JP2003276259A - 発券装置 - Google Patents

発券装置

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JP2003276259A
JP2003276259A JP2002084575A JP2002084575A JP2003276259A JP 2003276259 A JP2003276259 A JP 2003276259A JP 2002084575 A JP2002084575 A JP 2002084575A JP 2002084575 A JP2002084575 A JP 2002084575A JP 2003276259 A JP2003276259 A JP 2003276259A
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JP2002084575A
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Hitoshi Sato
仁 佐藤
Shinichi Miyashita
真一 宮下
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Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd
Japan CBM Corp
Kawaguchiko Seimitsu KK
Original Assignee
Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd
Japan CBM Corp
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙の位置及び存在を1個の検出手段で確認
することができ、延いては組立て工数及びコストの削減
を図ることができる発券装置を提供する。 【解決手段】 用紙Pを供給する供給部2と、この用紙
Pに印字する印字部と、この用紙を切断する切断部4
と、切断されて形成した整理券Tを排出口11から外部
へ突出させた状態で終端側を固定保持する排出部5と、
この排出部5の動作を制御する制御部6とを備えた発券
装置であって、用紙P及び整理券Tの有無と位置とを検
出する検出手段54を1個所設けるとともに、整理券T
の終端が通過したことを検出手段54が検出後、検出手
段54が整理券Tの終端を検出するまでもしくは所定時
間だけ、整理券Tを逆送させるように送りローラ52の
作動を制御部6で制御するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、長尺ロール状に巻装さ
れた用紙から所定の情報を印字して各種の券票を発行す
る発券装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゲーム場などで金券へ換金することがで
きるチケット、各種遊戯施設の入場券、銀行や郵便局な
どで待つ顧客の順番を指定する整理券、路線バスでの運
賃を確認するための乗車整理券、駐車場で駐車時間を確
認するための駐車券、スーパーマーケットなどのレジで
用いる領収書などを発行するため、発券装置が各種開発
され使用されている。この種の発券装置ではカット紙が
金券に相当する場合など、プリンタによって印刷が完了
し、カットし終わるまでカット紙が取り出せないような
構造が求められる。
【0003】この発券装置としては、例えば図10に示
すように、長尺ロール状に巻装された用紙Pを送出・供
給する供給部102と、この供給部102から供給され
る用紙Pに所定の文字や数字を印字する印字部103
と、この印字動作後の用紙Pを切断する切断部104
と、用紙Pを発券装置のハウジングH内から外部へ搬送
・排出する排出機構105と、各部の動作を制御する制
御部(図略)などとを備えたものが知られている。
【0004】一方、この発券装置の排出機構105とし
て、印字部103及び切断部104よりも用紙Pの搬送
方向の下流側に、用紙送り用に上下一対のローラ10
6、107を備えるとともに、このローラ106、10
7近傍の両側、つまり用紙Pの搬送方向の上流側及び下
流側に用紙Pの有無と位置を確認検出する2個のセンサ
S1,S2を備えた構成のものが知られている。
【0005】ところで、このような構成の排出機構10
5では、印字部103で印字された後、切断部104で
切断されて、例えば整理券などどして印刷が完了した後
の用紙P(以下、これを整理券Tと呼ぶ)の先端側をハ
ウジングHの排出口Eから外部へ排出した状態のままに
するため、整理券Tの後端側をローラ106、107で
固定・保持しておくようになっている。従って、この排
出口EからハウジングHの外部に先端側が飛び出した整
理券Tは、通常、顧客が抜き取るなどして取出されるま
で、その状態を保持することとなる。
【0006】ここで、この発券装置による整理券の印刷
から排出までの発券手順について、図10〜図13を参
照しながら説明する。 (1)初めに、排出機構105のローラ106、107
で保持されていた前回の整理券(図略)が顧客によって
抜き取られると、次の整理券の発券のために印字部10
3において印字動作が開始する。そして、用紙Pの先端
が切断部104を通り、排出機構105に入る。 (2)そして、印字直後若しくはセンサS1で用紙Pの
先端を検出後、排出機構105のローラ106、107
が、図10に示すように、制御部(図略)の制御により
回転駆動を始める。 (3)その後、センサS2が用紙Pの先端を検出する
と、ローラ106、107の回転動作が停止し、用紙P
の先端をその状態で保持したまま待機する。 (4)ここで、さらに、印字動作が続けられるが、用紙
Pはローラ106、107にて保持されているので、図
11に示すように、ガイド部材108の一部開放された
孔から下方に自重で垂れ下がって弛みを発生する。 (5)このようにして印字動作が終了すると、図12に
示すように、切断部104で用紙Pが切断されて特定長
さを有する1枚の整理券Tとして完成する。そして、ロ
ーラ106、107が回転を再開して、この整理券T
は、発券装置のハウジングHに設けた排出口Eから外部
へ向けて送り出されていく。 (6)その後、その整理券Tの後端の通過をセンサS1
が検出すると、図13に示すように、ローラ106、1
07の回転が停止して整理券Tを保持する。一方、セン
サS2は、整理券Tが顧客に抜き取られたか否かを絶え
ず判断するため、整理券Tの存在を一定時間間隔で繰り
返し検出・確認する。 (7)このようにして、整理券Tの存在をセンサS2が
繰り返し確認動作しているが、顧客がその整理券Tを抜
き取ると、その後、センサS2によりその整理券Tが存
在しないことを検出するので、その検出信号を入力する
制御部では、次の整理券Tの発行のために、再び前述の
一連の発券動作を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の排出機構に設けたセンサは、電気的な配線作業を
行うことが必要であるが、通常、このセンサは、前述し
たように、ローラの前後に1個ずつ配設することから、
発券装置の組立て工数の増大を招いているとともにコス
ト高をもたらしている。
【0008】本発明の目的は、用紙の位置及び存在を1
個の検出手段で確認することができ、延いては組立て工
数及びコストの削減を図ることができる発券装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、長尺ロール状に巻装された用紙
を搬送路に沿って送出する供給部と、この供給部から供
給する前記用紙に情報を印字する印字部と、印字後の前
記用紙を切断する切断部と、この切断部で切断されて券
票が形成された前記用紙を先端側から送出し排出口から
外部へ突出させた状態で前記用紙の終端側を固定保持す
る排出機構と、この排出機構の作動を制御する制御部と
を備えた発券装置であって、前記用紙の有無と用紙の位
置とを検出する検出手段を前記搬送路の近傍に1個所設
けるとともに、前記用紙の終端が通過したことを前記検
出手段が検出後、前記排出機構を一旦停止させたのち前
記検出手段が前記用紙の終端を検出するまでもしくは所
定時間だけ、前記用紙を逆送させるように前記排出機構
の作動を前記制御部で制御するように構成したことを特
徴とするものである。
【0010】また、前記制御部は、印刷開始から一定時
間だけ前記排出機構を作動させて前記用紙の先端を一定
量だけ排出口に向けて送出した後、印刷が完了して前記
用紙が切断されるまでの間は前記排出機構の作動を停止
して前記用紙が外部へ排出しないように構成したもので
ある。
【0011】また、前記制御部は、発券動作の完了後の
一定時間内に前記発券された用紙を顧客が抜き取らない
ときには、前記用紙を逆送させて前記搬送路を構成する
ガイド部材の一部に開口した開口部から前記用紙を落下
させて回収するように構成したものである。
【0012】また、前記排出機構に、互いに圧接する一
対のローラを備えたものである。
【0013】また、前記検出手段を発光部と受光部を備
えた光学センサで構成したものである。
【0014】また、前記検出手段をマイクロスイッチで
構成したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
添付図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の
実施形態に係る排出機構を備えた発券装置を示す構成ブ
ロック図である。図2は、この実施形態に発券装置の各
部の動作を示すタイミングチャートである。図3は、図
1に示す実施形態の発券装置において、前回の整理券を
保持中のために次回の発券動作を待機した状態を示す説
明図である。図4は、同発券装置において、発券動作の
開始直後の状態を示す説明図である。図5は、同発券装
置において、先端側をロールで保持して排出口方向へ用
紙を搬送している状態を示す説明図である。図6は、同
発券装置において、用紙先端側を保持するロールの搬送
動作が停止して用紙が撓んだ状態を示す説明図である。
図7は、同発券装置において、用紙が切断されて形成さ
れた整理券の後端をセンサ検出した直後の状態を示す説
明図である。図8は、同発券装置において、逆送する整
理券の後端をセンサが検出した直後の状態を示す説明図
である。図9は、発券動作から一定時間内にだれも整理
券を引き抜かない場合、逆送させて回収する状態を示す
説明図である。
【0016】図1は、この発明の実施形態に係る排出機
構を備えた発券装置を示すものであり、この発券装置
は、大略構成として、ハウジング1内部に、供給部2
と、印字部3と、切断部4と、排出部5と、制御部6と
を備えている。
【0017】ハウジング1は、排出部5の送出口に臨む
対向部分に排出口11を備えており、この排出口11か
ら後述する整理券Tの先端側が外部に飛び出して顧客が
これを掴んで取出すことができるように構成されてい
る。
【0018】供給部2は、芯部21の周囲にロール状に
巻装された長尺状の用紙Pを搬送路に沿って印字部3へ
送出するようになっている。
【0019】印字部3は、供給部2から供給される用紙
Pに所定の文字や数字などを印字するようになってお
り、制御部6によってその作動が制御された印字ヘッド
31と、この印字ヘッド31による印字動作の際にその
用紙Pを下方から支承・支持するプラテン32とを備え
ている。このプラテン32は、プラテン駆動用モータ3
3によって印字ヘッド31の印字動作に合わせて回転し
ながら用紙Pを切断部4の方向へ送出すように構成され
ている。なお、プラテン駆動用モータ33も制御部6に
よってその作動が制御されている。
【0020】切断部4は、印字後の用紙Pを切断して1
枚の整理券など(以下、これを整理券Tとよぶ)として
完成させるものであり、可動刃41と固定刃42とを備
えている。このうち、可動刃41は、図示外の適宜の手
段で構成した駆動機構43を備えており、制御部6によ
って駆動機構43の動作が制御されている。
【0021】排出部5は、印字・切断後の整理券Tをこ
の先端側から排出口11へ向けて送出するとともに、先
端側を排出口11から外部へ排出した状態で整理券Tの
後端側を固定保持するために排出機構50を備えてい
る。また、この排出機構50には、搬送・排出する用紙
Pのガイドを行うガイド部材51と、このガイド部材5
1の近傍に設けた上下1対の送りローラ52、53と、
この送りローラ52,53から送出される用紙P又は整
理券Tの通過及び有無を検出・確認する検出手段である
センサ54とを備えている。
【0022】送りローラ52は、正回転することにより
搬送路に沿って用紙P又は整理券Tを排出口11からハ
ウジング10の外部に向けて送り出すと共に、逆回転す
ることにより整理券Tの後端部を逆送させてセンサ54
が検出・確認できる位置まで送り戻すようになってい
る。このため、この送りローラ52にはローラ用のモー
タ55を備えており、このモータ55は、制御部6の制
御により作動するようになっている。
【0023】一方、センサ54は、この実施形態では、
発光部及び受光部を備えた反射型(透過型でもよい)光
学的検出手段で構成されており、制御部6の制御によ
り、一定時間間隔で検出動作を行っている。そして、こ
のセンサ54は、対向(この実施形態では直下位置)す
るガイド部材51上を用紙P又は整理券Tの先端又は後
端が通過する際、或いはその用紙P又は整理券Tの何れ
かの部分の存在の有無を確認・検出して制御部6へ検出
信号を出力するようになっている。なお、このセンサ5
4には、マイクロスイッチなどを用いてもよい。
【0024】制御部6は、発券装置の各部の動作を制御
するものであり、この実施形態では、プラテン用のモー
タ33、切断部4の駆動機構43、排出機構50のモー
タ55の制御のためにこれらと接続されているととも
に、センサ54の出力とも接続されている。特に、この
制御部6では、整理券Tの後端が通過したことをセンサ
54が検出後、排出機構50の正転するモータ55を一
旦停止させたのち、センサ54が整理券Tの後端を検出
するまで若しくは所定時間だけ整理券Tを逆送させるた
めに、モータ55を正逆両方向に駆動・制御するように
構成されている。
【0025】次に、この実施形態に係る発券装置によ
り、整理券Tを形成してハウジング1の外部へ排出する
までの一連の発券動作について、図2のタイミングチャ
ートを参照しながら説明する。 (1)初めに、前回の一連の動作で形成されて送りロー
ラ52、53で挟持された保持されていた整理券Tを顧
客が抜き取るまでの間、図3に示すように、次の整理券
Tを形成するための用紙Pは、先端が切断部4の位置で
待機して待っている。 (2)そして、顧客が整理券Tを抜き取ると、整理券T
がなくなるのでこれをセンサ54が検出して、直ちに検
出信号を制御部6へ出力する。そして、この検出信号を
入力した制御部6からは、時刻t1に所定の制御信号を
プラテン用のモータ33へ出力し、図4に示すように、
プラテン32が回転する。これにより、供給部2から
は、用紙Pが強制的に送り出されていくとともに、時刻
t2に印字部3の印字ヘッド31が作動を開始する。
【0026】(3)このようにして、用紙Pへの印字動
作が始まり、時刻t3に用紙Pの先端がセンサ54の直
下に達すると、この用紙P先端の通過をセンサ54が検
出して検出信号を制御部6へ出力する。 (4)これにより、時刻t4に、制御部6から制御信号
がローラ用のモータ55へ出力され、図5に示すよう
に、送りローラ52、53が正方向に回転動作を開始す
る。このため、この送りローラ52、53まで送り込ま
れてきた用紙Pは、これら送りローラ52、53間の噛
合部分から噛み込まれ、排出口11に向けて送出されて
いく。
【0027】(5)そして、センサ54で用紙Pの先端
の通過を検出してから一定時間経過すると、或いは印字
部3の印字ヘッド31が数桁分の印字を行ったところ
で、つまり時刻t5に、制御部6の制御によりローラ用
のモータ55の作動が停止し、送りローラ52、53で
用紙Pが保持される。 (6)その後、制御部6の制御により、図6に示すよう
に、所定の印刷動作が完了して用紙Pが切断されるまで
の間、送りローラ52、53の作動を停止して用紙Pが
外部へ排出するのを防止している。このため、用紙P
は、印字動作が行われるにつれて、プラテン32により
送りローラ52、53のある方向へ強制的に送出される
が、送りローラ52、53ではその搬送動作が停止して
保持された状態であるので、印字部3と送りローラ5
2、53との間で撓みを生じる。その結果、双方の間で
撓んだ用紙P部分がガイド部材51の一部に開口した開
口部から自重で下方へ落ち込んでいく。
【0028】(7)このようにして、時刻t6に印字動
作が終了すると、その直後あるいは一定時間経過した時
刻t7に、制御部6からの制御により、プラテン用のモ
ータ33が停止し、プラテン32の回転動作が停止す
る。 (8)その後、時刻t8に制御部6からの制御信号で駆
動機構43が作動して、可動刃41が用紙Pを切断す
る。これにより、整理券Tが形成される。
【0029】(9)次に、制御部6からの制御信号によ
り、時刻t9にローラ用のモータ55が作動し、整理券
Tの撓んでいた部分が引き取られていくとともに、排出
口11から発券装置のハウジング1外部へ整理券Tの先
端側が排出されていく。 (10)そして、時刻t10に、図7に示すように、整
理券Tの後端がセンサ54を通過する際に、その後端の
通過動作をセンサ54で検出すると、検出信号が制御部
6へ出力される。
【0030】(11)その結果、制御信号を入力した制
御部6からの制御により、時刻t11に、モータ55の
作動が停止し、送りローラ52、53の回転動作が停止
するので、整理券Tの排出動作も停止する。なお、この
停止した状態にある整理券Tの後端は、センサ54の直
下を通過してしまった後であるから、このセンサ54で
は整理券Tの存在を確認・検出することができない。 (12)そこで、その直後に、即ち時刻t12に、制御
部6での制御によりモータ55の作動が開始し、図8に
示すように、送りローラ52、53が逆回転動作を行
う。
【0031】(13)これにより、整理券Tが逆行して
戻り、後端がセンサ54の直下を通過するとき(時刻t
13)に、この通過を検出するセンサ54から検出信号
が制御部6へ出力される。 (14)その結果、制御部6での制御によりモータ55
の作動が直ちに停止し、図8に示すように、センサ54
では整理券Tがあることを検出することができるように
なる。これにより、ハウジング1から先端側が飛び出し
た状態の整理券は、次に顧客がその整理券Tを抜き取る
まで、整理券Tの有無を所定時間間隔で確認・検出し続
ける。なお、このモータ55の逆転動作は、制御部6か
ら一定時間制御信号を出力することで、制御させるよう
に構成してもよい。そして、この整理券Tが抜き取られ
たことをセンサ54が検出すると、再度、同様の動作が
初めから繰り返されるわけである。
【0032】なお、この整理券Tの発行動作の完了後、
一定時間内に発券されていたその整理券Tを顧客が抜き
取らないときには、或いは整理券の先端側が外部に飛び
出した状態が一定時間継続した状態のままのときには、
図9に示すように、制御部6により、時刻t15にモー
タ55を逆転させる。そして、整理券の先端がセンサ5
4を通過したのを確認した後一定時間経過するまで、即
ち、時刻t16までこの整理券Tを逆送させてガイド部
材51の一部に開口した開口部からその整理券Tを落下
させ、発券装置のハウジング1の内部へ回収・廃棄す
る。これにより、誤差の大きな不正確な情報表示(例え
ば入場時間など)がなされた整理券Tなどの発券を防止
することができる。また、換金可能な金券に相当する券
票を正当な権利者以外のものが、不正に入手して不正使
用するといったトラブルを防止することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明による制
御部は、用紙の後端が通過したこと検出手段が検出後、
排出機構を一旦停止させたのち検出手段が用紙の後端を
検出するまでもしくは所定時間だけ用紙を逆送させるた
めに、排出機構の作動を制御するようになっており、検
出手段は1個のセンサで構成することができる。これに
より、排出機構、延いては発券装置の組立て工数及びコ
ストの削減を図ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の排出機構を備えた実施形態に係る発
券装置を示す構成ブロック図である。
【図2】この実施形態に発券装置の各部の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図3】図1に示す実施形態の発券装置において、前回
の整理券を保持中のために次回の発券動作を待機した状
態を示す説明図である。
【図4】同発券装置において、発券動作の開始直後の状
態を示す説明図である。
【図5】同発券装置において、先端側をロールで保持し
て排出口方向へ用紙を搬送している状態を示す説明図で
ある。
【図6】同発券装置において、用紙先端側を保持するロ
ールの搬送動作が停止して用紙が撓んだ状態を示す説明
図である
【図7】同発券装置において、用紙が切断されて形成さ
れた整理券の後端をセンサ検出した直後の状態を示す説
明図である。
【図8】同発券装置において、逆送する整理券の後端を
センサが検出した直後の状態を示す説明図である。
【図9】同発券装置において、発券動作から一定時間内
にだれも整理券を引き抜かない場合、逆送させて回収す
る状態を示す説明図である。
【図10】従来の発券装置を示す概略構成図である。
【図11】図10に示す発券装置において、用紙の先端
がロールで保持されたまま印刷動作が継続中の状態を示
す説明図である。
【図12】同発券装置において、用紙が切断されて整理
券が形成された直後の状態を示す説明図である。
【図13】同発券装置において、整理券が抜き取られる
前のロールで保持された状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 供給部 3 印字部 4 切断部 5 排出部 6 制御部 11 排出口 31 印字ヘッド 32 プラテン 33 モータ(プラテン用) 41 可動刃 42 固定刃 43 駆動機構 50 排出機構(排出装置) 51 ガイド部材(搬送路) 52 送りローラ 53 送りローラ 54 センサ(検出手段) 55 モータ(ローラ用) P 用紙 T 整理券
フロントページの続き (72)発明者 宮下 真一 山梨県南都留郡河口湖町船津6663番地の2 河口湖精密株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB03 AB06 AC06 AE04 LA03 LB09 LC02 LC22 LC28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺ロール状に巻装された用紙を搬送路
    に沿って送出する供給部と、この供給部から供給する前
    記用紙に情報を印字する印字部と、印字後の前記用紙を
    切断する切断部と、この切断部で切断されて券票が形成
    された前記用紙を先端側から送出し排出口から外部へ突
    出させた状態で前記用紙の終端側を固定保持する排出機
    構と、この排出機構の作動を制御する制御部とを備えた
    発券装置であって、 前記用紙の有無と用紙の位置とを検出する検出手段を前
    記搬送路の近傍に1個所設けるとともに、 前記用紙の終端が通過したことを前記検出手段が検出
    後、前記排出部機構を一旦停止させたのち前記検出手段
    が前記用紙の終端を検出するまでもしくは所定時間だ
    け、前記用紙を逆送させるように前記排出機構の作動を
    前記制御部で制御するように構成したことを特徴とする
    発券装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、印刷開始から一定時間だ
    け前記排出機構を作動させて前記用紙の先端を一定量だ
    け排出口に向けて送出した後、印刷が完了して前記用紙
    が切断されるまでの間は前記排出機構の作動を停止して
    前記用紙が外部へ排出しないように構成したことを特徴
    とする請求項1に記載の発券装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、発券動作の完了後の一定
    時間内に前記発券された券票を顧客が抜き取らないとき
    には、前記用紙を逆送させて前記搬送路を構成するガイ
    ド部材の一部に開口した開口部から前記券票を落下させ
    て回収するように構成したことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の発券装置。
  4. 【請求項4】 前記排出機構に、互いに圧接する一対の
    ローラを備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項に記載の発券装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段を発光部と受光部を備えた
    光学センサで構成したことを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1項に記載の発券装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段をマイクロスイッチで構成
    したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載の発券装置。
JP2002084575A 2002-03-25 2002-03-25 発券装置 Pending JP2003276259A (ja)

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