JPH0750977Y2 - カウンター用支持金具 - Google Patents

カウンター用支持金具

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JPH0750977Y2
JPH0750977Y2 JP1989060511U JP6051189U JPH0750977Y2 JP H0750977 Y2 JPH0750977 Y2 JP H0750977Y2 JP 1989060511 U JP1989060511 U JP 1989060511U JP 6051189 U JP6051189 U JP 6051189U JP H0750977 Y2 JPH0750977 Y2 JP H0750977Y2
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JP
Japan
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counter
metal fitting
floor cabinet
wall surface
wall
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Application number
JP1989060511U
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JPH02149529U (ja
Inventor
保久 松田
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フロアキャビネットよりも奥行きの大きなカ
ウンターをフロアキャビネットに取り付ける際のカウン
ター用支持金具に関する。
〔従来の技術〕
従来、業務用あるいは家庭用として使用されているキッ
チン用カウンターは、上部を開口したフロアキャビネッ
トの上端部にシンク等を一体化したカウンターを取り付
け、背部の壁面に沿って載置して使用されている。
最近では、フロアキャビネットの上端部に取り付けるカ
ウンター面の奥行きを広くして、とくにシンクの奥部側
に各種物品の載置面を形成したカウンターが普及しつつ
ある。
一方、フロアキャビネットは、使い勝手の面から従来通
りの奥行き寸法のものが使用されるために、カウンター
の奥部がフロアキャビネットの背面側から壁面に向かっ
て突き出た形態となる。
しかし、このままの状態で、各種物品を載置して長期間
使用した場合には、カウンターの奥部が下方に向かって
次第に垂れ下がることになる。そこで、通常、壁面に木
桟を取り付けてカウンターを下面側から支持したり、あ
るいは、特開昭62-172911号公報に示されるようにフロ
アキャビネットの背面にL型金具を取り付けて、このL
型金具によってフロアキャビネットの背面から突き出た
カウンターを支持することにより、このカウンターの垂
れ下がりを防止している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、木桟による支持方法では、施工上、先に
木桟を壁面に取り付けることから、カウンター下面との
正確な位置の取り合いが難しく、したがってフロアキャ
ビネットの背面から突き出たカウンター部分を正確に水
平状態とすることが難しい。さらに、フロアキャビネッ
トとカウンターとを現場で組み立てて据え付ける場合に
は、壁面とフロアキャビネットの間の距離の取り合い、
あるいは位置決めが難しい。
また、L型金具による支持方法では、金具自体の直角精
度が要求され、且つ強度も要求されることから金具の製
造コストを下げることが難しい。
本考案において解決すべき課題は、前述の欠点に鑑み
て、簡単な方法で確実にカウンターを支持し、且つ安価
なカウンター用支持金具を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の課題を達成するために、フロアキャビ
ネットの背面からカウンターを壁面側に向けて突き出
し、前記カウンターが突き出た部分の下方において前記
フロアキャビネットの背面に突き当たる金具を前記壁面
に固定したカウンター用支持金具であって、前記金具が
前記カウンターの下面に臨み且つ前記壁面に近い側に偏
らせた位置に、前記カウンターの下面に突き当たって支
持するカウンター受座を上下に移動可能に備えたことを
特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を具体的に
説明する。
第1図は本考案実施例のカウンター用支持金具の取付け
状態を示す側面断面図であり、第2図は据付けの順序を
示す説明図である。
図において、フロアキャビネット1の上端部にはカウン
ター2が前記フロアキャビネット1の側板3にカウンタ
ー固定金具4を介して固定されている。このカウンター
2はフロアキャビネット1よりも奥行寸法が大きく、し
たがって、フロアキャビネット1の背面側にカウンター
端部2aを突き出した状態となっている。
一方、前記カウンター端部2aの下面側には、壁面Wの壁
補強木桟5にネジ6で固定された逆L字状の金具7が設
けられている。
この金具7は壁面Wからフロアキャビネット1の背面に
向かってカウンター支持部7aを形成しており、このカウ
ンター支持部7aの壁面Wに偏った位置には、上端にカウ
ンター受座8aを設けた高さ調整用のボルト8が螺合され
ている。8bは前記ボルト8のためのロックナットであ
る。
また、前記カウンター支持部7aの壁面Wからの長さは前
記フロアキャビネット1の背面側に突き出たカウンター
端部2aの長さと等しくなっている。これは、例えば、フ
ロアキャビネット1とカウンター2とを別々に現場に搬
入し、据え付ける場合に非常に有効となる。
この場合の据付け方法を第2図によって説明する。な
お、第1図と同一部材については同一符号を付してい
る。
第2図(a),(b),(c)及び(d)は据付けの順
序を示したものであり、まず、金具7をフロアキャビネ
ット1を設置する壁面Wの補強用木桟5にネジ6によっ
て取り付ける。このときの金具7の取付け高さは、フロ
アキャビネット1の上端面の高さよりも、やや下方であ
ればよく、正確な位置に取り付ける必要はない。
つぎに、フロアキャビネット1を壁面W側から延びた前
記金具7のカウンター支持部7aに突き当てて設置する。
したがって、この金具7はフロアキャビネット1の間口
方向に少なくとも2個取り付けることが好ましい。
さらに、前記金具7のカウンター支持部分7aに設けられ
た高さ調整用のボルト8を回動させて上端のカウンター
受座8aとフロアキャビネット1の上端部分との水平度を
水準器H等により調整した後、ロックナット8bにより前
記ボルト8を固定する。
そして、最後にフロアキャビネット1上にカウンター2
を載置し、フロアキャビネット1の側板3の内部に設け
られたカウンター固定金具4を介して固定する。したが
って、カウンター端部2aは前記カウンター受座8aによっ
て支持され、且つ壁面Wにきちんと当接することにな
る。
第3図は金具7の壁面Wへの取付け法の別の例を示す図
であり、壁面が傾斜している場合の金具7の取付け法を
示す。
第3図(a)に示すように、金具7の壁面Wへの取付け
部7bには、縦方向に3個の孔9a,9b及び9cを設け、この
うち上下の孔9aと9bは後述するボルト12,15と螺合する
ネジ孔としている。
壁面Wが上方に向かって奥側に傾斜している場合は、同
図(b)に示すように、まず、孔9bの内径より小さい径
のネジ10で孔9b部を壁面Wに軽く固定し、つぎに、孔9a
にボルト12を挿入して水準器Hを見ながらボルト12を出
し入れして金具7のカウンター支持部7aの水平を調整
し、つぎに、ネジ11を孔9cに挿入してネジ10及び11をし
っかりと固定する。
壁面Wが下方に向かって奥側に傾斜している場合は、同
図(c)に示すように、まず、孔9aの内径より小さい径
のネジ13で孔9a部を壁面Wに軽く固定し、つぎに、孔9b
にボルト15を挿入して水準器Hを見ながらボルト15を出
し入れして金具7のカウンター支持部7aの水平を調整
し、つぎに、ネジ14を孔9cに挿入してネジ13及び14をし
っかりと固定する。
このようにして、壁面が傾斜している場合でも、金具7
のカウンター支持部7aを水平に取り付けることができ
る。
本実施例のカウンター用支持金具を用いれば、従来のよ
うに、施工時に壁面Wにカウンター端部を載置するため
の木桟を取り付ける必要もなく、またフロアキャビネッ
トの背面側に突き出るカウンター端部の長さに応じて、
壁面Wとフロアキャビネットの背面との距離を測定する
煩わしさもなくなるため、施工時間の短縮化が図られる
ことになる。
さらに、カウンターの奥行き寸法が仕様によって変化
し、フロアキャビネット背面側から突き出るカウンター
端部の長さが変化しても、各仕様に応じたカウンター支
持部の長さの金具を用意することによって、簡単に据付
けを行うことができる。
〔考案の効果〕
本考案では、フロアキャビネットの背面から壁側に突き
出ているカウンターは、フロアキャビネットの背面に突
き当たる金具に上下に移動可能なカウンター受座によっ
て支持されるので、現場での据え付け施工の際には、金
具を先に壁に固定しておけばこの金具をフロアキャビネ
ットの位置決めに利用でき、作業が簡単になる。
また、カウンター受座は壁面側に近い側に偏って位置し
ているので、カウンターの下面に臨む部分の金具自身の
下側への撓み変形がしにくくなり、カウンターをその設
置レベルに確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のカウンター用支持金具の取付け
状態を示す側面断面図、第2図はカウンターの据付けの
順序を示す説明図であり、第3図は金具の取付け法の別
の例を示す図である。 1:フロアキャビネット、2:カウンター 2a:カウンター端部、3:側板 4:カウンター固定金具、5:壁補強木桟 6:ネジ、7:金具 7a:カウンター支持部、7b:壁面への取付け部 8:高さ調整用ボルト、8a:受座 8b:ロックナット、9a,9b,9c:孔 10,11,13,14:ネジ、12,15:ボルト W:壁面、H:水準器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロアキャビネットの背面からカウンター
    を壁面側に向けて突き出し、前記カウンターが突き出た
    部分の下方において前記フロアキャビネットの背面に突
    き当たる金具を前記壁面に固定したカウンター用支持金
    具であって、前記金具が前記カウンターの下面に臨み且
    つ前記壁面に近い側に偏らせた位置に、前記カウンター
    の下面に突き当たって支持するカウンター受座を上下に
    移動可能に備えたことを特徴とするカウンター用支持金
    具。
JP1989060511U 1989-05-24 1989-05-24 カウンター用支持金具 Expired - Lifetime JPH0750977Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989060511U JPH0750977Y2 (ja) 1989-05-24 1989-05-24 カウンター用支持金具

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JP1989060511U JPH0750977Y2 (ja) 1989-05-24 1989-05-24 カウンター用支持金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02149529U JPH02149529U (ja) 1990-12-20
JPH0750977Y2 true JPH0750977Y2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=31587937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989060511U Expired - Lifetime JPH0750977Y2 (ja) 1989-05-24 1989-05-24 カウンター用支持金具

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JP (1) JPH0750977Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0437467Y2 (ja) * 1986-09-09 1992-09-03

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Publication number Publication date
JPH02149529U (ja) 1990-12-20

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