−二チレンツオキシ−1
、5(Aり一つンデカソエンは、例えばIhtv、 c
him、αatα、、  1867 (1975)K記
載の方法により容易に合成できる前記式(3)5−イソ
プロピル−8−エチレンジオキシ−3−ノネン−2−オ
ンを、例えば、有様溶媒中、ノ\/MQX で表わされ
るハロダン化マグネシつム了りルと接触させるととKよ
シ容易に工業的に合成することができる。
上記反応に用いるハロゲン化マグネシウムアリルとし又
は、例えば臭化マグネシウムアリル、塩化マグネシウム
アリル、ヨウ化マグネシウムアリル等を好ましく例示す
ることができる。これらハロゲン化マグネシウムアリル
の使用量としては、前記式(3)化合物に対して、例え
ば約1〜約5モル程度の範囲の使用量を挙げることがで
きる。ハロゲン化マグネシウムアリルは、常法に従って
例えば、ハロダン化アリルと金属マグネシウムとを有機
溶媒、例えばエーテル、テトラヒドロ7ランなどの溶媒
中で反応させることにより容易に調製することができる
式(3)化合物とハロゲン化マグネシウムアリルの反応
に使用する有機溶媒としては、例えば、テトラヒドロフ
ラン、ツメチルエーテル、ジエチルエ−チル、ベンゼン
、トルエンなどが例示スルコトができる。これら有機溶
媒の使用量は、適宜に選択できるが、前記式(3)化合
物に対して例えば、約0.5〜約10重量倍程度の範囲
を例示することができる。
上記反応の温度及び時間も適当に選択でき、例えば、約
20°〜約70℃程度の範囲の温度及び約1〜約50時
間程度の範囲の時間で容易に行うことができる。反応終
了後は、例えば、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液
中に注ぎ、有機溶媒で抽出して、有機溶媒層を食塩水で
洗浄し、乾燥後濃縮することKより容易に前記式(イ)
化合物を得ることができる。
上述のようにして得ることのできる本発明の新規化合物
式(A)4−ヒドロキシ−7−イソグロビルー4−メチ
ルー10−エチレンソオキシ−1゜5 (E)−ウンデ
カツエンを利用して、タバコのフレーバー成分として有
用な公知化合物前記式(11%式% ルー5(E)−to−オンを二工程で容易に合成するこ
とができる。
前記式(11化合物を合成するには、前記式(、()化
合物を例えば、有機溶媒中、9−ボラ−ビシクロ(3,
3,1)ノナンと接触せしめ、次いでアルカリ及び過酸
化水素水と接触させることKよシ前記式(2)5−イン
プロビル−8−メチル−2−エチレンソオキシ−6−ウ
ンデセン−8,11−ノオールに転化することができる
。更に、前記式(2)化合物を、有機溶媒中、酸触媒の
存在下に接触反応させて、閉環することによシ前記式(
1)化合物を容易に合成することができる。
上記水利反応に使用する9−ボラビシクロ(3゜3.1
)ノナンの使用量としては、例えば前記式(、()化合
物に対して、約1〜約2モル程度の範囲を例示すること
ができる。又、過酸化水素水の使用量どしては、例えば
前記式(/l)化合物に対して約lO〜約100モル程
度の使用量を挙げることができる。又、使用するアルカ
リとしては、例えばNa0B、KOH,LiOH1どの
如きアルカリが例示でき、これらアルカリの使用量は適
宜に選択でき、前記式L4)化合物に対して、例えば、
約1〜約10モル程度の範囲を挙げることができる。か
かるアルカリは、通常は水溶液として用いられるが、そ
の濃度は、例えば、約1〜約5規定濃度が好適である。
又、過酸化水素水の濃度も適当に選択でき、たとえば、
通常市販されている35%程度のものを使用することが
できる。更に、この反応に使用する有れ1溶媒の例とし
ては、例えば、テトラヒドロフラン、クライムソゲライ
ムなどを挙げることができる。かかる有機溶媒の使用量
には、特別の制約はなく適宜選択して行うことができる
が、前記式(A)化合物に対して、例えば、約2〜約5
0重!@程度の範囲が例示できる。
上記9−ボラビシクロ(313+1)ノナンと前記式(
A)との接触条件としては、例えば、約−78°〜約5
0℃程度の温度範囲及び例えば、約1〜約20時間の反
応時間を例示することができる。又、アルカリの存在下
に行われる過酸化水素水との接触反応は、飼えば、約2
0°〜約60℃程度の温度範囲で、例えば、約1〜約6
時間程度で行うことができる。反応終了後は、例えばソ
クロルメタンの如き有機溶媒で抽出し、溶媒層を水洗浄
後乾燥して、例えばカラムクロマトでmiして前記式(
2)化合物を得ることができる。
閉環反応は、上述のようにして得ることのできる前記式
(2)化合物を、有機溶媒中、@融媒と、例えば、約0
6〜約40℃程度の温度範囲で約2〜約20時間程度の
範囲の時間接触させることによシ容易に行うことができ
る。
酸だ媒の例としては、例えば、塩酸、像酸、ノラートル
エンスルホン酸、リン酸などの如き酸類を例示すること
ができる。これらの酸触媒の使用け、は適当に選択でき
るが、前記式(2)化合物に対して約1〜約50重4L
’X程度の範囲を例示することができる。又、有機溶媒
としては、アセトン、メチルエチルケトン、テトラヒド
ロフラン、などの如き有機溶媒を挙げることができる。
これら有機溶媒の使用量は、適宜選択して行うことがで
きるが、例えば、前記式(2)化合物に対して、約1〜
約50言え倍程度の範囲が例示できる。反応終了後は、
反応液を、例えば、炭酸水素ナトリウムの如きアルカリ
水溶液で中和技、エーテル抽出してエーテル層を水洗浄
後乾燥して、向えば、カラムクロマトにより精製して前
記式(11化合物を容易に得ることができる。
本発明の新規化合物式(、()4−ヒドロキシ−7−イ
ンプロビル−4−メチル−1O−エチレンソオキシ−1
、5(E)−ウンデカツエンは、上述のようにタバコの
フレーバー成分の合成中間体として有用ばかりでなく、
それ自身で持続性香気香味賦与乃至変調剤として有用で
あるこ−とが発見された。鎖式(A)化合物は、ウツデ
ィ系の匂いを伴った干し草を思わせる香気香味を有し且
つ優れた保留性を有する新規化合物でちって、特に各種
の飲食品、香粧品類、保健・衛生・医薬品などの香気香
味賦与乃至変調剤として優れた持続性及びユニークな香
気香味を有する。
本発明の式(A)の4−ヒドロキシ−7−イソプロビル
ー4−)fルーlO−エチレンソオキシ−1,5(E)
−ウンデカノエンは、各種の合成香料、天然香料、天然
精油、合成精油、柑橘油などと良く調和し、式(A)化
合物を利用して新規な香料組成物が調製できる。よシ具
体的には、式CA)化合物を例えば、ベルガモツト油、
レモン油、ゼラニウム油、ラベンダー油、マンダリン油
などの合成精油中に配合すると、天然精油が本来有する
香気香味にマイルドでこくがあシ且つ持続性おる改良効
果を合成精油に賦与することができる。マタ、例えば、
オレンジ、ライム、レモン、グレープフルーツなどの如
き柑橘精油類;ラベンダー油、ベチバー油、シダーウッ
ド油、シトロネラ油、ゼラニウム油、ラパンソン油、サ
ンダル油などの如き天然精油;に対しても良く調和し、
その精油の特徴を強調することができ、まろやかでこく
がちり天然らしさを有し、加えてすぐれた持続性のある
新規な香料組成物を調製することができる。更に1例え
ば、各種合成香料、天然香料、天然産1°j油、柑橘油
などから調整される例えば、ストロベリー、レモン、オ
レンジ、グレープフルーツ、アップル、ノ!イナツプル
、バナナ、メロンなどの如きフレーバー組成物に配合す
るとマイルドでこくのある天然らしさかあシ且り持続性
の強調された香料組成物が調製できる。上記式L4)化
合物の配合量は、その目的及び配合される香気香味組成
物によっても異なるが、例えば、一般的には全体の約0
.001〜約30重量%程度の範囲を例示することがで
きる。
斯くして、本発明によれば、式(イ)化合物を有効成分
としてなる持続性香気香味賦与乃至改良補強剤が提供で
き、核剤を利用して、式(A)化合物を香気香味成分と
して含有することを% t<とする飲食物類、式(イ)
化合物を香気成分として含有することを特徴とする香粧
品類、式(/1)化合物を香気香味成分として含有する
ことを%黴とする保健・衛生・医薬品類等を提供するこ
とができる。
例えば、果汁飲料類、果実酒類、乳飲料類、炭酸飲料の
如き飲料類;アイスクリーム類、シャーベット類、アイ
スキャンデー類の如き冷菓類:和・洋菓子類、ジャム類
、グ・ニーインがム類、75ノ類、コーヒー、ココア、
紅茶、お茶の如き嗜好品類:和風スープ類、洋風スープ
類の如きスープ類;In調味料、各種インスタント飲料
乃至食品類、各種スナック食品類などに、そのユニーク
な香気香味賦与できる適当量を配合した飲食物類を提供
できる。又例えば、シャンプー類、ヘアクリーム類、ポ
マード、その他の毛髪用化粧料基剤;オシロイ、口紅、
その他の化粧用基材や化粧用洗剤類基剤などに1そのユ
ニークな香気を賦与できる遇’4を配合した化粧品類が
提供できる。更に又、洗清用洗剤類、消毒用洗剤類、防
臭洗剤類、室内芳香剤その他各種の保健・衛生用洗剤類
:歯みがき、ティッシュ−、トイレットイーパーなどの
各種の保健・衛生材料類;医薬品の服用を容易にするた
めの矯味、賦香剤など保健・衛生・医薬品類に、そのユ
ニークな香味を賦与できる適当量を配合もしくは施用し
た保健・衛生・医薬品類を提供できる。
さらに(、f)化合物は、たばこの香喫味改良剤として
望ましい適性を有する。
すなわち香喫味に欠は刺激を有する種々のたばこ原料K
(A)化合物を添加し、これらの香喫味について評価試
験を行ったところ、(イ)化合物はたばこ本来の香シと
よく調和し、香りに丸味を持たせ、たばこらしさを強調
させ、刺激を抑え、更にこれらの効果に持続性のあるこ
となど多くの優れた効果を有することが判明した。
(A)化合物をたばこ原料に添加する時期及び手段は特
に限定されるものではなく、他の通常使用される香料と
同様にエタノール等の有機溶剤に溶かした後、たばこ刻
みに添加して使用でき、その他紙巻たばこ製造用の材料
品例えば巻紙、糊或いはフィル、ター等に含有させると
とKよっても香喫味改良の効果をあげることができる。
(A)化合物を適用しうるたばこの8i類についても特
に制限はなく、通常の葉たばこを原料として製造される
再生たばこ、天然の繊維或いは植物の組織培養物を用い
製造される合成たばこ等に対してもこれらの製造工程中
又は製品化された後、(/I)化合物を添加することに
よシ、これらの香喫味を著しく改良することができる。
(A)化合物の添加量は極く微量で良く、たばこ又はた
ばこ製造用材料品に対し、o、oooot〜0.011
重量望ましくはO,OO01〜O,OO1重量にの添加
で充分な効果が得られるので経済的にも大きな利点があ
る。
以下に実施例を掲げて、本発明の式CA)化合物の製造
例及び利用例についての数坏様を、更に詳細に説明する
実施例1 4− ヒl’0−1+−シー7−イツプロビルー4−メ
チル−10−エチレンソオキシー1,5(E)−ウンデ
カツエン(A)の合成 フラスコ中にテトラヒドロフラン4omt、l):マグ
ネシウム1.8 t (0,078モル)を仕込み、ア
リルクロリド5.7 F (0,075モル)とテトラ
ヒドロ7ラン6−の混合溶液を209C〜30℃の温度
下に1時間かけて滴下した。その後20分間室温(20
℃)でかくはんした後、5−イノプロピル−8−エチレ
ン−ジオキシ−1r s (E)−ウ゛ンデカソエン1
2r(o、osモル)とテトラヒドロフラン10−の混
合溶液を10℃で1時間かけて滴下した。滴下後室温で
10時間かく杖んし、更に50°〜60℃で5時間反応
を行った。反応終了後、反応液を冷却し、飽和塩化アン
モニウム水浴液に注ぎ、エーテルで2回抽出する。エー
テル層を食塩水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
し濃縮して減圧下に蒸留して沸点1100〜115℃1
0.5顛H(1を有する式(A)化合物10fを得た。
収率70,2%。
NAfR(ppm):  0.84 (3H)、0.9
3(3H) 、 L31  (3H)、 1.3  a
  (sHン、1.16〜L95 (6H)、132 
(2H)、3.92 (4H)、4.90〜6.28(
5H)JR(cR−1):3460,1620,105
7゜992.989,945,916,858参考例1 5−インプロビル−8−メチル−2−エチレンソオキシ
ー6−ウンデセン−8,11−ソオール式%式% フラスコ中に9−E13N (9−yラービシクロ(3
1311)ノナ7トルエン河液)を16−(8,0請n
or)を仕込み、−5℃〜O℃の温度下に5−インプロ
ビル−8−メチル−2−エチレンノオキシー6−ウンデ
セン−8,11−ソオール1.41o f (5,0m
mol)とテトラヒトa7ラン10−の混合溶液を15
分かけて滴下した。同温で2時間かきまぜる。反応終了
後、反応液に3NNαOH5dz 405 arts 
 35%I!、0.7−を加え45℃で2時間加熱反応
した。反応終了後、反応液にソクロルメタンを加え抽出
し、ソクロルメタン層を水洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、シリカケ゛ルカラムクロマト(、−ヘキサン/
酢酸エチル=1/1 )で精製し式(2)化合物を81
7m9(収率545%)を得た。
参考例2 1.4−エポキシ−7−イソプロビル−4−メチル−5
(E)−10−オン式(1)の合成フラスコ中に式(2
1646IQ (2,15mmo l )、アセトン6
.5−110%塩酸水溶液1.31nlを仕込み20°
〜25℃で16時間反応した。反応終了後、硫酸水素ナ
トリウム水溶液で中和後、エーテル拍出し、エーテル層
を食塩水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、シ
リカゲルクロマト(ヘキサン/酢酸エチル=5/11に
より精製し、式+11化合物a 9417 (収率76
.9%)を得た。
実施例2 グレープ様フレーバ組成分として下記の各成分(重量部
)を混合した。
アミルイソバレレート          8シンナミ
ルアルコール         5シンナミルインバレ
レート3 シンナミルグロピオネート        3シトラー
ル                1エチルアセテー
ト           62エチルベンゾエート  
         3エチルブチレート15 エチルカプロエート            3エチル
エナントエート          8ハイドロキシシ
トロネラール       1メチルアンスラニレート
      132メチルサリシレート12 ペチグレン              1タービニル
アセテート10 エタノール             ?33上記組成
物1000fK4−ヒドロキシ−7=イソプロピル−4
−メチル−10−エチレンジオキシ−1、5(E)−ウ
ンデカツエン20Fを加えることKよυグレーズのフレ
ーバ成分としてこくのある持続性を有する非常に優れた
新規組成物が得られた。
実施例3 アップルフレーバ組成分として下記の各成分(重量部)
を混合した。
エチルアセテート           50エチルグ
ロピオネート20 エチルプチレー)            30エチル
イソバレレート        60イソアミルアセテ
ート         30ブチルアルコール    
     150アミルアルコール         
 50ブチルデaビオネート         70ブ
チルブチレート10 ?−ヘキセノール         1002−へキセ
ニルアセテート     180イン酪酸      
        40ワニリン           
    20ヘキシルブチレート10 エチルアルコール         180上記組成物
1000 rK4−ヒドロキシ−7−イソプロビル−4
−メチル−10−エチレンゾオキシ−1、5CE)−ウ
ンデカツエンIOPを加えることによシ、アップルのフ
レーバ成分としてソフトで甘いグリーン感を思わせる持
続性を有する非常に優れた新規組成物が得られた。
実施例4 ブーケ調合香料組成物として下記の各成分(Ti量部)
を混合した。
フェニルエチルアルコール     180リナリルア
セテー)           30ペルがモット油 
           40ゼラニウム油      
       50ベンジルアセテート       
  60ヘリオトロピン           80r
ラニオール            110ラベンダー
              20β−イオノン   
         100アミルサリシレート45 タービニルアセテート        135シダーオ
イル          1・00シトロネロール  
          50上記組成物970PK4−ヒ
ドロキシ−7−イングロぎルー4−メチル−10−エチ
レンジオキ7−1.5(E)−ウンデカツエン302を
加えることKより、新鮮な甘さのあるウツディ感を伴っ
た持続性を有する新規なブーケ調合香料組成物が得られ
た。
実施例5 0−ズタイプの調合香料組成物として下記の各成分(重
量部)を混合した。
フェニルエチルアルコール      20rラニオー
ル              5クマリン     
          2ヘリオトロ2ン       
     lシトロネロール            
10ネロール              3  。
ヒドロキシシトロネラール       2メチルフエ
ニルカルビニルアセテート0.5ゼラニウム油    
          1リナロール         
       3ベンツルアセテート3.5 ベンツルアルコール                
 20−ズフエノン               1
0ソノール               280−ズ
油                  1β−ツエン
                5ベンノルサリシレ
ート           4シクロペンタデカノリド
          3グアイヤウツド油      
       5上記組成物95Fに4−ヒドロキシ−
7−イソプロビル−4−メチル−10−二チレンツオキ
シ−t、5(E)ウンデカツエン5?を加えることによ
)、天然的で優れた持続性を有する新規なローズび4合
香料組成物が得られた。
笑施例6 巻き上げ直前の日本専売公社商品名「チェリーj用のた
ばこ刻みSotに対して前述の方法で単離した(、()
化合物の0.01重量%エタノールt、液を、たばこ刻
みVC対する(、4)化合物の量が0、0001重量%
になるよう噴霧して添加したのち紙巻し、(A)化合物
無添加の上記たばこ刻みの巻上品を対照品として、これ
らを喫煙した時の匂い、味について二点識別法により比
較した。特に訓練された専門パネル20人の評価は第1
表に示す通りであった。
表中の数字は良いと評価した人数を示す。
※印は危険率5Xで有意差があることを示す。
上表から(A)化合物は製品たばこの匂い及び味を著し
く改良する効果を有することが分った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式(A) ▲数式、化学式、表等があります▼(A) で表わされる4−ヒドロキシ−7−イソプロピル−4−
    メチル−10−エチレンジオキシ−1,5(E)−ウン
    デカジエン。
JP17939884A 1984-08-30 1984-08-30 4−ヒドロキシ−7−イソプロピル−4−メチル−10−エチレンジオキシ−1,5(e)−ウンデカジエン Granted JPS6160680A (ja)

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