JPS62170344A - ポリエステル化粧板の製造方法および製造装置 - Google Patents

ポリエステル化粧板の製造方法および製造装置

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JPS62170344A
JPS62170344A JP61012630A JP1263086A JPS62170344A JP S62170344 A JPS62170344 A JP S62170344A JP 61012630 A JP61012630 A JP 61012630A JP 1263086 A JP1263086 A JP 1263086A JP S62170344 A JPS62170344 A JP S62170344A
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JP
Japan
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polyester resin
decorative
unsaturated polyester
decorative paper
film
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JP61012630A
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宇佐見 祐輔
忠道 石井
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野1 本発明は、生産能率が高く、大量生産に適するポリエス
テル化粧板の製造方法および’I造装置に関する。
[従来の技術] ポリエステル化粧板の製造は、下記のようにして行なわ
れているが、必らずしも満足なものではない。
ずなわら、合板などの基材上に化粧紙を貼着し、不飽和
ポリエステル樹脂と硬化剤の混合液を化粧紙上に流し、
賦型フィルムで覆ってその上からローラーをかけて平滑
にならし、液を化粧紙に含浸させて放置し、不飽和ポリ
エステル樹脂を硬化させたのち、賦型フィルムを剥離し
てポリエステル化粧板を)qる。 この方法は化粧紙を
1枚ずつ手作業でつくるものであるから、生産能率が低
く、大量生産には不向きであって、コストが高い。
そこで、不飽和ポリエステル樹脂と硬化剤の混合液を化
粧紙を貼着した基材上に塗布する工程以降の工程を自動
化し、ポリエステル化粧板を自動ラインで製造する改良
法ができた。 この方法によるとしても、やはり基材に
化粧材を貼着する前工程が必要なので、生産能率は依然
としてよくない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、上記したような従来のポリエステル化
粧板の製造方法を改善し、原料から製品まで一貫して全
自動ラインで製造できるようにし、生産能率も高めた大
量生産に適するポリエステル化粧板の製造方法を提供す
ることにある。
そのようなポリエステル化粧板製造方法を実施するため
の装置を提供することもまた、本発明の目的に含まれる
及皿り旦メ [問題点を解決するための手段] 本発明のポリエステル化粧板の製造方法は、下記の諸工
程からなる。
イ) 基材上に不飽和ポリエステル樹脂液を塗布する工
程 口) 絵柄の印刷層を設けた化粧紙に硬化剤を含浸させ
る工程、 ハ〉 表面が平滑であるか、またはエンボス模様を有す
る賦型フィルムに不飽和ポリエステル樹脂液を塗布する
工程、 ボ) 上記の基材上に、化粧紙および賦型フィルムを重
ね合わせ、加圧して密着させるとともに不飽和ポリエス
テル樹脂液中の気泡を除去する工程、 へ) 不飽和ポリエステル樹脂液を硬化させるために加
熱する工程、 1〜) 賦型フィルムを剥離する工程、おJ:びヂ) 
化粧紙を切断し、ポリエステル化粧板を(qる工程。
本発明のポリエステル化粧板の製造装置は、図面に示す
ように、基材を供給する手段1、絵柄の印刷層を設けた
化粧紙を供給する手段2、表面が平滑であるか、または
エンボス模様を有する賦型フィルムを供給する手段3、
基材上に不飽和ポリエステル樹脂液を塗布する手段4、
化粧紙に硬化剤を含浸させる手段5、賦型フィルムに不
飽和ポリエステル樹脂液を塗布する手段6、上記の基材
上に化粧紙おにび賦型フィルムを重ね合わせ、加圧して
密着ざぜるとともに不飽和ポリエステル樹脂液中の気泡
を除去する加圧手段7、不飽和ポリエステル樹脂を硬化
させるための加熱手段8、賦型フィルムを剥離する手段
9、および化粧紙を切断する手段10からなる。
基材としては、合板、木材、バッチクルボード、繊維板
、5裔ボード、板紙、5青ボード紙、パーライトボード
、珪カル板、石綿スレート板、GRC板、鉄板、アルミ
ニウム板など、通常化粧板の基材として使用されるもの
を用いることができ、とくに限定はない。
化粧紙に使用する化粧原紙は、坪量23〜1509/7
7f、好ましくは23〜’I 00g/mのバルブシー
トを使用する。 不透明性を与えたり着色したりする目
的で酸化チタンその他の顔料を含むものが好適である。
絵柄の印刷は、通常の印刷インキを用いて、グラビアそ
のほか任意の方法で実施すればよい。
不飽和ポリエステル樹脂は、化粧板の製造に常用されて
いるものを使用すればよい。 不飽和ポリエステル樹脂
の塗布方法はとくに限定はなく、たとえばロールコータ
−法、フィルム法、フローコーター法等が用いられる。
 塗布量もとくに限定されないが、好ましくは100〜
400g/mであり、より好ましくは200〜350g
/7Ffである。
賦型フィルムは、素材としてポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン、ポリプロピレン、ビニロン、ポリ塩
化ビニルなどの合成樹脂のフィルムの単体または積層体
を用い、厚さ12〜400μ、好ましくは、25〜35
0μ程度にするのが好ましい。 賦型フィルムのエンボ
ス加工は、通常のエンボス機により、凹状のエンボス版
を用いて熱エンボス法で形成する。
硬化剤は、化粧板の製造に常用されているものを使用す
ればよい。
[作 用1 本発明のポリエステル化粧板の製造技術によれば、化粧
材を基材に貼着する前工程が不要となり、原料から製品
まで一貫して全自動ラインで製造できるので、生産能率
が高まり、大量生産が容易になる。
[実施例1] 基材として、厚さ2.5馴、寸法3尺×6尺の合板を用
意した。
坪130g/mの化粧原紙rFix−30J  (玉輿
製紙)を使用し、この上にニトロセルロース系インキを
用いて2色刷の木目柄のグラビア印刷を行って、化粧紙
を用意した。
厚さ25μのビニロンフィルムと厚さ200μのポリ塩
化ビニルフィルムをウレタン系接着剤を用いてドライラ
ミネートし、このフィルムのビニロン面に、凹状木目導
管病のエンボス版を用いて熱エンボスし、凸状木目導管
のエンボス模様を有する賦型フィルムを用意した。
上記の材料を使用し、図面に示す工程に従ってポリエス
テル化粧板を下記のようにして製造した。
上記の合板を供給手段1から、化粧原紙を供給手段2か
ら、そして賦型フィルムを供給手段3からそれぞれ供給
し、合板上に不飽和ポリエステル樹脂「ニスターD−1
17BJ  (三井東圧)を、塗布手段4としてロール
コータ−を使用して、150g/m塗布した。
同時に、含浸手段5を使用して、化粧紙に硬化剤「パー
メックNJ  (日本油脂)を含浸させた。
やはり同時に、賦型フィルムに上記の不飽和ポリエステ
ル樹脂を、塗布手段6としてロールコータ−を使用して
、150g/m塗布した。
合板上に化粧紙および賦型フィルムを重ね合わせ、加圧
手段7として、プレスロールを使用して加圧して密着さ
せるとともに、不飽和ポリエステル樹脂液中の気泡を除
去した。
この積層板の不飽和ポリエステル樹脂を、加熱手段8で
硬化させた。
次に、賦型フィルムを剥離手段9により剥離して巻取っ
た。
最後に、化粧紙を切断手段10により切断して一枚ずつ
に分け、専用架台にのせて完全に硬化させた。 表面に
凹状木目導管のエンボス模様を有する、ポリエステル化
粧板を得た。
[実施例2] 実施例1のポリエステル化粧板の製造工程において、化
粧紙として、2色刷で幾何半調模様の抽象柄のグラビア
印刷を行ったものを用意した。
厚さ50μのポリエステルフィルム(余人)に、幾何半
調模様のエンボス版を用いて熱エンボスし、エンボス賦
型フィルムを用意した。
それ以外は実施例1と同様にして化粧板を製造したとこ
ろ、表面に幾何半調のエンボス模様を有するポリエステ
ル化粧板が得られた。
発明の効果 本発明のポリエステル化粧板の製造方法によれば、化粧
材を基材に貼着する前工程が不要となり、生産能率が高
まり、大量生産が容易になり、コストが低廉となる。
本発明のポリエステル化粧板の製造装置は、従来から化
粧板の製造に使用されていた単位装置や部品の組み合わ
せによって構成できるから、設備費は低額ですみ、運転
は容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明のポリエステル化粧板の製造技術を説明
するための、装置の概念的な断面図である。 1・・・基材供給手段 2・・・化粧紙供給手段 3・・・賦型フィルム供給手段 4・・・基材上への不飽和ポリエステル樹脂液塗布手段 5・・・硬化剤含浸手段 6・・・賦型フィルムへの不飽和ポリエステル樹脂液塗
布手段 7・・・加圧手段  8・・・加熱手段  9・・・剥
離手段10・・・切断手段 特許出願人   大日本印刷株式会社 同    株式会社第一工芸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の諸工程からなるポリエステル化粧板の製造
    方法 イ)基材上に不飽和ポリエステル樹脂液を塗布する工程
    、 ロ)絵柄の印刷層を設けた化粧紙に硬化剤を含浸させる
    工程、 ハ)表面が平滑であるか、またはエンボス模様を有する
    賦型フィルムに不飽和ポリエステル樹脂液を塗布する工
    程、 ホ)上記の基材上に、化粧紙および賦型フィルムを重ね
    合わせ、加圧して密着させるとともに不飽和ポリエステ
    ル樹脂液中の気泡を除去する工程、 ヘ)不飽和ポリエステル樹脂液を硬化させるために加熱
    する工程、 ト)賦型フィルムを剥離する工程、および チ)化粧紙を切断し、ポリエステル化粧板を得る工程。
  2. (2)基材を供給する手段、絵柄の印刷層を設けた化粧
    紙を供給する手段、表面が平滑であるか、またはエンボ
    ス模様を有する賦型フィルムを供給する手段、基材上に
    不飽和ポリエステル樹脂液を塗布する手段、化粧紙に硬
    化剤を含浸させる手段、賦型フィルムに不飽和ポリエス
    テル樹脂液を塗布する手段、上記の基材上に化粧紙およ
    び賦型フィルムを重ね合わせ、加圧して密着させるとと
    もに不飽和ポリエステル樹脂液中の気泡を除去する加圧
    手段、不飽和ポリエステル樹脂を硬化させるための加熱
    手段、賦型フィルムを剥離する手段、および化粧紙を切
    断する手段からなるポリエステル化粧板の製造装置。
JP61012630A 1986-01-23 1986-01-23 ポリエステル化粧板の製造方法および製造装置 Expired - Lifetime JPH0677988B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02226153A (ja) * 1988-12-23 1990-09-07 E I Du Pont De Nemours & Co 加圧流体によりソルダーマスクを被覆したプリント回路基板上に気泡を含まない膜/液体を被着する方法
JP2006205688A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Dainippon Printing Co Ltd 化粧板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02226153A (ja) * 1988-12-23 1990-09-07 E I Du Pont De Nemours & Co 加圧流体によりソルダーマスクを被覆したプリント回路基板上に気泡を含まない膜/液体を被着する方法
JP2006205688A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Dainippon Printing Co Ltd 化粧板

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