JP3239406B2 - ディスククリーニング装置 - Google Patents

ディスククリーニング装置

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JP3239406B2
JP3239406B2 JP34898391A JP34898391A JP3239406B2 JP 3239406 B2 JP3239406 B2 JP 3239406B2 JP 34898391 A JP34898391 A JP 34898391A JP 34898391 A JP34898391 A JP 34898391A JP 3239406 B2 JP3239406 B2 JP 3239406B2
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/14Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust
    • G11B33/1446Reducing contamination, e.g. by dust, debris
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/50Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges
    • G11B23/505Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges of disk carriers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カートリッジに収納さ
れた光ディスクや光磁気ディスクなどの信号記録面をク
リーニングするディスククリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報信号の記録及び/又は再生を
行うためのディスク状記録媒体として光ディスクや光磁
気ディスクなどのディスクが使用されている。このディ
スクは、中央部分がディスクプレーヤにより保持される
被チャッキング部となされたディスク基板を有してい
る。このディスクは、少なくとも一方の主面が情報信号
の記録及び/又は再生が行われる信号記録面となされ、
この信号記録面となるディスク基板の主面には信号記録
層が被着形成されている。
【0003】光ディスクや光磁気ディスクに記録されて
いる情報を光学的に読み取って再生するディスクプレー
ヤでは、光ディスクや光磁気ディスクの信号記録面に塵
埃が付着したり傷が発生すると、情報信号の読み取りエ
ラーの発生率が高くなり、情報信号を正確に再生するこ
とができなくなるおそれがある。そこで、信号記録面に
塵埃が付着したり、手指の接触などによる損傷を防止す
るとともに、光ディスクや光磁気ディスクの取り扱いを
容易にすることを目的として、カートリッジにディスク
を収納したディスクカートリッジが用いられている。
【0004】このディスクカートリッジは、ディスクを
カートリッジに回転可能に収納している。ディスクを収
納したカートリッジには、ディスクの被チャッキング部
を外方に臨ませるようにチャッキング用開口部が設けら
れているとともにに、ディスクの信号記録領域の少なく
とも一部を内外周に亘って外方に臨ませる記録再生用開
口部が設けられている。このような構造のディスクカー
トリッジは、ディスクプレーヤに装着された場合に、チ
ャッキング用開口部を介してカートリッジ内に進入する
ディスク回転駆動機構に被チャッキング部を介してディ
スクが保持され、記録再生用開口部を介して記録及び/
又は再生手段がディスクに対向して情報信号の記録及び
/又は再生が行われる。
【0005】ディスクカートリッジには、カートリッジ
内への塵埃などの侵入を防止してディスクの保護を図る
ため、非使用時に記録再生用開口部を閉塞するシャッタ
部材が取り付けられている。シャッタ部材は、記録再生
用開口部を閉塞できる大きさに形成されたシャッタ部を
有している。このシャッタ部材は、カートリッジの一側
にシャッタ部の一端側が支持され、カートリッジの一側
に沿って移動可能となされている。そして、シャッタ部
材の移動により記録再生用開口部の開閉が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カートリッ
ジに収納することなく単体で使用されるディスクは、信
号記録面に塵埃が付着したり、信号記録面が損傷される
おそれが大きいが、信号記録面を簡単にクリーニングす
ることができる。これに対し、ディスクを収納したディ
スクカートリッジは、開口部をシャッタ部材により閉塞
することによりカートリッジ内への塵埃の侵入等を防止
しディスクの保護を図ることができるが、一旦カートリ
ッジ内に塵埃が侵入しディスクの信号記録面に付着して
しまうと、ディスクを簡単にクリーニングすることがで
きない。
【0007】そこで、本発明の課題は、上述の如き実情
に鑑み、カートリッジに収納された光ディスクや光磁気
ディスクなどのディスクの信号記録面を簡単にクリーニ
ングすることができるディスクカートリッジ用のディス
ククリーニング装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、光学的に情報が読み出されるディスクが収
納され、この収納されたディスクを外方に臨ませるよう
に形成された開口部を開閉するシャッタ部材を有するデ
ィスクカートリッジを保持するカートリッジホルダと、
このカートリッジホルダに挿入されたディスクカートリ
ッジのシャッタ部材を開放するシャッタ開放手段と、カ
ートリッジホルダに保持されているディスクカートリッ
ジのディスクが装着され、この装着されたディスクを回
転駆動する回転駆動手段と、ディスクカートリッジに保
持されたディスクカートリッジの位置決めを行う位置決
め手段と、シャッタ開放手段によってシャッタ部材が開
放操作されて開放されたディスクカートリッジの開口部
から進入してディスクカートリッジのディスクと当接
し、回転駆動手段によって回転されるクリーニングロー
ラを有するクリーニング手段と、回転駆動手段と位置決
め手段とクリーニング手段が設けられたブロックを、位
置決め手段によって上記カートリッジホルダに保持され
たディスクカートリッジを位置決めし、クリーニングロ
ーラがカートリッジホルダに保持されたディスクカート
リッジのディスクと当接するとともに回転駆動手段がデ
ィスクをディスクカートリッジの内壁部より持ち上げて
回転駆動する上昇位置と、クリーニングローラがカート
リッジホルダに保持されたディスクカートリッジのディ
スクから離間するとともに回転駆動手段がディスクから
離間する降下位置との間を昇降駆動する昇降駆動手段
と、ディスクカートリッジがカートリッジホルダの挿入
完了位置まで挿入されたことを検出し、昇降駆動手段を
駆動し、回転駆動手段と位置決め手段とクリーニング手
段を上昇位置に上昇させる制御手段を備えている。
【作用】本発明は、ディスクカートリッジがカートリッ
ジホルダの挿入完了位置まで挿入されたことが検出され
ると、昇降駆動手段が駆動され回転駆動手段と位置決め
手段とクリーニング手段が上昇位置に上昇し、位置決め
手段がカートリッジホルダに保持されたディスクカート
リッジを位置決めし、クリーニングローラがカートリッ
ジホルダに保持されたディスクカートリッジのディスク
と当接するとともに回転駆動手段がディスクを回転駆動
し、ディスクカートリッジに収納されたディスクのクリ
ーニングが行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係るディスククリーニング装
置の一実施例を、図面を参照しながら説明する。ここに
示すディスククリーニング装置は、ディスクカートリッ
ジ101に収納された光ディスクや光磁気ディスクなど
のディスクの信号記録面をクリーニングするものであ
る。
【0010】このクリーニング装置に装着されるディス
クカートリッジ101は、図6及び図7に示すように、
例えば光磁気ディスク102をカートリッジ103に回
転可能に収納している。このカートリッジ103に収納
される光磁気ディスク102は、透明な合成樹脂等から
なるディスク基板の一方の面に磁性材料からなる信号記
録層とを被着して構成されている。光磁気ディスク10
2の中央部には、後述するように、本発明に係るディス
ククリーニング装置のディスク回転駆動機構を構成する
ディスクテーブル13に保持するためのディスクハブ1
05が設けられている。ディスクハブ105は、金属等
の磁性材料により略々円盤状に形成され、光磁気ディス
ク102の中心に中心を一致させて接着や溶着等の手段
により取り付けられている。このディスクハブ105の
中心部には、信号記録層に同心円状あるいは螺旋状に形
成される記録トラックの中心に中心を一致させてセンタ
ー穴106が穿設されている。
【0011】光磁気ディスク102を回転可能に収納す
るカートリッジ103は、対をなす上下ハーフ103
a,103bを互いに突き合わせ結合されることにより
略矩形状に形成され、相対向する上下面には、光磁気デ
ィスク102の両主面を内外周に亘って外方側に臨ませ
る一対の記録再生用開口部114が設けられている。こ
れら記録再生用開口部114は、互いに略々同一の大き
さ及び形状に形成されている。カートリッジ103の上
面に設けられた一方の記録再生用開口部114は、光磁
気ディスク102の一方の主面を外方に臨ませ、カート
リッジ103の下面に設けられた他方の記録再生用開口
部114は、光磁気ディスク102の他方の主面を外方
に臨ませている。
【0012】また、カートリッジ103の下面の中央部
には、光磁気ディスク102の中心部に取り付けたディ
スクハブ105を外方に臨ませるためのチャッキング用
開口部104が設けられている。このチャッキング用開
口部104の周囲には、後述するように、本発明に係る
ディスククリーニング装置のカートリッジ位置決め部材
11の当接突起12が当接するための凹状をなす位置決
め当接部107が形成されている。
【0013】このカートリッジ103には、合成樹脂や
金属板等を用いて形成されたシャッタ部材108が取り
付けられている。シャッタ部材108は、カートリッジ
103の一側の上下面を挟持するような断面コ字状に形
成されている。シャッタ部材108は、カートリッジの
上面側に延在する上側シャッタ部110と、この上側シ
ャッタ部110に平行に相対向する下側シャッタ部10
9と、これらシャッタ部110,109の基端側を連結
させる連結片111とを有している。このシャッタ部材
108は、連結片111をカートリッジ103の一側に
添わせ、カートリッジ103の一側に沿って移動可能に
支持されている。各シャッタ部110,109には、連
結片111のカートリッジ103に対する移動方向の一
方側に変位した位置に一対の開口部112,113が形
成されている。
【0014】シャッタ部材108は、図6に示すよう
に、カートリッジ103の一方の側に移動されていると
きには、各シャッタ部110,109の他方の側を各記
録再生用開口部114に対向させてこれら記録再生用開
口部114を閉塞し、図7に示すようにカートリッジ1
03の他方の側に移動されているときには、各開口部1
12,113を各記録再生用開口部114に対向させて
これら記録再生用開口部114を開放する。なお、シャ
ッタ部材108は、カートリッジ103内に設けられた
図示しない付勢バネによって、記録再生用開口部114
を閉塞する方向に移動付勢されている。
【0015】シャッタ部材108に設けられる開口部1
12,113は、連結片111の両側に亘って形成され
ている。すなわち、連結片111の各開口部112,1
13に対応する部分は、他の部分よりも幅狭となされ、
カートリッジ103に収納される光磁気ディスク102
の厚さよりも小さい幅となされている。また、カートリ
ッジ103の光磁気ディスク102の外周縁に対向する
部分であって各記録再生用開口部114に対応する部
分、すなわち、各記録再生用開口部114が開放された
ときにシャッタ部材108の各開口部112,113を
介して外方に臨むカートリッジ103の前縁部116
は、光磁気ディスク102の厚さよりも薄く形成されて
いる。
【0016】本発明に係るディスククリーニング装置
は、図1に示すように、底面部をシャーシ2により構成
された筐体1を備えている。この筐体1は、開放された
前面側がフロントパネル3により閉塞されている。フロ
ントパネル3には、ディスクカートッジ101を挿入す
るに足るディスクカートッジ挿入口4が形成されてい
る。このディスクカートッジ挿入口4は、蓋体5により
開閉される。この蓋体5は、ディスクカートッジ挿入口
4を閉塞するに足る細長い矩形状に形成され、長手方向
に沿って取り付けられた回動軸6の両端をディスクカー
トッジ挿入口4の内方側に支持され、回動軸6を中心に
回動されることによりディスクカートッジ挿入口4を開
閉する。
【0017】筐体1の底面部を構成するシャーシ2上に
は、ディスクカートリッジ101の光磁気ディスク10
2を回転駆動するための回転駆動手段となるスピンドル
モータ10が配設されている。このスピンドルモータ1
0は、昇降ブロック18に取り付けられている。この昇
降ブロック18は、滑り軸受けが設けられた複数の軸挿
通孔17を有し、この軸挿通孔17にシャーシ2に植立
された複数のモータガイド軸19を挿通させることによ
り、シャーシ2に対する接離する方向の図1中矢印L方
向に移動可能に支持されている。このスピンドルモータ
10は、スピンドル軸14がシャーシ2に対して略々垂
直となるように支持されている。
【0018】スピンドルモータ10のスピンドル軸14
の先端側には、このスピンドル軸14を囲むようにディ
スクテーブル13が取り付けられている。ディスクテー
ブル13は、光磁気ディスク102に取り付けられたデ
ィスクハブ105が載置されるようにディスクハブ10
5と略々同一径を有する円盤状に形成されている。ディ
スクテーブル13の外周側には、円環状のマグネット1
5が一体的に取り付けられている。このマグネット15
は、ディスクテーブル13に載置された光磁気ディスク
102のディスクハブ105を吸引するためのものであ
る。
【0019】また、昇降ブロック18の前方側の上面部
には、ディスクテーブル13の外周囲を囲むように略々
円環状のカートリッジ位置決め部材11が取り付けられ
ている。このカートリッジ位置決め部材11は、上面部
に少なくとも3個の当接突起12が突出形成されてい
る。これら当接突起12の先端部により決定される平面
は、ディスクテーブル13のディスクハブ105が載置
される面よりもシャーシ2側、すなわち下方側であっ
て、ディスクテーブル13のディスクハブ105が載置
される面に平行となされている。
【0020】さらに、昇降ブロック18の後方側上面部
には、図1及び図2に示すように、軸受部20により回
転可能に支持された回転軸21を有するクリーニングロ
ーラ22が設けられているとともに、クリーニング溶剤
を含浸させたフェルトなどのクリーニング部材23がク
リーニングローラ22の外周面に接するように配設され
ている。このクリーニングローラ22の回転軸21は、
スピンドルモータ10のスピンドル軸14の回転力がウ
ォーム歯車24を介して伝達される。また、クリーニン
グローラ22は、柔かな植毛布などのクリーニング部材
25により外周面が覆われている。クリーニングローラ
22は、その外周面がクリーニング部材23に摺接しな
がら回転する。
【0021】シャーシ2上には、スピンドルモータ10
の側方側に位置して昇降ブロック18をディスクテーブ
ル13を含むディスク回転駆動機構とともにシャーシ2
に対し接離操作、すなわち昇降操作するための昇降モー
タ35が配設されている。昇降モータ35は、シャーシ
2に取り付けられたギヤボックス36に支持されててい
る。ギヤボックス36には、昇降モータ35の駆動軸に
取り付けられた駆動ギヤに噛合する複数の平歯車からな
る減速ギヤ34が設けられている。減速ギヤ34は、昇
降モータ35の駆動力を減速しながら伝達し、ギヤボッ
クス36に回転可能に支持されたカムギヤ37を回転さ
せる。カムギヤ37のカム部には昇降ブロック18に取
り付けられた被昇降操作アーム39が載置するように当
接され、昇降ブロック18はカムギヤ37が回転される
ことにより、カム部及び被昇降操作アーム39を介して
昇降操作される。なお、カムギヤ37のカム部は、いわ
ゆる端面カムであって、カムギヤ37の主面の周囲に形
成されている。また、被昇降操作アーム39のカム部に
当接される先端側には、この被昇降操作アーム39とカ
ム部37との間の摩擦を低減する回転軸受けを介して円
環状の回転体38が取り付けられている。
【0022】また、筐体1内には、金属板を打ち抜き折
り曲げて形成したカートリッジホルダ40が配設されて
いる。このカートリッジホルダ40は、天板41の両側
より垂下された一対の側壁42,43が設けられ略断面
コ字状に形成されている。カートリッジホルダ40は、
天板41の両側の各側壁42,43の下端部がシャーシ
2の上面に支持されて配設されている。なお、各側壁4
2,43一方には、ギヤボックス36の当接を回避する
ための切り欠き部44が設けられている。
【0023】カートリッジホルダ2の前方側及び後方部
は開放され、ディスクカートリッジ101がシャーシ2
に平行となされた状態で挿入可能に形成されている。各
側壁42,43の相対向する内面には、カートリッジガ
イド片45,46が相対向して突設されている。これら
カートリッジガイド片45,46は、天板41との間隔
が、カートリッジ103の厚さよりもやや広いなるよう
に天板41に平行に設けられている。ディスクカートリ
ッジ101は、天板41と各カートリッジガイド片4
5,46との間に挿入可能となされている。そして、天
板41には、この天板41の下側に挿入されたディスク
カートリッジ101の4つのコーナ部に対応する位置に
カートリッジ押圧バネ47,48,49,50が設けら
れている。これらカートリッジ押圧バネ47,48,4
9,50は、天板41にコ字状の切り欠きを設け、この
切り欠き内の一部をカートリッジホルダ40の内方側に
突出するように折り曲げて形成されている。これらカー
トリッジ押圧バネ47,48,49,50は、天板41
と各カートリッジガイド片45,46との間に挿入され
たディスクカートリッジ101を各カートリッジガイド
片45,46に押圧支持する。
【0024】また、天板41には、ディスクカートリッ
ジ101のシャッタ部材108を開放操作するためのシ
ャッタ開放ピン51が設けられている。このシャッタ開
放ピン51は、天板41に設けられたガイド溝52に係
合して支持され、ガイド溝52に沿って移動可能となさ
れている。ガイド溝52は、前端部が一方の側壁43に
近接した位置に位置され、後方側に向かって天板41の
中央部に近接するように側壁43に傾斜するように形成
されている。シャッタ開放ピン51は、上端部51bを
天板41の上方側に突出させ、下端部51aを天板41
の下方側であるシャーシ2側に突出させている。シャッ
タ開放ピン51の上端部51bと天板41の前端部に設
けられたバネ係止片53との間には引っ張りコイルバネ
54が張架され、シャッタ開放ピン51は、引っ張りコ
イルバネ54の付勢力を受けて天板41の前方側に移動
付勢されてガイド溝52の前端部に当接した初期位置に
位置決めされている。
【0025】このディスククリーニング装置に、ディス
クカートリッジ101を装着するには、まず、このディ
スクカートリッジ101を天板41と各カートリッジガ
イド片45,46との間に前方側より挿入する。このと
き、ディスクカートリッジ101は、図1に示すよう
に、シャッタ部材108が取り付けられた一側を挿入端
として挿入される。ディスクカートリッジ101がカー
トリッジホルダ40に挿入すると、図3に示すように、
シャッタ開放ピン51の下端部51aがカートリッジ1
03の挿入端側に設けたシャッタ部材108の連結片1
11の一端部近傍に当接する。なお、カートリッジ10
3には、シャッタ開放ピン51の下端部51aが当接す
る連結片111の一端側近傍にこの下端部51aが係合
するシャッタ開放ピン係合凹部115が形成されてい
る。
【0026】そして、ディスクカートリッジ101をさ
らに天板41と各カートリッジガイド片45,46との
間に挿入すると、図4に示すように、シャッタ開放ピン
51がカートリッジ103によって押圧されて後方側に
移動する。このとき、シャッタ開放ピン51は、ガイド
溝52に沿って移動しながら下端部51aによってシャ
ッタ部材108の連結片111を押圧し、シャッタ部材
108を移動させて各記録再生用開口部114を開放さ
せる。シャッタ部材108が各記録再生用開口部114
を開放する位置に移動されると、各開口部112,11
3の前端部がカートリッジ103の一側の略々中央部に
位置する。すると、各開口部112,113を介して、
カートリッジ103の前縁部116が外方に臨む状態と
なる。
【0027】さらに、カートリッジホルダ40に挿入さ
れるディスクカートリッジ101は、各カートリッジ押
圧バネ47,48,49,50により、図3中矢印P方
向の各カートリッジガイド片45,46側に押圧された
状態で後方側に移動される。このとき、昇降ブロック1
8は、モータガイド軸19に設けられた位置決め突起1
9aに下面を当接させて初期位置に位置決めされてい
る。
【0028】そして、ディスクカートリッジ101がカ
ートリッジホルダ40に対する所定の挿入完了位置まで
挿入されると、ディスクテーブル13とディスクハブ1
05とが略中心を一致させて相対向する状態となる。こ
のとき、ディスクカートリッジ101がカートリッジホ
ルダ40への挿入完了位置まで装着されたことが図示し
ない検出器により検出され、この検出信号が図示しない
制御部に送られる。すると、制御部は、昇降モータ35
を駆動させる。昇降モータ35の駆動により減速ギヤ3
4を介してカムギヤ37が回転操作され、図5中矢印L
方向に沿って昇降ブロック18がシャーシ2より離間す
る上方側に移動操作される。昇降ブロック18が所定の
ローディング位置まで上昇されると、図5に示すよう
に、光磁気ディスク102のディスクハブ105がディ
スクテーブル13上に載置されるとともに、カートリッ
ジ103がカートリッジ位置決め部材11上に載置され
る。このとき、スピンドル軸14の先端側は、センター
ホール106に挿通されている。また、カートリッジ1
03は、位置決め当接部107をカートリッジ位置決め
部材11の各当接突起12に当接させる。
【0029】カートリッジ103は、このようにカート
リッジ位置決め部材11上に支持されることにより、各
カートリッジ押圧バネ47,48,49,50の付勢力
に抗して各カートリッジガイド片45,46より離間さ
れる。また、光磁気ディスク102は、ディスクテーブ
ル13上にディスクハブ105を載置させることにより
カートリッジ103の内面より離間される。光磁気ディ
スク102は、ディスクテーブル13の上面とカートリ
ッジ位置決め部材11の各当接突起12の先端部との距
離は常に一定であるため、カートリッジ103内におい
て一定の位置に保持される。また、ディスクハブ105
は、マグネット15により吸引されてディスクテーブル
13上に対して圧接支持される。
【0030】この状態で、ディスクカートリッジ101
の記録再生用開口部114を介してカートリッジ103
内の光磁気ディスク102の信号記録面に、図2に示す
ように、クリーニングローラ22の外周面が当接され
る。ここで、スピンドルモータ10が駆動され、光磁気
ディスク102が回転されるとともにクリーニングロー
ラ22が回転される。クリーニングローラ22は、その
外周面が光磁気ディスク102の信号記録面に摺接しな
がら回転することにより信号記録面をクリーニングす
る。なお、クリーニングローラ22の外周面に付着した
塵埃は、クリーニング部材23によって除去される。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本発明は、ディスクカー
トリッジがカートリッジホルダの挿入完了位置まで挿入
されたことが検出手段によって検出されることにより、
昇降駆動手段を駆動して、回転駆動手段と位置決め手段
とクリーニング手段が上昇位置に上昇し、位置決め手段
がカートリッジホルダに保持されたディスクカートリッ
ジを位置決めし、クリーニングローラがカートリッジホ
ルダに保持されたディスクカートリッジのディスクと当
接するとともに回転駆動手段がディスクを回転駆動し、
ディスクカートリッジに収納されたディスクのクリーニ
ングを行うようにしているので、ディスクカートリッジ
がカートリッジホルダに装着されない限り、回転駆動手
段、位置決め手段及びクリーニング手段が上昇されるこ
とがないので、カートリッジホルダへのディスクカート
リッジの挿入動作を阻害することがなく、確実にディス
クカートリッジの挿入操作を行ってディスクのクリーニ
ングを行うことができる。更に、ディスクカートリッジ
がカートリッジホルダの挿入完了位置まで挿入される以
前にクリーニング手段がディスクカートリッジ側に上昇
されることにより、クリーニングローラがディスクカー
トリッジの表面に当接し、ディスクカートリッジの表面
に付着した塵埃等を付着させてしまうことを確実に防止
でき、ディスクカートリッジに収納されたディスクのみ
を確実にクリーニングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスククリーニング装置の要部
を分解して示す斜視図である。
【図2】ディスククリーニング装置にディスクカートリ
ッジを装着した状態を示す側面図である。
【図3】ディスククリーニング装置にディスクカートリ
ッジを挿入する状態を示す背面図である。
【図4】ディスククリーニング装置にディスクカートリ
ッジを挿入させた状態を示す背面図である。
【図5】ディスククリーニング装置に挿入されたディス
クカートリッジの保持動作が完了した状態を示す背面図
である。
【図6】ディスククリーニング装置に装着されるディス
クカートリッジを底面側より臨んだ斜視図である。
【図7】シャッタ部材が開放された状態を示すディスク
カートリッジの斜視図である。
【符号の説明】
10 スピンドルモータ、 11 カートリッジ位置決
め部材、 13 ディスクテーブル、 18 昇降ブロ
ック、 22 クリーニングローラ、 35昇降モー
タ、 40 カートリッジホルダ、 51 シャッタ開
放ピン、 52ガイド溝、 54 引っ張りコイルバ
ネ、 101 ディスクカートリッジ、102 光磁気
ディスク、 108 シャッタ部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に情報が読み出されるディスクが
    収納され、上記収納されたディスクを外方に臨ませるよ
    うに形成された開口部を開閉するシャッタ部材を有する
    ディスクカートリッジを保持するカートリッジホルダ
    と、 上記カートリッジホルダに挿入されたディスクカートリ
    ッジのシャッタ部材を開放するシャッタ開放手段と、 上記カートリッジホルダに保持されているディスクカー
    トリッジのディスクが装着され、上記装着されたディス
    クを回転駆動する回転駆動手段と、 上記ディスクカートリッジに保持されたディスクカート
    リッジの位置決めを行う位置決め手段と、 上記シャッタ開放手段によって上記シャッタ部材が開放
    操作されて開放された上記ディスクカートリッジの開口
    部から進入して上記ディスクカートリッジのディスクと
    当接し、上記回転駆動手段によって回転されるクリーニ
    ングローラを有するクリーニング手段と、上記回転駆動手段と上記位置決め手段と上記クリーニン
    グ手段が設けられたブロックを、上記位置決め手段によ
    って 上記カートリッジホルダに保持されたディスクカー
    トリッジを位置決めし、上記クリーニングローラが上記
    カートリッジホルダに保持されたディスクカートリッジ
    のディスクと当接するとともに上記回転駆動手段が上記
    ディスクを上記ディスクカートリッジの内壁部より持ち
    上げて回転駆動する上昇位置と、上記クリーニングロー
    ラが上記カートリッジホルダに保持されたディスクカー
    トリッジのディスクから離間するとともに上記回転駆動
    手段が上記ディスクから離間する降下位置との間を昇降
    駆動する昇降駆動手段と、 上記ディスクカートリッジが上記カートリッジホルダの
    挿入完了位置まで挿入されたことを検出し、上記昇降駆
    動手段を駆動し、上記回転駆動手段と上記位置決め手段
    と上記クリーニング手段を上記上昇位置に上昇させる制
    御手段を備えているディスククリーニング装置。
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