JP6146188B2 - 電子写真感光体、電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
電子写真感光体、電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6146188B2 JP6146188B2 JP2013154822A JP2013154822A JP6146188B2 JP 6146188 B2 JP6146188 B2 JP 6146188B2 JP 2013154822 A JP2013154822 A JP 2013154822A JP 2013154822 A JP2013154822 A JP 2013154822A JP 6146188 B2 JP6146188 B2 JP 6146188B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charge transport
- layer
- transport layer
- photosensitive member
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
電子写真技術の中核となる感光体については、近年ではその光導電材料として、無公害で、成膜が容易、製造が容易である等の利点を有する有機系の光導電材料を使用した感光体が、開発されている。特に光を吸収して電荷を発生する機能と、発生した電荷を輸送する機能を分離した電荷発生層及び、電荷移動層からなる積層型の感光体は、主流となっている。現在これらの感光体は、複写機、レーザープリンター等の画像形成装置の分野に広く用いられている。
(1)導電性基体上に、少なくとも電荷発生層及び電荷輸送層をこの順に有する電子写真感光体において、該電荷輸送層が、単層かつ最表面層であり、少なくとも電荷輸送物質、バインダー樹脂、及び平均一次粒子径が0.2μm以上1μm以下のシリカ粒子を含有し、該電荷輸送物質が下記式(1)で表されることを特徴とする電子写真感光体。
(2)前記シリカ粒子の平均一次粒径が0.3μm以上0.9μm以下であることを特徴とする(1)に記載の電子写真感光体。
(3)前記シリカ粒子の含有量が該電荷輸送層全体の3wt%以上30wt%以下であることを
特徴とする(1)又は(2)に記載の電子写真感光体。
(4)該シリカ粒子が反応性有機珪素化合物で表面処理されていることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1つに記載の電子写真感光体。
(5)(1)〜(4)のいずれか1つに記載の電子写真感光体を用いた、画像形成装置。(6)(1)〜(4)のいずれか1つに記載の電子写真感光体を用いた、画像形成装置用のカートリッジ。
本発明では導電性支持体上に、直接又は、導電層又は下引き層等を形成した上に電荷発生層、電荷発生層上に単層の電荷輸送層が形成され、電荷輸送層が最表面層となる。
導電性支持体の上に直接又は、導電層、下引き層等を形成した上に電荷発生層が形成される。電荷発生層を形成した上に、単層の電荷輸送層が形成され、電荷輸送層が最表面層になる。感光層は、単層型又は、電荷発生層、電荷輸送層をこの順に積層した順二層型のどちらかである。順二層型の場合、電荷輸送層は単層である。本発明では、感光層が最表面層になる。
導電性支持体について特に制限は無いが、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼、銅、ニッケル等の金属材料や、金属、カーボン、酸化錫などの導電性粉体を添加して導電性を付与した樹脂材料や、アルミニウム、ニッケル、ITO(酸化インジウム酸化錫)等の導電性材料をその表面に蒸着又は塗布した樹脂、ガラス、紙等が主として使用される。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び比率で併用しても良い。導電性支持体の形態としては、ドラム状、シート状、ベルト状などのものが用いられる。更には、金属材料の導電性支持体の上に、導電性・表面性などの制御や欠陥被覆のために、適当な抵抗値を有する導電性材料を塗布したものを用いても良い。
支持体表面は、平滑であっても良いし、特別な切削方法を用いたり、粗面化処理を施したりすることにより、粗面化されていても良い。また、支持体を構成する材料に適当な粒径の粒子を混合することによって、粗面化されたものでも良い。また、安価化のためには、切削処理を施さず、引き抜き管をそのまま使用することも可能である。
本発明では、下引き層は必須ではないが、下引き層を設ける場合は、どのような下引き層も設けることが出来る。下引き層としては、バインダー単独でも、用いられるが、金属酸化物粒子のような無機フィラー含有することが電気特性等の面で好ましい。
金属酸化物粒子としては、塗布液の分散安定性が高いものが好ましく、具体的には、シリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、酸化亜鉛、酸化鉛、酸化インジウムのようなものがあげられ、これらの中でも、n型半導体特性を示す金属酸化物粒子が好ましく、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化スズがより好ましく、酸化チタンが最も好ましい。
金属化合物粒子の粒径は、塗布液への分散安定性の理由から、通常その平均粒径が100nm以下のものが好ましく、特に10〜60nmが好ましい。塗布液に用いる粒子の粒径は、均一であってもまた、異なる粒径の複合系でも良い。異なる粒径の複合系の場合、粒径の最大ピークが150nm付近にあり最小粒径が約30nmから約500nmの粒径分布をもつようなものが好ましく、例えば平均粒径が0.1μmのものと0.03μmのものを混合して用いても良い。
表面処理剤の量については、処理量が少なすぎる場合、表面処理の効果が得られず、処理量が多過ぎる場合には、粒子表面に修飾されない処理剤が存在し、塗布工程等の際に塗布膜のはじき等の原因になる。従って、表面処理剤の量は金属酸化物粒子の種類によって調整することが好ましく、用いられる金属酸化物粒子に対して、下限は、通常、0.3質量部以上であり、好ましくは1質量部であり、一方、上限は、通常、20質量部以下であり、好ましくは10質量部以下である。
脂の中でも、シクロアルカン環構造を構成成分として有する共重合ポリアミドが好ましく、更にはシクロヘキサン環構造を構成成分として有する共重合ポリアミドがより好ましく、その中でも特に、下記一般式(2)で示されるジアミン成分を構成材料として有する共重合ポリアミド樹脂が好ましい。
金属酸化物粒子とバインダー樹脂の比率は、任意に選ぶことができるが、液の安定性、塗布性、及び電気特性面からバインダー樹脂1質量部に対して0.5質量部から8質量部
の範囲が好ましく、更には2質量部から5質量部の範囲がより好ましい。
下引き層の体積抵抗値は、通常1×1011Ω・cm以上、好ましくは1×1012Ω・cm以上であって、通常1×1014Ω・cm以下、好ましくは1×1013Ω・cm以下である。
電荷発生層は、電荷発生物質をバインダー樹脂で結着することにより形成される。電荷発生物質としては、セレニウム及びその合金、硫化カドミウム等の無機系光導電材料と、有機顔料等の有機系光導電材料とが挙げられるが、有機系光導電材料の方が好ましく、特に有機顔料が好ましい。有機顔料としては、例えば、フタロシアニン顔料、アゾ顔料、ジチオケトピロロピロール顔料、スクアレン(スクアリリウム)顔料、キナクリドン顔料、インジゴ顔料、ペリレン顔料、多環キノン顔料、アントアントロン顔料、ベンズイミダゾール顔料等が挙げられる。これらの中でも、特にフタロシアニン顔料又はアゾ顔料が好ましい。電荷発生物質として有機顔料を使用する場合、通常はこれらの有機顔料の微粒子を、各種のバインダー樹脂で結着した分散層の形で使用する。
電荷発生物質としてフタロシアニン顔料を使用する場合、具体的には無金属フタロシアニン、銅、インジウム、ガリウム、スズ、チタン、亜鉛、バナジウム、シリコン、ゲルマニウム、アルミニウムなどの金属又はその酸化物、ハロゲン化物、水酸化物、アルコキシドなどの配位したフタロシアニン類の各結晶型を持ったもの、酸素原子等を架橋原子として用いたフタロシアニンダイマー類などが使用される。特に、感度の高い結晶型であるX型、τ型無金属フタロシアニン、A型(別称β型)、B型(別称α型)、D型(別称Y型)等のチタニルフタロシアニン(別称:オキシチタニウムフタロシアニン)、バナジルフタロシアニン、クロロインジウムフタロシアニン、ヒドロキシインジウムフタロシアニン、II型等のクロロガリウムフタロシアニン、V型等のヒドロキシガリウムフタロシアニン、G型、I型等のμ−オキソ−ガリウムフタロシアニン二量体、II型等のμ−オキソ−アルミニウムフタロシアニン二量体が好適である。
酸ビニル−無水マレイン酸共重合体等の塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−アルキッド樹脂、シリコン−アルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂等の絶縁性樹脂や、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルアントラセン、ポリビニルペリレン等の有機光導電性ポリマーなどが挙げられる。これらのバインダー樹脂は、何れか1種を単独で用いても良く、2種類以上を任意の組み合わせで混合して用いても良い。
塗布液の作製に用いられる溶剤としては、バインダー樹脂を溶解させるものであれば特に制限されないが、例えば、ペンタン、ヘキサン、オクタン、ノナン等の飽和脂肪族系溶媒、トルエン、キシレン、アニソール等の芳香族系溶媒、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、クロロナフタレン等のハロゲン化芳香族系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピロリドン等のアミド系溶媒、メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、ベンジルアルコール等のアルコール系溶媒、グリセリン、ポリエチレングリコール等の脂肪族多価アルコール類、アセトン、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン等の鎖状又は環状ケトン系溶媒、ギ酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−ブチル等のエステル系溶媒、塩化メチレン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、メチルセルソルブ、エチルセルソルブ等の鎖状又は環状エーテル系溶媒、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、スルフォラン、ヘキサメチルリン酸トリアミド等の非プロトン性極性溶媒、n−ブチルアミン、イソプロパノールアミン、ジエチルアミン、トリエタノールアミン、エチレンジアミン、トリエチレンジアミン、トリエチルアミン等の含窒素化合物、リグロイン等の鉱油、水などが挙げられる。これらは何れか1種を単独で用いても良く、2種以上を併用して用いてもよい。なお、上述の下引き層を設ける場合には、この下引き層を溶解しないものが好ましい。
<電荷輸送層>
電荷発生層上に単層の電荷輸送層が形成され、電荷輸送層が最表面層となる。電荷輸送層は、バインダー樹脂と電荷輸送物質とを含有するとともに、平均一次粒子径が0.2μm以上1μm以下のシリカ粒子を含有する。必要に応じてその他の成分を含有してもよい。
該シリカ粒子の平均一次粒子径は、耐フィルミング性の観点から、平均一次粒子径は0.2μm以上であり、0.3μm以上が好ましく、0.4μm以上が特に好ましい。塗布液
安定性の観点から、1μm以下であり、0.9μm以下がより好ましく、0.8μm以下が
更に好ましい。シリカ粒子の平均一次粒子径が0.2μmより小さい場合は、フィルミン
グ抑制効果が小さい。1μmより大きい場合は、塗布液の安定性が悪くなる。
ング抑制の観点から、5wt%以上であることが好ましい。上限は、通常、電荷輸送層全体
の30wt%以下、塗布液の分散安定性の観点から、15wt%以下であることが好ましく、荷輸送層膜中での凝集の抑制によるフィルミング抑制の観点から10wt%以下が特に好まし
い。
前記シリカ粒子は、反応性有機珪素化合物で表面処理されていることが好ましい。表面処理は、乾式法及び湿式法で製造することができる。乾式法では、表面処理剤を、金属酸化物粒子と混合することによって金属酸化物粒子に被覆させ、必要に応じて加熱処理を行うことで製造できる。湿式法では、金属酸化物粒子と、適当な溶媒に本発明の表面処理剤を混合したものを、均一に付着されるまでよく攪拌するか、メディアによって混合し、その後乾燥し、必要に応じて加熱処理を行うことで製造することができる。
炭素数1〜4のアルコキシ基、炭素数2〜4のアルキルアミノ基、炭素数6〜10のアリール基などが挙げられ、具体的には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、N,N−ジメチルアミノ、N,N−ジエチルアミノ、フェニル、4−トリル、4−エチルフェニル、4−プロピルフェニル、4−ブチルフェニル、ナフチルなどが挙げられる。中でも、電気特性の面から、炭素数1〜4の炭化水素基が特に好ましい。
一般式(1)で表されるエナミン系化合物の代表例として、以下の例示化合物CT−1〜CT−20が挙げられる。ただし、本発明に関わるエナミン系化合物はこれらの化合物に限定されるものではない。
る。電荷輸送物質を繰り返し使用した際の安定性の観点から30質量部以上が好ましく、40質量部以上がより好ましい。一方、感光層の熱安定性、耐摩耗性の観点から、通常150質量部以下の比率で使用する。相溶性の観点から80質量部以下が好ましく、60質量部以下がより好ましい。
電荷輸送層に、成膜性、可撓性、塗布性、耐汚染性、耐ガス性、耐光性等を向上させるため又は感光層の機械的強度を更に向上させるために、周知の可塑剤、滑剤、分散補助剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、電子吸引性化合物、染料、顔料、増感剤、レベリング剤、安定剤、流動性付与剤、架橋剤等の添加物を含有させることも好ましい。酸化防止剤の例としては、例えば、ヒンダードフェノール化合物、ヒンダードアミン化合物等が挙げられる。また染料、顔料の例としては、各種の色素化合物、アゾ化合物等が挙げられ、レベリング剤としては、シリコーンオイルやフッ素系界面活性剤等が挙げられる。
<各層の形成方法>
感光体を構成する各層は、各層に含有させる物質を溶剤に溶解又は分散させて得られた塗布液を、支持体上に浸漬塗布、スプレー塗布、ノズル塗布、バーコート、ロールコート、ブレード塗布等の公知の方法により、各層ごとに順次塗布・乾燥工程を繰り返すことにより形成される。
電荷輸送層の場合には、塗布液の固形分濃度を通常5質量%以上、好ましくは10質量%以上、また、通常40質量%以下、好ましくは35質量%以下の範囲とする。また、塗布液の粘度を通常10cps以上、好ましくは50cps以上、また、通常500cps以下、好ましくは400cps以下の範囲とする。
20cps以下、好ましくは10cps以下の範囲とする。
塗布液の塗布方法としては、浸漬コーティング法、スプレーコーティング法、スピナーコーティング法、ビードコーティング法、ワイヤーバーコーティング法、ブレードコーティング法、ローラーコーティング法、エアーナイフコーティング法、カーテンコーティング法等が挙げられるが、他の公知のコーティング法を用いることも可能である。
本発明の電子写真感光体を使用する複写機、プリンター等の画像形成装置は、少なくとも帯電、露光、現像、転写、クリーニングの各プロセスを含むが、どのプロセスも通常用いられる方法のいずれを用いてもよい。
帯電方法(帯電機)としては、例えばコロナ放電を利用したコロトロン、スコロトロン帯電の他に、電圧印加された直接帯電部材を感光体表面に接触させて帯電させる直接帯電手段を用いてもよい。直接帯電手段としては、導電性ローラーあるいはブラシ、フィルムなどによる接触帯電などいずれを用いてもよく、気中放電を伴うもの、あるいは気中放電を伴わない注入帯電いずれも可能である。このうち、コロナ放電を使用した帯電方法では暗部電位を一定に保つため、スコロトロン帯電が好ましい。導電性ローラー等を用いた接触帯電装置の場合の帯電方式としては、直流帯電又は交流重畳直流帯電を用いることができる。
転写工程はコロナ転写、ローラー転写、ベルト転写などの静電転写法、圧力転写法、粘着転写法が用いられる。定着は熱ローラ定着、フラッシュ定着、オーブン定着、圧力定着などが用いられる。
除電工程は、省略される場合も多いが、使用される場合には、蛍光灯、LED等が使用され、強度としては露光光の3倍以上の露光エネルギーが使用される場合が多い。また、これらのプロセスのほかに、前露光工程、補助帯電工程のプロセスを有してもよい。
図1に示すように、画像形成装置は、電子写真感光体1,帯電装置2,露光装置3及び現像装置4を備えて構成され、更に、必要に応じて転写装置5,クリーニング装置6及び定着装置7が設けられる。
帯電装置2は、電子写真感光体1を帯電させるもので、電子写真感光体1の表面を所定電位に均一帯電させる。図1では帯電装置2の一例としてローラ型の帯電装置(帯電ローラ)を示しているが、他にもコロトロンやスコロトロン等のコロナ帯電装置、帯電ブラシ等の接触型帯電装置などがよく用いられる。
現像ローラ44は、電子写真感光体1と供給ローラ43との間に配置され、電子写真感光体1及び供給ローラ43に各々当接している。供給ローラ43及び現像ローラ44は、回転駆動機構(図示せず)によって回転される。供給ローラ43は、貯留されているトナーTを担持して、現像ローラ44に供給する。現像ローラ44は、供給ローラ43によって供給されるトナーTを担持して、電子写真感光体1の表面に接触させる。
るとともに、トナーTを供給ローラ43側に搬送する。アジテータ42は、羽根形状、大きさ等を違えて複数設けてもよい。
トナーTの種類は任意であり、粉状トナーのほか、懸濁重合法や乳化重合法などを用いた重合トナー等を用いることができる。特に、重合トナーを用いる場合には径が4〜8μm程度の小粒径のものが好ましく、また、トナーの粒子の形状も球形に近いものからポテト上の球形から外れたものまで様々に使用することができる。重合トナーは、帯電均一性、転写性に優れ、高画質化に好適に用いられる。
続いて、帯電された感光体1の感光面を、記録すべき画像に応じて露光装置3により露光し、感光面に静電潜像を形成する。そして、その感光体1の感光面に形成された静電潜像の現像を、現像装置4で行なう。
現像ローラ44に担持された帯電トナーTが感光体1の表面に接触すると、静電潜像に対応するトナー像が感光体1の感光面に形成される。そしてこのトナー像は、転写装置5
によって記録紙Pに転写される。この後、転写されずに感光体1の感光面に残留しているトナーが、クリーニング装置6で除去される。
なお、画像形成装置は、上述した構成に加え、例えば除電工程を行なうことができる構成としてもよい。除電工程は、電子写真感光体に露光を行なうことで電子写真感光体の除電を行なう工程であり、除電装置としては、蛍光灯、LED等が使用される。また除電工程で用いる光は、強度としては露光光の3倍以上の露光エネルギーを有する光である場合が多い。
塗布液A1
平均一次粒子径40nmのルチル型酸化チタン(石原産業株式会社製「TTO55N」)と、該酸化チタンに対して3質量%のメチルジメトキシシラン(東芝シリコーン社製「TSL8117」)とを、ヘンシェルミキサーにて混合して得られた表面処理酸化チタン50部と、メタノール120部を混合してなる原料スラリー1kgを、直径約100μmのジルコニアビーズ(株式会社ニッカトー製 YTZ)を分散メディアとして、ミル容積約0.15Lの寿工業株式会社製ウルトラアペックスミル(UAM−015型)を用い、ロータ周速10m/秒、液流量10kg/時間の液循環状態で1時間分散処理し、酸化チタン分散液を作製した。
合成例1
特開平2−289658号公報中に記載の実施例2に基づき、オキシチタニウムフタロシアニンを調製した。この得られたオキシチタニウムフタロシアニン15部とφ1.0〜1.4mmガラスビーズ170部と共にポリビン中に充填し、染料分散試験機(ペイントシェーカー)で20時間処理した(機械的摩砕処理)。摩砕処理後のオキシチタニウムフタロシアニンをガラスビーズから剥離し、剥離後水250部中に添加し、室温で30分撹拌した。その後、o−ジクロロベンゼン31部を添加し、更に室温で1h撹拌した。撹拌後、水を分離し、メタノール250部を添加し、室温で1時間撹拌洗浄した。洗浄後、濾別し、再度メタノール250部を用いて1時間撹拌洗浄後、濾別し、真空乾燥機で加熱乾燥することにより、図2に示すようなCuKα特性X線(波長1.541Å)に対するブラッグ角(2θ±0.2°)7.3°、9.5°、11.6°、14.2°、18.0°、24.3°及び27.2°に主たる回折ピークを有するオキシチタニウムフタロシアニン(CG1)を14.3部得た。
特開平10−7925号報中に記載の「粗TiOPcの製造例」、「実施例1」の順に従ってβ型オキシチタニウムフタロシアニンを調製した。
得られたβ型オキシチタニウムフタロシアニン18部を−10℃以下に冷却した95%濃硫酸720部中に添加した。このとき硫酸溶液の内温が−5℃を超えないようにゆっくりと添加した。添加終了後、濃硫酸溶液を−5℃以下で2時間撹拌した。撹拌後、濃硫酸溶液をガラスフィルターで濾過し、不溶分を濾別後、濃硫酸溶液を氷水10800部中に放出することにより、オキシチタニウムフタロシアニンを析出させ、放出後1時間撹拌した。撹拌後、溶液を濾別し、得られたウエットケーキを再度水900部中で1時間洗浄し、濾過を行った。この洗浄操作を濾液のイオン伝導度が0.5mS/mになるまで繰り返すことにより、低結晶性オキシチタニウムフタロシアニンのウエットケーキを185部得た。(オキシチタニウムフタロシアニン含有率9.5%)
得られた低結晶性オキシチタニウムフタロシアニンのウエットケーキ93部を水190部中に添加し、室温で30分撹拌した。その後、o−ジクロロベンゼン39部を添加し、更に室温で1h撹拌した。撹拌後、水を分離し、メタノール134部を添加し、室温で1時間撹拌洗浄した。洗浄後、濾別し、再度メタノール134部を用いて1時間撹拌洗浄後、濾別し、真空乾燥機で加熱乾燥することにより、図3に示すようなCuKα特性X線(波長1.541Å)に対するブラッグ角(2θ±0.2°)7.3°、9.5°、11.6°、14.2°、18.0°、24.3°及び27.2°に主たる回折ピークを有するオキシチタニウムフタロシアニン(CG2)を7.8量部得た。
電荷発生物質として、合成例1で製造したオキシチタニウムフタロシアニン(CG1)20部と1,2−ジメトキシエタン280部を混合し、サンドグラインドミルで2時間粉砕して微粒化分散処理を行なった。続いてこの微細化処理液に、ポリビニルブチラール(電気化学工業(株)製、商品名「デンカブチラール」#6000C)を1,2−ジメトキシエタン253部を、4−メトキシ−4−メチル−2−ペンタノンを85部の混合液に溶解させて得られたバインダー液、及び230部の1,2−ジメトキシエタンを混合して電荷発生層形成用塗布液B1を得た。
電荷発生物質として、CG1の代わりにCG2を用いる以外は、塗布液B1と同様にして、電荷発生層形成用塗布液B2を調製した。
<電荷輸送層形成用塗布液の製造>
塗布液C1
ヘキサメチレンジシラザンで表面処理された平均一次粒子経0.8μの酸化珪素(株式会社日本触媒製、製品名 KE−S100を表面処理)をテトラヒドロフラン溶媒で4時間超音波分散を行い、酸化珪素スラリーを得た。上記酸化珪素スラリ−を酸化珪素が10部となるように加え、下記の繰り返し構造で表されるポリカーボネート樹脂100部(樹脂X、粘度平均分子量40,000)、電荷輸送物質としてCT10を50部、下記式で表される化合物AD1を4部、AD2を0.5部、AD3を0.1部、ジメチルポリシロキサンをテトラヒドロフラン溶媒で加熱撹拌して溶解し、バインダー樹脂/電荷輸送物質/酸化珪素/AD1/AD2/AD3の質量比が100/50/10/4/0.5/0.1であり、固形分の濃度が20質量%の電荷輸送層形成用塗布液C1を得た。
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いた電荷輸送物質CT10の代わりに、CT11を用いた以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C2を調製した。
塗布液C3
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いた電荷輸送物質CT10の代わりに、CT20を用いた以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C3を調製した。
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いた電荷輸送物質CT10の代わりに、CT22を用いた以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C4を調製した。
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いた電荷輸送物質CT10の代わりに、CT11を60部とした以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C5を調製した。
塗布液C6
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いた電荷輸送物質CT10の代わりに、CT11を40部とした以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C6を調製した。
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いた電荷輸送物質CT10の代わりに、CT11を用い、酸化珪素を20部とした以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C7を調製した。
塗布液C8
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いた電荷輸送物質CT10の代わりに、CT11を用い、酸化珪素を5部とした以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C8を調製した。
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いたポリカーボネート樹脂Xの代わりに、下記の繰り返し構造で表されるポリカーボネート樹脂100部(樹脂Y、粘度平均分子量50,000)を用い、電荷輸送物質CT10の代わりに、CT11を用いた以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C9を調製した。
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いたポリカーボネート樹脂Xの代わりに、下記の繰り返し構造で表されるポリカーボネート樹脂100部(樹脂Z、粘度平均分子量50,00
0)を用い、電荷輸送物質CT10の代わりに、CT11を用いた以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C10を調製した。
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いたポリカーボネート樹脂Xの代わりに、下記の繰り返し構造で表されるポリアリレート樹脂100部(樹脂V、粘度平均分子量40,000)を用い、電荷輸送物質CT10の代わりに、CT11を用いた以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C11を調製した。
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いた酸化珪素の代わりに、平均一次粒子経0.4μの酸化珪素を用い、電荷輸送物質CT10の代わりに、CT11を用いた以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C12を調製した。
塗布液C13
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いた酸化珪素の代わりに、平均一次粒子経16nmの酸化珪素(日本アエロジル株式会社製、製品名 R972)を用い、電荷輸送物質CT10の代わりに、CT11を用いた以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C13を調製した。
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いた酸化珪素の代わりに、平均一次粒子経1.4μmの酸化珪素を用い、電荷輸送物質CT10の代わりに、CT11を用いた以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C14を調製した。
塗布液C15
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いた酸化珪素を用いず、電荷輸送物質CT10の代わりに、CT11を用い、溶媒をテトラヒドロフラン/トルエン(8/2(質量比))混合溶媒とした以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C15を調製した。
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いた電荷輸送物質CT10の代わりに、特開2002−80432号公報の「実施例1」に基づいて合成された、下記構造式CT21で示される構造を主成分とする、幾何異性体の化合物群からなる混合物を用いた以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C16を調製した。
電荷輸送層形成用塗布液C1に用いた酸化珪素を用いず、電荷輸送物質CT10の代わりに、CT21を用い、溶媒をテトラヒドロフラン/トルエン(8/2(質量比))混合溶媒とした以外は、C1と同様にして電荷輸送層形成用塗布液C17を調製した。
<感光体ドラムの製造>
下引き層の場合
表面が切削加工された外径30mm、長さ246mm、肉厚0.75mmのアルミニウム合金よりなるシリンダーに塗布液の製造例で作製した下引き層形成用塗布液、電荷発生層形成用塗布液、電荷輸送層形成用塗布液を浸漬塗布法により順次塗布、乾燥し、乾燥後の膜厚がそれぞれ、1.5μm、0.5μm、18μmとなるように、下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を形成し、感光体ドラムを製造した。なお、電荷輸送層の乾燥は、125℃で24分間行なった。
表面が切削加工された外径30mm、長さ246mm、肉厚0.75mmのアルミニウム合金よりなるシリンダーの表面に、陽極酸化処理を行い、その後酢酸ニッケルを主成分とする封孔剤によって封孔処理を行なうことにより、約6μmの陽極酸化被膜(アルマイト被膜)を形成した。次に、電荷発生層形成用塗布液、電荷輸送層形成用塗布液を浸漬塗布法により順次塗布、乾燥し、乾燥後の膜厚がそれぞれ、0.5μm、18μmとなるように、電荷発生層、電荷輸送層を形成し、感光体ドラムを製造した。なお、電荷輸送層の乾燥は、125℃で24分間行なった。
得られた感光体を、沖データ社製タンデムフルカラープリンタ C711dn(DCローラー帯電、LED露光、接触非磁性一成分現像)のシアン色の感光体カートリッジに搭載して、気温10℃、相対湿度15%下において、印字率1%で、12500枚の一枚間欠印字を行った。12500枚印刷後に、ハーフトーン画像を印刷し、以下の通り、フィルミング(トナー成分の付着)及び、ドット再現性の判定を行った。また、印字前後の膜厚を測定し、10,000枚換算の膜減り量を計算した。結果を表1に示した。
フィルミング
◎ :ドラム上にトナー付着はなく、画像にも問題は見られない
○ :ドラム上に少量のトナー付着が存在するが、画像には問題は見られない
△ :ドラム上に多量のトナー付着が存在するが、画像には問題は見られない
× :ドラム上に多量のトナー付着が存在し、画像にも対応する欠陥が見られる
ドット再現性
◎ :ドットの抜けは全く存在せず、遠目にも良好な画像である
○ :ドットの抜けが微量に存在するが、遠目には良好な画像である
△ :ドットの抜けが少量存在するが、遠目には良好な画像である
× :ドットの抜けが存在し、遠目にも画像にむらが見られる
[実施例1〜13、比較例1〜6]
表−2に示す下引き層形成用塗布液又は陽極酸化処理、電荷発生層形成用塗布液、電荷輸送層形成用塗布液を用いて感光体ドラムを作製し、評価を行った。結果を表−2に示す。
比較例4〜6からわかる通り、式(1)以外の電荷輸送物質を用いた電荷輸送層にシリカ粒子を添加した場合、フィルミングはよくなるものの、ドット再現性が低下した。一方、本願で用いた式(1)で表される電荷輸送物質を用いた場合、実施例2と比較例3との比較からも分かるように、シリカを添加した場合においても、ドットの再現性は非常に良好な結果となった。
実施例2、実施例9〜11の結果から、電荷輸送層に用いられるバインダー樹脂は各種のものが用いることが可能であることが分かるが、中でもビスフェノールZ構造を持つバインダー樹脂を用いた場合に、フィルミング、ドット再現性ともに最良の結果が得られた。
Claims (6)
- 前記シリカ粒子の平均一次粒径が0.3μm以上0.9μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記シリカ粒子の含有量が該電荷輸送層全体の3wt%以上30wt%以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真感光体。
- 該シリカ粒子が反応性有機珪素化合物で表面処理されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子写真感光体を用いた、画像形成装置。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子写真感光体を用いた、画像形成装置用のカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013154822A JP6146188B2 (ja) | 2013-07-25 | 2013-07-25 | 電子写真感光体、電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013154822A JP6146188B2 (ja) | 2013-07-25 | 2013-07-25 | 電子写真感光体、電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015025912A JP2015025912A (ja) | 2015-02-05 |
JP2015025912A5 JP2015025912A5 (ja) | 2016-08-18 |
JP6146188B2 true JP6146188B2 (ja) | 2017-06-14 |
Family
ID=52490626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013154822A Active JP6146188B2 (ja) | 2013-07-25 | 2013-07-25 | 電子写真感光体、電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6146188B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6406181B2 (ja) * | 2015-09-04 | 2018-10-17 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 積層型電子写真感光体 |
JP6593063B2 (ja) * | 2015-09-25 | 2019-10-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
CN108601868B (zh) | 2016-01-21 | 2020-08-14 | 托朗塞爾股份有限公司 | 血液成分分离用装置 |
WO2018150693A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | 富士電機株式会社 | 電子写真感光体、その製造方法およびそれを用いた電子写真装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002169312A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体、電荷輸送層用塗布液及び電子写真感光体の製造方法 |
JP2002182409A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-26 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体、電荷輸送層用塗布液及び電子写真感光体の製造方法 |
JP2003167364A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-13 | Sharp Corp | 電子写真感光体およびこれを用いた画像形成装置 |
JP5353077B2 (ja) * | 2007-08-06 | 2013-11-27 | 三菱化学株式会社 | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ及び画像形成装置 |
JP5481826B2 (ja) * | 2008-10-15 | 2014-04-23 | 三菱化学株式会社 | 電子写真感光体製造用塗布液、電子写真感光体、画像形成装置、および、電子写真感光体カートリッジ |
JP2013092760A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-16 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 |
JP2013109298A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Sharp Corp | 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 |
JP2013134374A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Sharp Corp | 電子写真感光体および画像形成装置 |
-
2013
- 2013-07-25 JP JP2013154822A patent/JP6146188B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015025912A (ja) | 2015-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5577722B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真カートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2015141235A (ja) | 電子写真カートリッジ、電子写真感光体、及び画像形成装置 | |
JP6146188B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2009169023A (ja) | 電子写真感光体および画像形成装置 | |
JP6107298B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP4735421B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 | |
JP5353078B2 (ja) | エナミン骨格を有する化合物を用いた電子写真感光体及び画像形成装置 | |
JP2008083105A (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置用プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP5659455B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、および、画像形成装置 | |
JP4466414B2 (ja) | 電子写真感光体、該感光体を用いた画像形成装置、およびカートリッジ | |
JP5655490B2 (ja) | 電子写真感光体、該感光体を用いた画像形成装置、および電子写真カートリッジ | |
JP5803743B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ及び画像形成装置 | |
JP5482399B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP4661617B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成方法および画像形成装置 | |
JP2014167555A (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6331630B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP5553125B2 (ja) | 電子写真感光体、該感光体を用いるプロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP5556327B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2016138936A (ja) | 電子写真感光体、電子写真プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP5509732B2 (ja) | 新規スチルベン系化合物を含有する電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、画像形成装置、及び新規スチルベン系化合物 | |
JP2006285119A (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2007138153A (ja) | フタロシアニン結晶並びにそれを用いた電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ及び画像形成装置 | |
JP4661241B2 (ja) | フッ素置換インジウムフタロシアニン、並びにそれを用いた電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6387649B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP5353083B2 (ja) | 電子写真感光体および該感光体を用いた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160630 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170327 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170501 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6146188 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |