JP2997786B2 - チケット発行装置 - Google Patents

チケット発行装置

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、列車の乗車券・座席指定券,航空機の搭乗
券,観劇・音楽コンサートの入場予約券等各種チケット
を発行する装置に関する。特に、連続した状態で収納さ
れた多数枚のチケットの各々に必要事項を印字処理する
とともに、印字途中で異常を検知した場合に直ちにボイ
ド処理を行なうことができるチケット発行装置に関する
ものである。
<従来の技術> 第3図は、従来のチケット発行装置の一例を示す概略
構成側面図である。
このチケット発行装置において、一定間隔で設けられ
たスプロケット孔を両側部に有して連続した状態の多数
米のチケットTは、搬送手段であるトラクタユニット3
によりフィードされ、装置内のシートガイド(図示せ
ず)に沿って印字ヘッド1とプラテン2の間に送られ
る。その後、チケットTは装置上部のカッタ11とシート
ガイド12間の排出口13から装置外へ送り出される。その
際、プラテン2に沿って横移動する印字ヘッド1により
所定の印字処理が行なわれる。この印字処理は、装置に
異常がなければ、チケット発行装置はホストコンピュー
タ(図示せず)からの印字データを各券ごとに受信し、
その印字データに基づいて各チケットごとに必要事項を
印字処理し、順次発行する様に構成されている。ところ
が、印字処理中にチケット発行装置が異常を検知する
と、第4図のフローチャートに示すように、直ちに印字
を停止するとともに、この印字途中のチケットを、その
終端のミシン目位置がカッタ11の先端部に一致するよう
な位置までフィードするようになっている。このような
装置の異常は、チケットが完全に排出位置に来る前に無
理矢理引き抜こうとした場合、搬送装置の異常からチケ
ットに無理な力が加わった場合等に生じるものである。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、上記のような構成のチケット発行装置
の場合、印字中に異常を検知すると印字途中のチケット
をそのまま排出位置まで送り出してしまうため、その
後、その排出されたチケットに対しては人手によりボイ
ド処理を施す作業が必要であった。すなわち印字が不完
全とは言え、有効なチケットとまったく同じ紙質のチケ
ットをそのまま破棄することはセキュリティの面からも
混乱防止の面からもできないから、通常のボイド処理と
しては、「無効」,「使用不可」等の文字のスタンプを
押すことによってそのチケットが無効であることを明示
させている。
本発明は、印字中に異常を検知した場合に排出されて
くる印字途中のチケットに対して別途ボイド処理を施す
という手間を不要にするチケット発行装置を提供するこ
とを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明に係るチケット発行装置においては、コンピュ
ータからのデータに基づいて必要事項を各チケットに印
字処理する印字手段と、前記印字手段にチケットを供給
するとともに、前記印字手段で処理されたチケットを所
定の位置に排出する搬送手段と、印字処理中の異常を検
知する検知手段と、前記検知手段から異常信号を受けた
ときに前記データに基づく印字を停止させるとともに、
その印字途中のチケットに対し、該チケットが無効であ
ることを示す情報を印字するように前記印字手段を制御
する制御手段とを備えた構成を採用している。
〈作用〉 上記構成からなるチケット発行装置では、印字処理中
の異常を検知手段が検知し、その検知手段からの異常信
号を制御手段が受けると、その時点で印字手段がコンピ
ュータからのデータに基づく印字を停止するとともに、
印字途中のチケットに対し、該チケットが無効であるこ
とを示す情報を印字する。これにより、異常が発生した
時に印字していたチケットは、これが無効であることが
明示された状態(ボイド処理された状態)で排出される
ことになる。
<実施例> 以下、本発明のチケット発行装置の実施例を図面に基
づいて説明する。第1図は本発明のチケット発行装置の
一実施例を示す側面図である。なお、チケット発行装置
の印字部,券フィード部については機構的には従来のも
のとほとんど変わりがないため、第3図の説明と重複す
る部分についての説明は省略する。
第1図において、1は印字ヘッド、2はプラテン、3
はトラクタユニット、11はカッタ、12はシートガイド、
13は排出口、Tは連続した多数枚のチケットであり、そ
れぞれ第3図の場合と同様の構成を有している。
上記トラクタユニット3の駆動力は、LF(ラインフィ
ード)モータ4からLFベルト5、ドライブギヤ9および
図示していない伝達系を介して伝達され、また、上記プ
ラテン2の駆動力も同じLFモータ4からLFベルト5。ド
ライブギヤ8およびアイドルギヤ9を介して与えられ
る。また、トラクタユニット3の走行速度とプラテン2
の外周速度が等しくなるように設定されている。10は反
射型フォトセンサ等からなるセンサである。印字ヘッド
1の手前のチケット搬送路近傍に配置されている。
連続したチケットTは、その先端が上記センサ10で検
知された瞬間から一定量だけフィードされることによ
り、先端がカッタ11先端部の位置に一致するような位置
にセットされる。この状態から印字動作が開始され、連
続したチケットTはフィードされながら印字ヘッド1に
より印字される。チケット発行装置は、図示していない
ホストコンピュータから各チケットごとの印字データを
受信し、装置に異常がなければ、この印字データに基づ
いて各チケットごとに必要事項を印字処理していく。一
枚のチケットの印字が終わると、連続したチケットTは
トラクタユニット3によりフィードされ、その印字が終
了したチケットの終端のミシン目がカッタ11の先端部に
一致するような位置まで送り出される。このようにして
順次有効なチケットが発行されていくことになる。
ところが、印字中に本発明のチケット発行装置が異常
を検知した場合、たとえば印字が終了していないにもか
かわらずチケットに無理な力が働き、それを装置が検知
した場合には、第2図のフローチャートに示されている
ように、チケット発行装置は印字データに基づく印字を
停止させるとともに、直ちにそのチケットにボイド処理
を行なうように構成されている。装置の異常を検知する
手段としては、異常の種類により圧力検知,位置検知,
温度検知等、種々の形態が可能であるが、前述のチケッ
トに無理な力が急に働いた場合の異常を検知するには、
チケットの動きの異常を検知することによっても可能で
ある。たとえばトラクタユニット3のスプロケットの適
切な位置にセンサを設けておき、チケットTのスプロケ
ット孔の位置に異常がないかどうか検知させ、その信号
を制御手段に送るようにしておけばよい。ボイド処理
は、記憶媒体(図示せず)に一目でそれと分かるような
フォーマット,フォントで記憶させておき、これに基づ
いて印字することが出来る。また、ボイド処理の印字形
式は、その券が無効なものであることがはっきりとわか
るようであればどのようなものでもよく、たとえばチケ
ットの中央に大きく「無効」,「使用不可」等の文字あ
るいは「×」のマーク等が印字されればよい。また、こ
のボイド処理では、通常の発見等の印字のように印字位
置を正確に設定する必要はなく、プラテン2によるフィ
ードだけで充分である。ボイド処理が終了すると連続し
た多数枚の8チケットTはトラクタユニット3により直
ちにフィードされ、そのボイド処理されたチケットの終
端のミシン目がカッタ11の先端部に一致する位置まで排
出される。
上記制御方法は、チケット発行装置全体を制御する制
御装置(図示せず)の制御プログラムを変更するだけで
容易に実行することができる。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明に係るチケット発行装置
によれば、印字処理中に異常を検知した場合、コンピュ
ータからのデータに基づく印字を停止するだけでなく、
印字途中のチケットに対し、該チケットが無効であるこ
とを示す情報を印字して排出する機能を備えているた
め、印字途中で排出されたチケットに対して、別途ボイ
ド処理を施す手間(スタンプを押すなどの手間)が不要
となり省力化が可能となる。また、印字が不完全なチケ
ットには、それ自体に無効であることを示す情報が印字
されるため、例えば、チケット排出後に有効チケットと
無効チケットが混ざってしまった場合、或いは排出され
た無効チケットをそのまま破棄した場合でも、各々のチ
ケットの有効/無効を一目で判別することが可能とな
る。さらに、ボイド処理忘れの虞れもなくなり、無効と
すべきチケットに対する処理が確実に行われセキュリテ
ィ効果を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のチケット発行装置の一実施例を示す
側面図、 第2図は、本発明のチケット発行装置の制御方法を説明
するためのフローチャート、 第3図は、従来のチケット発行装置の一例を示す側面
図、 第4図は、その制御方法を説明するためのフローチャー
トである。 1……印字ヘッド,2……プラテン, 3……トラクタユニット,4……LFモータ, 5……LFベルト,6……ドライブプーリ, 7……ドライブシャフト,8……ドライブギヤ, 9……アイドルギヤ,10……センサ, 11……カッタ,12……シートガイド, T……チケット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータからのデータに基づいて必要
    事項を各チケットに印字処理する印字手段と、 前記印字手段にチケットを供給するとともに、前記印字
    手段で処理されたチケットを所定の位置に排出する搬送
    手段と、 印字処理中の異常を検知する検知手段と、 前記検知手段から異常信号を受けたときに前記データに
    基づく印字を停止させるとともに、その印字途中のチケ
    ットに対し、該チケットが無効であることを示す情報を
    印字するように前記印字手段を制御する制御手段と を備えたことを特徴とするチケット発行装置。
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