JPS6146407Y2 - - Google Patents

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JPS6146407Y2
JPS6146407Y2 JP9752081U JP9752081U JPS6146407Y2 JP S6146407 Y2 JPS6146407 Y2 JP S6146407Y2 JP 9752081 U JP9752081 U JP 9752081U JP 9752081 U JP9752081 U JP 9752081U JP S6146407 Y2 JPS6146407 Y2 JP S6146407Y2
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JP
Japan
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gimbal
housing
leaf spring
tilted
ring
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JP9752081U
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JPS582615U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、たとえば海底等において各種磁気
変化を検知する磁気検出器を2軸方向に移動自在
に支承し所定の方向に検出器を位置させるジンバ
ル装置に関する。
従来よりこの種のジンバル装置には、金属製筐
体内にジンバルを保持手段によつて垂下し、この
ジンバルが筐体に対して十字方向に回動するよう
にした2軸ジンバル装置が知られているが、第1
図及び第2図に示すように、ジンバルaの下端面
にはOリングbを介して金属製渦巻バネcが取付
けられており、このジンバルaが鉛直方向に回動
して筐体Dに対し傾斜すると、渦巻バネcが筐体
dの内壁面に接触し、その傾斜を検出するように
している。
しかし、このジンバル装置では、渦巻バネcの
渦巻の外径半径rが大きいため、ジンバルaが筐
体dに対して傾斜した際、渦巻バネcの筐体dに
対する接触圧が小さく、電気的接触不良が生じる
場合があり、傾斜検出を確実に行えないという欠
点があつた。
この考案は以上の欠点を解消することを目的と
するるものであつて、ジンバルの下端面に弾性体
及び金属製菊座形板バネを順に取付けることによ
り、板バネと筐体との電気的接触不良を皆無とす
ると同時に、ジンバル傾斜時におけるジンバルへ
の衝撃を緩和し、確実な傾斜検出を行えるように
したジンバル装置を提供するものである。
以下、図面に示す実施例とともに、この考案を
詳細に説明する。
第3図ないし第5図に示すように、1は2軸ジ
ンバル装置であつて、磁気検出器を内蔵し、海底
等において、磁気変化の検出に用いられるもので
金属製筐体2の内部にジンバル3(この中に磁気
検出器が設けられている。)が保持手段4によつ
て回動自在に垂下されて構成されている。
筐体2は、逆ハツト型本体2aの上部に蓋体2
bが取付けられて成り、その蓋体2bにジンバル
3が垂下されている。
保持手段4は、ジンバル外輪4a及びジンバル
内輪4bを有しており、一対のアングル材4eが
蓋体2bの内面に相対峙して固着され、両アング
ル材4eにジンバル外輪4aがジンバル外輪4d
によつて回動自在に枢支されている。さらにその
外輪4aの内側においてジンバル内輪4bが外輪
軸4dと直交方向のジンバル内輪4eによつて外
軸4aに回動自在に枢支され、その内輪4bにジ
ンバル3の上端面が連結材4fを介して連接さ
れ、ジンバル3が筐体2に対して十字方向に回動
自在に保持されている。
ジンバル3は、同筒状密閉ケース3aに磁気検
知コイル等内蔵したもので、そのケース3aの下
端部に形成されたフランジ3bの外周側面にOリ
ング(弾性体)5が取付けられ、このOリング5
の外径はフランジ3bの外形よりやゝ大きく形成
されている。更にまたケース3aの下端面には金
属製菊座形板バネ6が取付けられており、この板
バネ6は第6図に示すように、円板部材の外周部
に多数の溝6aが放射線状に取付けられて多数の
矩形枝辺6bが形成され、この各枝辺6bの外縁
部がく字状に下方に屈折されて形成されたもの
で、この板バネ6の外径はOリング5の外径より
大きく構成されている。
また、前記筐体2及び板バネ6は電気的に絶縁
された構造となつており、両者が各々電極として
作用する。
従つて、この2軸ジンバル装置1を海底に沈め
て静止すると、ジンバル3は鉛直方向に外輪軸4
d又は内輪軸4eを中心に回動し、筐体2に対し
て傾斜することになり、板バネ6の枝辺6bが筐
体2の内壁面に接触してその傾斜を検出する。こ
の傾斜検出器において、第4図に示すようにジン
バル3の傾斜が大きいほど板バネ6と筐体2との
接触圧は飛躍的に大きくなると同時に、板バネ6
の枝辺6bは弾性限界内において変形し、筐体2
の内壁面をこするので、電気的接触不良が皆無と
なる。
またジンバル3の傾斜時において、板バネ6は
ジンバル3への緩衝作用を兼ねるもので、さらに
大きな衝撃の場合にはOリング5で受けてその衝
撃を吸収する。
なおこの傾斜検出の報知手段にはランプ、ブザ
ーなどが用いられる。
又、この考案は2軸ジンバル装置1に限られ
ず、各種のジンバル装置に適用することがきるも
のであり、しかも弾性体はOリングに限定される
ものではない。
以上のようにこの考案によれば、ジンバルの下
端面に従来の渦巻バネに代えて金属製菊座形板バ
ネを取付けたために、ジンバル傾斜等における板
バネと筐体との電気的接触不良を皆無とすること
ができるので、そのジンバルの傾斜検出を確実に
行うことができる。
その上、ジンバルの傾動時におけるジンバルの
衝撃を板バネが確実に吸収して緩和することがで
きるから、ジンバルを安全に保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例を示すもので、第1
図は2軸ジンバル装置の要部の断面正面図、第2
図は渦巻バネの平面図、第3図ないし第6図はこ
の考案の一実施例を示し、第3図はジンバル非傾
斜時を示す2軸ジンバル装置の断面正面図、第4
図はジンバル傾斜時を示す同断面正面図、第5図
は第3図A−A線における断面図、第6図は菊座
形板バネの底面図である。 1……2軸ジンバル装置、2……筐体、2a…
…本体、2b……蓋体、3……ジンバル、3a…
…ケース、3b……フランジ、4……保持手段、
4a……ジンバル外輪、4b……ジンバル内輪、
4c……アングル材、4d……ジンバル外輪軸、
4e……ジンバル内輪軸、4f……連結材、5…
…Oリング、6……板バネ、6a……溝、6b…
…枝辺。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製筐体の内部においてその筐体にジンバル
    が保持手段によつて回動自在に垂下され、このジ
    ンバルの下端部外周面に弾性体が設けられると共
    に、下端面に金属製菊座形板バネが取付けられ、
    そのジンバルの筐体に対する傾斜時に板バネが筐
    体内壁面に接触してその傾斜を検出することを特
    徴とするジンバル装置。
JP9752081U 1981-06-29 1981-06-29 ジンバル装置 Granted JPS582615U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9752081U JPS582615U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 ジンバル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9752081U JPS582615U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 ジンバル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS582615U JPS582615U (ja) 1983-01-08
JPS6146407Y2 true JPS6146407Y2 (ja) 1986-12-27

Family

ID=29892322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9752081U Granted JPS582615U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 ジンバル装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60143711A (ja) * 1983-12-30 1985-07-30 Shimadzu Corp 傾斜計
JPS60183444A (ja) * 1984-02-29 1985-09-18 Tokyo Electric Co Ltd 自動給紙装置
JPS61282232A (ja) * 1985-06-05 1986-12-12 Seikosha Co Ltd 給紙ユニツトの着脱装置
JPH0372534U (ja) * 1990-09-21 1991-07-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS582615U (ja) 1983-01-08

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