JPS6149232B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6149232B2 JPS6149232B2 JP11374080A JP11374080A JPS6149232B2 JP S6149232 B2 JPS6149232 B2 JP S6149232B2 JP 11374080 A JP11374080 A JP 11374080A JP 11374080 A JP11374080 A JP 11374080A JP S6149232 B2 JPS6149232 B2 JP S6149232B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- car
- relay
- contact
- closed
- Prior art date
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- Expired
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 19
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はエレベータを非常時に運転する装置
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
エレベータが運転中停電になると、かごは停止
し乗客はかご内に閉じ込められる。そこで電源を
自家発電設備等の非常電源に切り換えて、かごを
救出階に帰着させる停電時管制運転が行われる。
この管制運転は非常電源の容量の関係から、運転
台数が制限され、一般的には1台ずつ運転される
ことが多く、このときの運転順序はあらかじめ定
められている。また、非常電源確立時、階床の戸
開可能区間に戸開停止しているかごは、直ちに非
常電源により戸を開くようにしている。
し乗客はかご内に閉じ込められる。そこで電源を
自家発電設備等の非常電源に切り換えて、かごを
救出階に帰着させる停電時管制運転が行われる。
この管制運転は非常電源の容量の関係から、運転
台数が制限され、一般的には1台ずつ運転される
ことが多く、このときの運転順序はあらかじめ定
められている。また、非常電源確立時、階床の戸
開可能区間に戸開停止しているかごは、直ちに非
常電源により戸を開くようにしている。
しかし、非常電源確立時、複数台のかごが階床
の戸開可能区間に戸閉停止していると、これらの
かごは一斉に戸を開くことになるので、このとき
の消費電力は無視できない値となる。この消費電
力はそのとき救出階に帰着運転中のかごの消費電
力と重複し、非常電源容量を超過する虞れが生じ
ないとは言えない。最悪の場合には非常電源電圧
が低下して帰着運転中のかごが停止することも予
想され、乗客に多大な不信感を与えることにな
る。
の戸開可能区間に戸閉停止していると、これらの
かごは一斉に戸を開くことになるので、このとき
の消費電力は無視できない値となる。この消費電
力はそのとき救出階に帰着運転中のかごの消費電
力と重複し、非常電源容量を超過する虞れが生じ
ないとは言えない。最悪の場合には非常電源電圧
が低下して帰着運転中のかごが停止することも予
想され、乗客に多大な不信感を与えることにな
る。
この発明は上記不具合を改良するもので、非常
時に戸開可能区間に複数台のかごが停止している
ときでも、非常電源に負担をかけることなく救出
運転に支障を及ぼさないようにしたエレベータの
非常運転装置を提供することを目的とする。
時に戸開可能区間に複数台のかごが停止している
ときでも、非常電源に負担をかけることなく救出
運転に支障を及ぼさないようにしたエレベータの
非常運転装置を提供することを目的とする。
以下、第1図及び第2図によりこの発明の一実
施例を説明する。なお、1号機〜3号機の3台の
かごが設置されているものとし、第1図は各号機
共通に、第2図は1号機用を示すが、2号機及び
3号機にも同様の回路が設けられている。また、
符号の末尾にA〜Cを符したものはそれぞれ1号
機〜3号機用を示す。
施例を説明する。なお、1号機〜3号機の3台の
かごが設置されているものとし、第1図は各号機
共通に、第2図は1号機用を示すが、2号機及び
3号機にも同様の回路が設けられている。また、
符号の末尾にA〜Cを符したものはそれぞれ1号
機〜3号機用を示す。
図中、(+),(−)は平常時は平常電源から非
常時は非常電源から供給される直流電源、1a〜
1cは平常電源の停電時自家発電設備等の非常電
源に切り換えられると閉成する停電救出指令リレ
ー接点、1d,1eは同じく開放する停電救出指
令リレー接点、2a,2bは非常電源に切り換え
られた後一定時間(例えば20秒)経過すると閉成
する時限リレー接点、3は停電時帰着順選択回路
で、詳細は後述するが、最初端子A,B間が接続
され、次にそれが切り放されて端子A,C間が接
続され、次にそれが切り放されて端子A,D間が
接続されるように動作するもので公知の回路であ
る。4はかごが救出階(通常1階)にいると開放
するかご位置接点、5はかごの戸が全開すると開
放する全開検出接点、6は付勢されると周知の回
路により救出階へかごを帰着させる指令を発する
帰着指令リレーで、6a,6bはその常閉接点、
6c,6dは同じく常開接点、7は付勢されると
直ちに動作し消勢されると一定時間後に復帰する
時限リレーで、7aはその常閉接点、8はかご内
に乗客がいるときは閉成しておりいなくなると開
放する乗客不在検出リレー接点で、乗客の存在、
不在は光電装置、荷重測定装置等で検出できる。
9aは階床で戸開すると開放する階床戸開検出リ
レー接点、9bは同じく閉成する階床戸開検出リ
レー接点、10は戸開優先決定リレーで、10
a,10bはその常閉接点、10cは同じく常開
接点、11はかごの走行中は開放し、かごが停止
して戸が開いてから一定時間(通常4秒)後に閉
成する時限リレー接点、12aはかごが停止すべ
き階床の戸開可能区間にいると開放する戸開可能
区間検出リレー接点、12b,12cは同じく閉
成する戸開可能区間検出リレー接点、13は付勢
されると戸閉指令を発し消勢されると戸開指令を
発する戸管制リレーで、13a,13bはその常
開接点、13cは同じく常閉接点、14は戸閉時
開放し戸が少しでも開くと閉成する戸閉検出接
点、15は戸開リレーで、15a,15bはその
常開接点、15cは同じく常閉接点、16は戸閉
リレーで、16a,16bはその常開接点、16
cは同じく常閉接点、17は戸駆動用電動機の電
機子(界磁は省略)である。
常時は非常電源から供給される直流電源、1a〜
1cは平常電源の停電時自家発電設備等の非常電
源に切り換えられると閉成する停電救出指令リレ
ー接点、1d,1eは同じく開放する停電救出指
令リレー接点、2a,2bは非常電源に切り換え
られた後一定時間(例えば20秒)経過すると閉成
する時限リレー接点、3は停電時帰着順選択回路
で、詳細は後述するが、最初端子A,B間が接続
され、次にそれが切り放されて端子A,C間が接
続され、次にそれが切り放されて端子A,D間が
接続されるように動作するもので公知の回路であ
る。4はかごが救出階(通常1階)にいると開放
するかご位置接点、5はかごの戸が全開すると開
放する全開検出接点、6は付勢されると周知の回
路により救出階へかごを帰着させる指令を発する
帰着指令リレーで、6a,6bはその常閉接点、
6c,6dは同じく常開接点、7は付勢されると
直ちに動作し消勢されると一定時間後に復帰する
時限リレーで、7aはその常閉接点、8はかご内
に乗客がいるときは閉成しておりいなくなると開
放する乗客不在検出リレー接点で、乗客の存在、
不在は光電装置、荷重測定装置等で検出できる。
9aは階床で戸開すると開放する階床戸開検出リ
レー接点、9bは同じく閉成する階床戸開検出リ
レー接点、10は戸開優先決定リレーで、10
a,10bはその常閉接点、10cは同じく常開
接点、11はかごの走行中は開放し、かごが停止
して戸が開いてから一定時間(通常4秒)後に閉
成する時限リレー接点、12aはかごが停止すべ
き階床の戸開可能区間にいると開放する戸開可能
区間検出リレー接点、12b,12cは同じく閉
成する戸開可能区間検出リレー接点、13は付勢
されると戸閉指令を発し消勢されると戸開指令を
発する戸管制リレーで、13a,13bはその常
開接点、13cは同じく常閉接点、14は戸閉時
開放し戸が少しでも開くと閉成する戸閉検出接
点、15は戸開リレーで、15a,15bはその
常開接点、15cは同じく常閉接点、16は戸閉
リレーで、16a,16bはその常開接点、16
cは同じく常閉接点、17は戸駆動用電動機の電
機子(界磁は省略)である。
次に、この実施例の動作を説明する。
平常時、1号機のかごが階床に停止して戸が開
き、一定時間経過すると時限リレー接点11Aは
閉成し、(+)−1d−11A−13A−(−)−の
回路により、戸管制リレー13Aは付勢され、接
点13a,13bは閉成し、接点13cは開放す
る。接点13bが閉成すると、(+)−1e−13
bA−15cA−16A−(−)−の回路により、戸
閉リレー16Aは付勢され、接点16a,16b
は閉成する。これで、(+)−1e−16aA−1
7A−16bA−(−)−の回路により、戸駆動用
電動機の電機子17Aは回転し、かごの戸及び乗
場の戸(以下単に戸という)を閉める方向へ駆動
する。戸閉完了すれば周知の制御回路によりかご
は走行を開始する。かごが戸開可能区間を外れる
と、戸開可能区間検出リレー接点12aAは閉成
するので、(+)−13aA−12aA−13A−
(−)−の回路により、戸管制リレー13は保持さ
れる。かごが階床に到着すると、戸開可能区間検
出リレー接点12aAは開放する。このとき、時
限リレー接点11Aは開放しているから、戸管制
リレー13は消勢され、接点13aA,13bAは
開放し、接点13cAは閉成する。このとき、戸
開可能区間検出リレー接点12cAは閉成してい
るから、(+)−1e−13cA−12cA−16cA
−15A−(−)−の回路により、戸開リレー15
Aは付勢され、接点15aA,15bAは閉成す
る。これで、(+)−1e−15aA−17A−1
5bA−(−)−の回路により、電機子17Aは前
と反対方向へ回転し、戸を開く方向へ駆動する。
以後これが繰り返えされる。
き、一定時間経過すると時限リレー接点11Aは
閉成し、(+)−1d−11A−13A−(−)−の
回路により、戸管制リレー13Aは付勢され、接
点13a,13bは閉成し、接点13cは開放す
る。接点13bが閉成すると、(+)−1e−13
bA−15cA−16A−(−)−の回路により、戸
閉リレー16Aは付勢され、接点16a,16b
は閉成する。これで、(+)−1e−16aA−1
7A−16bA−(−)−の回路により、戸駆動用
電動機の電機子17Aは回転し、かごの戸及び乗
場の戸(以下単に戸という)を閉める方向へ駆動
する。戸閉完了すれば周知の制御回路によりかご
は走行を開始する。かごが戸開可能区間を外れる
と、戸開可能区間検出リレー接点12aAは閉成
するので、(+)−13aA−12aA−13A−
(−)−の回路により、戸管制リレー13は保持さ
れる。かごが階床に到着すると、戸開可能区間検
出リレー接点12aAは開放する。このとき、時
限リレー接点11Aは開放しているから、戸管制
リレー13は消勢され、接点13aA,13bAは
開放し、接点13cAは閉成する。このとき、戸
開可能区間検出リレー接点12cAは閉成してい
るから、(+)−1e−13cA−12cA−16cA
−15A−(−)−の回路により、戸開リレー15
Aは付勢され、接点15aA,15bAは閉成す
る。これで、(+)−1e−15aA−17A−1
5bA−(−)−の回路により、電機子17Aは前
と反対方向へ回転し、戸を開く方向へ駆動する。
以後これが繰り返えされる。
次に、平常電源が停電し、3号機のかごは階間
に停止し、1号機及び2号機のかごは階床で戸閉
停止している状態にあつたとする。
に停止し、1号機及び2号機のかごは階床で戸閉
停止している状態にあつたとする。
非常電源に切り換えられると、停電救出指令リ
レー接点1a〜1cは閉成し、接点1d,1eは
開放する。また、非常電源切換後電圧が確立する
までの一定時間経過すると、時限リレー接点2
a,2bは閉成する。これで、(+)−1a−2a
−A−B−4C−6C−(−)−の回路により、3
号機の帰着指令リレー6Cは付勢され、接点6
aC,6bCは開放する。帰着指令リレー6Cの付
勢により、3号機のかごに帰着指令が与えられ、
3号機のかごは起動して救出階に向かつて走行す
る。これは公知の動作であるから詳細な説明は省
略する。
レー接点1a〜1cは閉成し、接点1d,1eは
開放する。また、非常電源切換後電圧が確立する
までの一定時間経過すると、時限リレー接点2
a,2bは閉成する。これで、(+)−1a−2a
−A−B−4C−6C−(−)−の回路により、3
号機の帰着指令リレー6Cは付勢され、接点6
aC,6bCは開放する。帰着指令リレー6Cの付
勢により、3号機のかごに帰着指令が与えられ、
3号機のかごは起動して救出階に向かつて走行す
る。これは公知の動作であるから詳細な説明は省
略する。
非常電源確立後、(+)−6aA−6aB−6aC−
7−(−)−の回路により時限リレー7は動作し
て、接点7aは開放しているが、接点6aCが開
放すると、一定時間後に復帰して接点7aは閉成
する。この時限リレー7の時限は、かごの全負荷
上昇時巻上電動機(図示しない)の起動終了まで
に十分な時間に設定されている。これは、全負荷
上昇時は起動電流が最大であるからである。この
とき1号機のかごに乗客が乗つていれば、乗客不
在検出リレー接点8Aは閉成しているので、
(+)−7a−1b−2b−6bA−8A−9aA−
10A−(−)−の回路により、1号機の戸開優先
決定リレー10Aは付勢され、接点10aAは開
放するので、2号機の戸開優先決定リレー10B
は付勢されない。また、接点10cAは閉成し、
戸開可能区間検出リレー接点12bA,12cAは
閉成しているので、(+)−12bA−1c−10
cA−13cA−12cA−16cA−15A−(−)
−の回路により、戸開リレー15Aは付勢され
る。したがつて、1号機の戸は開く。戸開完了す
ると、階床戸開検出リレー接点9bAは閉成し、
接点9aAは開放する。このため、1号機の戸開
優先決定リレー10Aは消勢され、接点10aA
は閉成する。これで2号機の戸開優先決定リレー
10Bは付勢され、1号機の場合と同様に戸は開
き、一定時間後に戸は閉まる。また、時限リレー
接点11Aが閉成すれば、(+)−9bA−11A
−13A−(−)−の回路により、戸管制リレー1
3Aは付勢される。このとき、戸閉検出接点14
Aは閉成しているから、(+)−12bA−1c−
14A−13bA−15cA−16A−(−)−の回
路により、戸閉リレー16Aは付勢されて戸は閉
まる。
7−(−)−の回路により時限リレー7は動作し
て、接点7aは開放しているが、接点6aCが開
放すると、一定時間後に復帰して接点7aは閉成
する。この時限リレー7の時限は、かごの全負荷
上昇時巻上電動機(図示しない)の起動終了まで
に十分な時間に設定されている。これは、全負荷
上昇時は起動電流が最大であるからである。この
とき1号機のかごに乗客が乗つていれば、乗客不
在検出リレー接点8Aは閉成しているので、
(+)−7a−1b−2b−6bA−8A−9aA−
10A−(−)−の回路により、1号機の戸開優先
決定リレー10Aは付勢され、接点10aAは開
放するので、2号機の戸開優先決定リレー10B
は付勢されない。また、接点10cAは閉成し、
戸開可能区間検出リレー接点12bA,12cAは
閉成しているので、(+)−12bA−1c−10
cA−13cA−12cA−16cA−15A−(−)
−の回路により、戸開リレー15Aは付勢され
る。したがつて、1号機の戸は開く。戸開完了す
ると、階床戸開検出リレー接点9bAは閉成し、
接点9aAは開放する。このため、1号機の戸開
優先決定リレー10Aは消勢され、接点10aA
は閉成する。これで2号機の戸開優先決定リレー
10Bは付勢され、1号機の場合と同様に戸は開
き、一定時間後に戸は閉まる。また、時限リレー
接点11Aが閉成すれば、(+)−9bA−11A
−13A−(−)−の回路により、戸管制リレー1
3Aは付勢される。このとき、戸閉検出接点14
Aは閉成しているから、(+)−12bA−1c−
14A−13bA−15cA−16A−(−)−の回
路により、戸閉リレー16Aは付勢されて戸は閉
まる。
このようにして、階床に戸閉停止しているかご
は、帰着指令を受けて起動したかごの巻上電動機
の起動電流が減少した後、順次戸を開くようにし
たので、一斉に戸を開くことによる戸駆動用電動
機の起動電流の重畳が避けられ、非常電源の負担
は軽くなる。
は、帰着指令を受けて起動したかごの巻上電動機
の起動電流が減少した後、順次戸を開くようにし
たので、一斉に戸を開くことによる戸駆動用電動
機の起動電流の重畳が避けられ、非常電源の負担
は軽くなる。
なお、停電時、3号機のかごが救出階以外の階
で戸を開いてみると、帰着指令リレー6Cの接点
6cC(接点6cAに相当)の閉成により戸管制リ
レー13は付勢され、接点6dC(接点6dAに相
当)の閉成により、戸閉リレー16C(戸閉リレ
−16Aに相当)が付勢されるので、戸は閉ま
り、救出階に向かつて走行する。そして、救出階
に到着すると、かご位置接点4Cは開放し、戸が
全開すると全開検出接点5Cは開放するので、帰
着指令リレー6Cは消勢される。これにより、停
電時帰着順選択回路3の端子A,B間は切り換さ
れ、端子A,C間は接続される。そのため、今度
は2号機の帰着指令リレー6Bが付勢され、帰着
指令が与えられる。しかし、この場合2号機のか
ごは既に救出階にいるので、帰着動作は行われな
い。
で戸を開いてみると、帰着指令リレー6Cの接点
6cC(接点6cAに相当)の閉成により戸管制リ
レー13は付勢され、接点6dC(接点6dAに相
当)の閉成により、戸閉リレー16C(戸閉リレ
−16Aに相当)が付勢されるので、戸は閉ま
り、救出階に向かつて走行する。そして、救出階
に到着すると、かご位置接点4Cは開放し、戸が
全開すると全開検出接点5Cは開放するので、帰
着指令リレー6Cは消勢される。これにより、停
電時帰着順選択回路3の端子A,B間は切り換さ
れ、端子A,C間は接続される。そのため、今度
は2号機の帰着指令リレー6Bが付勢され、帰着
指令が与えられる。しかし、この場合2号機のか
ごは既に救出階にいるので、帰着動作は行われな
い。
なお、救出階に戸閉停止しているかごに乗客が
存在していないときは、接点8A〜8Cの該当す
るものは開放するため、戸開優先決定リレー10
A〜10Cは付勢されず、戸は開かない。
存在していないときは、接点8A〜8Cの該当す
るものは開放するため、戸開優先決定リレー10
A〜10Cは付勢されず、戸は開かない。
実施例では階間停止したかごが帰着指令によつ
て起動し、それが完了すると救出階に戸閉停止中
のかごが戸を開くようにしたが、救出階に戸閉停
止中のかごが戸を先に開いてから、階間停止した
かごを帰着させるようにしてもよい。
て起動し、それが完了すると救出階に戸閉停止中
のかごが戸を開くようにしたが、救出階に戸閉停
止中のかごが戸を先に開いてから、階間停止した
かごを帰着させるようにしてもよい。
また、戸開順序は1号機→2号機→3号機と定
めたが、この順序を可変にすることも可能であ
る。
めたが、この順序を可変にすることも可能であ
る。
また、乗客の存在、不在を光電装置、荷重測定
装置等によつて検出するものとしたが、かご呼び
の有無によつて検出するようにしてもよい。
装置等によつて検出するものとしたが、かご呼び
の有無によつて検出するようにしてもよい。
以上説明したとおりこの発明では、停電時の非
常時に複数台のかごが階床に戸閉停止していると
きは、これらのかごの戸開開始時期をそれぞれ異
ならせるようにしたので、これらのかごの一斉戸
開による電力消費の重畳を避け、非常電源の負担
を軽くすることができる。
常時に複数台のかごが階床に戸閉停止していると
きは、これらのかごの戸開開始時期をそれぞれ異
ならせるようにしたので、これらのかごの一斉戸
開による電力消費の重畳を避け、非常電源の負担
を軽くすることができる。
また、階床に戸閉停止しているかごで、乗客の
存在しないかごは、戸開を阻止するようにしたの
で、むだな戸開による電力消費を避けることがで
きる。
存在しないかごは、戸開を阻止するようにしたの
で、むだな戸開による電力消費を避けることがで
きる。
第1図及び第2図はこの発明によるエレベータ
の非常運転装置の一実施例を示す回路図である。 1a〜1e……停電救出指令リレー接点、3…
…停電時帰着順選択回路、6A〜6C……1号機
〜3号機の帰着指令リレー、9aA〜9aC……同
左階床戸開検出リレー接点、10A〜10C……
同左戸開優先決定リレー、12aA〜12cA……
1号機の戸開可能区間検出リレー接点、13A…
…同左戸管制リレー、14A……同左戸閉検出接
点、15A……同左戸開リレー、16A……同左
戸閉リレー、17A……同左戸駆動用電動機の電
機子。
の非常運転装置の一実施例を示す回路図である。 1a〜1e……停電救出指令リレー接点、3…
…停電時帰着順選択回路、6A〜6C……1号機
〜3号機の帰着指令リレー、9aA〜9aC……同
左階床戸開検出リレー接点、10A〜10C……
同左戸開優先決定リレー、12aA〜12cA……
1号機の戸開可能区間検出リレー接点、13A…
…同左戸管制リレー、14A……同左戸閉検出接
点、15A……同左戸開リレー、16A……同左
戸閉リレー、17A……同左戸駆動用電動機の電
機子。
Claims (1)
- 1 停電時の非常時に非常電源によりかごを運転
し、上記かごが救出階に到着すると上記非常電源
により戸を開くようにしたものにおいて、上記か
ごとに設けられ上記非常時に上記かごが階床にそ
れぞれ戸閉停止していることを検出するかご検出
回路、このかご検出回路の複数個が動作するとそ
れぞれ時期を異ならせて動作する戸開優先決定回
路、及びこの戸開優先決定回路が動作するとこれ
に対応する上記かごに戸開指令を発する戸開指令
回路を備えたことを特徴とするエレベータの非常
運転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11374080A JPS5738282A (en) | 1980-08-19 | 1980-08-19 | Emergency operating device for elevator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11374080A JPS5738282A (en) | 1980-08-19 | 1980-08-19 | Emergency operating device for elevator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5738282A JPS5738282A (en) | 1982-03-02 |
JPS6149232B2 true JPS6149232B2 (ja) | 1986-10-28 |
Family
ID=14619923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11374080A Granted JPS5738282A (en) | 1980-08-19 | 1980-08-19 | Emergency operating device for elevator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5738282A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63259343A (ja) * | 1987-04-16 | 1988-10-26 | Uetsuto Master Kk | 超音波加湿器の能力制御方式 |
JP2002362866A (ja) * | 2001-06-11 | 2002-12-18 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの停電時救出システム |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60137788A (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-22 | 三菱電機株式会社 | 交流エレベ−タの制御装置 |
KR101963997B1 (ko) * | 2015-05-18 | 2019-03-29 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터의 제어 시스템 |
-
1980
- 1980-08-19 JP JP11374080A patent/JPS5738282A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63259343A (ja) * | 1987-04-16 | 1988-10-26 | Uetsuto Master Kk | 超音波加湿器の能力制御方式 |
JP2002362866A (ja) * | 2001-06-11 | 2002-12-18 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの停電時救出システム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5738282A (en) | 1982-03-02 |
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