JPS6148863A - 正帯電用感光体 - Google Patents

正帯電用感光体

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JPS6148863A
JPS6148863A JP17174184A JP17174184A JPS6148863A JP S6148863 A JPS6148863 A JP S6148863A JP 17174184 A JP17174184 A JP 17174184A JP 17174184 A JP17174184 A JP 17174184A JP S6148863 A JPS6148863 A JP S6148863A
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amine
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photosensitive layer
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藤巻 義英
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浩一 工藤
Yoshiaki Takei
武居 良明
Hiroyuki Nomori
野守 弘之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1、産業上の利用分野 本発明は、正帯電用感光体、例えば正帯電用電子写衰感
光体に関するものである。
2、従来技術 従来、電子写真感光体としては、セレン、酸化亜鉛、硫
化カドミウム等の無機光導電性物質を主成分とする感光
層を有する無機感光体が広く用いられている。
一方、種々の有機光導電性物質を電子写真感光体の感光
層の材料として利用することが近年活発;二開発、研究
されている。
例えば特公昭50−10496号公報(二は、ポリ−N
−ビニルカルバゾールと2,4,7−ドリニトロー9−
フルオレノンを含有した感光層を有する有機感光体につ
いて記載されている。 しかしこの感光体は、感度及び
耐久性において必ずしも満足できるものではない。 こ
のような欠点を改善するため(二、感光層において、キ
ャリア発生機能とキャリア輸送機能とを異なる物質に個
別に分担させることにより、感度が高くて耐久性の大き
い有機感光体を開発する試みがなされている。 このよ
うないわば機能分離型の電子写真感光体においては、各
機能を発揮する物質を広い範囲のものから選択すること
ができるので、任意の特性を有する電子写真感光体を比
較的容易に作製することが可能である。
こうした機能分離型の電子写真感光体に有効なキャリア
発生物質として、従来数多くの物質が提案されている。
 無機物質を用いる例としては、例えば特泰昭43−1
6198号公報(=記載されているように、無定形セレ
ンがある。 これは有機キャリア輸送物質と組み合され
る。
また、有機染料や有機顔料をキャリア発生物質として用
いた電子写真感光体も多数提案されており、例えば、ビ
スアゾ化合物を含有する感光層を有するものは、特開昭
47−37543号公報、特開昭55−22834号公
報、特開昭54−79632号公報、特開昭56−11
6040号公報等;;より既(二知られている。
ところで、有機光導電性物質を用いる公知の感光体は通
常、負帯電用として使用されている。
この理由は、負帯電使用の場合には、キャリアのうちホ
ールの移動度が大きいことから、光感度等の面で有利な
ためである。
しかしながら、このような負帯電使用では、次の如き問
題があることが判明している。 即ち、まず問題となる
ことは、帯電器による負帯電時に雰囲気中にオゾンが発
生し易くなり、環境条件を悪くしてしまう。 また、他
の問題は、負帯電用感光体の現像(:は正極性のトナー
が必要となるが、正極性のトナーは強磁性体キャリア粒
子に対する摩擦帯電系列からみて製造が困難であること
である。
そこで、有機光導電性物質を用いる感光体を正帯電で使
用することが提案されている。 例えば、キャリア発生
層上にキャリア輸送層を積層し、キャリア輸送層を電子
輸送能の大きい物質で形成する正帯電用感光体の場合、
キャリア輸送層1:)!Jニトロフルオレノン等を含有
せしめるが、この物質は発がん性があるため不適当であ
る。 他方、ホール輸送能の大きいキャリア輸送層上に
キャリア発生層を積層した正帯電用感光体が考えられる
が、これでは表面側にキャリア発生層が存在するため(
二耐刷性等が悪くなり、実用的な層構成ではない。
また、正帯電用感光体として、米国特許第361541
4号明細書には、チアピリリウム塩(キャリア発生物質
)をポリカーボネート(バインダー樹脂)と共晶錯体を
形成するよう(=含有させたものが示されている。 し
かしこの公知の感光体では、メモリー現象が大きく、ゴ
ーストも発生し易いという欠点がある。 米国特許第3
357989号明細書にも、フタロシアニンを含有せし
めた感光体が示されているが、フタロシアニンは結晶型
によって特性が変化してしまう上に、結晶型を厳密に制
御する必要があり、更;二環波長感度が不足しかつメモ
リー現象も大きく、可視光波長域の光源を用いる複写機
には不適当である。
上記の実情から従来は、有機光導電性物質を用いた感光
体を正帯電使用することは実現性に乏しく、このために
もっばら負帯電用として使用されてきたのである。
感光体の感度を上げる目的で、アミンを溶媒として用い
る例が特開昭52−55643号公報に開示されている
。 これによれば、有機第1アミンに可溶なキャリア発
生用の染料物質(アゾ系染料及びスクアリン酸誘導体)
をエチレンジアミン等の有m第1アミン含有溶媒に溶解
させ、これを導電性基体上に塗布してキャリア発生層を
形成している。
ところが、本発明者が、上記の如きアミンを溶媒として
キャリア発生層を形成する技術を検討したところ、次の
ような欠陥が生じることを見出した。
即ち、アミン系溶媒を塗布溶媒として用いること(二よ
って性能が決定されるが、上記の如き方法ではアゾ系染
料が溶解塗布されるために完全な非晶質状態となり、充
分な性能を得ることができない。 また、多量のアミン
を溶解して使用しているので、得られたキャリア発生層
の吸収波長が短波長側ヘンフトし、光感度が大きく低下
したり、或いは感光体の暗減衰及び繰返し使用時の受容
電位の低下等が大きくなってしまう。
本発明者は、上記の如き問題点が生じる原因として、上
記した公知技術ではアミンをキャリア発生物質の溶解の
ために多量に使用しているので、キャリア発生層中(:
含有されるアミンの量が多すぎ、しかも塗布溶液中のア
ミン濃度が高すぎることをつき止めた。
3、発明の目的 本発明の目的は、正帯電用として好適に構成され、特に
キャリア発生物質の分散性若しくは分布が良好であって
メモリー現象の減少、残留電位の安定、耐刷性の向上が
可能でありて常:二良好な可視像を形成することができ
、しかも感光層中のアミン濃度を特定範囲に設定するこ
と(−よって、上記した従来技術の欠点をことごとく解
消できる感光体を提供することにある。
4、発明の構成及びその作用効果 即ち、本発明:二よる正帯電用感光体は、キャリア発生
物質とキャリア輸送物質とバインダー物質とからなる単
層の感光層を有する正帯電用感光体において、前記キャ
リア発生物質が電子吸引性基を有する有機化合物の粒状
体からなり、かつこのキャリア発生物質の20倍以下の
モル数のアミンが前記感光層に含有せしめられているこ
とを特徴とするものである。
本発明によれば、粒状のキャリア発生物質とキャリア輸
送物質とをバインダー物質で固めてなる単層構造の感光
層としているので、その耐刷性等が大きく向上すると同
時(=、キャリア発生物質が粒状である(即ち、層中に
顔料の形で分散している)ためにメモリー現象が少なく
、残留電位も安定となる。 しかも、この粒状のキャリ
ア発生物質が電子吸引性基を有しているので、顔中での
電子輸送能が充分となり、正帯電時に正に帯電せしめら
れた感光体表面への電子の移動が速くなり、これにより
て光感度が大きく残留電位も小さくなる。 逆に、電子
吸引性基を有していない場合には、電子輸送能に乏しく
、光感度、残留特性が劣化してしまう。 即ち、正帯電
用の感光体として上記のキャリア発生物質とキャリア輸
送物質とを含む混相の感光層に光照射した場合、表面正
電荷はある程度まで減衰するが、それ以上は充分に減衰
しない傾向がある。 しかし、本発明で使用するキャリ
ア発生物質は、それ単独からなる感光層を有する感光体
を負帯電したときの層中の電子移動速度が正帯電時より
も大きい(っまり負帯電の光感度が大きい)ものである
から、上記混相の感光層を有する感光体の正帯電後の光
照射によって生じた電子が表面へ高速で移動し、これに
よって表面正電荷が充分に減衰する(光感度が向上し、
残留電位も小さくなる)。 一方、本発明で使用する上
記キャリア輸送物質は、ホールの移動が容易となる性質
を有していて、上記したキャリア発生物質の性質との組
合く、感光体の正帯電使用を実現することができる。
本発明は、キャリア輸送物質をバインダー物質で固めた
層中に、キャリア発生物質を粒子状に(顔料として)分
散せしめた構造としているが、その平均粒径は2μm以
下、特に1μm以下とするのが望ましい。 平均粒径が
あまり大きいと、分散性が低下し、粒子が塊りとなって
局在化し、この部分に余分なトナーが付着していわゆる
トナーフィルミングが生じ易くなるからである。 また
、他の層構成として、キャリア輸送物質をバインダー樹
脂で固めてなる第1層上に、キャリア発生物質とキャリ
ア輸送物質をバインダー樹脂で固めてなる第2層を形成
した構造が挙げられる。 この場合::は、表面側で光
キャリアが発生することになるから、光感度等が更1:
良好となるが、耐刷性等を考慮して上記第2層の厚みは
21以上とするのが望ましい。
また、本発明によれば、感光層中には、キャリア発生物
質に対して20倍以下のモル数(望ましくは微量)のア
ミンが含有されていることも極めて重要である。 即ち
、アミンは一般に感度向上のために効果があるとされて
いる(特開昭52−55643号参照)が、その量があ
まり多いとアミンは刺激臭の強いものが多いので、多量
のアミンを使用することにより塗布時の環境条件を悪く
してしまうとか、塗布後の乾燥時間が長くなり、乾燥後
も表面がべとついたりしてしまう。 しがし、アミンを
キャリア発生物質の20倍以下(望ましくは10倍以下
、特に5倍以下)に特定しているので、キャリア発生層
の塗布形成時にアミンによって電荷発生物質が実質的に
溶解することはなく(即ちアミンは溶媒として作用せず
)、塗布液中に分散した状態となすことができる。 こ
の結果、分散状態での塗布が可能となり、塗布層の結晶
性が向上すると共(二、吸収スペクトルの変化がなくな
って光感度が向上する。 しかも、一般にアゾ系化合物
をキャリア発生物質として使用する場合に生じ得る暗減
衰及び繰返し使用時の受容電位の低下等も、上記のアミ
ン含有量範囲によって効果的に防止される。 更にまた
、アミン量が少ないことから、塗布後の乾燥時間が項線
され、表面のべとつきがなくなる上に、塗布時の環境保
全面も有利となる。
また、上記アミン含有量によって、アミン添加による光
感度等の諸特性の向上を図ることができるが、これは、
キャリア発生物質がンアノ拭等の゛r代+吸引性基を有
している場合に顕著である。
また、上記含有量のアミンによりて、アミンがキャリア
発生物質のアクセプターナイトに効果的に吸着し、アク
セプター濃度を減少せしめて感光層の電気抵抗を増大さ
せるために、受容電位の増大と暗減衰の減少とを図れる
ものと考えられる。
本発明の感光体では、上記アミンの分子量が150以下
、塩基性度(KB)が10−12以上であとのが望まし
く、またキャリア発生層又はこのキャリア発生層に接し
たキャリア輸送層の塗布溶媒の沸点よりも高い沸点を有
するアミンを使用するのがよい。
更に、キャリア発生層又はキャリア輸送層の塗布液を塗
布後のその乾燥温度をアミンの沸点よりも低くすること
が望ましい。
なお、本発明において、後述の電子受容性物質又はルイ
ス酸を感光層に添加すれば、電荷移動錯体な形成するた
め、増感効果をより向上させることができる。
本発明で使用するキャリア発生物質は、次の一般式CI
E群のビスアゾ化合物からなるものがよい。
−N二N−A 〔但、この一般式中、 Ar 、 ArおよびAr;それぞれ、置換若しくは未
置換の炭素環式芳 香族環基、 R%R,RおよびR、それぞれ、電子吸引性基又は水素
原子であっ て、R−Hの少なくと も1つはンアノ基等の 電子吸引性基、 【 八′ (Xは、ヒドロキン基、 −NH30,−R 〈但、R6及びR7はそれぞれ、 水素原子又は置換若しくは 未置換のアルキル基、R8は 置換若しくは未置換のアルキ ル基または置換若しくは未設 換のアリール基〉、 Yは、水素原子、ハロゲン原子、置 換若しくは未置換のアルキル 基、アルうキシ基、カルホキ シル基、スルホ基、置換若し くは未置換のカルバモイル基 または置換若しくは未置換の スルファモイル基(但、mが 2以上のときは、□互い(;異な る基であってもよい。)、 2は、置換若しくは未置換の炭素環 式芳香族環または置換若しく は未置換の複素環式芳香族環 を構成するに必要な原子群、 R5は、水素原子、置換若しくは未置 換のアミノ基、置換若しくは 未置換のカルバモイル基、カ ルボキシル基またはそのニス チル基、 A′は、置換若しくは未置換のアリー ル基、 nは、1または2の整数、 mは、0〜4の整数である。)〕 また、上記ビスアゾ化合物の他、分子中に上記の如き電
子吸引性基を有するモノアゾ化合物や、他のビスアゾ化
合物、ポリアゾ化合物も使用してよい。
本発明に使用可能なアゾ系化合物の具体例は次の通りで
ある。
(以下余白次頁へつづく。) N−憇             、 (I−19) (I−20) (l−21) (I−23) (I−24) OCR。
(I−25) (I−26) (I−27) (I −28) (I−29) (I−30) (I −31) (I−32) (I−34) (I−35) (I−36) (I−37) (I−39) (■−40) (■−41) (I−42) (I−44) ct                       
ct(I−45) Ct 本発明で使用するキャリア輸送物質は、オキナゾール誘
魂体、オキナシアゾール誘導体、チアゾール誘導体、チ
アンアゾール誘導体、トリアゾール誘導体、イミダゾー
ル誘導体、イミダシロン誘導体、イミダゾリジン誘導体
、ビスイミダゾリジン誘導体、スチリル化合物、ヒドラ
ゾン化合物、ピラゾリン誘導体、オキナシロン誘導体、
ベンゾチアゾール誘導体、ベンズイミダゾール誘導体、
キナゾリン誘導体、ベンゾフラン誘導体、アクリジン誘
導体、フェナジン誘導体、アミノスチルベン誘導体、ポ
リ−N−ビニルカルバゾール、ポリ−1−ビニルピレン
、ポリ−9−ビニルアントラセン等であってよい。
キャリア輸送物質としての次の一般式〔m〕又は(■)
のスチリル化合物が使用可能である。
一般式(”III) (但、この一般式中、 し、置換基としてはアルキ ル基、アルコキシ基、置換 アミノ基、水酸基、へロゲ ン原子、アリール基を用い る。
Ar % Ar : 置換若しくは未置換のアリール基
を表わし、置換基と してはアルキル基、アルコ キシ基、置換アミノ基、水 酸基、へロゲン原子、アリ ール基を用いる。
RlG、R1!:置換若しくは未置換のアリール基、水
素原子を表わし、 置換基としてはアルキル基、 7/l/コキシ基、置換アミノ 基、水酸基、へロゲン原子、 アリール基を用いる。) 一般式〔■〕: (但、この一般式中、 R:置換若しくは未置換のア リール基、 gt3 、水素原子、へロゲン原子、 置換若しくは未置換のア ルキル基、アルコキシ基、 アミノ基、置換アミノ基、 水酸基、 R′4:置換若しくは未置換のア リール基、置換若しくは未 置換の複素環基を表ゎ丸) これらの一般式(TO)又は印0のスチリル化合物の具
体例は下記の通りである。
(m−1) (III−2) (m−4) (III−5) (m−s> (m−7) (m−8) (m−9) (In−to) (m−n) (m−12) (m−13) (III−14) (m−15) (In−ts) (m−17) (III−18) (I[T−19) (III−20) (m−21) (III−22) (III−23) (m−24) (III−25) (m−26) (m−27) (m−28) (Tll−30) (Ill−31) (III−32) CH。
(Tll−33) (m−34) (m−35) (m−36) ([+−37) (用−38) (用−39) (m−40) (TII−41) (III−42) (III−43) (m−44) (m−45) (m−46) (m−47) (m−48) (m−49) (m−sx) (m−52) (m−53) (Ill−54) (III−55) (■−56) (III−57) (m−58) (T[I−59) (m−60) (Ill−61) (III−62) (IIl−59) (用−64) C,H。
(m−65) (m−66) (m−s7) (m−68) (m−69) (III−70) (III−7z) (III−72) (m−73) (m−74) (m−75) (m−76) (m−77) (IV−2) (■−3) (IV−4) (■−6) CH。
(IV−7) しf11 0CR8 OCR。
QC,H。
OCH。
(IV−17) (TV−19) H,C,C,H。
CH。
OCR。
(■−29) CR3 また、キャリア輸送物質として次の一般式〔V〕、1:
VD 、 (■〕又は〔田〕のヒドラゾン化合物も使用
可能である。
一般式〔■〕: (但、この一般式中、 RおよびR:それぞれ水素原子またはハロゲン原子、 R17およびR18:それぞれ、置換若しくは未置換の
アリール八、 Ar  、置換若しくは未置換のアリーレン基を表わす
。) 一般式〔■〕: (但、この一般式中、 R:メチル基、エチル基、2−ヒ ドロキシエチル基または2− グロルエチル基、 R、メチル基、エチル基、ベンジ ル基またはフェニル基、 R、メチル基、エチル基、ベンジ ル基またはフェニル基を示す。
(但、この一般式中、Rztは置換若しくは非置換のナ
フチル基;R23は置換若しくは非置換のアルキル基、
アラルキル基又はアリール基;n 24は水素原子、ア
ルキル基又はアルコキン基;R15及びn2Bは置換若
しくは非置換のアルキル基、アラルキル基又はアリール
基からなる互い:=同一の若しくは異なる基を示す。)
一般式〔■〕: (但、この一般式中、 R=置換若しくは未置換のアリ ール基または置換若しくは 未置換の複素環基、 R28=水素原子、置換若しくは未 置換のアルキル基または置 換若しくは未置換のアリ− ル基、 Q:水素原子、ハロゲン原子、 アルキル基、置換アミノ基、 アルコキシ基またはシアノ 基、 p:Oまたは1の整数を表わす。) これらの一般式(V)〜〔■〕のヒドラゾン化合物の具
体例は次の通りである。
(V−1) (V−2) (V−3) (V−4) (v−s) (V−6) (V−9) (V−10) (V−11) (V−12) (V−13) (VI−1) H3 (VI−3) (VI−4) (vr−s) (Vl−6) C,Hう (Vl−7) (Vl−s) (VT−9) (’ll−1o) (VT−11) 竪ノ (■−1) (■−・4) (■−5) (■−7) (■−9) (■−1o) (■−11) (■−12) (■−13) (■−15) (■−16) (■−17) (■−18) (■−20) (■−21) C,H。
(■−22) (■−1) (■−2) (■−3) (■−5) (VIII−6) (■−7) (xi−s) (Vrl−9) (vm−1o) (、VW−12) (YEN−13) (m−14) (vm−ts) (■−17) ([−18) (■−20) C,H。
(VI[−21) (xTll−2z) (■−23) (■−24) (咽−25) ([−26) (■−27) CH8 (■−28) CH8 (■−29) C,Hツ (■−30) (■−31) いg−32) ut、;!′i3 (■−33) CH。
(VII[−34)。H3 (■−3s)          OCH3C,Hう (VI[−37) CH3 (■−41) (tl[−42) (■−43) (vlff−44) (■−45) (■−46) (tl−47) (VIl[−48) (W−49) CH。
(■−50) (ル1[[−52) (■−53) (を’lll−54) (■−55) (■−56) (vm−s7) (■−61) (■−62) (〜B−63) H3 (■−66) (■−67) (糧−68) いTff−69) (VIII−70) CH。
([−71) OCR。
(vl−75) すL:M。
(■−79) (li−go) (Vm−81)。、 (警■−5s) (■−87) (■−88) C暑Hs また、キャリア輸送物質として、次の一般式(IXIの
ピラゾリン化合物も使用可能である。
一般式〔■〕: 〔但、この一般式中、 L:0又は1、 R20、RSよびR11、置換若しくは未置換のアリー
ル基、 RおよびR:水素原子、炭素原子数1 〜4のアルキル基、又は 置換若しくは未置換のア リール基若しくはアラル キル基(但、R及びR3s は共に水素原子であるこ とはなく、tが0のとき はR32は水素原子ではない。)〕 このピラゾリン化合物の具体例は次の通りである。
(IX−1) (IX−2) (IX−3) (IX−4) (IX−5) (IX−6) L)L;ki3 (IX−7) (IX−8) (IX−9) (■−to) (IX−11) (IX−12) (IX−13) (IX−14) (IX−15) QC2H。
(IX−17) (pC−1s) (IX−19) 更に、次の一般式(X)のアミン誘導体もキャリア輸送
物質として使用できる。
一般式〔X〕: (但、この一般式中、 Ar%Ar  、置換若しくは未置換のフェニル基を表
わし、 置換基としてはハロゲ ン原子アルキル基、ニ トロ基、アルコキン基 を用いる。
Ar:置換若しくは未置換の フェニル基、ナフチル 基、アントリル基、フ ルオンニル基、複素環 基を表わし、置換基と してはアルキル基、ア ルコキシ基、ハロゲン 原子、水酸基、アリ− ルオキシ基、アリール 基、アミノ基、ニトロ 基、ピペリジノ基、モ ルホリノ基、ナフチル 基、アンスリル基及び 置換アミノ基を用いる。
但し、置換アミン基の 置換基としてアシル基、 アルキル基、アリール 基、アラルキル基を用 いる。) このアミン誘導体の具体例は次の通りである。
(X−2) (X−3) (X−4) (X−5) (X−6) (X−7) (X−8) (X−9) (X−1o) (X−11) (X−12) (X−14) (X−1s) (X−17) (X−1s) (X−19) (X−20) (X−21) (X−22) (X−24) (X−25) (X−26) (X−27) (X−28) (X−29) (X−30) (X−32) (X−33) 本発明で使用する上述のアミンは第1級アミン、第2級
アミン又は第3級アミンがらなっていてよい。
第1級アミンとしては、イソプロピルアミン、オクチル
アミン、メチルアミン、エチルアミン、ンクロヘキシル
アミン、(tert−ブチルアミン)、5ea−ブチル
アミン、n−ブチルアミン、n−アミルアミン、プロピ
ルアミン、モノエタノールアミン、n−へブチルアミン
、エチレンジアミン等が挙げられる。
第2級アミンとしては、ピペリジン、17−n−プロピ
ルアミン、ジメチルアミン、ジ−アミルアミン、ジエチ
ルアミン、ジドデシルアミン、ジ−ミーブチルアミン、
ジ−ミーアミルアミン、ジ−オクチルアミン、ジーシク
ロヘキンルアミン、ジ−アミルアミン、ジ−n−ブチル
アミン、ジ−イソ−プロピルアミン、ジ−アミルアミン
等が挙げられる。
また、第3級アミンとしては、トリプロピルアミン、ト
リエチルアミン、n−トリブチルアミン、トリアミルア
ミン、トリアミルアミン等が挙げられる。
本発明において使用可能なバインダー物質、特にバイン
ダー樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、
酢酸ビニル樹脂、エポキン樹脂、ポリフレタン樹脂、フ
ェノール樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、シリコン樹脂、メラミン樹脂等の
付加重合型樹脂、重付加型樹脂、重縮合型樹脂、並びに
これらの樹脂の繰り返し単位のうちの2つ以上を含む共
重合体樹脂、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹
脂、塩化ビニ/I/−酢酸ピニルー無水マレイン酸共重
合体樹脂等の絶縁性樹脂の他、ボy−H−ビニ〃カルバ
ゾール等の高分子有機半導体が挙げられる。
電子写真感光体を機能分離型とする場合、通常は第1図
〜第3図の如く構成する。 第1図のものは、上述のキ
ャリア発生物質から成る粒状キャリア発生物質7を、上
述のキャリア輸送物質を主成分として含有する層6中に
分散せしめ、かつ上述のアミンを微量含有せしめて成る
感光層4を導電性支持体1上に直接設けた構成を示す。
 また、第2図のものは、第1図と同様の感光層4を中
間層5を介して導電性支持体1上(二設けた構成である
。 第3図のものは、導電性支持体1上に、上述の粒状
キャリア発生物質7を、上述のキャリア輸送物質を主成
分として含有する層6中に分散せしめかつ上述のアミン
を微量含有せしめてなる厚さ2μm以上のキャリア発生
層と、上述のキャリア輸送物質からなるキャリア輸送層
3との積層体からなる感光層4を設けた構成である。 
第3図の構成において、導電性支持体1と感光層4との
間に上記と同様の中間層5を設けた構成としてよい。
上記粒状のキャリア発生物質を分散せしめて感光層を形
成する場合においては、当該キャリア発生物質は2μm
以下、好ましくは1μmJ2i下の平均粒径の粉粒体と
されるのが好ましい。 即ち、粒径があまり大きいと層
中への分散が悪くなると共(=、粒子が表面に一部突出
して表面の平滑性が悪くなり、場合によっては粒子の突
出部分で放電が生じたり或いはそこにトナー粒子が付着
してトナーフィルミング現象が生じ易い。 キャリア発
生物質として長波長光(〜700nm)に対して感度を
有するものは、キャリア発生物質の中での熱励起キャリ
アの発生により表面電荷が中和され、キャリア発生物質
の粒径が大きいとこの中和効果が大きいと思われる。 
従って粒径を微小化することによって始めて高抵抗化、
高感度化が達成できる。 但、上記粒径があまり小さい
と却って凝集し易く、層の抵抗が上昇したり、結晶欠陥
が増えて感度及び繰返し特性が低下したり、或いは微細
化する上で限界があるから、平均粒径の下限を0.01
μ風とするのが望ましい。
感光層は、次の如き方法(二よって設けることができる
。 即ち、既述のキャリア発生物質をボールミル、ホモ
ミキナー等によって分散媒中で微細粒子とし、バインダ
ー樹脂及びキャリア輸送物質及びアミンを加えて混合分
散して得られる分散液を塗布する方法である。 この方
法において超音波の作用下:二粒子を分散させると、均
一分散が可能である。
層の形成(=使用される分散媒としては、N、N−ジメ
チルホルムアミド、ベンゼン、トルエン、キンジン、1
,2−ジクロロエタン、ジクロロメタン、テトラヒドロ
フラン等を挙げることができる。
感光層の形成(ニバインダー樹脂を用いる場合に、当該
バインダー樹脂としては任意のものを用いることができ
るが、特に疎水性でかつ誘電率が高い電気絶縁性のフィ
ルム形成性高分子重合体が好ましい。
更に、上記感光層には感度の向上、残留電位乃至反復使
用時の疲労低減等を目的として、一種又は二種以上の電
子受容性物質を含有せしめることができる。 ここに用
いることのできる電子受容性物質としては、例えば無水
コへり酸、無水マレイン酸、ジブロム無水マレイン酸、
無水フタル酸、テトラクロル無水フタル酸、テトラブロ
ム無水フタル酸、3−二トロ無水フタル酸、4−ニトロ
無水フタル酸、無水ピロメリット酸、無水メリット酸、
テトラシアノエチレン、テトラシアノキノジメタン、0
−ジニトロベンゼン、m−ジニトロベンゼン、1,3,
5−トリニトロンベンゼン、バラニトロベンゾニトリル
、ビクリルクロライド、キノンクロルイミド、クロラニ
ル、ブルマニル、ジクロロジシアノバラベンゾキノン、
アントラキノン、ジニトロアントラキノン、9−フルオ
レニリデン〔ジシアノメチレンマロノジニトリル〕、ポ
リニトロ−9−フルオレニリデンー〔ジンアノメチレン
マロノジニトリル〕、ピクリン酸、0−ニトロ安息香酸
、p−ニトロ安息香酸、3,5−ジニトロ安息香酸、ペ
ンタフルオロ安息香酸、5−ニトロナリチル酸、3,5
−ジニトcrチリチル酸、フタル酸、メリット酸、その
他の゛重子親和力の大きい化合物を挙げることができる
。 また、電子受容性物質の添加割合は、重量比でキャ
リア発生物質:電子受容性物質= 100 : 0.0
1〜200好ましくは100:0.1〜100である。
なお、上述した感光層を設けるべき支持体1は金属板、
金属ドラムまたは導電性ポリマー、酸化インジウム等の
導電性化合物若しくはアルミニウム、パラジウム、金等
の金属より成る導電性薄層を、塗布、蒸着、ラミネート
等の手段;二より、紙、プラスチックフィルム等の基体
に設けて成るものが用いられる。 接着層或いはバリヤ
一層等として機能する中間層としては、上記のバインダ
ー樹脂として説明したような高分子重合体、ポリビニル
アルコール、エチルセルロース、カルボキンメチルセル
ロースなどの有機高分子物質または酸化アルミニウムな
どより成るものが用いられる。
5、 実施例 以下、本発明を具体的な実施例について、比較例の参照
下(二更(=詳細(二説明する。
アルミニウム箔をラミネートしたポリエステルフィルム
より成る導電性支持体上(=、塩化ビニル−酢酸ビニル
−無ホマレイン酸共重合体「エスレックMF−10J(
漬水化学社製)より成る厚さ0.05μ風の中間層を形
成した。 次いで、第4図(=示した所定蛍の各キャリ
ア発生物質及び各キャリア輸送物質、アミンとバインダ
ー樹脂とを1,2−ジグロロエタン67−に加えてボー
ルミルで12時間分散せしめて得られる分散液を、前記
中間層上に乾燥後の膜厚が12μ風となるよう塗布乾燥
して単層の感光層を形成し、各電子写真感光体を作製し
た。
こうして得られた電子写真感光体を静電試験機rsp−
428型」(川口電機製作新製)に装着し、以下の特性
試験を行なった。 即ち、帯電器に+6KVの電圧を印
加して5秒間コロナ放・電(二より感光層を帯電せしめ
た後5秒間の間装置しくこのときの電位なりXとする。
)、次いで感光層表面(二おける照度が35tuxとな
る状態でタングステンランプよりの光を照射して感光層
の表面電位な1/2(=減衰せしめるの(=必要な露光
量、即ち半減露光iE1/2を求めた。 また、上記コ
ロナ放電による帯電時の受容電位V、の初期のものと、
−ガロコピー後のものとを測定した。 また、暗減衰率
(7人−Vr ) /vt X 100 (%)と、更
(=初期電位V!を−500(ロ)から−5O(V)に
減衰させるために必要な露光HE  5g (Lux・
秒)とを測定した。
この結果(=よれば、本発明に基いて、キャリア発生物
質として上述のビスアゾ化合物を使用し、かつ添加アミ
ンπを20モル以下とすることによって、電子写真特性
が著しく向上することが分る。
特に第5図に示す如く、第4図のデータをプロットすれ
ば、アミン添加量を20モル以下(特に5モル以下)と
することが極めて重要であることが理解されよう。
この結果によれば、本発明に基〈実施例の試料? (A I = A Wf )はいずれも、比較例煮1〜
/F/に比べてかなり良好な電子写真特性を示すことが
分る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図、第
2図、第3図は電子写真感光体の各側の一部分の各断面
図、 第4図は各電子写真感光体の組成(=よる特性変化を比
較して示す図、 第5図はアミンの添加量による特性変化を示すグラフ である。 なお、図面に示した符号において、 4・・・・・・・・・・感光層 5・・・・・・・・・・中間層 6・・・・・・・・・・キャリア発生物質とキャリア輸
送物質との混合層 7・・・・・・・・・・キャリア発生物質である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、キャリア発生物質とキャリア輸送物質とバインダー
    物質とからなる単層の感光層を有する正帯電用感光体に
    おいて、前記キャリア発生物質が電子吸引性基を有する
    有機化合物の粒状体からなり、かつこのキャリア発生物
    質の20倍以下のモル数のアミンが前記感光層に含有せ
    しめられていることを特徴とする正帯電用感光体。
JP17174184A 1984-08-17 1984-08-17 正帯電用感光体 Granted JPS6148863A (ja)

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