JPS6158871B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6158871B2
JPS6158871B2 JP7737579A JP7737579A JPS6158871B2 JP S6158871 B2 JPS6158871 B2 JP S6158871B2 JP 7737579 A JP7737579 A JP 7737579A JP 7737579 A JP7737579 A JP 7737579A JP S6158871 B2 JPS6158871 B2 JP S6158871B2
Authority
JP
Japan
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length
ticket
roll paper
flag
counter
Prior art date
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Expired
Application number
JP7737579A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS562081A (en
Inventor
Kazuhiko Nishimura
Koji Matsuzaka
Takashi Maeno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP7737579A priority Critical patent/JPS562081A/ja
Publication of JPS562081A publication Critical patent/JPS562081A/ja
Publication of JPS6158871B2 publication Critical patent/JPS6158871B2/ja
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、顧客が操作する自動券売機あるい
は係員が操作する出札発行機等の券発行装置にお
けるロール紙の終端部を処理する方法、とくに券
発行装置用の計算機によるロール紙の終端部処理
方法に関する。
従来の券発行装置においては、ロール紙の終端
を検知すると、その旨をブザーあるいはランプ等
で係員に知らせるとともに、券発行の動作を停止
するようになつていた。係員は、停止した券発行
装置からロール紙の終端部を取出して、新しいロ
ール紙を装てんし、券発行装置を再び起動するよ
うにしていた。終端部を取出したり新しいロール
紙を装てんしたりする際には、券発行装置を損傷
しないように注意したり、あるいは券発行装置が
完全に停止しているかどうかを確認したり、ある
いは安全装置が設けられている場合にはロール紙
の取出中に券発行装置が券発行を開始しないよう
に安全装置を操作してから終端部の取出しを開始
したり、必要に応じてレバー操作をしてロール紙
から送りローラを離したり接触させたりする必要
があつた。
そこで、ロール紙の終端部の取出しを自動化し
て、少しでも係員の労力を軽減する必要がある。
ロール紙の終端部を自動的に取出すに際し、その
まま送りローラを駆動すると発行する券の長さの
何倍もの長さの紙片を送ることになり、券の回収
箱付近あるいは回収か送出かの振分部付近で券詰
まりが発生するおそれがある。このため、ロール
紙の終端部から発行する券と同じ大きさの券を順
次切断して回収することが考えられる。このよう
にすると、ロール紙の最終端部は、装てんするロ
ール紙の長さあるいは発行する券の切断時に発生
する誤差の積み重ね等に応じて、非常に短くなつ
たり発行する券の長さより少し短いだけの長さに
なつたりする。必常に短くなると、移送できずに
そのまま落下して周囲に散乱する。
この発明は、ロール紙の最終端部をも移送して
回収できるようにした券発行装置用の計算機によ
るロール紙の終端処理方法を提供することを目的
とする。
この発明においては、カツタとロール紙の終端
の検知器との長さを(an+b)とし、前記検知
器がロール紙の終端を検知して信号を出してから
カツタが動作した回数を計数する回数カウンタ
と、前記カツタが動作してから前記ロール紙が移
動した長さを計数する長さカウンタとを設け、券
発行装置用の計算機により以下の(あ)〜(お)
のステツプで前記ロール紙の終端部を処理するよ
うにしている。
(あ) 前記検知器が信号を出すことにもとづい
て、前記長さカウンタが計数した長さと(2d
−b)の長さとの大小を比較するステツプ。
(い) 前記(あ)のステツプにおいて、前記長さ
カウンタが計数した長さが前記(2d−b)の
長さ以上であることを検出することにもとづい
てフラグをセツトし、前記長さカウンタが計数
した長さが前記(2d−b)の長さより小さい
ことを検出することにもとづいて前記フラグを
リセツト状態に保つステツプ。
(う) 前記回数カウンタが前記nを計数したこと
および前記長さカウンタが前記dの長さを計数
したことにもとづいて、前記フラグがセツトさ
れているかどうかを検査するステツプ。
(え) 前記(う)のステツプにおいて前記フラグ
がセツトされていることを検出することにもと
づいて、前記カツタを動作させるステツプ。
(お) 前記(う)のステツプにおいて前記フラグ
がリセツト状態になつていることを検出した
後、または前記(え)のステツプを実行した
後、前記ロール紙の終端部の残りを回収するス
テツプ。
ただし、前記aは発行する券の長さ、前記b
は前記カツタと前記検知器との間の長さに応じ
て定まる長さ、前記dは前記aの長さの半分よ
り大きくかつ移送できる紙片の最小の長さ以上
で前記aの長さより小さい長さの範囲内のあら
かじめ定めた長さ、前記nは前記bの長さが前
記dの長さより大きくて前記dの2倍の長さよ
り小さいという条件を満たすように定められる
正の整数である。
この発明によれば、最終端部の長さがd以上で
2dより小さいときいは、(あ)のステツプで長さ
カウンタの計数した長さが(2d−b)より小さ
いことを検出し、(い)のステツプでフラグがリ
セツト状態に保たれ、(お)のステツプでそのま
ま回収する一方、最終端部の長さが2d以上で
(a+b)より小さいときには、(あ)のステツプ
で長さカウンタの計数した長さが(2d−b)の
長さ以上であることを検出し、(い)のステツプ
でフラグをセツトし、(う)のステツプでフラグ
がセツトされていることを検出し、(え)のステ
ツプで前からdの長さを切断し、(お)のステツ
プで長さdの紙片とその後に続く長さd以上かつ
(a+b−d)より短い紙片を回収するので、最
終端部が短い場合は切断が行われずそのまま移送
が可能であり、また最終端部が長い場合は切断が
行なわれるが、切断後の各券紙は移送可能な最小
長以上の長さを有しているから、いずれの場合に
おいても最終端部の券紙は長さが適切に維持さ
れ、確実に移送、回収することができる。したが
つて、移送不可能な短い券紙が搬送路から落下し
て周囲に散乱するといつた不具合を解消すること
ができる。
以下、この発明の実施例について、図面を参照
して説明する。第1図は、券発行装置のブロツク
図である。51は、発券スタートスイツチであ
る。52は、発行する券の枚数を入力する入力装
置である。入力装置52を介して入力された券の
枚数は、レジスタ53に一時記憶される。54
は、発行する券種の入力装置で、券種ごとに設け
たキースイツチからなる。入力装置54を介して
入力された券種は、レジスタ55に記憶される。
56は、ロール紙の終端の通過を検出して信号を
出す検知器である。57は、発行する券に必要な
文字を印刷するためのサーマルドツトプリンタで
ある。58は、サーマルドツトプリンタ57の印
刷動作と同期をとつて発行する券およびロール紙
を1行ずつ送るパルスモータである。59は、サ
ーマルドツトプリンタ57によつて印刷された券
を連続送りするためのローラ(図示せず)を券に
接触させるソレノイドである。60は、カツタ
で、券を発行するときにはロール紙の先端部をa
の長さに切断する。61は、連続送り中の券を図
示しない受皿に送出するか図示しない回収箱に回
収するかを振分ける振分装置である。
70は、フラグFAの記憶領域71、フラグFB
の記憶領域72、検知器56が信号を出してから
カツタ60の動作回数を計数する回数カウンタの
記憶値Nを記憶する記憶領域73、券発行枚数M
の記憶領域74、カツタ60が動作してからロー
ル紙が移動した長さを計数する長さカウンタの計
数値を記憶する記憶領域75、および印刷文字パ
ターンを記憶した記憶領域76を有する記憶装置
である。
80は、発券スタートスイツチ51の出力信
号、レジスタ53および55の記憶値、検知器5
6の出力信号等を入力し、記憶装置70の記憶デ
ータの読出し書込みの制御、サーマルドツトプリ
ンタ57の制御、パルスモータ58の制御、ソレ
ノイド59の制御、カツタ60の制御、振分装置
61の制御等を行なう計算機である。計算機80
は、一般によく知られているマイクロコンピユー
タを有し、制御プログラムを記憶したROM、演
算回路、複数個のレジスタ、プログラムカウンタ
等からなる。
券を発行する場合には、係員が入力装置52を
介して発行枚数を入力し、入力装置54を介して
券種を入力し、発券スタートスイツチ51を操作
するようになつている。
券種が入力されたときに発券スタート信号が出
るようにしておくと、発券スタートスイツチ51
を設ける必要がない。ただし、発行枚数を券種の
入力より先に入力する必要がある。券種が入力さ
れたとき発行枚数が入力されていないことを検出
したときは、1枚しか発行しないようにしておい
てもよい。
第2図は、ロール紙62の終端部とカツタ60
と検知器56とサーマルドツトプリンタ57との
関係を示す図である。矢印T,A,Eは、それぞ
れのサーマルドツトプリンタ57のヘツドの位
置、カツタ60の位置、検知器56の位置を示
す。サーマルドツトプリンタ57のヘツドとカツ
タ60との間の券の移送路に沿う間隔の長さは、
券1枚分の長さaよりわずかに短い。カツタ60
と検知器56との間の券の移送路に沿う間隔の長
さは、nを正の整数とすると、an+bで表わす
ことができる。bは、d<b<2dを満たす長さ
である。dは、aの長さの半分より大きくかつ移
送できる紙片の最小の長さ以上でaの長さより小
さい範囲内のあらかじめ定めた長さである。ロー
ル紙62の最終端部(斜線部)の長さは、検知器
56が信号を出す時点および切断する券の長さa
との関係から、b以上で(a+b)より小さいも
のであると定めてある。
ロール紙62内の数字0〜nは、ロール紙62
の終端部から得られる番号を付したものである。
番号の付し方は、最終端部の前の券に該当する部
分に整数n(この実施例ではカツタ60と検知器
56との間にあるロール紙62から得られる券の
最大枚数n)と同じ番号nを付し、以下順次前の
券ほど若い整数を付すようにしてある。
図示しないが、少なくとも矢印Tの左側の矢印
T寄りの位置、矢印Tと矢印Aとの間、矢印Aの
右側の矢印Aに接近した位置には、パルスモータ
58によつて駆動されるローラが設けられてい
る。必要に応じて矢印Tと矢印Eとの間にさらに
何個かのローラを設けてもよい。これらのローラ
は、サーマルドツトプリンタ57の印刷動作に同
期して所定の長さずつ間欠的にロール紙62およ
びその先端を切断して得られた長さaの券を図上
右から左へ送るようになつている。矢印Tの左側
のローラと矢印T・A間に設けたローラとの距離
は、長さdの紙片を送ることができるように長さ
dよりも短くなつている。
イ〜トはロール紙62の最終端部を切断しない
場合の一連の動作の主な時点におけるロール紙6
2の状態を示し、チ〜ワはロール紙62の最終端
部を長さdの紙片および長さd以上で長さ(a+
b−d)より短い紙片とに切断する場合の一連の
動作の主な時点におけるロール紙62の状態を示
す。
第3図は、計算機80の動作を示すフーチヤー
トである。この実施例においては、カツタ60と
検知器56との間にあるロール紙62(第2図イ
およびチ)から得ることができる券の最大枚数n
を「12」とし、一回の操作で最大13枚の券を発行
することができるようになつている。この最大発
行枚数13は、第2図矢印TとEとの間の券の移
送路に沿う長さによつて定まつている。さらに、
長さa,b,dは、それぞれ約57.5mm、約53mm、
約50mmとしてある。このため、(2d−b)の長さ
は、約47mmとなる。長さ約57.5mm、約50mm、約47
mmをパルスモータ58に加えるパルス数すなわち
印刷行数に換算すると、それぞれ340、296、278
となる。第3図では、符号10,11,14,2
5,30で示すステツプにおいて、a、d、(2d
−b)として、これらの数値340、296、278が用
いられている。
第3図の符号1〜40は、計算機80が実行す
る各ステツプを示す。待期状態においては、第1
ステツプ〜第3ステツプを繰返えして実行してい
る。このとき、ロール紙62は、第2図イまたは
チと類似した状態にある。すなわち、ロール紙6
2は、先端がカツタ60によつて切断された状態
で停止している。
第1ステツプでは、検知器56から信号が出て
いるかどうかを検査する。信号が出ている場合に
は、ロール紙62が装てんされていないことを示
すので、券の発売を中止する。ロール紙62が装
てんされていると、検知器56が信号を出さない
ので、第2ステツプに進んで「12」を記憶装置7
0の記憶領域73に記憶する。記憶領域73に記
憶する値「12」は、第2ステツプの命令に続いて
計算機80内の図示しないROMに記憶されてい
るものが用いられる。第2ステツプの命令の実行
後、第3ステツプに進んで発券スタートスイツチ
51が操作されたかどうかすなわち発券スタート
スイツチ51から出力信号が出たかどうかを検査
する。このとき、発券スタートスイツチ51から
信号が出ていないことを検出して第1ステツプに
もどる。
ロール紙62が第2図イまたはチに示す状態に
あるとき、係員が入力装置52および54を介し
て100円の券を2枚要求すると、レジスタ53に
枚数「2」が記憶され、レジスタ55に券種
(100円の券に相当する符号)が記憶される。この
後、発券スタートスイツチ51を操作すると、計
算機80は、第3ステツプにおいて発券スタート
スイツチ51からの出力信号を検出し、第4ステ
ツプに進んでレジスタ53の記憶値「2」を記憶
装置70の記憶領域74に記憶し、第5ステツプ
に進んで記憶装置70の記憶領域75の記憶値を
「0」にする。
以下、最終端部の長さが2dより短い第2図イ
のロール紙62について説明することにする。第
5ステツプを実行した後第6ステツプに進む。第
6ステツプでは、サーマルドツトプリンタ57を
制御して1行印刷を行なわせ、その後パルスモー
タ58にパルスを送つて1行送りを行なわせる。
1行印刷に際しては、記憶装置70の記憶領域7
5の記憶値を読出し、読出した値とレジスタ55
に記憶されている値とにもとづいて記憶装置70
の記憶領域76から1行分の符号を読出し、サー
マルドツトプリンタ57のヘツドに供給する。こ
のとき、1行分の符号がすべて「0」であると、
券面上に文字は表われない。1行分の符号のうち
「1」となつている部分に対応する券面上の位置
が黒く発色する。
続いて、第7ステツプに進んで、記憶装置70
の記憶領域75の記憶値を読出して「1」を加
え、再び記憶領域75に記憶する。この後、第8
ステツプに進んで、検知器56から信号が出てい
るかどうかの検査をする。このとき、まだ検知器
56が信号を出していないので、第9ステツプに
進んで記憶装置70の記憶領域71のフラグFA
を「0」にする。フラグFAを「0」にした後、
第10ステツプに進んで記憶領域75の記憶値を読
出してその値が「296」であるかどうかについて
検査する。この「296」という値は、第2ステツ
プの「12」と同様に、第10ステツプの命令に続い
て計算機80内の図示しないROMに記憶されて
いるものが用いられる。
記憶領域75から読出した値と値「296」との
比較の結果、両者が一致しないことを検出するの
で、第11ステツプに進む。第11ステツプでは、記
憶領域75の記憶値を読出してその値が「340」
であるかどうかについて検査する。この検査は、
第10ステツプと同様に行なわれるので、詳しい説
明は省略する。検査の結果、記憶領域75の記憶
値が「340」でないことを検出するので、第6ス
テツプにもどる。以下、第6ステツプ〜第11ステ
ツプを何回か繰返えして実行する。
ローラ紙62が第2図ロの状態になつて検知器
56が信号を出すとこの信号は第8ステツプにお
いて検出される。このため、第8ステツプから第
12ステツプに進んで、記憶装置40の記憶領域7
1のフラグFAが「1」にセツトされているかど
うかの検査をする。このとき、これまで実行して
きた第9ステツプにおいてフラグFAが「0」に
なつているので、第13ステツプに進んでフラグ
FAを「1」にする。すなわち、記憶領域71に
「1」を記憶する。
続いて、第14ステツプに進んで、記憶領域75
の記憶値Cを読出し、その値Cが「278」より大
きいかまたは等しいかどうかの検査をする。この
「278」という値は、第2ステツプの「12」や第10
ステツプの「296」や第11ステツプの「340」と同
様に、第14ステツテツプの命令に続いて計算機8
0内の図示しないROMに記憶されているものが
用いられる。この第14ステツプの検査は、最終端
部の長さからbの長さを差引いた値が(2d−
b)より大きいかまたは等しいかどうかの検査で
ある。最終端部の長さが2dより短い第2図のイ
〜トのロール紙62の場合には、Cの値は
「278」より小さいことを検出するので、第15ステ
ツプに進んで記憶装置70の記憶領域72の記憶
値すなわちフラグFBをリセツト状態すなわち
「0」にし、第10ステツプに移る。
以下、第10ステツプから第11ステツプを経て第
6ステツプにもどり、第7ステツプ、第8ステツ
プを経て、第12ステツプに進む。第12ステツプで
は、前回の第13ステツプの実行によつてフラグ
FAが「1」になつていることを検出するので、
第10ステツプに移る。以下、第10ステツプ、第11
ステツプ、第6ステツプ〜第8ステツプ、第12ス
テツプを順次繰返えして実行する。
そのうち、第10ステツプにおいて、記憶領域7
5の記憶値Cが「296」に等しいことを検出し、
第37ステツプに進む。第37ステツプにおいては、
記憶領域73の記憶値Nを読出してその値が
「0」であるかどうかの検査をする。このとき、
Nはまだ「12」であるので、第11ステツプに移
る。以下、第11ステツプ、第6ステツプ〜第8ス
テツプ、第12ステツプ、第10ステツプを繰返え
す。そのうち、券1枚分の長さだけロール紙62
を送ると、第2図ハの状態になる。このとき、第
11ステツプにおいて、Cの値「340」であること
を検出する。このため、第16ステツプに進んで、
第37ステツプと同じことを実行する。このとき、
Nはまだ「12」であるので、第17ステツプに進ん
でカツタ60を駆動する。これにより、ロール紙
62が切断されて第2図ニの状態になる。
続いて第18ステツプに進んで、ソレノイド59
を駆動する。ソレノイド59は、第5図矢印Tよ
り左側になる券を間欠送りから連続送りへ切換え
るための図示しない切換機構を駆動するものであ
る。ソレノイド59が計算機80によつて駆動さ
れると、第2図ニの番号「0」の券に接していた
パルスモータ58を駆動源とする図示しないロー
ラが番号「0」の券から離れ、連続回転するモー
タ(図示せず)を駆動源とする図示しないローラ
が番号「0」の券に接し、番号「0」の券は第2
図左側に送られて図示しない受皿に送出される。
これにより、1枚目の券が発行されたことにな
る。券が連続回転するモータを駆動源とするロー
ラから次段の図示しないベルトコンベアあるいは
ローラコンベアからなる移送装置に渡ると、ソレ
ノイド59は元の状態に復帰する。このとき、ロ
ール紙62の状態は、第2図ホのようになつてい
る。
この後、第19ステツプに進んで、検知器56が
信号を出しているかどうかについて検査する。こ
のとき、検知器56が信号を出していることを検
出するので、第20ステツプに進む。
第20ステツプでは、記憶領域73の記憶値Nを
読出して、「1」を差引き、再び記憶領域73に
記憶する。これにより、Nの値は「11」になる。
第20ステツプを実行した後、第21ステツプに進
む。第21ステツプでは、記憶領域74の記憶値M
を読出して「1」を差し引き、再び記憶領域74
に記憶する。これにより、Mの値は「1」にな
る。続いて第22ステツプに進んで、記憶領域74
から記憶値Mを読出すか、または第21ステツプの
演算結果を計算機80内部に記憶しておくかし
て、Mの値が「0」であるかどうかについて検査
する。この結果、Mの値が「0」でないことを検
出するので、第5ステツプにもどる。以下、1枚
目の券と同様に2枚目の券を発行する。ただし、
検知器56が信号を出していることおよびフラグ
FAが「1」であることにより、第9ステツプ、
第13ステツプ〜第15ステツプは実行しない。
2枚目の券が発行されて、第22ステツプに到る
と、Mの値が「0」であることを検出するので、
第23ステツプに進んで検知器56が信号を出して
いるかどうかについて検査する。この結果、検知
器56が信号を出していることを検出するので、
第24ステツプに進む。第24ステツプでは、記憶領
域73の記憶値Nを読出して、Nの値が「1」以
上であるかどうかについて検査する。このとき、
Nの値は「10」となつているので、第25ステツプ
に進んで340個のパルスをパルスモータ58に供
給して340行送りを行わせる。
続いて第26ステツプに進んでカツタ60を駆動
し、第27ステツプに進んでソレノイド59および
振分装置61を駆動する。これにより、番号
「2」の券が図示しない回収箱へ導かれて回収さ
れる。なお、ソレノイド59は、第18ステツプで
説明したように動作する。第27ステツプの実行
後、第28ステツプに進んで第20ステツプと同様に
してNの値から「1」を差引く。これにより、記
憶領域73の記憶値Nは、「9」になる。この
後、第24ステツプにもどる。以下、第24ステツプ
〜第28ステツプを9回繰返すと、Nの値は「0」
になる。このとき、ロール紙62は、第2図ヘの
状態にある。
続く第24ステツプでNの値が「0」で「1」以
上でないことを検出し、第29ステツプに進む。第
29ステツプでは、Nの値が「0」であるかどうか
を検査し、「0」であることを検出し、第30ステ
ツプに進む。第30ステツプでは、パルスモータ5
8に296個のパルスを供給する。その後、第31ス
テツプで記憶領域72の記憶値FBを読出し、そ
の値が「1」であるかどうか、すなわちフラグ
FBがセツトされているかどうかを検査する。フ
ラグFBが「0」であることを検出するので、第
33ステツプに進んで44個のパルスをパルスモータ
58に供給する。続いて第34ステツプに進んで、
ソレノイド59および振分装置61を駆動し、番
号「12」の券を回収する。これによりロール紙の
最終端部を切断することなく、第2図のトの状態
になる。
第34ステツプを実行した後、第35ステツプに進
んで、ソレノイド59を駆動しながらパルスモー
タ58に680個((a+b)以上の長さに相当する
個数)のパルスを供給してロール紙62の最終端
部を回収する。なお、振分装置61は、第34ステ
ツプで駆動されてから回収動作を終了するまで同
じ状態を保つ。
長さ(a+b)より小さい最終端部が長さ2d
以上の場合には、第2図チ〜ワの状態になる。以
下、これについて説明する。第2図チからリに到
つて第14ステツプを実行するまでは、イからロに
到つて第14ステツプを実行するまでと同じであ
る。第14ステツプでは、Cの値が「278」以上で
あることを検出するので、第36ステツプに進んで
記憶領域72の記憶値すなわちフラグFBを
「1」にセツトする。以下ハ〜ホを経てヘに到る
のと同様にしてヌの状態になる。
その後、第28ステツプ、第24ステツプ、第29ス
テツプ、第30ステツプを実行して、第31ステツプ
に進む。第31ステツプでは、フラグFBが「1」
であることを検出するので第32ステツプに進んで
カツタ60を駆動して最終端部を長さd(50mm)
の紙片と長さd以上かつ(a+b−d)より短い
紙片とに切断する。これにより、第2図ルの状態
になる。この後、第33ステツプを実行すると第2
図ヲの状態になり、第34ステツプを実行すると第
2図ワに状態になる。以下、第35ステツプを実行
して、残りの紙片を回収する。
次に、第2図イ〜トの状態が生じるロール紙6
2を用いて、発行最大枚数である13枚の券を発行
する場合について説明する。1枚目および2枚目
については、すでに説明したとおりである。た
だ、2枚目の券を発行した後の第22ステツプにお
いては、Mの値が「11」であることにより、Mの
値が「0」でないことを検出する。以下、2枚目
の券の発行と同様にして3枚目〜12枚目の券を発
行する。12枚目の券を発行すると、第20ステツプ
においてNの値が「0」になり、第21ステツプに
おいてMの値が「1」となる。その次の13枚目の
券について、第6ステツプ〜第8ステツプ、第12
ステツプ、第10ステツプ、第11ステツプを繰返え
しているうちに、第10ステツプにおいて記憶領域
75の記憶値Cが「296」に等しくなる。
このため、第37ステツプに進んでNの値が
「0」であることを検出し、第38ステツプに進
む。第38ステツプでは、第31ステツプと同様にし
てフラグFBが「1」にセツトされているかどう
かの検査をする。この結果、フラグFBが「0」
であることを検出するので、第11ステツプに移
る。以下、第11ステツプ、第6ステツプ〜第8ス
テツプ、第12ステツプ、第10ステツプを繰返え
す。そのうち、第11ステツプにおいて記憶領域7
5の値が「340」になつたことを検出するので、
第16ステツプに進んでNの値が「0」であること
を検出し、第18ステツプに進む。以下、第18ステ
ツプ〜第24ステツプ、第28ステツプを実行する。
このとき、第20ステツプでNの値が「−1」にな
り、第21ステツプでMの値が「0」になる。第29
ステツプにおいてNの値が「0」でないことを検
出し、第34ステツプに進む。以下、前述したよう
にして残りの紙片を回収する。
第2図チ〜ワの状態が生じるロール紙62を用
いて13枚の券を発行する場合には、13枚目の券の
印刷中に第10ステツプから第37ステツプ、第38ス
テツプへと進むと、第38ステツプでフラグFBが
「1」であることを検出し、第39ステツプに進
む。第39ステツプでは、第32ステツプと同様にカ
ツタ60を駆動する。続いて第40ステツプに進ん
で記憶領域72に「0」を記憶し、第11ステツプ
に進む。以後の動作は、第2図イ〜トの状態が生
じるロール紙62を用いて13枚の券を発行する場
合と同じである。
なお、ロール紙62が充分長くて終端部以外
が、カツタ60と検知器56との間にある場合に
は、第19ステツプにおいて検知器56が信号を出
していないことを検出するので、第41ステツプを
実行して第21ステツプに進む。第41ステツプで
は、第2ステツプと同じことを実行する。その
後、第23ステツプに到ると、検知器56が信号を
出していないことを検出し、第1ステツプにもど
る。
以上の実施例においては、同一種類の券を複数
枚連続して発行できるようになつている。一度に
1枚しか発行しない場合には、入力装置52、レ
ジスタ53、記憶領域74、第4ステツプ、第10
ステツプ、第37ステツプ〜第40ステツプ、第21ス
テツプ、第22ステツプ、第29ステツプは、不必要
になる。
また、以上の実施例では、bがaより小さくな
つているが、bをaより大きくしてもよい。
さらに、以上の実施例では、印刷装置としてサ
ーマルドツトプリンタ57を用いたため、印刷装
置に券を送るのにパルスモータ58を用いてい
る。ハンマーを印版方向に駆動して印刷する印刷
装置を用いる場合には、印刷位置での券のストツ
パを設けるかあるいは印刷してから切断するかす
るようにするならば、券あるいはロール紙を送る
のに連続回転するモータを用いることができる。
この場合には、モータの回転あるいはロール紙の
送りローラの回転に周期してパルスを発生するよ
うにし、そのパルス数を長さカウンタで計数する
ことによつてロール紙の移動距離を測定するよう
にしてもよい。もちろん、長さカウンタで長さa
を計数するごとにカツタを動作して長さカウンタ
を「0」にリセツトする必要がある。
なお、長さカウンタや回数カウンタは、以上の
実施例のように計算機80内の図示しない演算装
置を利用して歩進するようにしてもよいし、計算
機80からパルスが供給されるごとに歩進するも
のであつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は券発行装置のブロツク図で、第2図は
主な時点におけるロール紙の終端部の状態を示す
図で、第3図は計算機80の動作を示すフローチ
ヤートである。 56;検知器、60;カツタ、62;ロール
紙、70;記憶装置、80;計算機、C;長さカ
ウンタの計数値、N;回数カウンタの計数値。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 券の発行時にロール紙の先端部をaの長さの
    券に切断するカツタと、このカツタから(an+
    b)の長さ離れた後方の位置に設けられ前記ロー
    ル紙の終端の通過を検出して信号を出す検知器
    と、この検知器が信号を出してから前記カツタが
    動作した回数を計数する回数カウンタと、前記カ
    ツタが動作してから前記ロール紙が移動した長さ
    を計数する長さカウンタと、券発行装置用の計算
    機とを設け、前記計算機は以下の(あ)〜(お)
    のステツプで前記ロール紙の終端部を処理するこ
    とを特徴とする券発行装置用の計算機によるロー
    ル紙の終端部処理方法。 (あ) 前記検知器が信号を出すことにもとづい
    て、前記長さカウンタが計数した長さと(2d
    −b)の長さとの大小を比較するステツプ。 (い) 前記(あ)のステツプにおいて、前記長さ
    カウンタが計数した長さが前記(2d−b)の
    長さ以上であることを検出することにもとづい
    てフラグをセツトし、前記長さカウンタが計数
    した長さが前記(2d−b)の長さより小さい
    ことを検出することにもとづいて前記フラグを
    リセツト状態に保つステツプ。 (う) 前記回数カウンタが前記nを計数したこと
    および前記長さカウンタが前記dの長さを計数
    したことにもとづいて、前記フラグがセツトさ
    れているかどうかを検査するステツプ。 (え) 前記(う)のステツプにおいて前記フラグ
    がセツトされていることを検出することにもと
    づいて、前記カツタを動作させるステツプ。 (お) 前記(う)のステツプにおいて前記フラグ
    がリセツト状態になつていることを検出した
    後、または前記(え)のステツプを実行した
    後、前記ロール紙の終端部の残りを回収するス
    テツプ。ただし、前記aは発行する券の長さ、
    前記bは前記カツタと前記検出器との間の長さ
    に応じて定まる長さ、前記dは前記aの長さの
    半分より大きくかつ移送できる紙片の最小の長
    さ以上で前記aの長さより小さい長さの範囲内
    のあらかじめ定めた長さ、前記nは前記bの長
    さが前記dの長さより大きくて前記dの2倍の
    長さより小さいという条件を満たすように定め
    られる正の整数である。
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JPH0216457A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 周波数発生器
JPH0438570U (ja) * 1990-07-30 1992-03-31

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