JPS6122712Y2 - - Google Patents
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- JPS6122712Y2 JPS6122712Y2 JP13825781U JP13825781U JPS6122712Y2 JP S6122712 Y2 JPS6122712 Y2 JP S6122712Y2 JP 13825781 U JP13825781 U JP 13825781U JP 13825781 U JP13825781 U JP 13825781U JP S6122712 Y2 JPS6122712 Y2 JP S6122712Y2
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- Japan
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- brown rice
- sensor
- paddy
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- rice
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- 235000021329 brown rice Nutrition 0.000 claims description 61
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 46
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 claims description 32
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims description 28
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- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 28
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えば前後並びに左右に傾けた選別板
を揺動駆動させて、穀粒が該選別板上を流下する
間に玄米と籾とに穀粒を分離選別する揺動選別機
の自動制御装置に関するものである。
を揺動駆動させて、穀粒が該選別板上を流下する
間に玄米と籾とに穀粒を分離選別する揺動選別機
の自動制御装置に関するものである。
従来、実開昭55−177886号公報に示す如く、玄
米仕切板の混合米側に光電型などの色彩判別用セ
ンサを設け、籾混合率を検出して仕切板の位置制
御を行う技術があつた。
米仕切板の混合米側に光電型などの色彩判別用セ
ンサを設け、籾混合率を検出して仕切板の位置制
御を行う技術があつた。
しかし乍ら前記従来技術は、前記センサの出力
と比較する基準光量値が略一定であつたから、穀
粒の品種又は含水率変化などにより前記センサ出
力が変化しても仕切板制御が行われる不具合があ
り、前記センサの基準出力域変更により選別精度
の一定維持を容易に行い得ず、適正な仕切板制御
を安定して得ることができない等の問題があつ
た。
と比較する基準光量値が略一定であつたから、穀
粒の品種又は含水率変化などにより前記センサ出
力が変化しても仕切板制御が行われる不具合があ
り、前記センサの基準出力域変更により選別精度
の一定維持を容易に行い得ず、適正な仕切板制御
を安定して得ることができない等の問題があつ
た。
然るに、本考案は、揺動選別板の混合米排出部
に設けた光電境界センサで籾と玄米の混合率を検
出して基準光量値との差により仕切板の移動制御
を行うように構成すると共に、前記境界センサと
別個に選別板で選別分離された少なくとも籾又は
玄米のいずれか一方の光量を検出する光電穀粒セ
ンサを設け、前記基準光量値をその穀粒センサの
出力に基づいて設定するようにしたことを特徴と
するものである。
に設けた光電境界センサで籾と玄米の混合率を検
出して基準光量値との差により仕切板の移動制御
を行うように構成すると共に、前記境界センサと
別個に選別板で選別分離された少なくとも籾又は
玄米のいずれか一方の光量を検出する光電穀粒セ
ンサを設け、前記基準光量値をその穀粒センサの
出力に基づいて設定するようにしたことを特徴と
するものである。
従つて、籾又は玄米の光量変化により穀粒セン
サ出力に基づいて境界センサの基準光量値を補正
するから、穀粒の品種又は含水率などが変化して
も一定混合割合の基準感度を維持した状態で境界
センサ出力とこの基準光量値とを対比させ得、穀
粒の性状差異により籾又は玄米の光反射率が変化
しても仕切板を常に略一定混合割合位置で停止さ
せ得、従来に比べて選別精度を略一定維持して適
正な仕切板制御を安定して得られ、境界センサの
基準光量値調節など取扱い操作の簡略化並びに選
別性能の向上などを容易に図れるものである。
サ出力に基づいて境界センサの基準光量値を補正
するから、穀粒の品種又は含水率などが変化して
も一定混合割合の基準感度を維持した状態で境界
センサ出力とこの基準光量値とを対比させ得、穀
粒の性状差異により籾又は玄米の光反射率が変化
しても仕切板を常に略一定混合割合位置で停止さ
せ得、従来に比べて選別精度を略一定維持して適
正な仕切板制御を安定して得られ、境界センサの
基準光量値調節など取扱い操作の簡略化並びに選
別性能の向上などを容易に図れるものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
第1図は本考案に係る揺動選別機の全体概略側
面図、第2図は同平面図であり、図中1は本体機
枠、2は前記機枠1に揺動自在に支持して穀粒を
玄米と籾とに選別する複数の選別板3を多段に備
えた揺動選別装置、4は籾摺り後の穀粒を貯留す
る混合米タンク、5は前記タンク4の穀粒を各選
別板3に分配供給する供給タンク、6は選別後の
穀粒を排出させる排出樋であり、前記タンク4よ
り供給タンク5を介して各選別板3上に供給され
る穀粒をその流下途中前記装置2の揺動運動でも
つて玄米と籾とに分離選別させて排出樋6を介し
て配送シユート7に取出すように構成している。
面図、第2図は同平面図であり、図中1は本体機
枠、2は前記機枠1に揺動自在に支持して穀粒を
玄米と籾とに選別する複数の選別板3を多段に備
えた揺動選別装置、4は籾摺り後の穀粒を貯留す
る混合米タンク、5は前記タンク4の穀粒を各選
別板3に分配供給する供給タンク、6は選別後の
穀粒を排出させる排出樋であり、前記タンク4よ
り供給タンク5を介して各選別板3上に供給され
る穀粒をその流下途中前記装置2の揺動運動でも
つて玄米と籾とに分離選別させて排出樋6を介し
て配送シユート7に取出すように構成している。
第3図乃至第4図に示す如く、前記選別装置2
の各選別板3は枠体8に複数多段に設けたもの
で、該選別板3の上面は複数の凹形状の窪みを有
する抵抗粗面に形成し、前記機枠1の水平面に対
し前後(つまり第4図において左右)に傾斜角β
の流下角度を、また左右に傾斜角αの傾斜角度を
有するように形成していて、前記タンク4よりこ
れら選別板3の前後傾斜上端側に分配供給された
穀粒がこの傾斜下端側迄流下する間にその揺動運
動でもつて、選別板3の左揺動上り側に玄米層A
が、右揺動下り側に籾層Bが、また中間に混合米
層Cが分離偏集されて流下するように構成してい
る。
の各選別板3は枠体8に複数多段に設けたもの
で、該選別板3の上面は複数の凹形状の窪みを有
する抵抗粗面に形成し、前記機枠1の水平面に対
し前後(つまり第4図において左右)に傾斜角β
の流下角度を、また左右に傾斜角αの傾斜角度を
有するように形成していて、前記タンク4よりこ
れら選別板3の前後傾斜上端側に分配供給された
穀粒がこの傾斜下端側迄流下する間にその揺動運
動でもつて、選別板3の左揺動上り側に玄米層A
が、右揺動下り側に籾層Bが、また中間に混合米
層Cが分離偏集されて流下するように構成してい
る。
また前記選別板3の流下終端部には玄米層Aと
混合米層Cを分離させる玄米仕切板9および混合
米層Cと籾層Bを分離させる籾仕切板10をそれ
ぞれ配設し、玄米仕切板9によつて分離した玄米
群を各流下案内板11,12aを介して排出樋6
の玄米樋13に、また玄米仕切板9と籾仕切板1
0とで分離した混合米群を各流下案内板12b,
14aを介して排出樋6の混合米樋15に、さら
に籾仕切板10で分離した籾群を流下案内板14
bを介して排出樋6の籾樋16に落下させ、前記
配送シユート7に取出すように構成している。
混合米層Cを分離させる玄米仕切板9および混合
米層Cと籾層Bを分離させる籾仕切板10をそれ
ぞれ配設し、玄米仕切板9によつて分離した玄米
群を各流下案内板11,12aを介して排出樋6
の玄米樋13に、また玄米仕切板9と籾仕切板1
0とで分離した混合米群を各流下案内板12b,
14aを介して排出樋6の混合米樋15に、さら
に籾仕切板10で分離した籾群を流下案内板14
bを介して排出樋6の籾樋16に落下させ、前記
配送シユート7に取出すように構成している。
さらに前記玄米仕切板9は枠体8に取付ける仕
切調節用モータ17にネジ軸18及び係合部材1
9を介して移動調節自在に連結する一方、前記籾
仕切板10は枠体8に長孔20及びネジ部材21
を介して手動調節自在に取付連結している。
切調節用モータ17にネジ軸18及び係合部材1
9を介して移動調節自在に連結する一方、前記籾
仕切板10は枠体8に長孔20及びネジ部材21
を介して手動調節自在に取付連結している。
またさらに、前記玄米仕切板9の玄米側下方の
前記案内板11と流穀案内板22とで形成する玄
米落下案内口23には前記玄米樋13及び混合米
樋15に切換え自在な開閉シヤツタ24を回転軸
25を介して設けていて、この切換え操作をハン
ドル26或いはソレノイド27で行うように構成
している。
前記案内板11と流穀案内板22とで形成する玄
米落下案内口23には前記玄米樋13及び混合米
樋15に切換え自在な開閉シヤツタ24を回転軸
25を介して設けていて、この切換え操作をハン
ドル26或いはソレノイド27で行うように構成
している。
また、前記玄米仕切板9は固定部材28を介し
仕切板位置検出用ラツク29並びにロツド30を
取付けていて、仕切板位置表示のためのポテンシ
ヨンメータ31に連動するピニオンギヤ32に前
記ラツク29を噛合せる一方、前記仕切板9が左
右の移動終端に至つたとき前記ロツド30との接
触によつてこのモータ17の駆動停止を図る停止
用スイツチ33,34を前記ロツド30の左右に
配設するように構成している。
仕切板位置検出用ラツク29並びにロツド30を
取付けていて、仕切板位置表示のためのポテンシ
ヨンメータ31に連動するピニオンギヤ32に前
記ラツク29を噛合せる一方、前記仕切板9が左
右の移動終端に至つたとき前記ロツド30との接
触によつてこのモータ17の駆動停止を図る停止
用スイツチ33,34を前記ロツド30の左右に
配設するように構成している。
さらに、前記玄米仕切板9の上端には固定取付
板35を介し混合米層Cでの穀粒検出のための光
電境界センサ36を設置するもので、該センサ3
6は前記取付板35に長孔37及びボルト38を
介し左右移動調節自在に取付けられ、該仕切板9
の混合米側を流下する選別板3最上段の穀粒に光
線を照射させその反射光を受光させるように構成
している。
板35を介し混合米層Cでの穀粒検出のための光
電境界センサ36を設置するもので、該センサ3
6は前記取付板35に長孔37及びボルト38を
介し左右移動調節自在に取付けられ、該仕切板9
の混合米側を流下する選別板3最上段の穀粒に光
線を照射させその反射光を受光させるように構成
している。
またさらに、前記枠体8の玄米側に固定取付板
39を介し光電穀粒センサである光電玄米センサ
40を設置し、選別板3上の玄米側を流下する穀
粒に光線を照射させその反射光を受光させるよう
に構成している。
39を介し光電穀粒センサである光電玄米センサ
40を設置し、選別板3上の玄米側を流下する穀
粒に光線を照射させその反射光を受光させるよう
に構成している。
第5図は玄米仕切板9の自動制御回路説明図で
あり、図中41は籾の基準反射光量を設定させる
籾メモリ42と前記玄米センサ40とを入力端子
に接続させて籾の基準反射光量と玄米センサ40
による玄米の検出反射光量とを加算させる加算ア
ンプ、43は前記アンプ41出力のレベル設定例
えば平均光量に設定のための調節器、44は前記
境界センサ36及び調節器43を各入力端子に接
続させ調節器43のレベル光量と境界センサ36
の検出光量との間に光量差が生じたとき信号を出
力させる差動アンプ、45は前記差動アンプ44
の出力信号に基づいてモータ17の正逆転信号を
出力させるモータ制御回路、46,47は前記制
御回路45の出力信号によつて適宜モータ17を
正逆転駆動する正転並びに逆転駆動回路であり、
前記調節器43で設定するレベル値のライン上に
前記境界センサ36を設けて、板3面上の混合籾
量の増減変化によりこのレベル光量と前記センサ
36での検出光量bとの間に光量差が生じたとき
適宜モータ17を正逆転駆動させ、前記調節器4
3とセンサ36の出力を釣合せた状態のときこの
モータ17の駆動を停止させて、前記センサ36
検出位置での混合籾量の一定制御を図り前記仕切
板9の玄米取出側に籾が混入するのを防止させる
ように構成している。
あり、図中41は籾の基準反射光量を設定させる
籾メモリ42と前記玄米センサ40とを入力端子
に接続させて籾の基準反射光量と玄米センサ40
による玄米の検出反射光量とを加算させる加算ア
ンプ、43は前記アンプ41出力のレベル設定例
えば平均光量に設定のための調節器、44は前記
境界センサ36及び調節器43を各入力端子に接
続させ調節器43のレベル光量と境界センサ36
の検出光量との間に光量差が生じたとき信号を出
力させる差動アンプ、45は前記差動アンプ44
の出力信号に基づいてモータ17の正逆転信号を
出力させるモータ制御回路、46,47は前記制
御回路45の出力信号によつて適宜モータ17を
正逆転駆動する正転並びに逆転駆動回路であり、
前記調節器43で設定するレベル値のライン上に
前記境界センサ36を設けて、板3面上の混合籾
量の増減変化によりこのレベル光量と前記センサ
36での検出光量bとの間に光量差が生じたとき
適宜モータ17を正逆転駆動させ、前記調節器4
3とセンサ36の出力を釣合せた状態のときこの
モータ17の駆動を停止させて、前記センサ36
検出位置での混合籾量の一定制御を図り前記仕切
板9の玄米取出側に籾が混入するのを防止させる
ように構成している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、今
前記供給タンク5を介して混合米タンク4より各
選別板3上に供給される籾摺り後の穀粒はその傾
斜角βに沿つての流下途中、選別板3の揺動運動
と選別板3の選別粗面によつて撹拌され、その比
重及び摩擦係数などの差異によつて傾斜角α上端
の揺上側に玄米層Aが、揺下側に籾層Bが、また
これら中間域に混合米層Cが偏集される状態に選
別される。これらを流下終端に設ける前記仕切板
9,10で分離させそれぞれ取出すもので、この
玄米仕切板9の位置制御を前記境界センサ35と
玄米センサ40とで行うものである。
前記供給タンク5を介して混合米タンク4より各
選別板3上に供給される籾摺り後の穀粒はその傾
斜角βに沿つての流下途中、選別板3の揺動運動
と選別板3の選別粗面によつて撹拌され、その比
重及び摩擦係数などの差異によつて傾斜角α上端
の揺上側に玄米層Aが、揺下側に籾層Bが、また
これら中間域に混合米層Cが偏集される状態に選
別される。これらを流下終端に設ける前記仕切板
9,10で分離させそれぞれ取出すもので、この
玄米仕切板9の位置制御を前記境界センサ35と
玄米センサ40とで行うものである。
また、前記境界センサ36は調節器43で設定
するレベル値と釣合う状態に前記仕切板9に予め
連結支持させるもので、板3面上の穀粒流下状態
に変化が生じそのレベルラインが左右に移動する
ときこれに境界センサ36を追従させ、この境界
センサ36位置での玄米と籾の混合割合を一定維
持させることによつて、前記仕切板9の玄米取出
側より籾の混入しない完全玄米のみ取出しし得る
ようにしたものである。
するレベル値と釣合う状態に前記仕切板9に予め
連結支持させるもので、板3面上の穀粒流下状態
に変化が生じそのレベルラインが左右に移動する
ときこれに境界センサ36を追従させ、この境界
センサ36位置での玄米と籾の混合割合を一定維
持させることによつて、前記仕切板9の玄米取出
側より籾の混入しない完全玄米のみ取出しし得る
ようにしたものである。
即ち、今境界センサ36検出位置での混合籾量
が増大した場合には、玄米より籾の方が反射率は
大きいためこのセンサ36の検出光量も増大し、
レベル光量との間に正の光量差が生じ前記制御回
路45よりモータ17を正或いは逆転させる信号
が出力されてモータ17が正或いは逆転駆動す
る。この結果仕切板9は玄米側に寄せられ、玄米
側仕切巾Tが小となるように自動調節され、例え
板3面上において籾が通常より玄米側に多く移動
混入する事態となつても仕切巾Tを小とさせるこ
とによつて該巾T内への籾混入が回避される。
が増大した場合には、玄米より籾の方が反射率は
大きいためこのセンサ36の検出光量も増大し、
レベル光量との間に正の光量差が生じ前記制御回
路45よりモータ17を正或いは逆転させる信号
が出力されてモータ17が正或いは逆転駆動す
る。この結果仕切板9は玄米側に寄せられ、玄米
側仕切巾Tが小となるように自動調節され、例え
板3面上において籾が通常より玄米側に多く移動
混入する事態となつても仕切巾Tを小とさせるこ
とによつて該巾T内への籾混入が回避される。
一方、前述とは逆に前記センサ36検出位置で
混合籾量が減少した場合には、センサ36の検出
光量も小となりレベル光量との間に負の光量差が
生じ前記制御回路45よりモータ17を逆或いは
正転させる信号が出力されてモータ17が逆或い
は正転駆動する。この結果、玄米仕切板9は籾側
に寄せられて玄米仕切巾Tが大となるように自動
調節され、玄米取出量の適正増大が有効に図られ
る。
混合籾量が減少した場合には、センサ36の検出
光量も小となりレベル光量との間に負の光量差が
生じ前記制御回路45よりモータ17を逆或いは
正転させる信号が出力されてモータ17が逆或い
は正転駆動する。この結果、玄米仕切板9は籾側
に寄せられて玄米仕切巾Tが大となるように自動
調節され、玄米取出量の適正増大が有効に図られ
る。
つまり、籾メモリ42における基準光量値c、
玄米センサ40における玄米の検出光量値a、調
節器43におけるレベル調節値(1/x)とした場 合、境界センサ36の基準感度となる調節器43
より出力されるレベル光量はc+a/xで表わされるも ので、例えば籾と玄米の平均光量をとる場合
c+d/2の値に釣合う位置に境界センサ36は設置 される。
玄米センサ40における玄米の検出光量値a、調
節器43におけるレベル調節値(1/x)とした場 合、境界センサ36の基準感度となる調節器43
より出力されるレベル光量はc+a/xで表わされるも ので、例えば籾と玄米の平均光量をとる場合
c+d/2の値に釣合う位置に境界センサ36は設置 される。
そして、今境界センサ36の検出光量値bがレ
ベル光量に釣合つている状態のときc+a/x=bとな つて玄米仕切板9はその位置を停止維持させ、混
合籾量が増加したc+a/x<bのとき玄米仕切板9は 仕切巾Tを小に自動調節されると共に、混合籾量
が減少したc+a/x>bのとき玄米仕切板9は仕切巾 Tを大に自動調節されるものである。
ベル光量に釣合つている状態のときc+a/x=bとな つて玄米仕切板9はその位置を停止維持させ、混
合籾量が増加したc+a/x<bのとき玄米仕切板9は 仕切巾Tを小に自動調節されると共に、混合籾量
が減少したc+a/x>bのとき玄米仕切板9は仕切巾 Tを大に自動調節されるものである。
第6図乃至第7図は他の実施構成例を示すもの
で、前述実施例においては籾の基準反射光量を予
め籾メモリ42に設定させ玄米センサ40と境界
センサ36とで玄米仕切板9の制御を行う構成と
したが、該構成のものは前記枠体8の籾側に固定
取付板48を介し光電穀粒センサである光電籾セ
ンサ49を設置すると共に、玄米の基準反射光量
を設定させる玄米メモリ50を設け、これらセン
サ49及びメモリ50を設け、これらセンサ49
及びメモリ50とを前記加算アンプ41の入力端
子に接続させて、籾センサ49と境界センサ36
とで前述実施例同様玄米仕切板9を自動制御させ
るように構成したものである。該実施例において
も前述実施例と同一の作用効果を奏するもので、
同一構成部分には同一番号を付してその詳しい説
明は省略する。
で、前述実施例においては籾の基準反射光量を予
め籾メモリ42に設定させ玄米センサ40と境界
センサ36とで玄米仕切板9の制御を行う構成と
したが、該構成のものは前記枠体8の籾側に固定
取付板48を介し光電穀粒センサである光電籾セ
ンサ49を設置すると共に、玄米の基準反射光量
を設定させる玄米メモリ50を設け、これらセン
サ49及びメモリ50を設け、これらセンサ49
及びメモリ50とを前記加算アンプ41の入力端
子に接続させて、籾センサ49と境界センサ36
とで前述実施例同様玄米仕切板9を自動制御させ
るように構成したものである。該実施例において
も前述実施例と同一の作用効果を奏するもので、
同一構成部分には同一番号を付してその詳しい説
明は省略する。
なお、前述各実施例には籾メモリ42及び玄米
メモリ50を設ける構成を示したが、これらメモ
リ42,50を別段設けることなく、玄米センサ
40或いは籾センサ49何れかの単独のものに基
づいてそのレベル設定を行う構成としても良い。
つまり玄米センサ40における玄米の検出光量値
a、或いは籾センサ49における玄米の検出光量
値dとした場合、調節器43においてa×x%或
いはd×x%にレベル調節したものを用いても同
様の効果を奏することが可能となるものである。
メモリ50を設ける構成を示したが、これらメモ
リ42,50を別段設けることなく、玄米センサ
40或いは籾センサ49何れかの単独のものに基
づいてそのレベル設定を行う構成としても良い。
つまり玄米センサ40における玄米の検出光量値
a、或いは籾センサ49における玄米の検出光量
値dとした場合、調節器43においてa×x%或
いはd×x%にレベル調節したものを用いても同
様の効果を奏することが可能となるものである。
以上実施例から明らかなように本考案は、揺動
選別板3の混合米排出部に設けた光電境界センサ
36で籾と玄米の混合率を検出して基準光量値と
の差により仕切板9の移動制御を行うように構成
すると共に、前記境界センサ36と別個に選別板
3で選別分離された少なくとも籾又は玄米のいず
れか一方の光量を検出する光電穀粒センサ40,
49を設け、前記基準光量値をその穀粒センサ4
0,49の出力に基づいて設定するもので、籾又
は玄米の光量変化により穀粒センサ40,49出
力に基づいて境界センサ36の基準光量値を補正
するから、穀粒の品種又は含水率などが変化して
も一定混合割合の基準感度を維持した状態で境界
センサ36出力とこの基準光量値とを対比させる
ことができ、穀粒の性状差異により籾又は玄米の
光反射率が変化しても仕切板9を常に略一定混合
割合位置で停止させることができ、従来に比べて
選別精度を略一定維持して適正な仕切板9制御を
安定して得ることができ、境界センサ36の基準
光量値調節など取扱い操作の簡略化並びに選別性
能の向上などを容易に図ることができる等の実用
的な効果を奏するものである。
選別板3の混合米排出部に設けた光電境界センサ
36で籾と玄米の混合率を検出して基準光量値と
の差により仕切板9の移動制御を行うように構成
すると共に、前記境界センサ36と別個に選別板
3で選別分離された少なくとも籾又は玄米のいず
れか一方の光量を検出する光電穀粒センサ40,
49を設け、前記基準光量値をその穀粒センサ4
0,49の出力に基づいて設定するもので、籾又
は玄米の光量変化により穀粒センサ40,49出
力に基づいて境界センサ36の基準光量値を補正
するから、穀粒の品種又は含水率などが変化して
も一定混合割合の基準感度を維持した状態で境界
センサ36出力とこの基準光量値とを対比させる
ことができ、穀粒の性状差異により籾又は玄米の
光反射率が変化しても仕切板9を常に略一定混合
割合位置で停止させることができ、従来に比べて
選別精度を略一定維持して適正な仕切板9制御を
安定して得ることができ、境界センサ36の基準
光量値調節など取扱い操作の簡略化並びに選別性
能の向上などを容易に図ることができる等の実用
的な効果を奏するものである。
第1図は本考案に係る揺動選別機の全体側面
図、第2図は同平面図、第3図は要部正面の断面
説明図、第4図は要部側面の部分拡大説明図、第
5図は仕切板の制御回路図、第6図は他の変形構
造における要部正面の断面説明図、第7図は同仕
切板の制御回路図である。 2……揺動選別装置、9……仕切板、36……
境界センサ、40,49……穀粒センサ。
図、第2図は同平面図、第3図は要部正面の断面
説明図、第4図は要部側面の部分拡大説明図、第
5図は仕切板の制御回路図、第6図は他の変形構
造における要部正面の断面説明図、第7図は同仕
切板の制御回路図である。 2……揺動選別装置、9……仕切板、36……
境界センサ、40,49……穀粒センサ。
Claims (1)
- 揺動選別板3の混合米排出部に設けた光電境界
センサ36で籾と玄米の混合率を検出して基準光
量値との差により仕切板9の移動制御を行うよう
に構成すると共に、前記境界センサ36と別個に
選別板3で選別分離された少なくとも籾又は玄米
のいずれか一方の光量を検出する光電穀粒センサ
40,49を設け、前記基準光量値をその穀粒セ
ンサ40,49の出力に基づいて設定するように
したことを特徴とする揺動選別機の自動制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13825781U JPS5843986U (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 揺動選別機の自動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13825781U JPS5843986U (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 揺動選別機の自動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5843986U JPS5843986U (ja) | 1983-03-24 |
JPS6122712Y2 true JPS6122712Y2 (ja) | 1986-07-08 |
Family
ID=29931486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13825781U Granted JPS5843986U (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 揺動選別機の自動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843986U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59186677A (ja) * | 1983-04-07 | 1984-10-23 | 井関農機株式会社 | 移動センサを備えた揺動選別機 |
JP2690117B2 (ja) * | 1988-09-30 | 1997-12-10 | 株式会社クボタ | 選別装置 |
JP5449740B2 (ja) * | 2008-10-20 | 2014-03-19 | 大和製衡株式会社 | 検査振分装置 |
-
1981
- 1981-09-16 JP JP13825781U patent/JPS5843986U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5843986U (ja) | 1983-03-24 |
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