JPH0123548Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0123548Y2
JPH0123548Y2 JP18953581U JP18953581U JPH0123548Y2 JP H0123548 Y2 JPH0123548 Y2 JP H0123548Y2 JP 18953581 U JP18953581 U JP 18953581U JP 18953581 U JP18953581 U JP 18953581U JP H0123548 Y2 JPH0123548 Y2 JP H0123548Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paddy
sensor
sorting
rice
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18953581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5895236U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18953581U priority Critical patent/JPS5895236U/ja
Publication of JPS5895236U publication Critical patent/JPS5895236U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0123548Y2 publication Critical patent/JPH0123548Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば一対の脱ロールを有する籾摺
機と、前後並びに左右に傾けた選別板を揺動駆動
させて穀粒が選別板上を流下する間に玄米と籾と
に穀粒を分離選別させる揺動選別機とを備え、籾
摺作業並びに選別作業を連続して行う装置に関
し、籾摺機の脱ロールに供給する籾の反射光量
を検出する脱率制御用籾センサと、籾摺済み穀
粒を玄米と籾に選別分離する揺動選別機の選別板
上の流下籾を検出する仕切板制御用籾センサとを
備え、前記選別板の姿勢を制御する姿勢制御回路
に前記の各籾センサを接続させたもので、前記選
別板の姿勢制御用としての特別の検出手段を不要
とし得、廉価にして適正な選別板の姿勢制御を得
られると共に、簡便に取扱えて籾摺及び選別作業
の能率を向上し得るようにした籾摺選別装置を提
供しようとするものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は全体側面図、第2図は揺動選別機の
平面図であり、籾摺機1と揺動選別機2とを並設
するもので、同断面図であり、図中3は前記籾摺
機1の籾摺部で、籾を投入するホツパー4と、前
記ホツパー4の下方部に内装する一対の脱ロー
ル5,6とを備えると共に、図中7は前記籾摺部
3を上載する風選部で、玄米に籾が混入している
混合米を取出す混合米スロワ8と、籾殻及び粃な
どを分離して取出す吸排塵フアン9とを備え、粗
選別作業によつて藁屑等を除いた籾を乾燥させた
後に供給シユート10を介して前記ホツパー4に
投入し、連続的に籾摺作業を行うように構成す
る。また、図中11は前記揺動選別機1の本体機
枠、12は前記機枠11に揺動自在に支持して多
段に選別板13を備えた揺動選別部、14は籾摺
り後の穀粒を上記混合米スロワ8を介して投入す
る混合米タンク、15は前記タンク14の穀粒を
各選別板13に分配供給する供給タンク、16は
選別後の穀粒を排出させる排出樋であり、前記タ
ンク14より供給タンク15を介して各選別板1
3上に供給される穀粒を、その流下途中に前記選
別部12の揺動運動でもつて玄米と籾とに分離選
別させ、排出樋16を介して配送シユート17に
取出すように構成している。
また、第3図は前記揺動選別部12の駆動部の
脱明図であり、図中18は揺動駆動用モータ、1
9は前記モータ18にVプーリ20及びベルト2
1を介して連動連結するカウンタプーリ、22は
カウンタプーリ軸、23は前記カウンタプーリ1
9にVベルト24を介して連動連結する揺動駆動
用プーリ、25は前記機枠11にブラケツト26
及び軸27を介して可揺動に枢支する傾斜角調節
用選別板モータ、28は前記モータ25に駆動連
結するネジ軸、29は回転支軸30に基端を支持
して先端を前記ネジ軸28に枢軸31及び係合部
材32を介して連結させる傾斜調節用第1揺動
板、33は前記支軸30に基端を固設する傾斜調
節用第2揺動板、34は前記第2揺動板33の先
端に連結支持する傾斜調節用基端軸、35は前記
基端軸34に可揺動に一端を支持し且つ軸36を
介して他端を可揺動に前記選別部12に連結させ
る右揺動アーム、37は基端を回転支軸38に固
設し且つ先端に前記プーリ23の回転軸39を支
持させる揺動リンク、40は前記回転軸39に嵌
合させる偏心輪体41に基端を支承するクランク
板、42は前記回転軸39に取付けるバランスウ
エイト、43は前記クランク板40の先端に枢軸
44を介して可回動に中間を連結し一端を支軸4
5を介して機枠11にまた他端を軸46を介して
前記選別部12にそれぞれ可揺動に連結させる左
揺動アームであり、前記揺動アーム35,43で
支持する選別部12を前記回転軸39及び輪体4
1並びにクランク板40を介するモータ18の駆
動力伝達作用によつて軸34,35を支点として
揺動連動させると共に、前記モータ25の駆動に
よる軸34の位置移動調節によつて選別部12の
左右の傾斜角αの調節を行うように構成する一
方、前記選別板13は複数多段に設けたもので、
該選別板13の上面は複数の凹形状の窪みを有す
る抵抗粗面に形成し、前記機枠11の水平面に対
し前後(つまり第1図における左右)に傾斜角β
の流下角度を、また左右に傾斜角αの傾斜角度を
有するように形成していて前記タンク14より供
給タンク15を介してこれら選別板13の前後傾
斜上端側に分配供給された穀粒がこの傾斜下端側
迄流下する間にその揺動運動でもつて、選別板の
左揺動上り側に玄米層Aが、右揺動下り側に籾層
Bが、また中間に混合米層Cが分離偏集されて流
下するように構成している。
第4図に示す如く、前記選別板13の流下終端
部には玄米層Aと混合米層Cを分離させる玄米仕
切板47および混合米層Cと籾層Bを分離させる
仕切板48をそれぞれ配設し、玄米仕切板47に
よつて分離した玄米群を各流下案内板49,50
を介して排出樋16の玄米樋51に、また玄米仕
切板47と籾仕切板48とで分離した混合米群を
各流下案内板50,52を介して排出樋16の混
合米樋53に、さらに籾仕切板48で分離した籾
群を流下案内板52を介して排出樋16の籾樋5
4に落下させ、玄米及び混合米及び籾を前記配送
シユート17に夫々分離して取出すように構成し
ている。
さらに前記玄米仕切板47は、排出樋16に取
付ける玄米仕切調節用仕切板モータ55にネジ軸
56及び係合部材57を介して移動調節自在に連
結すると共に、前記玄米仕切板47の上端には固
定取付板58を介し籾検出用の光電センサである
位置制御用境界センサ59を設置するもので、該
センサ59は前記取付板58に長孔60及びボル
ト61を介し左右移動調節自在に取付られ、該仕
切板47の混合米側を流下する選別板13最上段
の穀粒に光線を照射させその反射光量を受光させ
て、玄米と籾との反射光量差(つまり籾の反射率
が玄米より大きい)より該センサ59位置での籾
の混合量を検出させるように構成している。
また前記排出樋16の選別玄米側及び籾側にそ
れぞれ固定取付板62,63を介し光電センサで
ある位置制御用の玄米及び籾センサ64,65を
設置し、該センサ64,65下位置の選別板13
上の選別玄米及び籾に光線を照射させその反射光
量を受光させるように構成する。なお、前記籾セ
ンサ65は選別板13面検出による緊急制御も行
うように形成する。
第5図は上記籾摺機1並びに選別機2の自動制
御回路であり、籾摺機1の脱ロール5,6を接
離させてこの脱率を調節する脱制御モータ6
6と、前記ロール5,6に供給する籾を検出させ
る脱率制御用籾センサ67と、前記ロール5,
5下方に落下する混合米に含まれる籾量を検出す
る混合米センサ68とを備え、バツフア回路69
及びレベル設定器70を介して前記籾センサ67
に、またバツフア回路71を介して前記混合米セ
ンサ68に作動アンプ72の入力側を夫々接続さ
せると共に、前記アンプ72の出力を判定する比
較器73と、該比較器73に接続させて前記モー
タ66を正転及び逆転駆動する閉動及び開動回路
74,75とを備え、各センサ67,68の検出
光量差に基づいて前記モータ66を正逆転させ、
脱ロール5,6を自動的に接離させてこの脱
率を略一定に保つように構成する。
また、図中76は前記玄米及び籾センサ64,
65をバツフア回路77,78を介して接続させ
て玄米と籾の基準反射差を出力させる差動アン
プ、79は前記アンプ76出力のレベル設定のた
めのレベル調節器、80は前記境界センサ59及
びレベル調節器79を接続させて調節器79の設
定光量と境界センサ59の検出光量との間に光量
差が生じたとき信号を出力させる差動アンプ、8
1は前記差動アンプ80の出力信号に基づいて仕
切板モータ55の正逆転信号を出力させる比較
器、82,83は前記比較器81の出力信号によ
つて前記モータ55を正逆回転させる右動及び左
動回路であり、前記調節器79で設定する基準光
量と前記センサ59との間に光量差が生じたと
き、前記比較器81よりモータ55の正逆転信号
を出力させ、前記モータ55を正逆転駆動させて
前記調節器79の基準光量とセンサ59の検出光
量とを一致させる状態に玄米仕切板47の移動制
御を行うように構成している。
さらに、上記脱ロール5,6の脱率制御用
籾センサ67並びに前記玄米仕切板47の位置制
御用籾センサ65に各バツフア回路69,78を
介して作動アンプ84の入力側を夫々接続させる
と共に、前記作動アンプ84の出力信号に基づい
て選別板モータ25の正逆転信号を出力させる姿
勢制御回路である比較器85と、前記比較器85
に接続させて前記モータ25を正逆転駆動する上
昇及び下降回路86,87とを備え、各センサ6
5,67の間に検出光量差が生じたとき前記モー
タ25を正逆転駆動させて選別板13の傾斜角を
可変させ、前記の各センサ65,67の出力が釣
合つた状態のときモータ25の駆動を中断させる
もので、脱ロール5,6に供給する籾の反射光
量を脱率制御用籾センサ67によつて検出して
該センサ67出力を基準値とする一方、選別板1
3上の流下籾を検出する仕切板47制御用の籾セ
ンサ65の検出光量出力が、籾に混入する玄米が
増えることによつて小となり、籾の減少により選
別板13面が露出することによつて大となるよう
に設けているから、脱率制御用籾センサ67の
検出光量に対し、仕切板47制御用の籾センサ6
5の検出光量が小のときは選別板13を緩やかな
傾斜にして穀粒を傾斜上方(揺上側)に移動し易
くする一方、その逆に仕切板47制御用の籾セン
サ65の検出光量が大のときは選別板13を急な
傾斜にして穀粒を傾斜下方(揺下側)に移動さ
せ、選別板13上面の玄米と籾の分布状態を略一
定に保つように構成するものである。
本考案は上記の如く構成するもので、上記脱
ロール5,6による籾摺前後の籾量を各々籾セン
サ67及び混合米センサ68によつて検出し、各
センサ67,68の検出光量差によつて比較器7
3を介して脱制御モータ66を駆動制御し、脱
ロール5,6の脱率を略一定に保つと共に、
上記選別板13上面の混合米及び玄米及び籾を境
界センサ59及び玄米センサ64及び籾センサ6
5によつて検出し、各センサ59,64,65の
検出光量差によつて比較器81を介して仕切板モ
ータ55を駆動制御し、玄米層Aと混合米層Cの
境界に玄米仕切板47を位置させると共に、前記
籾センサ65によつて選別板13面検出時に仕切
板47が玄米側最大移動位置に変位してこの緊急
異常を報知する。
また、前記脱ロール5,6の脱率制御用籾
センサ67と、前記玄米仕切板47の位置制御用
籾センサ65との検出光量差により、比較器85
を介して選別板モータ25を正逆転駆動し、前記
の脱率制御及び位置決め制御用信号によつて選
別板13の傾斜角αを調節し、選別板13の姿勢
を制御するもので、脱率制御用籾センサ67に
対して位置制御用籾センサ65の検出光量が小さ
い場合、籾層Bの玄米量が増えてその籾センサ6
5の検出玄米が増加しているので、前記モータ2
5の駆動によつて選別板13の傾斜角αを小さく
し、籾層Bの玄米を選別板13の傾斜上端側に移
動させる一方、前記と逆に脱率制御用籾センサ
67に対して位置制御用籾センサ65の検出光量
が大きい場合、籾層Bの籾量が減少してその籾セ
ンサ65によつて選別板13の板面を検出してい
るので、前記モータ25の駆動によつて選別板1
3の傾斜角αを大きくし、選別板13の傾斜下端
側に籾を移動させるもので、前記選別板13の傾
斜角αを調節してこの上面の玄米と籾の分布状態
を略一定に保つものである。
以上実施例から明らかなように本考案は、籾摺
機1の脱ロール5,6に供給する籾の反射光量
を検出する脱率制御用籾センサ67と、籾摺済
み穀粒を玄米と籾に選別分離する揺動選別機2、
の選別板13上の流下籾を検出する仕切板47制
御用籾センサ65とを備え、前記選別板13の姿
勢を制御する姿勢制御回路85に前記の各籾セン
サ65,67を接続させたもので、前記選別板1
3の姿勢制御用としての特別の検出手段を不要に
することができ、廉価にして適正な選別板13の
姿勢制御を得ることができると共に、簡便に取扱
えて籾摺及び選別作業の能率を向上できて頗る実
用的である等の顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体側面図、
第2図は揺動選別機の平面図、第3図は同正面
図、第4図は要部の拡大断面説明図、第5図は要
部の制御回路図である。 1……籾摺機、2……揺動選別機、5,6……
脱ロール、13……選別板、47……玄米仕切
板、65……仕切板制御用籾センサ、67……脱
率制御用籾センサ、85……比較器(姿勢制御
回路)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 籾摺機の脱ロールに供給する籾の反射光量を
    検出する脱率制御用籾センサと、籾摺済み穀粒
    を玄米と籾に選別分離する揺動選別機の選別板上
    の流下籾を検出する仕切板制御用籾センサとを備
    え、前記選別板の姿勢を制御する姿勢制御回路に
    前記の各籾センサを接続させたことを特徴とする
    籾摺選別装置。
JP18953581U 1981-12-18 1981-12-18 籾摺選別装置 Granted JPS5895236U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18953581U JPS5895236U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 籾摺選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18953581U JPS5895236U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 籾摺選別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5895236U JPS5895236U (ja) 1983-06-28
JPH0123548Y2 true JPH0123548Y2 (ja) 1989-07-19

Family

ID=30103407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18953581U Granted JPS5895236U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 籾摺選別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5895236U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5895236U (ja) 1983-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0123548Y2 (ja)
JPS6212464Y2 (ja)
JPH0118192Y2 (ja)
JPH0127906Y2 (ja)
JPS6122712Y2 (ja)
JPH051353Y2 (ja)
JP3440480B2 (ja) 脱穀風選装置の選別風調節装置
JPS635823Y2 (ja)
JPS6340595B2 (ja)
JPS6140394Y2 (ja)
JP2573896Y2 (ja) コンバインの選別装置
JPS6219913B2 (ja)
JPS635820Y2 (ja)
JPH07110352B2 (ja) 揺動選別機の角度制御装置
JP3295980B2 (ja) コンバインの脱穀揺動選別装置
JPH0317983Y2 (ja)
JPS6122710Y2 (ja)
JPH055551B2 (ja)
JPS62782Y2 (ja)
JPS641180B2 (ja)
JPS61268388A (ja) 揺動選別機の自動制御装置
JPS5949881A (ja) 揺動選別機
JPS59115772A (ja) 籾摺選別装置
JPS644435Y2 (ja)
JP2576688Y2 (ja) 脱穀選別制御装置