JPS6153788B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は円盤状記録媒体収納容器に係り、中心
孔の周囲の上面部及び下面部に第１及び第２の吸
着部材がそれぞれ設けられた円盤状記録媒体を収
納するための円盤状記録媒体収納容器であつて、
上半体及び下半体から構成されており、前記上半
体には、円盤状記録媒体の前記第１の吸着部材を
吸着するための第３の吸着部材が設けられ、ま
た、前記下半体には、前記円盤状記録媒体の下面
部に対向する位置に設けられた切欠部と、この切
欠部を開閉するための扉とが設けてなり、装置側
のピツクアツプが円盤状記録媒体を走査しない際
は、前記上半体の前記第３の吸着部材に円盤状記
録媒体の前記第２の吸着部材が吸着されて収納容
器内に円盤状記録媒体が保持され、かつ前記下半
体の前記扉が閉状態であり、また、ピツクアツプ
が円盤状記録媒体を走査する際には、前記扉を開
状態とした後、前記上半体の前記第３の吸着部材
の吸着力より大なる吸着力をもつ第４の吸着部材
とスピンドルとを有する回転軸とを備えた装置側
の駆動機構を、前記切欠部から収容容器内に進入
させ、前記円盤状記録媒体の前記第２の吸着部材
を前記第３の吸着部材の吸着力に抗して、前記第
４の吸着部材で吸着し円盤状記録媒体の中心孔を
前記ピンドルに嵌合させて円盤状記録媒体を転駆
動し、そして、前記切欠部を介して前記ピツクア
ツプで円盤状記録媒体を走査することができるよ
うに構更成しておくことにより、収納容器をどの
ように取り扱つても収納されている円盤状記録媒
体にガタツキが起きず、従つて円盤状記録媒体が
損傷しないものとなり、又擦れて摩耗粉が発生す
ることなく、摩耗粉が円盤状記録媒体の記録面に
付着することもなく、さらには再生するに際して
円盤状記録媒体をターンテーブルに載置する際円
盤状記録媒体に何等の損傷を与えることもなく、
又、収納容器内へのホコリ等の侵入を効果的に防
止できるので、良好な保存ができ、この結果再生
具合も良いものとなる円盤状記録媒体収納容器を
提供することを目的とする。

例えばビデオデイスク又はデジタルオーデイオ
デイスク等の円盤状記録媒体は、従来のオーデイ
オ用レコードデイスクの円盤状記録媒体よりも一
層ホコリやゴミの付着に気を配らなければなら
ず、この為これらの円盤状記録媒体は通常ケース
内に収納されるようになつている。そして、これ
らの円盤状記録媒体の再生に際しては、円盤状記
録媒体の収納されている収納容器を再生装置内に
挿入し、再生装置内で収納容器の蓋と円盤状記録
媒体とをクランプし、この状態で収納容器本体を
再生装置外に引き抜くと、円盤状記録媒体は再生
位置に置かれて再生が行なわれるようなシステム
のものが開発されている。

しかし、このようなシステムのものは、円盤状
記録媒体を再生位置に置くのに、円盤状記録媒体
の収納されている収納容器の再生装置内に挿入
し、その後収納容器本体のみを再生装置外に取り
出すものである為、円盤状記録媒体を再生後に収
納容器本体を再度再生装置内に挿入して円盤状記
録媒体の回収することを忘れていると、新たに再
生を行なおうとして円盤状記録媒体の収納されて
いる収納容器を再生装置内に挿入すると、回収し
忘れている再生装置内の裸の円盤状記録媒体を損
傷してしまう。又、この損傷事故によつて再生装
置自体も再生不能なものとなつてしまう。又、円
盤状記録媒体の回収に際して、円盤状記録媒体の
表面と裏面とにそれぞれ対応するように収納容器
本体の表面と裏面との向きを合わせなければ、円
盤状記録媒体の記録内容と収納容器本体に表示し
た事項とが合致しなくなり、新たに円盤状記録媒
体の再生準備する場合に収納容器本体のどちら側
を上向けて再生装置に挿入すればよいかとまどう
場合が生じる。

さらに、従来の円盤状記録媒体収納容器は、円
盤状記録媒体の収納時において円盤状記録媒体は
収納容器本体の、例えば内壁に密着固定されるよ
うになつていないので、収納容器の取り扱いによ
つては円盤状記録媒体の外周部が傷ついたり、又
は擦れて摩耗し、この摩耗が円盤状記録媒体の記
録面に付着し、円盤状記録媒体の再生の質を低下
させてしまうといつた欠点もある。

本発明は上記欠点を除去したものであり、以下
その実施例について説明する。

第１図は本発明に係る円盤状記録媒体収納容器
の斜視図、第２図及び第３図は断面説明図であ
る。

同図中、１は例えばビデオデイスク等の円盤状
記録媒体であり、この円盤状記録媒体１の例えば
中心孔２の周囲の上面と下面部には磁性プレート
３，３′が貼着されている。尚、本実施例におい
ては、円盤状記録媒体１の記録面はＡ面側のみで
ある。

４は円盤状記録媒体１を収納する収納容器であ
り、この収納容器４は、例えばプラスチツク製の
上半体５と下半部５′とよりなり、上半体５と下
半体５′とを例えばその外周縁を高周波接着法等
によつて接着構成したものである。尚、この接着
は、上半体５と下半体５′との間の空間部にあら
かじめ円盤状記録媒体１を配した後に行なう。

この収納容器４の上半体５には、円盤状記録媒
体１を収納容器内に収納した場合に所定位置にお
いて円盤状記録媒体１が固定されるように、円盤
状記録媒体１の磁性プレート３に対応してマグネ
ツト６が設けられている。すなわち、マグネツト
６と磁性プレート３間の吸引吸着力によつて、収
納容器４をどのようにして取り扱つても収納され
ている円盤状記録媒体１にガタツキが生じないよ
うにしているのである。従つて、円盤状記録媒体
１にはガタツキがなくなり、円盤状記録媒体１の
外縁部及び記録面部が収納容器４の内壁と擦れて
傷ついたり、さらには摩耗によつて摩耗粉が発生
し、この摩耗粉が記録面部に付着して再生の質を
低下させてしまうようなことはなくなる。

収納容器４の下半体５′には開閉蓋部が構成さ
れており、すなわち下半体５′には収納した円盤
状記録媒体１の中心孔２の部分に対応して切欠部
７が形成されており、この切欠部７の部分には摺
動して開閉する扉８が配されている。尚、下半体
５′には扉８の摺動がスムーズなようにスライド
溝９が形成されている。この扉８の先端部はテー
パー状に形成され、かつこのテーパー面の後部に
は凹部１０が形成されており、又下半体５′には
扉８の閉状態において扉８の凹部１０に嵌合して
扉８が自由には開かないようにする為の凸部１１
が形成されている。又、扉８には、扉８を開く為
の凹部１２が形成されている。

尚、収納容器４が再生装置への挿入の為に正方
形でない場合には、例えば下半体５′にリブ１３
を設けておくと、円盤状記録媒体１の磁性プレー
ト３と上半体５のマグネツト６間の吸着力より大
きな力が収納容器に作用しても円盤状記録媒体１
がそれ程位置ずれを起こさないようになるので好
都合である。

１４は再生装置における駆動モータであり、こ
の駆動モータ１４の駆動力によつて円盤状記録媒
体１を回転させる。この駆動モータ１４の回転軸
には磁プレート１５が固着されており、この磁性
プレート１５上には収納容器４に配設したマグネ
ツト６より大きな吸引力のマグネツト１６が固定
されており、このマグネツト１６の上面に円盤状
記録媒体１の中心孔２に嵌合するように角がガイ
ド用の丸味あるいはテーパー部の形成されたスピ
ンドル１７が突出固定されている。

１８，１８′は、収納容器４を再生装置内に挿
入又は抜き取る際に動きがスムーズなようにする
為のガイドレールであり、このガイドレール１
８，１８′の所定位置、すなわち収納容器が再生
装置内に挿入されて再生されるような位置まで挿
入されると、それ以上挿入できないようにストツ
パー１９，１９′が設けられている。

２０は、収納容器４が所定位置まで挿入された
際に収納容器４の先端部によつて押圧されてオン
となるスイツチであり、このスイツチオンの信号
によつてピン２１が作動し、収納容器４の扉８を
開けるようになるものである。

上記のように構成したものについて、動作につ
いて説明すると、まず円盤状記録媒体１の収納さ
れている収納容器４を再生装置に挿入し、ガイド
レール１８，１８′に沿つて挿入して、ガイドレ
ールのストツパーの位置まで挿入すると、収納容
器４によつてスイツチ２０が押され、その結果こ
の信号によつてピン２１が矢印ａ方向に上昇し、
ピン２１は扉８の凹部１２に入り込み、扉８の凹
部１０と下半体５′の凸部１１との嵌合状態が解
除されて扉８のロツク状態は解除され、その後ピ
ン２１が矢印ｂ方向に連続的に動作して移動し、
扉８は開状態となる。この動作が終了すると、駆
動モータ１４が矢印ｃ方向に上昇し、所定位置ま
でくると、駆動モータ１４に配設されているマグ
ネツト１６によつて円盤状記録媒体１は駆動モー
タ側に吸着され、円盤状記録媒体１は第３図に示
す状態のものとなり、円盤状記録媒体１は駆動モ
ータ１４の駆動力によつて回転するようになる。
尚、この動作に際して、スピンドル１７が円盤状
記録媒体１の中心孔２に嵌合し、これがガイドと
なつて円盤状記録媒体１に貼着されている磁性プ
レート３′と駆動モータ１４側のマグネツト１６
とが吸着し合うので、円盤状記録媒体の位置を正
しくセツトでき、かつこの際に円盤状記録媒体１
に損傷を与えることなく、又、この円盤状記録媒
体の再生に際しての回転中においては、円盤状記
録媒体の中心孔とスピンドル間に空隙部があつ
て、この為円盤状記録媒体の固定がしつかりとし
ていなくてもマグネツトの吸着力によつて円盤状
記録媒体に位置ずれが生じたりあるいは円盤状記
録媒体が浮き上がつたりすることがなくなるの
で、円盤状記録媒体の再生が良好なものとなる。

又、この駆動モータ１４の上昇動作と同時又は
その前後において、ピツクアツプ機構（図示せ
ず）が切欠部７より収納容器内の円盤状記録媒体
の記録面Ａの位置に移動してきて、再生が行なわ
れるようになる。

そして、再生終了後において再生終了後信号に
よつてピツクアツプ機構が元の位置に復帰すると
共に、駆動モータが下降し、円盤状記録媒体１の
磁性プレート３がマグネツト６と吸着すると、そ
の後ピン２１が上述の場合と逆に動作し、扉８は
閉まり、収納容器４を再生装置から抜き取ること
によつて再生後の後始末は完了する。

尚、駆動モータ１４が下降すると、円盤状記録
媒体１も少し下降するが、円盤状記録媒体１は切
欠部よりも大きいので円盤状記録媒体１の周縁部
が下半体５′の内壁に当接し、これ以上は円盤状
記録媒体１は下降できないので、円盤状記録媒体
１の磁性プレート３′とマグネツト１６との吸着
は離れ、円盤状記録媒体１は磁性プレート３とマ
グネツト６との吸着によつて収納容器内に吸着固
定されるようになる。そこで、このような場合
に、円盤状記録媒体１の記録面が傷つかないよう
に、円盤状記録媒体の周縁部に対応して収納容器
４の下半体５′には凸部２２を形成しておくと、
又はマグネツト１６を電磁石にしておくと、再生
終了後において駆動モータ１４が下降する際に円
盤状記録媒体１と駆動モータ１４との結合解除に
際して円盤状記録媒体１の記録面が傷つかないも
のとなる。

又、上記実施例においては、円盤状記録媒体の
両面に磁性プレートを設けているが、これは例え
ば磁性プレート３′のみでもよく、又円盤状記録
媒体に磁性プレート、収納容器等にマグネツトを
設けているが、円盤状記録媒体にマグネツト、収
納容器等に磁性プレートを設けるようにしてもよ
く、あるいは共にマグネツトを設けるようにして
もよい。

又、上記実施例においては、記録面が片面にし
かない円盤状記録媒体の収納容器の場合である
が、記録面が両面にある円盤状記録媒体の収納容
器の場合には開閉部が、例えば下半体５′のみで
なく上半体５にも同様な開閉部を構成しておけば
よい。

そして、上記の如く、吸着部材を設けた円盤状
記録媒体を収納する収納容器に、円盤状記録媒体
の吸着部材と吸着し合う吸着部材を設けるのみで
なく、さらに円盤状記録媒体の再生に際して円盤
状記録媒体を再生する再生機構進入用の開閉部を
設けておくことにより、円盤状記録媒体の再生に
際しては円盤状記録媒体の収納されている収納容
器を再生装置内に挿入すればよく、従来の如く収
納容器本体を債生装置外に抜き取らななくてもす
み、それだけ円盤状記録媒体の再生準備及び後始
末が簡単でスムーズなものとなり、さらには円盤
状記録媒体は常に、例えば再生中においても収納
容器内に保持されているのでそれだけゴミやホコ
リが付着する恐れは少なくなり、再生が良好なも
のとなり、又、円盤状記録媒体は収納容器内に収
納されたままであるので、従来の如く、再生後に
おいて収納容器本体のどちらの面を上向けて再生
装置に挿入し再生装置内の円盤状記録媒体を収納
容器本体内に回収すればよいかといつたとまどい
はなく、又従来の如く、円盤状記録媒体を再生装
置から取り出しておくのを忘れていても、誤つて
円盤状記録媒体の収納されている収納容器を挿入
するようなことはなく、従つて誤挿入によつて再
生装置内に忘れている円盤状記録媒体を傷つけて
しまうといつた事故も完全になくなる。

上述の如く、本発明に係る円盤状記録媒体収納
容器は、中心孔の周囲の上面部及び下面部に第１
及び第２の吸着部材がそれぞれ設けられた円盤状
記録媒体を収納するための円盤状記録媒体収納容
器であつて、上半体及び下半体から構成されてお
り、前記上半体には、円盤状記録媒体の前記第１
の吸着部材を吸着するための第３の吸着部材が設
けられ、また、前記下半体には、前記円盤状記録
媒体の下面部に対向する位置に設けられた切欠部
と、この切欠部を開閉するための扉とが設けてな
り、装置側のピツクアツプが円盤状記録媒体を走
査しない際は、前記上半体の前記第３の吸着部材
に円盤状記録媒体の前記第２の吸着部材が吸着さ
れて収納容器内に円盤状記録媒体が保持され、か
つ、前記下半体の前記扉が閉状態であり、また、
前記ピツクアツプが円盤状記録媒体を走査する際
には、前記扉を開状態とした後、前記上半体の前
記第３の吸着部材の吸着力より大なる吸着力をも
つ第４の吸着部材とスピンドルとを有する回転軸
とを備えた装置側の駆動機構を、前記切欠部から
収納容器内に進入させ、前記円盤状記録媒体の前
記第２の吸着部材を前記第３の吸着部材の吸着力
に抗して、前記第４の吸着部材で吸着し円盤状記
録媒体の中心孔を前記スピンドルに嵌合させて円
盤状記録媒体を回転駆動し、そして、前記切欠部
を介して前記ピツクアツプで円盤状記録媒体を走
査することができるように構成してなるので、円
盤状記録媒体を再生していない、例えば円盤状記
録媒体の保管中においては、収納されている円盤
状記録媒体は収納容器内で固定されているので、
収納容器をどのような乱暴に取り扱つても円盤状
記録媒体に位置ずれがなく、収納容器内において
円盤状記録媒体のガタツキがないので、円盤状記
録媒体が傷つきにくく、又円盤状記録媒体が擦れ
て摩耗粉が発生するようなことはなく、従つて円
盤状記録媒体の再生に際してその再生が良好なも
のとなり、又、再生するに際しては円盤状記録媒
体の吸着部材と収納容器の上半体の吸着部材との
吸着とは反対側の位置、つまり下半体側から装置
側の駆動機構が収納容器内に侵入してきて、円盤
状記録媒体を装置の駆動機構側に吸い付けるよう
にするものであるから、収納容器内において円盤
状記録媒体の位置が常に一定の場合ではなく、多
少の位置ずれがあつたとしても差し支えなく、つ
まり正しい位置に常にセツトされることになり、
円盤状記録媒体の装置の駆動機構側への吸着固定
具合に優れており、再生するに際してはトラブル
は起きにくく、又、収納容器下半体の切欠部には
扉が設けられているので、再生に用いられない場
合にはこの扉を閉状態としておけば、内部にホコ
リ等が入り込みにくく、従つて記録面の汚染を防
げ、良好な保存が行なえ、さらには例えば磁性プ
レート及びマグネツト等を円盤状記録媒体及び収
納容器に設けるのみであるので簡単に低コストで
構成できる等の特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る円盤状記録媒体収納容器
の斜視図、第２図及び第３図は断面説明図であ
る。 １……円盤状記録媒体、２……中心孔、３，
３′……磁性プレート、４……収納容器、５……
上半体、５′……下半体、６……マグネツト、７
……切欠部、８……扉、１０_２，１２……凹部、
１１……凸部、１４……駆動モータ、１６……マ
グネツト、１７……スピンドル、２１……ピン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 中心孔の周囲の上面部及び下面部に第１及び
   第２の吸着部材がそれぞれ設けられた円盤状記録
   媒体を収納するための円盤状記録媒体収納容器で
   あつて、上半体及び下半体から構成されており、
   前記上半体には、円盤状記録媒体の前記第１の吸
   着部材を吸着するための第３の吸着部材が設けら
   れ、また、前記下半体には、前記円盤状記録媒体
   の下面部に対向する位置に設けられた切欠部と、
   この切欠部を開閉するための扉とが設けてなり、
   装置側のピツクアツプが円盤状記録媒体を走査し
   ない際は、前記上半体の前記第３の吸着部材に円
   盤状記録媒体の前記第２の吸着部材が吸着されて
   収納容器内に円盤状記録媒体が保持され、かつ、
   前記下半体の前記扉が閉状態であり、また、前記
   ピツクアツプが円盤状記録媒体を走査する際に
   は、前記扉を開状態とした後、前記上半体の前記
   第３の吸着部材の吸着力より大なる吸着力をもつ
   第４の吸着部材とスピンドルとを有する回転軸と
   を備えた装置側の駆動機構を、前記切欠部から収
   納容器内に進入させ、前記円盤状記録媒体の前記
   第２の吸着部材を前記第３の吸着部材の吸着力に
   抗して、前記第４の吸着部材で吸着し円盤状記録
   媒体の中心孔を前記スピンドルに嵌合させて円盤
   状記録媒体を回転駆動し、そして、前記切欠部を
   介して前記ピツクアツプで円盤状記録媒体を走査
   することができるように構成したことを特徴とす
   る円盤状記録媒体収納容器。