JPS6157400A - 転写印刷部分と同調した凹凸部を有する印刷化粧材及びその製造方法 - Google Patents

転写印刷部分と同調した凹凸部を有する印刷化粧材及びその製造方法

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JPS6157400A
JPS6157400A JP10142084A JP10142084A JPS6157400A JP S6157400 A JPS6157400 A JP S6157400A JP 10142084 A JP10142084 A JP 10142084A JP 10142084 A JP10142084 A JP 10142084A JP S6157400 A JPS6157400 A JP S6157400A
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ink
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film
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憲治 角田
健一 巽
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WASHI CHUETSU BOARD KK
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WASHI CHUETSU BOARD KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、印刷と凹凸部が同調された化粧材及び該化粧
材を印刷の精度と同調の精度を非常に高くして、しかも
生産能率が良く極めて容易に製造する事を可能にした製
造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、図柄をあらかじめ、紙、板等の基材に印刷し、基
材上の図柄に同調させた図柄を凹凸部成形用の柄として
形成するため、基材の上面に紫外線硬化型樹脂(以下U
V樹脂と言う)をコーティングした後、紫外線を遮蔽す
る性能を有する、インキその他の紫外線遮断物質で、遮
蔽層を設け、基材上の図柄に正確に覆せ、紫外線を照射
してUV樹脂の硬化部分と未硬化部分を作り、未硬化部
分をフィルムと共に除去し、更に紫外線を照射して残っ
た未硬化部分を硬化させて化粧材i製造する、いわゆる
ケミカルエンボス法がある。この様な方法では基材の図
柄に正確に凹凸成形用の柄を位置合せした後重ね合せね
ばならず、複雑な図柄に於ては正確な位置合せは不可能
であ゛す、又生産性も極めて悪い。例えばこれらの方法
の工程数をみても、(イ)基材への柄付け、(ロ)UV
樹脂の塗布。
(ハ)凹凸部形成用フィルムの重ね合せ、に)紫外線照
射、(ホ)フィルムの剥離、(へ)紫外線照射、となり
、6エ程を最小限必要とする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記の点に鑑みて、複雑な図柄であっても正確
に凹凸形成位置が決められた位置合わせの正しい同調凹
凸部を有する印刷化粧材を得ると共に、凹凸形成用フィ
ルムの位置ぎめのわずられしさをなくし、しかも正確に
柄に合わせた位置ぎめを能率良く行なわんとするもので
ある。
〔問題を解決する手段〕
下地となる基材の表面に塗布したUV樹脂の表面に、紫
外線を容易に透過し得るインキで柄を印刷すると共に、
残余の適所に紫外線を遮蔽する作用のあるインキで印刷
を施し、紫外線を照射することによって紫外線を容易に
透過し得るインキで印刷された部分のUV樹脂を硬化し
、紫外線を遮蔽する作用のあるインキで印刷を施した部
分のUV樹脂は硬化せずに取り去り、その後該部に紫外
線を照射することにより該部も硬化させ、柄と凹凸とを
一致させるようにしている。
〔作 用〕
本発明による製造法によれば、合成樹脂製フィルム(例
えば200μ厚みのポリエステルフィルム)上に紫外線
を容易に透過させ得るインキ等で印刷された部分と紫外
線を適宜遮蔽する性能を有するインキ等で印刷された部
分を同調させた状況下で印刷された転写印刷用合成樹脂
製フィルムを、下地着色した基材上にUV樹脂を塗布し
た後、UV’樹脂層と印刷面が接する様に覆いかぶせ、
ローラー等で展圧して脱泡した後、該フィルムを貫通す
る様に36ONmを主波長とする紫外線を照射する。
紫外線を遮蔽する性質のインキ等にて印刷された部分に
接するUV樹脂層の部分を除いて、硬化が進行し、併行
して転写印刷が完了する。硬化が進行されない部分は転
写印刷は為されず、該フィルムをUV樹脂層から剥離す
る際に未硬化のUV樹脂は適宜、該フィルムに付着して
除去される。該フィルムに付着して除去された部分は凹
部となって残り、既に硬化した部分は凸部となり、再度
紫外線を照射することにより、未硬化の残存部を硬化さ
せる。斯様にして凹部は硬化し凸部と同等の硬度にて形
成される。
上記の未硬化の部分のUV樹脂はフィルムに付着して除
去されるが、他に、ブラッシングにより取り去る方法も
あり、これらを併用して或いは単独で行なっても良い。
これらの手段に用いられる合成樹脂製転写用フィルムは
、その印刷段階では、多色刷りの可能な印刷機を用いて
・容易に紫外線を透過する性質のインキと適宜遮蔽する
性質のインキ等を個別に用いて印刷することにより、容
易に同調した凹凸部成形に供する合成樹脂製転写フィル
ムを製造する事が可能である。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について述べる。
第2図において、厚さ200μのポリエステルフィルム
1に容易に紫外線を透過し得る性質のインキにて印刷さ
れた部分3と紫外線を遮蔽する性質のインキにて印刷さ
れた部分2を設けた構造からなる合成樹脂製の転写フィ
ルムを用意する。この場合、第3図に示す如く、紫外線
に対して異なった性質をもつインキにて印刷された部分
は同一面でも差支えない。次に5m/m厚のフレキシブ
ルボード4の表面に、アクリルぎりオール100部。
ポリイソシアネート10部、ウレタシシンナー20部か
らなる白色アクリルウレタンエナメルを110 frr
lの割合で塗布し乾燥させて、白色アクリルウレタンエ
ナメル層5を設ける。更にその上面に、1109/mJ
の割合で一様に塗布されて成る、紫外線硬化型アクリル
樹脂層6を設ける。この樹脂層の表面に第2図又は第3
図に示した、合成樹脂製転写印刷用フィルムを第4図に
示す如く覆せて、ローラー等で展圧して紫外線硬化型樹
脂層中の気泡等を脱気して36ONmを主波長とする3
0〜80 W/cmの紫外線ランプを】0内至15秒間
程度照射して第4図中紫外線を容易に透過し得るインキ
層部3に密着するUV樹脂6の硬化を図ると共に同部分
の転写印刷を完了させる。このときの紫外線の照射時間
は、転写印刷が完了する程度にしておき、フィルムを除
去した後、80 W/cmの紫外線を照射してUV硬化
樹脂を完全に硬化させる事も可能である。
次に第4図に於ける転写印刷用フィルム1を除去するが
、第1図に示す如く、紫外線を遮蔽する性質を有するイ
ンキにて印刷された部分2に密着しているUV樹脂部分
は硬化する事なくフィルムに付着して除去され、凹部7
を形成する。このとき凹部には未硬化状態のUV樹脂が
残存するので、これに80W/cmの紫外線を照射して
凹部を完全に硬化させて同調した凹凸部を有する化粧材
を得る。
〔発明の効果〕
本発明方法によって得られる化粧材は、図柄の印刷面が
凸部となり、同時に凹部が形成されるので、従来の方法
に於ける凹凸部形成用のフィルムの位置合せ工程は不要
となり、同調させる為の労力は必要とせず、且つ正確な
同調が行なえるものである。
本発明の実施例として図柄にトラパーチンとして呼称さ
れる石模様を用い、自然石のもついわゆる虫くい部に相
当する凹部を再現してきわめて自然な化粧材が得られた
【図面の簡単な説明】
第1図は本化粧材の断面図、第2図及び第3図は本発明
に用いる転写印刷用フィルムの断面図、第4図は転写途
中の断面図である。 1・・・ポリエステルフィルム。 2・・・紫外線を遮蔽するインキで印刷された部分。 3・・・紫外線を透過するインキで印刷された部分。 4・・・M材、    5・・・アクリルウレタンエナ
メル層。 6・・・UV樹脂層、  了・・・凹部9特 許 出 
願 人    ワシ中越ボード株式会社代理人 弁理士
   大 野 克 躬 大  野  令  子 〃           大  野  柳之輔第1図 第2図 第3図 °   第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下地となる基材の表面を被つて設けた紫外線硬化型
    樹脂の表面に、容易に紫外線を通過しうる性質のインキ
    によつて印刷された部分と、該インキのない部分とを配
    し、前記インキのない部分は紫外線硬化型樹脂の表面が
    凹部を成形して除去されていることを特徴とする転写印
    刷部分と同調した凹凸部を有する印刷化粧材。 2、下地となる基材の表面に、紫外線硬化型樹脂を塗布
    し、紫外線を容易に透過しうるインキにて印刷された部
    分と紫外線を適宜遮蔽する様に作用するインキにて印刷
    された部分を有する転写印刷用合成樹脂製フィルムを用
    いて、その印刷面側が紫外線硬化型樹脂と接する様にし
    て覆いかぶせた後、該フィルムを通過して、紫外線を該
    樹脂層に照射することにより、該樹脂層に適宜、硬化し
    た部分と未硬化の部分を生ぜしめ、転写を行ない、転写
    を完了した合成樹脂製フィルムを、該樹脂層から剥離さ
    せる際に、未硬化部分を合成樹脂製フィルムに付着させ
    、未硬化の部分を該樹脂層から除去した後、再度紫外線
    を照射する事により基材上にのこされた未硬化の紫外線
    硬化型樹脂を硬化させることにより、転写印刷部分と同
    調した凹部を形成する化粧材の製造方法。
JP10142084A 1984-05-19 1984-05-19 転写印刷部分と同調した凹凸部を有する印刷化粧材及びその製造方法 Granted JPS6157400A (ja)

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JPH0375360B2 JPH0375360B2 (ja) 1991-11-29

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JPH0319843A (ja) * 1989-06-16 1991-01-29 Nichiban Co Ltd シート状立体模様成型用積層体及びこれを用いた立体模様成型方法

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JPS5130805A (ja) * 1974-09-10 1976-03-16 Shinei Kk

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