JPS6150644A

JPS6150644A - 籾摺選別装置

Info

Publication number: JPS6150644A
Application number: JP17347484A
Authority: JP
Inventors: 正浜口
Original assignee: Seirei Industry Co Ltd
Current assignee: Yanmar Agribusiness Co Ltd
Priority date: 1984-08-20
Filing date: 1984-08-20
Publication date: 1986-03-12
Anticipated expiration: 2009-03-30
Also published as: JPH0622695B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は一対の脱桴ロールにより籾を脱桴する籾摺部と
、前記籾摺部からの摺落し米を回転選別筒により玄米と
籾に分離する選別部とを備えた装置に関する。

「従来の技術」従来、例えば実開昭５８−１３７４４６号公報に示す如
く、回転選別筒の回転速度を籾摺部に対し独立して調節
する技術があった。また例えば実開昭５８−１１９８９
０号公報に示す如く、回転選別筒内部の受樋に設けた精
選物感知センサにより回転選別筒の回転数を制御する技
術もあった。

「発明が解決しようとする問題点」しかし乍ら前記従来技術は、籾摺部に戻す選別部からの
返り籾量変化に基づいて作業者の目測によりその量の増
減に比例した玄米戻り量を判断し、回転選別筒の回転速
度を作業者が手動で変更していたので、返り籾量（玄米
戻り量）の基準が不定でその回転速度の調節を適正に行
い難い等の問題があった。

「問題を解決するための手段」然るに、本発明は、前記籾摺部に戻す選別部からの返り
籾量を検出する返り籾センサを設け、その返り籾センサ
出力に基づいて前記回転選別筒の回転速度調節部材を制
御するように構成したものである。

「作　用」従って、前記センサにより検出する返り籾量（戻り玄米
量）が増えたとき、そのセンサ出力に基づいて回転選別
筒を高速回転して仕上げ玄米の取出し量を増加し得、選
別能率を自動的に向上させて玄米の循環移動を防止し得
ると共に、前記センサにより検出する返り籾量（戻り玄
米量）が減ったとき、そのセンサ出力に基づいて回転選
別筒を低速回転して仕上げ玄米の取出し量を減少し得、
選別精度を向上させて仕上げ玄米に籾が含まれるのを防
ＩＩこし得、前記センサによる返り籾量の自動調節によ
り回転選別筒の選別作業を従来よりも安定良く行えて選
別効率並びに精度の向上などを容易に図り得るものであ
る。

「実施例」以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

第１図は選別速度制御回路図、第２図は全体の断面正面
図である０図中（＋）は籾摺部であり、（２）は籾を投
入するホッパー、（３）（４）は該ホッパー（２）下部
に対設する一対の脱桴ロール、（５）は前記ホッパー（
２）下部を開閉するシャッター、（６）は前記各ロール
（３）（４）を手動操作によって緊急開動する展開レバ
ー、（７）は前記ロール（３）（４）間隙を調節する脱
桴率ｙＪ節部材である脱桴率モータであり、籾を連続的
に脱桴するように構成している。

図中（８）は前記籾摺部（１）を上載する風選部でちり
、該風選部（８）を形成する機筺（９）と、玄米取出し
樋（１０）及び玄米コンベア（１１）と、前記樋（９）
に落下する玄米から分離した小米を機外に搬出する小米
取出シュート（１２）及び小米受入器（１３）と、穀粒
飛散板（１４）及び流穀板（１５）を介して前記脱桴ロ
ール（３）（４）下方に臨ませて摺落し来（玄米と籾）
を受取る摺落し米取出し樋（１６）及び摺落し米コンベ
ア（１７）と、前記摺落し米から分離した批を受取る枇
取出シュー）　（＋８）及び批受入器（１９）と、前記
摺落し米から分離した籾殻を機外に放出する吸排塵ファ
ン（２０）とを備え、摺落し米から籾殻を分離するよう
に構成している。

図中（２１）は前記風選部（８）に」二数して籾摺部（
１）に並設する選別部であり、第３図にも示す如く、一
方向に連続回転させて玄米と籾を分離する選別筒（２２
）と、前記筒（２２）を回転自在に夫々支持させる支承
ロール（２３）・・・を介してその筒（２２）を一方向
に回転駆動する選別出力プーリ（２３ａ）と、選別筒（
２２）に内挿する供給樋（２４）および供給コンベア（
２５）と、これらに並設する玄米受樋（２６）および玄
米受コンベア（２７）と、前記各コンベア（２５）（２
７）を一方向に回転駆動する搬送出力プーリ（２５ａ）
（２７ａ）と、前記選別筒（２２）内部でこの選別終端
に設ける籾種上げ羽根（２８）・・・と、その羽根（２
８）・・・によって掬上げた籾をホッパー（２）に送出
するシュート（２９）と、玄米受コンベア（２７）終端
を玄米取出し樋（１０）に連通させるシュー）　（３０
）とを備え、玄米から籾を分離して夫々取出すように構
成している。

そして前記玄米コンベア（１０）に下端側を連通させる
玄米揚上スロア（３１）と、前記摺落し米コンベア（１
７）に下端側を連通させて上端側を供給コンベア（２５
）送り始端に臨ませる摺落し米揚上スロア（３２）とを
機筺（９）外側に沿わせて立設すると共に、前記各部（
１）（８）（２１）を駆動する籾摺選別モータ（３３）
を配設する。また第３図において、図中（３４）は玄米
受樋（２Ｂ）への玄米受入量を調節する仕切板である。

また前記モータ（３３）に連動連結する選別駆動軸（３
５）と、前記駆動軸（３５）に軸支してＶベルト（３６
）を介して各搬送出力プーリ（２５ａ）（２７ａ）に連
結させる搬送入力プーリ（３７）と、前記駆動軸（３５
）に軸支してＶベル）　（３８）を介して選別出力プー
リ（２３ａ）に連結させる無段変速用選別人力プーリ（
３９）と、その人カブ−〇（３９）を変速作動させる変
速アーム（４０）と、前記変速アーム（４０）に出力軸
（４１）先端ネジ部を螺着連結させる変速モータ（４２
）とを備え、前記モータ（４２）の正逆転制御により回
転選別筒（２２）の回転速度を増減速するように構成し
ている。

さらに第１図に示す如く、選別部（２１）からの返り籾
を籾摺部（１）に戻す前記シュート（２９）に返り籾量
計量容器（４３）を取付け、前記シュー）　（２９）か
ら落下する返り籾を当接させる当て板（４４）を一端に
固定させて他端にバランスウェイト（４５）を螺着する
センシングアーム（４６）と、前記アーム（４Ｂ）中間
に操作支点軸（４７）を介して連結させるポテンショメ
ータ型返り籾センサ（４８）とを配設し、前記シュート
（２ｉ３）から落下する返り籾量（戻り玄米量）を前記
センサにより検出するように構成している。

そして前記シュート（２９）からの返り籾量基準値を初
期設定する基準設定器（４９）を有する返り籾量コンパ
レータ（５０）を備え、そのコンパレータ（５０）にア
ンプ（５１）を介して前記センサ（４８）を入力接続す
る一方、増速及び減速回路（５２）　（５３）を介して
前記−ｔンパレータ（５０）に変速モータ（４２）を接
続し、また前記各回路（５２）　（５３）にパルス発振
器（５４）を入力接続すると共に、メインスイッチ（５
５）を介して電源（５８）を各部に印加し、前記センサ
（４８）出力に基づいて前記モータ（４２）をパルス（
間欠）制御により正逆転するように構成したものである
。

本発明は上記の如く構成しており、籾摺並びに選別作業
を行っているとき、風選部（８）から回転選別筒（２２
）内部に送込まれた摺落し米（玄米と籾の混合米）量が
増えることにより、シュート（２９）を介して回転選別
筒（２２）からホッパー（２）に戻る返り籾量も増え、
その返り籾量に比例して戻り玄米も増えるもので、前記
シュー）　（２８）からの返り籾量の増加を返り籾セン
サ（４８）によって検出し、返り籾量コンパレータ（５
０）及び増速回路（５２）を介して変速モータ（４２）
をパルス駆動制御し、回転選別筒（２２）の回転速度を
早くして玄米受樋（２Ｇ）から取出す仕上げ玄米量を増
加させ、選別能率を向上させる。

一方、前記回転選別筒（２２）内部の摺落し米（混合米
）量が減ることにより、シュート（２ｆｌｌ）を介して
回転選別筒（２２）からホッパー（２）に戻る返り籾量
も減り、その返り籾量に比例して戻り玄米も減るもので
、前記シュー）　（２９）からの返り籾量の減少を返り
籾センサ（４８）によって検出し、返り籾量コンパレー
タ（５０）及び減速回路（５３）を介して変速モータ（
４２）をパルス駆動制御し、回転選別筒（２２）の回転
速度を遅くして玄米受樋（２６）から取出す仕上げ玄米
量を減少させ、選別精度を向」ニさせる。

なお、上記実施例において、返り籾センサ（４８）によ
りシュート（２９）の返り籾量を検出したが、これに代
え、前記シュー）　（２８）の返り籾に含まれる玄米の
混入量または混入割合を前記センサ（４８）により検出
しても、上記実施例と同様に変速モータ（４２）制御を
行えるものである。

「発明の効果」以上実施例から明らかなうに本発明は、一対の脱桴ロー
ル（３）（４）により籾を脱桴する籾摺部（１）と、前
記籾摺部（１）からの摺落し米を回転選別筒（２２）に
より玄米と籾に分離する選別部（２１）とを備えた装置
において、前記籾摺部（１）に戻す選別部（２１）から
の返り籾量を検出する返り籾センサ（４８）を設け、そ
の返り籾センサ（４８）出力に基づいて前記回転選別筒
（２２）の変速モータ（４２）などの回転速度調節部材
を制御するもので、前記センサ（４日）に奔− より検出する返り籾量（戻り玄米量）増えたとき、その
センサ（４８）出力に基づいて回転選別筒（２２）を高
速回転して仕上げ玄米の取出し量を増加させることがで
き、選別能率を自動的に向上させて玄米の循環移動を防
止できると共に、前記センサ（４８）により検出する返
り籾量（戻り玄米量）が減ったとき、そのセンサ（４８
）出力に基づいて回転選別筒（２２）を低速回転して仕
上げ玄米の取出し量を減少させることができ、選別精度
を向」ニさせて仕」二げ玄米に籾が含まれるのを防止で
き、前記センサ（４８）による返り籾量の自動調節によ
り回転選別筒（２２）の選別作業を従来よりも安定良く
行えて選別効率並びに精度の向上などを容易に図ること
ができる等の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す選別速度制御回路図、
第２図は全体の断面正面図、第３図は要部駆動説明図で
ある。（１）・・・　　　籾　　　　摺　　　　部（３０４）
・・・脱桴ロール（２１）・・・　　　選　　　　別　　　　部（２２）
・・・　回転選別筒（４２）・・・　　変速モータ（回転速度調節部材）（
４８）・・・　返・り籾センサ出願人　　　セイレイ工業株式会社ＪてＩ□）

Claims

【特許請求の範囲】

一対の脱桴ロールにより籾を脱■する籾摺部と、前記籾
摺部からの摺落し米を回転選別筒により玄米と籾に分離
する選別部とを備えた装置において、前記籾摺部に戻す
選別部からの返り籾量を検出する返り籾センサを設け、
その返り籾センサ出力に基づいて前記回転選別筒の回転
速度調節部材を制御するように構成したことを特徴とす
る籾摺選別装置。