JPS59217266A - 磁気シ−トカセツトのシヤツタ開閉機構を有する磁気記録及び又は再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明はシャッタ付きの磁気シートカセットのシャッタ
開閉機構を有する磁気記録及び又は再生装置（以下単に
磁気記録・再生装置と称す）に関するものである。ここ
でシャッタ付きの磁気シートカセットにはシャッタが常
に閉鎖方向に付勢力金与えられ、カセットを装置に装着
する抑大操作に伴って前記付勢力に抗してシャッタを開
放し、カセットを取υ出すことによって前記付勢力によ
って自動的にシャッタを閉鎖するようなものと、シャッ
タには付勢力が与えられていないものとがあるが、本発
明は後者即ちシャッタに付勢力が与えられていないシャ
ッタ付きの磁気シートカセットを専ら用いる磁気記録・
書生装置のシャッタ開閉機構に関する。

（発明の背景） 従来、外部からの操作によυシャッタを開閉する磁気シ
ートカセット即ち付勢力の与えられていないシャッタを
有する磁気シートカセントを専ら使用する磁気記録・再
生装置では、カセットのシャッタを装着、取シ出しの操
作に伴って自動的に開放したり閉鎖する機構は備えられ
ていなかった。

従って、カセット使用前後にシャッタを開閉する操作が
煩わしく、また往々にして使用後シャッタを開けたまま
放置してしまうことがあった。従ってシャ、ツタの開閉
操作及び放置時磁気シート面に、埃、キズ、指紋等がつ
きやすく、磁気記録再生に悪影響を与えるばかりでなく
、磁気記録再生装置自体にも悪影響を与えてしまうとい
う欠点があった。

（発明の目的） 本発明は、この欠点を解決し、付勢力が与えられていな
いシャッタを備える磁気シートカセットを専ら用いる磁
気記録・再生装置へのカセット筐体、取り出しの操作に
連動して自動的にシャッタが開閉する様構成し、操作を
容易にし２、かつ、カセット及び装置の性能を維持させ
ることを目的とする。

さらに第２の目的は簡単な構成部品で構成することを目
的とする。

実施例 第１乃至５図は付勢力を与えられていないシャッタを備
える磁気シートカセントの一例で、第１図は正面図、第
２図は平面図、第３図はシャッタ（ を開いた正面図、第４図はシャッタを開いた平面図、第
５図は左側面図である。第１乃至５図に於いて磁気シー
トカセット１はカセット筐体２、中心ハブ３、シャッタ
４と磁気シート５で構成されている。中心ハブ３はカセ
ット筐体２に回転自在に収納され、シャッタ４は第１図
の左右方向にスライドして開閉できる。

第２．４図に於いてシャッタ４には保合穴４ａがおいて
いる。

第３図に於いてカセット筐体２の窓２ａの中に磁気シー
ト５が見える。この磁気シート５は中心ハブ３と一体に
構成されている。２ｂは溝である。

シャッタ４は通常閉鎖状態を保つ様ロック機構が備えら
れ、該ロック機構を解除する為のビン等の部材が前記溝
２ｂ内に備えられる。（不図示）第６図は本発明の一実
施例の電子スチルカメラの外観図である。本体６には回
動自在にカセット蓋７が取シ付けられカセット１が出し
入れできる。

このカセット蓋７は本体６側に押し込むとロックされ、
ロック解除釦２０によシ解除される。

第７図は第６図の実施例の蓋７を閉じたところである。

第８乃至１０図はカセット蓋７の内部の構造を示す図で
、第８．９図はカセット１が挿入される途中或いは取り
出し途中の状態を示すもの、第１０図はカセット１が挿
入完了し、カセット蓋７を閉じる直前或いはカセット蓋
７を開けた直後の状態を示すものである。

ここで第８乃至１０図に於いてカセット蓋７の中にはカ
セットホルダ８があり、カセット１は該ボルダ８の中に
挿入される。該ホルダ８の内側には、内方へ突出したシ
ャッタ開放部材９が固定されている。シャツタ閉鎖部材
１０はホルダ、、、８に固定されたピン１１．１２によ
シ位置決めされ、ばね１３．１４で付勢されている。カ
セット排出部材１５はホルダ８に固定されたピン１６を
軸にして回動自在であシばね１７によシ右旋付勢され、
ホルダ８に固定されたビン１８で右旋回転が制限される
。シャッタ開放部材９はカセット１が挿入されてきた時
の溝２ｂの進路に設けられ、図示しないシャッタロック
機構の解除ピンを押し下げてロック解除を行ってさらに
カセットが挿入されるに従ってシャッタを開いていく如
く構成される。

シャツタ閉鎖部材１０はばね１３によシ左方向に付勢さ
れ、ばね１４によシ右旋付勢されている。

一端の突起１０ａは、シャッタ開放部材９と同様にカセ
ット溝２ｂの進路にあシ、カセットの装着が完了したと
き、シャッタの保合穴４ａに入る。

従って突起１０ａにはカセット挿入時シャッタ４を乗越
える斜面１０ｂと、カセット取シ出し時シャッタ４を閉
鎖するために係合する面１０Ｃとがある。穴１０ｄはカ
セット挿入時突起１０ａがシャッタ４の左端部に斜面１
０ｂが当接後さらに挿じた後カセット１を引き抜く時に
シャッタの係合穴４ａから　　　　　　　　　　−突起
１０ａが退避するための動作をするだめの斜面１０ｅと
がある。長穴１０ｆはシャッタ閉鎖部材１０全体を右方
向に移動可能とするためにある。

カセット開放部側９とシャツタ閉鎖部材１０の突起１０
ａとの間隔はカセットが進入してくると、まずシャツタ
閉鎖部材の突起１０ａがシャック４の係合穴４ａに入シ
込み、その後さらにカセットが進入してシャッタ開放部
材９がシャッタ４の左端に当接する様に定められる。

カセット排出部材１５はばね１７で左回シにモーメント
を与えられており、力走ノド１を４１１１人する時には
ね１７をチャージし、排出時には該はね１７にチャージ
した力によってカセット１を押し出す。カセット装着後
カセット排出部材１５は係止部拐（不図示）で係止され
、排出時の操作によってその係止全解除する如く構成す
る。

次に動作を第８〜１０図によって説明する。先ずカセッ
ト挿入から始める。カセット挿入前の状態は、第８図か
らカセット１を取り除いた状態である。第１図のように
シャッタ４を閉鎖した状態でカセット１をカセットホル
ダ８に挿入していくと突起１０ａはシャッタ４の左端に
斜面１０ｂが轟接し、さらに挿入することによってはね
１４に抗して該左端部を乗シ越し、退避する。この時シ
ャッタ開放部制御０は全体としてピン１１を軸にして長
穴１’Ｏｆの右端を中心にして回転する。

さらにカセット１が挿入されると先ず突起１０ａがシャ
ッタ４に設けた保合穴４ａに落ち、さらに引き続く挿入
によりシャッタ開放部相９がシャッタ４の左端部に当接
して、シャッタ４を開いていく。さらに押し込まれると
第１０図の状態になる。ここで、カセット排出部材１５
は前述した様に係止部材（不図示）により係止されてお
り、カセットは押し出されることはない。

次にカセットの取シ出しの説明をする。係止部材（不図
示）を外してカセット排出部材１５によシカセット１を
右方向に押し出す。この時、カセットのシャッタ４は、
保合穴４ａにシャッタ閉鎖部側の突起の保合面１０ｃが
係合しており、シャッタ４の開閉の力量よシもばね１３
′ｆ：強く設定しておけば、シャッタ４はカセットの右
方向への移動とともに閉じられていく。カセット排出部
材１５はシャッタ４が完全に閉じられる位置までカセッ
トを押し出す。

ここで、カセット１を右方向に取り出すと、シャッタ４
は筐体２と一体で右方向に移動するため、シャツタ閉鎖
部材１０はシャッタの係合穴４ａで突起１０ａが右方へ
引かれ移動する。閉鎖部材１０はピン１２が、穴１０ｄ
の直線部１０ｇに接している間はそのｔま右方に移動す
るが、さらにカセットが右方に移動すると、ピン１２が
直線部１０ｇを離れてピン１２が斜面部１０ｅに接触す
る。

そしてさらにカセットを右方へ移動するとピン１２は斜
面部１０ｅを摺接しながら移動し、閉鎖部材１０全体が
右方に移動しながらビンｌｌｆ：中心に左回転し、保合
面１０ｃはシャッタの穴４ａから逃げる方向（上方）に
移動して、外れる。シャツタ閉鎖部材１０は一度外れる
と右方向への作用力がなくなシ、はね１３０力により左
方向へ引き戻される。但し７外れた直後は突起部１０ａ
はシャッタ４の上面にあるのでシャツタ閉鎖部材１０は
左回転した状態であシ、シャッタ４と接しない位置まで
カセット１が右方へ移動すると、元の位置（第８図の状
態）に復帰する。そしてさらに引き出すと、シャッタ４
が閉じられた状態でカセット１がカセット蓋７よシ取り
出される。

従って、装着の操作は、カセット蓋７を開け、シャッタ
４の閉じた状態のカセット１をホルダー８に挿入してカ
セット蓋７を閉じることであり、取シ出しの操作は解除
釦２０を操作してカセット蓋７を開きカセットを取シ出
すことであるから別個にシャッタの開閉操作は不要であ
る。

また、本実施例では、出し入れの動作に従ってシャッタ
を開閉しておシ仮にシャッタを開いた状態でカセットを
挿入しても、正常なセントができ、かつ、取り出す時に
はシャッタが閉じた状態で取シ出すことができる。また
、同じ理由によシ、途中まで入れたカセットを取り出す
時も挿入のどの段階においても同様に、閉じた状態で取
り出せる。

第１１図は閉鎖部材１０の他の実施例を示す。この実施
例によれば閉鎖部材１０の左方への付勢力と右旋付勢力
とを１つのばね部材１６で与えることができる。尚、実
施例ではカセットの挿入時にカセットと尚接して突起１
０ａを上方へ退避せしめる為の斜面１０ｂと、カセット
を取シ出す時にシャッタを閉鎖した後に突起１０ａ’を
係合穴４ａから退避せしめる為の斜面１０ｅとをそれぞ
れ別々に設けたが、第１１図に示す如く突起１０ａの斜
面１０ｂと共用することもできる。その際ビン１２の機
能は例えばホルダー８の一部８ａが行う様に構成すれば
良い。

（発明の効果） 以上のように本発明によれば、カセットの出し入れに連
動して作動するンヤソタ開閉機構を有するから、別個に
シャッタの開閉操作が不狭であり、誰にでも間違いなく
セットでき、カセットの装着に関してのトラブルを避け
ることができる。又、カセットを装置から取シ出す時に
は必ずシャッタが閉鎖されるので埃、キズ、指紋等が磁
気シート面につかず、磁気シート及び、記録再生装置を
保護する効果が期待できる。

さらに、本発明を磁気記録カメラ等に使用すれば、カセ
ット交換が迅速に行なうことができる。

又悪天候下や、埃、湿気などの多量に浮遊する悪還境下
において本体の蓋を開く場合でもカセット交換に要する
時間が非常に短く又、磁気シート面が保護されているの
で受ける影譬を最小限にすることができるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１．３図は磁気シートカセットの正面図、第２．４図
は磁気シートカセットの平面図、第５図は磁気シートカ
セットの左側面図、第６図は本発明の一実施例の外観図
、第７図は第６図の蓋を閉じた図、第８．９．１０図は
カセット蓋の内部の構造を示す図、第１１図は本発明の
他の実施例を示す図である。 （主要部分の符号の説明〉 １・・・・・・カセット、４・・・・・・シャッタ、５
・・叩・磁気シート、６・・・・・・本体、７・・・・
・・カセット蓋、８・・・・・・ホルダ、９・・・・・
・シャッタ開放部材、１０・・・・・・シャツタ閉鎖部
材、１５・・・・・・カセット排出部材。 出願人　日本光学工業株式会社 代理人　渡　　辺　　隆　　男 才１図 ７−２図 ′２−３図 第４（財） ！−−シへ ２６図 ２−７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、外部からの力によシ開は及び閉めるシャッタを有す
   る磁気シートカセットを専ら使用する磁気記録及び又は
   再生装置において、該カセットが挿入される時該シャッ
   タを開放し、該カセットが取シ出される時該シャッタを
   閉鎖するシャッタ開閉手段を有することを特徴とする磁
   気シートカセットのシャッタ開閉機構を有する磁気記録
   及び又は再生装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載の装置において、該シャ
   ッタを開閉する手段は、該カセットの挿入、排出又は取
   出し動作に伴って該シャッタを開閉することを特徴とす
   る磁気シートカセットのシャッタ開閉機構を有する磁気
   記録及び又は再生装置。 ３、特許請求の範囲第１及び２項記載の装置において、
   該シャッタを閉じる手段は、該カセットの挿入時にカセ
   ットと当接して退避する斜面と、該カセットの排出又は
   増り出し時に該シャッタを閉じる保合部と、該シャッタ
   が閉じられた後に該係合部がカセットのシャッタから退
   避する動作をするための斜面とを有することを特徴とす
   る磁気シートカセットのシャッタ開閉機構を有する磁気
   記録及び又は再生装置。