JPS6158311B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、版胴を版胴駆動歯車に対して連結面
を介して回動させる周方向見当合わせ装置及び版
胴を軸方向に移動させる側方向見当合わせ装置を
有する輪転印刷機であつて、周方向見当合わせ装
置及び側方向見当合わせ装置の調節操作装置が輪
転印刷機の駆動側とは反対側にある操作側に配置
されており、かつ版胴駆動歯車が直歯平歯車であ
る形式のものに関する。

このような形式の公知の装置（米国特許第
2425914号明細書）では、周方向及び側方向見当
合わせはハンドル及びねじ山を介して調節され、
この場合周方向見当合わせ調節は、版胴駆動輪を
案内する、外側及び内側連結部を有する中間接続
された推動ブツシユを介して行なわれ、この場合
上記外側及び内側連結部の一方は螺旋状に製作さ
れており、その結果推動ブツシユの移動のさいに
版胴は駆動輪に対して回動せしめられる。上記駆
動輪は版胴に対して軸方向では移動不能であつ
て、円板形キーにより版胴ジヤーナルに固定され
ている。側方向見当合わせ調節操作のさい版胴駆
動輪の上記推動ブツシユは一緒に移動せしめられ
る。

版胴の回転運動により周方向及び側方向見当合
わせ調節装置に軸方向及び半径方向の振動が伝達
される。この振動の結果、公知の構成において
は、両方の調節ねじ山、外側及び内側連結部並び
に円板形キー及び球軸受における支承部遊隙が半
径方向及び軸方向での版胴の制御不能の変位を生
ぜしめる。この変位は直接見当合わせ誤差を生ぜ
しめる。今日必要とされる百分の２，３ミリメー
トルの見当合わせ精度においては上記の見当合わ
せ誤差は印刷物の、印刷工によつても補償しえな
い欠陥を生じる。印刷工は公知の装置では、周方
向及び側方向見当合わせを平均値に基づいて調節
することができるにすぎず、振動に基づくプラス
又はマイナス方向での偏倚を修正することはでき
ない。この場合既に存在している見当合わせ誤差
は個々の適節部材の支承部の遊隙の増大に伴なつ
てさらに大きくなり、その結果印刷機は比較的長
い運転時間経過後にはもはや高度な印刷品質を必
要とする印刷作業には使用しえなくなる。

本発明の課題は輪転印刷機における周方向及び
側方向の見当合わせ調節装置を改善し、印刷物に
見当合わせ誤差を生ぜしめる、調節部材の半径方
向及び軸方向遊びが生じえないようにすることに
ある。この場合駆動装置に２つの連結部を設ける
ことはあらゆる場合において避けられなければな
らない。また周方向及び側方向の見当合わせ調節
が互いに無関係独立に操作側から行なえるように
し、かつ駆動装置とは反対の側に版胴のための固
定支承部が配置されているようにしなければなら
ない。

上記の課題は本発明によれば、調節操作装置
が、周方向見当合わせ装置の調節操作のために、
輪転印刷機の操作側と駆動側との間に支承されて
いる版胴中の軸方向孔を貫通して操作側から駆動
側へ延在している調節スピンドルの操作側の端部
に連結されており、かつ調節スピンドルの駆動側
の端部上にねじ山付き部材が螺合しており、該ね
じ山付き部材がブツシユ内へ螺合しており、該ブ
ツシユがスラスト軸受を介して直歯平歯車に支持
されており、該直歯平歯車は環状に構成されてい
てその内周に螺旋状連結面を有しており、かつ版
胴の駆動側のジヤーナルに連結部材が固定されて
いて該連結部材はその外周に上記螺旋状連結面に
対応する螺旋状連結面を有しており、上記直歯平
歯車はその螺旋状連結面を上記連結部材の対応す
る螺旋状連結面に遊びなしに係合せしめた状態で
上記連結部材上に、軸方向で移動可能に支承され
ており、かつ調節操作装置が、側方向見当合わせ
装置の調節操作のために、輪転印刷機の操作側に
固定された保持体内に螺合した、操作側にあるね
じ山付きブツシユに連結されており、かつ該ねじ
山付きブツシユが版胴の操作側のジヤーナルにス
ラスト軸受を介して支持されており、かつ版胴と
直歯平歯車との間に圧縮ばねが配置されているこ
とによつて、解決されている。

上記の解決手段によれば、たんに１つの連結面
を介して版胴に結合されている１つの直歯平歯車
が使用されており、その結果既にこれにより支承
部遊隙は減少している。また版胴はスラスト軸受
を介して印刷機操作側で案内されており、その結
果駆動側の側方フレームにおける荷重に関連した
変形が版胴の軸方向位置に影響を及ぼすことはな
い。さらに全ての調節部材は単数又は複数の圧縮
ばねにより互いに緊締されていてこれにより遊隙
が排除されており、これにより、調節部材中に場
合により発生する支承部遊隙の不都合な作用も排
除されている。本発明のさらに別の利点は、側方
向見当合わせ調節のさいに版胴、平歯車及び調節
部材相互間の緊締状態が変化せしめられない点に
認められる。

周方向見当合わせ調節及び側方向見当合わせ調
節のための調節操作装置を空間的に離すために、
周方向見当合わせ装置のための調節操作装置とし
て、歯車を有するハンドルが設けられており、こ
の歯車は別の歯車を介して調節スピンドルの操作
側の端部に連結されており、かつ側方向見当合わ
せ装置のための調節操作装置として、歯車を有す
る別のハンドルが設けられており、この歯車はさ
らに別の歯車を介して、操作側に配置されている
ねじ山付きブツシユに連結されている。

遊びのない側方向見当合わせ調節を助成するた
めに、操作側の側方フレームに固定された保持体
内に螺合したねじ山付きブツシユのねじ山は、該
ねじ山付きブツシユに螺合した止め板と保持体と
の間に配置された圧縮ばねにより、ねじ山間の遊
びなしに保持体内に螺合している。

見当合わせ位置の不意の変位を避けるために、
ハンドルに固定された調節軸が、これを取囲む調
節可能の締付ブレーキの締付力により制動されて
おり、これにより調節軸及びハンドルの意図しな
い回動が防止されている。

遊びのない作動に影響を及ぼすことなく調節ス
ピンドルのねじ山はねじ山付き部材内へ螺合し、
該ねじ山付き部材は外ねじ山を以つて、軸方向に
運動可能のブツシユ内へ螺合しており、かつねじ
山付き部材の回動が、駆動側側方フレームに対し
てねじ山付き部材の半径方向にスライドする摺動
片の、ねじ山付き部材への半径方向からの係止に
よりロツク可能である。これにより調節スピンド
ルに対するねじ山付き部材の調節されたそのつど
の相対位置の調節の変化なしに版胴の駆動歯車の
取外しが可能である。

周方向見当合わせ及び側方向見当合わせを遠隔
操作するために、側方向見当合わせ調節用のねじ
山付きブツシユ及び周方向見当合わせ調節用のね
じ山付きスピンドルが、調節値発生器が所属した
それぞれ１つの調節モータにより歯車を介して回
動せしめられるようにすることも可能である。

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

版胴１は支承部２，３を介して回転可能に駆動
側側方フレーム４及び操作側側方フレーム５に軸
受けされている。版胴１の駆動のために直歯平歯
車６が役立ち、該直歯平歯車６はジヤーナル７に
配置されている。直歯平歯車６は印刷機駆動装置
の歯車８と噛合つている。別の駆動歯車９はある
ときは図示されていないゴム胴の歯車１０に、ま
たあるときはインキ装置駆動装置の歯車１１と噛
合う。駆動歯車９も直歯平歯車である。両歯車６
及び９はねじ１２，１３を介して部材１４に取付
けられている。直歯平歯車６は環状に構成されて
いて、その内周に螺旋状の連結面を有している。
部材１４も環状に構成されていてその内周に直歯
平歯車６の内周に設けられた螺旋状の連結面に連
続する螺旋状の連結面１５を有しており、これら
の螺旋状の連結面は連結部材１６の外周に設けら
れている、対応する螺旋状の連結面に軸方向で移
動可能に係合している。連結部材１６はねじ１７
によりジヤーナル７に取付けられている。駆動歯
車９にもやはり連結面が設けられている場合該歯
車を部材１４に緊締することにより駆動歯車９を
遊びなしに調節することができる。

周方向見当合わせ調節には、調節軸１９及び歯
車２０を有するハンドル１８（第２図）を回動さ
せる。調節軸１９はその、ハンドル１８とは反対
側の端部に、ねじ山２１を有しており、これは、
印刷機側方フレーム５に控えボルト２２を介して
取付けられているプレード２３内へ係合してい
る。ハンドル１８の回動によりねじ山２１はプレ
ード２３内へねじ込まれ、これにより調節軸１９
はその支承部２４内で軸方向に移動せしめられ
る。カバー２５上には指示部材２６が取付けられ
ていて、ここでハンドルの回転運動及び軸方向運
動を介して周方向見当合わせ調節度を読取ること
ができる。ハンドル１８の不意の回動は調節軸１
９に配置された締付ブレーキ２７により防止され
ている。

歯車２０は、調節スピンドル２８に取付けられ
た歯車２９と噛合つており、この歯車２９はスラ
スト軸受３０を介して支持されている（第２
図）。調節スピンドル２８はジヤーナル３１、版
胴１及びジヤーナル７を軸方向で貫通し他端部に
ねじ山３２を有している。このねじ山３２はねじ
山付き部材３３（第１図）内へ係合しており、こ
の部材３３はその外ねじ山３４を以つて軸方向で
運動可能なブツシユ３５内へ係合しており、この
ブツシユ３５はキー３６を介して回動不能にしか
し軸方向で移動可能に支承ブツシユ３７内に配置
されている。支承ブツシユ３７はねじ３８により
ブリツジ３９に取付けられており、このブリツジ
３９自体は控えボルト４０を介して駆動側側方フ
レーム４に支持されている。

調節スピンドル２８が回転するとねじ山付きブ
ツシユ３３を介してブツシユ３５は軸方向で移動
せしめられ、このブツシユ３５はスラスト軸受４
１を介して軸方向運動を円板４２、さらにこの円
板から直歯平歯車６、部材１４及び直歯平歯車で
ある駆動歯車９へ伝達する。直歯平歯車６及び駆
動歯車９はそれらの直歯を以つて係合している歯
車８，１０，１１の直歯に沿つて、回転運動を行
なうことなしに、軸方向に移動する。この場合直
歯平歯車６及び部材１４はそれぞれの内周に設け
られている螺旋状の連結面を以つて連結部材１６
の外周に設けられている対応する螺旋状の連結面
と係合しているから、直歯平歯車６及び部材１４
の上記の軸方向移動により、螺旋状連結面を介し
て連結部材１６、ひいては版胴１が回動せしめら
れる。この場合版胴１の回転方向は直歯平歯車及
び部材１４の軸方向での移動方向に関連する。

ねじ山付き部材３３は摺動片４３により半径方
向からロツク可能であり、この場合このねじ山付
き部材３３はたんに軸方向でのみ連行されること
ができる。固定ねじ４５のために摺動片４３内に
設けられているスリツト４４により摺動片４３の
半径方向外方への摺動が可能であり、その結果該
摺動片４３はもはや所属の溝４６内へ係合しなく
なる。これにより六角形ヘツド４７を介してねじ
山付き部材３３を、ブツシユ３５及びこれと共に
平歯車６が歯車８から外される（一点鎖線で示さ
れている位置）まで、回動させることができる。
またこれにより、版胴１を所属の印刷装置と一緒
に簡単な形式で主駆動装置からきりはなすことが
できる。

第２のハンドル４８（第２図）は側方向見当合
わせ調節に役立つものでやはり調節軸４９に結合
されており、該調節軸４９はその他端に歯車５０
を支持している。さらに、調節軸４９はねじ山５
１を有し、調節軸４９は回動のさいこのねじ山５
１を介して軸方向に運動せしめられる。ねじ山５
１は支承部５２内へ係合しており、この支承部に
はやはり締付ブレーキ５３が取付けられていて、
これはハンドル４８の不意の回動を防止する。調
節値は指示部材５４のところで読取られる。

歯車５０は、ねじ山付きブツシユ５６に配置さ
れている別の歯車５５と噛合わされている。ねじ
山付きブツシユ５６はそのねじ山を以つて保持体
５７内へ係合しており、この保持体５７は支承部
３を介して側方フレーム５に支持されている。さ
らにねじ山付きブツシユ５６は軸受５８を介して
回転可能にかつ長手方向で移動可能に軸受けされ
ている。ねじ山付きブツシユ５６内に軸受５９を
介して調節スピンドル２８が回転可能に支承され
ている。ねじ山付きブツシユ５６の遊びのない調
節のために止め板６０が役立ち、これは圧縮ばね
６１を介して保持体５７に支持されていることが
できる。

ねじ山付きブツシユ５６の調節力は支持板６２
及びスラスト軸受６３を介して版胴１のジヤーナ
ル３１へ伝達される。止めねじ６４は支持板６２
が一緒に回動することを防止する。

ジヤーナル７内の孔６６内に配置されている強
力な圧縮ばね６５（第１図）は調節スピンドル２
８を取囲んでおりかつ円板４２を介して平歯車６
に及び版胴１に支持されている。このばね力はさ
らにスラスト軸受４１、ブツシユ３５及びねじ山
付き部材３３を介してねじスピンドルとしての調
節スピンドル２８へ伝達される。この調節スピン
ドル２８には張力が負荷されており、この張力は
歯車２９（第２図）へ伝達され、さらにこの歯車
からスラスト軸受３０、ねじ山付きブツシユ５
６、支持板６２及びスラスト軸受５３を介して版
胴１のジヤーナル３１へ伝達される。これにより
圧縮ばね６５の力の伝達経路が閉じられる。ハン
ドル４８を介してのねじ山付きブツシユ５６の回
動により版胴１は保持体５７、ひいてはまた操作
側の側方フレーム５に対して軸方向で移動せしめ
られ、この場合移動距離は圧縮ばね６５によつて
補償される。周方向見当合わせのための直歯平歯
車６の軸方向移動のさい該直歯平歯車は調節スピ
ンドル２８から移動せしめられ、この場合距離の
補償はやはり圧縮ばね６５を介して行なわれる。
この場合にもねじ山付きブツシユ５６は保持体５
７を介して側方フレーム５に支持される。

圧縮ばねの力によりねじ山付きブツシユ５６の
ねじ山に至るまで全調節部材が遊びなしに調節さ
れ、その結果軸方向及び半径方向のいかなる遊び
も生じえない。ねじ山付きブツシユ５６のねじ山
は止め板６０を介して遊びなしに調節され、これ
によつても軸方向遊びが排除されている。従つて
版胴１の回転振動は半径方向でもまた軸方向でも
生ぜず、これにより、精確に見当合わせされた印
刷が保証される。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
は駆動側における周方向見当合わせ調節機構を示
す図、第２図は操作側における側方見当合わせ調
節機構を示す図である。 １…版胴、２…支承部、３…支承部、４…駆動
側側方フレーム、５…操作側側方フレーム、６…
直歯平歯車、７…ジヤーナル、８…歯車、９…歯
車、１０…歯車、１１…歯車、１２…ねじ、１３
…ねじ、１４…部材、１５…連結面、１６…連結
部材、１７…ねじ、１８…ハンドル、１９…調節
軸、２０…歯車、２１…ねじ山、２２…控えボル
ト、２３…プレート、２４…支承部、２５…カバ
ー、２６…指示部材、２７…締付けブレーキ、２
８…調節スピンドル、２９…歯車、３０…スラス
ト軸受、３１…ジヤーナル、３２…ねじ山、３３
…ねじ山付き部材、３４…外ねじ山、３５…ブツ
シユ、３６…キー、３７…支承ブツシユ、３８…
ねじ、３９…ブリツジ、４０…控えボルト、４１
…スラスト軸受、４２…円板、４３…摺動片、４
４…スリツト、４５…固定ねじ、４６…溝、４７
…六角形ヘツド、４８…ハンドル、４９…調節
軸、５０…歯車、５１…ねじ山、５２…支承部、
５３…締付ブレーキ、５４…指示部材、５５…歯
車、５６…ねじ山付きブツシユ、５７…保持体、
５８…軸受、５９…軸受、６０…止め板、６１…
圧縮ばね、６２…支持板、６３…スラスト軸受、
６４…止めねじ、６５…圧縮ばね、６６…孔。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 版胴を版胴駆動歯車に対して連結面を介して
   回動させる周方向見当合わせ装置及び版胴を軸方
   向に移動させる側方向見当合わせ装置を有する輪
   転印刷機であつて、周方向見当合わせ装置及び側
   方向見当合わせ装置の調節操作装置が輪転印刷機
   の駆動側とは反対側にある操作側に配置されてお
   り、かつ版胴駆動歯車が直歯平歯車である形式の
   ものにおいて、調節操作装置が、周方向見当合わ
   せ装置の調節操作のために、輪転印刷機の操作側
   ５と駆動側４との間に支承されている版胴１中の
   軸方向孔を貫通して操作側５から駆動側４へ延在
   している調節スピンドル２８の操作側５の端部に
   連結されており、かつ調節スピンドル２８の駆動
   側４の端部上にねじ山付き部材３３が螺合してお
   り、該ねじ山付き部材３３がブツシユ３５内へ螺
   合しており、該ブツシユ３５がスラスト軸受４１
   を介して直歯平歯車６に支持されており、該直歯
   平歯車６は環状に構成されていてその内周に螺旋
   状連結面を有しており、かつ版胴１の駆動側４の
   ジヤーナル７に連結部材１６が固定されていて該
   連結部材１６はその外周に上記螺旋状連結面に対
   応する螺旋状連結面を有しており、上記直歯平歯
   車６はその螺旋状連結面を上記連結部材１６の対
   応する螺旋状連結面に遊びなしに係合せしめた状
   態で上記連結部材１６上に、軸方向で移動可能に
   支承されており、かつ調節操作装置が、側方向見
   当合わせ装置の調節操作のために、輪転印刷機の
   操作側５に固定された保持体５７内に螺合した、
   操作側５にあるねじ山付きブツシユ５６に連結さ
   れており、かつ該ねじ山付きブツシユ５６が版胴
   １の操作側のジヤーナル３１にスラスト軸受６３
   を介して支持されており、かつ版胴１と直歯平歯
   車６との間に圧縮ばね６５が配置されていること
   を特徴とする、周方向見当合わせ装置及び側方向
   見当合わせ装置を有する輪転印刷機。 ２ 周方向見当合わせ装置の調節操作装置とし
   て、歯車２０を有するハンドル１８が設けられて
   おり、該歯車２０は歯車２９を介して調節スピン
   ドル２８の操作側５の端部に連結されており、か
   つ側方向見当合わせ装置の調節操作装置として、
   歯車５０を有する別のハンドル４８が設けられて
   おり、この歯車５０は歯車５５を介して、操作側
   に配置されているねじ山付きブツシユ５６に連結
   されている特許請求の範囲第１項記載の輪転印刷
   機。 ３ 操作側側方フレーム５に固定された保持体５
   ７内に螺合したねじ山付きブツシユ５６のねじ山
   が、該ねじ山付きブツシユ５６に螺合した止め板
   ６０と保持体５７との間に配置された圧縮ばね６
   １により、上記保持体５７内にねじ山間の遊びな
   しに螺合している、特許請求の範囲第１項記載の
   輪転印刷機。 ４ ハンドル１８，４８が調節軸１９，４９に取
   付けられており、該調節軸がこれを取囲む締付ブ
   レーキ２７，５３の締付力により制動されている
   特許請求の範囲第１項記載の輪転印刷機。 ５ 調節スピンドル２８のねじ山３２がねじ山付
   き部材３３内へ係合しており、該ねじ山付き部材
   は外ねじ山３４を以つて、軸方向で運動可能のブ
   ツシユ３５内へ係合しており、かつねじ山付き部
   材３３の回動が、駆動側側方フレーム４に対して
   ねじ山付き部材３３の半径方向でスライドする摺
   動片４３により半径方向からロツク可能である特
   許請求の範囲第１項記載の輪転印刷機。 ６ 側方向見当合わせ調節のためのねじ山付きブ
   ツシユ５６及び周方向見当合わせ調節のためのね
   じ山付きスピンドル２８がそのつど、調節値発生
   器が所属している調節モータにより歯車を介して
   回動せしめられる特許請求の範囲第１項記載の輪
   転印刷機。