JP2562831Y2 - 外面突起付き鋼管杭溶接用銅バンド - Google Patents

外面突起付き鋼管杭溶接用銅バンド

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JP2562831Y2
JP2562831Y2 JP676391U JP676391U JP2562831Y2 JP 2562831 Y2 JP2562831 Y2 JP 2562831Y2 JP 676391 U JP676391 U JP 676391U JP 676391 U JP676391 U JP 676391U JP 2562831 Y2 JP2562831 Y2 JP 2562831Y2
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肇一 鳥崎
孝行 坂井
正俊 安武
貢 大槻
信一 日比野
上  周史
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Kubota Corp
Nippon Steel Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、外面突起付き鋼管杭を
溶接する際に、下位の外面突起付き鋼管杭の上部外周に
装着する溶着鋼たれ落ち防止用銅バンドに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼管杭を現場継手溶接するときに
使用する銅バンドについては、平成2年4月1日,鋼管
杭協会改訂発行「鋼管杭−その設計と施工」などで標準
化されており、図8および図9に示すように、板厚10
〜12mm,板巾50〜75mmの一対の半円形銅製バンド
ユニット9,10の一端部を蝶番5により回動自在に連
結し、各バンドユニット9,10の他端部に締付金具6
を取付けている。近年、杭の強度を大きくするために、
ソイルセメント合成鋼管杭が使用され、そのソイルセメ
ント合成鋼管杭には、図6および図7に示すように、鋼
管11の外面に多数の螺旋状の外面突起8を一体に設け
た外面突起付き鋼管杭7が用いられている。
【0003】前記外面突起付き鋼管杭7を杭施工現場に
おいて継手溶接する場合、図10に示すように、下位の
外面突起付き鋼管杭7の上部における銅バンド取付位置
の外面突起8を、銅バンド全巾にわたって杭施工現場で
切削除去するか、または予め工場において切削除去して
おき、かつ下位の外面突起付き鋼管杭7における内側の
上部に、ストッパ12を溶接により固着すると共に、内
面リング13の下部を嵌入し、その内面リング13をス
トッパ12により支承し、さらに下位の外面突起付き鋼
管杭7の上部における突起切削除去外面に銅バンド14
を締付固定し、上位の外面突起付き鋼管杭7Aの下部を
下位の外面突起付き鋼管杭7の上部に載置して溶接を行
なっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】外面突起付き鋼管杭7
における外面突起8を工場で切削除去する場合は、特殊
な切削機械により外面突起を切削したのち、その切削部
をグラインダにより仕上げる必要があり、また杭施工現
場で外面突起を切削除去する場合は、グラインダにより
切削する必要がある。従来は、多数の外面突起を有する
突起付き鋼管杭7における多数の外面突起8を、銅バン
ド14の全巾に相当する長い範囲にわたって切削除去す
る必要があるので、外面突起の切削除去に著しく長い時
間がかかると共に、切削除去費用が高くなるという問題
がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、外面突起付き
鋼管杭における多数の外面突起の切削除去範囲を小さく
するために、上部厚肉部1および下部薄肉部2を有する
一対の半円形銅製バンドユニット3,4の一端部を回動
自在に連結し、各バンドユニット3,4の他端部に締付
金具6を取付け、前記上部厚肉部1と下部薄肉部2との
肉厚差を、外面突起付き鋼管杭7における外面突起8の
高さとほぼ等しく設定する。
【0006】
【実施例】図1ないし図4は本考案の実施例に係る外面
突起付き鋼管杭溶接用銅バンド15を示すものであっ
て、内側に突出する上部厚肉部1および下部薄肉部2を
有する一対の半円形銅製バンドユニット3,4の一端部
が蝶番5により回動自在に連結され、一方のバンドユニ
ット3の他端部に固定されたブラケット16に、レバー
17の基端部が支軸18により枢着され、そのレバー1
7の基端部に近い位置に、溝形アーム19の基端部の連
結腕が回動自在に嵌挿され、前記溝形アーム19の先端
部に雌ねじ筒20が回動自在に連結され、その雌ねじ筒
20に調節用ボルト21が螺合され、他方のバンドユニ
ット4の他端部に係止金具22が固定され、前記ブラケ
ット16に枢着されたレバー17と、そのレバー17に
基端部が枢着された溝形アーム19と、その溝形アーム
19の先端部に取付けられた雌ねじ筒20に螺合されて
いる調節用ボルト21と、係止金具22とにより、締付
金具6が構成されている。前記上部厚肉部1と下部薄肉
部2との肉厚差Dは、外面突起付き鋼管杭7における外
面突起8の高さHとほぼ等しく設定され、前記上部厚肉
部1の上下方向の長さL1 と前記下部薄肉部2の上下方
向の長さL2 との比は、例えば1:4に設定される。
【0007】図5は銅バンドの使用状態を示すものであ
って、下位の外面突起付き鋼管杭7における外面突起8
の上端部が、上部厚肉部1の上下方向長さに相当する範
囲にわたって切削除去され、下位の外面突起付き鋼管杭
7における内側の上部に、ストッパ12が溶接により固
着されると共に、内面リング13の下部が嵌入され、そ
の内面リング13はストッパ12により支承され、かつ
前記銅バンド15におけるバンドユニット3,4の上部
厚肉部1の内面が、下位の外面突起付き鋼管杭7の上部
における外面突起切削除去外周面に当接されると共に、
バンドユニット3,4の下部薄肉部2の内面が、外面突
起8に接触または近接するように配置され、この状態
で、締付金具6により銅バンドが下位の外面突起付き鋼
管杭7に締付固定される。また上位の外面突起付き鋼管
杭7Aの下部が、下位の外面突起付き鋼管杭7の上部に
載置されて、溶接により固着される。
【0008】
【考案の効果】本考案によれば、外面突起付き鋼管杭溶
接用銅バンド15における一対の半円形銅製バンドユニ
ット3,4が、外面突起付き鋼管杭7の上部における外
面突起切削除去外周面に当接される上部厚肉部1と、外
面突起付き鋼管杭7における外面突起8の外側に配置さ
れる下部薄肉部2とにより構成されているので、外面突
起付き鋼管杭7の上部に銅バンド15を装着する場合、
外面突起付き鋼管杭7における多数の外面突起8の切削
除去範囲を小さくすることができ、そのため前記外面突
起8の切削除去を迅速にかつ経済的に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】締付金具により連結した銅バンドを示す底面図
である。
【図2】締付金具が開放されている銅バンドを示す底面
図である。
【図3】バンドユニットの断面図である。
【図4】銅バンドにおける締付金具の正面図である。
【図5】銅バンドの使用状態を示す縦断側面図である。
【図6】外面突起付き鋼管杭の斜視図である。
【図7】外面突起付き鋼管杭の一部を示す拡大断面図で
ある。
【図8】従来の銅バンドの底面図である。
【図9】従来の銅バンドにおけるバンドユニットの断面
図である。
【図10】従来の銅バンドの使用状態を示す縦断側面図
である。
【符号の説明】
1 上部厚肉部 2 下部薄肉部 3 半円形銅製バンドユニット 4 半円形銅製バンドユニット 5 蝶番 6 締付金具 7 外面突起付き鋼管杭 8 外面突起 11 鋼管 12 ストッパ 13 内面リング 15 外面突起付き鋼管杭溶接用銅バンド 16 ブラケット 17 レバー 18 支軸 19 溝形アーム 20 雌ねじ筒 21 調節用ボルト 22 係止金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B23K 9/00 501 9348−4E B23K 9/00 501B (72)考案者 坂井 孝行 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株 式会社君津製鐵所内 (72)考案者 安武 正俊 千葉県市川市高谷新町4番地 株式会社 クボタ 市川工場内 (72)考案者 大槻 貢 千葉県市川市高谷新町4番地 株式会社 クボタ 市川工場内 (72)考案者 日比野 信一 東京都港区赤坂二丁目4番1号 株式会 社 テノックス内 (72)考案者 上 周史 東京都港区赤坂二丁目4番1号 株式会 社 テノックス内 審査官 中澤 登 (56)参考文献 特開 昭50−116350(JP,A) 実開 昭56−137896(JP,U) 実開 昭53−74426(JP,U) 特公 昭51−36215(JP,B1) 実公 昭44−9308(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部厚肉部1および下部薄肉部2を有す
    る一対の半円形銅製バンドユニット3,4の一端部が蝶
    番5により回動自在に連結され、各バンドユニット3,
    4の他端部を締付連結する締付金具6が設けられ、前記
    上部厚肉部1と下部薄肉部2との肉厚差Dは、外面突起
    付き鋼管杭7における外面突起8の高さHとほぼ等しく
    設定されている外面突起付き鋼管杭溶接用銅バンド。
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