JPS6366071A - ロ−ルペ−パ−供給装置における終端ペ−パ−排除方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分！？］ 本発明は写真感光材料の如きロールペーパー、特にカラ
ーペーパーをマガジンから引き出して一定のサイズに裁
断した後に露光部等の処理部に供給する給紙装置におい
て利用される。終端ペーパーの排出方法に関する。

［発明の背景］ ロールペーパーを供給する装置の内ても、全処理完了後
に、機器のペーパー排出口付近で一定サイズにペーパー
裁断が行われる方式のものでは、不規則なサイズとなる
最終端の排出が問題となることは少ないが、一定のサイ
ズに裁断した後に機器内に搬送して処理する方式のもの
においては。

最終端が不規則な長さであると、排出が問題となる。

即ち、従来の機器では、ペーパーの終端を検知すると、
搬送系の作動か停止され、最終端を例えばマガジン側（
一方向）に引フ張って排除してから、新規なマガジンと
交換されるが、ペーパー終端を検知するまでに送り出さ
れたペーパーか何組かの搬送ローラを通過しているよう
な場合にあっては、搬送ローラによるはさみ込み圧力に
より終端ペーパーの引き出しに困難が伴なう。

ロールペーパーがＡ２・Ａ３サイズの如き巾広のもので
ある場合には、この困難性は、倍加することになる。

更に、写真感光材料の場合には１機器は遮光構造となつ
ており、他の機器の如く搬送部を開放してペーパーを排
除することかできないことから。

作業が繁雑であるだけでなく、この間はプリント作業を
停止せざるを得ないので１作業１と率が著しく低下する
ことになる。

［発明の目的］ 本発明は、上記に鑑みて創作されたものであり、ペーパ
ーの終端を検知した段階で、既に送り出した分のペーパ
ーを迅速かつ容易に排除し得る方法を明らかにすること
を主目的とするものてあり１本発明の他の目的ないし利
益は、以下の記述から明白となるであろう。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の上記目的は、ロールペーパーを一定の長さに裁
断じて処理系に搬送するものにおいて、終端ペーパーの
長さを検出して搬送系の及び若しくは処理系の最小ロー
ル間隔と比較し、終端ペーパーの方が長い場合には終端
ペーパーを順方向に送り出し、終端ペーパーの方が短い
場合には、逆方向（マガジン方向）に呼び戻して終端ペ
ーパーの排除を行うことを特徴とするロールペーパー供
給？ｔこに３ける終端ペーパー排除方法、よって達成さ
れる。

［実施例］ 次に、本発明の詳細を添付図面に従って説明する。

第１図において、１０はマガジンであって写真感光材料
の如きロールペーパー２０が用意されている。

ロールペーパー２０は、給紙指示情報の入力に従って作
動する搬送系により、マガジン１０から引き出され、例
えば搬送ローラ３０の回転量の検出から算出された特定
の長さに達するとペーパーセり出し系の作動はＯＦＦと
なり、ａ＠刃４０により裁断される。裁断が完了すると
後続の搬送系ローラ３１．３２．３３の作動により露光
部等の処理部に搬送される。

５０は、ペーパーの終端検出センサーであり。

ペーパー１０の不存在、即ち、ペーパー１０の終端の通
過を検知するもので、終端検知情報によりペーパー取り
出し系の作動はＯＦＦとなる。このとき、既に送り出し
ているペーパー１０の長さし。

に終端までの長さＬ２を加えた長さＬＡと、搬送ロール
３１．３２．３３間の長さＬユ、Ｌ４の内の最小ロール
間ｗＩＬｎとの長さの比較が行われる。

ａｉ刃４０から終端センサー５０までの長さＬ２及び最
小ロール間隔Ｌ６は既知であるから、従って、搬送開始
から終端検知に至るまでの搬送ロールの回転量に従って
Ｌ１゛の長さを検出するだけでＬＡとＬＢとの長さの比
較が可能となる。

本発明の方法では、ＬＡ　−Ｌｎ　＝Ｘの式から。

Ｘの値がプラスの場合（ＬＡ≧ｔ、ａ）と、マイナスの
場合（Ｌ　ｓ　＜　Ｌ　ｎ　）とで異なった制御を行う
。

なお、本発明においては、ロール３０は自由に離間操作
できるものであるから、Ｌ２の長さを考慮せず、Ｌ□の
長さのみからし□−ＬＢ”Ｘの式から得られる情報によ
り制御を行うものを包含する。

ＬＡンＬ８若しくはり、≧Ｌ８、即ち、ＬＡ−Ｌ、＝Ｘ
若しくはり、−ＬＢ　＝ｘの式におけるＸの値がプラス
である場合には、一旦停止された搬送系は再び順方向（
ペーパー送り方向）に作動され、ペーパー搬送系若しく
は露光部等の処理系の内、ペーパーの排除に最も都合の
良い位置（機器の種類ないし構成により異なる。又、特
別にペーパー排除部を設けてもよい、）までペーパー搬
送してからペーパーの排除を行う。

裁断されたペーパーが搬送路に連続して存在し端ペーパ
ーの排除だけを目的とする搬送系の作動か不可能である
場合等において、ペーパー排除を行うことなく、終端ペ
ーパーを含めて全ペーパーを順方向に搬送する方式も本
発す１に包含される。

このように、１端ペーパーを順方向に送り出す方式では
、途中まで（ペーパーの排除に都合のよい位置まで）、
或いは最後まで、終端ペーパーの空搬送を行わなければ
ならず、搬送スピードが遅い場合には、終端ペーパーの
排出に昨間を要することになるので、空搬送の場合には
搬送スピードを増加させる等の対策を設けることが好ま
しく、また、本来の搬送路に加えて、終端ペーパー排出
用の搬送路を用、従して搬送路の切り換えによって端ペ
ーパーの排出を行うようにしてもよい。

次に、ＬＡ＜ＬＢ若しくはＬ＋　＜ＬＢ　、即ち、Ｌ　
Ａ−Ｌ　ａ冨Ｘ若しくは、Ｌ、−Ｌ、＝Ｘの式における
Ｘの値かマイナスである場合には、上記とは逆方向に搬
送系を作動させてマガジン１０側にペーパーを排出させ
る。

手動操作により終端ペーパーをマガジン方向に引き出す
ものも本発明の方法に包含される。

搬送系を逆作動させるには、搬送ロールを逆回転させる
必要があるが、搬送路中に端ペーパーの外に正規のペー
パーが存在する搬送方式の場合にあっては、ペーパーＬ
Ａないしり、が関係する搬送ロールのみを逆回転させな
ければならない。

［発明の効果］ 本発明によれば、終端ペーパーの長さを検出して、これ
を最小ロール間隔と比較して、長い場合と短い場合とて
ペーパー排除の位置・方向を異ならしめたのて、ペーパ
ー排除をスピーディに効率よく行うことがてき、作業能
率の向上が期待でき、しかも、通常のペーパーの長さに
比較して極端に短い長さのペーパーを搬送系若しくは処
理系に送り出すことがないので、二重トラブルの発生も
防止し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の詳細な説明する搬送系の概ｗＢ図で
ある。 図中において各符号は下記を指示する。 １０：マガジン ２０：ロールペーパー ３０．３１，３２，３３：ロール ４０：裁断刃 ５０：読端センサー

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ロールペーパーを一定の長さに裁断して処理系に
   搬送するものにおいて、終端ペーパーの長さを検出して
   搬送系の及び若しくは処理系の最小ロール間隔と比較し
   、終端ペーパーの方が長い場合には終端ペーパーを順方
   向に送り出し、終端ペーパーの方が短い場合には、逆方
   向（マガジン方向）に呼び戻して終端ペーパーの排除を
   行うことを特徴とするロールペーパー供給装置における
   終端ペーパー排除方法。
2. （２）終端ペーパーの長さと最小ロール間隔との比較が
   、Ｌ＿Ａ−Ｌ＿Ｂ＝Ｘ若しくはＬ＿１−Ｌ＿Ｂ＝Ｘ（Ｌ
   ＿Ｂ＝最小ロール間隔、Ｌ＿１＝最後のペーパー送り量
   、Ｌ＿Ａ＝Ｌ＿１＋裁断刃からペーパー端までの長さ）
   の式から得られるＸの数値の正又は負の情報により行わ
   れることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のロー
   ルペーパー供給装置における終端ペーパー排除方法。