JPS58151246A - 化粧板の製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明社、天然木などの素材の持つ颯会を忠実に再現
できる化粧板の鎖造方法に関し、原版の凹凸模様が賦形
された型に、樹脂液を＃に布して原版の凹凸模様に追随
して形成された薄いＩｔ脂層（以下、バリアコートと言
う）を形成し１．このバリアコート表面を化粧板素材上
のｌ１１１１Ｍ液に押しつけることにより、原版の凹凸
模様の再現性を向上させようとするものである。

従来より、化粧板に天然木などの素材そのままの風合、
質感を持たせようとする試みが多数なされてき友。中で
も、天然木などの素材の表面の凹凸模様をシリコーン樹
脂を用いて賦形、保持させた押型を形成し、素材の色彩
＊＊を形成した化粧板素材表面に上記押型を位置合せを
して押し当て、素材の凹凸模様を化粧板ｆＭ面にＪ４塊
する方法が、素材の持つ風合、質感の再現性が高いもの
として広く知られている。

しかし、この方法嬬化粧板素材上に塗布され九半嫉化状
態の不飽和ポリエステル樹脂に押型を抑圧するものなの
で、押型を通じ外部から、空気の流入が生じ不飽和ポリ
エステルＩｌ膚に硬化不良が発生し、微少な部分を充分
に不飽和ｌリエステルＷ脂に写すことができず、凹凸１
１１様の再現性が劣り、１１た押型の凹凸ｌｌ［鎌の凸
部の先端部分が半硬化状態の不飽和ポリエステル樹脂を
突き刺す状暢となるので、この凸部が損耗し、＃城の優
みが早く、ざらに押型と硬化後の不飽和ポリエステル樹
脂とのａｍが困鑓であるという欠点があった。また、押
型の凹凸模様と化粧板素材の色彩ｔ＃様との位置合せに
、目視による透視に依っているので、押型の膜厚がａコ
〜ａ３ＩＩＬＩと大変４いために押型の移動時１押圧時
あるいは剥離時に押型が破損しゃすく、押型の耐用−敵
が少ないという欠点もあった。さらに、押型はその剥離
性の点からシリコーン樹脂が専ら用いられるため、不飽
和ポリエステル樹脂の血合反応が阻害され、硬化が遅く
なるという不都合もあった。

この発明社上記事情に鑑みてなされたもので、型の破損
、損耗がなく型の耐用回教が鴬長され、気泡の巻き込み
がなく、合成樹脂の硬化が阻害されることがなく、原版
の凹凸１１様の再現性が高い化粧板の製造方法を提供す
ることを目的とし、原版の凹凸模様が賦形された型に、
バリアコートとして樹脂液を塗布して原版の凹凸模様に
追随した凹凸ｍ撮【形成するとともに、この虐の凹凸面
を、色彩ｍ機が形成された化粧板素材上に塗布された硬
化性樹脂に向けて腫ね合せることを特徴とするものであ
る。

以下、図面ｉｓ照してこの発明の詳細な説明するＯ 第１図ないし第Ｓ１轄この発明の化粧板の製造方法の一
例を工ＮＭに示すもので、第１図中符号ｌはその凹凸模
様および色彩模様を再現しようとする原版で、主に木目
の整った天然木などが弔いられる。まず、この原版ｌｆ
）表面の凹凸ＩＩＩ撮８上に硬化剤が配合されたシリコ
ーン＊脂などの液状の硬化性合成樹脂８が塗布され、硬
化させられる。

充分硬化性合＠俺脂８が硬化したならば、原版ｌより＃
騙され、抛４が得られる。（第２図）この蟲４には、原
版ｌの凹凸ＩＩｆｓ２を忠実に写し、その凹凸が反転し
た凹凸模様２′が賦形されている。

次に、第３図に示すように、この１ｊＡ４の凹凸模様２
′が形成され北面に樹脂液５が濾布される。このＩＩＭ
ｒｌ液５としては、ポリウレタン１ＩｔｐＩｊＩ處料、
ビニル樹脂塗料、エポキシ樹脂ｍＩ科、アルキッド樹脂
産科などの透明ないし半透明の合成樹脂麿科が哨いられ
る。樹脂液５の固化に伴って、樹脂液５は固体の樹脂層
（バリアコート）６となり、型番の凹凸ＩｌＩ様２′に
追随した凹凸模様８が形成される。

この樹脂ｍ（バリアコート）６０哄厚は非常に薄イノテ
（／　０−２０　＃’　ｓａ　）　ｓ　Ｍ　４の凹凸横
１ｅａｎ’をはげ正確に再現している。

一方、ラワン合板などの基板７０表面に原版ｌから通常
の製版技術で作成した木目印刷紙８に貼着した化粧板素
材９を用意する。

そして、第参図に示すように化粧板素材９上に硬化性樹
脂液１ＯｋＩｊ１１布し、この硬化性樹脂液１Ｇが硬化
しないうちに、硬化性樹脂液１０に対して上記バリアコ
ート６が形成された型４を重ね合せる。この際、化粧板
素材９０色１ＩｅＷ様とｍ４の凹凸模様ｖ′との位置合
せが行われる。そして、掴慟の裏面よりローツなどで押
圧脱泡し、硬化性樹脂液１０ｔ−硬化させ、バリアコー
ト６と硬化性樹脂層１０と化粧板ｇ材９とを接合一体化
する。ついで、ｍＳ図に示したように型４を＃離すれば
１目的の化粧板１１が得られる。

このような化粧板の懺法によれば、型４上に樹脂液５が
塗布されるので、＠４の凹凸［１１１２’の微少な部分
にも樹脂液５がよく流れ込み、樹脂層（バリアフート）
６に賦形される凹凸＠ｍｚ”ｕｍ版の凹凸模様８に対し
て極めて忠実なものになるとともに、型番の凹凸ａｕｇ
’の凸部の先端部分が損耗することがなく、掴もの傷み
が少くなり、さらに＃ｌｊ４の凹凸模様２と硬化性樹脂
液ｌＯとの界面に気ｌ？！【包含することがほとんどな
くなる。

以上説明したように、この発明の化粧板のＩｌｌ法は、
原版の凹凸模様が賦形された型に、樹脂液を塗布して原
板の凹凸模様が形成された樹脂層をバリアコートとして
形成し、原版の色彩模様が形成された化粧板ｇ材上に硬
化性樹脂、ｌｔ塗布し１この上からバリアコートを形成
した掴を慮ね合せて硬化させ接合一本化するものである
ので、抛の凹凸１１４１１の微少な部分にも樹脂液がよ
く流れ込み、樹脂層に形成される凹凸模様は原版の凹凸
模様に極めて忠実なものとなり、得られる化粧ｇｉｕＩ
ＪＫ版の持つ風合、質感倉そのまま具備したものとなる
〇また、バリアコートにより型の凹凸１１様の凸部の先
端部分が損耗することかなく、澹の優みが少なくなり、
型の耐用回数が延長され、製造コストが低下する。さら
に、型の凹凸模様と樹脂液（４１１脂層）との界面に気
泡を包含することがほとんどなくなり、化粧板の表面の
仕上り状−がより一層良好なものとなるうざらにまた、
シリコーン樹脂鯛櫂に起因するポリエステル樹脂の硬化
阻害が樹脂層によって防止され、硬化時間の遅延が解消
されて、化粧板の生産性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図はこの発明の化粧板の製造方法の−
Ｈ【ニー順に示す概略照面図である。 １−°・“°°原版、２・・・・・・凹凸ｗ４礒、４・
・・・・・型、５・・・・・・樹脂液、６・・・・・・
＊脂層、９・・・・・・化粧板素材、１０・・・・・・
硬化性樹脂液、ｉｔ・・・・・・化粧板。 第１図 第２図 ２′ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ピ）凹凸模様が賦漏された型にバリアコートとして樹脂
   液を塗布する工程、（ロ）色彩ｌｌＩ４様が形成された
   化粧板素材の上に硬化性樹脂液を塗布し、上記バリアコ
   ートが形成された型の凹凸面を硬化性樹脂液に向けて積
   層する工程、Ｇ／）硬化性樹脂の硬化後、型からバリア
   コート、硬化性樹脂および化粧板素材の一本物倉剥層す
   る工程の上記←）（ロ）Ｇ／）の工程よりなることを＃
   ＃黴とする化粧板の製法。