JPH0281412U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案に係る浮力を用いた傾斜角度
検出器の全体構成を示す縦断面図、第２図は、第
１図に示した実施例の動作を説明するための縦断
面図で、第１図は傾斜角度ゼロの状態、第２図は
角度θだけ傾斜した状態をそれぞれ示すものであ
り、第３図および第４図は、それぞれ本実施例の
変形例を一部省略して示す縦断面図である。 １，１１，１２，１５……ベース、２，１３，
１４，１６，１７……起歪部、２ａ……支持端、
３……ひずみゲージ、３ａ……ゲージリード、４
……フロート、４ａ……重心、４ｂ……浮力Ｆ_０
の方向を示す矢印、６……鉛直線、７……容器、
８……液体、θ……角度。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 振動や加速度を受ける移動体や構築物および地
   中に設置してこれらの変状を検出するひずみゲー
   ジ式の傾斜角度検出器において、上記構築物や地
   中等の測定対象物と一体になつて傾斜する基板部
   と、所定の浮力が発生する浮子と、一端が上記浮
   子に固定され他端が上記基板部に固定支持された
   起歪部と、この起歪部に添着されたひずみゲージ
   と、上記浮子が上記支持端を中心に所定範囲揺動
   可能なように該浮子および上記起歪部をその内部
   に収納し開口部が上記基板部で密封された容器部
   と、この密封された容器部内を満たし上記浮子に
   充分な浮力与える流体とを具備し、上記浮子が上
   記基板部よりも上方に位置するという条件下で、
   上記基板部がいかなる姿勢にあつても上記浮子が
   常に鉛直上向きの浮力を受け、該基板部の姿勢の
   変化に対応する傾斜角度が上記ひずみゲージから
   得られるように構成したことを特徴とする浮力を
   用いた傾斜角度検出器。