JP2765461B2 - アンダーカウンター型洗面器の固定構造及び方法 - Google Patents

アンダーカウンター型洗面器の固定構造及び方法

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JP2765461B2
JP2765461B2 JP29799393A JP29799393A JP2765461B2 JP 2765461 B2 JP2765461 B2 JP 2765461B2 JP 29799393 A JP29799393 A JP 29799393A JP 29799393 A JP29799393 A JP 29799393A JP 2765461 B2 JP2765461 B2 JP 2765461B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアンダーカウンター型洗
面器の固定構造及び方法に係り、特に洗面器をカウンタ
ーに容易に設置できるようにするためのアンダーカウン
ター型洗面器の固定構造及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】洗面カウンターの下面に洗面器を取り付
ける場合、該カウンターの下面にボルト保持用の洗面器
固定金具を接着し、該洗面器固定金具に保持されたボル
トに取り付け用治具を支持させ、該治具にて洗面器を支
えるようにしている。洗面器をカウンターの裏面に取り
付ける従来例を第18〜23図を参照して説明する。
【0003】符号1は洗面器設置用開口1aを有する洗
面カウンターであって、第18〜23図の通り、仰向け
にして(即ち上下面を逆にして)作業台(又は床)上に
置かれている。このカウンター1の下面側に洗面器2が
取り付けられる。符号3は洗面器2を取り付けるための
洗面器固定金具である。
【0004】第22図に示されるように、洗面器固定金
具3は、板状部材4の略中央部に垂直にボルト5を突設
させた取り付け用治具6と、略L字形状に屈曲したプレ
ート7にコ字形のロッド8を溶接により固着した固定金
具9とにより構成されている。
【0005】この洗面器固定金具3を用いて洗面器2を
カウンター1に固定するためには、第19図に示される
ようにカウンター1の下面に洗面器2を載せ、洗面器2
の固定位置を決める。次いで、取り付け用治具6の板状
部材4の上面4a(ボルト5が突設していない面)に接
着剤を塗布し、洗面器2の取り付け穴2aにあわせて第
20図の如く該上面4aをカウンター1の下面に接着す
る。
【0006】接着剤が十分に硬化した後、座金(図示
略)を介してナット(図示略)をボルト5に締め込むこ
とにより、固定金具9を取り付け用治具6に固定する。
この際、第21図に示されるように、ロッド8の先端を
洗面器2の取り付け穴2aに差し込んでおき、ナット6
を締め込むことにより固定金具9の取り付けと洗面器2
のカウンター1への設置施工を同時に行う。
【0007】最後に、第23図に示されるように、カウ
ンター1の下面と洗面器2の上面との間の隙間にコーキ
ング剤10を打って封止し、カウンター1の下面側への
水の回り込みを防止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような洗面器の取
付施工方法においては、洗面器の鉢の内縁部が洗面器設
置用開口の周縁部分と一致するように施工する必要があ
る。しかし、上記従来例に示されるアンダーカウンター
型洗面器の取付施工方法にあっては、洗面器の鉢の内縁
部と洗面器設置用開口の周縁部分との位置合わせは容易
ではない。
【0009】即ち、カウンターの下面が上面側となるよ
うにカウンターの姿勢を上下逆にしておき、上面側から
洗面器を設置する場合、洗面器をカウンター上に重ねて
しまうと、洗面器の鉢面を上方からは視覚できないた
め、鉢の内縁と洗面器設置用開口の周縁部との位置合わ
せが難しいのである。
【0010】また、カウンターの下面と洗面器の上面と
の間の隙間にコーキング剤10を打って封止する必要が
あるため、施工に手間がかかる。
【0011】本発明の目的は、上記従来の問題点を解決
し、著しく容易に洗面器をカウンターに設置することを
可能にしたアンダーカウンター型洗面器の固定構造及び
方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1のアンダーカウ
ンター型洗面器の固定構造は、洗面器設置用開口を有す
るカウンターの下側に洗面器が固定金具を介して取り付
けられており、該カウンターの下面にはボルトが設けら
れ、該固定金具は該ボルトに対しナットで固定されてい
るアンダーカウンター型洗面器の固定構造において、該
固定金具は、洗面器の外縁部の下側に配置され該外縁部
を支承する略水平な板状の洗面器載置部と、該洗面器載
置部と一体であり、該洗面器載置部の端部から上方に立
設された第1の縦片と、該第1の縦片と一体であり、該
第1の縦片の端部から斜めに延設された斜片と、該斜片
と一体であり、該斜片の端部から略水平に延設された横
片と、該横片と一体であり、該横片の端部から立設され
た第2の縦片と、該横片から前記斜片にかけて設けられ
た長孔状のボルト挿通孔と、を備えてなり、前記ボルト
が該ボルト挿通孔に挿通され、前記ナットが該ボルトに
螺じ込まれることにより洗面器がカウンターの下面に固
定されていることを特徴とするものである。
【0013】請求項2のアンダーカウンター型洗面器の
固定方法は、請求項1の構造とするための洗面器固定方
法であって、前記固定金具が前記ボルトに対し傾動自在
となるようにナットを該ボルトの先端側に螺着してお
き、洗面器をカウンター下方において上方に持ち上げ、
洗面器の外縁部の上面を該洗面器載置部に当て、これに
よって該洗面器載置部を洗面器から離反する方向に押圧
移動させ、洗面器の外縁部が洗面器載置部よりも上方と
なるまで洗面器を押し上げ、その後、洗面器載置部を洗
面器の外縁部の下面に回り込ませ、次いで前記ナットを
締め込んで洗面器を固定するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0014】請求項3のアンダーカウンター型洗面器の
固定構造は、洗面器設置用開口を有するカウンターの下
側に洗面器が固定金具を介して取り付けられており、該
カウンターの下面にはボルトが設けられ、該固定金具は
該ボルトに対しナットで固定されているアンダーカウン
ター型洗面器の固定構造において、該固定金具は、洗面
器の外縁部の下側に配置され、洗面器の中央側に向って
上り勾配となる板状の洗面器載置部と、該洗面器載置部
と一体であり、該洗面器載置部の端部から上方に立設さ
れた第1の垂直片部と、該垂直片部と一体であり、該垂
直片部の端部から略水平に延設された横片と、該横片と
一体であり、該横片の端部から上方に立設された第2の
垂直片部と、該横片に設けられた長孔状のボルト挿通孔
と、を備えており、前記ボルトが該ボルト挿通孔に挿通
され、前記ナットが該ボルトに螺じ込まれることにより
洗面器がカウンターの下面に固定されており、該ボルト
に装着された弾性部材により該固定金具が洗面器に向っ
て付勢されていることを特徴とするものである。
【0015】請求項4のアンダーカウンター型洗面器の
固定方法は、請求項3の構造とするためのアンダーカウ
ンター型洗面器の固定方法であって、前記固定金具が前
記弾性部材により洗面器に向って略水平方向に移動自在
となるようにナットを前記ボルトに緩く螺着しておき、
洗面器をカウンター下方において上方に持ち上げ、洗面
器の外縁部の上面を該洗面器載置部に当て、これによっ
て該洗面器載置部を洗面器から略水平方向に離反する方
向に押圧移動させ、洗面器の外縁部が該洗面器載置部よ
りも上方となるまで洗面器を押し上げ、その後、前記弾
性部材により固定金具を洗面器接近方向に押圧移動させ
て該洗面器載置部を洗面器の外縁部の下面に回り込ま
せ、次いで前記ナットを締め込んで洗面器を固定するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0016】請求項5のアンダーカウンター型洗面器の
固定構造は、洗面器設置用開口を有するカウンターの下
側に洗面器が洗面器固定金具を介して取り付けられてい
るアンダーカウンター型洗面器の固定構造において、該
洗面器固定金具は、洗面器の外縁部の下側に配置された
洗面器載置部及び該洗面器載置部の端部から立設され、
洗面器の側面に沿って立ち上がる垂直片部を有するアン
グルと、該洗面器載置部に螺着されており、上方に向っ
て螺進可能なボルトと、該アングルが揺動可能となるよ
うに該垂直片部の上端をカウンター下面に枢着している
枢支部材と、を備えてなり、前記洗面器の外縁部は該ボ
ルトの上端に載置されていることを特徴とするものであ
る。
【0017】請求項6のアンダーカウンター型洗面器の
固定方法は、請求項5の構造とするためのアンダーカウ
ンター型洗面器の固定方法であって、洗面器載置部が洗
面器設置予定域の外方に位置するように前記アングルを
回動させておき、洗面器をカウンター下面に押し付けた
状態で洗面器載置部が洗面器の外縁部の下側に位置する
ように該アングルを回動させて垂下姿勢とし、次いで前
記ボルトを締め込んで洗面器を固定するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0018】
【作用】請求項1のアンダーカウンター型洗面器の固定
構造においては、固定金具が、略水平な板状の洗面器載
置部と、該洗面器載置部と一体であり、洗面器載置部の
端部から上方に立設された第1の縦片と、該第1の縦片
と一体であり、第1の縦片の端部から斜めに延設された
斜片と、該斜片と一体であり、斜片の端部から略水平に
延設された横片と、該横片と一体であり、横片の端部か
ら立設された第2の縦片と、横片から斜片にかけて設け
られた長孔状のボルト挿通孔と、を備えているため、洗
面器の外縁部を洗面器載置部に載置することができる。
また、第1の縦片により洗面器の外縁部を支持すること
ができる。更に、ボルト挿通孔にボルトを挿通させ、ナ
ットをボルトに螺じ込むことにより洗面器をカウンター
下面に固定することができる。
【0019】請求項2のアンダーカウンター型洗面器の
固定方法においては、極めて容易に請求項1のアンダー
カウンター型洗面器の固定構造とすることができる。即
ち、固定金具がボルトに対し傾動自在となるようにナッ
トをボルトの先端側に螺着しておく。次いで、洗面器を
カウンター下方において上方に持ち上げ、洗面器の外縁
部の上面を洗面器載置部に当て、洗面器載置部を洗面器
から離反する方向に押圧移動させる。そして、洗面器の
外縁部が洗面器載置部よりも上方となるまで洗面器を押
し上げる。その後、洗面器載置部を洗面器の外縁部の下
面に回り込ませ、ナットを締め込むことにより洗面器は
カウンターに極めて容易に固定される。
【0020】請求項3のアンダーカウンター型洗面器の
固定構造においては、固定金具が、洗面器の外縁部の下
側に配置され、洗面器の中央側に向って上り勾配となる
板状の洗面器載置部と、該洗面器載置部と一体であり、
洗面器載置部の端部から上方に立設された第1の垂直片
部と、該垂直片部と一体であり、垂直片部の端部から略
水平に延設された横片と、該横片と一体であり、横片の
端部から上方に立設された第2の垂直片部と、横片に設
けられた長孔状のボルト挿通孔と、を備えているため、
洗面器の外縁部を洗面器載置部に載置することができ
る。また、第1の垂直片部により、洗面器の外縁部を支
持することができる。
【0021】更に、ボルト挿通孔にボルトを挿通させ、
ナットをボルトに螺じ込むことにより洗面器をカウンタ
ー下面に固定することができる。加えて、ボルトに弾性
部材が装着されており、固定金具が洗面器に向って付勢
される。
【0022】請求項4のアンダーカウンター型洗面器の
固定方法においては、極めて容易に請求項3のアンダー
カウンター型洗面器の固定構造とすることができる。即
ち、固定金具が弾性部材により洗面器に向って略水平方
向に移動自在となるようにナットをボルトに緩く螺着し
ておく。次いで、洗面器をカウンター下方において上方
に持ち上げ、洗面器の外縁部の上面を洗面器載置部に当
てる。そして、洗面器載置部を洗面器から略水平方向に
離反する方向に押圧移動させ、洗面器の外縁部が洗面器
載置部よりも上方となるまで洗面器を押し上げる。その
後、弾性部材により固定金具を洗面器接近方向に押圧移
動させて、洗面器載置部を洗面器の外縁部の下面に回り
込ませる。最後に、ナットを締め込むことにより、洗面
器はカウンターに極めて容易に固定される。
【0023】請求項5のアンダーカウンター型洗面器の
固定構造においては、洗面器固定金具が、洗面器の外縁
部の下側に配置された洗面器載置部及び該洗面器載置部
の端部から立設され、洗面器の側面に沿って立ち上がる
垂直片部を有するアングルと、洗面器載置部に螺着され
ており、上方に向って螺進可能なボルトと、アングルが
揺動可能となるように垂直片部の上端をカウンター下面
に枢着している枢支部材と、を備えているため、アング
ルの洗面器載置部に洗面器の外縁部を載置することがで
きる。また、アングルは揺動可能となる。更に、洗面器
の外縁部はボルトの上端に載置されているため、ボルト
を締め込むことにより、洗面器をカウンター下面に固定
することができる。
【0024】請求項6のアンダーカウンター型洗面器の
固定方法においては、極めて容易に請求項5のアンダー
カウンター型洗面器の固定構造とすることができる。即
ち、洗面器載置部が洗面器設置予定域の外方に位置する
ようにアングルを回動させておき、洗面器をカウンター
下面に押し付けた状態で洗面器載置部が洗面器の外縁部
の下側に位置するようにアングルを回動させて垂下姿勢
とする。次いで、ボルトを締め込むことにより、洗面器
はカウンター下面に極めて容易に固定される。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して請求項1〜6の実施例
について順次説明する。
【0026】 請求項1及び2の実施例 第1図〜第6図は請求項1及び2の実施例に係るアンダ
ーカウンター型洗面器の固定構造及び方法を示すもので
あり、第1図は固定金具の下方から洗面器を突き当てる
状態を示す断面図、第2図は固定金具の下方から洗面器
を突き当てる状態を示す要部断面図、第3図は固定金具
の洗面器載置部の上方に洗面器が移動した状態を示す要
部断面図、第4図はカウンターに洗面器が固定された状
態を示す要部断面図、第5図は固定金具の斜視図、第6
図は第5図のVI−VI線に沿う断面図である。
【0027】洗面器設置用開口11aを有するカウンタ
ー11の下面には、パッキン12を介して洗面器13が
洗面器固定金具14により取り付けられる。
【0028】洗面器固定金具14は取り付け用治具15
及び固定金具16により構成される。取り付け用治具1
5は、板状部材17の略中央部に垂直にボルト18を突
設させた構成のものである。
【0029】固定金具16は、第5,6図に示されるよ
うに洗面器13の外縁部の下側に配置され該外縁部を支
承する略水平な板状の洗面器載置部16aと該洗面器載
置部16aと一体であり、該洗面器載置部16aの端部
から上方に立設された第1の縦片16bと、該第1の縦
片16bと一体であり、該第1の縦片16bの端部から
斜めに延設された斜片16cと、該斜片16cと一体で
あり、該斜片16cの端部から略水平に延設された横片
16dと、該横片16dと一体であり、該横片16dの
端部から立設された第2の縦片16eとを備えている。
【0030】固定金具16の横片16dから斜片16c
にかけて取り付け用治具15のボルト18を挿通するた
めの長孔状のボルト挿通孔16fが設けられている。
【0031】固定金具16を用いて洗面器13をカウン
ター11に固定するには、取り付け用治具15の板状部
材17の上面に接着剤を塗布し、該上面をカウンター1
1の下面のうち洗面器設置用開口11aの周囲部分に押
し付ける。
【0032】接着剤が十分に硬化した後、固定金具16
のボルト挿通孔16fに取り付け用治具15のボルト1
8を挿通させ、固定金具16がボルト18に対し傾動自
在となるように座金19を介してナット20をボルト1
8の先端部に螺着しておく。即ち、第1,2図に示され
るように、固定金具16の横片16dが板状部材17の
下面から十分に離反するように、ナット20を軽くボル
ト18に締め込んでおく。
【0033】次いで、第1図に示されるように、洗面器
13の一方の側の外縁部の底部を固定金具16の洗面器
載置部16aに載置する。そして、洗面器13の他方の
側の外縁部の上面を固定金具16の洗面器載置部16a
の端部に突き当てるようにして洗面器13を上方に移動
させると固定金具16は傾動し、洗面器載置部16aは
洗面器13から離反する方向に押圧移動される。第3図
に示されるように固定金具16の洗面器載置部16aは
洗面器13の外縁部の下面に回り込む。
【0034】その後、ナット20を締め込むことにより
第4図の如く洗面器13はカウンター11の下面に設置
される。
【0035】このように構成されたアンダーカウンター
型洗面器の固定構造及び方法においては、洗面器13を
カウンター11に取り付けるに際し、固定金具16をカ
ウンター11に対し第1,2図の如く取り付け用治具1
5に緩く取り付けておき、作業者は洗面器13だけを上
方に持ち上げて移動させることにより洗面器13の外縁
部を固定金具16に係止し、その後、ナット20を締め
るだけで良い。
【0036】即ち、固定金具16の横片16dから斜片
16cにかけて長孔状のボルト挿通孔16fが設けられ
ているため、洗面器13の一方の側の外縁部の底部を固
定金具16の洗面器載置部16aに載置した状態で、洗
面器13の他方の側の外縁部の上面を固定金具16の洗
面器載置部16aの端部に突き当てると、固定金具16
は傾動し、固定金具16の洗面器載置部16aは洗面器
13の外縁部の下面に回り込む。
【0037】従って、本実施例においては洗面器13を
カウンター11の下面に手で支持しながら洗面器13を
固定するという作業の煩雑さはなくなり、極めて容易に
洗面器13をカウンター11の下面に設置することが可
能となる。
【0038】 請求項3及び4の実施例 第7図〜第14図は請求項3及び4の実施例に係るアン
ダーカウンター型洗面器の固定構造及び方法を示すもの
であり、第7図は固定金具の下方から洗面器を突き当て
る状態を示す断面図、第8図は固定金具の下方から洗面
器を突き当てた状態を示す要部断面図、第9図は固定金
具の洗面器載置部の上方に洗面器が移動した瞬間の状態
を示す要部断面図、第10図は固定金具の洗面器載置部
に洗面器が載置された状態を示す要部断面図、第11図
は固定金具の斜視図、第12図は第11図のXII-XII 線
に沿う断面図、第13図はバネピンの上面図、第14図
は洗面器固定金具の取り付け状態を示す分解斜視図であ
る。
【0039】洗面器設置用開口11aを有するカウンタ
ー11の下面には、パッキン12を介して洗面器13が
洗面器固定金具21により取り付けられる。
【0040】洗面器固定金具21は取り付け用治具15
及び固定金具22により構成される。取り付け用治具1
5は、板状部材17の略中央部に垂直にボルト18を突
設させた構成のものである。
【0041】固定金具22は、第11,12図に示され
るように洗面器13の外縁部の下側に配置され、洗面器
13の中央側に向って上り勾配となる板状の洗面器載置
部22aと該洗面器載置部22aと一体であり、該洗面
器載置部22aの端部から上方に立設された第1の垂直
片部22bと、該第1の垂直片部22bと一体であり、
該第1の垂直片部22bの端部から略水平に延設された
横片22cと、該横片22cと一体であり、該横片22
cの端部から上方に立設された第2の垂直片部22dと
を備えている。
【0042】固定金具22の横片22cには取り付け用
治具15のボルト18を挿通するための長孔状のボルト
挿通孔22eが設けられている。
【0043】固定金具22を用いて洗面器13をカウン
ター11に固定するには、取り付け用治具15の板状部
材17の上面に接着剤を塗布し、該上面をカウンター1
1の下面のうち洗面器設置用開口11aの周囲部分に押
し付ける。
【0044】接着剤が十分に硬化した後、第14図に示
されるように固定金具22のボルト挿通孔22eに取り
付け用治具15のボルト18を挿通させ、座金19を介
してナット20をボルト18に緩く螺着しておく。ここ
で、ボルト18に、バネ鋼製の二重リングであり、ルー
プ部23aと、該ループ部23aから延出し、互いに斜
めに交差する1対の脚棒部23b,23cとを備えたバ
ネピン23を装着させておき、固定金具22が洗面器1
3に向って略水平方向に移動自在となるようにしてお
く。
【0045】即ち、バネピン23の開口部23dにボル
ト18を挿入し、1対の脚棒部23b,23c間に第1
4図の如く固定金具22の第1の垂直片部22bが挟持
されるようにしておく。この際、第7,8図に示される
ように、固定金具22の横片22cが板状部材17の下
面から若干離反する程度に、ナット20をある程度深く
ボルト18に締め込んでおく。
【0046】次いで、第7図に示されるように、洗面器
13の外縁部の上面を固定金具22の洗面器載置部22
aの下面に突き当てるようにして洗面器13を上方に移
動させると固定金具22は洗面器13から離れる方向に
押し動かされる。そして、洗面器13を更に上方に押し
上げると、固定金具22の洗面器載置部22aの先端が
第8図のように洗面器13の側面に回り込むようにな
る。
【0047】更に洗面器13を上方に押し上げ、洗面器
13の外縁部が固定金具22の洗面器載置部22aの端
部を通過した瞬間(第9図)に洗面器載置部22aの第
1の垂直片部22bはバネピン23の1対の脚棒部23
b,23cに押圧移動され(第9図矢印A)、洗面器載
置部22aの端部に洗面器13の外縁部の下面が載置さ
れる状態(第10図参照)となる。
【0048】その後、ナット20を締め込むことにより
第10図の如く洗面器13はカウンター11の下面に設
置される。
【0049】このように構成されたアンダーカウンター
型洗面器の固定構造及び方法においては、洗面器13を
カウンター11に取り付けるに際し、固定金具22を第
7,8図の如く水平方向にスライドしうるように取り付
け用治具15に若干緩く取り付けておき、作業者は洗面
器13だけを上方に持ち上げて移動させることにより洗
面器13の外縁部を固定金具22に係止し、その後、ナ
ット20を締めるだけで良い。
【0050】即ち、固定金具22の横片22cに長孔状
のボルト挿通孔22eが設けられており、バネピン23
の1対の脚棒部23b,23c間に固定金具22の第1
の垂直片部22bが挟持されているため、洗面器13の
外縁部の上面を固定金具22の洗面器載置部22aの端
部に突き当てると、固定金具22は洗面器13から離れ
る方向に押し動かされる。
【0051】そして、洗面器13を更に上方に押し上げ
ると、固定金具22の洗面器載置部22aの先端が洗面
器13の側面に回り込むようになる。更に、洗面器13
を上方に押し上げ、洗面器13の外縁部が固定金具22
の洗面器載置部22aの端部を通過した瞬間に洗面器載
置部22aの第1の垂直片部22bはバネピン23の1
対の脚棒部23b,23cに押圧移動され、洗面器載置
部22aの端部に洗面器13の外縁部の下面が載置され
る状態となる。
【0052】従って、本実施例においては洗面器13を
カウンター11の下面に手で支持しながら洗面器13を
固定するという作業の煩雑さはなくなり、極めて容易に
洗面器13をカウンター11の下面に設置することが可
能となる。
【0053】 請求項5及び6の実施例 第15図〜第17図は、請求項5及び6の実施例に係る
アンダーカウンター型洗面器の固定構造及び方法を示す
ものであり、第15図は洗面器固定金具により洗面器が
固定された状態を示す断面図、第16図は第15図のXV
I-XVI 線に沿う断面図、第17図は洗面器固定金具の分
解斜視図である。
【0054】洗面器設置用開口11aを有するカウンタ
ー11の下側には、洗面器13が洗面器固定金具24に
より取り付けられる。
【0055】洗面器固定金具24は第17図に示される
ように1対の枢支部材25及びコ字形アングル26によ
り構成される。
【0056】枢支部材25は板状部材27の略中央部に
垂直にブロック状の軸受28を突設させ、該軸受28に
支軸29を凸設させた構成のものである。
【0057】コ字形アングル26は洗面器13の外縁部
の下側に配置される長棒状の洗面器載置部26aと該洗
面器載置部26aの両端部から立設され、洗面器13の
側面に沿って立ち上がる垂直片部26bとを備えてい
る。洗面器載置部26aには上方に向って螺進可能な蝶
ボルト30が設けられている。垂直片部26bの上端に
は前記支軸29が回動可能に枢着されている。
【0058】洗面器固定金具24を用いて洗面器13を
カウンター11に固定するには、洗面器固定金具24の
枢支部材25の板状部材27の上面に接着剤を塗布し、
該上面をカウンター11の下面のうち洗面器設置用開口
11aの周囲部分に押し付ける。
【0059】接着剤が十分に硬化した後、洗面器固定金
具24の洗面器載置部26aを回動させて洗面器設置予
定域の外方(第15図二点鎖線)に位置させておき、洗
面器13をカウンター11の下面に押し付けた状態で洗
面器載置部26aが洗面器13の外縁部の下側に位置す
るようにコ字形アングル26を回動させ垂下姿勢とす
る。最後に、蝶ボルト30を締め込むことにより、洗面
器13はカウンター11の下面に設置される。
【0060】このように構成されたアンダーカウンター
型洗面器の固定構造及び方法においては、洗面器13を
カウンター11に取り付けるに際し、洗面器固定金具2
4の洗面器載置部26aが洗面器設置予定域の外方に位
置するようにコ字形アングル26を回動させておき、洗
面器13をカウンター11の下面に押し付けた状態で、
洗面器載置部26aが洗面器13の外縁部の下側に位置
するようにコ字形アングル26を回動させて垂直姿勢と
する。そして、蝶ボルト30を締め込むだけで洗面器1
3はカウンター11の下面に設置される。
【0061】従って、本実施例においては洗面器13を
カウンター11の下面に長時間手で支持しながら洗面器
13を固定するという作業の煩雑さはなくなり、極めて
容易に洗面器13をカウンター11の下面に設置するこ
とが可能となる。
【0062】本実施例においては、洗面器13の外縁部
の下側に配置された長棒状の洗面器載置部26aと該洗
面器載置部26aの両端部から立設され、洗面器13の
側面に沿って立ち上がる垂直片部26bとを備えたコ字
形アングル26を用いて洗面器13を固定しているが、
第25図に示されるようなアングル31を用いて洗面器
13を固定しても良い。
【0063】即ち、挿通口32aを有する樹脂製の枢支
部材32の上面に接着剤を塗布し、該上面をカウンター
11の下面のうち洗面器設置用開口11aの周囲部分に
押し付ける。接着剤が十分に硬化した後、洗面器13の
外縁部の下側に配置される棒状の洗面器載置部31aと
該洗面器載置部31aの端部から立設され、洗面器13
の側面に沿って立ち上がる垂直片部31bと該垂直片部
31bの端部から延設された横片31cとを備えたアン
グル31の横片31cを枢支部材32の挿通口32aに
挿通させる。
【0064】洗面器載置部31aが洗面器設置予定域の
外方に位置するようにアングル31を回動させておき、
洗面器13をカウンター11の下面に押し付けた状態
で、洗面器載置部31aが洗面器13の外縁部の下側に
位置するようにアングル31を回動させて垂直姿勢とす
る。
【0065】そして、アングル31の洗面器載置部31
aの先端に固定されたナット33に蝶ボルト34を締め
込むことにより、洗面器13はカウンター11の下面に
設置される。
【0066】また、第26図に示されるような枢支部材
35を用いて、前記アングル31を枢着しても良い。即
ち、略中央部にボルト36が突設された板状部材37の
上面に接着剤を塗布し、該上面をカウンター11の下面
のうち洗面器設置用開口11aの周囲部分に押し付け
る。
【0067】接着剤が十分に硬化した後、コ字形金具3
8の連繋板部38aの略中央部に設けられたボルト挿通
口38bにボルト36を挿通させ、ナット39をボルト
36に締め込む。コ字形金具38の側板部38cに設け
られた挿通口38dにアングル31の横片31cを挿通
させる。
【0068】洗面器載置部31aが洗面器設置予定域の
外方に位置するようにアングル31を回動させておき、
洗面器13をカウンター11の下面に押し付けた状態
で、洗面器載置部31aが洗面器13の外縁部の下側に
位置するようにアングル31を回動させて垂直姿勢とす
る。そして、アングル31の洗面器載置部31aの先端
のナット33に蝶ボルト34を締め込み、洗面器13を
カウンター11の下面に設置する。
【0069】
【発明の効果】請求項1のアンダーカウンター型洗面器
の固定構造においては、固定金具の洗面器載置部に洗面
器の外縁部を載置し、第1の縦片により洗面器の外縁部
を支持して洗面器をカウンター下面に固定することがで
きる。
【0070】請求項2のアンダーカウンター型洗面器の
固定方法においては、著しく容易に請求項1のアンダー
カウンター型洗面器の固定構造とすることができる。
【0071】請求項3のアンダーカウンター型洗面器の
固定構造においては、固定金具の洗面器載置部に洗面器
の外縁部を載置することができる。また、第1の垂直片
部により洗面器の外縁部を支持することができる。更
に、ボルト挿通孔にボルトを挿通させ、ナットをボルト
に螺じ込むことにより洗面器をカウンター下面に固定す
ることができる。加えて、ボルトに弾性部材が装着され
ているため、固定金具は洗面器接近方向に容易に押圧移
動される。
【0072】請求項4のアンダーカウンター型洗面器の
固定方法においては、著しく容易に請求項3のアンダー
カウンター型洗面器の固定構造とすることができる。
【0073】請求項5のアンダーカウンター型洗面器の
固定構造においては、アングルの洗面器載置部に洗面器
の外縁部を載置することができる。また、アングルは揺
動可能であり、洗面器を載置する垂下姿勢と洗面器設置
予定域の外方に位置する姿勢とを自在にとることが可能
となる。
【0074】請求項6のアンダーカウンター型洗面器の
固定方法においては、著しく容易に請求項5のアンダー
カウンター型洗面器の固定構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固定金具の下方から洗面器を突き当てる状態を
示す断面図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】固定金具の洗面器載置部の上方に洗面器が移動
した状態を示す要部断面図である。
【図4】カウンターに洗面器が固定された状態を示す要
部断面図である。
【図5】固定金具の斜視図である。
【図6】第5図のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】固定金具の下方から洗面器を突き当てる状態を
示す断面図である。
【図8】図7の要部断面図である。
【図9】固定金具の洗面器載置部の上方に洗面器が移動
した瞬間の状態を示す要部断面図である。
【図10】固定金具の洗面器載置部に洗面器が載置され
た状態を示す要部断面図である。
【図11】固定金具の斜視図である。
【図12】第11図のXII-XII 線に沿う断面図である。
【図13】バネピンの上面図である。
【図14】洗面器固定金具の取り付け状態を示す分解斜
視図である。
【図15】洗面器固定金具により洗面器が固定された状
態を示す断面図である。
【図16】第15図のXVI-XVI 線に沿う断面図である。
【図17】洗面器固定金具の分解斜視図である。
【図18】従来例のカウンターの斜視図である。
【図19】従来例のカウンターに洗面器を載置した状態
を示す斜視図である。
【図20】従来例のカウンターに取り付け用治具を固定
した状態を示す斜視図である。
【図21】従来例のカウンターに洗面器を固定した状態
を示す斜視図である。
【図22】従来例の洗面器固定金具の分解斜視図であ
る。
【図23】従来例の洗面器を固定したカウンターにコー
キング剤を注入した状態を示す斜視図である。
【図24】本発明の別の実施例のアンダーカウンター型
洗面器の固定構造及び方法を示す断面図である。
【図25】本発明の別の実施例に用いられるアングルの
取付構造を示す分解斜視図である。
【図26】本発明の別の実施例に用いられるアングルの
取付構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
11 カウンター 11a 洗面器設置用開口 13 洗面器 14,21,24 洗面器固定金具 15 取り付け用治具 16,22 固定金具 17,27 板状部材 18 ボルト 19 座金 20 ナット 23 バネピン 25 枢支部材 26 コ字形アングル 28 軸受 29 支軸 30 蝶ボルト

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面器設置用開口を有するカウンターの
    下側に洗面器が固定金具を介して取り付けられており、
    該カウンターの下面にはボルトが設けられ、該固定金具
    は該ボルトに対しナットで固定されているアンダーカウ
    ンター型洗面器の固定構造において、 該固定金具は、 洗面器の外縁部の下側に配置され該外縁部を支承する略
    水平な板状の洗面器載置部と、 該洗面器載置部と一体であり、該洗面器載置部の端部か
    ら上方に立設された第1の縦片と、 該第1の縦片と一体であり、該第1の縦片の端部から斜
    めに延設された斜片と、 該斜片と一体であり、該斜片の端部から略水平に延設さ
    れた横片と、 該横片と一体であり、該横片の端部から立設された第2
    の縦片と、 該横片から前記斜片にかけて設けられた長孔状のボルト
    挿通孔と、を備えてなり、 前記ボルトが該ボルト挿通孔に挿通され、前記ナットが
    該ボルトに螺じ込まれることにより洗面器がカウンター
    の下面に固定されていることを特徴とするアンダーカウ
    ンター型洗面器の固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の構造とするための洗面器固定
    方法であって、 前記固定金具が前記ボルトに対し傾動自在となるように
    ナットを該ボルトの先端側に螺着しておき、 洗面器をカウンター下方において上方に持ち上げ、洗面
    器の外縁部の上面を該洗面器載置部に当て、これによっ
    て該洗面器載置部を洗面器から離反する方向に押圧移動
    させ、洗面器の外縁部が洗面器載置部よりも上方となる
    まで洗面器を押し上げ、 その後、洗面器載置部を洗面器の外縁部の下面に回り込
    ませ、次いで前記ナットを締め込んで洗面器を固定する
    ようにしたことを特徴とするアンダーカウンター型洗面
    器の固定方法。
  3. 【請求項3】 洗面器設置用開口を有するカウンターの
    下側に洗面器が固定金具を介して取り付けられており、
    該カウンターの下面にはボルトが設けられ、該固定金具
    は該ボルトに対しナットで固定されているアンダーカウ
    ンター型洗面器の固定構造において、 該固定金具は、 洗面器の外縁部の下側に配置され、洗面器の中央側に向
    って上り勾配となる板状の洗面器載置部と、 該洗面器載置部と一体であり、該洗面器載置部の端部か
    ら上方に立設された第1の垂直片部と、 該垂直片部と一体であり、該垂直片部の端部から略水平
    に延設された横片と、 該横片と一体であり、該横片の端部から上方に立設され
    た第2の垂直片部と、 該横片に設けられた長孔状のボルト挿通孔と、を備えて
    おり、 前記ボルトが該ボルト挿通孔に挿通され、前記ナットが
    該ボルトに螺じ込まれることにより洗面器がカウンター
    の下面に固定されており、 該ボルトに装着された弾性部材により該固定金具が洗面
    器に向って付勢されていることを特徴とするアンダーカ
    ウンター型洗面器の固定構造。
  4. 【請求項4】 請求項3の構造とするためのアンダーカ
    ウンター型洗面器の固定方法であって、 前記固定金具が前記弾性部材により洗面器に向って略水
    平方向に移動自在となるようにナットを前記ボルトに緩
    く螺着しておき、 洗面器をカウンター下方において上方に持ち上げ、洗面
    器の外縁部の上面を該洗面器載置部に当て、これによっ
    て該洗面器載置部を洗面器から略水平方向に離反する方
    向に押圧移動させ、洗面器の外縁部が該洗面器載置部よ
    りも上方となるまで洗面器を押し上げ、 その後、前記弾性部材により固定金具を洗面器接近方向
    に押圧移動させて該洗面器載置部を洗面器の外縁部の下
    面に回り込ませ、次いで前記ナットを締め込んで洗面器
    を固定するようにしたことを特徴とするアンダーカウン
    ター型洗面器の固定方法。
  5. 【請求項5】 洗面器設置用開口を有するカウンターの
    下側に洗面器が洗面器固定金具を介して取り付けられて
    いるアンダーカウンター型洗面器の固定構造において、 該洗面器固定金具は、洗面器の外縁部の下側に配置され
    た洗面器載置部及び該洗面器載置部の端部から立設さ
    れ、洗面器の側面に沿って立ち上がる垂直片部を有する
    アングルと、 該洗面器載置部に螺着されており、上方に向って螺進可
    能なボルトと、 該アングルが揺動可能となるように該垂直片部の上端を
    カウンター下面に枢着している枢支部材と、を備えてな
    り、 前記洗面器の外縁部は該ボルトの上端に載置されている
    ことを特徴とするアンダーカウンター型洗面器の固定構
    造。
  6. 【請求項6】 請求項5の構造とするためのアンダーカ
    ウンター型洗面器の固定方法であって、 洗面器載置部が洗面器設置予定域の外方に位置するよう
    に前記アングルを回動させておき、 洗面器をカウンター下面に押し付けた状態で洗面器載置
    部が洗面器の外縁部の下側に位置するように該アングル
    を回動させて垂下姿勢とし、次いで前記ボルトを締め込
    んで洗面器を固定するようにしたことを特徴とするアン
    ダーカウンター型洗面器の固定方法。
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